ドゥームボット(LoL)

ページ名:ドゥームボット_LoL_

登録日:2016/10/25 (火) 23:45:49
更新日:2024/01/29 Mon 11:06:03NEW!
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混沌を生き抜け…しかしその先にある絶望を忘れるな…



ドゥームボットとは、League of Legendsに登場するローテーションモード(特殊モード)の一つである。
ここでは2016年10月に実装された新ドゥームボットについて解説する。


AI戦ではあるが、敵の性能が鬼畜凶悪絶望的に仕上がっており、
さらにはそれ以外の仕掛けやゲームシステムが徹底的にPC側を追い詰めてくる、一筋縄どころではない超難易度。
他の特殊モードとは違い、人間VSAIのため基本的な仕様(貰えるIPなど)は通常のAI戦と同じ。


モードは更に通常の「ティモウィーン」と「ガントレット」に分かれており、ガントレットはAIのレベルを1~100で設定が可能。
レベル100ともなると分散したり容赦ないFlash inを仕掛けてきたりと思考までもが鬼畜になる。



◎ゲームルール

フィールドはサモナーズリフトだが、通常のルールとはいくつか異なる点がある。
まず、相手のタワーが無敵。このためいつも通りタワーを割りつつネクサスを目指すのではなく、自陣を守る防衛ゲームとなる。
ちなみに敵陣にはjungleの入り口にティーモの毒キノコが設置してあり、事実上敵陣に行く事が出来ない。
なお、blink(移動スキル)やWardを利用してのテレポートで飛び越えても毒ガスのダメージを受ける。
加えて定期的に入れ替わりで1~2つのイベントが発生し、これもまた徹底的にプレイヤーたちを苦しめる。


そうして鬼畜使用のAI相手に15分耐久すると……




「畏れよ! ボクの闇がこの世界を覆うのだ!」




突如Midレーン中央に敵全員が集合。巨大なちび悪魔ティーモを召喚。
そのサイズは実にレーンの半分を埋め尽くさんほどのサイズであり、HPはなんと5万
バロン・ナッシャーのHPが約1万である事を考えるととんでもない耐久力である。
ちなみに中立クリープ扱いであり、スマイトなどの効果が通用する。
プレイヤー側はこの巨大ティーモを撃破する事さえできれば勝利となる。(もちろんネクサスを破壊されると負け)




◎AIの行動


とにかくえげつない性能でこちらを攻撃してくるAIのため、イベントの発生もあり粘ってもタワーを死守する事は難しい。
こちらのタワーを一本割ると、AIは即座にレーンを移動して隣のレーンをpushしようとしてくる。隣のタワーも割れたらさらに移動、
最後に1stタワーを破壊したレーンを5体でpushするようになるため集団戦が発生する事となる。
おまけに移動際に、通常のAI戦ではAIが手を出す事がないドラゴンを狩る事も。


さらには後半にこのドラゴンや、リフト・ヘラルドが巣から飛び出してレーンに攻めてくる
流石にバロン・ナッシャーがせめてくる事はないが……。


ティーモ出現後は3体がティーモとともにMidをpush。残りのレーンを1体ずつでpushするようになるため非常に厳しい戦いとなる。




◎イベント


ティーモが発生させる様々なイベント。どれもこれもがいやらしく強力で、ただでさえ厳しいレーン戦の難易度をさらに上昇させるものとなっている。


○ギガ目潰しダーツ

敵陣から発射される巨大なダーツの弾幕。こちらのチャンピオンを狙って発射される。
ぶつかるとダメージに加え、通常のブラインドではなく一定時間視界が極端に狭まる効果を受ける。
とにかく発射される量が多く、弾速はそれほどではないものの戦いながら避けるのは難しい。


○ビリビリタワー

自陣のタワーにビクターのUlt・カオスストームを発生させる。(吸引拘束効果はない)
これによりタワー下という唯一の安全地帯を奪われるため、イベントの中でも特にレーン戦の難易度が上昇する。


○星域拡大

全敵AIにオレリオン・ソルのPassiveが付与され常に衛星が回転する。なお常時W発動状態の仕様。
基本的にドゥームボットはADCやMageが使用されるので、うかつに攻撃のために近づきづらくなる。


○イージスの守護

全敵AIにパンテオンのPassiveが付与され、AAを防ぐ。
Mageならさほどではないが、ADCを使用してる場合は厄介な効果。


○怨嗟の叫び

全敵AIがカーサスの同名Passiveの死亡時効果を時々発動するようになる。
ようするにランダムで無敵になるため、Ultをすかされると非常に辛い。
前述のイージスの守護と組み合わされるとロクにダメージを与えられなくなる。


○運命の調律

ランダムで味方を狙い、バードの同名Ultが放たれる。
一定時間無敵・行動不可になる効果も同じでさほど致命的ではないものの、
敵も効果圏内なのは変わらないためこれもスキルをすかされる事がある。


○ポータルワープ

ランダムで味方の足元に、ライズの同名Ultが使用される。
発動してしまうと敵の側に連れて行かれ孤立する事となるため、袋叩きは免れない。
ライズのものと同じで効果発動までに時間がかかるため、ゲートが見えたらすぐに離れること。


○ハルシネイト

敵全員が、体力が一定以下になるとシャコの同名Ultを発動するようになる。
キルを狙ったスキルが偽物に消費されるこれまた面倒なイベントだが、
範囲を攻撃するスキルで本物とまとめて狙う事が出来ればいなしやすい。


○毒の軌跡

敵全員が、シンジドのQを常に発動した状態になる。
毒の霧は敵が移動した後に発生するので、ADCやMageを使っていれば
近づきさえしなければ大して怖いイベントではない。


○風殺の壁

ランダムでこちらのスキルに対応し、ヤスオのWが発動する。
イージスの盾とは逆にこちらはMage殺し。
対処手段はADCのAAか、弾を発射しないタイプのスキルを使用するしかない。



◎敵チャンピオン


ティーモを含めた強化敵AI。全チャンピオンではなく、一部が抜粋されてのみ登場となる。
スキルのみならずステータスも強化されており、Lv1の時点で2000ものHPを持っている。
味方もそうだが、デスタイマーが短く敵陣にいる時のみ超速で走ってレーンに復帰するのでキルしてもどんどん復活する。
なら倒さない方がいいのかといえばそうでもなく、10・20・30キルと獲得していくと様々なバフ恩恵を受ける。
特に20キルで貰える大量のゴールドは重要で、一時的にでも敵を抑える事は可能なのでキルはどんどん狙うべし。


ちなみにハロウィーンに実装されたイベントのため、全員雰囲気を合わせたスキンを使用している。



○アニー(スキン:ゴスアニー)

W・バーニングファイアが全方位に放たれる。射程がそれほどでもないのが救い。
そしてティバーズが数倍ものサイズで、ものすごい勢いでこちらを殴ってくる上に、アニーがデスしても召喚される。
耐久力は大した事はないのでタワーの元に連れ込めば対処は可能。総じてAIの中ではおとなしめ。


○アムム(スキン:エモムム)

タンクだけあってとにかく固く、そして近くのミニオンまでもがW・めそめそを発動しているという有様。
そして特筆すべきはUlt・めそめそミイラの呪い。発動範囲がレーンをまるまる埋め尽くすほど広がっており、
集団戦中なら前に出ている味方を中心に発動されてもほぼ全員が巻き込まれるレベルである。


○ウーコン(スキン:冥府の世界ウーコン)

E・乱像猿技がW・身代わりの術と合体しており、三体飛び出し本物以外がWのように分身としてその場に残る。
なおこの分身には通常とは違ってノックバック効果がある模様。
Ult・旋風猿舞は大量の分身とともに数体で回転するため、捕まればノックアップでお手玉され続けるハメとなる。


○ウディア(スキン:原始の力ウディア)

やたら硬かったり、バフスキルを連発するぐらいで本体の性能は地味。
しかし厄介なのはPassive効果として、ジャングル内の中立をレーンに侵攻させる能力を持つ事。
これによりpushがより激しくなるため、敵にウディアがいる場合は処理のために全員がスマイトを持つ事が推奨される。
ちゃんとバフ効果も貰えるので、赤・青バフがやってきたらタワーにLHを取られないようにしよう。


○エズリアル(スキン:パルスファイアエズリアル)

Q・ミスティックが3WAYショットになるわでレーン戦がシューティングゲームと化す危険な敵。
Ult・トゥルーショットに至っては全方位に放つオールレンジ攻撃となっている上、二回炸裂する。
ラックスなどと一緒に登場すると集団戦が完全に弾幕ゲームになる。


○ガリオ(スキン:地獄の門衛ガリオ)

Q・懲罰の視線が8WAYショット、E・正義の追い風が3列化とこれまたシューティングゲーム。
くわえてUltを使わずとも円状部分に入るとタウントで引き寄せられる。
ビリビリタワーと組み合わさるともはや逃げ道のほとんどを塞がれるハメに。


○ジグス(スキン:魔紋を極めしジグス)

全スキル使用後に、E・ヘクステックマインの爆弾が二つ残りゆっくりと追尾してくる。
要は全スキルにマオカイのE・苗木投げが組み合わさったようなもの。長い時間残るのも厄介。
そしてUlt・メガインフェルノボムは爆発語に周囲にもQ・バウンドボムを撒き、攻撃範囲がさらに拡大している。


○チョ=ガス(スキン:ジュラシックチョ=ガス)

Q・ラプチャーが前方5つ発生の超射程スキルとなっている。
特筆すべき性能はこの程度だが、他の敵と一緒にいる時のこのキャッチ性能が非常にえげつない。
本体もUlt・捕食でどんどん硬くなっていく。


○トリスターナ(スキン:魅惑の魔女トリスターナ)

通常攻撃にE・ヨードルグレネードがくっついてくる。
このためただでさえ早いpushが輪をかけて早くなっている。
それ以外ではW・ロケットジャンプにノックアップがついている程度で性能としてはおとなしめ。


○ハイマー(スキン:コスモアタックハイマー)

Q・H-28G革新砲が自動で3つ設置され、破壊すると周囲にレーザーを撒き散らす。
W・ヘクステック小型ロケットが往復使用となっている。などとやっぱり弾幕型。
特にタレットのおかげで、タワー防衛の難易度がグンと上昇する。


○フィドル(スキン:カボチャヘッドフィドル)

Ult・クロウストームを、なんと分身を利用して連発してくる。
分身の体力は非常に低いものの、ただでさえ厄介なUltを本体ではなく
ウーコンの如くあっちこっちから撃ってくるのでタワー下でも安心出来ない。


○ブランド(スキン:ゾンビブランド)

W・烈火の柱が炸裂後にさらに四方に炎を飛ばす。
慣れてしまえば見極めるのは難しくないが、Mageチャンプがパワーアップしてるだけで
このモードとしては危険とも言える。


○ブリッツ(スキン:これじゃないブリッツ)

Q・グラブがYの字の3WAYショットになっており引き込み性能が異常。
そしてUlt・イナズマフィールドの極悪な範囲でまとめてサイレンスにされる。
おまけにPassiveのマナバリアで本体も固い、地味に凶悪極まりないAIである。


○ベイガー(スキン:悪の首領ベイガー)

W・ダークマターが複数落下し範囲が広がっている。
性能強化は地味であり、Eが巨大化しているようなこともない。
ただしそれだけでもベイガーというチャンピオンのポテンシャルのせいで危険ではあるのだが。


○マルザハール(スキン:オーバーロードマルザハール)

W・ヴォイドスワームでヴォイドリングを一気に三体呼び寄せる。
さらに近くにランダムで破壊不可能のジロットポータルを設置、消費して三体のヴォイドスポーンを召喚。
おかげでタワーの破壊速度がとんでもない速度で、ヘタに一人でこいつを残すとあっという間にタワーが粉砕される。


○モルガナ(スキン:魅惑の魔女モルガナ)

W・苦悶の沼が大量に発生してこちらの動きを制限してくる。
そしてUlt・魂の牢獄を使用すると自動で無敵を発動。
元来のCCが強力なためか、強化具合は落ち着いた方。


○ヤスオ(スキン:ブラッドムーンヤスオ)

Q・抜刀から放たれるつむじ風が周囲8WAYショットになっている。
これによりUltに捕まりやすくなっている。
強化具合はおとなしめ。


○ラックス(スキン:ソーサレスラックス)

E・シンギュラリティ破裂時に周囲に8つQ・ライトバインドが飛ぶ。自前のQと併せれば一人CCチェイン状態。
そしてUlt・ファイナルスパークは冗談かとばかりにオールレンジビームになっている。
スキンと相まって元ネタを引っ張ってきたのかと言いたなる弾幕はこのモードでもトップクラスに凶悪。


○ルル(スキン:調査中)

Passive・仲良し妖精ピックスが大量に分裂している。虫の群れかというレベル。
Ult・おおきくなぁれ!が周囲の味方を全員対象にするため、
集団戦にアムムなんかが混じっていると地獄絵図となる。


○ティーモ(スキン:ちび悪魔ティーモ)

こいつだけチャンピオンではなく、前述の通り中立扱い。
攻撃は三叉槍でのAAと、巨大なカボチャをゆっくりと落として爆発させる攻撃のみ。
攻撃力は当然高く、耐久は前述の通り5万とまさしくレイドボスである。


そして何より撃破時の凶悪極まりない顔芸は必見。



◎対処法


特殊なモードのため、敵に合わせた対処法をある程度揃える必要がある。


○レーン構成・チーム構成

はじめに言っておくと、このモードにジャングラー・サポートは必要ない
gankしても返り討ちになる可能性がある上に、レーン戦に人数不利を作ってしまうジャングラーは足を引っ張るだけで
防御や補助を固めようが敵の火力に上回れる以上サポートはロクな戦果を得られないからだ。


○サモナースペル

ウディアがいると大量にレーンに沸いて出る中立対策のためにスマイトは必須。
というより他のスペルがほぼ役に立たず、ウディアがいなくともリフト・ヘラルドなどはやってくる。
巨大ティーモにも通用するためとりあえず持っておいて損はない。


他には序盤のレーン復帰にテレポートが有用。
フラッシュも使えるのだが、デスタイマーの短さ故にテレポートとは一長一短か。



◎チャンピオン選択

一部を覗いて近接チャンピオンは敵の性能の凶悪さとイベントのせいでロクに使えない。
このため使用されるのはMageチャンピオンとADCチャンピオンが主体となる。
特に広範囲を攻撃できるスキルを持ったチャンピオンは重宝される。
また敵は設置スキルに無警戒なので、こちらも中々有効的。


○ブランド

Wのポークが強いだけでなく、Ultの「近くの敵に反射する」という性能が
集団戦を仕掛けてくる敵AIに非常に有効である。というか有効的すぎて一日で公式にBANされた。


○ジグス

QでのポークとEでの迎撃が強力。集団戦はUltの範囲により、まとめて敵のキルを狙える。


○アニビア

Ultが範囲攻撃のみならず防波堤としても有用。もちろんWで猛烈なタワー侵攻を妨げるのも効果的。


○ヴェル=コズ

ラックスと比べるとUltの効果時間が魅力。Qなどを相手が避けないのも強み。


○カーサス

敵がEを全く恐れず、ほとんどQを避けない。Passiveでデスしても行動出来るのが強み。


○ケイトリン

Wによる罠に敵AIが面白いように引っかかるためADCの中でも特に刺さりやすい。


○ジンクス

Eの罠スキルを持っており、ASの早さや射程強化によりADCの中でも強力。


○サイオン

近接チャンピオンの星。Passiveが発動するとフォーカスされなくなり、これでひたすら殴るゾンビ戦法が刺さる。
Ultのイニシエート力も強み。カーサスか彼のどちらかがチームにいると楽になる。



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