セクション8(HIT MAN)

ページ名:セクション8_HIT MAN_

登録日:2017/10/27 (金) 02:13:00
更新日:2024/02/15 Thu 13:41:01NEW!
所要時間:約 14 分で読めます



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そうはさせんぞ十本腕!



なんだ?



のさばる悪を倒すため正義のヒーローが集結だ!


いくぞおまえら!こいつらのケツをぶっとばせ!


SECTION EIGHT GO!!




セクション8とは、ガース・エニス作のアメリカンコミック『HIT MAN』に出てくるヒーローチームのことである。
『HIT MAN』は邦訳され発売中。全5巻。



【概要】

そもそも『HIT MAN』という漫画は、かのアメコミの代表作バットマンの舞台ゴッサムシティを泥臭く生きる二流・三流ヒーローやヴィラン、ゴッサムシティの市民達に焦点を当てた漫画。
バットマン世界と地続きなため、バットマンや敵役であるジョーカーキャットウーマン
更にはグリーンランタン、ジャスティス・リーグなど有名アメコミヒーローも登場する。
笑いありシリアスありのダーティながらもハードボイルドな娯楽漫画である。



その中で出てくるのがヒーローチーム「セクション8」である。
普段メンバーはバットマン同様一般市民として生活し、いざ悪事を働く犯罪者やヴィランがいれば街を救うために立ち上がり犯罪者たちを懲らしめていく。
立ち位置としては有志が集まった自警団に近い。


作中では長らく解散状態であったが、凶悪な敵の襲来を知ったリーダー・シックスパックが街を守るべく奮起。
街に散らばるメンバーを走って探して声をかけて説得。チーム再結成と相成った。


構成メンバーはチームリーダーのシックスパックを筆頭に、

  • ブエノ・エセクレンテ
  • ドッグ・ウェルダー
  • デフェネストレーター
  • フレンドリー・ファイア
  • ジャン・ドゥ・バトン
  • シェイクス
  • フレムジェム

の8人。



バットマンの資金力・技術力のような強大なバックボーンや、他の一流ヒーロー達のような人脈、超人的戦闘力は皆無。
性格も一癖二癖もある連中だが、それでも義憤から立ち上がり、例え泥臭くともゴッサムシティの平和を守るため戦う姿は紛れもなくヒーローである。





追記・修正お願いします。



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はぁ? この道化どもはなんだ?


この痴愚どもはなんだ?






   *   *  *   + うそではないです   n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E)   Y   Y  *


……と、ここまでは王道なヒーローチーム設定。
だが問題はメンバーのキャラクターや戦法、和訳された際の名前にあった。


二流、三流と言えば聞こえはいいが良くない、実態は二流、三流どころかメンバーの殆どがヒーローのコスプレをしたただの一般人。
もしくはアーカム・アサイラム送りにされても不思議ではない狂人揃い。
一癖二癖どころかむしろ癖とアクしか存在しないインパクトの塊。それがヒーローチーム「セクション8」である。
そもそもセクション8の名前の意味は、「精神上の問題で入隊不可」という意味の軍事用語。
何故そんなチーム名なのかは察するしかない。


一応犯罪者達と戦う動機は紛れもなく正義の心。
先祖から課せられた使命もなく、弱い一般市民やショボい能力者達が例え周りが求めずとも自主的に悪と戦っている…と書くと泥臭くともかっこいいヒーローに見えないこともない。*1
が、多分街中で見かけたら目を背けて脱兎の如く逃げ出したくなる奴等ばかりである。
寧ろ近づきたくも関わりたくもない。


主人公は一度このチームに助けを求めたが、冷静になった際に自分が正気だったかどうか再確認していた。
当然敵からはキチガイ集団扱いされている。当然である。



なお一部では「特殊能力を持っている分バットマンより強いのではないか?」というヤクでもキメたかのような疑惑がある。なんだコイツ等。



なんでこんなに(一部で)有名なの?

ぶっちゃけ『HIT MAN』という漫画はかなりマイナーな種類に当たるアメコミである。
しかし2012年にTwitterで海法紀光氏を始めとする一部のアメコミマニアの作家達が「犬溶接マン」を取り上げたことで、
その圧倒的パワーワードと絵の狂気に呑まれた人間が続出。作家やTwitterの人々話題の的になっていった。


その後犬溶接マンが所属するセクション8の狂気が暴かれたことでこのチームの狂気と実態が明らかになっていき、更に話題が加速したという経緯。
更に口コミが広がり、2013年には『HIT MAN』邦訳へとつながるというある意味『HIT MAN』を世に広めた立役者とも言える連中である。


検索すればTogetterまとめに当時の阿鼻叫喚が垣間見えるので興味がある人は覗いてみるといいだろう。


当然ながら初めて知った人々は彼らがヒーローなのか、ヴィラン軍団の間違いじゃないのか、そもそも紹介した作家は正気なのかを疑う声が多数あった。




【メンバー】

シックスパック(和訳:酔って酒瓶で頭を殴るマン)


困っている人を助けるのが俺らの義務だろ



和訳を見て「頭おかしいんじゃないの?」と思った人。残念ながらこれが公式の和訳だ。
セクション8のリーダーを務める男。
ビジュアルは小汚いヒーローのコスプレをしたメタボ腹で背の小さい中年男性。職業不明だが多分無職。
因みにヒーロースーツは常に変えたことがないらしい。
見た目こそアレだが普段は気さくでユーモラスな気の良いおっちゃんである。


一応ヒーローとして悪に立ち向かうことを厭わない度胸と正義の心の持ち主だが、アル中な上に戦闘中は酔っぱらってるので言動や戦闘時の体験談がイマイチはっきりしない。
本人曰く「ゴッサムの路地裏でベインとドゥームズデイのタッグと戦うも何故か自分の攻撃が全てすり抜け、気が付いたら自分の寝小便の中で寝ていた(意訳)」らしい。
なお毎回そんな感じの試合結果だとか。
ぶっちゃけ酩酊して悪党と戦っていた幻覚を見てたと言われた方が素直に納得できる。


こんな人物だがセクション8のメンバー最大の常識人。
2015年のまさかの新作『All Star Section Eight』では小粋なジョークとエスプリを駆使して芸術家「シドニー・スペック」としてニューヨークで社交界の人気者になるほどの地位を得るも、
うっかりウィスキーを一口飲んだ結果酒乱となり盛大に服を脱ぎ散らかしたりゲロを吐きまくった結果落ちに落ちぶれ、元のシックスパックと化した。
それでもめげずにヒーローとして世のため戦おうとする当たり志は立派である。



戦闘スタイルは和訳の通り敵の頭を酒瓶でカチ割る。ただそれだけ。
あまりにもあんまりな戦法だが、実は「相手がどんな超存在であろうと酔った状態なら酒瓶で殴り飛ばせる」という特殊能力をもつ、実質メンバー最強の男。
一種の概念武装系能力者である。すごいぞ!
……え、ダークサイドやドゥームズデイみたいな化け物連中が酔っ払いに酒瓶で殴られただけでダメージを受けるかって?さあ?
当然ながら殴れるだけなので身体能力は見た目相応。酒瓶で殴れなかったらそもそも能力に意味がない。
酒瓶で殴る以外だと、割れた瓶の鋭利な部分で敵の腹や首を斬り付けるなどの地味ながらエグい攻撃を行う。ちなみに斬られた相手は内臓が飛び出たりと地味にグロい。


なおシックスパックとは、缶ビール6本パックの意味。割れた腹筋とビール腹にも引っ掛けたひどいシャレである。




ブエノ・エセクレンテ(和訳:変態性欲マン)


ブエノ…



ビジュアルは汚いロングコートを羽織った汗まみれでハゲのスペイン人のデブ。多分服装は裸コート。とりあえず上半身裸は確実。だからどうした。
口癖は「ブエノ…」


異常な性欲を使って悪と戦う正義のヒーロー。ヒーローである。
基本は犯罪者を画面外に引きずり込んでホモセックス(強姦)を仕掛けて殺すファイトスタイル。最早ビジュアルからして汚い。
ちなみに36インチ(90cm)の巨砲の持ち主。
和訳の名に偽りなく、続編では全身内臓でできた化け物の女性でも射程圏内という驚異の性欲が判明した。更にそいつと結婚すらできる。


作中では気絶した敵にタキシードを着させた上で自らはウェディングドレスを着込んで犯し、その光景をビデオ撮影してゴッサムシティに流すという鬼畜窮まる作戦を迷いなく実行した*2
なお作戦時の本人の表情からして不満はなかった模様。むしろ楽しそうだった。
その光景を目の当たりにしたフレンドリー・ファイアは嫌悪から顔を真っ青にして吐き気を催している。


「変態性欲ソドムマン」と和訳されることもあるが、帯文では上記の名称で書かれているのでそちらを記入している。




ドッグ・ウェルダー(和訳:犬溶接マン)


AAAAGGHH!


……


こ、こいつ俺の顔に犬を溶接しやがぁぁぁぁぁ! FAAAAIIIIEEE!!



全メンバーの中で最も知名度が高い奴。
原作漫画は知らなくてもこのキャラの名前とビジュアルだけは聞き覚え、見覚えがある人はいるかもしれない。
ビジュアルは素顔を溶接マスクで常に隠し、ガスボンベを背負ってアーク切断機を構え、腰に犬の死体をぶら下げた無口な人物。


敵の顔や身体に犬の死骸を無言で溶接して戦う正義のヒーロー。当然溶接された犯罪者は常人ならば死ぬ。
素顔を見せるどころか一言も喋らない上に無言で仲間のシックスパックにも犬を溶接しようと襲い掛かったメンバー屈指の危険人物。
ぶっちゃけヴィラン呼ばわりされても何ら不思議ではない。


なぜかアーク切断機だけで犬の死体を敵に溶接できる特殊能力の持ち主で、能力の関係上常に犬の死体を持ち歩いている。
なお溶接に用いる犬の死体は現地調達。溶接するのに使う犬はわざわざ罠を仕掛けて捕らえる。
そのため出てくるたびに犬の品種が毎回違う。


『All Star Section Eight』の続編『Sixpack and Dogwelder: Hard-Travelin' Heroz』によると、実はこのヒーローは代替わり制。
犬溶接マンとは特定個人一人を指すのではなく、「犬溶接マン」の溶接マスクを被った者たちの名前の総称。
その起源は古代エジプト時代にまで遡る。


かつてエジプトの神々がテーパイに暮らす一人の鍛冶職人に「人の体と犬の頭を接合する」ことを依頼し、犬であれば星々でさえも溶接することができる力を授けた。
鍛冶職人は仕事を成し遂げ、生み出されたのがかのアヌビス神であった。
しかしアヌビス神は人と犬の頭を繋いだ自分の姿に怒りを爆発させ、鍛冶職人に呪いとして「その力を振るい、未来永劫に渡って罪に対する制裁を加え続けること」を課し、結果生まれたのが犬溶接マンだった。
時代と共に器具やマスクが変わってもマスクの呪いは受け継がれていき、あらゆる時代、あらゆる場所に様々な犬溶接マンが存在し、呪いは受け継がれ続け現在に至っている。
…とバックボーンは凄まじく壮大。
スーパーマンやジャスティス・リーグの面々のような一流アメコミヒーロー達にも引けを取らないだろう。
だがやっていることは無言で犯罪者に犬の死体を溶接して退治したり殺したりするだけである。


なお犬溶接マンに選ばれマスクを付けた時点でその者は受け継がれた呪いに沿って行動するようになる。
新しく就任した犬溶接マンは、これまでの経歴や家庭を全て投げ捨て犬溶接マンとして戦うことを課せられており、



我々にとって…溶接とは何の意味があるのか…?
この奇妙な能力…奇妙な人生…理由も無く…目的もなく…この身体を横たえることができるのか?
…この苦痛を終わらせ、彼らの仲間になれるのか?…



と異空間で邂逅した先代犬溶接マンに尋ねた際は明確な回答を受けられず、ただあるのは虚空に立ち並ぶ歴代犬溶接マンの銅像の数々であった。
あまりにも作者の正気を疑うような与太話オリジンであるが、一応公式設定である。


なお同作では犬の死体を2つ使うことで犬の死体を介して言葉を伝えられるようになるというパワーアップを果たした。


余談ながら、犬溶接マンは読者の選ぶその年の新人ヒーロー賞を受賞するなど、アメリカ本国でもその衝撃はすさまじかった模様。
有識者によればアメコミサイトの「嫌なヒーローランキング」には必ず上位に入るらしい。



デフェネストレーター(和訳:窓から投げ捨てるマン)


……


見た目は黒いサングラスをかけたガッチリした体格の無表情な巨漢。
ターミネーターをイメージすれば分かりやすい。


突如発狂してとある警官を14回もしつこく窓から投げ捨てたためにアーカム・アサイラムに収容されていた狂人。
なおその際は4人の警官を抱えて被害者を投げては拾い中に戻してまた投げるを繰り返したらしい。
やってることは間違いなくヴィランだが彼はヒーローである。
ゴッサムに現れた敵に立ち向かうためにシックスパックに釈放してもらった。


戦法はガラス付きの窓枠を持って無言で敵の頭に叩きつける。ただそれだけ。殴った方が強くね?とか言わない。
戦闘時投げ捨てるための窓がない時に備えて常にガラス付きの窓枠を持ち歩くやべーやつ。
一応補足すればメインウエポンが窓なだけで作戦によってはクレーン車を操り敵を攻撃することもできる。


名前や戦法の元ネタであるDefenestration(意:窓から人や物を投げる)という単語の知名度向上に貢献したキャラクターである。
上記単語の起源は一説では1419年と1618年起こったボヘミアの神聖ローマ帝国に対する反抗運動「プラハ窓外投擲事件」とされている。
その他1948年にも第3回が発生した。
これらはフス戦争や三十年戦争、チェコの共産主義化の契機として知られる一方、チェコにおける民族運動と評価される結構歴史的に重要な事件である。




フレンドリー・ファイア(和訳:誤射マン)


だいたい俺のパワーなんかチームメイトの半分を吹き飛ばしただけだ
もうこりごりなんだよ



セクション8最大の可哀想な人。間違いなくメンバーの中で一番良識ある常識人。
ビジュアルは赤を基調とした全身タイツ風の正統派なヒーロースーツを身に着けた男。体形も良好。


能力は「両手から赤い熱線を発射できる」こと。
セクション8で最大火力の持ち主……なのだがその熱線は必ず味方に当たる。ヒーローネームに偽りはない。
それもビームが曲がるのではなく、発射の瞬間身体の向きが味方に向いてビームが発射される。
元々セクション8は16人のヒーローチームだったらしいが彼の所為でメンバーの半分が減少した。
バットマン世界では珍しいグリーンランタンみたいな直接攻撃型超能力者だが、よりにもよってその貴重な枠にこいつが入ってしまう。


本人もそんな自身の能力に嫌気が差しヒーロー家業を引退。
真っ当な職に就いて働いていたのだが、本人自身ヒーローに未練があったのか、仕事着の下にヒーロースーツを着用していたことが発覚。
シックスパックの説得もあって渋々承諾し職を捨て街を守るためヒーローに復帰した。ただし誤射ビームは相変わらず。
シックスパックに並ぶ常識人でもあり、ブエノの戦闘スタイルを見て顔色を失う姿が見られた。
一方で割とシビアに現実を直視している方で「俺たちが本当にスーパーヒーローならなんでいい年した大人が8人も、変な格好をして下水の糞だまりの真ん中でテーブルを囲んでるんだ?」}とシックスパックに苦言を呈すこともあった。



ジャン・ドゥ・バトン(和訳:フランス人マン)


おっとそこまで ミーの…ジャン・ドゥ・バトンの力がいるざんすね
ジャン・ドゥ・バトン



胡散臭い謎のおフランス訛りが特徴的な細身の男性。酒場で働くなど真っ当な職に就いている人の1人。
ヒーロースーツはドミノマスクにベレー帽、ウォーリーみたいな縞模様の服。
言動が明らかにおそ松くんのイヤミだが性格は真っ当。


「ジャン・ドゥ・バトン!」と叫びながら棒で殴ったりオニオンリングを投げたりと、フランス人っぽい戦法で戦う。
シックスパックは「フランス人パワー」と呼んでいたが彼自身に特に不思議なパワーなどはない。
意外と戦法は堅実だがぶっちゃけウォーリーのコスプレをしたただのおっさん以外の何者でもない。




シェイクス(和訳:震えるマン)


ひひっひっひっひさっ ひさっしっしし



見た目はボロボロな服を着て涎を垂らす、明らかにラリった目つきのホームレスみたいな中年男性。
技は吃音と痙攣に伴う貧乏揺すり、どもりで相手をイラつかせたり注意を引くこと。それだけ。
専らの役目はフレンドリー・ファイヤーの誤射ビームの的になること。
普段からラリった目つきと吃音を上げて震えながらフラついている、近寄りたくないメンバー筆頭。




フレムジェム(和訳:痰吐くマン)


このフレムジェムをお呼びかな?


ビジュアルはドミノマスクを身に着けた緑色の全身タイツを着込んだ中年男性。ビジュアルはヒーローっぽい。
カッコいい台詞を喋っているが肝心の技は口から大量の痰を吐いて敵の視界を奪うこと。汚い。
一度に人間の顔面全体を覆う程の量の痰を勢いよく吐き出せるのである意味凄いといえば凄いがそれにしても汚い。



◆2期(?)メンバー

『All Star Section Eight』と『Sixpack and Dogwelder: Hard-Travelin' Heroz』で登場。
上記のシックスパック、ブエノ以外のメンバーが全員死亡したことで新メンバーが選出された。
……が、今度は見る者のSAN値をごっそり削るようなメンバーになった。
上記のメンバーも大概だったが、戦法や一部の奴等を除けば真っ当なヒーローっぽい服装だったのでまだマシな部類だった。


なお劇中ではメンバーが8人揃わないため、シックスパックがグリーンランタンやワンダーウーマンを新生セクション8に勧誘しようと打診する回もある。正気か?
当然ながらどれも勧誘は失敗に終わった。



パワーツール

顔にドリルが付いているマスクを着けている以外詳細不明の謎の男。
ジャージっぽい青い服が特徴。



ガッツ

セクション8の紅一点。
ただしビジュアルは生きた内臓の塊と形容するしかない化け物。
一時期ブエノと対立して決闘を繰り広げたが、その悍ましい決闘風景を見た危篤なセクション8入隊希望者がショックの余り入隊することなく何処かに姿を消した。
記憶喪失状態のワンダーウーマンの勧めを受け、最終的にブエノと関係を結び結婚した。
ハネムーン先は女子トイレ。



グラップラー

グラップルガンを持っていることだけが特徴の全身タイツ人間。
肌も見えないほどスーツで覆われ、目には保護用ゴーグルをつけている。
#6にて、唐突に男子トイレで首を吊って死亡。



ベイター

地獄の領主であったこともある悪魔にしてバーのバーテン。
見た目は巨大な口だけがある蚯蚓を思わせる長い頭の化け物。身体は人間型。
ワンダーウーマンの頭をうっかりハンマーで叩いたことで彼女を一時期な記憶喪失に追い込んでいる。



犬溶接マン

上記の犬溶接マンとは異なる、言わば2代目犬溶接マン。
「シックスパックと犬溶接マン」を経て遂にシックスパックと並ぶセクション8の中心人物になった。なってしまった。


2代目は犬溶接マンになってから人間だった時の記憶を喪失。
TVに出演した妻子の「私の夫は骨董品店でマスクと溶接器具を盗んだ後、行方不明となってしまいました。あなた、帰ってきて!」という涙の訴えを聞いても無反応だった。
その後紆余曲折あって愛する妻の元に戻った2代目であるが、奥さんは離婚し再婚済みだった。
……まあ、突如溶接マスクで顔を常に隠し、ガスボンベを背負ってアーク切断機を構えて悪人を殺して回り、犬の死体を介して喋る狂人と化した男と一緒になどなりたくなどない。
望まずヒーローになってしまい、家族から拒絶され、実の子供も自身の姿に恐怖するようになったその姿は悲哀と哀愁が漂う。




【追記】

なおここまで書いたが、彼らはサブキャラであり主役でも何でもない。






追記・修正よろしくお願いします



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  • (顔を伏せ、さめざめと哭き、建て主の正気を疑う) -- 名無しさん (2017-10-27 02:23:40)
  • 最初の方見てたらワンパンの仮免ライダー的な奴らなのかと思ったら、ただのやべーやつらだった。しかしなんで犬溶接マンだけ知名度高いのかね? -- 名無しさん (2017-10-27 10:48:58)
  • ↑海法紀光がニトロプラスの作家仲間達に紹介したのが最初 -- 名無しさん (2017-10-27 11:00:28)
  • DCのキャラなのに比較対象にマーベルキャラが上がるのがちょっともにょる。例えとしてはとても分かりやすいけど他の会社やん・・・ -- 名無しさん (2017-10-29 09:14:57)
  • 注釈が消えてるというか最初から無い? -- 名無しさん (2017-10-29 11:29:56)
  • ↑2 つまり他社作品から強敵を引っ張ってこないといけないぐらいセクション8は強いということだな(おかしな目つき) -- 名無しさん (2018-06-26 10:53:30)
  • シックスパックを概念的能力者と呼んだのは田中天だっけ? -- 名無しさん (2019-06-10 09:24:39)
  • ↑ツイート確認してきたが、正確には「概念武装系ヒーロー」と呼んでいるな」 -- 名無しさん (2020-02-14 08:31:23)
  • こんな奴らではあるが凶悪な悪魔や別次元の魔神に敢然と立ち向かいゴッサムを悪の手から守ったのは確かだし‥ -- 名無しさん (2020-05-22 23:09:13)
  • 別次元でなくて、ゴッサム生粋のヒーロー?なんだよね こんなの生み出すゴッサムほんと恐ろしいな 普通の人住んでるんか? -- 名無しさん (2020-08-07 10:56:19)
  • そう、あくまでゴッサムの住人たちだから理論上はゴッサムを舞台にしたあらゆる作品に存在する可能性がある。去年話題になった映画のジョーカーも舞台がゴッサムだから、カメラを路地裏に向けたらこいつらが悪を退治してたかもしれない -- 名無しさん (2020-08-07 11:06:21)
  • グラップラーは比較的常識的なヒーローだったために耐えられんかったか。 -- 名無しさん (2021-06-09 02:00:43)
  • 主人公について殆ど触れられてないけど、ポケ戦のアルみたいな感じ? …それとも単にこいつらの絵面が強すぎて忘れられてるだけどか? -- 名無しさん (2021-06-09 09:48:09)
  • 4↑ヒーローを見てこの世界はだいじょうぶなのか?という反応がかえってくるのに笑った -- 名無しさん (2022-03-25 14:26:48)
  • 2↑後者だね。主人公は単に「変なのに噛まれてめっちゃ目の良くなったスナイパー、ただしバットマンその他DC一軍勢に目を付けられたら勝ち目無いので気を付けて仕事してます」って感じだからこいつらと比べたらそりゃw -- 名無しさん (2022-03-25 21:17:09)

#comment

*1 ただしドッグウェルダーに関しては後付けで「戦わなければならない事情」が判明していたりもする(後述)。
*2 なお作戦の発案者はシックスパックと主人公

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