登録日:2018/10/24 (水) 19:53:04
更新日:2024/03/26 Tue 11:22:58NEW!
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fe 聖戦の系譜 feヒーローズ 鈴村健一 父親 親世代 王子 友人 親友 義弟 レンスター ゲイボルグ 槍 連続 茶髪 脳筋 ノヴァ キュアン ノヴァ直系 デュークナイト
私にはこのゲイボルグの槍がある。この槍がある限り、私は負けはしない。
シグルドをきっと助けてみせる。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
『キュアン』とは『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』登場人物。
『トラキア776』の主人公・リーフの父親でもある。
北トラキアに位置するレンスター王国の王子。
聖戦士ノヴァの血を受け継いでおり、地槍ゲイボルグの継承者。
登場時点で妻がおり、妻は親友でありゲーム前半の主人公である・シグルドの妹エスリン。
第1回英雄総選挙総合部門270位、第2回英雄総選挙総合部門111位。
シアルフィ公国のシグルドとノディオン王国のエルトシャンとは親友同士。
二人とは少年時代に王都バーハラの士官学校で知り合っており、そこで友情を育み「どんな時でも助け合っていく」と誓い合った。
その後シグルドの妹であるエスリンと結婚、長女アルテナを授かる。
しかしシグルドがヴェルダンと戦争を始めたと聞いたため、妻と見習い騎士フィンの三人だけで挙兵する。
というのもレンスターにはランスリッターという最強の騎士団がいたものの、当時レンスターはトラキア王国に狙われていたため、主力部隊を連れ出せるような状況ではなかった。
そこでキュアンは娘を母国に残し、妻と目をかけているフィンの三人だけでシグルドの元に行かざるを得なかったのだ。
合流後はフィンを鍛え上げたり、勇者の槍をプレゼントしたりしている。
しかしこの戦争はヴェルダンとの争いだけで留まらず、戦火が拡大しシグルドは汚名を着せられる事態にまで発展する。
そこでキュアンは自国のランスリッターを連れてくるために4章開始時に妻とフィンと離脱する。
前述したとおりレンスターはトラキアに狙われており、しかもシグルドは大国グランベルを敵に回しており、
ランスリッターを連れてシグルド軍に回る事はレンスターがトラキアとグランベルに攻め入る口実を与えるようなものだった。
しかしキュアンの父であるレンスター王は「これが正義の戦いならば、たとえ滅びようとも悔いはない。心置きなく戦え」とキュアンにランスリッターを与えた。国民「おい」
もっともグランベルの主流派閥*1が世界征服しようとしていると思われても当然の情勢であり(※実際アルヴィスもレプトール達もその気だった)、
静観していてもどの道抗えられるものではないという非常に険しい外交関係という前提で見ると、
シグルドが汚名を晴らすことに成功すれば自然とグランベル内の穏健派も息を吹き返す手助けになる可能性もあった分だけ、政治的にも意外と悪くなかった判断だったりもする。
そしてトラキアに備え半数の部隊と生まれたばかりの息子リーフをレンスターに残るフィンに預け、出発。
エスリンと彼女から離れようとはしないアルテナは、エスリンの意思の強さからキュアンを見送るために予想される戦場のギリギリまで同行。
シグルド軍はイード砂漠を南下していたのでキュアンは砂漠を北上することで合流しようとする。
しかし密かにキュアンをつけていたトラキア軍が強襲。
ランスリッターは騎馬隊で砂漠ではまともに戦えないのに対し、トラキア軍は竜騎士団であり砂漠でも活動可能だった。
(またトラバントは神器グングニルを持ち、他は全員ナイトキラー装備とランスリッター絶対殺す騎士団となっている。)
キュアンはゲイボルグを手に奮闘していたが、エスリンを殺されアルテナを人質に取られてしまったため、ゲイボルグを捨てなくてはならなくなり、殺されてしまった。
■性能
○初期値と成長率
デュークナイト LV4
HP-34(70+40)
力-16(30+20)
魔力-0(5)
技-10(30)
速さ-10(20+20)
運-5(10)
守備-10(30+20)
魔防-3(5)
移動-9
武器LV-槍★
血統-ノヴァ直系
スキル-連続
初期武器は『鋼の槍』『手槍』
初期上級職で、同時期のユニットの中では攻撃力と守備力を中心にステータスは高い。
自軍の騎馬兵には珍しく『追撃』がなく確率発動の『連続』のため、不安定だがハマれば強いプレイヤーフェイズ向けのキャラ。
だが、彼が加入する序盤では斧使い中心のヴェルダン軍が相手となるため槍使いのキュアンは戦いにくい。
第二章以降になれば『銀の槍』が手に入り、攻撃を当てやすい槍使い・剣使いの敵も増えるのでそこでフィン共々活躍させていこう。
途中でエスリンが実は地槍ゲイボルグを持ってきていたことが判明する。
十二聖戦士の武器の強さを実感できるひとときであるが、その章のクリア直後に離脱してしまうので持ち物整理を済ませておこう。
斧よりマシとはいえ槍の重さもあり、回避率の高い嫁の方が強く感じることも。
とはいえ神器持ちは伊達ではなく、しっかりと育てていると上述の死亡イベントでも特効武器を持った竜騎士相手に本当に善戦してくれる。
…が、トラバントは所持するリカバーリングによって毎ターン全回復してしまうので、勝つ事はほぼ不可能。
一応ステータスを最大限吟味した上で乱数調整をすれば生存させることは可能だが、砂漠途中にある城を制圧するとやっぱりキュアン達は全滅している扱いになっている。
…ちなみに再登場時のキュアンは指揮レベルが設定されているのだが、そのレベルは1。
ゲームバランス上の都合だが幼馴染3人の中で最低値となっている。
■台詞
- 礼など無用だ、エスリン。シグルドは私にとっても、大切な親友。
まして、お前を妻にした今では、彼は私の義兄でもある。お前一人を戦わせはしない。 - おまえは、私の部下であるだけでなくレンスターに仕えてくれる大切な騎士だ。この戦いで失うわけにはいかない。
私が今してやれるのは、これくらいだが受け取ってほしい。 - …ゲイボルグにまつわる悲しい話か…しかし私は信じてはいない。そんなものは、ただの伝説さ。
- なに!? トラキアの竜騎士団だと! くっ、しまった! トラバントに後をつけられたか! エスリン!! 逃げろ! 砂漠の中では、我らは戦えない!
- 死ね! ハイエナどもめ!! このゲイボルグある限りお前達には、負けはしない。
- なに! アルテナが……そうか……エスリンは……わかった……もはやこれまでだな……。
ゲイボルグは捨てる。だから、娘に手を触れるなと言え!
私はレンスターの王子キュアン。
聖戦士ノヴァの末裔にして地槍ゲイボルグを継ぐ者だ。
スマホゲーには妻のエスリンと一緒に参加。イラストはあおじ氏。
演じる鈴村氏は息子リーフとの兼役である。
青属性の槍使い、騎馬ユニット。
キュアンの参戦にてついに士官学校の親友三人パーティが作れるようになった。
さらに同時開催の戦禍の連戦でのシグルド・エルトシャンと繰り広げる会話劇はファンにはたまらない仕様。
武器スキルは敵が歩行、重装、騎馬の時、戦闘中、自身の攻撃、守備+5になる『ゲイボルグ』
見ての通り飛行ユニットには効果が発動しない。いずれ来るであろうトラバントに殺されるためか……。
Aスキルに敵から攻撃された時、戦闘中、速さ、守備+4『飛燕金剛の構え2』
Cスキルは周囲2マスの味方は戦闘中、攻撃+3『攻撃の大紋章2』
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▷ コメント欄
- 5章での挙兵は正義と友情のために戦うのもいいが国民のことも考えろと言わざるを得ない… 帝国に占拠されるのは避けられなかったろうが、それでも国力ある状態ならもっとマシな状況で講和できたろうし。ただ結果論だけで言えばあそこまで追い詰められたから帝国&教団に大々的に反抗できたとも言えるかもしれない -- 名無しさん (2018-10-24 21:57:48)
- こいつが殺されたのは何も同情できない -- 名無しさん (2018-10-24 22:50:25)
- 親世代の登場人物は何かしらカラい評価にならざるを得ない点があるものだが、キュアンも5章を見るに旧世代的すぎたな…というのがおとなになってからの印象である -- 名無しさん (2018-10-24 23:17:05)
- 5章のあのイベント、ほぼカンスト前提&極度の乱数調整+αで両方生存かつトラバント撃破まで出来るんだな・・・ まぁ結末変わんないんだけどさ -- 名無しさん (2018-10-25 00:23:03)
- 友人としてはいいけど上司には持ちたくないな。王族が精鋭部隊率いて反逆者(疑い濃厚)を救援するなんてそりゃあな -- 名無しさん (2018-10-25 09:08:10)
- キュアンだけじゃなくシグルドもエルトシャンも人としては高潔かつ善良でも為政者・統治者としては無能の極みだよね。自分が汚れてでも民と共に立つトラバントのほうがまだマシ。 -- 名無しさん (2018-10-25 10:14:25)
- 善人だから3人とも部下からの人望は厚いし領民からも慕われてたっぽいんだが、いかんせん時代が平和でなかったのが痛手すぎたんだよなー・・・ -- 名無しさん (2018-10-25 10:35:54)
- 平和な時代なら限りなく有能な上司。戦乱の時代なら限りなく無能な上司。キュアンたち3人はそんなイメージ -- 名無しさん (2018-10-25 11:53:20)
- 真っ当な上司の下の中間管理職になっているのならまだなんとか…無能な上司の下の中間管理職かマジのトップだったらちょっと…って感じ -- 名無しさん (2018-10-25 19:02:03)
- アルヴィスが一発逆転したからおかしくなったけど、シグルドが勝ちつつあるあの状況で味方しておくのはレンスターとして何もおかしくないと思う むしろ長躯ハイエナに来たトラバントが狂気の沙汰というか、あれでもしバーハラの悲劇が失敗してたらどうする気だったのか気になる -- 名無しさん (2018-10-25 20:09:07)
- バーハラの悲劇失敗しててもゲイボルグ持ちのキュアンとランスリッターの半数は間違いなく沈むからトラバント的には上々だと思うけど -- 名無しさん (2018-10-25 20:15:51)
- バーハラの悲劇が失敗してたら、シグルド連合軍が懲罰戦争に来てトラキアは草一本残らなくなる気がするぞ -- 名無しさん (2018-10-25 20:22:43)
- 逆転も何も計画通りだから別にアルヴィス側には不備なかったし、あそこでアルヴィスまで倒してたらシグルドの立場ないだろう -- 名無しさん (2018-10-26 09:10:47)
- トラキア776で食料を独占して南の人々を苦しめてたクズと発覚したのはがっかりした -- 名無しさん (2018-10-31 01:04:05)
- 政治手腕は果てしなく疑問な人。理想としていた南北トラキア併合の後、彼の言うハイエナどもを領民として迎えるビジョンはあったんだろうか? -- 名無しさん (2019-05-29 19:14:28)
- シグルドやエルトは【甘い】で済むんだけどあの二人と比べてもこの親子は更にアレな気が -- 名無しさん (2019-05-30 09:17:25)
- アウグストの言葉を聞く限りでは、やっぱり南トラキアの惨状を理解しようともしてなかったらしいしなぁ -- 名無しさん (2019-11-04 12:32:42)
- 後に賞賛されたり、英雄扱いされる親世代が大半のなか、反面教師にされる珍しいキャラ -- 名無しさん (2019-11-28 11:17:54)
- トラバントが「貧困に苦しむ民の為に闘う」ならキュアンは「自分の国を豊かにする為(蹂躪される側のことは知らん)」だからダメというか滅びるべくして滅んだ? -- 名無しさん (2019-12-24 20:39:09)
- 仮にトラバントがレンスターを占領したとして、レンスター領民から巻き上げた富をトラキアに持ち帰るだけでしょ。確かにトラキアの飢民は救えるが、レンスターの領主としては許せるわけないじゃん。アウグストはキュアンだけを非難してるのではなくて、トラバントも含め、自領のことしか考えない領主の在り方を非難していると考えるべき。 -- 名無しさん (2020-05-23 20:04:51)
- 息子の中の人は同じだが嫁と娘の中の人を坂本真綾にしなかったのは狙い過ぎて寒いと判断されたのだろうか -- 名無しさん (2020-07-25 22:05:13)
- トラバントの項目で「レンスター(北?)が資源独占したから南のトラキアが苦しむ羽目になった」言うならキュアン側が譲歩というか妥協案(資源や食料の一部をトラキアに提供する代わりに不可侵条約を結ぶ?)出して講和条約という訳には行かなかった? -- 名無しさん (2020-08-24 20:49:20)
- 古からの確執でお互い信用ならないことに加えてトラバントは半島統一を夢見てたのでそういう話にはよほどの何かがなければならないかと。 -- 名無しさん (2020-08-24 21:38:53)
- ↑×3 実際結婚前の段階から中の人同士が夫婦でキャラもカップルというのはそこそこありましたし、スパロボである意味極まった使い方もしちゃってますからね -- 名無しさん (2021-06-21 14:35:23)
- シグルド:どうあがいても滅びの道というか運命しかなく、その運命というか結末に最初から「すすんでいた」のに対して -- 名無しさん (2022-03-24 13:54:30)
- ↑続きでキュアンは自分の中途半端な正義で国も家族も領土?も失ったのは自業自得なのか流れを読めなかっただけなのか? -- 名無しさん (2022-03-24 13:56:09)
- 勇者の槍渡す時、味方にもヴェルダンの王族ジャムカ(デューもヴェルダン出身?)がいるのにこれまでの蛮族とは違う、とか言っちゃうお人 -- 名無しさん (2022-06-19 08:19:35)
- そのジャムカ自身も強く批判し説得すれば祖国に弓引くようなやり方だったし、蛮族としか言えない行動・練度の相手だったのだから何も不思議ではない -- 名無しさん (2022-06-20 08:55:19)
- レンスター的にはシグルドが反逆罪を掛けられれば同行して協力していた事実がある以上、黙って居座っていても滅ぼされて終わる公算が大きいんだよね。正直悪手にも思えるけどアルテナがゲイボルグとセットで助かったのはここでトラバントに拾われたからで戦力も落ちて重要視されていないから総攻撃を受けずに済んだ面もあると思うし、、ゲイボルグもランスリッターも無事でキュアンも健在ならアルヴィスは放っておかなかっただろう。身内ってだけで世間的にいくらでも理由付けて殺せるし、国民的にも絶対そっちの方が辛い状況になってたろう。 -- 名無しさん (2022-06-20 16:33:38)
- シグルドが汚名を晴らすことに成功すれば自然とグランベル内の穏健派も息を吹き返すといっても、その穏健派って誰かいたかどうか…(アズムール国王はバイロンやシグルドの人格上謀反が信じられないと疑問視していながらもアルヴィスの言いなりになっていたし) -- 名無しさん (2022-11-03 19:39:50)
- 全員生存の場合エーディンとブリギッド(アンドレイはリング卿暗殺で権力を握っただけ)とクロードは味方なので、直談判で最高権力者のアズムール国王が信じたなら流れは変わりそう。逆に言えばディアドラの件がなくとも国王に信じられるとまだ権力を簒奪出来ていないアルヴィスは困るのでシグルドと神託を受けられるクロードは危険すぎて殺害するしかなかったわけだが。(マンフロイ共々最悪の場合どこかで国王暗殺も考えていたとするのが自然だが意のままになってくれるのがベスト) -- 名無しさん (2022-11-03 20:23:25)
- そのアズムール王もアルヴィスに言い包められた後に老衰で穏やかに逝ったようでアルヴィスかマンフロイがそれに見せかけた暗殺されていたなら、クルト王子もアルヴィスに唆されたランゴバルドに手を掛けられた(間接的にアルヴィスが始末した)バーバラ王家とはどの道衰退の末路しかなかったのか? -- 名無しさん (2022-11-04 13:34:16)
- (アルヴィスの計画段階ではともかく)作中の流れでは国王に手を下す必要は薄かったので暗殺したかは定かではない。バーハラ王家衰退を回避するにはアルヴィスの野望と立ち回りに加えてマンフロイ暗躍もあるので最低でもクルト王子暗殺阻止ぐらいは必要そう -- 名無しさん (2022-11-04 14:22:39)
- クルト王子(立場的にはアルヴィスやシグルドの義父)もアルヴィスに利用された(スケープゴートにすることで罪をバイロン&シグルドに擦り付ける事で王家の断絶を目論見で自分が取って代わろうとしたというでっち上げにされた)という意味ではマンフロイよりはアルヴィスの野心による被害者にも(マンフロイは邪魔なら始末してもと唆しただけとか) -- 名無しさん (2022-11-04 21:45:56)
- 結局この人の立場でどう動くのが正解だったんだろうな ロプトが入り込んでるグランベルに降るのは(結果論だが)論外だし、かと言ってトラキアと講和してグランベルと戦うのも国民感情からして至難の業 何というか先人たちが過去の因縁を清算し切れなかったツケを背負わされた印象がある -- 名無しさん (2023-03-26 03:07:03)
- シグルドが汚名返上できたのなら、レプトールとランゴバルドが排斥されているとなるわけだし、さらに、クロードとブリギットという公爵家当主や次期当主がシグルドの味方に付いているわけだし、シグルドの味方をするのは悪くなかったと思う。トラバントがあそこで自分たちをせん滅してもトラキアにとってデメリットが大きいのに、動くのは予想外すぎただけだろう。 -- 名無しさん (2023-04-02 18:41:59)
- ネタにされてるけど、主人公の親友に「死ね、ハイエナ共!」って言わせるの中々すごいよな -- 名無しさん (2023-12-30 17:37:45)
- ↑そのセリフにキュアンの本心が見えてるんだよなぁ 南トラキア人を人間とも思ってないっていう -- 名無しさん (2024-02-26 12:55:11)
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