フェローチェ

ページ名:フェローチェ

登録日:2016/12/18 Sun 16:26:31
更新日:2024/02/01 Thu 13:44:15NEW!
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※『サン・ムーン』シナリオのネタバレを一部含みます。



















_人人人人人人_

> かぶりん 

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出典:ポケットモンスター サン&ムーン、114話『ビューティー・アンド・ニャース!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon



ポケットモンスター サン・ムーン』に登場するウルトラビーストの一種。



■データ


アローラ図鑑No.295/全国図鑑No.795
分類:えんびポケモン
UBコード:UB-02 Beauty
英語名:Pheromosa
高さ:1.8m
重さ:25.0kg
タマゴグループ:未発見(性別不明)


タイプ:むしかくとう
特性:ビーストブースト(相手を倒すと、HP以外の自分の最も高い能力が1段階上がる)


HP:71
攻撃:137
防御:37
特攻:137
特防:37
素早さ:151
合計:570


努力値:素早さ+3



■概要


アローラ地方を脅かす謎の存在・ウルトラビーストの一種。
『ムーン』バージョンにのみ登場する。


白くて細いしなやかな体躯と、透き通った髪のような羽を持つ。
また、ウルトラビーストの中では珍しく、白目のある比較的生物的な目を持つ。
総じて女性的なデザインとなっており、対の存在であるマッシブーンとは対照的。
姿のモチーフはおそらく脱皮したばかりで色が薄い状態のゴキブリ
ゲーム発売前からその姿のみは公開されており、ルザミーネによく似ていると話題になった。


目にもとまらぬ素早さの持ち主であり、大地を凄まじい速度で駆け抜ける姿が目撃されている。
その速さは、落雷すらも咄嗟に回避してしまうほど。
一瞬で時速120マイル(192km/h)のスピードを出せるとされており、その速度は今まで発見されたどの生物よりも速いという。


だが、単純な速度でこの時速192kmを上回るポケモンは多数存在する。(約マッハ2で飛行出来るカイリューやピジョット、音速で飛行可能なガブリアス等)
恐らくどの生物よりも速いというのは加速力の事であろう。落雷をも回避するという記述からもそれが伺える。体重は25キロと小学2年生とほぼ同じで身長に対して非常に軽く、人間だったら飢死では済まない。


また、どんな生物も魅了するフェロモンを発することが出来、対峙した相手の戦意を失わせることが出来る。
この未知のフェロモンを発する器官を備えているとされており、現在研究がされているという。




この世界のものに穢れを感じるのか、一切触れようとしないらしい。ただし足は出る。
(だがポケリフレでは撫でることが可能であり、ポケマメも食べてくれる)。
ちなみに喜びポイントは頭、嫌がりポイントは触覚。見た目を裏切らない、品のある微笑みを堪能しよう。


■ゲームでのフェローチェ


前述の通り『ムーン』バージョンにのみ登場する。
対となるのはマッシブーン。


シナリオ中で初めてその姿を見るのは、2回目のエーテルパラダイス戦。
ルザミーネがコスモッグの力を使い、強引にこじ開けた“ウルトラホール”の中からアローラ地方へ降り立つ。
そのままメレメレ島を襲撃。しまキングのハラ、そしてメレメレ島守り神のカプ・コケコと対峙する。
なお、ムービーではこの時点で姿を見るが、実際にゲットできるのは殿堂入り後となる。


殿堂入り後、リラハンサムのシナリオを進めていくと、ウツロイドに次いで2種類目に捕獲することになる。
メレメレ島の茂みの洞窟内に出現し、計4匹を捕まえる必要がある。
レベルは60。
バトル開始と同時にオーラを纏い、ただでさえ高い素早さを2段階上げる。 でも、自身の素早さがチート級なのでこれ以上素早さが上がっても無意味だと思う。



ウルトラサン・ウルトラムーン』でもウルトラムーン版のみに登場。



■対戦でのフェローチェ


メガミュウツーYメガプテラすらぶち抜く圧倒的な素早さと、それに匹敵するレベルで高い攻撃・特攻を持つ。
図鑑説明の通り、素早さにおいてはUBで最速。
反面、モチーフのしぶとさに反し耐久面においては紙同然であり、デオキシスに似た種族値構成となっている。
そのため『やられる前にやる』が基本的な戦術となる。


物理技は「とびかかる」「とびひざげり」「とんぼがえり」、特殊技は「むしのさざめき」「きあいだま」「くさむすび」「れいとうビーム」など。
習得技の関係上、物理・特殊どちらか一辺倒では範囲が狭くなりがちな上に冷凍ビームが補完として優秀なため、物理構成に冷凍ビームを覚えさせた両刀型が主流である。
なにせ格闘タイプでありながら2019年時点では技を覚えないので、技の存在感はとても大きい。


持ち物は紙耐久を補う「きあいのタスキ」か、火力を更に向上する「いのちのたま」が有力候補。
あるいは「カクトウZ」を持たせて超火力を狙うパターンもある。
中には「ノーマル」Zと「さきどり」という、使う側すらハラハラものの奇襲型も息を潜めている。


ゴキブリのくせに強力な積み技である「ちょうのまい」も覚えるのだが、紙耐久過ぎて積む余裕はあまりない。
なお、攻撃を上げる手段はビーストブーストしかないため、ビーストブーストで攻撃か特攻が上がるようにする調整が主流。
ただし、ビーストブーストで攻撃か特攻を上げる場合は、最速と両立することが出来ないので注意。


弱点はとにかくその耐久の低さ。あまりの華奢さに防御面下降性格が検討されるほど。
といっても、HPにある程度振れば特化鉢巻ゴリランダーの「グラススライダー」ぐらいは確定で耐えるが。
極論、性格は素早さ下降補正ではない火力上昇補正か素早さ上昇補正であれば実用性は持たせることができるため、性格の自由度は高い。
素早さが高いとはいえ、先制技を喰らえばひとたまりもない。カプ・テテフにサポートしてもらう手もあるが。
また特性の関係上、最速型があまり採用されないため、「こだわりスカーフ」を持った意外な奴に抜かれることも多く、相手の素早さを見極めつつ戦う必要がある。
また一致技は飛行ゴーストフェアリーには両方とも半減以下にされてしまう。
飛行には「れいとうビーム」、フェアリーには「どくづき」で弱点を突けるが、毒とゴーストには有効打がなく、ミミッキュギルガルドといった連中には厳しい。
このため、ゴースト対策に「めざめるパワー(霊)」も候補に上がる。


数値を反映した破壊力だが、ピーキーさもついてまわるポケモンである。



『ウルトラサン・ウルトラムーン』では華奢なイメージに似合わない技は覚えず、尚且つ有益な教え技を多数習得した。
従来の受け出し対象を迎え撃つじめん技「ドリルライナー」・あく技「じごくづき」・でんき技「でんげきは」「エレキネット」あたりが主な注目点。
今までは受けだしを受けたゴーストタイプ、どくタイプを対処できるようになり、止めにくくなった。
意味深なところでは「むしくい」「げきりん」「イカサマ」「とびはねる」「とおせんぼう」なども覚えられる。
ガチ方面でもイメージブレイク上等のネタ方面でも大分強化された部類ではないだろうか。



剣盾』ではDLC「冠の雪原」配信に伴い他のUB共々解禁。
有用な新規取得技としては華奢なイメージと合う「トリプルアクセル」、安定かつ高火力である「インファイト」あたり。
特に「トリプルアクセル」は苦手としていたミミッキュ当たれば一矢報いる事が可能で、物理一本のアタッカーとしても十分運用可能になった。


因みにドラパルトの上を行く素早さ種族値を持つが、攻撃or特攻に「ビーストブースト」を掛ける準速個体だと最速に抜かれる。


■アニメ




出典:ポケットモンスター サン&ムーン、114話『ビューティー・アンド・ニャース!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


SM編114話『ビューティー・アンド・ニャース!』にて登場。
Zクリスタルをたいそう気に入っており、クリスタルを持つトレーナーを襲い奪っていた。
その素早さは圧倒的であり、目で追えない速度すぎてサトシたちが何もできないほどである。


その容姿に一目ぼれしたニャースを利用しクリスタルを集めていたが、用済みとなったら捨てた。
そのため激怒したキテルグマとバトルする事になり、キテルグマはフェローチェの動きについて来たため逆にボコられてしまった。



■その他


ゲーム中で無印ムーンの時点で4匹も手に入ってしまうため、カミツルギ程ではないにしろGTSではかなり安売りされている。
中にはボックス1個をフェローチェで埋めてしまった猛者もいたりする。


2023年、シンガポールで発見された新種のゴキブリが、フェローチェに似た姿であること、発見した昆虫学者たちがポケモンのファンだったことから、フェローチェの英名「Pheromosa」にちなんで「Nocticola pheromosa」と命名された。




フェローチェに魅了された方、追記・修正お願い致します。


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