登録日:2019/04/04 (木) 21:32:28
更新日:2024/04/04 Thu 11:37:26NEW!
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大総力戦ミッションとは、ブラウザゲーム千年戦争アイギスにおける期間限定イベントの一つである。
概要
アイギスの世界で、神々は人間(亜人種等も含む)の殲滅を目論んでいる。
千年前に起きた人間と魔族との戦いは、神々が裏で糸を引いていたのである。
その際に、魔族とは別に神々側の戦力として用いられた(もしくは用いようとした)存在が神獣である。
現代になって女神ケラウノスやその配下の天使たちなどにより千年前の神獣が復活させられており、それらに王子軍が総力を持って対抗するコンテンツが大総力戦となる。
魔神降臨ミッション(魔神級)と同様の高難度ミッションでエンドコンテンツの一つであるが、内容は大きく異なる。
- 難易度が中級・上級・極級・神級の4段階。
下位の難易度を☆1評価でもよいのでクリアするごとに次の難易度に挑むことができる。
開催時期や手持ちで変動するが、おおむね大総力戦神級と魔神級Lv10が同程度の難易度。
極級を☆1評価でも良いのでクリアすると報酬として新たな王子の称号が与えられ、これをセットすることで王子の性能が変化する。これが大総力戦の第1の目標となる。
報酬の具体的な性能は王子(千年戦争アイギス)を参照。
- 難易度問わず3wave制。
事前に3部隊(1部隊最大15人)を編成しておき、各ユニットは該当するwaveにしか出撃できない。
王子のみ例外で、無条件で全waveに編成されている扱いになり毎回出撃できる。
wave1とwave2は時間経過で終了し、その時点で出撃している全ユニットが強制撤退となって残っている敵はそのまま次のwaveに持ち越される。wave3に時間制限は無い。
設定的には「神の威光」という力で定期的に遠方に転移させられるため、3部隊で波状攻撃している状況。
王子のみ女神の強い加護により転移を免れている。
- コストが自然増加しない。
コストを増加させるクラスはほぼ必須となる。
貯めたコストは次のwaveに引き継がれるので、敵の質が低めのwave1で十分なコストを稼ぐことが定石である。
逆に言えばコスト稼ぎできる時間に制限が付くことになるため、コストの消費が特に激しい重量級ユニットやトークン使役ユニットの運用には注意が必要。
wave切り替わり時の強制撤退で通常通りコスト還元が受けられるので、還元する割合が大きい騎兵系ユニットはその点で有利となる。
- ボスは神獣
ボスがどんな相手であれ神獣属性を含んでおり、特攻を持つユニットが(該当者は少ないが)活躍できる。
また取り巻きは天使であることが多いが、そうではない場合も多々ある。
ちなみに編成バフ・デバフはそのユニットが編成されているwaveでしか効果が無いので注意。
神獣一覧
神獣スフィンクス
初めて開催された大総力戦。
砂漠の国を舞台にしてスフィンクスたちと天使のほか、サソリやミイラなどを相手にする。
スフィンクスとサソリは防御力が高いので魔法で攻めるのが効果的。
スフィンクスは大型と小型がいる。
多数出てくる小型は石の状態で登場し、HP(かなり低い)を0にするか時間経過で活動を始める。
活動状態になったスフィンクスは全画面に対して一定間隔で麻痺を付与してくる。
細かく言うと、各ユニットの麻痺の蓄積値(隠しステ)を増加させ、それが一定値を超えたユニットが麻痺するので、画面内に活動中のスフィンクスが増えると周期が早まる。
よって麻痺対策は必須と言っていいレベル。それを3部隊分用意するとなるとハードルが高いので、石のまま次のwaveまで放置したり逆に瞬殺したりといった対策も併用したい。
大型スフィンクスは上級以上で登場する。
上級では小型のステータスが上がった程度だが、極級以上では石の状態を経由せず覚醒状態で登場し、1回倒しても第2形態で復活する。
第2形態は周囲同時魔法攻撃になりこちらの負荷が跳ね上がるので、ユニットの配置場所には注意しておきたい。
もちろん引き続き全画面麻痺への対策も必要。
神獣ベヒモス
ベヒモスと天使系の敵のみだが、そのベヒモスがわらわらと湧いてくる。
ベヒモスには小型と大型がいるが、違いはステータスくらいで大型でも特殊な特性は持たない。
いずれも特に攻撃力が高く、小型でも中級で1800、神級で4500。大型は7000にもなる。
さらにステータスを上げるラッパ天使も登場するため、基本的にブロックせず遠距離攻撃で倒すことになる。
HPもかなり高く倒しきるのに時間がかかる。敵の移動を遅らせるクロノウィッチなども併用すると効果的。
合わせて登場する天使たちももちろん対処しなければならない。
いずれも無視できない相手ばかりで、ベヒモスを相手しつつ多数の敵への殲滅力が求められる。
神獣ヘカトンケイル
かつて神獣の力を与えられながらも神に反抗した巨人三兄弟ヘカトンケイルを相手とする。
このため天使は登場せず、雑魚敵は巨人系とゴブリン系となっている。
ヘカトンケイルは低難易度では1体や2体しか登場しないが、神級では3体とも登場し、しかも極級以上ではそれぞれ第二形態が存在する。
いずれも第一形態では岩を投げて強烈な物理遠距離攻撃をしてくる。
青い三男は中級から登場。射程が長く、第二形態になると範囲内同時攻撃になる。
ブロック中にも周囲の遠距離に攻撃が飛んでくる難敵で、長射程回復・隠密回復・攻撃引きつけなど専用の対策を準備しておきたい。
赤い次男は上級から登場。第二形態になると遠距離攻撃しなくなり攻撃力が跳ね上がる。
遠距離の火力があればそう難しい相手ではないが、第1形態時は注意。
黒い長男は神級のみ登場。第二形態では他2人を足した感じで、
非ブロック時に範囲内同時攻撃、ブロック時は近接攻撃のみで攻撃力が跳ね上がる。
攻撃を耐えられるブロッカーがいればそれを差し込み、遠距離で攻撃や補助するのがよい。
wave1の最初に登場するので速攻で倒せるとあとが楽になる。
他にも範囲内同時魔法攻撃の氷巨人や周囲DoT攻撃の炎巨人など厄介な敵は多い。
全体的に高攻撃低防御なので強力な物理遠距離ユニットを揃えていきたい。
神獣ガルダ
災厄が迫っていると予言されている世界樹を舞台に神鳥ガルダと戦う。
ガルダ自体が災厄というわけではなく、むしろ災厄の影響でガルダが凶悪化していたようだ。
同じく災厄で狂暴化した獣たちが取り巻きとして登場する。
ガルダには鳥形態と鳥人形態があり、鳥人形態は極級以上で登場する。
鳥形態は飛行しており、出現中は悪天候「強風」状態にする。
強風は味方のみ射程40%減かつ敵の移動速度2倍なのでできるだけ早く倒して解除したいが、射程減少もあって遠距離攻撃が届きづらい位置にいるので難しい。
悪天候無効や近接遠距離のユニットを活用していくと効果的。
鳥人形態は天候変化能力を持っていないが、攻撃力が高く2連攻撃なので防御力が求められる。
雑魚敵で厄介なのはグリフィン。空を飛んできて物理攻撃を確率で回避する。
対空をアーチャーなどの物理に任せていると取りこぼす可能性があるため、魔法や貫通も用意しておきたい。
また地上に降りたノーブルグリフォンの攻撃力の高さも甘く見ると危険。
神獣エインヘリヤル
これまで何度かイベントの舞台となった英霊が眠る聖なる森に、その英霊の魂を取り込むため巨大な門の姿をした神獣エインヘリヤルが天使たちと共に来襲する。
エインヘリヤルは取り込んだ英雄の力を模した多数の分身体を引き連れているほか、英霊の魂を直接亡霊という形で使役している。
森にある英霊の碑の力により、碑が光っている間は対応するクラスの味方が攻防2倍となる。
ソルジャー、ヘビーアーマー、ワルキューレ、アーチャー、ヒーラーという、初期から王子配下にいたいわゆる基本クラスに対応した碑があり、上手く活用できると楽になる。
分身体はバランスの双剣、長射程の弓、貫通の槍、パワーの斧、回復の杖がいる。
弓に対しては避雷針を立て、いずれも遠距離魔法で処理するのがセオリー。
エインヘリヤル本体は高威力の周囲同時魔法攻撃をしてくる。
動き出す前に遠距離攻撃や少数精鋭で瞬殺、一人がブロックして隔離、引き付け系や無効化系のスキルで耐えている間に総攻撃、といった対処法がある。
ちなみに、Wave3に登場する敵の数はライフの値よりも少なく設定されている。
そのため称号のためにとにかくクリアだけでもしたいという場合、Wave1とWave2に全戦力を割り振って敵の大半を倒しWave3はスルーという戦法も有効となっている。
神獣四神
華の国を守護してきた4体の守り神、四神が世界の危機に呼応して目覚めた。
彼らの試練を超えることで加護を得られるのだが、そこを邪仙が狙ってくる。
屍解仙率いる中華風軍団を排除しつつ、四神と直接戦い試練を超えることが目的となる。
見ての通り神界は直接絡まないのだが、このイベント開催時点で魔王は既に討たれており、「世界の危機」は神界によるものではないかと作中で推測されている。
四神は、中級では玄武のみが登場し、上級からは白虎、極級からは青龍が追加。
神級では朱雀も登場して全員が揃うようになる。
「玄武」はwave1の最初に登場。HPと防御力は非常に高いが魔法耐性は低め。攻撃力も高いが射程が短めなのは幸い。
「白虎」はwave1の途中で登場。攻撃が早いうえ動き回って遠距離ユニットにも攻撃してくる。
「青龍」はwave2の最初に登場。射程長めの遠距離単体攻撃で、貫通なのでかなり痛い。
「朱雀」はwave3の最初に登場。空を飛び回って範囲魔法攻撃を行うほか、1回倒すと復活し、攻撃力が上がるとともに全体に継続ダメージを与える悪天候「熱波」を発生させる。
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▷ コメント欄
- ところでそもそもエインヘリヤルは神獣なんかじゃなくてオーディンに仕える死者の兵士たちの総称、つまり英霊達そのもののはずなんだが…‥。普通にオーディンではだめだったのか? -- 名無しさん (2019-04-06 01:07:00)
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