登録日:2014/05/11 (日) 23:25:54
更新日:2023/12/18 Mon 10:40:50NEW!
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映画 sf 名作 ロボット 人造人間 アンドロイド 洋画 アイザック・アシモフ アンドリューndr114
(´・ω・) <これなあに?
アンドロイドよ> (`д´ )
(´・ω・) <? あんどりゅー?
■概要
1999年に公開されたアメリカのSF映画。原題は『Bicentennial Man』(200歳の男)。
監督はクリス・コロンバス。
原作はSF界の巨匠、アイザック・アシモフが1976年に発表した同名の短編小説、『バイセンテニアル・マン』(The Bicentennial Man)。
「人工のロボットに人間らしい感情が生まれる」という今でこそありがちな設定だが、
この作品では感情を持ったロボット「アンドリュー」に焦点を当て、彼の感情の芽生えから死を迎えるまでの顛末、その「人生」を丁寧に描ききっている。
また悠久の時を生きるアンドリューと、限りある命を終え去って行く人間たち…という物寂しい題材を扱ってはいるが、
アンドリューのどこかコミカルな人間臭さ、そして彼の出会った大切な人々との交流が作品に温かみを与えており、
完成度の高い美しい名作として高評価を得ている。
■登場人物
▼アンドリュー
演:ロビン・ウィリアムズ
声:江原正士/堀内賢雄
マーティン家にやって来た、ロボット三原則に基づき行動する家事用アンドロイド。正式な型番は「NDR114」。
リトル・ミスが「アンドロイド」という言葉を聞き間違えた事から、リチャードにより「アンドリュー」と命名される。
見た目は穏やかな表情のメタリックボディのハゲロボットで、頭の一部は透過されて中身が見えている。
メンテナンスの為に顔外装をフルオープンできるが、その状態はかなりキモイ。
家事用ロボットだけあって料理や掃除、子守や洗濯まで何でもこなす…が、掃除の腕は微妙だったり、語彙に抜けがあったりと、間の抜けたところがある。
インプットされている性格は温和で非情に紳士的。ただ少々空気が読めず融通が利かない。
そんなアンドリューと一家の暮らしが始まって数日、グレースのいたずらにより起こったアンドリューの故障。
心配するリチャードだが、自己修復機能を理由に大丈夫だと答えるアンドリュー。
…だがこの些細な故障をきっかけに、アンドリューの中には、インプットされてないはずの「芸術性」が確かに芽生えていた…
▼リチャード・マーティン(サー)
演:サム・ニール
声:牛山茂/磯部勉
マーティン家の主で良き父親。
使用人としてNDR114を購入し、アンドリューの名を与える。
アンドリューに芽生えた「個性」を尊重し、教養を与え、家族としてアンドリューの創作活動を支えるようになる。
▼レイチェル・マーティン(マム)
演:ウェンディ・クルーソン
声:宮寺智子/塩田朋子
マーティン家の奥さん。
新しい家族が増える事に乗り気な夫とは対照的に、ロボットのアンドリューとどう交流したらいいのか若干戸惑っている。
▼アマンダ・マーティン(リトル・ミス)
演:エンベス・デイヴィッツ/ハリー・ケイト・アイゼンバーグ(幼少時)
声:渡辺美佐/田中敦子/間宮くるみ(幼少時)
マーティン家の2人の娘の妹のほう。7歳。
未知の存在であるアンドリューに対し最初は距離を取っていた。
ある日彼から小さな贈り物を貰った事をきっかけに、次第に仲良くなっていくが…
▼グレース・マーティン(ミス)
演:アンジェラ・ランディス/リンゼ・レザーハム(幼少時)
声:三浦智子
マーティン家の2人の娘の姉のほう。9歳。
ちょっと意地悪で、ロボットの事は見下している。
成長するにしたがってやんちゃし始める。
▼ルパート・バーンズ
演:オリヴァー・プラット
声:手塚秀彰/塩屋浩三
アンドリューの旅の途中で出会った、ロボット工学の権威を父親に持つ男。
彼自身もロボット工学のエキスパートであり、アンドリューと友人関係を築く。
アンドリューは資金援助・実験台を受け持つ代わりに、人間そっくりのボディを手に入れた。
頭のいい俺ら。
「俺だってやりたいよ…(´・ω・`)」
▼ガラテア
演:キルステン・ウォーレン
声:安岡有美子/雨蘭咲木子
女性型NDRでアンドリューと同じくノーザム・ロボティックス社製の人型家事ロボット。
バーンズ博士のもとで仕えているが、アンドリューとは違いプログラム人格のみで自我はない。
しかし年月が経つにつれて徐々に変化が見られ、最後には……?
▼ポーシャ・チャーニー
演:エンベス・デイヴィッツ
声:渡辺美佐/田中敦子
旅から帰って来たアンドリューが出会った、マーティンの家に居た女性。
外見がリトル・ミスと瓜二つだが…
追記、修正があれば宜しくお願いします。
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▷ コメント欄
- ロボ娘が最後に行った行為について議論されていたが間違いなく傑作。涙が止まらなくなる。 -- 名無しさん (2014-05-11 23:59:16)
- 永遠を生きるよりも「人間」として老いて死ぬことを選んだアンドリューに毎回泣いてしまう -- 名無しさん (2014-05-12 00:08:21)
- 子供の頃に見て凄く印象に残った映画。内容はほとんど覚えてるけど何回見ても泣ける自信がある -- 名無しさん (2014-05-13 00:06:44)
- 個人的にはアンドリューの巣立ちにちょっとウルッと来る 父ちゃんがアンドリューの望みを理解しつつも受け入れられなくて、つい強情を張ってしまった後すごい悲しそうなのがなんか涙腺に来る -- 名無しさん (2014-05-13 21:50:49)
- アンドリューが(´・ω・`) -- 名無しさん (2014-08-18 21:45:31)
- いい映画だったね。 -- 名無しさん (2014-08-18 23:57:30)
- 正確には、アシモフの同名短編をロバート・シルヴァーバーグが長編化したものが原作だったかな。 -- 名無しさん (2014-08-19 00:01:09)
- 昔、テレビで見たことがあったな。 -- 名無しさん (2019-07-30 22:51:22)
- リチャード「アンドリューに表情機能を付けて欲しい。」社長「高いですよ?」アンドリュー「私の1ヵ月分の報酬ですね。」社長「私の年収より高いんですけど…。」 -- 名無しさん (2020-11-09 16:08:36)
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