クソゲーオブザイヤーinエロゲー板

ページ名:クソゲーオブザイヤーinエロゲー板

登録日:2014/04/09(水) 19:18:16
更新日:2023/12/15 Fri 13:21:32NEW!
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エロゲー kotye クソゲー クソゲーオブザイヤー 修羅の国 ごらんの有様だよ!! san値直葬 哲学 18禁 所要時間30分以上の項目 バグだけじゃ勝てない 地盤沈下 ※エントリー制なので総評にあってもクソゲーじゃないものもあります 大手でも危ない 続編も危ない ネタスレ アイ惨ショック 有料デバッグ 抜けないゲー





          _人人人人人人人人人人人人人人人_          >      ごらんの有様だよ!!!  <            ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ _______  _____  _______    ___  _____  _______ ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |   ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ    ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ    /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i   ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / iゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ / / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、  ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、   '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄    |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '     '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |


クソゲーオブザイヤーinエロゲー板(KOTYe)とは、
18禁ゲームという家庭用・PC用一般ゲームとは違った進化を遂げた暗黒大陸*1においてのクソゲーを語り尽くすネタスレである。
あくまでネタスレであり権威とかそういうのは一切ない。いいね?



概要

2007年、四八(仮)という怪物の出現で、家庭用ゲーム板の名物スレから一躍有名になったクソゲーオブザイヤーが各地に波及した姿の一つ。
直接の契機はパッケージに書かれた「ごらんの有り様だよ」というセリフを購入者がうつろな目で呟いたのが有名な、
2008年末の魔物・第一回のKOTYeを獲得した魔法少女アイ参の存在があるだろうが、もともとエロゲーは業界の規模の小ささからくる資金や人手の不足
さらに近年のアダルトコンテンツの多様化に伴うエロゲー自体の需要の右肩下がりといった様々な問題でソフトのクオリティに家庭用の比ではない落差があり、
こうでもして笑い飛ばさないと憤懣やるかたないプレイヤーも多かったというのが定着の要因といえるだろう。
HDDフォーマットとか内容じゃない面でプレイヤーのPCに物理ダメージを与えた過去作もあったくらいだしね…。


そういった業界背景もあって、据え置き機や携帯機ゲーとは一線を画すバグや商品未満な未完成品、糞仕様、糞シナリオを搭載したクソゲーが頻発する傾向が多く、
同じクオリティで家庭用ゲームで出したら(悪い意味で)KOTYで話題になりそうなレベルのシロモノがごろごろある伏魔殿と化しており、
(家庭用プレイヤー視線から)「修羅の国」と例えられることがある。
この言葉の由来は「北斗の拳」に登場する国で、ザコの強さがこれまでのボスクラス+題材としたゲームにクソゲーが多いというまさに同じ状況なのである。


マスコットキャラクターは冒頭のAA。元ネタは初代大賞受賞作「魔法少女アイ参」のヒロイン。


元はpinkちゃんねるのエロゲネタ&業界板に立っていたが、荒らしの粘着に遭ったためにこちらのスレを停止、現在はしたらばの避難所が本拠地と化している。
乙女、携帯、本家が次々と活動を終了するなか、未だに大量の作品が取り上げられる辺りは紳士たちの研究が進んでいるのか、ソフトメーカーのやっつけ仕事が進んでいるのか…。


参加要件など

本家や携帯ゲーム板のものよりかなり緩めで、とりあえず選評を書いたら総評に参加できるエントリー制。
ただし、受賞に至るのは大賞1、次点3~4がデフォ。まれに大賞が2つになることもある。
あくまで選評が書かれても総評でサラッと触れられるだけで受賞に至らないケースはままある。参加してるだけだしね。


本家では選評を書いた上でスレ住民を納得させなければノミネートされず弾かれ、
総評や受賞レースに一切の影響を及ぼさない(四十八をクソ扱いするなと噛み付いた某キ○ガイやゲハの突撃の影響)のだが、
こちらはとりあえず選評をぶっこんで総評に多少でも乗っけてもらうことはできないこともない。
ただ、もちろんクソさに特筆性が全くないと総評作成の際に判断されると総評からも漏れてしまうことはある。


緩めの門戸になっているのは、あらゆるところから対立煽りや叩きの材料にする為にネガキャン勢が殺到する本家よりそういう手合が少ないということもあるが、
エロゲーの場合「ニッチ性癖狙いなので普通の性癖の人間にとっては絶許モノ」、
「18禁故の縛りの少なさを活かしてきわどいテーマを突いていくため賛否両論」という代物があったりするということも大きい。
例えば、2013年の総評掲載となったニトロの君と彼女と彼女の恋。の場合は、
後者のきわどいところを突いて賛否両論になり、選評が提出された物である。
そのため、総評で名前が出たからといって絶対に誰もが納得するクソとは言えないのがミソ。総評には前評判に対するガッカリゲーも散見される。
大賞と次点は…うん…まあね…。


ただ、2010年大賞の色に出でにけり わが恋は(通称:出にけり)のように、
手堅い作りだったういんどみるがハジケチャッタノォ!?と驚愕させた作品が大賞を取ったりすることもあるため、絶対的に信頼できる指標とも言えない。
あくまで参考程度に考えよう。
というか安泰だと思われていたメーカーが突然トチ狂った物を出してくるというパターンはわりと普通にある。「あり得る」ではなく「ある」。


主な選評ラッシュ期間は年度末決算を控えた3月中旬~4月上旬・本家及び携帯機でも大賞級の魔物が潜伏する7~8月、
そして毎度お馴染み年末の魔物が牙を剥く12~1月。特に年度末と年末年始はその売上で会社の行く末が決まるも同然である為、
パッチでの改善(改悪の場合もあり)を前提とした未完成での発売強行によってとんでもない核爆弾が投下される事が多々ある。
最近は7月~8月に出た作品が大賞になることが多いが、これは「年度末に出そうとするも延期(その後更に延期することも)」で5月~8月にずれこんでしまうかららしい。
1月はあくまで予備期間なので、遅れて発掘されて爆弾処理班が暇潰しに金をドブに捨ててまで処理しようとしたせいで波乱が起こる事も…。


総評はほとんど全ての選評を踏まえたものになるため長い。一例として、ニコニコ等にアップされる「発表動画」が2013年のものではついに1時間に迫る大長編動画になっている。
ちゃんと読ませる・見せるように書かれている(作られている)クオリティの高さも凄いが。


KOTYe獲得ソフト(太字が大賞、以下次点)

  • 2008

[[魔法少女アイ参>魔法少女アイ]]
戦極姫 戦乱の世に焔立つ
ToHeart2 Another Days
つよきす2学期


  • 2009

[[りんかねーしょん☆新撰組っ!>りんかねーしょん新撰組っ!]]
MQ 時空の覇者
タイムリープぱらだいす
ひしょ×ひしょ


  • 2010

[[色に出でにけり わが恋は>色に出でにけり わが恋は]]
恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~
Cross Days
Floating Material -The hill where the star born-


  • 2011

ゾンビの同級生はプリンセス-不死人ディティクティブ-
学園迷宮エロはぷにんぐ!~イクぜ!性技のダンジョン攻略~
令嬢の秘蜜
修羅恋-See You Lover-
勇者と彼女に花束を
恋愛+H


  • 2012

SEX戦争 ~愛あるエッチは禁止ですっ!~
華麗に悩殺 くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~
いたずらっ娘 ~うちの娘にかぎって~
パジャマさんこんにちわ


  • 2013

[[明日もこの部室へやで会いましょう>明日もこの部室(へや)で会いましょう]]
リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~
Qualiaffordance-クオリアフォーダンス-
逃避行GAME
雛といっしょ


  • 2014

[[新世黙示録―Death March―>新世黙示録 ―Death March―]]
カスタムメイドオンライン*2
銃騎士 Cutie☆Bullet
ストリップバトルデイズ
俺がヤマタノオロチなら


  • 2015

戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~
不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~
猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド
Love and Peace


  • 2016

グリモ☆ラヴ ~放課後のウィッチ~
戦御村正 ‐剣の凱歌‐
LAMUNATION!
なないろ*クリップ~最後のステージ~
なないろ*クリップ~星空にメリークリスマス~


  • 2017

ママとの甘い性活Ⅱ
恋愛教室
お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2


  • 2018

孕ら・ポコ! ~異能催眠で女学園を孕ませ征服~
懺悔島 純潔~処女の血をもって償え!~
悪魔聖女~デーモンガール・ステップ~


  • 2019

崩壊天使アストレイア
ギルドマスター
白恋サクラ*グラム
カスタムcute ~俺と彼女の育成バトル!~
勇者と踊れ!~ぼっちの俺が異世界召喚されて美少女たちと学園最強パーティを組みました~


  • 2020

LOVE・デスティネーション
ジンキ・リザレクション
天冥のコンキスタ
オレは姫武将を孕ませたい!
まごかつ~可愛い孫のためなら中出しOK…~


  • 2021

Cuteness is justice 
下戸勇者~酒は飲まねど酒池肉林!~
ぶっかけ陰陽師絵巻 ~Hなお祓いいたします~


受賞作概説


次点・大賞に続編モノが3つ、新作が1つランクインするという早速の世紀末っぷりを見せている。


  • 主人公がヘタレから吐き気を催す邪悪的存在にワープ進化。しかも知名度が悪い方向へ働き被害者が激増した、メインスタッフが全員在籍しているのにどうしてこうなった『ToHeart2 AnotherDays』。

  • 『TH2』とは逆にメインスタッフが独立して携わっていない上に前作からコピペで作ったためファンはマジギレ、されど新参はそこそこ遊べて割と満足しファンを更にキレさせた『つよきす2学期』。

  • 原画家が多すぎて絵面の不一致が著しく、告白イベント中にヒロインの背後にハゲ武将が立つバグや、明らかなフラグ管理ミスやメインシナリオの劣悪さが取り沙汰された『戦極姫 ~戦乱に舞う乙女達~

そして、「ごらんの有り様」になってしまった魔法少女陵辱モノの金字塔であり初代大賞受賞作の『魔法少女アイ参』と続編モノが枕を並べて討ち死にという、
斜陽に入りつつあった業界のネームバリューにだけ頼った感のある作品が名を連ねた。
元々制作していたColorsは画集として『参』を出す予定だったが、その後経営難に陥り業務を縮小せざるを得なくなり、事実上新作を出せない状態になっていた。
そこで別会社に権利を譲渡、スタッフもそちらに移籍させてでもなんとか発売に漕ぎ着けようとしたが、
その会社はアニメ制作の縁で譲り受けたがエロゲ制作経験が無いにもかかわらずOVAと本作の同時発売という無茶を画策。
更に発売前の段階でイラストレーター&メイン声優変更、一部ライターが担当分のテキストを実装出来なかったと連絡を受けるなど厄満状態だった。
最早死に水を取る覚悟で発売日を迎えようとしていたが、発売日2日前に購入出来たフラゲ組からの衝撃の報告を皮切りに本スレは地獄絵図と化した。
総CG枚数14枚中新規7枚エロCG枚数0、エロCGが表示されるであろうシーンが文字通り真っ黒、発売初日で買取価格0円或いは買い取り拒否、
消費者センターに相談して返品に成功、本スレへ煽りにきた別スレ住人が励ましのレスを残して帰ったなど壮絶な伝説を残した『アイ参』はKOTYeにおけるクソゲーの指標となった。


そんな中ただ一作敢然と新入りとして奮闘?した『戦極姫』の存在が光る?年であった。
戦極姫は翌年PS2・PSPに移植され、本年度で次点入りしていた事が拍車を掛けて据置機・携帯機両部門の二冠に輝いて修羅の国旋風を巻き起こし、
初週のみで1万人に上るとも言われる興味本位に買った家庭用機系のKOTYスレ住人を畏怖させたがそれはまた別の話。


なお、『つよきす』は3学期で持ち直し、『戦極姫』は家庭用移植版を踏み台に進化を続け、根強いファンを持つシリーズに昇華したことを付記しておく。
しかしその『戦極姫』は7年の時を経て、更にスケールアップして舞い戻ってくることになる。そんなことしちゃ…ダメだろ!


KOTYeの開闢の原因となった『アイ参』が齎した、据え置き機版KOTYの四八ショック並の大激震は翌年のKOTYeにも残り続け、
開催2年目にして『アイ参』が遺した荒野の中でKOTYを開催できるだけのクソゲーが発掘されるのかが危惧されたものの、悲しいかな無事に開催される運びとなった。


  • フルプライスで伏線未回収、引きこもりエンドなど「これが菅野ひろゆきの成れの果て…?」と思わせる未完成具合で古参を嘆息させた『MQ』。

  • 前作で出来た二人同時ダンスができなくなる、最悪電源が落ちるなどフルプライスながらβ版並の完成度の『タイムリープぱらだいす』。

  • 未完成で発売してメーカー対応がグダグダ、CG数は少ないままでエロシーンにはエロCGなしなど前年のアイ惨を思わせる騒動を巻き起こした『ひしょ×ひしょ』。
    • なお同作は更にダメ押しとばかりに告知不十分のまま購入者が売り払った後の発売2ヶ月後に完全版パッチを配布して火に油を注いだ末に、
      とうとうゲームラボ2009年の衝撃ニュース美少女ゲーム部門10位にランクインしたことも付け加えておく。


こういった未完成で(完成まで)進行形状態になっていた問題作たちを押しのけて大賞に輝いた『りんかねーしょん☆新撰組っ!』は、
バグやなんかに一切頼らず、シナリオのぶっ飛びっぷり一本槍というストロングスタイルで圧倒して見せた。
シナリオライターはりぷるの前作である『にーずまかぷりっちょ!』のライターのkozakana氏であり、説明臭さを指摘されてはいたが…どうしてこうなった。


『アイ参』でエロゲーの定義が蹂躙され、『りんかね』でテキストが蹂躙され、これ以上蹂躙されるものがあるのだろうかという疑問符が乱舞した2010年。
この年は選外作次点作を問わずパクリやユーザーへの煽りなど企業態度が問われる年となり、アーベルソフトウェアが猛威を振るった年にもなった。


  • フルプライスアクティベーション付き(≒売却できない)かつまともなヒロインとの絡みが少ない上に、何故か男とヤッちゃう苦行を強いられる『Cross Days』。

  • 前年エントリーのMQよりマシかと思いきや別にそんなことはなく、奥深いシステムと思われたバトルが蓋を開ければ運ゲーでスキップ不可の苦行な、
    アーベルクソゲー四天王で筆頭格に推された『恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~』。

  • 体験版の段階で原画や背景、公式ホームページやcopyrightまでパクリが発覚するというとんでもない代物だったものを突貫工事で直した結果、駄ゲーになる苦痛を与えた『Floating Material -The hill where the star born-』。

これらの(悪い意味で)傑物たちを押しのけてしまったのは、無駄に多い選択肢とデジャヴオチ、
ヒロインと主人公が繰り広げる、意味不明で不快な下ネタ満載のシナリオで、最も苦痛を与えると評価された『色に出でにけり わが恋は』であった。
まさかの老舗メーカー「ういんどみる」からのストロングスタイルによる大賞入りであり、今度はメーカーへの信頼が蹂躙される結果となってしまった。


なお、後にういんどみるは『Hyper→Highspeed→Genius』できっちり挽回してみせたことを付記しておく。


「クォリティが安定したメーカーであっても、時にとんでもない地雷が生まれ落ちる」という事を痛感させられた2010年度KOTYe。
その嵐が過ぎ去った後の11年度KOTYeは、上半期も終わりかけた5月27日発売の5本のゲームがエントリーされた「五惨家」等の波乱が起こり、
その後3年に渡りKOTYeの常連となるSofthouse-Sealが初っ端から暴れまわり、前年度に四天王を擁立したアーベルソフトウェアとの一騎討ちとなった。


  • CGの差分は皆無でシチュエーションが媚薬飲ませてヤルだけの上、前年度エントリー作の『熟処女』でもあったNGボイス混入など、
    フルプライスでやるのはいかがなものかという代物だった『令嬢の秘蜜』。

  • 年度末の3月にやって来た、悪い意味で突っ込みどころ満載なバカゲー未満のクソゲー『修羅恋-See You Lover-』。

  • 不親切なUI、誤字まみれかつ貧弱な語彙、てんでダメなシナリオ、エラー落ち、パッチでヒロインの絵がおかしくなる、体験版に製品版のパッチを当てると全クリできる勇者と彼女に花束を』。

  • セーブが一切できないなどgdgd、ウリにしていたヒロインの名前変更システムを結局排除するなど、コンセプト置き去りな「またお前かTEATIME」と言いたくなる『恋愛+H』。

その他次点漏れした作品にも問題作が山積する中、大賞選定は困難を極め、

  • ADVなのに即死ゲーでシステムがひたすら苦痛と不便を強いる未完成商法アーベルおなじみのシナリオ追加アドオン導入でもシナリオは打ち切りEDという
    、三度目の正直に挑んだアーベルの(負の)結実『ゾンビの同級生はプリンセス-不死人ディティクティブ-

  • 開発度1%のロマサガと形容されたsofthouse-sealの刺客、『学園迷宮エロはぷにんぐ!~イクぜ!性技のダンジョン攻略~

この2つのクソゲーを推す陣営は拮抗。
一ヶ月以上どちらが大賞にふさわしいかという議論が延々繰り広げられ、その不毛極まる戦いの果てについに異例の二作同時受賞と相成った。
クソゲーのために一ヶ月近く無駄にしてしまったのか…(困惑)
『ゾンビ』のアーベルは三度目の正直で、『学園迷宮』のsealは2011年にブレイクしてその勢いのままに突き抜け初受賞となった。


なお2011年末、KOTYeの常連になってしまっていたアーベル系列の創業者・看板ライターの菅野ひろゆき氏が逝去したが、『ゾンビ』は嫌な意味でその年を締めくくってしまった形となった。
『ゾンビ』は2話までは比較的まともなストーリーで、シナリオを執筆していた菅野氏は当時命に関わる大病を患っており、1ヶ月間のICUでの治療を含めた入退院を繰り返し、
ICU症候群に苦しんでいた事や1ヶ月に及ぶ意識不明*3など尋常ではない状態の最中であった事を明かしており、
「1話は菅野氏が執筆したが2話以降はやむを得ず別のライターが執筆して発売を強行した」という説もある。
これらに伴う社内の混乱も想像に難くないため、「致し方無い事情が絡んでいる以上、歴代受賞作の中でも比較的マシな部類なのでは」という擁護意見も少なからずある。


菅野ひろゆき氏の逝去とほぼ時を同じくしてアーベルソフトウェアが事実上の撤退となり、それに入れ替わるようにSofthouse-SealがKOTYeの覇権を握りかけていた年となった。
本年度の悲しいトレンドは「薄い」。次点入りした作品群の大半が内容の薄っぺらさを誇示しており、1月に現れた門番が並外れた内容の薄さであった為、審議は難航を極めた。


  • 同人エロゲからパクった上に全てにおいて劣りエロは被弾アニメーションとパッケージ絵以外全カット
    1月から現れたseal大攻勢一の矢にして「ゲー無」と畏怖された門番『華麗に悩殺 くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~』。

  • 6,090円でフルボイスなのに200MBのペラペラさは伊達じゃない薄さ、終いに夢オチという『パジャマさんこんにちわ』。

  • パッチでバグを増殖させるという万全のサポートで心をへし折りに掛かったくせになぜか同年の萌えゲーアワード3D部門銀賞に鎮座していた『いたずらっ娘 ~うちの娘にかぎって~』。

これら問題児を抑えこみ、sealの連覇を阻んだのはスワンアイ『SEX戦争 ~愛あるエッチは禁止ですっ!~』。
バカゲー&抜きゲーである事を加味しても破綻しまくって極端なまでの説明不足、エロシーンも描写がペラッペラな極薄仕立てでプレイが苦痛、
それでいてフルプライスでクリアに1時間、フルコンプまで3時間というボッタクリの内容の薄さを誇り、
しまいにはソフマップ予約特典のおまけシナリオを入れるとデータが消えてプレイ不能になるという例年の大賞に全く劣らない凄まじさであった。
くのいちも十分大賞レベルであったが、「ゲー無と形容されたくのいちはクソゲーと呼んでいいのか否か?」という哲学的問答の末に惜敗という結果となった。なんなんだこのスレ。


そんなスカム禅問答の末に出た結論は「愛のないゲーム制作も禁止ですっ!」。刺さる言葉である。


なお二年連続受賞寸前であったseal作品だが、「数撃ちゃ当たる」を地でいくメーカーのためハズレも無数に出る*4ものの、
実際に当たることもままあるため、一概にクソ量産機とは言い切れない。


スワンアイという新星が飛び立った2012年。そして訪れた2013年度KOTYe。
「手抜き」と「破綻したシナリオ」がトレンドとされた本年度においては、ある1つのメーカーのマネジメント能力のなさに怒号が響き渡り、年明けの予備期間に現れたダークホースによってバイオハザードが発生。
年明けにやってきた選評ラッシュにより、予備期間が主戦場化するという異常事態に見舞われた年となった。


  • 前年度のくのいちを模範にしたのか、年始早々に門番化した前年度大賞作品の輩出メーカー・スワンアイが送り出す
    「ずっぷ」こと『リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~』。

  • フルアニメーションが足を引っ張りUIがなんか古くて投げやり、システム的な不備も散見され、
    ストーリーはライターの筆力が足りないのに突発的に学園ラブコメから黒い展開*5に突入しちゃう『Qualiaffordance-クオリアフォーダンス-』。

  • メーカーとして2作連続でマスターアップ宣言後に延期、ヒロイン以外のモブキャラはゴツイ殺し屋や子供に至るまで\イラッシャイマセー/と連呼してくるバグを内包した『逃避行GAME』。

  • 『逃避行GAME』に続きマスターアップ宣言後に延期(三作連続)された挙句、
    • 未完成のまま見切り発車してプロローグ後はパッチ(スタッフロール付き)*6を当てるまでプレイ不可能
    • 梱包を手作業で解いて「パッチを当てるまでプレイ不能」という旨の詫び状を入れたため包装がグチャグチャというおまけ付き
  • 結果「シュレディンガーのエロゲー」、終いには「 ー 」などと形容された『雛といっしょ』。

選評提出ソフト累計25本、1月から12月まで各月に発売されたソフトがもれなく一本は選評が届く大盛況となった2013年を制したのは、
明日もこの部室(へや)で会いましょう』であった。
この作品は、同年7月発売ながらブログなどを含めたレビューがKOTYに選評が届くまでほぼ皆無であったものの、
年明けになって総評まとめに入った頃合いのKOTY住人が気まぐれにやってみたところ、とんでもない地雷…いや細菌兵器であった。
キャラ説明文から8割方内容と合致しないという公式サイトの間違い探しっぷりから、
9割共通ルートで残り1割は裸族やバイオハザードなどなんでもありな超展開な個別EDというシナリオのアレさ、
無茶苦茶かつ理不尽にも程があるフラグへし折りイベントやら、大賞にふさわしい存在と言える1本であった。


なおかつ2013年度は本来予備期間でしかない筈の1月に入った途端に鉄砲水のような勢いで選評到着・エントリーが相次ぎ、総評投稿が延期されるという異常事態が発生。
舞い戻ってきた古豪アーベルの系列会社RedRebelからも『JK辱処女~純粋な心の持ち主ほど処女を好むという法則~』(通称:枝豆)を急降下爆撃のように投下されたが、
住民の気まぐれで目覚めてしまった上記の化け物には敵わず、受賞どころか次点入りすら逃したという一幕があった。


余談ではあるが、Ex-iTは雛遺書以降に新作を出す予定だったが、それを果たせずメーカー解散となった。
しかし、その後もブランドロンダリングを繰り返して頻繁にスレに燃料を提供し続ける事に……


年末年始の動乱冷めやらぬ中開催された2014年度KOTYeは、兎に角「杜撰さ」に注目が集まった。
「増税の悪夢」と呼ばれる3月26日発売のゲーム6本の選評が最終的に提出され、オンゲーの初エントリーやメーカーの不手際による炎上などこれまでのKOTYとは違った様相を呈していた。
そして……「10年に1度のクソゲー」という声も上がっている、アイ参とは全く別のベクトルの核爆弾がやってきた。


  • 名作3Dエロゲーの基本無料オンラインゲームという新境地に挑んだ心意気こそ買われたが、サービス開始直後の運営のグダグダな対応から警戒信号が点灯し、その時点で総評曰く「もはやゲームと呼べるのかも怪しい驚天動地の出来栄え」は明らかになっていたが、
    オンゲー故の流動性からメンテナンス等で改善される可能性を考慮し地雷の埋め戻し保留とされるが、
    誰も遊んでいないので全容が分からない」という荒廃振りから、年の瀬に爆破解体及び検証が行われることに。
    • その結果、分割rarファイルを複数DLして結合しなければならない7GBの激重クライアントは更新形跡がないどころか、初回起動時のアップデート容量は膨れ上がり、いつしかクライアントを上回る10GBの大台を突破。
    • ユーザ間チャットは愚か特典アイテムすら未実装というハリボテでオンラインで出す必要性が皆無。
    • プリペイドで課金して得られるポイントを税別販売し、更にKISSがゲーム内課金実装に必要な許可を取っていない事が発覚。 これらの課金方法・販売形態が資金決済法・風営法違反の可能性が高い*7
  • など、KISSのオンゲー運営に対する無知を露呈する結果に終わった『カスタムメイドオンライン(カスオ)』。

  • 「画集としてならまだ…」というメーカーファンのせめてもの光明すら絶望で覆い尽くすフルプライスでCG総数35枚+SD画総数9枚(差分含まず)
    • 度々ねじ込まれるギャグが一々寒い上につまらなく薄いシナリオ
    • データ解析によってCG番号の歯抜けや未使用の音声・テキストデータが大量に発掘され未完成商法であることが発覚。
      未完成状態での発売強行に関してエフォルダムソフトは十分な説明や謝罪を行わないまま解散、親会社であるあかべぇが尻拭いをする羽目に。
  • ダメ押しでニコニコ生放送の謝罪会見でエフォルダムソフト関係者が不在など火事現場に油を撒き散らして盛大に大炎上した『銃騎士 Cutie☆Bullet(銃騎士)』。

  • 事前告知済みとはいえ、CGが基となったオマケゲームの流用、一部ボイスのないキャラがいる上、ロープライスというだけでは済まされない薄さ、
    更にはパッケージ版付属アンインストーラーを使用するとインストール先のフォルダに加え、直上のフォルダを巻き込む*8という前代未聞のとんでもない爆弾が発見された「ゲー謀」ことオーバーフローの新たなる刺客『ストリップバトルデイズ(ストリップ)』。

  • 何もかもが一昔前に置いて行かれたような出来で、「スサノオでなんとかしてくださいよォォォォ―ッ!!」な展開が連続する薄っぺらシナリオ、急速に乱れていくCGの作画、
    物議を醸した写真を軽く加工しただけの背景、本年度屈指のバグの多さが取り沙汰された『俺がヤマタノオロチなら(オロチ)』。

これらを抑えこみ、トランペッターの描かれたICBMの如く修羅の国のセンターを爆炎と共に蹂躙した『新世黙示録―Death March―(チーズ)』が大賞の座をぶち抜いた。

  • メインライターであり女神転生シリーズの初期作にも関わった鈴木一也(通称:大司教)氏のオナニー状態で整合性が取れておらず、読み進めるだけで苦痛を伴う上に、
    最終的には全ての伏線をぶん投げる『デウス・エクス・マキナ』オチで終わる壊滅的なシナリオ
  • スベリオンよろしく殆ど息をしていない戦闘システムと不便極まりなく3D酔いしかねないRPGパート
  • 「この先10年は現れない」と形容される程の吐き気を催す邪悪でメアリー・スーな主人公と全員が某霧さんのような登場人物達
  • オカズにも出来ないエロシーン・原画詐欺で作画崩壊を起こしまくっているCG

等、BGM以外での全方面で完璧なクソっぷりを見せつけた事が原因で、「30時間のりんかね・15時間のくのいち」と形容された苦痛ぶりは伊達ではなかった。


11年度に長い議論の末に大賞2つという最終結論を下してしまったことが足を引っ張ってしまったのか、大賞選考には長い時間を要した。
最終決戦は『カスオ』と『チーズ』のChaos陣営同士のぶつかり合いとなったが、一分の隙もない毒物(チーズ)と、猛毒であるが場所によって毒性にばらつきのある液体(カスオ)
……つまり「最低限楽しみを見出だせるか否か」という差が決定打となった。
8月・12月発売作からのエントリーが無かった為、昨年同様の全月制覇とはならなかったが過去最多の29作品エントリーを記録。総評曰く


「検証がいかに苦痛だろうと、その先が無明の荒野であっても、余さずゲームを楽しみ尽くし
エンターテイメントに発展させるのがKOTYeの選んだ愛し方」

だという。住人は菩薩か何かなのだろうか。


そして締めの一言はこう続く。
「いかなるデスマーチが待っていようと、我々はクソゲーをなかったことになどしない。かかってきなさい」
…一体どこまでチャレンジャーなんだろうか。


それはともかくあまりにも強烈過ぎた『チーズ』は翌年から数年間、アイ惨並の畏怖の対象として頻繁に名前を上げられる事になった…


なお、11年度以降猛威を振るったSofthouse-Sealは本年度を最後に合併によって事実上の消滅・活動停止。
最後っ屁として今まで発売したエロゲーを100本まとめた『softhouse-seal どーん!と100本セット』という見えている地雷を発売していったのであった。
KOTYeにおけるsofthouse-sealとしての最後っ屁となった『ビッチ生徒会長のいけないお仕事』も無事?エントリーを果たしている。
パッケージ版は途中まであらすじ通りに話が進むが、途中から「エロゲーのような体験を夢見て他国から留学しているお姫様」のはずのヒロインとその従者から「未来を救うために過去に来たアンドロイド」という設定が唐突に飛び出し、
突然の設定崩壊と同時に一気にシナリオの整合性が取れなくなり、公式サイトにも設定崩壊についての説明等は一切なく、
最後の濡れ場が終わると1クリックでタイトルに戻り、回想の17/20が空欄だろうが話が置き去りだろうがこれで終了となる。
DL版はシナリオが一貫して回想一覧も全て埋まる上、急に生えた設定がメーカー過去作のものと合致するため過去作の流用が確定した事と大抵の環境では開始直後に強制終了する事などを加味し、

  • パッケージ版が納期に間に合わないと判断して急遽過去作のシナリオを流用してごまかし、DL版は納品までに最低限の形を整えた為ごらんの有様になった
  • 納期に余裕があるDL版を完成させて一安心してしまい、パッケージ版を流用で放置したまま発売してしまった事を忘れてしまった
  • 流用しても納期に間に合わず、意図的にバグを組み込んでプレイ不能状態にしようとしたが環境依存バグでバグが正常に動作せず未完成品であることがバレた

等の推測の声が上がった。
後にパッチで内容がDL版のものに差し替えられたため珍事は終息したが、この一件は住人達を真顔にするには充分過ぎるインパクトを有しており、最後まで存在感を放ち続けた。


その他だと、銃騎士のインパクトから、「1jks=フルプライスでCG35枚」という単位まで誕生している。


15年度はエロゲー市場の縮小やユーザーの減少も囁かれ、明確な方向性を持たず散発的な作品がエントリーした。
5月29日にはかつての五惨家および増税の悪夢を彷彿とさせ、KOTYe史上最多となる同一発売日のゲームが9本エントリー。
何かを極めた13・14年度からの小休止とも囁かれるも、それでも最終的に質も量も揃った多くのエロゲ―が並び立った年であった。



  • 「チーズ」の圧倒的な負の存在感を乗り越えた15年度のトップバッターは、初代のバグ塗れから数多の有償デバッカー達の犠牲の果てに長い時間をかけてまともになったと思いきや…
    • ダブル主人公制を採用したはいいものの、新主人公がヒロイン全88人中82人を独占している上に肝心の新主人公の性格が「チーズ」に負けず劣らずの不快極まる糞。
    • おまけに新主人公のスペックも「おれのかんがえたさいこうのしゅじんこう」と言わんばかりの文武両道なチートスペック。一方で歴代プレイヤーにとって愛着のある従来の主人公は噛ませ犬化。
    • 更にこれまでのヒロインの誰も彼もが飯で心も体も開き、新主人公を崇拝するチョロインと化す地獄絵図。初遭遇→新主人公の料理をべた褒め→「素敵!抱いて!」の三段落ちは日常茶飯事。
    • 完全新規プレイヤー目線で見たとしても不快さには大差がない上に、半ばスルーされてきたCGの低品質さも追い打ちをかける事に。
    • SLGパートも劣悪で、新主人公以下有力武将だけで無双可能な世紀末バランス。しかも新主人公でしか天下統一出来ない。
      一説には、新主人公をお膳立てするためにこのような大惨事になり、その原因は「普通の主人公は嫌だ」と新人のP或いはDが暴走したからとも……
  • などの阿鼻叫喚の惨事を巻き起こし、「嫌いな男から送られてくる好きな子のハメ撮りビデオレター」「公式による疑似NTR」とまで例えられ大炎上。
    結果新主人公の存在がシリーズ恒例の『遊戯強化版』で単純かつ完全な抹消をされる形で葬られ、コンシューマー移植も見送られる事態となった戦極姫シリーズのKOTY復帰作『戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~』。

  • 貧弱極まりない演出や立ち絵、あらゆる発言がシュールギャグにしか見えない展開や文章、言いがかり同然なガバガバ推理、水増しされまくったCGギャラリー、地味ながらも的確なイラつきを与えるUIなど、
    全方位に渡る堂々とした手抜き仕様を見せた『不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~(通称『不条理探偵』)』。

  • クラウドファンディング形式で制作されるも、シナリオは需要を満たす形で最低限成立しているものの、フルコンプまで30分未満、総CG数5枚(内4枚はHPで公開)、 Hシーンは7クリックの自慰と20クリックのペッティングの2つのみという極薄な手抜き作品と化し、
    被害額という点ではかの『アイ惨』をも凌ぐ惨状を起こしたファンディスク『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド(通称『猫撫』)』。

  • シナリオライターを13名も用意した結果シナリオの整合性や世界観が完全崩壊、すっきりしない鬱展開なシナリオもさることながら、
    • 「1しか出ない人生ゲーム」「模範解答以外に選択肢がない作業系出来レース」とまで例えられる程テンポが最悪
    • 単調、ユニットごとのバランスも劣悪な上に敵が凶悪性能
    • 無駄に高難易度な結果かの『コンボイの謎』のような理不尽死にゲーと化した極悪なゲームバランス
    • 劣悪かつ高難易度すぎるゲームパートとエロパートをつなげてしまった結果まともに女性キャラのエロシーンすら見れない
  • といった地獄のごときゲームパートを擁する不発弾『Love and Peace(通称『LaP』)』。

の4作品がエントリー。
前年度大賞の『チーズ』とどうしても比較されてしまい、他を圧倒する絶対的強者が現れなかった為にじゃんけんで最強の手を決めるかのような堂々巡りの最中に「KOTYeは何のために存在するのか」と原点回帰。
「クソゲーの格付けか?」「クソゲーへの憎しみを忘れないためか?」「クソゲーへの恨みを吐き出すためか?」「否、それらもそれ以外もすべて含めてクソエロゲーを語り、語り合うことが目的である」という議論を経て、
「語るに値する」趣旨に叶ったものに大賞を下すべきという結論が出る。また哲学してる……
ゲーム性が破綻した『LaP』、犯罪級の薄さの『猫撫』テキストが崩壊した『不条理探偵』は過去のKOTYeに完全上位互換が存在するが、『姫6』はその「語るに値する」と判断された。
すなわち、大賞は「単純抹消だけで大方の問題に片が付く独立病巣」「積極的加害者と悪い意味で賞賛され公式黒歴史となった」最悪の新主人公を擁し、
キャラ・シナリオ、エロが何より重視されるジャンルで従来キャラへの愛情を道連れに実用性すらかなぐり捨て、
単純なクソ要素を超えた「嫌悪感の極み」という究極性と「まともな作品に異物を加えるだけでキャラとエロが死ぬ」というありそうでなかった魔法のレシピという武器でもって、
「クソ主人公の存在だけでクソゲーが生まれた」という唯一無二の煌きを擁し、「クソエロゲーとは?」という永遠の命題に対し現時点で出せる答えの一つを、新たな角度から見事提示した『戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~』が15年度のKOTYeの天下を獲ることになった。
そしてこの大賞受賞を以って、SSαの戦極姫シリーズ作品による3部門制覇という異業が成就された。


余談として、2013年度に解散していたEx-iTが実質後継ブランドとなるInsyncを立ち上げ『妄想コンプリート!』を発売。
が、元々の発売日は2014年秋とされていたが、その後ずるずると延期を繰り返すうちに2015年5月29日と約半年以上の延期となり、
いよいよ流通サイドがキレて制作現場に強行介入し「サイトで進捗状況を定期的に公開報告する」という前代未聞の管理体制に移行。
3月23日時点で完成しているのは原画のみ、彩色進捗60%、シナリオ進捗80%、音声収録の最終日すら決定しておらず、デバックに至っては進捗0%。
発売日まで約1ヶ月となった4月20日になってもマスター作業も終わっておらず、デバック進捗20%というタスクスケジュールの杜撰さを露呈していった。


強豪Softhouse-sealの脱落、そしてスワンアイの不在が混沌を齎し、傍から見れば豊作、されど内側ではエントリー数が少ないという認識の差の果てに、
『戦極姫6』が「クソ主人公」たった一人の新たな脅威を以て、SSαの同一シリーズによるKOTYグランドスラムを掴み取った15年度KOTYe。
その勢いのまま、一点突破型が群れを成す16年度KOTYeは開幕した。


  • 『戦極姫6』において公式が新主人公をまさかの黒歴史認定した翌年であるにもかかわらず、
    • 世紀末すぎるゲームバランスや、セーブデータ破壊・進行不能・強制終了を筆頭としたバグの嵐など修羅の国界隈ですら稀に見る低レベルな完成度。
    • 毎週金曜に修正パッチを配布するが、パッチ適用前後のセーブデータの互換性がない賽の河原仕様から検証すら儘ならず、パッチで確かに直る部分もあるが、それ以上にパッチで新しいバグが発生もしくは既存のバグが悪化する。
    • 「戦極姫などを通じて超人級の耐性を得ている(総評談)」はずの作品スレ及びKOTYeスレ住人達がクリアを目指すも全員帰らぬ人となる。
  • 総評をして検証の難易度は据置・携帯部門の両スレを阿鼻叫喚に陥れた『太平洋の嵐5』並と言わしめ、メーカー側も必死に対応を続けていたが、
    5ヶ月の死闘の果てに開発したメーカーすら匙を投げて対応終了を発表、修正版を購入者に無料配布するに至った戦御村正 ‐剣の凱歌‐

  • オカルトや超常現象を下敷きとしたショートストーリー220話というボリュームが目玉とされたものの
    • 各話の構成は滅茶苦茶、『りんかね』を彷彿とさせる支離滅裂なストーリーラインでありながら、『りんかね』と違い推敲も不可能な超展開シナリオ。
    • 売りの超常現象の描写はやっつけ仕事で10クリック前後で終わる薄っぺらさ、選択肢は最後の最後に1個あるだけ。
    • 主人公の周囲の面々はやたらめったホラー性が高く、「オカルト好きのメンヘラの脳内」と称されるカオスすぎる世界観。更にはエロCGのクオリティが低い上に内容も常人には理解不能。
  • 20時間以上という無駄に分厚いボリュームなのに薄っぺらい一本道シナリオという内容から、「行動に応じて展開が変わる分四八(仮)の方が優れている」と突き放され、
    普通じゃないメーカーを自称するだけあって「面白い面白くない、クソかクソで無いかという次元の外側に位置している」と畏怖させた『グリモ☆ラヴ ~放課後のウィッチ~

  • 「史上最悪の文章力」と称された実力派であり、ライターの力量不足からシナリオほぼ全体がパクリ・コピペ・パロが乱舞しライターの同人作品から世界観を流用するなど低クオリティ。
    • 終始「ウ○コ」がどこかしらに絡んでくる小学生並の寒いノリで、肝心のパクリネタもゲーム・洋画・アニメ・漫画・テレビ番組など全方位に渡っており把握が困難。更に世界観も説明がないので理解不能。
  • これらの惨状からメーカー名通り白い粉でもキメているのではないのかという疑惑すら浮上した『LAMUNATION!

  • 06年以降完全新作を出しておらず解散の噂があり、15年4月に制作発表をするも延期を繰り返し、ライターの1人であるラノベ作家が逝去した後公式サイト閉鎖など不安視されていたが
    • 化石UI、20世紀クラスのキャラデザと塗り、スキップ中の操作でフリーズ、e-mote実装の弊害で動作が異常に重い。
    • 誤字脱字にNGボイス混入、更にはモブは初代PSクラスのガクガクポリゴンで、e-moteが明らかに画面から浮いている。
    • あらゆる面で古臭さが押し出されており、クリスマスに発売されたファンディスクもミドルプライスで総容量578MBかつ総CG枚数10枚、本番エロは1回だけ、本編のバグや不具合は放置しておりヒロイン7人中1人しか登場しない。
    • ファンディスクなのにその中身は本編ディスクの特典小冊子のコピペ。
  • その他ライターの1人が逝去したことを宣伝材料に使う死人商法、やたら強気なメーカー対応など住人から冷やかな眼差しを向けられた『なないろ*クリップ~最後のステージ~』及び『なないろ*クリップ~星空にメリークリスマス~

これら5作品を含めた全18作品がエントリーし、当初は開発側すら音を上げるほどの圧倒的ゲー霧な『戦御村正』が逃げ切って大賞受賞と予想されていたが、「クソゲーをプレイすることとはどういう事か」という前提に立った上で
伝説のクソゲーである『四八(仮)』が比較対象に挙がるという異常性を評価され、「クソゲーとは何か」という永遠の至上命題に一歩進展を得たことを加味し『グリモ☆ラヴ ~放課後のウィッチ~』が大賞授与と相成った。


余談として、『戦極姫』シリーズ及び『戦御村正』の開発メーカーであるげーせん18は、『戦極姫』シリーズの新作『真§戦極姫』で2014年の汚名返上を果たすべく誠意製作していたが、2度の延期の末に発売日未定となり一気に暗雲が立ち込める。
ファンの「まさか」という悪い予感は的中し、母体であるSSα側も含めた発売作品の評価が近年芳しくなかった事を起因とする売り上げの低迷から来る資金不足、そして昨今高騰が叫ばれていた製作費がとどめとなり、
2020年1月1日に日本一ソフトウェアの子会社「システムソフト・ベータ」に企業と経営を承継、SSαとしての活動は終了する事が発表された。
そして約1年半後には各通販サイトで『真§戦極姫』に発売中止の文字が踊り、新作の発売中止によって事実上シリーズの打ち切りが決定。挽回も出来ないまま会社ごと行き倒れるという哀愁漂う最期を迎えてしまった。


2016年度KOTYeは2年連続でやらかしたSSαことげーせん18の『戦御村正』と、新進気鋭のブランドしろいぱんつが送り出した『グリモ☆ラヴ』による殴り合いの末、
伝説のクソゲーが比較対象に上がり「クソゲーとは何か」という問いに対する1つの答えを出してしまった後者の逆転勝利に終わった。


そして3月某日。


『もしパッと見で分かるくらい絵がクソだったら商売する気あるのかって話だからな
よくよく見るとなんか酷いってのはしょっちゅうだけどね…』

年明け後3ヶ月間こそ比較的平和だったスレには、スレ住人によってある1つのフラグがセットされていた…



  • 事前投票で16人のヒロインから攻略対象を決定するという手法こそ画期的だったが、フルプライスで2GBを割り込みインストーラーさえまともに起動せず、投げっぱなしジャーマンな伏線の数々を始めとした何もかもがペラッペラな中身とヒロインをモノ扱いする主人公、
    • 特定シーンに進行不可能バグを抱えながらメーカーが自ら設定した修正パッチの公開期限を踏み倒し、パッチを当てれば別のバグが発生。
    • 新規ブランドを謳っておきながら実態は13年度にやらかして解散し、15年度に新規ブランドでもやらかしたEx-iTの残党だった事と、発売後暫くして公式サイトがアクセス不能になり明らかな逃げ売りを目的としていた事が発覚した『恋愛教室

  • エロゲーとしては王道ジャンルの母親との近親モノで需要がはっきりしている事から安牌とされながら、公式サイトとパッケージの段階から7月末の発売日を迎えても、
    これまで「幾度となく余興や暇潰しに地雷を処理した猛者たるスレ住人が手出しを躊躇する程に底辺を突き抜ける」「ロボ刑事番長星のデデデよりはマシ程度」のグラフィックが見えている地雷となり、
    • 2ヶ月後の9月末に決死の覚悟で購入したスレ住人の爆破解体により、ルート分岐こそ豊富だがミドルプライスながら実容量260MBが織りなす総プレイ時間1時間に及ぶ薄っぺらな中身
    • 公式サイトのサンプルやパッケージのグラフィックはまだマシで、本編中のCGは作画崩壊という言葉すら裸足で逃げ出した先で土下座する代物
      • 一説には同社が抱えていて前作を担当した絵師が高齢で引退してしまい、(恐らく納期若しくは資金面の都合で他の絵師を雇えず)急遽スタッフが手掛けたとも…
    • 絵がクソなエロゲーの金字塔とされる『わくわく惑星プリンセス』すら歯が立たないというパンドラの箱の中には絶望しか残っていなかったことが判明した『ママとの甘い性活Ⅱ

  • 年明けの予備期間に選評が提出され、14年度萌ゲーアワード金賞を獲得した過去作の続編でありながら、給与未払いが原因でスタッフが離反してしまい無印製作スタッフが1人もいない事から赤信号が点灯。
    • 無印から続投したヒロインは流用された立ち絵と一部CGと、別原画による新規CGの落差が凄まじく前作プレイヤーにとっては思い出ブレイカー化。
    • 主人公の名前の取り違え、誤字脱字、CG表示ミスなどバグは選り取り見取りだが、何よりも問題を抱えていたのは音声周りで、
      声優は総とっかえされて素人演技が目立ちNGボイス*9が大量混入、おまけに200箇所以上でボイスが再生されない。
  • 果ては修正パッチは上書きが必要なファイルがインストール先のフォルダに生成されないため意味を成さないなど、
    エロゲーとしてより声優収録現場を知る資料としての価値のほうが高いとさえ言われる羽目になった『お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2

上記3作の内、『恋愛教室』はブランドロンダリングの悪例として、『お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2』は原作スタッフ不在で商品未満のものを出さざるを得ないエロゲー業界の悲しさを表す好例として受け入れられた。
が、『ママとの甘い性活Ⅱ』はそれらと明らかに一線を画するクソ要素をパッと見から抱え込んでおり、
「ママとの甘い性活Ⅱは買う前からクソと分かり切っている。クソゲーとして扱うのはおかしい」「買う前からクソと分かりきっている以上買った後に文句を言うべきでない」という斜め下の擁護論まで出たが、


人間が得る情報は8割が視覚に頼っており、ゲームである以上画面と相対し続けなければならない


他の要素が壊滅的でもグラフィックさえ上出来なら画集としての擁護の声が上がる


という大前提を設けた上で、1度でも目にすれば当面脳の片隅に焼き付き、エロゲー本来の用途に使おうとすればトラウマになりかねない前代未聞のグラフィックとミドルプライスとして犯罪級に薄っぺらい中身がシナジーの呼び水となってしまい、
1枚でも破壊力があるCGが1時間で30枚立て続けに襲いかかる狂気性も看過できないクソ要素であるとして、「エロゲーとしてのメイン要素に前例のない超特大級のクソを抱え、他の要素での擁護も出来ない以上、大賞の冠を戴かせる他ない」ことにより、
『ママとの甘い性活Ⅱ』が大賞受賞となった。
そして、『ママⅡ』は本年度に限らずエントリーされたクソゲーを「『ママⅡ』より神作画」というパワーワードでもって蹴散らしてしまう越えてはいけない越えられない壁、あるいは史上最強最悪の認識障害を齎した大災害として君臨する事になる。


またも「10年に一度の災害」に例えられたKOTYe2017大賞の「ママⅡ」の存在は、絵の評価基準を大きく狂わせて認識災害を発症。
数多のクソゲーを「ママⅡと比べたら神作画」として許してしまいかねない異様な空気を生み出していったが、
18年度もまた最終的には数多のクソゲーがエントリーする平常運転の年となった。
厳正なる審査の末に、



脅迫+調教がメインとなる作品なのに

  • 調教で堕ちる様子が全く描かれなければいくら犯されようとも言動が変わらず、島内で呑気にバカンス気分に浸る姿さえ見られるヒロイン
  • テキストも内容が薄い上に誤植は百を超えるシナリオ
  • デッサンが狂ってるせいでトリックアート呼ばわりされる各種CG
  • ヒロインごとに導入が使い回しな上にCGが本編の流用だったり本編と話が繋がらなかったりと散々な出来な有料追加コンテンツ

と、各所に渡って隙の無い1月から潜伏し続けていた伏兵「懺悔島 純潔~処女の血をもって償え!~」



2年連続登板のソフトハウスキャラが送り付けた

  • 行動選択の余地が少な過ぎてすぐにパターン化し、戦闘の事前シミュレーションを完備する全力介護仕様のせいで僅かに残された思考機会すら奪い取られ、追加で数多のランダム要素を加えてプレイ時間の水増しが計られたSLGパート
  • 周回引継ぎも無く作業感溢れるテンポの悪い攻略を強いられるクソシステム及び茶番と断ぜられたメインシナリオ

が合わさり、チャレンジ精神とバランス調整を放棄した手抜きの集大成ともいえる内容から、
選評者に「ここ10年のソフトハウスキャラで見て、間違いなく最低の出来」とこき下ろされたクリスマスプレゼント「悪魔聖女~デーモンガール・ステップ~」



原点回帰として「催眠」と「孕ませ」に焦点を当るも、
攻略対象のヒロインを闇雲に選び続けるとヒロインが催眠に抵抗したり、別のヒロインが妨害に入るなどで進行不能イベントに切り替わる本末転倒仕様という先制パンチが炸裂し、

  • 明記されていない隠し仕様の影響で「進行不能イベントを見ないで妨害ヒロインを察して予め潰す」というRTAの如き攻略を行わなければバッドエンドに落とされ、セーブを細かく刻んでいなかった場合は詰みとなるクソシステム
  • 当然ながらバックログジャンプなど無い安定のクソUI
  • フルプライスの癖に「ゲーム本編より公式サイトの方が情報に溢れている」と揶揄され、共通ルートがフルボイスなのに僅か20分で終了する*10極薄シナリオ
  • 要らぬ範囲まで出張するモザイク、見た目が*そのままのアナル、妊娠後の筈なのにボテ腹じゃない、処女なのに破瓜の出血が無いなど、抜きゲーの価値0のCG
  • 催眠でヒロインにやりたい放題するくせに、いざ事が済むと唐突に良心の呵責に苛まれ催眠を否定し純愛に目覚める為「サイコパス」と侮蔑された主人公
  • そんな主人公を全肯定する不可解なデレを見せ、妊娠出産を迎えてハッピーエンド一直線な為電波呼ばわりされたヒロイン達
  • コストカットなのかあらゆる効果音がテキストで表現された為ピストン表現が「グインっ!グインっ!」「にゅるるるーっ、にゅぷぷーっ!」とシュールレアリスム感満載の擬音で表現される回想部分

など全方位で逃げ道を残さないクソさから「王の帰還」と侮蔑されたスワンアイの新ブランド「みるきーぽこ」の処女作「孕ら・ポコ! ~異能催眠で女学園を孕ませ征服~」


の3作が接戦。
最終的に「2018年で最も“エロ”および“ゲーム”の要素に不誠実であり、最も購入者の需要に応えなかった」
という点が決め手となり、「孕ら・ポコ! ~異能催眠で女学園を孕ませ征服~」が大賞を受賞した。


新たな十年紀の始まり。『孕ら・ポコ!』がKOTYe史上初の同系メーカーによる二度目の戴冠を成し遂げるなど、何かと話題に事欠かなかった2018年。
しかし、ブラックホール爆弾こと『アイ参』に始まり『ママⅡ』という名のCGとして顕現した呪いが締めくくった最初の十年紀は「陰ることなき伝説」として畏れられ、スレには倦怠感が漂っていた。
そのトラウマに刻まれた存在はやがて門番の概念を塗り替え、1年区切りの縛りがあるにもかかわらず新たなクソエロゲーは過去の魔王たちと比される運命となってしまった。


それでもハンターたちが歩みを止めることはない。
2019年のKOTYeは開幕早々から3つの「未完成体」が月1ペースで報告される不穏な立ち上がり。
最終的には「告知詐欺」「粗末」「未完成」「ゲーム性障害」といった傾向の問題を抱える作品が次々に登壇し、その数は前年比で約3割増の18本に達した。



  • プログラムそのものの質が極めて低く、起動してまず最初に目に付くのは明らかに低解像度でジャギり倒したタイトル画面
    • 低解像度の原因は特定の設定ファイルであり、体験版から正しいファイルを上書きコピーすると改善するが、公式から修正パッチ等は出ず終い
    • 動作そのものも粗だらけで、突然明滅する立ち絵や背景、何かと挟まる長時間の暗転読み込み、スキップ機能を使うと頻発する「text_num」の文字列散見される中国語フォント等々、どこを切り取っても胡散臭さが漂う出来
    • UIは化石の一言でバックログジャンプはもちろんなし、移動先を選ぶマップ画面に至っては触っても反応しないダミーのシステムウィンドウまで完備
  • コンセプトは「理想の押し付け合いエロバトル」でありそれ自体は悪くないが、肝心の中身は低品質の極み
    • ヒロインは総じて行動原理が支離滅裂、主人公は主人公で話の発端であったはずの射精障害がサイレントになかったことにされるなど矛盾だらけ*11
    • エロシーンに救いを求めてもメッセージウィンドウに現れるのは見覚えのあるずっぷ擬音

特に最後から容易に推測できる通り、世紀末覇者スワンアイの血脈に連なる新規ブランドももいろPocketが生み出し、選評/総評で「いつものスワン系以下」と言われてしまった“隙なき劣悪”『カスタムcute ~俺と彼女の育成バトル!~』



  • 3回に及ぶ半年の延期*12の末3月に発売されたファンディスクながら、''事前情報で前面に出していた水着Hが一切なし''・新ヒロインの個別シナリオ「永遠の白」が起承転結の起どころか「土」で終わると評されるほどに内容がスカスカ
    • 代わりとして本編である『春音アリス*グラム』の共通ルートを収録して容量とCGを水増し、新規部分にもHシーンを含むCGの差分流用が存在し禁忌を侵す行為と断じられる
    • 発売翌日に「無料追加アペンド」の配布が告知されたが、その中身は前述の水着Hや新ヒロインの未収録CG及び追加シナリオであり、実態は最初から入っていて然るべきコンテンツの後付け
      • その中身も薄かったり全10回と小出しであった上、「永遠の白」については進展に乏しいことから「永遠の白紙」と皮肉られる
  • 上記の内容のために、「ルートロック式な上にほぼコンプしないと回想開放されないのは全容の露呈や不評の拡散を遅らせ発売直後に売り抜ける時間を稼ぐため」「アペンドが期間限定配布*13なのは未完成品の後付けではないと装うため」など、様々な邪推まで生まれる始末となった

これらの要素が組み合わさり、本体の中身・メーカー対応の両面において悪質さが際立ったことから作品名を捩って「黒故意な手口」と言われ、過去の魔物に付けられた異名に倣い“ネオシュレディンガー”を号することとなった、NanaWindの『白恋サクラ*グラム』。



  • 土壇場での発売延期・発売日を過ぎても出ない体験版等と戦前より不穏な気配を見せていたが、蓋を開けると案の定''フリーズや進行不能が満載のバグゲー''だったことが判明
    • 右クリック・エンカウント・暗転などのありふれた挙動がフリーズの引き金となりうる独りロシアンルーレット状態に対し、有料デバッガーたちはバグの傾向から様々な対策を講じて進行を試みるが、メーカーはパッチを更新する度にバグの発生ポイントをずらす斬新なサポート体制で翻弄
  • 数ヶ月に及ぶバグとの戦いの末にようやく正常動作するようになるも、肝心の中身は「''虚無で満たされたハリボテ''」と断じられる
    • ギルド運営パートはRPGの基本的なシステムを総称しているに過ぎず自らギルドを切り盛りする感覚からは程遠く、キャラの雇用についても解雇するとヒロインであっても二度と登場しなくなる罠があり、イベントのためには限られた雇用枠をネームドキャラで埋めることを強いられる
    • RPG部分で見ても自由度の低い長編ゲー無であり、戦闘はバフとデバフを入れられるかどうかが全てとされ、それが出来ないキャラは存在意義がない、装備は店売り品を使用するのが見え透いた最適解と極めて薄味
    • 「セーブ&ロード用アイコンが異常に小さい上に画面の極東に配置」を始めとした「かゆいところが多すぎて手が足りない」と評されるUI
    • ヒロイン9人中8人が任意加入キャラでメインストーリーにはロクに絡まず掛け合いもハーレムもなし、もう1人はギルドの受付嬢で留守番、主人公は「ダンボー顔のミニぬりかべ」の姿で探索しひたすらにシリアスブレイクをかますなどシナリオ面も難あり
    • ダンジョンRPGお約束の凌辱要素も系列過去作から減少

このように多方面に物足りなさを積み重ね、バグも相まって“空疎なボリューム感”を獲得してしまったアストロノーツ・シリウスの『ギルドマスター』。



  • 「俺最強異世界召喚RPG」と銘打っているが、「お金・経験値・装備の概念がない」「成長は章クリア時の一律レベルアップと簡素なステータス割り振りのみ」「戦闘に報酬がない」などRPGとして扱えるかすら疑わしいゲーム性
    • 戦闘そのものも通常攻撃や被ダメ時のアーマーブレイクなど、あらゆる行動に付随するカットインがもっさりしておりテンポが悪い
    • 「レンチン」などと揶揄された効果音や○△□といった見た目の手抜き雑魚敵など随所に現れるチープさがイライラを加速
    • ルートを埋めながら進めていくパズル風のダンジョンは先述の戦闘システムや探索との相性が非常に悪く、たとえ敵や罠が配置されていようと全踏破しなければ成長ボーナスが減るという仕様が足を引っ張る
  • ストーリー面も異世界召喚ものの強みを生かしておらず、基本的に受け身な主人公やルートによる展開の相違がないなど全体的にやらされ感の否めない内容

以上の要素がせっかくの良質なHシーン及び個別ルートを台無しにしてしまい、メーカーとして7年ぶりの作品で不名誉なエントリーを果たしてしまったcatwalk発の“危険視号”こと『勇者と踊れ!~ぼっちの俺が異世界召喚されて美少女たちと学園最強パーティを組みました~
詰め込みすぎだもうちょっと加減しろ



  • ''バグ及び不具合により進行不能な状態で世に出され''、バグの壁こそ1週間足らずで有料デバッガーたちの奮闘により突破されるも直後に調整不足から有料βテストへ突入
    • PS版ドラクエⅦの石板を引き合いに出される程難解なカードとして管理されるフラグ、あらゆる会話イベントの前に成否判定としてやらされセーブ&ロードの繰り返しを強いられる不毛要素と断じられたイベントドロー、あまりに中身の浅いリアルタイムカードバトルと、''カードがかかわる部分のゲーム性に問題を数多く抱える''
      • 有料テスターたちは劣悪なバランスを逆手に取り初手で必勝コンボが確定する天和デッキを生み出し抗戦するも、メーカーはパッチにより個別セーブデータ追放・天和デッキ撲滅などを執行する「賽の河原システム」を発動
      • 各種修正によりようやく安定版へと到達するも根本のクソさは変わらずバグに頼らないストロングスタイルへと変貌
    • 先述したバグの存在は難解なフラグが見つからないのをバグと疑ってしまう遅効性の毒へと化ける
    • 挙句の果てにメーカーは戦闘スキップ・イベントドローフルオープン機能を追加し、根幹たるカード要素の大半を障害とみなして放逐
  • 上記以外の観点で見ても難点が多く、メインのはずの触手凌辱はHシーン全体の3割ほどと少なくヒロインによってはゼロな一方で野外露出など需要からズレたアブノーマル系が多くを占める、ヒロイン4人中個別ルートがあるのは2人だけ、値段(6800円税抜)相応とは到底言えないCG総数45枚BGMに至ってはフリー素材

……と、力の配分を盛大に間違えた結果として作品そのものが崩壊してしまいプレイヤーを凌辱する悲劇を生んだ、本年最初の話題作にして最後にやってきたDigital Cuteの“異形”こと『崩壊天使アストレイア』



「有象無象のガヤ」と称された様々なエントリー作の中から上記の5作品がクソ要素の掘り下げと掛け合わせにより確かな地力と個性を創出し、次点以上として名を連ねた。
その中でも『崩壊天使アストレイア』は本年のトレンドを全て網羅し、更にそれらの相乗効果が死の四重奏を生みだしプレイヤーの精神を効率よく削る、言わば練り上げられた理想的なコンボデッキのような挙動で他の次点4作を凌駕。
しかしそれは決して意図的に手を抜いたわけではなく良作を生み出そうとした結果もたらされた悲劇であり、その姿勢はKOTYeに於いても時に重要なものとされた*14
以上から「トレンドを網羅した象徴性、それらのシナジーが織りなすハラスメントコンボの芸術性をともに備え、在り様はKOTYeの目指す方向性にも沿っていた」異形なる偉業を称え、『崩壊天使アストレイア』を2019年の大賞に叙することとなった。


「afterチーズwithママの時代における、ニューアブノーマルとは何か」の問いに、多様なクソ要素の相互作用によるコンボを提示した『崩壊天使アストレイア』が戦いを制した2019年。
しかしハンターたちはそれを幕引きとすることはなく、「2020年で最も出来の悪いクソエロゲー」を求め今年も道なき深淵へと挑む。


本年度は総勢22本のエロゲーがコンスタントに名乗りを上げ、2013年以来の全月制覇フルコンボを達成
しかし一方で前年同様に「手抜き」「事前情報と実態の食い違い」が主たるクソ要素とされた作品も多く、数の割に物足りなさが残る年であった。
それを踏まえ、エロゲーとしての「約束」をも反故にしてしまった5本の作品が次点以上の評価を得ることとなった。



  • 多種多様な「自己満ルビ」、漏れなく傍点``がついた「ひらがなの指示語」や使用過多な“引用符”といった強調手段の使い過ぎなど、視線の障害物競走と評され読むこと自体がストレス源となってしまったテキスト
    • 自己満ルビの例→「人生ルート」「本能ゴースト」「現実の」「草食系そんなん」「生き方キャラ」「生き方スタイル」「教育方針スタイル」「全選択フルオプション」「自動台車トラック」「図★ずぼし
      更に普通の読みをする漢字にすらルビが振られ、一部はルビ同士が重なっている箇所も
  • 口だけ達者な何様の化身とされたブーメラン塗れの主人公、あまりに偏った設定盛りすぎの割に描写不足により小物にしか見えない黒幕、それを裏で根回しするか武力行使するかであっさり制圧してしまう両親、というご都合主義全開且つどこまでも苦痛なシナリオ
  • 個別で見てもヒロインに属性地雷や地雷展開が大量に敷き詰められた地雷の見本市
    • 地雷設定→「男の娘に擬装したふたなり」「膜だけ残して薬漬け陵辱調教済みの新品性奴隷」など
    • 地雷展開→「ふたなりがヒロインに挿入」「ツンデレがデレる瞬間をカット」など

これらを公式は「お気楽コメディ」と定義したものの、エロゲーの約束をどこまでも蔑ろにして結果的に大暴走してしまった、謎の新ブランドJADEによる意欲作『LOVE・デスティネーション』。



  • ロボットバトルものを装ったが、総コマンド選択回数に対してイベントが少なすぎたため、プレイ時間の大半は飽き飽きする日常の反復
    • その内容の薄さは総評者をして「ワンクールアニメなら本筋2~3話、残りはエンドレスエイト」と言わしめる程
  • 元々戦闘シーンの作り込みが売りの一つなシリーズであったにもかかわらず、10年前の前作から大した進歩はなし
  • シーン回収面で見ても「マスクデータのパラメータをマスクデータのボーダーラインを基準に手探りで調整しないといけない」「特定2種のランダムイベントをピンポイントで引くことが条件の項目がある」などフラグ回りが極めて不親切
    • 画集としては一定の評価をされたものの、これらのシステムによって回収そのものが苦痛となってしまい台無しに

その作品名から選評者をして「リザレクションしたが体は腐肉のまま復活した」と言わしめ、KOTYeでもおなじみの熟練地雷工兵として貫禄を見せつけた戯画マインの贈る『ジンキ・リザレクション』。



  • 公式に「シンプルなステージクリア型のSRPG」を掲げるも、単純さがシンプルの一言では済まないゲーム性とシナリオ
    • シナリオはメインヒロインが説明的なセリフをしゃべるのが大半など単調、他のヒロインはそもそもメインシナリオにほぼ関わらない、伏線は放り投げて実質打ち切りエンドと全面的に薄い
    • エロ方面でもヒロインごとに多くて2回という少なさ
    • SRPGとして見ても完成度が低く、特に育成などについてまわる「捕獲」システムが足を引っ張り、予約特典のアペンドがないと手数不足になる序盤のバランスが悪い

以上のような総合的に中途半端な出来であり「山も谷もなく、エロも足りない」と選評者に切って捨てられた、エウシュリーの『天冥のコンキスタ』。



  • タイムスリップした主人公視点で描かれる戦国武将女体化もので勝負するも、元ネタへの習熟がまるで感じられずシナリオの中身が薄いどころかに近い
    • 物語の肝となるはずである歴史上の大戦や事変は秒で終わり尺の大半は幕間エピソード同然
    • 選評者に一番力が入っているとされた信玄ルートは“病床の信玄を救うため「タイムマシンを発明してでも戻る」と約束し、異能の力で現代に戻りながら即「戻る方法がなくなってしまった」と絶望→数日後ヒロインの生まれ変わりと思しき女性と再会してハッピーエンド”と破壊力も抜群
  • ゲームそのものも質量ともに低レベルであり、「孕ませをタイトルで謳っているのにボテ腹立ち絵なし」「本能寺の変に絡むCGが0枚のため関連ヒロインにはEDの一枚絵もなし」「Hシーンも絵柄やアニメーションが不安定」「読み込み毎に5秒以上固まる仕様も完備
    • このクオリティを実容量1GBほど、お値段は貫禄のフルプライス(8,800円税抜)

またも全方位に隙のない低品質を叩きつけ戦国武将の知名度にタダ乗りする安直な企てすら失敗した、スワン系列の捨てブランドと思われていたももいろPocketによる二の矢『オレは姫武将を孕ませたい!』。



  • 定年を迎えた老ヒロイン視点で男の子を次々と逆売春」という極めてニッチなコンセプトで勝負するも、どこを切り取っても明らかにコンセプトを貫き通せていない
    • ヒロインの容姿は中年程度、竿役はバキバキの青年とこの時点で狙いから外れているが、グラフィック面は殊更酷く「下着姿は鉄腕アトムに鉄球をつけた顔とボディをした年齢不詳のキメラ」とは選評者の言
  • シナリオ面も狂気に塗れており、ターゲットの少年からして揃いも揃ってばあちゃんに欲情する守備範囲モンスター
    • 最終的に性的に独占したいとまで言い出し説得すればハーレムエンド、一方で失敗すると親に通報されて逮捕エンド
      • 後者は僅かに残された良識と捉えられ、選評者をして「逮捕こそトゥルーエンド」と言わしめた

そのあらゆる要素に狂気を孕むイカれた作風から、2018年の初エントリー*15以来何かとスレを賑わしたアパタイト老女シリーズの新境地と評価された『まごかつ ~可愛い孫のためなら中出しOK…~』。



以上5本のうち、クソ要素の主因が「手抜き」ではなく製作チームの熱意が引き起こしたやりたい放題による暴走事故と認められたうえで、過去のKOTYeに類を見なかった“ルビの乱用で文章を汚し、シナリオゲーの根底たる「読む」行為に終始負担を強いる”という要素で独自性を見出した『LOVE・デスティネーション』が他を圧倒。
情熱をもって道を拓き未知へと至ったその功績に敬意を表し、本年随一の実力と気概を備えた革新者として『LOVE・デスティネーション』をKOTYe2020の大賞に選出することとなった。



+ 余談-

本年度、ひいてはKOTYeという戦場を語るにおいて忘れてはならない出来事として、エントリー作として名を連ねた『まいてつ Last Run!!』を排出したLoseが引き起こした大騒動があった。
当該作そのものは売り方のあくどさ及び過去作の高評価に対する期待外れ、いわばガッカリゲーという程度の評価であったが、発売から約1ヶ月後に
ErogameScape−エロゲー批評空間−上の本作を含むLoseブランドの作品情報及びレビューがLose側の要請により全削除される
という事件が発生。作品名を捩り「埋鉄」と揶揄され、メーカーによる不誠実な対応の悪例として槍玉に上がり大炎上。
その後本作以外のデータは復旧、本作についても不満点の補填が図られているものの遅きに失したというのが実情となっている。
そんな中、本作に関して選評が追加提出され「盤外要素でも作品本体の評価に影響を与えうるのではないか?」という提言・問いかけがなされた。


結論から言えば、メーカーの行動がゲームの出来に明らかな悪影響を及ぼしたならば考慮されるが、そうでなければ余談の域を出ない。
そもそもKOTYeのコンセプトは“ゲームの出来の悪さで雌雄を決する戦場”、この一点である。
本件の場合、作品本体に関しては騒動後の補填によって悪化はしておらずむしろ改善傾向にある。
そうである以上、たとえメーカーが禁忌を犯したとしてもそれによって大きなヘイトを集めたとしても、KOTYeにおいては余談に過ぎず、作品本体の評価を下げる理由としては不適切となる。
これを曲げる行為は己の都合が良いようにコンセプトを歪めるも同義であり、同じ穴の狢、すなわちクソゲー誕生の構図そのものですらある。



余談

あくまでもユーザー間で協議して選定している非公式の企画ではあるが、ういんどみるは自作が大賞に選ばれたことについて言及している。否定的な意見を受け止めて制作体制の見直しを行ったともコメントしている。


上記の選評を見て気づいた人もいるかもしれないが「学園」と「騎士」の組み合わせを題材としたエロゲーは高確率でクソゲーと化すジンクスがある。『銃騎士』はいわずもがな『聖ブリュンヒルデ学園』『Secret Agent~騎士学園の忍びなるもの~』などなど。
もちろん『ワルキューレロマンツェ』という大成功を収めた作品もあるので全てがクソゲーというわけではないが…。



このクソ項目に追記・修正・選評をお願いします。


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  • 「明日もこの部室(へや)で会いましょう」で主人公の名前が何百バイト分入力できて、それでAAを作っていたのを見て、ゲームの新たな可能性を感じた -- 名無しさん (2014-04-09 19:44:02)
  • 末恐ろしいことに今年も門番があらわれた -- 名無しさん (2014-04-09 19:49:08)
  • 家ゲー版は年々ノミネートが少なくなってるけどこっちはそんなことないのね -- 名無しさん (2014-04-09 19:52:36)
  • 乙乙 最近のは個別項目少ないのな -- 名無しさん (2014-04-09 19:53:58)
  • 本家よりもはるかに盛り上がっているあたりこの業界の腐敗もとい発酵っぷりがよーわかる -- 名無しさん (2014-04-09 19:55:31)
  • 低予算だからね、しょうがないね -- 名無しさん (2014-04-09 21:05:24)
  • 09年の「MQ」は、実はゲームですらないのである。理由は…カタログwikiでも見ればわかるぜ。 -- 名無しさん (2014-04-09 22:54:05)
  • LOVELY×C∧TIONシリーズが入ってなくて安心した -- 名無しさん (2014-04-09 23:07:29)
  • このスレを見て試しに「ナイものねだりはもうお姉妹」を買ったんだが、すぐに終わったんだが。これでも「候補の一つ」だから大賞はどんだけだよ -- 名無しさん (2014-04-10 13:47:16)
  • 今年はエフォルダムソフトのあれがノミネートするかな? -- 名無しさん (2014-04-10 16:05:29)
  • ↑ノミネートではない。エントリーだ! -- 名無しさん (2014-04-11 00:17:56)
  • 総評入りするかどうかってのはあるけどそれそのままクソ度とは限らないしな。スレで話題になったからって場合もあるし -- 名無しさん (2014-04-11 07:30:09)
  • ちょっと調べたら銃騎士凄いことになってるな。カスオとともに2014の増税門前に立ちふさがる阿吽像か -- 名無しさん (2014-04-11 22:05:27)
  • ベストとクソゲーの両方にエントリーされる作品ってあったら凄くね? 賛否両論ってレベルじゃねーぞ -- 名無しさん (2014-05-05 00:35:59)
  • ↑いや、何ぞそれw エロゲーに限らず他のゲームでもない気がするぞw -- 名無しさん (2014-05-05 00:51:04)
  • 屋上屋を重ねるどころかマントルや核までぶち抜いて地獄を掘り当てそうな勢いまで年々クソのレベルがインフレしてってる気がする -- 名無しさん (2014-05-23 23:13:12)
  • 一年出来るの速かったら、diesの2007年版もエントリーしてたな -- 名無しさん (2014-06-05 14:07:22)
  • あかべぇ=クソゲのレッテル貼ってる奴ならまだしもラブリケが入るわけねー。紫電とかプリティケならともかく。 -- 名無しさん (2014-06-14 22:48:10)
  • イメージだけど、家庭機や普通のパソゲーより高いから、期待はずれだった時のダメージが余計でかいのかな。勿論、安くても許せないってのもたくさんあるけど -- 名無しさん (2014-06-15 01:16:21)
  • 違う違うバグとかのレベルが文字通り違うんだよ -- 名無しさん (2014-06-15 01:33:24)
  • バグ勢はフリーズ・エラー強制終了はデフォルト搭載、そこからインストーラー未搭載、PCの電源が落ちる、HDDクラッシュ等の個性を発揮していくスタイルだからな・・・だからこそりんかねは神がかっている -- 名無しさん (2014-06-25 11:11:59)
  • ↑どうしてそれで発売に踏み切ったのか。テストプレイとかしないのか -- 名無しさん (2014-06-27 17:34:54)
  • ↑修羅の国にそんな暇はない(納期) 後でいくらでもパッチ出せるしね -- 名無しさん (2014-06-27 17:42:59)
  • 久しぶりに何か新作無いかチェックしようとしたらWiki消し飛んでた
    住人が復旧してるみたいだけど -- 名無しさん (2014-07-19 04:36:23)
  • ↑ -- 名無しさん (2014-07-19 10:39:12)
  • ミスった、↑どうやらKOTYeのまとめwiki置いてたサーバーが前触れ無く停止したのが原因らしい。本家KOTYwikiでサルベージ要請掛かってて知った -- 名無しさん (2014-07-19 10:42:52)
  • 亀だがいたずらッ娘は3dのベストに入ってたはず -- 名無しさん (2014-07-20 21:39:26)
  • 3Dエロゲは絶対数が少ない&ILLSIONやTEATIMEといった有名な3Dメーカーが選考対象に入ってないから……出せば受賞状態よ -- 名無しさん (2014-08-02 13:54:05)
  • 極端な言い方だけど、大抵のエロゲって単にテキストやCGが18禁なだけのADVでしょ? 選択肢を選びつつ物語を読み進めていくという単純なシステムで、何故盛大にバグる -- 名無しさん (2014-09-04 00:06:23)
  • 2014年度の選評はどうなる事やら… -- 名無しさん (2014-09-04 00:21:52)
  • ↑2 明らかに技量が足りないのに要求される技量の高い分野に手を出したり、ただ単にプログラマーのミスというのもある。デバッグの問題かもしれんが、時折デバッガー1人なんてのもあるからなぁ -- 名無しさん (2014-09-04 19:06:07)
  • オーバーフローがまたやらかしたそうだ…今度はHDD破壊型アンインストーラーだとよ… -- 名無しさん (2014-11-13 00:58:41)
  • なぜ未完成で出すかって?その売上がないと会社が蒸発するからさ(マジ) -- 名無しさん (2014-11-26 17:34:35)
  • 年々クソさがインフレして行ってるぞ! どういうことだ! -- 名無しさん (2014-11-26 18:25:42)
  • ↑金がないからだよ・・・だから未完成で販売し納期に無理やり間に合わせたりデバッカー1人とかいう無茶なことやったり何度も延期したりするんだよ。その結果があのありさまだよ。 -- 名無しさん (2014-12-23 22:04:29)
  • まさに修羅の国 -- 名無しさん (2015-03-01 22:48:49)
  • ↑わかってしまうのが何か悲しい。こ~ちゃ絵が大好きでどみるにハマった自分としてはでにけりが無印ブランドなのにこ~ちゃ絵なのが途轍もなく勿体ないってのと、CGをオカズとして見た場合は寧ろ上等なのが微妙な感じ。(エロシーンそのものはセリフがトチ狂ってるので使えたもんじゃないが) -- 名無しさん (2015-05-27 20:30:20)
  • 受賞作概説の中の文章読みにくくない?何の話か言われないまま特徴から書かれて最後に作品名。作品名の後も読点うつだけですぐに次の説明が書かれるからどっからどこまでが何の話かわかりにくい。てなわけで段落あけてみたけどどうかね -- 名無しさん (2015-05-27 22:09:55)
  • ↑ちょっと自分なりに整理してみた。「・」を使うと行間がどうしても開きすぎるから「 - 」を使ってみたけどどうかな -- 名無しさん (2015-05-28 13:04:01)
  • こんなことって言うが、アンインストーラーでパソコンのデータを巻き込むとか購入前に分からない事を知る良い機会なんだけどな -- 名無しさん (2015-06-02 16:10:51)
  • でにけりが入ってるのにやっぱ違和感あるなこれ -- 名無しさん (2015-07-16 12:55:15)
  • まとめカッケえ!!とても -- 名無しさん (2015-07-20 13:35:49)
  • ↑2でにけりはシナリオがストロングスタイルの部類だったからしゃーない。絵とか諸々は高水準なのにな -- 名無しさん (2015-07-20 15:29:25)
  • 2011年の恋愛+Hはあきらかに当時人気があったラブプラスに乗っかってるよな。 -- 名無しさん (2016-01-06 12:05:01)
  • 一番やばく感じたのは明日もこの部屋かな -- 名無しさん (2016-01-07 22:30:18)
  • でにけりはボイスCGBGMOPEDシステムその他は普通に高評価だからな。要解読レベルの前代未聞シナリオだったから逆に言えばシナリオを気にしないで抜こうと思えば抜ける。シナリオも全く意味が伝わらないわけではない -- 名無しさん (2016-01-07 22:48:35)
  • エロゲにオンラインを持ちこんだ時点でカスタムメイドは終わったな。 今の3D2も有料DLCありきになってきてるし。 -- 名無しさん (2016-01-07 23:03:17)
  • 概説ってwikiにそのまま飛ばすのじゃあかんの?それよか各作品の項目作ってもらった方が良い気がするが -- 名無しさん (2016-01-07 23:18:28)
  • 注釈多すぎィ!エロゲーって大変なんだね -- 名無しさん (2016-01-07 23:34:40)
  • ↑ 内野安打ばっか打ってる野手は生き残れる。 たまたま新人が初打席で思いっきり振ってホームラン打ったらそのうち潰れる。 分かり易いエロゲメーカーの例え。 -- 名無しさん (2016-01-08 08:36:00)
  • 2015はどうなったんだろうとwiki見てきたんだが、ひょっとしてまだ決まってない? -- 名無しさん (2016-06-06 18:43:00)
  • まだ決まってないね。スレも色々と荒れてるみたいだし。今のところ戦極姫6が有力候補かな -- 名無しさん (2016-06-06 19:54:48)
  • 本スレの選評見てると単に自分が気に入らなかっただけの作品を扱き下ろしたいだけの長文が結構多い印象がある、そういうのは大抵バグ塗れの真性に流されてはいくのだが。 -- 名無しさん (2016-06-21 22:48:32)
  • やっと2015年の総評完成したっぽい? -- 名無しさん (2016-06-27 10:58:08)
  • ↑本当にまだだったんだ -- 名無しさん (2016-06-28 08:34:41)
  • 15年以降はどうなってるんだ? -- 名無しさん (2017-04-25 15:02:16)
  • wiki見て来たら2016の総評はもう出来てたよ。今年も入ってすぐに尖兵たちが雪崩れ込んで来たので10年目に相応しい熱いバトルが期待される -- 名無しさん (2017-04-25 18:35:33)
  • 何かバグ無いのに「ユーザーへの不快感」一点のみで大賞取ってる奴が幾つかあるのが何とも -- 名無しさん (2017-04-25 20:47:43)
  • バグの有無は据置なら重要な要素なんだろうけど、こっちだとあくまで一要素でしかないという辺りが修羅の国たる所以 -- 名無しさん (2017-04-26 00:15:41)
  • 「公式自ら新主人公の存在を抹消」ってマジかよw誠みたいにネタにさえ出来ないほど酷かったのか -- 名無しさん (2017-04-26 00:56:55)
  • ↑ -- 名無しさん (2017-04-26 02:03:53)
  • 細かい解説はググってもらうとして、「過疎化が進んだダメ主人公スレがかつての活気を取り戻すほど」と言えばどのくらいの逸材かは察せられるかと -- 名無しさん (2017-04-26 02:05:11)
  • うーんダメだ、2008年の部分が折り畳めない(´・ω・`)誰か直して欲しい… -- 名無しさん (2017-04-27 23:57:41)
  • 偉業じゃなくて異業でクソワロタ -- 名無しさん (2017-04-28 00:28:33)
  • ↑3 見て来た。なるほど、クソ二次創作によく居る「ニコポナデポ飯ポ最強チートハーレムオリ主(&そんなクズを賞賛して股を開く改悪チョロインども)」をよりによって公式自らぶち込んじゃったわけか。ご丁寧に既存主人公をしっかり踏み台にして -- 名無しさん (2017-04-28 04:32:38)
  • 文字通り踏み台にして空トんだからね。KOTYewiki見てもらったらわかるけど、ヒロインに対する接し方がマジで大違いだったのだ。 -- 名無しさん (2017-04-28 07:29:39)
  • 探偵令嬢の -- 名無しさん (2017-04-29 13:22:47)
  • 四八(仮)の方がマシって、宇宙の法則が乱れる!レベルのクソが産まれたのか -- 名無しさん (2017-05-08 18:45:02)
  • KOTYeはエントリー方式なのだが2016の受賞作解説でノミネートって書かれてるな -- 名無しさん (2017-05-08 19:54:09)
  • そう言えば、この先10年現れないと言われたチーズ級のクソ主人公が翌年には現れてるのか……修羅の国、恐ろし過ぎる -- 名無しさん (2017-05-08 19:56:08)
  • 2015の解説でもノミネートって書かれてるけどまあ些細な事だからこのままでも問題ないかな -- 名無しさん (2017-05-09 15:15:55)
  • ↑64 今更過ぎるけどついに入っちゃったな……作品自体の出来ってより場外戦みたいな感じだが…… -- 名無しさん (2017-05-11 02:59:26)
  • なないろ*クリップがまさかのコンシューマー化とライブイベント・・・エロゲ声優が顔出しして大丈夫なんだろうか。 -- 名無しさん (2017-08-17 16:16:31)
  • システムとバグはもうしょうがないとして(?)、せめてキャラとシナリオの推敲くらいはちゃんとしようぜ -- 名無しさん (2017-08-17 16:22:27)
  • 本家は最近縮小気味なのに、こっちは勢いが落ちないな -- 名無しさん (2017-08-17 16:37:55)
  • 戦御村正そんなんだったのか…たまたまvita版が出るのを知って気になってたぜ危ない危ない。メーカー名見て予約を止めたのは正解だったようだ -- 名無しさん (2017-08-17 16:47:48)
  • 2010年大賞の「前後」は12、13、14年だと時点にすら届く気がしない、それだけインフレの激しい世界 -- 名無しさん (2017-09-01 00:42:11)
  • これdiesが発端なのかな -- 名無しさん (2017-09-01 01:18:49)
  • ↑5 今年は『新妻LOVELY×CATION』という発売日当日に正規品購入者ができずに割れ厨がプレイ可能というバグを仕込んだ魔物がおってだなぁ。 -- 名無しさん (2017-09-07 20:13:08)
  • ↑2 スレの成り立ちという意味ではDiesとGardenの通称「怒りの庭」が発端。大賞決めようずーってのはアイ惨が元凶 -- 名無しさん (2017-10-12 21:10:34)
  • 「面白い面白くない、クソかクソで無いかという次元の外側に位置している」 まさか超空間と同列の存在が生まれるとは・・・ -- 名無しさん (2017-11-10 14:17:30)
  • 2015のLaPって厳密には違うんだよね。選評がギリギリだったから検証が甘くエロシーンコンプ不可と言われたが、有志が自力でコンプしてクソ度の検証して、隠しキャラの出現条件まで見つけ出してた。ゲームバランスはクソだがエロシーンは割りと見られるらしい -- 名無しさん (2017-12-05 00:29:09)
  • ちょっと付け加えたよ -- 名無しさん (2017-12-05 10:41:10)
  • おつだよ -- 名無しさん (2017-12-05 11:25:42)
  • 2017年は滞りなく決まりそうですな。というかエロゲなのに絵が酷いってもうストロングスタイルを越えた何かなんじゃ。 -- 名無しさん (2018-03-12 07:31:03)
  • ↑社長お手製のイラストと脚本を強行した結果「エロゲ史上最も抱きなくないヒロイン」が誕生したゲームがあったような -- 名無しさん (2018-03-26 20:35:47)
  • ↑わくわく惑星プリンセスでぐぐれ。そしてその伝説の魔物と真正面から殴り合って勝てる可能性がある逸材こそその2017大賞候補だ。 -- 名無しさん (2018-03-30 02:42:30)
  • 確か黒画面表示するアイ惨のほうがマシとか言われてんだよなアレ、まあ黒画面以下の評価とか実際アニメ(AV)でもあったし悪い意味でとんでもないクオリティのCGなのは揺るぎようがないもんなあ -- 名無しさん (2018-04-18 20:25:21)
  • ↑2 公式サイト見てきたけど、すみません、僕が甘かったです -- 名無しさん (2018-04-18 21:56:05)
  • ↑君はまだママⅡの真の力を知らない。体験版とサンプルのあれはまだ真面な出来の部類だ -- 名無しさん (2018-05-10 05:04:06)
  • だめな同人誌とかにもあるあるなパターンだね、表紙やサンプルには力入れるけどそれ以外は塗りやデッサンが雑になるっていう -- 名無しさん (2018-05-11 13:24:13)
  • そんな次元では無いぞ。なんせ抜けないどころか萎えるエロゲだからな -- 名無しさん (2018-05-12 10:17:23)
  • wikiの選評に参考資料として幾つか画像があるから見てみると良い。 -- 名無しさん (2018-05-12 11:08:51)
  • cgのレベルで決まるのは前代未聞だな。 -- 名無しさん (2018-05-29 20:20:31)
  • ママⅡの解体作業は買うまでに2か月躊躇してただけで、購入後即日だぞ -- 名無しさん (2018-06-11 09:35:20)
  • そりゃまあ、今までクソ判定されたエロゲーでも「CGだけ」はまともなことが多い、というか最低限レベルの評価点だったし。それさえないってのは十分アレでしょ…というかヘタクソな絵でエロってきついなあ -- 名無しさん (2018-06-11 18:53:42)
  • 「ゲームとして何もかもがアウトでも、画さえ良ければオカズに使える」という最後の逃げ道を真っ先に潰しにかかってるって時点で、2017の大賞はある意味で他のどの大賞よりも異彩を放ってると思う。 -- 名無しさん (2018-06-11 21:41:40)
  • 異種との遭遇とか来るべきでは無かった対話とか言われてたし、多少はね? -- 名無しさん (2018-06-13 16:32:10)
  • ママⅡの選定の前提が哲学な時点でやばい -- 名無しさん (2018-06-13 17:37:51)
  • 別に今年は哲学じゃ無いだろ。至極普通な事だと思うが -- 名無しさん (2018-06-14 17:29:28)
  • 多少癖が強い程度なら愛嬌かもしれないんだけどね・・・ -- 名無しさん (2018-07-27 08:32:01)
  • ママⅡをぐぐってみたら全年齢のまとめブログとかでも散々ネタにされてたアレか…。外部でまで話題にされちゃうレベルなら大賞だな -- 名無しさん (2018-07-27 10:00:30)
  • カルマルカサークル、PS4で出たらしいな。ここじゃ意味ないけど、KOTYに乗らないくらいだし大丈夫だったのかな? -- 名無しさん (2019-01-15 03:49:23)
  • 本家とエロゲ板は選考基準から違う。本家はゲームとして成立してるかを見るからカルマルカでは選外になる -- 名無しさん (2019-04-10 03:23:49)
  • 18年はエロゲ製作へのメーカーのエロとゲームへの姿勢を問う形で決着。過去大賞作と同じ過ちを繰り返したあげく強引な設定付けで問題とされた部分をこじつけて開き直ったメーカーのゲームが大賞に。もはや場外乱闘に片足突っ込んでいる。 -- 名無しさん (2019-08-30 19:42:24)
  • >絶対に誰もが納得するクソとは言えないのがミソ ここで笑ってしまった やかましいわ!w -- 名無しさん (2019-11-07 17:46:29)
  • 所謂お馬鹿スレの類なのに、毎年最終的に哲学的議論に行き着くんだよなぁ…… -- 名無しさん (2019-12-02 03:17:25)
  • エロゲって一般常識皆無でも作れるんですね(目グルグル -- 名無しさん (2019-12-02 07:06:07)
  • 本家の四八に匹敵するインパクトが定期的に来てるのにも関わらず平常運転を保ち続けていることにエロゲー界の闇を感じる -- 名無しさん (2019-12-02 10:41:01)
  • 受賞作概説の初代戦国姫って何かCS版と説明がごっちゃになってない? 本wikiの総評だとブラックホール城などの致命的バグはまだ無くて(立ち絵スタンドバグなどはあった様だが)、あくまで「それなりには笑って遊べるクソゲー」みたいな立ち位置に読めるが。 -- 名無しさん (2019-12-03 21:04:22)
  • 2年連続でネタにも出来ない糞主人公が二人続いている辺り、創作における「主人公を魅力的に描くこと」の大切さと難しさがよく分かるよね(錯乱) -- 名無しさん (2019-12-04 20:51:22)
  • sealがDLSITEで5/18までセールしてるね。一本200円くらいになってるから、初期の受賞作をやる貴重な機会かも -- 名無しさん (2020-04-30 14:12:48)
  • 2019年度ってまだ総評出てない感じですかね? -- 名無しさん (2020-05-25 10:06:56)
  • まだ完成してない -- 名無しさん (2020-05-25 10:18:49)
  • 19年の総評が完成したようです -- 名無しさん (2020-06-29 09:34:49)
  • ママⅡ、絵が凄過ぎてあまり話題にならないけど、30歳そこらの義母と「10歳も離れていない」にも関わらず身長150センチ足らず+童顔+言動も幼い主人公って一体 -- 名無しさん (2020-06-29 12:29:45)
  • 2019年の総評により起の字を己から書くと思ってる人が炙り出されてしまった…… -- 名無しさん (2020-10-18 12:24:26)
  • 今年の総評はまいてつの扱いが難しそうだ -- 名無しさん (2020-12-17 13:36:15)
  • ↑3 それは合法ショタと言ってだな、れっきとした属性の一つなのだよ。 -- 名無しさん (2021-02-14 06:52:14)
  • ↑合法ショタは見た目が幼いだけの成人であって、言動や性格まで年齢不相応に幼い(というかガキ同然)のはもう別のジャンルだと思う -- 名無しさん (2021-05-20 23:24:35)
  • ↑3wikiに総評出たみたいだけど簡単に言うと「ここはKotyeであってクソ開発オブザイヤーではない。クソゲーとしては次点未満だ」扱いみたいね。ダメなところじたいはみっちり解説してた。 -- 名無しさん (2021-07-08 15:11:01)
  • あ、まごかつノミネートされたのか。いやもうコンセプトの時点で正直誰得ではあったけど -- 名無しさん (2021-07-11 00:50:27)
  • 色に出でりけりってそんなに酷かったっけ。やった覚えがあるけどここにあるような未完成ゲーと比べると……な印象。まあ内容自体はほぼ覚えてないんだけど -- 名無しさん (2021-09-25 04:48:02)
  • ↑キャラとシナリオは単純に最初から最後までアホなだけだからまだ害はないんだけど(短いのはもはや救い)、ダミーの無駄選択肢が余りにも多くてウザい -- 名無しさん (2021-12-04 16:43:15)
  • ↑2「ストロングスタイルでの受賞」だから最低限画集としての価値はあるしシナリオが合えば別にそこまで糞でもないと思う。今と当時じゃ大分基準が違うしメーカー(ブランド)重視の傾向が強かったから『Cross Days』『逃避行GAME』あたりも今だと受賞できるか分からんね。 -- 名無しさん (2022-01-15 04:19:34)
  • やっぱ納期が厳しいとプログラムだけでなくてシナリオの齟齬や矛盾もスルーせざるを得ないのかね。素でライターのセンスがアレな場合もあるけど -- 名無しさん (2022-03-07 22:12:56)
  • しかし分家が最後の生き残りになったか… -- 名無しさん (2023-04-07 17:10:45)
  • インディーズゲーム最盛の今になっても、フルプライスでクソゲーバグゲーが出続けるのはまさに修羅の国 -- 名無しさん (2023-04-07 17:17:07)
  • アパタイトは最近過去作の流用?でCG集出してるな。単に客層拡大したいのか金策ヤバいのか… -- 名無しさん (2023-07-10 01:28:24)
  • 虚無vs苦痛のどちらが勝利するかは選評者の文章力とスレの雰囲気にかかっている…気がする クソゲーに明確な基準なんて作れないしね -- 名無しさん (2023-07-18 21:37:29)
  • 2022年の大賞も無事(?)決まってたみたいだし、こっちはまだ続きそうやね -- 名無しさん (2023-09-16 13:35:10)
  • KOTY終了と聞いてこれも2022年の総評を読んでみたけど、言葉のチョイスが「感感俺俺」とか「混ぜるな危険」とか20年前で止まってるお爺ちゃんが無名エロゲーを「陳腐」とか見下してて、読んでて居た堪れない気持ちになる。そら終わるわこの文化。 -- 名無しさん (2023-10-19 21:30:13)

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*1 おいそれと修正パッチを出せなかった当時の一般ゲームから見た場合
*2 基本無料オンラインゲームという平時ならば選考対象外とされているジャンルだが、特典付きのパッケージ版が発売されていた為エントリーされた。
*3 本人のツイート曰く「シナリオ執筆中に意識が飛び、気がつくと見知らぬ病院のベッドの上にいて1ヶ月が経過していた」らしい
*4 sealの新作リリース頻度がおおよそ月に1本と異常に高い事と、恐らく慢性的な人手不足であった事が主原因
*5 どのルートを踏んでも全ヒロインが生き残る事はなく、唯一裏の顔が無くまともそうな実妹ルートも精神的に病んだ姉を物理的に排除しグッドエンド
*6 修正パッチは小学生並の釈明と共に年明けまで来なかったため、結局ver1.2修正パッチが来るまでまともなプレイは出来ず、パッチでシナリオ・ED画像・イベントCGが追加された痕跡が発見されたので未完成を隠す為に意図的にプレイ不能にした可能性が指摘された。
*7 行政処分どころか最悪懲役刑もあり得る
*8 しかもCドライブ内部のユーザーフォルダにまで影響が出てしまい、無関係なアイコンや設定ファイルが壊れてPCの動作に不具合が出るという完全にマルウェアの挙動を見せる。ちなみにおよそ2年前で発生した、PSO2の『HDDバースト』とほぼ全く同じケース。
*9 声優の咳払いや言い直し、台本捲り等のノイズが複数混入、酷いものでは20分近く収録現場の音声が録音されたものがそのまま流れる
*10 既読未読共にスキップ未使用、OPスキップ無し、ボイスはフル再生した段階でクリックしながら
*11 選評者をして「そして・・・僕は変身能力を手に入れたのだった。」と説明してくれる『リア充爆発しろ』を傑作と言わしめてしまうほど
*12 元をただせば2018年春予定だったとされており、これを含めれば4回・1年ほど延期していたことになる
*13 盤外要素ではあるが、後に本編と本作のアペンドを含む全要素を収録した『春音アリス*グラム Wパッケージ』が発売されている
*14 不名誉な戴冠となってしまったDigital Cuteは2017年にタンテイセブンでもやらかしているが、こちらも後々のパッチリリースで全てではないにしろ改善傾向があった
*15 『妻の祖母は、まだまだ現役超美熟女~孫婿ちゃん、寂しい時にはいつでもいらっしゃい~』。死別エンドにて「遺影がイエーイ」の迷シーンを叩きつけスレ住人の心を掴んだ。2019年度は選評提出期限切れにより総評からは漏れたものの、『曾祖母のひ孫筆おろし ~ひぃばあちゃん、もっとしたいよ~』というこれまた曰く付きの逸品を排出している。

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