剣豪3

ページ名:剣豪3

登録日:2015/02/16 (月曜日) 23:25:00
更新日:2024/01/12 Fri 10:34:39NEW!
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剣豪3とは元気から発売されたPS2用ゲームソフト。
剣豪シリーズの3作目。



概要

一人の無名の剣客として各地を巡り、天下無双を目指す剣術アクションゲーム。
江戸初期から後期までの時代がごっちゃになっており、古今東西の剣豪達が一同に介する所謂お祭りゲー的な要素が強い。
十数年前、決闘により実父を失った主人公が育ての親の勧めで剣術修行に出るところから、物語は始まる。
ニートを体よく追い出した?なんのことやら。


目指すは天下無双。最強の剣豪になり修羅の道を征くも良し。将軍家の剣術指南役になるも良し。
誠の志の元に集うも良し。維新の力となるも良し。プレイヤーの行動によって様々なエンディングを迎えることができる。


通常攻撃、躱しにガード、相手の攻撃を受け流して斬る"待"、相手に仕掛けてバランスを崩す"懸"などの要素が調和し、独特の緊張感を演出する。
とくに懸と待は体力満タンの状態から一撃で死に至る場合もあり、どんな相手でも気が抜けない。
逆に言えば能力が低い序盤でも、プレイング次第で格上の剣豪達に対して勝機があるということになる。


更に倒した相手の形(剣術のモーションや待と懸)を覚えて使えるほか、自己流にアレンジできる。
自流派を立ち上げることで、全く新しい形を開発することも可能。


剣豪の好感度が最大の状態で勝利することにより、愛刀を譲り受けることができる。それって死体漁りじゃ・・・



欠点としては成長要素などが作業になりがちで、人によっては苦行になる。
更に、フラグ立てが上手く言ってないと終盤になるに連れシナリオも雑になって行き、作業感に拍車をかける。
目標を見定めて、ある程度のロールプレイを心がけることが重要になる。
また、人物の顔のグラフィックは元気の技術レベルが低いせいか大半ヒラメ顔で、
カッと目を見開いていたりあらぬ方向を見据えていたりと凄まじく違和感を覚える。



登場剣豪(一部)

宮本武蔵

二天一流の開祖にして、誰もが知る最強の大剣豪。本シリーズの顔と言って良いが、ラスボスではない。
一応天下無双編のラスボスではあるが。
ビジュアルはバガボンドに近いラフなものだが、その眼力は肖像画にも似る。まあこの世界の住人は皆眼力が凄いんだけど。
全能力値が極めて高く、懸と待が通じない二刀流も厄介だがルートによっては櫂で襲ってくる。
戦うまでに長い期間を要するが、フラグ立てやらを放って置くと突然路上で戦う羽目になる。


佐々木小次郎

巌流島で武蔵と戦ったとされる天パ侍。
あの有名な燕返しの形自体はそれほど強くないが、彼の持つ物干し竿こと備前長船長光の超射程が極めて厄介。
譲り受けることもできるが、この刀を使うとあまりにもヌルゲーになってしまうので、封印するのも手。
ちなみに彼の代わりに巌流島で武蔵と戦うと、主人公がご丁寧に鞘を投げ捨てている。
次の瞬間には腰に指しているが。
全剣豪中唯一、真剣勝負の後に息を引き取るまでの会話イベントがある。


柳生十兵衛

武蔵と並ぶ知名度を誇る大剣豪。
ビジュアルは時代劇「柳生十兵衛七番勝負」での姿に近い。
能力値自体は中の上だが、形のモーションに隙が少なく更に回避不能な懸と豊富な待を持つ難敵。
酷い時は懸でハメ殺される。
完勝できないなら素直に弟子入りして試合回数を増やそう。
攻略法は懸を仕掛けられる前に滅多打ちにしてしまうこと。まあ下手な形だと待で殺されるが。


柳生兵庫助

尾張柳生のトップにして、柳生家最強の男。
大抵の創作では十兵衛が目立っているが、今作では十兵衛に勝利するなど強烈な存在感を放つ。
史実では宮本武蔵と軽い挨拶を交わしたらしいが、ゲーム中では絡みなし。
割とまっとうに剣道している十兵衛のモーションとは対照的にトリッキーな動きをする。


柳生宗矩

江戸柳生の元締めにして、将軍家剣術指南役。
大抵の創作で政治や計略に長けているためか、あまり強くない。
キャラ付けもやはり策を弄する卑怯な人物として描かれている。
史実では無双を謳われ人間的にも豪胆な伝説の剣豪なのに・・・
柳生一族の確執編の最終ボスを務めるが、このイベントを完遂してしまうと将軍家剣術指南役の夢は絶たれることになるので注意。


吉岡清十郎

実際は存在しなかったとされる吉岡家当主。
京都出身なら大抵最初に戦う剣豪。
交流を深める過程で何回か木刀で戦うことになる。
真剣勝負の際はかなり強いので、これまで木刀で勝利したとしても油断してはいけない(戒め)


吉岡伝七郎

小物オブ小物。能力も形も悪いわけではないのだが・・・
放っておくと武蔵に斬り殺される。
スタッフはもう少し愛を注いであげて・・・
戦う機会は一度きりなので、逃さず形をゲットしよう。


宝蔵院胤舜

宝蔵院流槍術の使い手にして、このゲーム屈指の鬼門。
京都出身だと序盤で戦う場合が多く、大半のプレイヤーが頭を抱えることになる。
槍の射程に懸も待も通じないとかなんの罰ゲームですか?
間合いをとって、追いかけてきたところを斬るというヒット&アウェイ戦法が有効。


宍戸某

鎖鎌使い。
梅軒という名を名乗らない。
放っておくと武蔵に倒されるが、どうせ形は入手できないうえに対戦だとデフォルトで使用できるので戦うかどうかはお好みで。
光という名の弟子がいる。


荒木又右衛門

早めにイベントを起こさないと暗殺するハメになり、そうすると十兵衛が仇討ちに襲い掛かってくる。
せっかくだからイベントを起こして交流を深めたい。上段に構えた際にこちらは下段でガンガン攻めると良い。


伊東一刀斎

一刀流の開祖。剣聖の名に恥じない強力な形を持つ。
上野のあたりが出身地なら、是非弟子入りしよう。


神子上典膳(小野忠明)

将軍家剣術指南役。
名前が2つある出世魚。
一刀斎に弟子入りすると、彼が兄弟子となり交流を持つことができる。
小野忠明になってからの彼を殺害すると将軍家剣術指南役になれなくなるので注意。


大石進

大振りだが素早い片手突きを繰り出す怪物。力が強いのでガードも弾かれてしまう。
一回以上は負けないとイベントが進行しないが、大抵のプレイヤーは図らずも条件を満たしてしまう。
そのくらい強いので、正眼に構えてる際は近寄らないのが吉。
主人公が筑後出身だと序盤に修行の旅に出るイベントが追加される。


辻月丹

ゲッダン♪・・・は関係ない。道場自体はモブ道場と似た扱いではあるが、彼自身の実力は本物。


近藤勇

新選組局長。一般的に知られる写真と顔は似ている。


土方歳三

新選組鬼の副長。


沖田総司

新選組1番組長。恐怖の下段3段突きを繰り出す天才剣士。
おっそろしく強いので、彼の形だけはなんとしても手に入れたい。
一応美少年風のキャラ付けだが、グラフィックがギョロ目で怖い。
そこら辺はもうこのゲームの逃れられぬカルマなので気にしないように。


永倉新八

新選組2番組長。史実では新選組最強と謳われた怪物だが、今作では微妙に地味。
しかし弱いわけではないので、油断していたらやられる。


芹沢鴨

新選組局長。
狭くて暗い部屋で戦うため、間合いを取れず苦戦を強いられるだろう。がんばれ。


千葉周作

江戸三大道場の1つ、千葉道場の道場主。


西郷隆盛

力がカンストしているパワーファイター。


坂本龍馬

商人としての側面が強く、剣豪という認識はあまりされていない気がするが一応剣術道場で修練を積んだ猛者。
しかし納刀時は銃を使ってくる。汚いなさすが商人汚い。「銃は剣よりも強し。ンッン~名言だなこれは」
とにかく間合いを詰めて攻めまくろう。


桂小五郎

別名逃げの小五郎。
彼の形は乱戦において真価を発揮する。


岡田以蔵

幕末四大人斬りの一角。


河上彦斎

何故かラスボスに抜擢された幕末四代人斬り。るろ剣の剣心のモデルとしても有名。
強いのだが武蔵や小次郎を始めとした名だたる剣豪達を倒した後だと流石に格落ち感は否めない。
本当なんでこの人がラスボスなんだろう・・・
厳密には修羅編のボスなのだが、等の修羅編が全剣豪を倒さないと進行しないため、実質ラスボス。
いきなり飛びかかってくる連続技は、初見で不意を突かれると一気にやられてしまうため注意。


沢庵

東海寺にてアドバイスをくれる漬物和尚。実は彼自身も凄腕の槍使いなのだがそれは秘密。


幾松

桂の嫁。シナリオ上はただのか弱い女性だが、実は今作最強剣士の一人。
全能力カンストし、更には一刀斎と沖田の形を使いこなすという壊れっぷり。完全に制作側のお遊びで作られたキャラ。


沖田総司(布団)

隠しキャラ。床に伏した沖田が布団に包まった状態で剣を振るう。
何を言ってるのかわからねーと思うが、正直なんと説明したものか難しい名状しがたい奇っ怪なビジュアル。
まあバイオハザードで言う豆腐のようなものと認識しよう。性能は沖田と同じ。


地名(北→南)

ゲーム内に登場する地域で全10箇所。全国各地を巡る事が出来る他、開始時の出身地も江戸を除く9箇所から選ぶ事になる。選んだ出身地によって序盤の展開は大きく変わり全く違ったドラマを堪能出来る。

会津

会津若松とかのあの会津、現在の福島辺り。江戸と直接繋がってるのですぐに江戸行きの手形を手に入れられる。松林道場の他、近所の寺なる施設あり。近所ってどこや?剣豪に関わるイベントは何もないが鍛冶屋がある。

上野

"うえの"ではなく"こうずけ"と読む。早い段階で訪れると伊藤一刀斎への弟子入りイベントが発生するので是非形をゲットしよう。御子神典膳との木刀戦もあるので御子神の形も狙える。樋口道場がある。

江戸

唯一出身地に設定出来ない。江戸三大道場やら小野道場、江戸柳生道場がひしめく魔窟。御前試合に優勝するまでは江戸柳生に入れない。
序盤のうちに訪れると京へ行く以前の新選組や維新志士達とのイベントがある。仕立屋あり。御前試合のせいで武芸大会がない為、手形を手に入れられないのが唯一の欠点か。茶屋では野試合と賭試合のみで闇試合はないが、幕府の城下で堂々と賭試合って・・・・。

尾張

江戸と京を含め4ヶ所と繋がる交通の要衝。尾張柳生道場と尾張道場がある。闇試合、賭試合共に行われず昼夜を問わず野試合のみなので、気兼ねなくどんどん形を集めよう。江戸と京の間にあり、両地を行き来するのに必ず通る場所。ここを出身地にすると最初にどこへ行くかでその後の展開が大きく変わる。朝から晩まで野試合に入り浸って色んな形を取得し、自分に合ったものを見つけよう。武芸大会で優勝すれば尾張柳生道場へ通える様になる。

伊賀

忍者はいないが鎖鎌使いはいる。鍛冶屋もあるので刀の手入れには困らない。何もないが荒木又右衛門を始めとして剣豪に関わるイベントが幾つかあり、尾張、京の両方と繋がってる上、貴重な鍛冶屋がある。伊賀道場なる道場あり。

イベントが江戸に次いで多い。ここを出身地にすると、通行手形そっちのけでしばらく吉岡道場に通い詰める事になり、やがて宝蔵院道場にも顔を出せるようになる。デメリットは刀屋がない為、究極試練型でも銘刀でチート出来ないのと、闇試合がない事ぐらいか。
大阪と伊賀、尾張と繋がっており、吉岡道場の他、京道場なる道場あり。最初に行ける場所は少ないが、薩摩藩邸や長州藩邸、新選組屯所や西郷隆盛邸などの施設がイベント開放により徐々に増えていく。
闇試合は行っておらず、茶屋では朝に野試合やってる以外は全て賭試合。武芸大会で優勝すれば吉岡道場へ通える様になる。

大坂

現代の大阪府辺りだがゲーム内の表記は「大阪」ではなく「大坂」。ゲーム中で唯一、出身地にしたか否かに関わらずイベントが何も起こらない静かなる地。ただ只管、辻道場で修行あるのみ。茶屋では野試合の他、ひっそりと賭試合と闇試合が行われる。

土佐

剣豪道場がない町。あるのは土佐道場という道場。坂本龍馬の出身地だが他国への移動費も嵩む。竜馬の実家と半平太邸、勤王党寄合所があり、大阪と繋がっている為、ダイレクトにアクセス可能。

豊前

今の福岡県東部辺り、かなり大分に近い側。ゲーム内で貴重な鍛冶屋がある他、佐々木小次郎と会うイベントも巌流島もここ。会話中では「細川家に仕官」って言ってるから肥後細川家っぽいんだけど肥後ないし・・・・・。

筑後

今の福岡県南部、熊本に近い辺り。出身地にすると大石進のイベントが見れる。大石道場と筑後道場があり仕立屋と刀屋も完備だが、繋がってるのが豊前と薩摩のみの為、中々施設の充実した街へと出れないのが欠点か。

薩摩

ここを出身地にすると西郷隆盛にすぐ会える。ゲーム中で一番南の端で江戸から一番移動日数がかかり施設も少ないが、東郷道場という剣豪道場があり、茶屋では1日2回闇試合が行われる。
繋がってるのは筑後と土佐だが土佐を取れば広い世界へ羽ばたけるものの旅費が高く、かといって仕立屋も鍛冶屋も刀屋もないが西郷隆盛邸があり、出身地としなかった場合、イベントも少ないので中村半次郎に会いたい人以外は行く事はほぼないまま終わるだろう色々と残念な地。


※出身地はどこを選んでも差異はないが、初心者や戦いに慣れてない人が究極試練型を選んだ場合は最初に刀屋のある地域を選ぶといい。口入れ屋に通い詰めて金を貯めれば最初の武芸大会の前にいきなり銘刀装備でチート可能な為。
個人的な見解だが究極試練型の場合、オススメは尾張か大坂、刀屋がない分、僅かの差で次点が京か。


施設

道場

地域に必ず1つ以上ある剣術道場。
門弟→高弟と倒し道場主と交流を深めるのが大体の流れだが、テンプレパターンが1つしか無いため、慣れると完全に作業と化す。評判が普通以上じゃないと断られる。門弟が強い道場もあり、特に土佐道場門弟は宮本武蔵も霞むぐらいのバケモノ。水車持ちな上、全能力が3000万超え、かつ対全待○、全懸○で打つ手なし。圧勝か完勝どころか1度でも勝利したら即ギネス登録でいいと思う。

藩邸

10日に一回武芸試合を行なっている。その地方の道場の高弟や道場主が出場していることもあるが、何故か頻繁に雑魚門弟にやられて一回戦敗退していたりする。評判が悪いと断られる場合あり。「悪人」でも出れる場合があるが、優勝しても何故か評判は回復しない。

茶屋

茶屋というのは表の顔。その実態は荒くれ者が集い、日々野試合や賭試合に興じている無法地帯。
何も知らない主人公に対し、「アンタもずいぶんと命知らずだね」とは店主の弁だが、帯刀した浪人にそんなこと言っちゃう方も命知らずな気がする。野試合、賭試合、闇試合があるが、特定の形式でしかやってない土地もある。
表には公表されてないが、闇試合をやっている時に入るだけで評判が下がる(実際に戦わず、闇試合で「茶屋を出る」を選んだ場合でも下がる)。

口入れ屋

仕事をすることによって金が貰える店。依頼内容によって評判が上下するので、受けるかどうかを決定する前に説明はよく聞こう。シナリオの中には口入れ屋で依頼を受ける、あるいは断ることによってイベントが進行するものもある。
評判を下げたくない場合はその仕事中に限りお面を装着すると良い。慣れてくるといい仕事か悪い仕事かすぐに分かる様になる。最初、リストに載るのは1日に2つまでだが、マスクデータである評価が高くなるとリスト案件が最大7個迄増える。
昼夜を問わず門が固く閉ざされている時間帯はない為、体力の続く限り案件をこなせる。いいのがない場合は翌朝まで進めると案件が変わる。

自宅/宿屋

時間を進めて体力を回復する事が出来、休息と宿泊がある。宿賃は土地によって変わるが、宿泊すると時間帯に関わらず休息の10倍で翌朝まで進み、休息だと時間帯が1段階進むのみ。野宿でも体力は回復するが、本作では自宅/宿屋で休憩・宿泊をしないと能力が上がらないため余程金欠でもない限りは積極的に利用したい。
出身地以外で泊まると宿屋になり、江戸と京、大坂、何故か会津だけ宿泊費が高い。

鍛冶屋

刃こぼれした刀を打ったり、位階不明の刀を鑑定してくれる所。刀屋のある街の隣町にある。無銘刀のみ打てないし鑑定も出来ない。ないと刃こぼれしたままになり精度が格段に落ちる。

仕立屋

服を買えるけど種類は少ない。悪い仕事をする時に使う面や、傘もここで買える。

刀屋

一部の銘刀を買える。最初は4本しか出てないが買い捲ると5本出る。一部の刀は地域によって出てるとこと出てないとこがある。特定の地域にしかないが、全て鍛冶屋のある地域のすぐ隣にある。



追記修正お願いします。


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  • …逃げられるカルマ? -- 名無しさん (2017-02-06 14:37:01)

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