寒河江春紀

ページ名:寒河江春紀

登録日:2015/01/10(土) 17:08:52
更新日:2023/12/21 Thu 14:00:48NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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寒河江春紀だ よろしくな



悪魔のリドル」の登場人物。


読み方は「さがえ はるき」。
一応断っておくと、女性キャラである。



CONTENTS




プロフィール


CV:内村史子


身長:167cm
血液型:A
誕生日:12月24日
星座:山羊座
出身地:東京(東村山)
平均睡眠時間:9時間
好きな食べ物:焼肉
嫌いな食べ物:なし
趣味:DIY、貯金


一人称:あたし
胸のサイズ:B


出席番号6番。
金星寮は2号室で犬飼伊介と同室。



人物


一ノ瀬晴暗殺の為に10年黒組に送り込まれた暗殺者の一人。
黒組には初日の放課後から参加。


赤髪のハーフアップ(よく間違われるがポニーテールではない)でよくポッキーを咥えている。
制服は今時のギャル風ながら着崩しており、シャツからチラ見えしたおへそと健康的な生足が何とも色っぽい。
マニキュアなどおしゃれが好き。髪にはヘアピンが3つ、右手首にはシュシュをつけている。



性格は明るくサバサバした姉御肌でお人よし。
いろいろ性格に難のある東兎角や犬飼伊介にも好意的に話しかけており、おそらくコミュ力は高め。


同室である伊介には「伊介様って呼んでよ」と強制されているが、随分お気楽にそう呼びかけており敬意や畏れは皆無。
ただし伊介自身については嫌っているわけではなく、むしろ気に入っているようである。



基本的に心優しい性格だが、兎角と初対面の際は妙にケンカ腰で、しかもポッキーを投げつけている。
しかもクナイの如く高速で投げつけているので、視聴者・出演者の多くは「ポッキーを武器にするのか!?」と思ったそうな。
彼女に限らず、リドルキャラの初期は妙にキャラがぶれている傾向にある(千足あたりは顕著)。



作品序盤の時点で兎角が晴に惹かれていることに気づいていた。
これに関しては春紀自身も晴の「ある力」に影響されていたのではないかと言われている。



暗殺者として


春紀の実家は9人の妹弟と病弱な母親を抱える大家族。


しかし家はかなり貧しく、母親の医療費もままならない状態。
作中では3000円出すことさえ「無理」と語っている。
そのため長女である春紀が働いて家計を支えているのだが、そのために手を出した仕事が「暗殺」だった。


暗殺者としては、どこかの組織に属しているわけではなく、フリーで活動している。
また、この貧困生活が彼女の「望む報酬」に関わってくる。


初めて人を殺した報酬で買ったものは「テーブルいっぱいの家族の笑顔」と「ベビーピンクのマニキュア」。
その憧れのマニキュアについて、自分では「似合っていない」と言っている。



暗殺家業をしているが、どこか他の暗殺者とは異なる一面もある。
匂いで相手の本性を見抜く兎角からは「お前はなんだか匂いが違う」「(暗殺を)やめていいんだぞ」と割と好印象。


「臭うぞ」「腐った海の臭い」だの酷評されている面々に比べればかなりまともな評価である。



兎角や晴、英純恋子と同様「家に縛られている」のだが、春紀の場合自ら縛られにいっており、原作者の高河ゆんは春紀について「尊くも愚かな女の子」と語っている。



望む報酬


望む報酬はずばり「家族が一生食うに困らない金」。


前述のとおり実家が貧乏であるが故の望むものである。



実は同室の犬飼伊介も「大金」を望んでいたため「共闘すればよかったのでは」ともいわれるが、伊介自身は春紀が動く段階で「時期尚早」と判断したため、結局両者が手を組むことは無かった。



戦闘スタイル


武器は「ガントレット」と右手首シュシュに仕込んだ「ワイヤー」。
恵まれた体格を活かした格闘戦を得意としている。


怪力の持ち主であり、マニキュアの瓶を開けようとして瓶ごと捻り潰してしまうことも。



また、右手首のシュシュにはワイヤーが仕込まれており、相手の首を締め上げることで暗殺する。



劇中での動向


アニメ版

活躍回は第5話。


ミョウジョウ学園が創立祭の準備をする中、一ノ瀬晴暗殺を決意する。



ある夜、大浴場で兎角と晴に鉢合わせする。
晴に「自分の家族が死んで、それでも笑っていられるのか?」と問いかけ挑発し、で兎角と一触即発の事態になるが「大切な人が死んでも笑って生きる」という晴の強い意志と、兎角が怒って身を引いたことで衝突は免れる。
この時聞いた晴の思いが春紀の暗殺への決意を促したとされる。



後日、兎角に先の非礼を詫びたうえで、「晴ちゃんを解放したいとは思わないか?」と持ちかけ、その夜学校廊下で待ち合わせを約束。


さらにその夜、裁定者走り鳰に報酬の確認をされると、いよいよ暗殺を決行。



兎角を装った偽物のメモを用いて、晴ひとりを夜中の体育館へと誘い出す。



そして呼び出した晴に目の前で予告表を見せつけ即、飛びかかる。
自称「速攻」の同室の相方よりよっぽど速攻である。


仕込んでいたワイヤーで晴の首を締め上げる。
すると、後から駆けつけた兎角に阻まれてしまい速攻戦術は失敗。
両者は遂に真っ向からの闘いになる。



序盤は得意の格闘で兎角相手に善戦。
追い詰めていざトドメのパンチを繰り出す!……が、



「大体わかった」



戦いの中で兎角に動きを見切られてしまい、追い詰めたはずが一気に逆転されてしまう。
やはり「東のアズマ」は強かった……



追い詰められ兎角、晴に戦いをやめるよう説得されるも春紀は戦いの意志を捨てない。
彼女が残していた「奥の手」、それは……






体育館の天井を落とすこと




ワイヤーで固定していた天井の巨大な照明器具を、自ら固定を解いて落下させる。
自身も巻添えを免れられない奥の手だが、春紀は最初から同士討ちを覚悟した上で戦いに臨んでいた。


前述の鳰へ報酬を話した際、「自分が死んでも報酬は家族に届くのか?」と確認を取っていたのだ。
大浴場で晴に問いかけたのは、「自分が死んで取り残される家族」を思っての発言だった。





……しかし決死の特攻虚しく、皮肉なことに春紀の造った劇のセットにより瓦礫に隙間が生じて兎角と晴は生存。
春紀自身も負傷こそしたが助かっており、結局双方に死者が出ることは無かった。


晴の「生きてるってことは赦されているということ」という言葉と、生きていてどこか安堵したような兎角に説得され降参。
これからも生きていくことを決心し、黒組を脱落した。



退学後、席に飾られた花はバーベナ。花言葉は「家族の愛」。



ちなみに、悪魔のリドルは途中からアニメが原作を追い越し先行するのだが、ちょうどアニメが原作に追いついたのがこの春紀編である。
そのためアニメ第6話以降は原作がアニメを後追いする形になっている。





そしてアニメ最終話。
暗殺からは足を洗い、工事現場で働くことになった。
大学入試検定に向けて勉強をしているらしく、これからはひなたの世界で生きることになるだろう。



原作

前述の通り、春紀編でアニメが追いつき、原作が後追いになっている。


概ね展開はアニメ版と同じだが、アニメで描かれなかった部分が補完されている。


創立祭準備の中、妹・冬香から電話が入る。
病弱だった母親の容態が悪化したとの報せ。
このことが、このタイミングで暗殺を決意する要因になっている。



また、同士討ち覚悟の戦術について「東のアズマ相手に暗殺を必ず成功させるため」の他に「人を殺して自分だけ生きるのはもう無理」と、暗殺稼業に対する疲れと罪悪感があったことが加えられている。



アニメと同じく特攻戦術は失敗するのだが、アニメに比べ春紀の出血量がやたら多めに描かれており、痛々しいことになっている。
これで「致命傷はない」って言っちゃう兎角さんって…


尺の都合か春紀の心情描写がアニメよりもかなり多い。
また、単行本3巻でも数ページ加筆されている。



退学し花が飾られた席に向かって「ピンク似合ってたわよ 春紀」と伊介が呟き、春紀編は終了する。



その後、最終回にて伊介と晴れて結ばれていた事が発覚。
現場仲間のおっちゃんに「彼女!」とドヤ顔で自慢していた。



アニメOVA(第13話)

無人島臨海学校編。
春紀にとって初めての水着回。


ゼブラ柄の水着を着用。
そのデザインとガタイの良い体格から、キャストコメンタリーで「野生児」「先住民」と言われていた。



ED曲「どうってことないsympathy」


第5話ED曲。
力強いロック調ながら、心を縛られた春紀の葛藤が詩に表れている。


毎度お馴染みの「負けたらCDデビュー」であり、歌った内村氏は「これで家族を養える」とラジオでネタにしていた。



春紀、もとい内村氏の歌声はかなり特徴的…というか声がデカイので、黒組全員による曲においてはどのパートを歌っているのか真っ先にわかる。
パートがわかりづらい曲「QUEEN」でもかなり目立っている。



例によって、ラジオで兎角役の諏訪彩花にイントロを弄られており、


ジュワーン


と表現された。
おそらく「デレデデレデ」の次くらいには弄られている。



その他


外見やポッキーを咥えている様子が某魔法少女に似ているがそちらとの関係はない……ハズ。



伊介様との百合カップルは二次創作で人気が高く、春紀を主人公としたSSも結構な数が存在する。
ある評価で「女子力高いギャル同士の百合は珍しい」といった声も。
そしてこの度、公式でも二人が正式に結ばれた事が発覚。
末永く爆発しろ。


年齢は公式発表が無いが、創作では「18歳」として扱われることが多い。
イベント「悪魔のリドル展」で妹・冬香が「16歳」とされていたので少なくともそれ以上ではある。



割とマジで晴が死にかけた最初の相手な為か公式サイトの12話の晴の日記でハブられた。
いやまあスタッフのミスなのだが。
なお直された後も名前の漢字が違っていた。赦されなさすぎる……




追記・修正はポッキーを投げつけてお願いします。


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  • いい子だよね。 -- 名無しさん (2015-01-10 18:02:49)
  • 失敗したら皆死ぬんだろうか……原作は -- 名無しさん (2015-01-10 19:19:56)
  • この子然り、リドルの子達はほんとに幸せになってほしいよなぁ… -- 名無しさん (2015-01-10 19:25:41)
  • 兎角は約束の場所に行ってないだろ。春紀もすっぽかすなんてひどいって言ってるし -- 名無しさん (2015-01-10 20:40:45)
  • 公式サイトの12話の修正前の晴さんの日記で一人だけハブられてた記憶が… -- 名無しさん (2015-01-10 21:23:33)
  • ポッキー投げたのは実力の下調べ的な意味でキャラのブレではなくね。というかポッキーを武器と考える方がどうかしてる -- 名無しさん (2015-01-10 22:49:55)
  • 13話は暗殺要素ゼロだったせいかイキイキしてたな -- 名無しさん (2015-01-11 12:26:26)
  • 必殺シリーズで例えるなら、三味線屋の勇次+念仏の鉄 -- 名無しさん (2015-01-12 19:39:38)
  • アニメ一話での右利きか左利きかの台詞はなんだったんだろう -- 名無しさん (2015-06-21 20:57:10)
  • それは単なる腹の探り合いじゃね。それよりも春紀がプライマーの影響を受けてたとか伊介が時期尚早だから組まなかったとか書いてあるけど、そんな描写あったか? -- 名無しさん (2015-06-22 20:51:57)
  • ↑プライマーは単なる考察でないかと。時期尚早云々はスタッフのQ&Aにあったような無かったような -- 名無しさん (2015-10-12 06:16:35)

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