生田目千足

ページ名:生田目千足

登録日:2015/01/11 (日) 22:58:16
更新日:2024/01/12 Fri 10:20:08NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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わたしは、エンゼルトランペットという暗殺者を追ってここに来た




悪魔のリドル」の登場人物。
読み方は「なまため ちたる」



◇プロフィール


CV:三澤紗千香


身長:171cm
血液型:O
誕生日:9月4日
星座:おとめ座
出身地:東京都(目白)
平均睡眠時間:7時間
好きな食べ物:いちご
嫌いな食べ物:なまこ
趣味:美術館めぐり


一人称:わたし
胸のサイズ:F


出席番号9番
金星寮は4号室で桐ヶ谷柩と同室。



◇概要


長身にライオンのような赤髪に王子様ルック服装と、顔立ちも合わせて宝塚の男役のような美形。
にも関わらずバストサイズはFと、なんともワガママな容姿の持ち主である。


黒組開講初日の放課後に桐ヶ谷柩と共に転入してきた。当初道に迷っていた彼女を小学生と間違えており、「桐ヶ谷が迷わないため」と手を繋いで登場していたため、兎角と晴にいかがわしい目で見られていた。ロリコンちゃうわ。
柩とはお互いが好みのタイプであるようで、いつも二人の世界を作り出している。鳰「キモいなあいつら」
特に漫画では序盤から二人のイチャイチャがよく挟まれている。ごちそうさまです。



東兎角を除けば唯一黒組で一ノ瀬晴を殺害する意思が無く、兎角の前でもそれを宣言して早々に降りている。
参加の目的は暗殺組織「ダチュラ」のエースである「エンゼルトランペット」が黒組にいると聞きつけたため。
エンゼルトランペットは千足の恩師の娘の仇。彼女は弁護士であり、他人に殺されるような謂れも無い人間だったらしく、その暗殺者に対しては強い怒りを見せている。
殺された恩師の娘とは一度しか会っていないらしいが、それでも師のために仇を討とうとするなど非常に正義感が強く義理堅い。



暗殺者としてのスタイルは、悪人でなければ殺さないという仕事人的な信条を持っている。おそらく暗殺者という道を選んだのもその正義感の強さ故だと思われる。
正義」というイメージから融通のきかない固いタイプかと言われるとそうでもなく、人当たりの良い裏表のない性格であり、原作で兎角からは「空気が違う」「どうしてここにいるんだろう」と訝しがられている。
もっとも剣持しえなに対しては「人を殺す誠意なんて間違ってるぞ」と諭すなど、必ずしも殺人者である自分を肯定的に見ていないような部分がある。
まあ、基本的に他人の善性を疑わないタイプであるためか、ある人物からは「純粋すぎて目が曇っている」と密かに言われていたが……。


その性格のため原作では兎角とは割りと親しげに会話をしており、またロミジュリ編終盤で千足の身を案じた兎角がカイバ先生に連絡を取り千足の情報を知ろうとする場面まである。
晴以外で兎角がこれほどまで他人に入れ込み関心を示す例は珍しいといえる。
またしえなも千足に憧憬の感情があったようで、「生田目はボクらとは本当に違う」「一ノ瀬とも違う側の人間」と言っている。それにしてもモテモテである。



学園祭ではその容姿と振る舞いから演劇『ロミオとジュリエット』でロミオ役に抜擢された(ジュリエット役は柩)。
見た目の割に舞台芝居は下手なようで、脚本役のしえなにビシバシ指導をされるなど苦労していた。
本人は王子役はガラではないと思っており、それを見抜いていた柩にも「本当は千足さんにはジュリエットが似合うと思う」と言われていた。そして「みんなには見せたくないからロミオでいいんですけどね」と。


希望報酬は晴を殺すつもりがないため無いと思われる。
武器はレイピア。




以下、ネタバレ注意















おまえは


人の命をなんだと思ってるんだ!



◇真実(アニメ)


千足が仇討ちのため追っていた「エンゼルトランペット」の正体は事もあろうに柩だった。


アニメ版では体育館の控室で柩がしえなをで襲撃した時間帯、千足は体育館に向かおうとする兎角と晴を見かけており、後日しえなが襲われたことを伝え聞いたことで、晴が「エンゼルトランペット」であるという勘違いを起こしてしまう。
そのため舞台当日に晴を殺さんと襲いかかり劇の裏で兎角と一騎打ちを繰り広げる。兎角からエンゼルトランペットの正体が柩であることを知らされても信じようとしなかったが、その姿を現した柩から自ら真実を告げられる。
その後柩が大事に持っていたぬいぐるみの中に毒薬入りの注射器を見つけた事から、大切な人が仇という残酷な真実を直視せざるをえなくなる。



それでもわたしは……!自分の使命を果たす!


それでいいんですよ、千足さん



劇も終盤、再び舞台に立った千足は使命を果たすために彼女に本物の短刀を突き付ける。それでも柩への想いを捨て去れず突けずにいたが、柩は千足の手を取って自ら胸に短刀を刺し、千足に微笑みを見せながら倒れる。
それまでの「桐ヶ谷」呼びから初めて「柩」と名前で呼んだ千足は、牧師役の走り鳰から柩の願い(千足と共にいたい)を聞かされ、自ら毒を採り柩の側に倒れ伏した。その姿は『ロミオとジュリエット』そのものだった。


表向きは柩と一緒に急遽他校へ転校したという扱いになり、机には「愛情」を意味する赤いバラが飾られた。暗殺予告は出していないがゲーム失敗で退学扱いとなっている。




◇真実(漫画)


原作のロミジュリ編の途中でアニメが放映され、原作の結末は放映後に描かれたこともあり、細部がかなり異なっている。


漫画版では千足が晴をエンゼルトランペットと誤解する展開は存在せず(それもあってアニメでの彼女はポンコツ扱いされていたが……)、兎角と争うシーンも無い。
正確には演劇の一環として剣を交えるシーンはあるものの両者に害意はなく、密かに兎角にエンゼルトランペットが柩であることを伝えられていた。
が、回想のコマで千足が柩の荷物から毒物を発見する場面が描かれており、それ以降疑念を抱きながらも柩にその素振りを見せず接していたとすると、案外芝居も上手だったと思わせる。



またアニメでは分かりづらかった柩の残酷な本性が、原作では強調されていることも二人の関係に変化が現れている。真実が明るみに出た際は戸惑いを隠せないまま心中に至った印象のあるアニメ版とは違い、柩に対してはっきりと怒りをぶつけ、謝罪を受けても「ダメだっ……!許せない」と苦悩しながら顔を覆っていた。
そして柩から本物の「Justice」と偽物の「Love」と描かれた2つのナイフを渡して判断を委ねられた千足は、劇のラストシーンではエンゼルトランペットを許せないという思いと、これまでの柩への思いとの間で板挟みになりつつも、自らの意思で柩の胸にナイフを突き立てている。
しかし千足は、その迷いによって自分の中の信念・正義が崩れたことを感じてしまい、涙を流しながら柩の後を追う。「正義」「愛」も得られずに……。


二人の心中を劇の一環だと思い、迫真の演技に満足の声をあげる観客たち。幕の降りた舞台では二人の身体が折り重なるように倒れ、晴はただ「偽物の愛」を手に取りながら立ち尽くすのだった。



この「学園祭編」とでも言うべき漫画版のストーリーは、途中で寒河江春紀剣持しえなの退場を挟んでいるものの、早くから千足・柩にスポットライトが当たる回が多く、中盤の山場と言えるだろう。
アニメとは違って兎角・晴は二人の辿る結末に対して完全に傍観者であるが、兎角と千足の交流、「想い人に偽りを隠している」晴と柩の対比など、テーマとしては深く関わっている。




◇ED曲「Poison Me」


アニメ第6話ED曲。


やはりというか、6話で心中した柩とのデュエット曲。あれ、もう一人6話でリタイアした人がいたような……。
悲劇的な結末を辿った2人の曲らしく、「一目見たあの時から狂い始めてしまった」「繋いだ手が冷たくなる」「そんな世界サヨナラして地獄に落ちよう」など、真逆の性質を持つ二人が出会ってしまい、心中に至るまでを暗示するワードが盛り込まれている。
劇中劇を象った映像も合わせて切ない仕上がりとなっている。



















どっこい最終回で生きていた。



どうやって助かったのかは不明だが、二人とも割りとピンピンしていました。
ただし柩の毒物を一気に摂取したためか、最終回での黒組メンバーの中で唯一入院する羽目になっている。
その時傍らにいた柩の言葉に当初無反応で、口も動かしていなかったため後遺症が残っているのかと思われたが、公式Q&Aによると単に掛ける言葉が見つからなかっただけの模様。


何にせよ、今度こそ「真実の愛」を成就させて欲しいものである。





◇その他


やはりと言うか、二次創作ではロリコン扱い


彼女の名誉のために言っておくと、劇中(特に原作)においては積極的なアプローチをしてくるのは柩の側である。(関節キスをアピールしたり、「きっと愛してます」と言ったり、終いにはキスをしたり)
……なのだがソーシャルゲームの『悪魔のリドルAK』ではやたら芝居がかったキザな台詞を吐いたり、白馬に乗るイラストがあったりとやはりネタ扱い。
彼女の名誉のために言っておくと、宝塚風なのは見た目だけで(初登場時だけ芝居がかっていたが)、本人の性格や言動は至って良識人である。



ちなみに漫画版における兎角との交流は、基本コミュ障で晴以外には無関心のイメージがある兎角さんが、千足に対しては割りと屈託の無い会話を交わしたり、終盤には身を案じたりと彼女なりの思う所を見せている。
そのためボーイッシュな容姿同士ということもあり、最近カップリングとしての注目度が上がってきている。
漫画版作画の南方純も気に入っているのか、自身の二次創作で幾つか「とかちた」のイラストを描いている。


流石千足さん見た目通りのモテっぷりあれなに柩ちゃんそのクマさんh




パスッ





追記・修正はエンゼルトランペットの正体を突き止めてからお願いします


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  • 実はキャラソンの2番の歌詞が千足と柩の生存を仄めかす内容だったりする -- 名無しさん (2015-01-12 14:21:40)
  • 心を許した相手が探していた人物ってのも皮肉やね。 -- 名無しさん (2017-06-10 18:57:29)

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