登録日:2017/09/04 Mon 18:32:43
更新日:2024/02/09 Fri 11:11:54NEW!
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アカツキ kadokawa 角川 延期 ソーシャルゲーム ソシャゲ 野球 無料 課金 19年春アニメ アニメ ゲーム 地蔵 甲子園 工藤進 田中仁 テレビ東京 トムス・エンタテインメント 89 ハチナイ 八月のシンデレラナイン シンデレラシリーズ 女子野球 山口修平 アカツキゲームス
君の差し伸べた手、今度は離さない
立とう、甲子園の舞台に―――
【概要】
『八月のシンデレラナイン』とは、2017年6月27日よりサービスを開始したアカツキのiOS/Androidスマートフォン向けアプリ。
公式の略称は「ハチナイ」。
配信元はアカツキだが、メディアミックス展開においてはKADOKAWAとコラボ体制を取っている。
【解説】
公式曰く「青春×女子高生×高校野球」をテーマに掲げた青春体験型野球ゲーム。
上述した通り、アカツキの「シンデレラナイン」や「シンデレライレブン」といったシンデレラシリーズの最新作でもある。
ゲーム本編での設定でも他のシンデレラシリーズと世界観を共有している。
ゲームとしては野球を怪我で挫折した少年(ユーザー)が、高校の女子野球部で監督として甲子園を目指すという王道物。
歴代のアカツキ製ゲームがシナリオを売りにしていたことに倣って、本作もシナリオ面で力を入れているとのこと。
この手のゲームとしては疑似恋愛の要素はあえて薄くしている反面、友情物語や青春体験の部分は厚くしているのが売りらしい。
夏の終わりの空気やノスタルジーなど、「青春」体験に関して重視している。
本来は2016年夏の配信開始を予定していたのだが、配信時期を来春に延期するという出だしから苦々しい事態となった。
タイトルが「八月」なのに、よりによって高校野球が盛り上がる夏にサービス開始不可能という状況は事前登録者達の苦笑いされてしまった。
この時点で15万人ほどの事前登録者が置いてけぼりにされたのだが、延期期間でも事前登録者数を地味に伸ばしている。
こうして長く延期し続けていたが、2017年6月末にようやくリリースが決定するという経緯を歩んでいる。
配信延期のお詫びとして、ゲームのアイテムセットがゲーム配信開始時にユーザーにプレゼントされることになった。
このお詫びはリリース後3ヶ月以内にゲームを開始したユーザーが対象となった。
アニメーションPVが存在し、A-1 Picturesが製作してる。
【ストーリー】
祖母の地元の高校に入学してきた【僕】。
これまでに過ごした場所とは違う、新しい環境。
誰も僕のことを知らない街。
冷やかしや過度な期待は、もうない。
もう、【野球】に縛られることもない。
ここでゆっくり、普通の学生生活を送るんだ。
「有原 翼です! 好きなものは、野球です!」
要らないはずだった。
捨てた……つもり、だった。
「野球が大好きなんでしょ?」
もう一度、君と目指したい。
小さい頃からずっと夢見た、あの舞台--【甲子園】を。
(公式サイトより引用)
【登場キャラクター】
- 本校
プレイヤーが監督することになる高校。
校名は設定されておらず、プレイヤーが自由に命名することができる(アニメ版では市立里ヶ浜高校となっている)
当初は野球部そのものが存在せず、部員集めから奔走することとなる。
ユニフォームは白地にピンクのストライプ。シャツはオーソドックスな物だが、履き物がミニスカートになっているのが特徴。琴音様謹製のデザイン。
●主要キャラクター一覧表
キャラ名 | CV | 主なポジション | スリーサイズ | キャラ解説 |
有原翼 | 西田望見 | 遊撃手(ショート) | 84/62/83 | ハチナイの主人公。中学で野球を辞める気だったが諦められず、地蔵を野球部の監督として誘った。 明るくて前向きだが、恋愛にはあまり関心がなく(監督と恋仲と疑われた際にガチトーンで否定している)、学力面での頭も悪いという典型的主人公体質な少女。 |
東雲龍 | 近藤玲奈 | 三塁手(サード) | 80/62/83 | 有原のライバル的ポジションのキャラ。有原の野球部をお遊びと見ていたが、彼女に敗れたことで入部する。 ストイックで高圧的言動が目立つが、その言動に見合うだけの野球の能力を持つ。ストイック故の微笑ましいアホの子要素も持っており、実は野球以外のスポーツがからっきしでサッカーでは盛大にズッコケている姿も。仲間にも恐れられる一方で発破を掛けるのが上手かったりとキャプテン気質でもある。 |
野崎夕姫 | 南早紀 | 一塁手(ファースト) | 95/64/99 | 中学時代はバスケ部に所属していたが、有原に誘われて野球部の発足に参加した少女。 おっとりした性格で甘いもの好きな金髪巨乳という人気要素の塊。この間まで中学生だったとは思えない程のスタイルであるが、それが理由なのか野手としては大砲型、投手としてはバフの重ね方次第で170kmというチャップマンもかくやという弾丸ストレートを放つ豪腕である。 |
河北智恵 | 井上ほの花 | 二塁手(セカンド) | 87/61/82 | 有原の幼馴染の女の子。有原とユーザからの愛称は「ともっち」。異常の領域に入っている程の有原に思いで彼女を支えているが、野球に関しては完全な素人で入部後に成長を遂げることになる。 野崎や本庄などの陰に隠れがちだが、地味に豊満なおっぱいの持ち主であることも話題に上がりやすい。 |
宇喜多茜 | 花守ゆみり | 右翼手(ライト) | 79/57/76 | 照れ屋でコミュ障気味な小柄の女の子。猫耳フードの服装を着用しているが、ペットで飼っているのは猫ではなく亀。 とある理由で監督に惚れているという数少ない恋愛要員だが、後に出た小鳥遊にそのポジションは押され気味。アニメ版では監督がそもそもいないので設定が消失している始末。 |
中野綾香 | 高木友梨香 | 中堅手(センター) | 83/61/85 | 新聞部との兼部で野球部に入部した情報収集が得意なトラブルメーカー的ポジション。 様々な特ダネを追う中でかなりの機動力を得たようで、足の速さは陸上部とも互角に渡り合えるほど。語尾に「にゃ」を付けるのが特徴的で、宇喜多に続く猫キャラ要素を持っている。 |
鈴木和香 | 緑川優美 | 捕手(キャッチャー) | 80/59/77 | 大学野球のスターの兄を持つ女の子。部活発足組の1人だが集合イラストなどでは高確率でハブられてしまう可哀相な子。運動はやや苦手だが捕手を勤めるだけあって情報分析が得意で、的確な指示や采配でチームを影で支える。 公式にあるようにブラコン属性を持つが、小説版では狂気に片足が入ったような描写でユーザーを震え上がらせた。 |
岩城良美 | 山下七海 | 三塁手(サード) | 77/57/76 | 一人で非公認の応援団を務めていた団長。幼さの残る容姿、幼さもある性格や素直な気質、愛らしい声…とマスコット的な雰囲気があり、1年生に間違えられることもしばしば。 服装や名前からして元ネタは『ドカベン』の岩鬼正美で、野球の能力面も意識されている。パ・リーグコラボでは、岩鬼が所属していた経験のある某球団の後継球団とコラボすることに。 |
倉敷舞子 | 遠藤ゆりか→佐伯伊織 | 右翼手(ライト) | 82/60/81 | 寡黙で無愛想ながら三つ編みの赤髪が美しい美少女。他人と慣れ合おうとしないが、野球部で少しずつ人間関係を築いていくこととなる。 彼女の暗い性格の根本的な原因は不仲で荒れた両親が理由であり、かつては有原に似た性格だったとされる。 投手のカードが最も多い。 ちなみに、担当声優の引退に伴って声優交代が行われた初のキャラとなった。 |
九十九伽奈 | 白石晴香 | 右翼手(ライト) | 85/63/82 | 野球同好会の活動を調査する為に加入した生徒会役員。中性的な雰囲気もあり、美少女というよりはイケメン寄り。 天才的なセンスを持つが、それ故に何でもこなせてしまうためひとつの物事に対して熱くなれず、常に冷めた姿勢を取ってしまう。自身とは対照的な性格のあおいとはなぜか妙に波長が合うようで、唯一呼び捨てで呼ぶ間柄である。 |
初瀬麻里安 | 八島さらら | 三塁手(サード) | 82/58/79 | 眼鏡を着用した典型的な文学少女という雰囲気の人物。逃げ腰でロマンチストだが、やる時はやる根性の強い努力家。 入部理由が監督の期待に応えるためであり、後に彼に対して異性としての想いが芽生えてくるようになる。 |
阿佐田あおい | 立花理香 | 二塁手(セカンド) | 78/59/75 | いつの間にか部活にいた(アニメだと理由がある)天真爛漫で猫キャラな少女。ユーザーからの愛称は「にゃんぼ」。「なのだ」が口癖。何も考えていないように見えるが、実は博打が得意で心理戦や相手の裏をかく搦手が大好き。 九十九とよく絡んでいるほか、宇喜多にも超師匠と慕われるなど後輩への面倒見も良い。 パ・リーグコラボではオリックスとコラボしたが、担当声優もオリックスと深い縁を持っている。 |
直江太結 | 小見川千明 | 遊撃手(ショート) | 78/58/80 | 中学時代はソフトボール部の補欠だったという人物。「たゆたゆ」の愛称でファンから呼ばれている。 心優しく大人しい性格の人物だが、一方でインターネット上にて「棚尾ゆえ」という相談サイトを運営しているという隠れた一面があったりする。 |
天草琴音 | 奥野香耶 | 一塁手(ファースト) | 81/61/80 | 芸術家肌で独特な美術に憧れるメイペースな不思議ちゃん。入部理由も打球の放物線に心奪われたからというもの。 アニメ版では出番をハブられた組だが、美術部員として部のユニフォームデザインを担当した。 |
近藤咲 | 山岡ゆり | 捕手(キャッチャー) | 85/63/89 | 幼馴染の永井や新田と「おいしいものクラブ」を結成し、実質支配者となっている三つ編みが印象的な美少女。性格も柔らかで優しく、兄弟がいる影響で面倒見が良い。 実家は中華料理屋で繁盛しているが、ユーザーからはおしんこなどの価格設定が高いのではとの指摘も。 |
永井加奈子 | 永野愛理 | 中堅手(センター) | 88/66/86 | 「おいしいものクラブ」の一員。ダイエットサプリで体重を増やしたことがある程太りやすい体質で、滅茶苦茶食欲旺盛。野球部への入部動機も痩せたいから。 体型を弄られた過去から異性が苦手だが、一応部で唯一の男性である監督は平気らしい。 設定通りの鈍足パワーヒッターなおかわりちゃん。担当声優が大の楽天ファンということもあり、パ・リーグコラボでは楽天とコラボした。良かったね。 |
新田美奈子 | 渡部優衣 | 遊撃手(ショート) | 83/61/83 | 「おいしいものクラブ」の一員で、快楽主義者で社交的でギャルという典型的な陽キャ。花山とも「サボり同盟」として結託した。 地味に大金持ちであることが示唆されており、高校生なのに3LDKのマンションに独り暮らしで生活している。 担当声優が大の阪神ファンであり、2021年9月についに念願の阪神とのコラボをすることになった。 未だに彼女と我妻天以外の下級生は投手のカードがない。 |
花山栄美 | 松嵜麗 | 中堅手(センター) | 89/63/86 | 男をキッカケに入部したという下心全開なギャル。サボりを繰り返しており、新田と同盟関係を結んだ。 ただし何だかんだで練習する一面も見せるようになっており、コミュニケーション能力もかなり高い。ピッチャーも務めるが「投球フォームが気持ち悪い」と一部からは不評。 |
朝比奈いろは | 影山灯 | 一塁手(ファースト) | 86/63/82 | 負けず嫌いな熱血少女。一本足打法を得意としており、とんでもないラーメン好き…王貞治っすねこれ(パ・リーグコラボでもソフトバンクとコラボした)。 女性らしい振る舞いや趣味は苦手な一方、男子からの人気がかなり高い模様。 |
月島結衣 | 優木かな | 二塁手(セカンド) | 86/62/85 | 真面目気質で性格に優れた学級委員長。サボり組やノリが軽い部員にとっては天敵である。 しかしその気質故が結構ポンコツ要素が多い。ぬいぐるみが大好きという愛らしい一面もある。また埼玉西武ライオンズとカレーに目がない。 |
仙波綾子 | 嘉山未紗 | 捕手(キャッチャー) | 90/63/89 | 8人姉弟の長女を務める人物で、部内でも家庭で築かれた包容力でサポートする頼れる姉さん女房。 ケア能力の高さを活かし、色々と不安定な倉敷舞子の専属捕手として活躍する。 ちなみに幼い妹のデザインが一部から人気が高いが、姉にはあまり似ていない。 |
秋乃小麦 | 田中あいみ | 一塁手(ファースト) | 73/57/76 | 某有名アイドルプロデュースゲームのあるキャラにデザインも設定もそっくりなキャラ。 リスのルーちゃんを相棒としており、高校生とは思えない幼さと純粋さが特徴的。 何故高校生でいられるのか不思議なくらい頭が悪いが、実はブラックカードを所持していたりする描写もあり…? |
竹富亜矢 | 松井恵理子 | 中堅手(センター) | 80/63/81 | 有原をライバル視している俊足型選手。容姿は中性的であり、女性っぽい事は苦手。 中学生時代は陸上部であり、高校にも特待生として推薦入学をした。 |
泉田京香 | 生田善子 | 左翼手(レフト) | 92/64/87 | 一見すると威圧的な態度で周囲から警戒されやすいが、根は義理人情に厚いリーゼント娘。 実は実家は旅館でかなり良家の出身。自宅ではリーゼントをしておらず、かなり印象が変わる。 |
坂上芽衣 | 駒形友梨 | 二塁手(セカンド) | 87/63/85 | 硬式野球の経験者の女の子。運動の際は瓶底眼鏡を着用する。 礼儀は正しいが過去に痛々しいトラウマを抱えており、対人恐怖症の節がある。 プロ野球球団『東京ファンタジーズ』の熱狂的ファンであり、椎名とはよくそれをネタに小競り合いを繰り広げる関係。 |
逢坂ここ | 高木美佑 | 右翼手(ライト) | 78/56/77 | 明るく目立ちたがり屋で少しワガママな一面もある元子役。 椎名と仲が良く、現役アイドルのライバル校選手である大咲とも面識があり、旧友ともライバルとも言える複雑な関係。 |
柊琴葉 | 早瀬莉花 | 左翼手(レフト) | 89/62/84 | 硬式野球経験者で有原をライバル視する女の子。東雲と共に副部長…というか中間管理職的な役割を担う苦労人。顔芸が豊富。高校生ながら一人暮らしをしており、その背景から倹約家で色々と器用。 露骨なお色気こそないが、巨乳だからなのか妙におっぱいを意識させるイラストが多いことも話題になる。 |
塚原雫 | 芝崎典子 | 左翼手(レフト) | 84/63/86 | 掛け持ち顧問の縁故から剣道部との兼部の形で入部した大和撫子。ファンからの通称「剣道ネキ」。 剣道キャラ故に和風なイメージを漂わせているが、釣りが好きで麻雀が強いなど特技や趣味は典型的なおっさんに近い。 |
本庄千景 | 朝日奈丸佳 | 左翼手(レフト) | 93/65/90 | 才色兼備で野球部最高レベルのスタイルを誇る高校生らしからぬ雰囲気の少女(?)。学内でも美人占い師として有名。 お姉さんキャラなだけあってか面倒見が良く、キャプテン代行を任されたことも。 |
椎名ゆかり | 船戸ゆり絵 | 捕手(キャッチャー) | 79/60/80 | 八重歯、ツインサイドリボン、「あはっ」という笑い方が特徴の女の子。小学校時代は野球をしていたが中学時代はサッカーをしていた。 姉に同社のゲーム『シンデレラナイン』の主人公・椎名じゅり及び椎名まりがいる。 プロ野球球団『大阪チュリオーズ』の熱狂的ファンであるなど一見すると普通に社交的だが、内心ではかなり深刻な劣等感を抱いている。 |
我妻天 | 相坂優歌 | 投手(ピッチャー) | 80/62/83 | 2年目の野球部に現れた左腕速球派の投手。口が悪く傲慢な自信家だが悪い娘ではない。というか、その自信と裏腹に作中で色々とやられることもしばしば。有原同様に野球一辺倒のおバカに見えるが成績は良い方らしく、勉強を教える事もある。 戦隊モノが好きな性格や言動の雰囲気から小柄な人物に思えるが、身体設定は印象に反してしっかりとしている(東雲とほぼ同じスペック)。 |
桜田千代 | 河瀬茉希 | 捕手(キャッチャー) | 97/67/98 | 我妻の幼馴染にして女房役。ピンク色の髪の毛と大きな体格や豊満なおっぱいが特徴的。 我妻とは真逆で大人しいが、天然であるために毒舌のような言動を行うことがあり、我妻から「言い方ぁ!」とツッこまれるのが定番。 |
小鳥遊柚 | 楠木ともり | 遊撃手(ショート) | 85/61/90 | 彗星の如く現れた地蔵の後輩幼馴染でリトルリーグの元チームメイト。 性格は明るく気さくな人物であり、監督を異性として好意を抱いているため、有原などに嫉妬を見せるような一面も。 |
リン・レイファ | 福緒唯 | 二塁手(セカンド) | 77/60/79 | 東雲のサポートを目的にやってきた変態気味なスポーツ科学者の台湾人。 何故変態なのかというと筋肉に拘るためだが、本人は脳筋と真逆の頭脳派で偏り気味な理屈主義者。 |
草刈ルナ | 青木志貴 | 左翼手(レフト) | 81/61/83 | 界皇高校主将・草刈レナの妹。容姿にも共通点がある。 姉とシニアから野球をしていたことで実力はあるのだが、その姉から拒絶されたことで逃げるように野球を辞めて有原の高校に入学した。 |
條島もも | 前田佳織里 | 一塁手(ファースト) | 93/68/86 | 3年生編から登場の新入生。喫茶モモのマスターの娘。両親の離婚で母親とともに博多で暮らしていたが、本校への入学を希望し父親の元で暮らす。ボーイズ全国大会出場チームで5番を打っていたスラッガーで当時のポジションは二塁手および遊撃手(と捕手)だったが、高校ではファーストへ転向。 |
水原碧澄 | 広瀬ゆうき | 右翼手(ライト) | 84/62/85 | 本校初の推薦入学による野球部員。一見生意気そうだが監督以外には普通に接する。投手経験もあるためURには投手スキルもある。 |
琴宮千寿 | 鈴木愛奈 | 左翼手(レフト) | 91/63/86 | 新1年生として入部したハチナイ初の正統派お嬢様キャラだが、己の定めた目標に向かってひたむきに努力することを厭わない。野球経験はないが、2年生編の夏大会での本校の試合をたまたま動画サイトで見て興味を持ったことをきっかけに入部。莫大な財力で合宿先の予約が取れないという危機を救う。 |
●主な敵キャラ
ここで記載する主な敵キャラの一部は、後にプレイヤーが使える選手としてスカウト可能になっている。
味方になった際のイラストは普通だが、敵になっている際のイラストはエレナとアメリアおよび新入生を除きみんな一様に顔に影がかかり目にハイライトが無い。こわい
- 清城高校
かつては男子野球の名門として知られていたが、不祥事によって今はすっかり落ちぶれてしまった高校。
本校と最も関わりの深いライバルチーム。
ユニフォームは白地に黒のストライプ。一見すると普通だが、足元がブーツという本当に野球出来るのかとツッコみたくなる独特なデザイン。
- 神宮寺小也香 CV:明坂聡美
清城高校女子野球部キャプテンかつ同校の絶対的エースで、本作におけるメインライバル(とはいえ、彼女がライバル視しているのは有原翼ではなく似たような環境で育った東雲龍)。
かなり長いロングヘアと見下ろすかのように冷徹な視線の赤い目が特徴の容姿。
そしてロングヘアは野球ができるのか疑いたくなるほどである。
清城高校はかつては甲子園常連高だったが、男子野球部が起こした不祥事によりその面影はなく、彼女は女子野球部で清城高校の復活を目指している。
一見冷酷なライバル…のはずなのだが、無断で盗撮されるわ煽られ続けるわ(神宮寺本人も煽ることは少なくないが)と、むしろ主人公側に苦労させられている可哀想な人。さらに顧問の教師もいないためキャプテン、監督、顧問と三足の草鞋を履く、東雲や柊に勝るとも劣らない苦労人でもある。お前はスラダンの藤真か。
ライバル高の選手である河北に色々言いながらも指導してあげたり、柊の華麗なお好み焼きの返しを見て歯ぎしりしていたり、最近ではコメディリリーフも務めるようになりハチナイおなじみの顔芸も披露するなど、ずいぶん人間味のある姿を見せるようになった。
兄はスライダーを得意とするプロ野球選手として知られており、妹である彼女も速い直球と高速スライダーを使いこなす。
- 牧野花 CV:佳村はるか
清城高校の捕手であり、つまり神宮寺の女房役を務める女性。
穏やかそうな雰囲気の顔とその顔が示すように健気で真面目な性格だが、神宮寺との関係性に苦労する事になる。
地味にバスト設定も巨乳に設定されており、意外と体重も重い。小動物のような雰囲気でプレイヤーから「たぬき」と言われることも。
野球好きでバストが豊満と、妙にCVの人と重なる部分がある。
- 藤堂たいら CV:高野麻里佳
清城高校における新入生組。担当ポジションは三塁手(サード)。
野球経験者ではないが恵まれた体格とセンスを持つ天才肌の帰国子女。
神宮寺のカリスマに惚れこんで入部したという経緯を持ち、古風で高校生らしからぬ雰囲気を身にする性格。
一方で笑顔の可愛らしさにはユーザーから定評があり、牧野を弄る一面やチーム内で孤立気味な一二三にも適応して接するなど、年相応の態度と社交性もある。
- 西宮アリス CV:直田姫奈
3年生編開始と同時に本校選手を差し置いて実装化された新人。遊撃手と投手の本格的な二刀流。
- さきがけ女子高校
2年生編の夏大会では盟羽を相手に念願の公式戦初勝利を飾ったのが唯一の勝利。
ユニフォームが物語シリーズの阿良々木火憐の普段着に似ている。
- 芹澤結 CV:佐倉綾音
さきがけ女子高校のキャプテン。担当ポジションは一塁手(ファースト)。
後に基礎トレーニングを積みまくったことでチーム全体に高い長打力を獲得させた。
一方で安定性には全く欠けていたようで、コントロールが高い相手には長打が打てなくなるらしい。
キャプテンにも拘わらず実力不足で補欠という悲しすぎる立場に置かれた。
しかし性格自体は明るく人間性に優れたタイプであり、小麦と関係を持っていくことになる。
- 鈴風学園
弱小校の一つ。
- 御厨あや音
鈴風学園のキャプテンで、京都弁で喋る褐色キャラ。担当ポジションは右翼手(ライト)。
- 秀越高校
弱小校の一つ。
- 進藤なゆた
秀越高校の人物で、笑顔が眩しい眼鏡っ子。ゲーム本編よりコミックのハチナイSの方で出番が多い。
「頭脳野球の申し子」と名高いらしく、彼女の元で秀越高校は徹底とした敵の分析を行う。
だけど打撃に肩入れしすぎて守備と走塁は軽視してしまう。
担当ポジションは捕手(キャッチャー)。「ID野球の申し子」と呼ばれた古田敦也を元ネタにしたキャラか?
- 盟羽学園
弱小校の一つ。
- 二階堂麗香
テニス部みたいな野球ユニフォームの盟羽学園のキャプテン。
担当ポジションはサードで、「決して盗塁はしない」という独自の野球美学を持つ。未だに台詞なし。
- 明篠学園
芸能人を多数輩出しているエンタメ系の高校。
野球部がそのままアイドルユニットとしても活動しており、野球そのものはさておき話題性においては屈指の実力を誇る。
ユニフォームはグレーに黒のストライプ。ノースリーブのシャツと丈の長い上着にアームカバー、下はミニスカートというそのままステージ衣装としても使えるデザインになっている。
- 大咲みよ CV:小倉唯
「スクールアイドル野球部」という意味不明な属性の明條学園のキャプテン。
アイドルグループ『タッチアップ』に属する美少女。担当ポジションは遊撃手(ショート)。
かつては子役だったのだが、逢坂ここにオーディションとの争いで頻繁に敗れており、未だにその事を根に持っている(その逢坂側はみよに対しては適当な扱いだが、悪い感情は持っていない)。
子役としての経験から演技力が高い様で、トリックプレーに応用している。
「大咲みよ」はアイドルとしての芸名なのだが、本名で呼ばれるのを嫌っている。
- 今田杏珠 CV:鈴代紗弓
『タッチアップ』の3期生。つまり明條学園の新入生。担当ポジションは中堅手(センター)。
- 美鳥ヶ丘高校
弱小校の一つ。
- 赤坂佐知
美鳥ヶ丘高校のエース投手。
カチューシャを付けた髪が特徴的。
3種類の変化球を操る軟投派で、点数を取るのは容易ではない。
新設女子野球部のエースな辺り、苦労も多いのではとの噂。
- 山ノ上高校
弱小校の一つ。それでもキャプテンの光田が日本代表に選ばれたが、彼女の卒業後顔ありの選手が現れるか不透明。
- 光田つばめ CV:石川由依
山ノ上高校のキャプテン。担当ポジションは中堅手(センター)。
名前の通りに俊足型外野手であり、彼女の機動力野球が美鳥ヶ丘高校を短期間で強豪校にした理由の一つ。
髪型からSD表示が天草と似ているとの評判。
- 高波高校
弱小校の一つ。
- 中条明菜
高波高校のキャプテン(?)でポジションは右翼手(ライト)。
やたらと毛の量が多いピンク色のロングヘアが特徴的。
負けず嫌いな性格で得点圏の鬼だが、非得点圏の打席だと怠慢プレイになるダウナー系。良いのかそれで?
一応、キャプテン(?)としてはそれなりに気を配って行動しているのが伺えるので、徹底して怠慢的な人物ではない。
- 帝陽学園
逆境の帝陽の異名を持ち、ID野球を掲げる理論派。
部員内にもデータ分析専門の部隊を抱えるなど、その姿勢は徹底されている。
ユニフォームは白地に黒のストライプと差し色に赤。シャツは立て襟な事以外はスタンダードな物だが、下半身はサイドに編み込みのある赤のスカートにレギンス。
球春祭AGBLに参戦後注目されるようになり、日米野球後に1年生2人が実装化される。
- 乾ケイ CV:井上麻里奈
ID野球で知られる帝陽学園のキャプテン。担当ポジションは捕手(キャッチャー)。
冷徹な性格で作中でもトップクラスに洞察力に優れており、口調はどこか芝居がかっている。
ライバルの中でも立ち位置は上の人物なのだが、それに反してゲーム開始当初は帝陽学園はどこか微妙な扱いだとネタにされやすかった。
- 宮井都子 CV:小原好美
帝陽学園の投手。エースかどうかは不明だが、日本代表に選出されている。
ナックルボールが得意。
- 水浦七瀬 CV:Lynn
帝陽学園の一塁手。夏大会は怪我で出場できなかったが、日本代表に選出されている。
朝比奈いろはをライバル視する。
- 卓大付属高校
弱小校の一つ。
- 青山佳苗
卓大付属高校のエース投手。苗字の通りに青い髪とメカクレしたポーカーフェイスが印象的。
投手としてはアンダースローでシンカーを持ち味とする。
ライバルとしては扱いは軽く、設定でも性格面でも謎が多い。
- 向月高校
実力至上主義を掲げる伝統ある女子野球の強豪。
チームは3軍まで存在し、部員数だけなら界皇高校を上回る。
ユニフォームは上下ともに濃い群青色のノースリーブとショートパンツで足首までむき出し。ボタンの多い軍服のような意匠が施されている。
- 高坂椿 CV:福圓美里
向月高校のエース投手。
青いリボンで結ばれた金髪縦ロールの髪が特徴の容姿で、常に好物の棒飴(チュリオチャップス)を舐めている。
150cm台の小柄な体格ながら鋭いピッチングの使い手で、魔球とも称される強力なシュートを持つ。
常に他人を見下す高圧的な性格だが、一方で精神的に不安定で連打を浴びるとすぐに頭に血が上る短気さが欠点。
1年生時には肘を故障して登板機会にも恵まれず、チーム内の不和が原因で春大会で1回戦負けを喫するなど苦難の道を歩んできた。
- 潮見凪沙 CV:内田真礼
小説版第2巻で登場したオリジナルキャラクター。すぐにゲームにも輸入された。担当ポジションは投手(ピッチャー)。
伊荒島という名前の離島に暮らしていた天才野球少女で、高坂率いる向月高校に入学した。
性格はクールで野球にストイックだが、祖父母が大好きで身内には心優しい。
- 風祭せりな CV:ファイルーズあい
向月高校の捕手(キャッチャー)。いかにも捕手というアンコ型の体型。
- 岸楓佳 CV:黒沢ともよ
向月高校の捕手(キャッチャー)。サバサバした性格で、高坂の悪態も軽く受け流す。
- 森ベロニカ奈緒子 CV:喜多村英梨
向月高校の新人遊撃手。同校OGで元四番の森ジェシカの4歳下の妹。姉譲りの豪快な体格と性格の持ち主。
- 小河原高校
鉄壁の守備に定評のある高校。ただしエースと主砲は未だ空気。
反面、慢性的な長打力不足に悩まされており、強豪ではあるものの界皇、向月からは一段格落ちする。
ユニフォームは白地と灰色がかった緑。パフスリーブにセーラー服のような襟がついたシャツに、口の緩いハーフパンツを合わせている。
- 鬼塚桐 CV:早見沙織
小河原高校のキャプテンを務める銀髪の女性。担当ポジションは二塁手(セカンド)。
厳格で真面目な性格の人物だが、複雑な家庭環境と姉との濃い関係を持つ。
2軍の試合でも真面目に味方を気遣ったりと、面倒見も良い。
- 樫野亜沙 CV:本渡楓
担当ポジションは遊撃手(ショート)。
坂上芽衣のシニア時代の後輩。
かつていじめられていた坂上を助けられなかったことを後悔している。
とはいえ、彼女は坂上とは違い『大阪チュリオーズ』のファンである。
- 二子玉高校
1年生編には登場したが、2年生編の春に突然廃校。
- 一二三ゆり CV:小林ゆう
2018年度八夏祭で追加登場したライバルキャラ。担当ポジションは中堅手(センター)。ヤンキー風の外見や言動が特徴。
野球の技術面はかなり優れているが、非常に危険なラフプレーを多用する精神を持ち、ヒールキャラとしての側面も強く描かれた。
一方、スポーツマンシップに欠けるその姿勢を見せる一方で、何かしらの背景事情も抱えている模様。
後に所属していた高校が経営難により廃校となり、清城高校に加入するという展開で神宮寺とチームメイトになる。
- 界皇高校
高校女子野球の頂点とされる絶対王者。
今世代だけでも夏大会2連覇、世界大会でアメリカを破って優勝など数々の輝かしい実績を残している。
ユニフォームはグレーを基調に白と紺を合わせたもの。ワンピースのようなデザインのトップスにブーツという全体的に形容しがたいかなり奇抜なデザイン。
- 草刈レナ CV:日髙のり子
青春ランク32で激突する界皇高校を率いる女性。
美しい白髪を一つ結びにした長いポニーテールが目立ち、冷酷な視線ながらもどこか余裕を感じさせる笑みを見せる。
ちなみに、片目が隠れる(一枚絵では透けて見えている)髪型だが、野球の邪魔じゃないかそれ。
表示される一枚絵で取っているバットを向けた謎のポーズはユーザーの間でネタにされている。
特徴的な専用ユニフォームから見える膨らみから察するに、かなりの巨乳の持ち主でもある。
「天才」との呼び名が高い様で、全国の監督を界皇が撃破する原因となっている。
担当ポジションは左翼手(レフト)。
- 鎌部千秋 CV:堀江由衣
界皇高校のエース。
語尾に「ですけど」をつけるのが口癖。
- 大和田沙智 CV:釘宮理恵
界皇高校の一番打者を務める。担当ポジションは遊撃手(ショート)。
小柄な雰囲気の身体(イラスト的には言うほどでもない気もするが)だが、足の速さと選球眼の良さを持つ。
- 相良吉乃 CV:田中敦子
界皇高校で沙智と二遊間のコンビを組んでいる選手。担当ポジションは二塁手(セカンド)。
大和田との信頼関係が厚く、彼女と共にはしゃぐことが多いやんちゃな一面がある。
- 真白玲 CV:水瀬いのり
界皇高校の投手。ボクっ娘。
ラノベ「白夜に揺蕩う追憶」の特典キャラ。
小鳥遊柚のシニア時代からのライバル。
- 奈良胡桃 CV:種﨑敦美
界皇高校の三塁手。
入部直後に四番起用を訴えて却下されたので無断休部していた。
レナの引退後に復帰したが、やはりチームの和を乱すという、扱いに困る少女。
- スノーヴァ学園
ロシアの高校。ちなみにロシアでは2年で卒業となる。
- エレナ・スタルヒン CV:上坂すみれ
ライトノベル版「八月のシンデレラナイン~北風に揺れる向日葵~」に登場したロシア出身の少女。担当ポジションは投手(ピッチャー)および中堅手(センター)。
日本での留学期間を終えて帰国した翌年、スノーヴァ学園のエースとして夏大会に参戦。
- アメリカ代表
2年生編の6月に来日したアメリカ代表の選手たち。その時は全員10年生(日本での高校1年生に相当)しかいなかったが、9月の日米野球で日本代表が渡米した先には11年生も待ち構えていた。
- アメリア・サンダース CV:東山奈央
期間限定イベントで登場したアメリカ代表の少女。担当ポジションは右翼手(ライト)。
実は田中将大がプロデュースしたというとんでもない背景事情を抱えたキャラ。つまり日本最強クラスの投手の好みがぶち込まれたということである。
アニメを理由に日本に興味を持ったという明るい少女だが、実は高所恐怖症。
アメリカ人キャラらしくパワーヒッターと設定されているが、打撃練習の場外ホームランで不調とか言い出す。ちょっと色々とおかしくないですかね…?
一方で足が遅いという弱点があり、SSRも実装当時はライバルキャラの中でも弱いと辛辣な評価をされたことも。
- フリーダ・フェルナンデス・アンバー CV:榊原良子
日米野球に登場するアメリカ代表のエース。
フレンドリーなアメリアとは対照的に勝つことにしか興味がなく、日本代表を見下す。
●その他のキャラ
- 監督
祖母の地元の高校に入学してきた主人公で、ユーザーの分身体。
アニメ版には登場しない。
中学時代に全国大会の決勝まで行った実力者だったが、右肩の故障により挫折する。
無気力なまま野球部のない高校に入学したが、有原との出会いを機に新設された女子野球部の監督となる。
しかし、ストーリー上においては序盤を除いて完全に存在感皆無の空気。
指揮や野球の戦略会議的な場面でも殆ど関わらないという悲しき存在で、一部から「地蔵」という呼称が付けられた。
あるキャラの発言によると、野球部の中で何人か異性として好意を抱いているキャラがいるとは言われているが…。
- 掛橋桃子 CV:中村繪里子
主人公達が所属する1年3組の担任の女性。
三つ編みに結んだ髪が特徴的な美人で、高校時代は部活に打ち込んだ経験を持つ。
野球部の活動に関して度々関与することになる。
私生活は呑兵衛でズボラ。片付けが出来ず、机を散らかして生徒であるはずの柊に説教されている姿も見られる。
選手としての起用も可能だが、期待してはいけない。
- お婆さん
鈴木とその兄がいた少年野球チームの監督の妻。本名は日向幸子。
お爺さんが体調を崩しチームが解散したためグラウンドは荒廃していた。
有原達の熱意に押されてグラウンドの使用を許可する。
鈴木の兄のサインボールを渡し、彼女の誓った約束を思い出させている。
- 北山監督
超名門の界皇高校野球部の監督を務める女性。2年生編夏大会後に開催された日米野球では日本代表監督を務める。童顔なので草刈レナより年下と間違われる。
超強豪の監督とは思えないような不甲斐ない態度も見せるが、その一方で強豪校としてのプライドが強い事を示す発言もある。
- キズナアイ
有名バーチャルYouTuber。
ハチナイのコラボにおけるトップバッターであり、コラボイベントが用意された他、キズナアイ自身も選手として限定スカウトが可能。
ハチナイでの担当ポジションは二塁手(セカンド)。
- ベアマックス
おこづかいや部費を稼ぐための売却専用選手枠や選手強化のための素材選手枠。
レアリティが高いほど当然受けられる恩恵も高くなる。
レアリティに応じてベアマックスの容姿も変わっている。
ストーリー本編では、本編前の昔に放送されていたアニメ「剛Qナイン ベアマックス」に登場するキャラとして設定されている。
森の動物たちと共に野球チームを作った野球愛の強い熊である。
有原や鈴木はこのキャラに思い入れがあるらしく、キーホルダーグッズなどが登場している。
最近のイベントでは喋るようにもなったが、CV緑川光と容姿に対して異様にイケメンボイスである。
かつては公式サイトの登場キャラクターとして本校の選手35人とともに名前が掲載されていたが、リニューアル時にライバルキャラの掲載と引き換えに削除された。
- 田中将大
ご存知、日本球界を代表する大エース。現在は遠く海の向こうのアメリカMLBの名門・ニューヨークヤンキースに所属。
何かしらの節目に実写の姿で登場して定期的に地蔵の腹筋を壊しに来ることに定評がある。
- 桑田真澄
PL学園と巨人軍を代表する名投手。ハチナイの1日監督に就任することになり、全国の地蔵と自身のチームを戦わせるイベントが発生した。
【ゲーム】
ゲームに関しては典型的スマホ向けポチポチソシャゲである。
スタミナ消費での行動や部費(お金)と他の選手(キャラ)カードを使ったキャラ強化など基本的な遊び方は特筆すべき点はない。
以下、詳細についての解説。
■キャラクターやレアリティに関して
登場キャラクターのレアリティはN→R→SR→SSRの順。後にSSRの更に上のレアリティであるURが登場した。
NやRのキャラもレベルMAXにして専用の素材を集めたのならば、SSRまで覚醒可能。
SSRになるとイラストの背景も変わり、専用の背景となる。
しかし、所持スキルやデレストなどの面で見ると最初から最高レアの純粋なSSRには劣るのが基本。
一部のSSRは「シンデレラ覚醒」というシステムによってURへと覚醒するのだが、覚醒までの手間や覚醒後の育成も非常に大変な作業となる。
選手には「花」「蝶」「風」「月」の4種類の属性が存在。
同属性の選手を強化素材にすることで、パワーアップ度が上がる。
後述するがデレストの練習メニューにも影響する。
選手ごとにポテンシャルや獲得可能な固有スキル、才能などが存在するため、他の選手を素材にした強化やデレストなど強力な選手に作り上げる。
同イラストの選手を強化素材にすることで5回までステータスの限界突破(ステータス1つにつき2回まで振り分けできる)が可能で、好みに合わせた強化が可能。
また、各選手にはポジションによる守備適性が設定されていて、適正でないポジションだとスペックが下がる。
パワフルプロ野球シリーズと同様な調子システムが装備されており、その日のスペックにかなり影響を及ぼす。
絶不調~絶好調の5段階の調子があり、毎日午前4時で調子は切り替わる。
一部のユーザーからは「日ごとに調子が変わる」という性質から、不調及び絶不調の選手を「生理」と呼称するとんでもない文化がある。
後に信頼度システムも追加され、お気に入りのキャラを試合で使うことで信頼度用のポイントが稼げる。
信頼度を上げれば、信頼度のレベルに応じてキャラクター性能を強化できる。
新しい選手カードの獲得及び覚醒や才能開花で、選手別の短い固有ストーリーが見られる。
選手は強化費用の部費及びアイテム交換のためのおこづかいとして売却できる。
ゲーム内では「移籍」と呼ばれている。
一部ユーザーからは「女の子を売る」というシステムから「ソープに沈める」という表現されることが。
■スターナイン及びスカウト
本作におけるソシャゲの「宝石」的役割を果たすのは「ナインスター」なる星型の宝石。
これはスカウト(ガチャ)・アイテムの交換・スタミナ回復などに使用する。
デレ戦などのゲーム内で入手可能な無償版と金銭購入で入手可能な有償版に分けられる。
「スターの欠片」という物も存在し、5個集めると1個のナインスターへと変換される。
スターの欠片はデレ戦や上述の選手別ストーリーの観覧で入手となる。
スカウトはソシャゲである本作のガチャ。
1回5ナインスター・10回連続で50ナインスター消費で引けるほか、スカウトチケットでも引ける。
10連の場合だとSR以上一人確定するという、ソシャゲの典型的なサービスがある。
有償ナインスターは一日限定で1回1個で引ける他、一部限定スカウトなどにおいて回数限定で有償30個や40個で10連引けることがある。
■デレ戦
本作における野球の試合(ゲーム)。
アプリ初期は、基本的に監督であるユーザーが介入できるのはデレ戦前のオーダー編成だけで、試合ではほぼ操作せず、投手交代や采配は全てCPU任せとなっている。
試合後は、出場選手の試合における打撃成績の詳細を確認可能(ちなみに最初期は実装されていなかった)。
アプリ初期は、基本的に試合画面はスコアボードが表示され、下に出場選手の台詞なども挿入される。
ゲーム中のチュートリアルを担当する実浦響(みうらひびき)なるキャラが実況を行う。
野球中には打点を挙げたり、抑え続けるとキャラ絵のカットが表示される。
ピンチやチャンスなどの重要な局面ではSDにデフォルメされた選手達による攻防が演出される。
なお、デフォルメ選手達による演出に関しては試合前の設定で演出をOFFにできる。
2018年3月の大型アップデートで、上述した試合形式はリニューアル。
SDキャラでグラウンド全体が表示され、他で例えるならスポーツナビのプロ野球速報のような形式に変化した。
戦術機能も追加され、初期とは違ってユーザーが選手交代や盗塁指示をする事が可能になった。
試合後にはドロップ報酬や部費などが手に入る。
ほんの僅かな数値ではあるが、オーダー選手達に経験値も加算される。
この野球だが、現実的な野球の視点から見ると異次元。
基本的には女子野球らしいスペックなのだが、ユーザーの育成次第ではインフレが起きて160km以上の球速をバンバン投げ込む高次元の野球と化す。
極めると200km越えの変化球を投げられるし、それを場合によっては打ち返したりしてくる。
…『アストロ球団』や『ミラクルボール』の世界に行ったほうがよさそうである。
現在では見られなくなっているが、他にもランナー一塁の内野安打でランナーが本塁に返ってくるという現象もよく見かけられた。
以下、デレ戦におけるマッチの種類一覧。
シンデレラマッチ
全国の他ユーザー及び監督率いるチームと試合する対人戦。
所持スタミナを消費して1試合対戦を行う。
試合の勝敗や打撃内容、対戦相手の強さによって「エール」なる数値が入る。
このエールを一定数値貯めることで、ゲームのメインストーリーを進行可能。
エールを一定溜めると、「昇格戦」と呼ばれる特別なシンデレラマッチが発生。
指定された対戦相手に勝利(ランクによって連勝などの条件付き)すると青春ランクが上昇する。
連勝条件の場合は、2試合目以降はスタミナを消費する必要がない。
青春ランクとは、プレイヤーのゲームにおけるレベル及びユーザーランクみたいな物。
ランクが高いほどスタミナの最大値は当然大きくなる(ソシャゲらしくシンデレラマッチの消費スタミナも上がるが)。
ランクが上昇した際には、残りスタミナも全回復する。
イベントマッチ
曜日限定の試合や期間限定のイベントにおける試合をプレイするためのデレ戦。
このイベントマッチでは報酬として期間限定の選手やそれに関する覚醒素材が手に入る。
イベントマッチでは「エール」の代わりに「イベント評価pt」が加算され、一定数値貯まるとアイテムが手に入る。
なお、エールが置き換わっている都合から青春ランク上げには使えないので注意。
ランキングマッチ
ランキング形式で争うプレイヤー同士の対戦イベント。
ハイスコア3試合分の合計値がランキング用スコアとして扱われる。
スコアは「スコアが高い相手と試合する」「スコアボーナスを持つキャラクターをスタメンに入れる」などで稼げる。
このイベントマッチはスタミナ消費での試合ではなく、チケットを使用しないと対戦不可。
チケットは毎日午前4時に3枚配布されて当日のみ使用可能な「通常チケット」とログインボーナスやシンデレラストーリーで獲得可能で翌日に持ち込める「特別チケット」が存在。
ランキングに応じたアイテムや特別な選手などの報酬が授与される。
■デレスト
「シンデレラストーリー」と呼び、本作のメインコンテンツになる。
大まかな内容を言うと、シナリオをこなしながらポイントを獲得する。
パワフルプロ野球シリーズのサクセスや栄冠ナインと似たものがある。
獲得したポイントはキャラクターのスキルを獲得させるために使われる。
ポイント以外にもキャラクターの才能を覚醒させるために必要な素材も手に入る。
デレストに参加させるオーダーを組んだ後、「練習」と「試合」をこなしながらポイントを稼いでいく。
重要なのは「練習」であり、オーダーにいる選手が属性に応じて持つ「練習メニュー」のカードを消費して、ポイントを貯める。
選手の属性に応じた以下のタイプの練習メニューが存在。
属性 | 属性色 | 効果 |
花(パワー型) | 赤 | パワーの練習ポイントを多く得る |
蝶(スピード型) | オレンジ | スピードの練習ポイントを多く得る |
風(テクニック型) | 黄緑 | テクニックの練習ポイントを多く得る |
月(バランス型) | 紫 | 上記の3つの練習ポイントをバランス的に得る |
ちなみに、基本的にはレアリティの高い選手ほど強力な練習メニューカードを持っている。
特定の練習メニューと合わせて使う事で追加ターンを得れるといったような効果がある特殊な練習メニューを持つキャラもいる。
練習において、練習相手のやる気ゲージを指定されたターン以内にMAXにするようにポイントを貯めると、レアスキル取得のために必要な「特訓」が発生する。
特訓はオーダー編成にて組んだキャラが、特訓メンバーとして出現。
この特訓メンバーを用いて、指定されたターン以内にパワー・スピード・テクニックの全ゲージをMAXにするとクリア。
クリアするとキャラ専用のショートストーリーと同時に、レアスキル獲得のために使う存在である「絆の証」が入手できる。
【主な楽曲】
- 世界でいちばん熱い夏 カバーver.
プリンセス プリンセスのヒット曲。
ゲームキャラの担当声優である西田望見、南早紀、近藤玲奈、井上ほの花の四人がカバーした。
本作の主題歌で、アニメーションPVのイメージソングとして使われている。
- 栄光のダイヤモンド
シングル「イマとミライ - Single」に初出収録された楽曲。
2018年3月~5月の期間内のゲーム内OP曲。
- かっとばせ!未来へ
1周年の際のゲーム内OP曲。
【他媒体展開】
◇漫画
ハチナイ外伝 戦力外!カタトちゃん
公式サイトにて連載されている4コマ漫画で、作者は大川ぶくぶ。
本作オリジナルキャラクターとして「戦カタト」が登場する。
内容自体はゲームの紹介は案の定しておらず、独特の雰囲気で描かれている。
『カタトTHEアニメーション』としてアニメ映像になっており、これでゲーム内への進出を目論んでいるらしい。
戦カタトの声は杜野まこが演じている。
午後のハチナイ
2018年からゲーム内で更新されている4コマ漫画。
八月のシンデレラナインS
『週刊少年チャンピオンにて、2021年38号から連載が開始された漫画。漫画を担当するのは星野倖一郎。
廃部寸前の野球部に入部を試みる鈴村あすはというキャラを主人公とするオリジナルストーリーだが、本編の世界観と連携している。
◇小説
八月のシンデレラナイン~before summer~.
本作の小説版として公式サイトにて連載されているWeb小説。
毎月9のつく日に更新される予定となっている。
小説版の作者は『泡をたたき割る人魚は』などを執筆した片瀬チヲル。
片瀬チヲルは群像新人文学賞の受賞した実績を持つ純文学作家であり、原作ゲームを考えると予想外の人選である。
小説の内容としては、キャラのゲーム本編で語られていない設定の補完があったりする。
実績を持つ若手作家の執筆という事もあってか、評判はまあまあ。
ただし、一部キャラになかなか暗い描写があったりとゲーム本編とかなり雰囲気が異なる。
八月のシンデレラナイン 北風に揺れる向日葵
2018年4月28日にファミ通文庫より刊行された小説版。
著者は「Akatsuki」と開発元の名義となっており、Web小説の著者である片瀬チヲルが執筆協力としてクレジットされている。
こちらの小説版限定のキャラとしてエレナ・スタルヒン(CV:上坂すみれ)が存在し、後にゲーム版でも限定選手としてスカウトが可能になった。
八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路
2019年6月29日に同じくファミ通文庫により刊行された小説版第2弾。
八月のシンデレラナイン 夏蔦に還す約束
2020年7月29日に同じくファミ通文庫により刊行された小説版第3弾。
草刈レナの過去や人物像についてピックアップされている。
◇アニメ
2019年4月から7月にかけて放送された。全12話。アニメーションはトムス・エンタテインメントが担当している。
OP主題歌を『けものフレンズ』のED曲を務めた事でも知られるみゆはんが歌っており、生徒会長・能見志保役としてCVも担当している。
ゲームとはストーリーが異なりプレイヤーキャラである監督は登場しない、有原は甲子園に興味を持っておらず、甲子園の名前も全く出てこないなどゲームとは違う設定も多い。
設定などの相違について、プロデューサーの山口修平氏によると「アニメは作品を知ってる人だけではなく、作品を知らない人にも向けた内容にした」との事である。
脚本は「ゆるキャン△」や「虹ヶ咲」等で知られる田中仁がシリーズ構成も担当しており、ソシャゲアニメにありがちな『登場人物が多すぎて覚えられない、ソシャゲ未プレイの視聴者は楽しめない』といった点が皆無であり原作ソシャゲを知らない視聴者からも評判が良い。
反面、作画方面については(特に中盤辺りが顕著だが)TV放送版はお世辞にも褒められたものでないとの評価も目立ち、事実放送終了後にコミックマーケット96で頒布されたスタッフ本の同人誌において、人材もスタッフの熱意もスケジュールも「何もかもが足りなかった」状況だった事が暴露されている。
2020年7月より『八月のシンデレラナイン Re:fine』とタイトルを変更し再放送。
ただの再放送ではなくBlu-rayに収録されたコレクターズエディションとして放送された。
2021年7月より『八月のシンデレラナイン2021』とタイトルを変更し再放送。
Re:fine同様コレクターズエディションとして放送、さらにスペシャルコンテンツとして、小鳥遊柚を主人公として描いた第13話が新たに追加放送された。
2022年4月より『八月のシンデレラナイン2022』とタイトルを変更し再放送。
◇実写化
八月は夜のバッティングセンターで。
2021年にテレビ東京系深夜ドラマ枠「水ドラ25」で放送されたテレビドラマ。ハチナイが原案ということになっている。
ドラマの内容自体は原案から大きく離れたオリジナルストーリーであり、歴代の名プロ野球選手が出演することが特徴。
追記・修正では女子野球部を設立して監督になって美少女を集めて甲子園で優勝してからお願いします。
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▷ コメント欄
- 追記修正ハードル高すぎィ! -- 名無しさん (2017-09-05 09:07:30)
- >一塁の内野安打でランナーが本塁に返ってくる 甲子園の魔物特有のガバ守備なんやろなあ -- 名無しさん (2017-09-05 22:11:15)
- >森の動物たちと共に野球チームを作った野球愛の強い熊 ハチミツやってそう・・・ -- 名無しさん (2017-09-06 12:09:08)
- 何故杜野まこがいないのか -- 名無しさん (2017-09-22 00:58:44)
- 記述通り外伝にはおるけどね 公式サイトに収録写真もある -- 名無しさん (2017-09-22 04:43:30)
- 4月に嘘をつかれ5月にライオンに襲われ8月にシンデレラか… -- 名無しさん (2019-04-24 11:59:25)
- アニメは作画以外完璧という脚本以外完璧と言われた仮面ライダーカブトみたいな評価されてて草 -- 名無しさん (2019-06-25 10:10:02)
- アニメの一年以上も前からゲームの配信が始まっていたので当然アニメ版にも期待したんだが…今一つ心に響かなかったので一話切りしちゃったんだよなあ。その点「球詠」は野球少女達の筋肉の描写への執念が凄まじくていいぞッ!! -- 名無しさん (2020-04-21 18:48:40)
- 尚、阿佐田あおいの中の人はオリックスの選手と結婚した模様。 -- 名無しさん (2020-04-24 02:06:04)
- アニメはシナリオは凄く良かっただけに作画で敬遠されがちだったのが残念だった。二期待ってるよ -- 名無しさん (2020-06-27 09:01:08)
- ところで、文字通りの「女子野球」を題材にした作品ってあります? -- 名無しさん (2022-08-21 06:57:49)
- ↑プリンセスナイン(98) 大正野球娘 球詠とか探せばそこそこある -- 名無しさん (2022-08-21 08:53:49)
- 決勝戦のみとはいえ高校女子野球の全国大会を甲子園で開催(いわゆる甲子園に行く)って大目標は現実に先越されちゃったな -- 名無しさん (2022-09-01 20:08:02)
- 『ラストオリジン』の日本語圏知名度向上に最も貢献したであろう某ブロガーがお好きらしい作品 -- 名無しさん (2022-10-12 11:57:26)
- 3年生の卒業試合もキッチリ描かれて、卒業後もシナリオに顔見せするような話も出てきたから、有原の3年生編もやるのは確定だろうな -- 名無しさん (2022-12-18 01:39:16)
- アニメの続編やってくれ、ゲームよりアニメのストーリーの方が遥かに面白かった -- 名無しさん (2022-12-25 14:53:51)
- アニメ版の作画云々は記事にも書かれてる通りスタッフ本で認められてる程だし、削除するのも正直どうかと…… -- 名無しさん (2023-02-13 22:00:27)
- 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-02-17 18:22:33)
- これといい球詠といい女子野球はなぜかアニメ化すると作画に恵まれないな・・・ -- 名無しさん (2023-03-02 20:54:42)
- ↑6 「地球上にユーザーが5人しかいない」だの好き勝手イジってるけどなw 実際、ゲームのほうの話題あんまり聞かないというのはあるが -- 名無しさん (2023-03-02 21:20:27)
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