ユアン(shadowverse)

ページ名:ユアン_shadowverse_

登録日:2018/7/21 (土曜日) 18:37:32
更新日:2024/03/21 Thu 11:27:58NEW!
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shadowverse シャドウバース ユアン ネメシス 新クラス メカ 人形 復讐者 dcg アーティファクト 操り人形 共鳴 管理者の器 もう一人の主人公 イケメン 柿原徹也




「――始動。展開。発動!」


スマートフォン/PC向けDCG「Shadowverse」におけるリーダーの一人。


CV:柿原徹也


宿敵を追い、自らの世界を捨てた
孤高の復讐者。


『管理者』との因縁に決着をつけるべく、
ネクサスへ抗う者たちと共に戦う。

(公式HPから引用)


概要

次元を渡る力を持つ、復讐の戦士。アリサ達の世界とは違う異世界からやってきた存在。フルネームは「ユアン・ギルフレイ」
ロザリアと同じく「管理者」の器であったが適合せず、自分の住んでいた世界を管理者「粛清のネルヴァ」によって滅ぼされる。
傲慢な管理者の打倒を誓う彼は、強い意志を持つ選ばれし7人――選ばれてしまった7人に希望を見出し、その戦いに加勢する。
フードを被った顔や体の肌のところどころに直線や四角形で出来た幾何学模様のアザを持っており、力を開放すると青く光り輝く。
自分と同じ次元を渡る力を他人に分け与えた時にもこの模様が出ることから、器としての力の象徴だと推測される。
アリサ達が居た世界のキャラクター達には同じ目的を持つ同士としてとても協力的で、お互いの目的のために共闘することを申し出た。


ストーリー的には、かなり後になって追加されたこともあり、事の真相を大方知っているというポジション。
イリスですらよくわかっていなかった「安寧のネクサス」の正体についても知っており、彼女を狙うのもネルヴァの手がかりを得ることと、管理者という存在そのものへの復讐が目的である。
そのため、彼のストーリーは時系列的に「災いの樹編最終章」と直接リンクしており、一番最後にプレイすることを強く推奨。
あとステージのBGMがめちゃくちゃかっこいい。


普段は冷静沈着だが、情に厚く他者とのコミュニケーションもしっかりとれる人物であり、
本来の主人公であるアリサが不在の機械反乱編では、アイアロンの闇やベルフォメットの凶悪さを探る主人公のようなポジションを担う。
アリサがネクサスを倒しロザリアの救出という当座の目的を果たした今、本格的に主人公格となる可能性も高い


クラス:ネメシス

デッキの枚数に注目する「共鳴」能力が特徴的なクラス


「アーティファクト」タイプの強力カードをデッキに加えたり、手札に加えたりする能力もあるので、2つの能力を駆使することがポイント。

(ゲーム内のキャラクター紹介より)


カードパック「時空転生」およびローテーション制度と同時に登場した8つ目のクラス。
キャラ紹介にあるようにとてもテクニカルかつ「デッキに大量のトークンを追加していく」というDCGならではの能力を持つクラス。
個々のカード単体だけの能力は平均かそれ以下のものが多いが、非常に強力なトークンカードを生成し、手札に加えたりデッキに潜ませることができる。
それらのトークンをサーチ、強化、サポートして戦っていくのがこのクラスの主な戦法となる。


リーダースキンは特殊な力の持ち主、そしてネクサスを皮切りにボスキャラ悪役が多い。



共鳴

共鳴とは自分のデッキの残り枚数が「偶数」である時を指す言葉。

  • マキナサーヴァント

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ 共鳴状態なら、突進を持つ。


このカードの場合、デッキの枚数が奇数時に出してもただのバニラだが、共鳴状態で出すと出したターンから相手フォロワーを殴りにいける。
ネメシスクラスのカードは奇数枚のカードをデッキに入れるorサーチするカードが豊富にあるので、デッキの残り枚数をある程度自在に操ることができる。


共鳴状態であるか否かのほかに非共鳴から共鳴になった回数を参照するカードも増え、より共鳴管理が重要となっている。
手札のカードを1枚消滅させ、消滅させたものと同じカードをデッキに埋め、ターン終了時にカードを1枚引くという能力を持つフォロワーもいる。


アーティファクト

ネメシスクラスのいくつかのカードは「アーティファクト」と呼ばれるトークンを自分のデッキの中に潜り込ませることができる。

  • 魔鉄の獅子

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ アナライズアーティファクト2枚をデッキに加える。


  • アナライズアーティファクト

1コスト フォロワー アーティファクト
2/1
ラストワード カードを1枚引く。


2/1ラストワードドローは本来のマナレシオでいけば最低でも2コスト以上あるはずだが、アナライズアーティファクトはなんとたったの1コスト。
ただし魔鉄の獅子はアナライズアーティファクトをデッキに送るため、このままではデッキに眠ったまま使うことができない。
まずはアーティファクトをデッキに送った後、カードをサーチする・デッキから直接場に出す・はたまた一気にデッキをドローして掘り進める等して引き当てるのが基本戦術となる。
また、アーティファクトが破壊された数、デッキの中のアーティファクトの数といったものを参照して力を発揮するタイプのカードも多い。


ゲームスピードの高速化に伴い、デッキ挿入を伴わず手札や場に直接アーティファクトを出すカードや、初めからデッキに入れられるアーティファクトが主流になっている。


操り人形

ネメシスの特徴や紹介には載っていないが、こちらもネメシス制定時から存在するテーマ。

  • オートマタナイト

3コスト フォロワー
3/2
ラストワード 操り人形1枚を手札に加える。

  • 操り人形

0コスト フォロワー 
1/1 突進
相手のターン終了時、このフォロワーは破壊される。


操り人形は単体はコストを必要とせずに出せるフォロワーの反面、自壊するため展開に使うことはできず、もっぱら相手フォロワーに1点ダメージを与える火力スペルのような使いみちしかない。
しかし、操り人形はサポートカードで強化して様々な特殊能力をつける、攻撃力を上げる、疾走を付与して敵プレイヤーを攻撃させる、さらには全く別のやっかいな存在に変身させるといった非常に多様な動きを見せることができる。
既存のクラスでいうところのエルフのフェアリーととても良く似た特徴をもったテーマ。


カードプールの傾向

ネメシスという名前からは想像がつきにくいが、所属フォロワーは人工物とその作り手で構成されており、科学を前面に打ち出している。
アーティファクト関連ならロボとエンジニア・機械技師や機械兵。操り人形関連なら人形師や人形そのもの等。
その他、世界から外れた超越者といった存在も一部確認できる。
突進能力を持つアーティファクトや全アーティファクトを突進化する《加速装置》、突進かつコスト0の操り人形の存在により、全体的に敵フォロワーの除去が得意なのが特徴
また、ビショップほどではないが相手フォロワーを消滅、変身させられる実用的なカードも多く、ラストワードへの対策もしやすい。


「アーティファクト」と「操り人形」はギミックが全然違うため、どちらを勝ち筋に見据えるかでデッキの構成がガラっと変わってくる。
共鳴を使うならデッキ操作と対戦相手への対応を両立する、操り人形を使うならフィニッシャーのための人形を残すために無駄遣いしない等、プレイングの難易度は高め。
環境や構築の考え方によっては片方のテーマをもう片方のテーマの勝ち筋を邪魔しすぎないように混合編成する事もあるため、デッキビルドの腕も試される。


時に上記2軸をすっ飛ばしてデッキ全体のコンセプトを決める強力なカードが現れることも特徴。新パックでガラリとデッキ傾向が変わることもザラ。


◇主なデッキタイプ

+ アーティファクトネメシス-

アーティファクトに関連したカードを勝ち筋にしたネメシス。
1コスト帯の小型のアーティファクトを中心に、疾走を持つ《レディアントアーティファクト》や破壊しても再生できる《プライムアーティファクト》の生成フォロワーも選択して投入。
デッキに潜ませたアーティファクトをどんどんサーチやドローで掘り起こして展開していく。
全体的に低体力のアーティファクトが多いためAoEに弱いが、その場合は破壊されたアーティファクトの数に応じて強くなるカードを投入して決めに行くことができる。
アーティファクトをデッキに追加していく関係上、特定のカードを引く確率がどんどん少なくなっていくにも関わらず、引かないと苦しくなるキーカードが多いのが欠点。
反面、理想通りに回ったアーティファクトネメシスは凄まじいポテンシャルを発揮する。
デッキの性質上扱うカードの量が単純に多く、打点計算からpp管理等やることが多いうえに1ミスが重いデッキタイプであるため、難易度はかなり高い。


+ 操り人形ネメシス-

操り人形に関連するカードを勝ち筋にしたネメシス。
その名の通り操り人形を除去から展開、フィニッシュまで使うデッキタイプ。
盤面除去能力が非常に高いためロイヤルクラスのように主に盤面で戦うデッキに有利。
しかしウィッチのようにスペルやそれによるダメージを主力とするいわゆる空中戦には持ち前の盤面除去能力を活かしにくく、スペルの的となるため操り人形の扱いにも注意が必要。
破壊されたフォロワーの数を稼ぎやすいため、それを参照するカードが特に操り人形に関する能力がなくても採用されがち。


+ ミルネメシス-
  • クロノス

8コスト フォロワー
4/3
ファンファーレ このバトル中、お互いのリーダーは「自分のターン終了時、「自分のフォロワーの最大攻撃力の値」と同じだけカードを引く」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。


アーティファクトネメシスの亜種。アーティファクトネメシスが盤面掃除に長けている事、デッキ枚数が相手のデッキより圧倒的に多くなる性質を利用したデッキ。
クロノスをプレイした後に徹底的に相手の攻めを妨害することにより、ライブラリアウト勝利を目指すデッキ。
クロノスを使ったライブラリアウトの中では特に実用的。普通のアーティファクト軸よりさらに不安定になるものの、ハマるデッキ相手にはとことんハマる。


+ リーシェナネメシス-

十禍絶傑から追加されたカード《破壊の絶傑・リーシェナ》の《黒の破壊のアーティファクト》の最速発動を目指すデッキタイプ。
たくさんのフォロアーを突っ込ませて盤面掃除をしつつ、リーシェナが生成した白と黒のアーティファクトのコストをどんどん下げていく。
対策カードを持っていない相手に対しては黒のアーティファクトを置いた返しを耐えたらほぼ詰ますことができる。
リーシェナをいつまでも引けない、黒のアーティファクトを無効化されてしまう等のことがあると勝ち筋がなくなるため、黒のアーティファクトの無力化へのケア手段もしくは別の勝ち筋を用意するのが一般的。


+ pp余らせネメシス-

第15弾「アルティメットコロシアム」から追加された《アーツマスター・カルラ》など中央世界のフォロワーを活用し、大型のフィニッシャーを出すことのできるターンまで盤面を処理し続けるデッキ。
中央世界のフォロワーたちはPPを余らせることで能力を発揮させるため、他のデッキに比べてプレイングが特殊。そこ残尿とか言うな。
フィニッシュ手段は《ラグナアウェイク》や《カイザーインサイト》など。
本来余すことなく使い切るのが理想のppをあえて余らせるという特殊な戦い方をするデッキであり、扱いもやや難しい。


+ 機械ネメシス-

第12弾「鋼鉄の反逆者」にて追加されたカードタイプである「機械」カードを軸にしたデッキタイプ。
第16弾「ナテラ崩壊」では同弾にて追加された《天地の侵略者・ベルフォメット》をフィニッシャーに据え、その効果を最大限に活かすために機械フォロワー中心で組まれたデッキ。
《天地の侵略者・ベルフォメット》は機械カードの融合枚数に応じてランダムに、「自身のスタッツを+3/+3して3枚ドロー」する効果か、
「遮断の触手」(2/4 守護 機械 相手の能力で選択できない)か「蹂躙の触手」(4/2 疾走 機械 相手は能力でこれを選択できる時、これしか選択できない)を展開する効果が発動し、
上手くいけば多数展開された「蹂躙の触手」で一気に相手の体力を削り切ったり等で一気に勝負を決められるが、どの能力が発揮されるかは完全ランダムなので安定感に乏しいのがネック。
また、ベルフォメットのコストも8と重いため、《エアリアルクラフト》や《天界の門》でコストを下げて早いターンでのベルフォメットの着地を目指すデッキが多い。
第21弾「リナセント・クロニクル」ではさらにリメイクされた「極到の創造主・ベルフォメット」をフィニッシャーとするデッキとなった。
その後はしばらく環境では見かけなかったが第27弾「八獄魔境アズヴォルト」にてレジェンドフォロワーである「弾哭の執行者・キルザエル」が追加。これより前に追加された「マグナセイバー」や「百獣獅子王・グライアス」も強化を受け、最上位とまではいかないものの十分活躍が見込めるまでに復権した。



+ 八獄ネメシス-

第27弾「八獄魔境アズヴォルト」にて追加された「機鋒の咎人・カットスロート」の進化時効果を使った大胆な動きが特徴のデッキタイプ。
その効果とはエンハンスを実質2コストでプレイ可能というものであり、かなりのパワーがある。
その代償としてカットスロートをはじめとした八獄タイプのカード以外はすべて1種類しかデッキに入れられないいわゆるハイランダー構築にする必要がある。
しかし複数枚投入できる八獄タイプのカードはドローがついており、主力カードがほぼすべて1枚しかないのに安定感があるというなんとも特殊なデッキとなっている。
反面、相手目線だとデッキに1枚しか入っていないカードを都合よく引いてるだけに見えるため、その耐久性能もあいまってかなりヘイトを集めている。フィニッシュ手段が1ターンのうちに体力をすべて削りきるいわゆるOTKであったり、相手の山札を消滅させるものであることも不快感につながってしまっている。
しかしながらその強力さはかなりのもので、安定感の高さから愛用するプレイヤーも多い。


◇カードの一例

+ 時空転生-
  • デウスエクスマキナ

6コスト フォロワー
4/5
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは、「自分がアーティファクト・カードをプレイするたび、自分のPPを1回復」と、「自分のターン終了時、共鳴 状態なら、手札をすべて捨て、カードを6枚引く」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。

「因果に身を捩りなさい」「世界の限界を知りなさい」
アーティファクト軸のネメシスデッキにとって必須とも言える存在。
アーティファクトの大量展開を狙いつつデッキをぶん回すことが可能になる。「加速装置」と組み合わせれば、その制圧力は凄まじいものとなる。
このカードをプレイできるかどうかでデッキパワーが大きく変わるといっても過言ではない。
ただし、デッキ枚数の調整をミスして有用なカードを捨ててしまったり、ドローできずハンドが枯れるといったことがないように注意。

  • 神秘の番人・スピネ

5コスト フォロワー
2/5
自分の場にアーティファクト・フォロワーが出るたび、それは「自分のターン終了時、ランダムな相手フォロワー1体に1ダメージ」を持つ。
ファンファーレ スピネのアーティファクト1体を場に出す。

「アーティファクト、起動」「起きて」
アーティファクト1体を同時に展開しつつ、盤面の取り合いに強くなれる。総合スタッツも3/6と悪くない。
「デウスエクスマキナ」や「加速装置」と組み合わせて使うことができればより強力。

  • 造られし獣人・サフィラ

6コスト フォロワー
4/6 突進
ファンファーレ エンハンス 10; 進化して、ターン終了まで、攻撃力を「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの数」と同じにする。

「人にもなれず、獣にもなれない…」「お前は壊した、壊しすぎた!」
素で使った場合は4/6の突進であり、中盤から終盤にかけての盤面の取り合いを担うことになる。
エンハンスを発動した場合、攻撃力が破壊されたアーティファクトと同じ数になる。つまり、アーティファクトを壊しまくれば1体で攻撃力20を超えることも可能。
アーティファクト軸のネメシスデッキにおけるフィニッシャー。
お前は壊したという台詞といいどう見ても当たり屋です本当にありがとうございました

  • イカロス

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ エンシェントアーティファクト2枚をデッキに加える。
進化時 アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

「まーた歴史を変えちゃうわ!」「太陽まで飛んでみようかな?」
軽さ、標準スタッツ、アーティファクト補充と扱いやすい要素がすべて揃った優良フォロワー。
進化すればアーティファクトをサーチすることも可能。
汎用性が高く、様々なデッキでネメシスの序盤を担っている。

  • 復讐の人形遣い・ノア

9コスト フォロワー
3/6 疾走
ファンファーレ 操り人形1枚を手札に加える。自分の手札の操り人形すべては+1/+0されて、疾走 を持つ。

「人形に憎悪を込めて…」「俺の夢をどこへやった!」
操り人形人形ネメシスのフィニッシャー。手持ちの人形の攻撃力を上げつつ相手プレイヤーを直接殴りにいけるようにする。
本人も疾走持ちなため、ノアと操り人形4体で11点と実に半分以上のライフを一気に削ることができる。
このカードで勝負を決めに行く立ち回りが現在の人形ネメシスの基本になる。


後に人形ネメシスが環境に姿を表すと、期待通りフィニッシャーとして大活躍。そのため、後の調整でコスト10にナーフされてしまった。



+ 起源の光、終焉の闇-
  • 人形の少女・オーキス

8コスト フォロワー
5/5

  • 決意の人形・オーキス
  • 復讐の人形・オーキス

手札にあるとき、自分の残りPPが8以上で、自分の手札に操り人形が2枚以上あるならチョイス したカードとしてプレイする。


ファンファーレ 操り人形3枚を手札に加える。
※決意の少女・オーキス
5/6
自分の場に操り人形が出るたび、自分の場にロイドがいないなら、ロイドに変身させる。
自分のターン終了時、自分の場にロイドがいるなら、自分のリーダーを3回復。
(ロイド 1/4 守護 相手は、能力でこのフォロワーを選択できるとき、このフォロワーしか選択できない。)
※復習の人形・オーキス
6/5
自分の場に操り人形が出るたび、自分の場にマリオネット・ウーノがいないなら、マリオネット・ウーノに変身させる。
マリオネット・ウーノがいるなら、マリオネット・ドゥーエに変身させる。
(マリオネット・ウーノ 1/1 潜伏)
(マリオネット・デューエ 3/2 疾走 自分のターン開始時、自分の場のマリオネット・ウーノ1体と合体してマリオネット・トレになる。)
(マリオネット・トレ 3/3 疾走 このフォロワーは、1ターンに2回攻撃できる。
ラストワード マリオネット・ウーノ1体とマリオネット・ドゥーエ1体を出す。)

「私が生きる意味は…どこ?」 「私と世界を、希望が繋ぐ」 「私と世界は、絶望で満ちる!」


新たに追加されたシステム、チョイスを持つカードの一つにして操り人形ネメシスの新たな切り札。
「決意」派生はネメシスでは貴重な守護と回復持ち。主に息切れした相手の勝ち筋を完全に断つ目的として使用される。
「復習」派生はこのカードのメイン派生。人形が高スタッツの自壊しない疾走に化けるばかりか、放置したらもっとやっかいな存在に变化してしまう。
オーキス本人のスタッツの高さも相まって、返しのターンで勝負を決められなければ処理を強要できる点が人形自体を強化するノアとの大きな違い。
人形を0~1体しかもっていない場合でも無派生で一気に人形を補充できるため、次のターンでノアにつなげるといったことも可能。

  • 歴史を知る者

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ プライムアーティファクト1枚をデッキに加える。
進化時 アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
※プライムアーティファクト
7コスト フォロワー アーティファクト
5/5
ラストワード 次の自分のターン開始時、プライムアーティファクト1体を出す。

「アーティファクトは出会いの証。」 「この子と繋がって。」


この弾から新たに追加されたプライムアーティファクトをデッキに入れるフォロワー。
プライムアーティファクトは7コストと重いものの、破壊されてしまっても再生するというかつての《デュエリスト・モルディカイ》の類似効果を持っている。
このアーティファクトを出していくことをコンセプトとしたアーティファクトネメシスも存在し、対策できない相手からはどんどんアドバンテージを奪っていく。


  • 造られし命・ミリアム

2コスト フォロワー
2/1

  • 安息の少女・ミリアム
  • 悪戯な少女・ミリアム

手札にあるとき、自分の残りPPが2以上で、共鳴 状態ならチョイス したカードとしてプレイする。
※安息の少女・ミリアム
2/1
ファンファーレ レディアントアーティファクト1枚とプライムアーティファクト1枚をデッキに加える。
※悪戯な少女・ミリアム
ファンファーレ アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

「貴方と一緒に戦うわ!」 「あなたの居場所になりたいんです。」 「あんたのために強さが欲しい!」


共鳴がなければただの低スタッツのバニラの代わりに、魅力的な2種類のチョイスを持っているフォロワー。
「安息」派生は疾走持ちのレディアントアーティファクト・破壊されても次の自分のターンに復活するプライムアーティファクトを加えられる。
「悪戯」派生は他のネメシスカードにもよくあるアーティファクトのサーチだが、登場時点では最軽量のカードである。
共鳴さえ気をつければどちらもアーティファクトネメシスにとっては非常に有用な効果で、デッキの潤滑剤としての役割を果たしている。


+ 蒼空の騎士-
  • 奮励の儁秀・シルヴァ

7コスト フォロワー
6/5 潜伏
アクセラレート 3; 手札の元のコスト3以下のフォロワー1枚を場に出す。それは突進 を持つ。このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分のフォロワーが攻撃するとき、相手のリーダーに1ダメージ」を持つ。
(奮励の儁秀・シルヴァの能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)


潜伏

「目標確認、狙撃耐性に入る!」 「砲撃支援を開始する!」
高コストのフォロワーをそれより低いコストのスペルとして使うことができるアクセラレート持ちのレジェンド。アクセラレートしてこそ真価を発揮するという珍しいタイプのフォロワー。
アクセラレートして以降、フォロワー・リーダー問わずにただ攻撃するだけで相手のライフが削れていく。重複までするため、複数枚アクセラレートした場合はさらに加速する。
特に人形ネメシスの不安材料だった「ノア・オーキスで決めるための体力まで持っていけない」という問題を解決し、大いにデッキパワーを上げたカードである。
素コストで使ってもただの潜伏持ちにしかならないが、このサイズの潜伏を安全に処理する手段は実装当初のローテーションフォーマットでは限られているためかなり有効。

  • リトルパペッター・ロココ

2コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ エンハンス 5; 相手のフォロワー1体をロココのテディベアに変身させる。
※ロココのテディベア 1/3 自分のターン開始時、相手の手札に操り人形1枚を加える。

「この子もあなたも…み~んな私の。」 「あなたのことキライ…人形になればスキ!」
エンハンスで使うと相手のフォロワー1体をデメリットフォロワーに変身させてしまう。
処理が難しい大型フォロワーややっかいなラストワード持ち等をほぼ無力化させるだけでなく、人形まで補充できてしまう。
こちら側に無傷のロココしかいない場合、テディベアを自爆特攻させようにも耐えてしまい、かといってロココも倒せないという絶妙なスタッツを持っているのもポイント。
ただしそれでも打点1(進化で3)を持っているため、何も考えずに変身させてテディベアがプレイヤーを殴ってきてライフレースに負ける等しないように注意が必要。

  • パラケルスス

2コスト フォロワー
2/2

  • 防御型ゴーレム
  • 攻撃型ゴーレム

進化時 チョイス したカード1枚を手札に加える。
※防御型ゴーレム 2コスト フォロワー アーティファクト 3/3 守護 ファンファーレ エンハンス 4; +1/+2する。
※攻撃型ゴーレム 2コスト フォロワー アーテイファクト 3/3 突進 ファンファーレ エンハンス 4; +2/+1する。

「人智は私が拡大させる。」 「この世界のために起動せよ!」
かつての《古き魔術師・レヴィ》を彷彿とされる強力な進化効果を持つフォロワー。高性能なアーティファクトをチョイスして手札に加えることができる。
序盤に出して攻撃型ゴーレムで展開しつつ敵フォロワーを処理するのもよし、中盤でエンハンスして使うのもよし、2コストなので《ハーメルン》の複製に対応している点も強い。
それでいて標準スタッツかつ進化時のスタッツ強化は+2/+2と優秀。いたれりつくせりなカードである。

  • 立ち上がりし鋼の戦士・シロウ

4コスト フォロワー
4/3
ファンファーレ ロボミ発進指令1つを出す。
エンハンス 8; 自分のロボミ発進指令すべてのカウントダウンを3進める。
※ロボミ発信司令 アミュレット カウントダウン 3
ラストワード 甦りし鋼の戦士・ロボミ1体を出す。
※ロボミ フォロワー アーティファクト 5/5 守護

「新しい技術、見せてやる!」 「ロボミ!緊急出動だ!」 「ロボミ、発進します。」
ネメシスフォロワーなのにビショップのような事をする風変わりなカード。出してから3ターン後に屈強なスタッツと守護を持つロボミが降臨する。
シロウ本人のスタッツも低くない上、ロボミの守護の裏に出てくるフォロワーを全て処理するのは出てきた当初のローテーション環境ではかなり難儀する。
主に操り人形ネメシスに投入され、苦手だった中盤~終盤までの繋ぎとして活用されている。最速でおけなくともエンハンスがあるため腐らないのもポイント。


人形ネメシスの隆盛の立役者の1人だが、後の調整にて5コス5/4にナーフされてしまった。シロウがゴロウになってしまった
スタッツが上がっているので単純な弱体化ではないが、ネメシスの5コス帯はかなりの激戦区なため、構築に頭を悩ませることに。


  • 清新なる銃設計士・ククル

3コスト フォロワー
3/2
攻撃時 フォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与え合う前に)、そのフォロワーに2ダメージ。
ファンファーレ エンハンス 5; ガンパウダーミキサー・クムユ1体を出す。


※ガンパウダーミキサー・クムユ 2/1 ラストワード ランダムな相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。これを3回行う。

「ほいきた!まっかせとけ!」「クムユ、姉ちゃんが着いてるよ!」 「ククル姉ちゃん、見てて欲しいですよ!」


アディショナルカードとして追加されたゴールドレア。当時ただでさえ強かった人形ネメシスをトップクラスに押し上げた存在。
元ネタのグラブルでは上記のシルヴァの姉妹キャラであるためか相性が抜群。3ターン目にシルヴァの弾として出てくるククルは序盤の盤面争いを決定づける。
エンハンスで出てくるクムユも非常に強力。ハースストーンを経験したプレイヤーならその警告:ロボは爆発する場合がある。なラスワに嫌な予感をした人は多いはず。
プレイヤーを含めたランダムなので盤面処理の観点からは不安が残るが、ノアやオーキスまでにどれだけのライフを削るかが重要な人形ネメシスでは相性が抜群。
シルヴァの弾、進化殴りで一方的な処理、とりあえず場が開いてるので牽制として出す等、多種多様な使い方が出来る高いパワーのカードだと言える。




+ 十禍絶傑-
  • 破壊の絶傑・リーシェナ

4コスト フォロワー
1/4
必殺
このフォロワーは、カードの能力によって破壊されない。(攻撃によるダメージや、能力によるダメージでは破壊される)
進化時 白き破壊のアーティファクト1枚を手札に加える。


※白き破壊のアーティファクト 10コスト アミュレット
自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
このアミュレットは、カードの能力によって破壊されない。
自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。
ファンファーレ 黒き破壊のアーティファクト1枚を手札に加える。


※黒き破壊のアーティファクト 10コスト アミュレット
自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
このアミュレットは、カードの能力によって破壊されない。
自分のターン開始時、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに5ダメージ。自分の場に白き破壊のアーティファクトがあるなら、5ダメージではなく10ダメージ。

「ボクを崇めて、信じて、祈ってよ!」「白の章、黒の章!」


破壊耐性を持ちつつ、自分は必殺で確実に一体フォロワーを除去できるうえ、
進化すれば凶悪な効果を持つアミュレットを手札に加えるレジェンドフォロワー。
10コストアミュレット、と聞くとちょっと出しづらいと考えるが、
操り人形やアーティファクトのトークンを展開するネメシスならば、案外コストダウンの効果は働きやすい。


  • 破壊の信者

2コスト フォロワー
1/2
ファンファーレ 自分の他のネメシス・フォロワーか、カウントダウン を持たないネメシス・アミュレットを破壊する。カードを2枚引く。

「オシャレぐらいしなさいな。」 「マナーを守って楽しくね。」


リーシェナの配下(追っかけ?)のオネエスタイリスト。効果は一言で言えばネメシス版デーモンイーター。
ネメシスカードに限定されるかわりにアミュレットも対象なのがの特徴
ただし、カウントダウンを持っていないアミュレットに限定される(シロウのロボミ発信司令破壊で悪さができるのが明白なため)


今回の弾から破壊耐性持ちのアミュレット、および破壊耐性フォロワーとして上記のリーシェナが登場しているのが最大のウリ。
それらに使用することでノーデメリットの2ドローとして使用することが可能。


  • 破壊歌声

4コスト スペル
自分のネメシス・フォロワー1体かカウントダウン を持たない自分のネメシス・アミュレット1つを選択して、破壊する。
相手のフォロワーすべてにXダメージ。Xは「選択したカードのコストの値」である。

「崇めていいよー?」


フォロワーかアミュレットを弾にして、敵全体にそのコストに比例したAoEダメージを飛ばすスペル。
弾がなければ手札で腐ってしまう欠点があるものの、4コストなので早期に使用できる、《異界からの侵略者・バジリス》と違って進化権を使い切っても使えるといった差別点がある。
破壊する弾も破壊されないアミュレットやリーシェナであればノーデメリットで放てる。特にリーシェナの生成するアーティファクトは10コストなので、フィールドに置いてあればたった4コストで全体に10ダメージという超スペルと化す。




各環境での立ち位置

時空転生期

ローテーションフォーマットの制定と同時に登場するや否や、早速アーティファクトネメシスが注目され始める。
《デウスエクスマキナ》の効果がかかっている状態で場に《加速装置》があると、相手フォロワーを全て除去した上で限度いっぱいまで展開した挙げ句手札が一切減らないからだ。
こうした回りきった時の派手さや理不尽さで一躍注目されるが、研究が進むごとにさまざまな欠点も露呈していくことになる。
まず《デウスエクスマキナ》と《加速装置》への依存度があまりにも高く、マキナを1枚も引けずにそのまま敗けてしまったり、加速装置がないせいで相手フォロワーを処理しきれず押し切られる等、かなり不安定さがあった。
さらにいくら展開力が高いとはいえ、その殆どは低体力の小型フォロワーやアーティファクト。そして小型フォロワーに対するAoEは当時はとても豊富だった。
【ランプドラゴン】には《サハクィエル》から出てきた《イスラーフィール》やエンハンス《サラマンダーブレス》、《バハムート》1枚であっさり焼かれ、【秘術ウィッチ】には《偉大なる魔術師・レヴィ》の土の秘術で取り返されたり《変異の雷撃》で逆に危うくなる。
ビショップは《エンシェントレオスピリット》が健在な上に《希望導く聖乙女・ジャンヌ》といった新たなAoEも取得。…と、環境上位クラスは自然とネメシスの対策が出来てしまっていた。
破壊されただけサフィラが強くなるとはいえ、それ以外一切の攻め手を一切潰されるとなると先にこちらの攻め手が止まってしまう事のほうが多かったのだ。
体力1のフォロワーを突進させることが主な除去手段なのに体力1の相手を一方的に破壊できてしまう《茨の森》を擁するエルフと致命的に相性が悪いのもマイナス。
盤面制圧がウリのネクロマンサーやロイヤルの盤面を逆に制圧し返せるといったポテンシャルはあったものの、不安定さや扱いの難しさもあって勝率は最低クラスであった。


なお、もう一つのテーマの人形ネメシスは

  • ノアのバーストダメージは確かにすごいが、ノアでトドメをさせるだけのライフまで持っていく手段に欠けている
  • 中盤戦があまりにも貧弱で、大型フォロワーや大量展開・高体力フォロワー相手だと手持ちの人形全てを吐き出す勢いでないと処理しきれない事が多い。確定除去も人形とシナジーがない。
  • ↑のような状況のため、そもそもノアを最大限に活用することが非常に難しい。

等々、致命的な弱点だらけだったこともあり、環境後期からは殆ど見向きもされなかった。


なお、ローテーション環境と同時に制定されたクラスであるため、全ての弾のカードを使えるアンリミテッド環境はネメシスにとって殆どハンデでしかない。
よって殆ど居場所が存在しないため、以降の項目でもアンリミテッドでのネメシスの評価は割愛する。


起源の光、終焉の闇期

アーティファクトネメシスは《造られた命・ミリアム》がほぼ3積みされる事以外は前環境と大きな変化はない。
しかし、バハムート降臨のスタン落ちによる環境の変化が非常に大きい。
特に苦手だった【ランプドラゴン】はバハムート期に多く存在したキーカードがごっそり落ちて大きく使用率を減らし、【ミッドレンジロイヤル】といった上位のデッキにもある程度対抗できるデッキとして注目を集める。
相変わらず不安定さは残るものの、使用率・勝率共にかなり上がっていった。
が、環境の変化やアディショナルカード投入によりエルフや【原初ドラゴン】が台頭してくると、これらに相性が悪いネメシスはかなり住みにくい環境に。
それでも根強い人気はあるものの、環境の変化に助けられたネメシスは環境の変化に追いやられ、最終的には前環境の勝率と同等かそれ以下にまで落ちてしまった。


一方、人形ネメシスは《人形の少女・オーキス》という第二のフィニッシャーを取得。
人形がない場合は人形を補充してノアに繋げられる、大量の人形を抱えてオーキスとノアで突撃する等、ライフを削る性能が大幅に上がった。
しかし、上記の人形の弱点はほぼ無視されたまま。環境上位のデッキとも軒並み相性が悪かった。
とはいえさらに向上したバースト性能は捨てがたく、苦手な中盤を人形なしで補うためにアーティファクトを投入。
環境後期には人形産出カードを最小限にしつつ、アーティファクトで中盤を固めた後に人形でトドメを指すデッキが考案されていった。
…が、そうなってしまうと《デウスエクスマキナ》を投入できない*1劣化アーティファクトになってしまう感が否めなく、わざわざ人形に勝ち筋をこだわることに疑問が生ずることに。
アディショナルカードで後に採用実績もある人形サポート《心無き決闘》が収録されるものの効果は薄く、ネメシス=アーティファクトという図式を覆すには至らなかった。


蒼空の騎士期

アーティファクトネメシスの心臓である《加速装置》をわずか2コストで割ることができてしまうニュートラルスペル《熾天使の剣》が登場。
どんな相手からでも加速装置を壊されてしまう恐怖に怯えることとなり、安定感がさらに低下してしまうことになってしまった。


その一方で、操り人形ネメシスが今回の弾で大幅な強化を受ける。
まずノア・オーキス以外のダメージソースとして《奮励の儁秀・シルヴァ》の存在がとても大きい。アクセラレートを発動した後に相手フォロワーと殴り合いをしているだけで相手のライフが削れていく。
また、大型フォロワーには《リトルパペッター・ロココ》、大量展開には《外界からの侵略者・バジリス》といった有効な対策カードが収録され、人形に頼らない除去能力が増加。
《パラケルスス》や《立ち上がりし鋼の戦士・シロウ》といったこちらから積極的に展開していくカードも多く登場したこともあり、苦手だった中盤戦が劇的に改善され、終盤までに人形を貯め込むことが容易になった。
環境初期はシルヴァでちまちま与えたダメージをちまちま回復されてしまう【天狐ビショップ】が幅を利かせていたためあまり注目されなかったが、研究と多様化が進んでいくごとにその高いライフ削り能力が目に付き始める。
ライフの回復手段をほぼ積んでないようなデッキが相手なら容易にリーサルを狙え、ようやくデッキコンセプトを全力で発揮できるようになった。
【天狐ビショップ】のキーカードがナーフされたこともあり環境上位のデッキとして存在感を放っていたのだが、アディショナルカードとして追加された《清新なる銃設計士・ククル》によって人形ネメシスはさらに強化。
ドラゴンの《ポセイドン》の追加等の逆風も感じさせないほどの躍進を見せ、環境最強のデッキとして君臨。ランクマッチ・大会ともに蒼空環境をトップスピードで駆け抜けた。
しかし、使用率勝率ともに圧倒的だったこと、スタン落ちのないリーダーがトップになってしまったこともあり、次パックの追加と同時にノア・シロウの2枚のカードがナーフされてしまった。


十禍絶傑期

条件を揃えれば毎ターン顔面を含めた敵全体に10点という豪快なカード《破壊の絶傑・リーシェナ》および味方のカードを破壊しようとすることで効果を発揮するカードが追加。
早速リーシェナでの勝利を狙うデッキが組まれた他、シロウナーフにより空いた隙間にリーシェナがすっぽり入り、リーシェナと疾走の2つの勝利プランがある人形ネメシスといったものが考案されていった。
破壊されないアーティファクトというのは殆どの場合は無理してメタカードを差し込まなければ対応できず、無策のデッキをどんどん屠っていった。
しかし、ノアとシロウのナーフによる影響の大きさは拭いきれず、また確実に引き当てる手段がないリーシェナもかなり不安定。
破壊されないアーティファクトを置くことに関しても、一部強力カードでアドバンテージを稼いでいけるようになる反面盤面を圧迫してしまうのでリーシェナ以外での攻めっ気を削いでしまうのもマイナス点。
さらに当時の環境上位にはリーシェナ以上の爆発力を持ちうる【蝙蝠ヴァンパイア】、強力なバーンと疾走を多数有する【侮蔑ドラゴン】、抜群の安定感を持ちリーシェナ含む多数のネメシスカードを無理なくメタれる【ミッドレンジロイヤル】、フォロワーを殆ど出さないためこちらのカードを破壊させてもらいにくい【ギガントキマイラウィッチ】等が存在。
蝙蝠ヴァンパイアに多少有利に動ける以外はかなり性が悪かった。
上振れの爆発力やポテンシャルは非常に強いものの環境が味方していないのもあり、前期の勝率は下位グループとなっている。



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  • MtGのジェイスと何処か似てる -- 名無しさん (2018-07-21 19:11:44)
  • レイディアントで詰めていくタイプのAFネメシスすき -- 名無しさん (2018-07-21 22:02:41)
  • メイシアが強すぎる。リーシェナのサブウェポンどころかメインウェポンで使えるから最高だ -- 名無しさん (2019-07-08 22:23:28)
  • アンリミでは割と長い間覇権握ってたけどとうとう陥落したな… -- 名無しさん (2021-02-08 17:37:16)

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*1 共鳴時の能力で手札を全て捨ててしまうため、操り人形を確保することができない

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