メルトリリス

ページ名:メルトリリス

登録日:2014/02/24 (月) 21:31:12
更新日:2023/12/14 Thu 10:59:24NEW!
所要時間:約 14 分で読めます



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Fate/EXTRA CCC』の登場人物。
CV:早見沙織


●目次


Fate/EXTRA CCC

◆プロフィール・ステータス

身長:190cm(ただし脚部含む)
体重:33kg(両脚の装備を含むと53kg)
スリーサイズ:B75/W55/H80
生まれ:月の裏側
誕生日:4月9日
フェチシズム:悲鳴フェチ
特技:人形鑑定
好きな物:主人公、フィギュア
嫌いな物:人間
天敵:無銘、キングプロテア


筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
ECA+ABEX


◆概要(CCC)

BBの分身、アルターエゴの一人。
両脚の膝と踵部分に刺をつけた、具足のような装備をしている。
……が、それ以外の服はコートを羽織っているのと、股間をプレートのようなもので少し覆っているのみという、非常に露出の多い格好をしている。痴女い。
でも一番まずい部分は見せないようにしているため「露出ではなく貞淑に隠している」つもりらしい……。
はいてない人も、見えないようで見えてしまう露出癖と違って、よく見えるようで絶対に見えないメルトリリスは真逆の存在であると語った。
貞淑とは一体。


ちなみに、胸がすさまじいサイズのパッションリップや、そこそこ大きいサイズの、BBと比べると、見事に「ない」。
本人曰く、「あざとい脂肪を一切排して、極限の造形美を追求した体というわけ」だそうだ。


認識障害を持っていて自分の腕を正しく認識できないリップと対照的に、メルトリリスは神経障害を生まれつき患っており、触覚が弱い。
特に指の感覚がほぼなく、他人と積極的に関わるのもその反動。
また、前述した極端な服装も、布面積を多くすると感覚がなくなってしまうという弊害から起きたもの。


アルターエゴとして

BBの「奉仕欲求」「快楽」から作られたエゴ。
男性が保護欲をかきたてずにはいられない病的で可憐な少女像───だったのだが、相手の能力を奪い続けるスキルの影響か、現在の好戦的な性格になった。
オールドレインのスキルを持ったために、自分一人で完璧な姿を目指す。
自分一人だけで完結した生き方は、他人から何かをしてもらうことを恐れているから。不安と寂しさを隠しながら、ひとりぼっちでいたのだった。


アルターエゴは英霊複合体として創造されたハイ・サーヴァントであり、メルトリリスには複合神性として3体の女神が組み込まれている。
1柱目は、狙った者を必ず射貫くと同時に疫病と死をもたらす、ギリシアにおける純潔の処女神アルテミス
2柱目は旧約聖書に登場するレヴィアタン、あるいはウガリット神話のリタンに由来する蛇十字の杖。
紅海を割ったモーセの杖と同根の存在であり、変幻自在に姿を変えることができるようになる、海の象徴。
3柱目はインドにおける河の女神で、自然現象、中でも水や風、音楽や言葉、弁舌、詩文といった流れるものを操る能力を持つ、サラスヴァティー。


趣味

SG2で分かる通り、ドールマニア、大の人形愛好家。
小さなものに対する偏愛で、気に入ったものを加虐し、縮め、コレクション化することがメルトリリスの数少ない趣味のひとつである。
これには「人形のような人間」も含まれ、迷宮17階では、ありすを物言わぬ人形に変えて飾っていた。
クールで冷徹なメルトリリスだが、このSGが露見した際にはその想いの丈を熱っぽくマシンガントークで喋りまくった。


「人形はいいわ。ひたすら愛しても文句を言わない、不満をこぼさない、変わらない。
私、人間の消費文明は愚かだと思うけど、フィギュア文化を磨き上げたところだけは感謝しているの。
事の起こりはやっぱりヴィーナス像ね。ギリシャ始まった。そうとさえ思ったわ。
それが国を越え、海を越え、時を越えて……日本の職人達の手に渡った時、宇宙誕生に匹敵するビッグバン、いえ、パラダイムシフトが起こったのよ。

バレちゃったから言うわ。私、人形が好き。大好き。等身大から根付けサイズまで、分け隔てなく評価するわ!
でも、特にお気に入りはやっぱりスケールモデルね。360度、舐め回して鑑賞できる支配感、所有感は最高だもの。

この趣味が分からないヤツは、徹底した再教育あるのみよ。溶かした後、土台の材料にしてやるから。
あ、でもアメトイはダメね。ガチムチすぎる。こと工芸において、日本人の繊細さに勝るものはないわ。
私の夢は、失われたガレキ職人たちを集めて、私のトイ・ストーリー王国を作ること───あ、もちろん職人たちも人形にするから。
究極の造形を求めて来る日も来る日も腕を磨き合うフィギュア職人達……
いい笑顔グッドスマイル
こんな素敵な光景が他にあって?いいえ、あるはずがない。だからこそ、私が築き上げてみせる!」


プロフィールのボイスでも余暇の過ごし方にドールとフィギュアの収集をあげているが、邪神像をつかまされたこともあったとか。
ちなみに、神経障害によって指先が不器用なため、趣味の人形収集のうち、ガレージキット作成に没頭できない。腕のいい作り手募集中!


また、「ルナティックステーション2013」において提督であることが明らかになっている。



◆本編において

第二階層終了時にBBを警護していた時に初遭遇。
その次に登場するのは第五階層で、ここは衛士がランサーの領域にもかかわらず、突然侵入してきて奇襲する。
この時に押し付けられるように開示されたSG、「加虐体質」が表すように、非常に攻撃的な性格をしている。
戦闘ではなぜか一切のダメージが通らない無敵性を見せつけたが……?




以下ネタバレを含む











メルトリリスは後述のスキル、メルトウイルスによって他者へ侵入し浸食、対象を自らの分身へと作り変えることができる。
何にでも浸み込む変幻自在の蜜(どく)とたとえ、流体のような性質を持つ。
桜がメルトリリスの無敵性を調べようとハッキングした時や、レリーフ進入時には逆にインタールードされた。
いずれ世界中の全てを「メルトリリス」に置き換え、その内で恋人を永遠の楽園へと誘うことが目的。
自分、世界の全てを捧げる献身だが、それは相手を尊重するのではなく、自分の愛情しか存在しない。
相手に求めるものは何もなく、むしろ人形のように自意識や自由の存在も許さない。



作中では、基本的には主人公に恋をする。
しかし、女主人公とアーチャーの組み合わせの場合のみ、どういうわけかアーチャーを好きになる
女主人公と同じ男サーヴァントであるギルガメッシュの組み合わせの場合では、その対象は主人公なのに。
もしBBのオリジナルがいたとしたらアーチャーのような男性に恋をするだろうとのこと。
どうも女難の相のせいらしいが……さすが生前がエロゲ主人公。爆ぜて、アーチャー!



多くのサーヴァントやマスターに手をかけており、主人公を助けた緑アーチャーに反撃でウイルスを注入し、慎二を無力化してエリザベートのマスターになり、
迷宮にやってきたキアラアンデルセンを襲撃し、ありすアリスを迷宮の仕掛けに取り込み、
メルトリリスの妨害をした慎二を再び攻撃し消滅させた。



彼女の戦闘スタイルは、クラシックバレエを元にしたクライム・バレエと呼ぶもので、敏捷を活かして高速で動きつつ、その脚で攻撃を仕掛ける。
しかし、このクライムバレエは戦闘スキルだけでなく、メルトリリスの行った不正行為を指す。
メルトリリスは自らを無敵にするため、月の裏側の基本ルール「時間感覚の喪失」を「メルトリリスの当たり判定の喪失」に書き換えていた。
自分ではなく世界のルールごと自分に有利になるよう変更する違法改竄。これは迷宮18階でBBにばれてしまい、その権利は剥奪されてしまう。


それでもなお、メルトリリスは今までドレインを繰り返してきたために、レベル999までカンストしていた。
別格のパラメータによりまた別の無敗性を誇り、主人公は逃走するしかなかった。そこを間桐慎二の策略によりマイナス999の負債を吸収してしまい、レベルは1にまでダウン。
レリーフへと逃げるように閉じこもることになる。もっとも戦闘時はレリーフの恩恵でデフォルト値に戻っているので普通に強敵なのだが。


戦闘後は、他のサーヴァントは倒しても無力化する程度だったのに対し、自分に絶対の自信を持っていたメルトリリスは、それだけで消滅を始める。
通常ルートではそのままSG(シークレットガーデン)で追いつめるが、CCCルートではとどめを刺さないでいられる。
最期に、恋した相手に触れようとするメルトリリスだったが……誇りからそれは押しとどめた。
その後消滅間際の体でも役に立とうと残りの力を使おうとするのだが、真の黒幕の手によって……



◆スキル

  • 加虐体質:A

戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。ただし戦闘が長引くと加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。バーサーカー一歩手前の暴走スキルといえる。
防御力や逃走率の低下もあり、普段冷静なメルトリリスには相性が悪いスキル。
これは同時にSGでもあるが、攻撃性を恥じているのではなく、加虐によって興奮するのを隠せないことにない胸を痛めているのではないかと推察されている。
また、加虐体質を得るようになったきっかけには、五感のうち触覚が低下している神経障害があるため、そうしないと他人の存在が感じられないからと思われる。


  • メルトウイルス:EX

id_esと呼ばれる、アルターエゴたちが生まれながらに持つ特殊能力。
スキル「吸収」から進化したチートスキル。エナジードレインの最上級。ドレイン、コピー、スケールダウンなどを可能とする。
ドレイン成立には二工程あり、まずメルトリリスの体内で生成されるウイルスを対象に注入し、経験値、スキル、容量などのパラメーターを融解させる。
その後液化したパラメーターを吸収、変換し自らの一部とする。
作中では慎二とエリザベートを極小化させて桜の内部へ侵入させた(慎二は放置していただけだったが)。
また緑アーチャーはメルトウイルスに侵されながらなお逃げおおせていたが、浸食された者は自決すら許させないようにする効果もあるようだ。


  • 騎乗:B

動物などを乗りこなす才能。現存する動物なら野生のものであれ乗りこなせる。
メルトリリスがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたいとのこと。




戦闘では前述のクライム・バレエを活用し、苛烈な攻めを見せる。
レベルは弱体化し初期状態に戻るが、レリーフ内ではデフォルトのレベルを保っているので、終盤の敵ということで普通に強敵。
戦闘時のパターンでは、ほぼ同じ手を繰り返さないというパターンを持っている。
それ故にパターンがある程度分散して開示されているとかなり手を透かしやすい。
逆に固まって開示された場合は注意。


  • 踵の名は魔剣ジゼル

クラシックバレエ「ジゼル」より。踵から衝撃波を放つ。
ガード貫通でHPの3割を削る。


「ブリゼ、エトワール!」


  • 許されぬヒラリオン

クラシックバレエ「ジゼル」より。
ATTACKにMP吸収効果を付加する補助スキル。


「甘く溶かしてあげる」


  • さよならアルブレヒト

クラシックバレエ「ジゼル」より。
使用ターンに受ける一切のダメージを0にしてしまう。メルトリリスの攻撃が激しくなる終盤に使ってくるため厄介。
一気に決めようとスキルを叩きこもうとしたターンに使われると、MPを大量に消費するだけとなってしまう。
ただし一手目でしか使わないので読みやすい。HPをある程度削ったら一手目をスタンさせ、スキルで一気に決めに行くのが吉。
また、これを使われても「天地乖離す開闢の星」は普通に通るのでご安心。流石は英雄王。


「あら、こわいこわい」


  • 臓腑を灼くセイレーン

クラシックバレエ「放蕩息子」より。
勢いよく突進してきて膝の刺を刺し、HPを吸収する。


「じっくりと、内側から溶かしてあげる。気持ちいいでしょ?」


  • 王子を誘う魔のオディール

クラシックバレエ「白鳥の湖」より。
高速で蹴りを連打し、最後に一撃を強く叩き込む。追加効果はないが、かなりダメージが高い。
迷宮18層で彼女に一度挑むことになるワンターンバトルでは、下手をするとガードしていても死ねる。


「行くわよ、行くわよ行くわよ行くわよ!」




宝具

  • 弁財天五弦琵琶サラスヴァティー・メルトアウト

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1人


邪魔者には、そろそろご退場願おうかしら
さぁ、飲み込まれてしまいなさい。


弁財天五弦琵琶サラスヴァティー・メルトアウト


由来は名の通り、七福神の一柱であり、源流をインド神話の河の女神であるサラスヴァティーとする弁財天。
水や風、音楽や言葉などの「流れるもの」を操る弁財天の琵琶を宝具として形にしたもの。
本来は対衆、対界宝具で、戦闘に用いるものではなく、文明圏に大して用いるもの。
対象の肉体・精神を溶かし、良識や道徳をとろけさせ、群体のように一体化させる。
そうして社会ごとスライム化させて吸収するのが本来の力。非戦闘員に対して絶大な効果を発揮する悪辣な宝具。


戦闘では、水の激流とともにメルトリリスの高速の蹴りが炸裂する。
ダメージは宝具としてはそこまで高くないが、追加効果でこちらの能力強化などの有利効果を吸収する。特にセイバーでは「三度、落陽を迎えても」が吸収されたりすると悲惨なことに。




  • その愛楽は流星のようにヴァージンレーザー・パラディオン

ランク:EX 種別:対籠城宝具/対界宝具 レンジ:10~1000 最大捕捉:1個


パッションリップとの合体宝具。
パッションリップという弓で、メルトリリスという槍を撃ち出す女神の槍。パラディオンの勝利の槍。
城門を超えて都市の中央まで飛来・着弾し、都市を破壊する光の槍。『パラディオンの槍』とも。


パッションリップの『死がふたりを別離つとも』を空間圧縮能力を活用してカタパルトとして流体変化の応用で全身を宝具としてメルトリリスを射出する。


光の槍という呼び名の通り光速をも超えるが、その性質上サーヴァントには凄まじいまでの負荷がかかり、
『壊れた幻想』とまではいかないがA級サーヴァントでも消滅は避け得ない。


CCC本編では最後までリップとの関係がよろしくなかったためか使用されなかった。
『Foxtail』においては3倍騎士に対して使用を試みたがあまり効果はなかった。
『Grand Order』でのイベント中でも使用している。また、この時のマテリアルでようやく詳細な情報が判明した。




Fate/Grand Order

◇メルトリリス

CCCコラボイベント開催に伴い、ピックアップ召喚にて期間限定で排出されるサーヴァントとして登場。


クラスは『アルターエゴ』をそのまま持ってきた。
ゲーム上も基本の7クラスに属さないエクストラクラスという扱いになっており、
四騎のクラス全てに割増ダメージを与えられる代わりに、三騎士のクラスには半減ダメージしか通らない。
また、バーサーカー以外のクラスからのダメージは等倍で、バーサーカーからは割増ダメージを受ける。
後に実装されたエクストラクラス・フォーリナーにも強い。
同じくピックアップ召喚にて排出されるパッションリップも同じクラスだが、メルトリリスは彼女よりもレアリティの高い☆5(SSR)となっている。


イラスト担当は『EXTRA』シリーズでおなじみのワダアルコ氏。
第一段階は『CCC』と同じく黒を基調とした下半身が危ない衣装だが、第二段階では白と黒が半々のカラーリングとなって上着の裾が短くなり、
第三段階ではまさしくバレリーナのごとく、白を基調としたひらひらしたドレス調の服装になる。…うん?下半身?そのままですがなにか?*1
なお、第三段階になるとバトルキャラのポーズが変わり、表情もクールなものから楽しそうなものに変化する。なんとも凝った仕様である。


2019年2月にはCCCコラボ復刻に合わせバトルグラフィックとモーションがリニューアル。(宝具演出は変化無し)
第1部終了後に実装されたサーヴァントとしては初の快挙である。
大元のモーションは保持したまま全体的に演出がブラッシュアップされており、遠隔QuickやEXが新規のものに変化。
よりバレリーナを連想させる動きになった。


性能(アルターエゴ)

スキルは
『クライム・バレエ』(自身に回避状態(2回)付与とスター獲得)
『加虐体質』(自身に攻撃力アップ+防御力ダウン(デメリット)を付与)
『メルトウィルス』(味方も含めた自分以外全てに宝具威力低下を付与+1ターン後に自分に宝具威力上昇を付与)
の3つ。



ユニットとしては性能が高いQuickカードでクリティカルスターを稼ぎ、バシバシクリティカルを決めていくアタッカー。
スキルもアタッカーとしては優秀なものが揃っており、NP効率もクリティカルを出しやすいので良好。
ステータスも☆5相当なため、特に四騎クラスのエネミーが何種類も出現するクエストでは活躍してくれる。
複合神性を持つという設定上「女神の神核」を持つためデバフにも強いが、神性相当のスキルゆえ各種神性特攻が刺さるのには注意。


反面『加虐体質』の防御力ダウンのデメリットは耐性を持つクラスがフォーリナーしか存在しない『アルターエゴ』クラスのメルトリリスには割と痛く、
夢中になって攻撃していたらいつの間にか敵と一緒にメルトリリスも瀕死になってる、なんてこともあるほど、防御性能には難がある。
また、スキルも『クライム・バレエ』以外癖が強く、特に『メルトウィルス』は1ターンのタイムラグのせいで、
イシュタル同様「最高のバフがかかっている状態での宝具絡めたブレイブチェイン」が非常に狙いにくい上に、
味方に宝具弱体化のデバフをかけてしまうので発動タイミングが更に厳しかった。


だが、強化クエストをクリアすると『メルトウィルス』タイムラグがなくなる上、効果ターンが延長され、純粋な強化値も上昇するため、使い勝手が大幅に変わった。
更にその後も強化クエストを重ねる事で『加虐体質』に「通常攻撃時のダメージ前にクリティカル威力アップ(3ターン)を付与する状態」を自身に付与する効果が追加され、連続でクリティカルを出すとバフが重なって行き凄まじいダメージを出せる様になり、
3つ目の強化クエストで『クライム・バレエ』にNPチャージ最大30%が追加されて宝具の早撃ち・連射がしやすくなると益々攻撃的な強化がなされた。


運用する場合は、マシュやパッションリップ等、壁役や味方の特に防御力をアップさせるスキルを持ったサポート役、
またはBBやジャンヌのような回復をこなせるサーヴァントとセットで運用したい。
特にリップは『ブレスト・バレー』でメルトの『メルトウィルス』のデメリットを防ぐことが出来、
BBは『十の王冠』で宝具弱体化や『加虐体質』でかかる防御デバフの解除が出来るので特に相性が良い。
というか、恐らくメルトリリスとパッションリップはお互いの欠点を補い合えるように性能がデザインされていると思われる。


宝具は上記の通り弁財天五弦琵琶サラスヴァティー・メルトアウト。属性はQuick。
物理攻撃特化に調整し、広範囲相手ではなく単体宝具となっている。
敵単体に超強力なダメージ+強化状態解除を与え、自身にQuickカード性能上昇効果を付与する攻撃的な宝具で、
ステータスも合間って実装されているサクラシリーズでは随一の火力を誇る。
Quickカード性能アップにより宝具使用後はさらにクリティカルが決めやすくなる他、NP効率も当然上昇するため、再度の宝具使用も容易となる。
おまけに敵の強化を解除するため、バフをもりもりしてくるタイプのボスにも有効…と、☆5らしく優秀な宝具である。
Quick宝具鯖の救世主ことスカディとも相性バツグン。
ヒット数の多いQuickと宝具の相乗効果で連射はそう難しくなく、一気に三連射して畳み掛けることで瞬殺可能である。水着BBと組み合わせるとさらに凶悪に。
ただし3ターン目より先はスカディもスキルは攻撃支援特化で宝具を使わない限り防御支援はできず、なかなか厳しくはなる。
出せるダメージと相手のHPの具合を考えよう。


余談だが、この宝具は使用時ボイスがBB同様2パターン存在する豪華仕様だったりする。


「邪魔者にはそろそろ御退場願おうかしら? フフフッ、アハハハハ! 此なるは五弦琵琶、全ての洛を飲み込む柱。消えなさい! 『弁財天五弦琵琶』!」」


「身も心も生きていた痕跡さえも溶かしてあげる。 行くわよ…行くわよ行くわよ行くわよ行くわよ! 『弁財天五弦琵琶』!」


演出はCCCにおける没版に近いモノになっている。


マイルーム(アルターエゴ)

マイルーム特殊会話発生サーヴァントはBB、パッションリップ、エミヤトリスタンガウェイン、オリオン、アンデルセンとかなり多い。
BB、アンデルセンとはCCCの頃とあまり関係性は変わらず、特にBBのことは心底嫌っている。
エミヤに関しても「あのドン・ファン顔をしばきたい」(意訳)とザビ子が味方になってくれそうな反応を示す。


一方、リップに向ける感情はCCCより軟化しており、マスターに「いろいろ手はかかるけど見捨てずに育ててあげて」(意訳)と頼むほど。
ガウェインがお似合いかと思ったが、「私より先にリップに王子様が来るなんて悔しいからダメ」という理由で却下している。
ちなみに、リップは絆レベルを上げると、メルトが想定していたガウェインではなく主人公を慕うようになるが、
メルトが自身のバレンタインイベントで「リップに悪いから」とさらっとチョコを渡して去ろうとするのを見るに、リップの気持ちを察している様子。


オリオンに対する反応は似た声のアーチャーと同じような反応で、尊敬していたアルテミスがぽえぽえスイーツ女神、
かつ自分とは正反対の豊満な体型であることにショックを受けていた。


なお、トリスタンはイベントでの発言「それにしてもイゾルデに似ている」がネタにされているが、
あくまでBBの語った回想であるため、本当に言ったのかBBの捏造なのかは定かではない。


絆会話では人間とアルターエゴは相いれないもの・自分は相手を傷つけるだけとしてそっけない態度をとる。
この考え方自体は変わらないものの、最終的にはマスターに根負けし、親愛を見せて膝に乗ってくる




イベント(アルターエゴ)

『亜種特異点EX 深海電脳楽土 SE.RA.PH』






なぜこの人間を助けるのか。
どうしてここに私がいるのか。


決まっているでしょう?
私は屈辱を忘れない女。自分の心だけに従うプリマ。
文字通り、地の底から羽ばたいて戻ってきたわ。
もう一度、貴女たちと戦う為にね。



イベントクエスト『BBちゃんの逆襲』改め『亜種特異点 深海電脳楽土SE.RA.PH』では、メインシナリオ序盤から登場。


BBによってSE.RA.PHに来たものの護衛のサーヴァントとはぐれ、JKセイバーこと鈴鹿御前に襲撃された主人公に突如助太刀する形で参戦。
以後、主人公とサーヴァント契約を交わし、人間嫌いを自称しながら何かと世話を焼きつつSE.RA.PHの探索に協力してくれる。


そう、メルトまさかのメインヒロイン化である。いい意味でCM詐欺。





元はSE.RA.PHのセンチネルだったが、反逆した結果廃棄処分されたと自他ともに認識している。
が、そのわりには異様に高いLvやスキル、まるで状況を先読み───というより未来を知っているかのような反応など、不穏な態度が目立つ。


それでも悪態をつきつつ決して主人公たちを裏切ることもなく戦っていくが、トリスタンには何らかの無茶をしていることを勘付かれた他、
時間の経過(ストーリークエストの進行)とともに目に見えて弱体化していくことでそれは嫌でも明らかになっていく。



また、時折挿入されるエピソードにおいて、主人公と現状とは全く異なる会話をしている場面がある。
そんな彼女の真意は───







───逃げないわ。
逃げてたまるものですか。
私が向かうのはこの海の始まり。
10,000メートルの彼方、2時間前の座標───
光の速度を超えて、必ず辿り着いてみせる。
この霊基がひび割れようと、もう一度。


もう一度、あの人に出逢うために───!



このメルトリリスは外界時間で2時間前、具体的にいうと一周前の世界から飛来したメルトリリスである。


そちらの世界ではとある事情で初期化され廃棄処分された結果、ほとんどの機能を喪失した状態で、
一緒に来たはずのサーヴァントと散り散りになった主人公と遭遇。


ほとんどの機能を喪失していたこともあり、メルトはあまりにも厳しい状況に弱気になりながらも、
自分を信じてくれる主人公に全幅の信頼を置き、絶望的な戦い*2の中で絆を深めながら、
敵対するサーヴァントを倒し、ドレインすることで力を取り戻していった。
ちなみに初期状態のメルトはびっくりするくらい素直で最早「誰おま」状態だが、力が戻るごとにいつもの調子になっていく。



しかし、時間が足りずに仲間に出来たのがパッションリップだけで圧倒的に戦力が足りなかったこと、
優しい主人公は彼女を含むセンチネルを助けこそすれ『打倒』しなかったために黒幕である殺生院キアラの因子KPカルマファージを破棄できなかった*3ことが原因で、
戦闘後に逃げることもできないほどの大敗を喫してしまう。
両腕を破壊されたメルトリリスは、必死に自分ではなく主人公の命乞いをするが、
キアラはそんな彼女を嘲笑うかのように、その目前で主人公を溶かして殺してしまった。


絶望的な光景を見せ付けられたメルトリリスだったが、それでも主人公の生還を諦めず、
パッションリップとの合体宝具『その愛楽は流星のように』を用いて光速を越え、
キアラの追撃から逃れると共に、電脳化したマリアナ海溝を遡行し2時間前の時間軸、主人公と遭遇する前へと転移する。
(この空間内では位置情報≒時間軸であるため。EXTELLAにおいてアルキメデスが使った並行移動と概念は近い。)


そして目論見通り時間逆行を成功させたメルトリリス。
異常を察して駆けつけたBBに自らのメモリーを見せると、お互いに次の勝利に向けた行動を開始する。
手始めに「自分が二人いる」というエラーを解消すべく、2時間前の初期化されたばかりの自分自身の元へ向かい、同様にメモリーを見せて記憶を共有。
本来ならば記憶を共有した過去の自分にすべてを任せたかったが、彼女が本来の自分と実力を取り戻すのを待つには絶望的に時間が足りない。
メルトリリスは過去の自分と相談し、納得してもらった上で彼女を破壊した。
こうしてメルトリリスは「主人公を救ってほしい」という彼女の願いも背負い、鈴鹿御前に襲撃される主人公の下に颯爽と現れた。


ただ、自らにかかる負荷は到底無視できるものではない致命的な損傷を与えており、時間の経過につれてどんどんスペックが落ちてしまうという一刻の猶予もない状態になってしまった。



逆行前の記憶に基づき、優しい主人公でもセンチネルを撃破出来るよう、BBの用意した「心の鍵」を利用することにしたメルトリリス。
そしてその通り、1周目にはいなかった自分以外の味方サーヴァントとともに各センチネルを撃破していく。


そして、最後のセンチネルであるメルトリリス自身との戦いを終えたことでついにKPカルマファージをすべて破棄することに成功。
その後キアラに挑むも、再び完敗を喫してしまう。だが、今度はBBの介入により90秒の時間遡行が行われ仕切り直しに。


その後の三度目の戦いで、BBがキアラを撃破するために作り上げたKPキアラパニッシャーの影響でキアラの全能性に不備を引き起こし、ついにこれを撃破することに成功。
しかし、往生際の悪いキアラは、敗北した後にSE.RA.PHから自分以外を退去させて潜行し、地球と一体化するという方法で、自分の目的を達成しようとする。


だが、以前にもキアラと戦っていたメルトリリスは敗北したキアラがこの手に出るであろうことを予測しており、
キアラとの最終決戦前に、パッションリップと記憶共有を行った上で、キアラの逃げのに対応する追撃策を準備していた…


それは、かつて時間逆行するために用いた合体宝具『その愛楽は流星のように』。
自分の決意に涙を流すほど共感してくれたパッションリップ、
そして、事情は知らないながらも自分の決意を尊重して令呪のブーストをかけてくれた主人公に見送られ、
メルトリリスは、今度は離脱するためではなくキアラを貫くため、上ではなく下に、自らが砕けることさえも厭わずに、今一度必殺の槍と化す。



つ、う、ぐ───!

こんな、こんな───!

やめ、やめなさい、こんな事をして何になるというの!?

貴女も消えるのですよ……!?


それがどうかして?

憎い相手と一緒に消えるのならギリギリ許容範囲よ。

だいたい、この私が最後のトドメを

他人に任せると思った?

最後に主役プリマとして教えてあげるわ、殺生院。

“自分のユメは自分で守る”。

女の子なら当然でしょ、そんなコト。



果たして必殺の槍と化したメルトリリスはキアラの心臓を貫いたが、なお目的を遂げようと悪あがきをするキアラに、
彼女と同じ霊基であることを利用して新たな身体として乗り移られそうになる。
元々霊基が壊れかけていたメルトリリスにその攻撃を防ぐ術はなく、キアラの悪あがきは成功したかに見えたが、
防げるはずもないその攻撃を、銃弾が弾き飛ばした。



いや、今度こそ次はない。

このクレバスが貴様の墓場だ、ビーストⅢ。



防いだのは、死んだと思われていた鉄心の男
ほとんど死んでいながら意識だけを残していた彼は、所持していた最後の髄液で自らの身体に鞭打ち、メルトリリスの窮地を救ったのである。


そして、メルトリリスがキアラと共に消滅することを良しとしなかったトリスタンにワイヤーで牽引され、メルトリリスは戦場を離脱。
最後の悪あがきも失敗したキアラにはもはや目的を果たすことなど叶わず、「もう少しだったのに」と断末魔を残して野望と共に電子の海で泡と消えた。
二人のアーチャーの助けもあって、メルトリリスはキアラを討ち果たした上で生還したのだ。



しかし、元々逆行前のキアラとの戦いで壊れかけていた上に、ただでさえ致命的負荷をかける『その愛楽は流星のように』を二回も使用したことで、
メルトリリスの霊基はすでに限界を迎えており、BBの下に帰還を果たしたところですぐに霊基の消滅が始まってしまう。
キアラからサルベージされたアルターエゴたち、そしてビーストⅢ/Rの討伐のために送り込まれたコピーにすぎないBBは『座』に登録されてないゆえに、
アルターエゴであるメルトリリスも、存在しなかったものとして処理されるはずだった。


だが、不正大好きBBちゃんによってサルベージされた核をキューブ化するという方法で、『座』に登録されていないBBはもちろん、
メルトリリスも主人公にサーヴァントとして召喚されることが可能となった。
ただし、それはあくまで他のサーヴァント同様『召喚されることで新しいメルトリリスが作られる』という方法であり、
「主人公のために命を賭したメルトリリス」という個体が消滅することに変わりはない。


最後に主人公への伝言はないか尋ねられた彼女は──



───いいえ、何も。

何もありません、BB。

私は彼/彼女にとってただのアルターエゴ。

それでいい。それでいいのです。

だって私たちは本来、出会ってもいないんだもの。

教会で私を見つけてくれたあの人と、

彼/彼女は違う時間を歩んだのですから。

私はそれでいいのです。

愛して欲しくて戦ったのではありません。

私は恋をするために、湖から飛び立ったのです。



そうして、愛に沈んだ魔性菩薩を討った湖の白鳥は因果の最果てへ羽ばたいていった・・・。
そして───



快楽のアルターエゴ・メルトリリス。

心底イヤだけど、貴方と契約してあげる。光栄に思いなさい?



その他のイベント(アルターエゴ)

  • バレンタイン「メルティ・ハート」

深夜の厨房にて、チョコ岩盤を妙に興奮しながら踵で切り裂いて一生懸命造り上げた、水晶のように輝くチョコ。
水晶の透明感・輝き・手触りを再現し、外装は百年天然水を凍らせたアイスウェハースにして、
中身は標高2000mの渓谷に咲く秘境の花からとったマヌカハニーとメルトリリスのウィルス(ドレイン成分抜き)。
バレンタインチョコは本来恋人に贈るものなのだから、誰にも真似できない極限まで凝縮した“自分”を表現すべきという持論から作り上げられた。
渡す際に毒入りと強調したため、選択肢で受け取り拒否されるとそれまでの余裕な態度から一変して、
「食べなさいよ!一生懸命作ったんだから!」と思わず失言して赤面した後、BBからの贈り物は受け取らないよう忠告をして去って行った。
ちなみに「溶かされてもいいよ」として受け取ろうとすると、私と親しくなるということはつまり取り込まれて死ぬ覚悟はあるのかと冗談交じりに覚悟を問われる。



  • 『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』

イベント「詠天流受法用心集」に登場。


フィギュア好きな彼女は、アヴィケブロン&パラケルススのコンビらも出品していた先日のワンダーステージ(ワンステ)で心も財布も燃え尽きていたらしい。
今回のサークル「ゲシュペンスト・ケッツァー」が出した同人誌「詠天流受法用心集」を見て、その堕落っぷりに落胆。
「慎みというものがないのか?」と言ったが、声が似ていて露出度も高い牛若丸から「無防備な前を隠せ」と言われて呆気にとられていた。



◇謎のアルターエゴ・Λ(ラムダ)


想像以上にみすぼらしい召喚部屋ね……。まあいいでしょう。
喜びなさい、この星でもっとも美しい白鳥が来てあげたわ。あ、でも気安く話しかけないで。
私、トップスタァだから。スキャンダルは避けたいの。

そうね……私のことは謎のアルターエゴ・Λラムダとでも呼んでもらおうかしら?




アルターエゴと名乗っているが、そのクラスはランサー。
まあアルターエゴのバーサーカーとかアルターエゴのキャスターとかいたしそう驚くこともないか。
一体何トリリスなんだ………


プロフィール(ランサー)

身長:160cm
体重:33kg
出典:???
地域:???
属性:秩序・善   
性別:女性
ヒールブレードが外れている為、身長が変化している。


概要(ランサー)

『見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!』で登場した新サーヴァント。


ラスベガスに現れた謎のサーヴァント。
その正体はあまりにも不明だが、一流のバレエダンサーであり、芸術を司る女神であり、
今回はさらにフィギュアスケーターとしての才能まであったコトを見せつける、水とペンギンのサーヴァント。
「フィギュア」好きが高じて「フィギュアスケーター」になったらしい。そこに何の違いも(以下略)


ベガスにある五大カジノの一つ『水天宮』のオーナー。
カジノはスロットがメインだが、とにかく風速が早い……回転が速いという噂。
一文無しになって路頭に迷ったお客様(サーヴァント)たちの行方は杳として知れず、おそらくラムダに囚われ経験値にされてしまったのでは、と噂されている。


人物・マイルーム(ランサー)

自らをスタァを名乗るなど、プロ意識が強く、公私も分け、正体も隠し通す。
「トップスタァ」である以上、スキャンダルを避けるためマスターにも「謎のアルターエゴ・Λ」「ラムダ」「ラムダリリス」と呼ぶよう言ってくる。
「プロのフィギュアスケーターとして観客を沸かせること」を己の快楽としているため、加虐趣味は少し弱まっている。


リヴァイアサンの権能を強化したため、動物への共感が強くなっているが、一方で魔性と竜の特性を得た。汝は竜
嫉妬の罪を持つリヴァイアサンの影響で嫉妬深くなったと言うが、実は元々自分が愛するただひとりの者への執着心が並々ならないので、嫉妬深さはメルトリリス本来のものであった。


第一再臨で羽織っているのはどこをどう見てもペンギンパーカーだが、本人はリヴァイアサンだと主張している。


なお絆Lv2までは「公」の場面として認識されるためかサングラスをかけているが、
Lv3以降は「私」の場面として認識されサングラスを外し、ボイスもいくつかが入れ替わる。
Lv2以前の仕様に戻せる簡易霊衣も実装されている。


宝具を使用する際など、いかにも見目麗しい「人魚」を思わせる風貌だが、
当人的には誰かさんを思い出すため人魚と例えられることを極端に嫌がり、「白鳥」を自称している。


休日の過ごし方は、ランニング・フィットネス・ワンダーステージ巡り。
神経障害で手の触覚がほぼなくうまく動かせないことも変わっておらず、基本的にパーカーや袖で手を隠し、サインや握手もアイドルながらNG。
マスターがしてくれる「フィギュアスケート後の全身全霊の拍手」「控室への花束」「一日一通の励ましのメール」に喜んだりする。
絆Lv.5にもなると、町の外を全て海にしてマスターが逃げられないよう拘束し、自分の虜にしようとしてくる。


マルタについて、「綺麗な髪に優れた身体、素敵な性格に完璧な声」と評価しつつも、
リヴァイアサンの子であるタラスクの使い方が荒いのでは無いかと指摘している。親心のようなものかもしれない。


サクラファイブは本来いがみあう者同士だが関係も軟化しており、キングプロテアには姉のように接し、自身のカジノで警備員やショーのゲストとして雇っている他、
プロテアにマスターという話し相手が出来たことを嬉しく思っている。
一方のキングプロテアには、ラムダが持つ、他人の評価を一切気にせず自分の美しさを信じているゆえの「強さ」を見習いたいと思われている。



スキル・宝具(ランサー)

○クラス別スキル


騎乗:C
騎乗の才能。ランサーになった事でランクダウンしている。


女神の神核:C
生まれながらに完成した女神であることを現すスキル。
メインエッセンスをサラスヴァティからリヴァイアサンに変えた事でランクダウンしている。


○保有スキル


スワンレイク:A
スキル『加虐体質』を抑えた事により『クライム・バレエ』が変化したもの。
攻撃性・回避性を薄めた代わりに、より長く、美しく、観客を魅了する踊り子となった。
"最高のトリプルアクセル"チャンスが訪れる事も。


完全流体:B
リヴァイアサンの権能。自身を流体に、世界を海水で満たす。これを使ったメルトを倒せるのは、無敵貫通による攻撃のみである。


メルトエンヴィー:EX
七つの大罪・嫉妬による汚染。
メルトウイルスがリヴァイアサンの影響で変化したもの。パーティのサーヴァントたちから魔力を奪い、宝具の威力を向上させる。
一見すると強力なスキルだが、ここぞという時でパーティの足並みを狂わす魔のスキル。



その夏露は硝子のようにブルーサマー・パラディオン
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:10~50 最大補足:1人


これでフィニッシュ! あら、あなたたちも一緒?
ラストストローク! 『その夏露は硝子のように』!


ラムダ曰く、『夏露はなつ、硝子はほしと読むのよ』とのこと。
対象を水球で囲み、拘束。自身は招き寄せた大津波にダイヴし、従者であるリヴァイアサンたちと共に海中を高速移動し、
その加速を以て自身をミサイルにように撃ち出し、対象を水球ごと貫く。
地上に飛び出したラムダの姿は優雅な飛び魚のようにも、都市を滅ぼす神話の槍にも見えるという。


大海嘯七罪悲歌リヴァイアサン・メルトパージ
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:50~100 最大補足:500人


ラムダ曰く、『七罪悲歌は なつみひか と読みなさい』とのこと。夏の罪とかけているのだろうか……?
天の地を海で満たし、大津波を引き起こす。
津波にのまれたものたちは渦巻きによって一カ所にまとめられ、水玉(牢)に閉じ込められた後、
完全流体のまま竜を模したラムダリリスによってかみ砕かれ、海の藻屑と化す。
ラスベガスを囲む海はこの宝具を常時展開したものである。



性能(ランサー)

2019年水着イベント『見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!』にて期間限定サーヴァントとして実装。レアリティは一つ下がった☆4(SR)。
アルターエゴ版と異なりArtsを主軸としたカード構成に変化しているが、2枚のQuickが相変わらず優秀なためNP・クリティカルスタァスター稼ぎに関しては同じ感覚で扱える。


スキルは以下の3つ。ほぼ自己強化メイン。
攻防共にバランスが良く自身の運用方針とのシナジーも高い。

  • 『スワンレイク[A]』(自身のArtsカード性能をアップ)
  • 『完全流体[B]』(自身に無敵付与&自身の強化解除耐性アップ&フィールドに「水辺」特性を3T付与
  • 『メルトエンヴィー[EX]』(他の味方からNPを吸収&自身のスター集中率アップ&攻撃力アップ)

特に目を引くのが本作初となる第3スキルのNP吸収効果。
文字通りの吸収であるため、使えば味方のNPが減り、味方のNPが0だと当然NPも増えない。
その代わりLv.10まで育て切れば味方一人につき30%、二人分で60%まで増加とNP獲得スキルとしては破格の性能であり、
スター集中アップによるクリティカルの狙いやすさもあって格段に宝具の回転率が高い。
また一見地味な第1スキルだが、効果持続5ターンに対しチャージターンは6~4
つまりCT5まで育てれば強化解除を食らわない限り常にArtsが強化され続け、最短CTなら自力で重ね掛けが可能。


宝具その夏露は硝子のようにブルーサマー・パラディオンの効果は『「水辺」フィールド状態に限り敵全体の回避状態を解除&全体に防御力無視Arts攻撃&スターを獲得』。
上記の第2スキルとのコンボでアーチャーの多くが持つ回避・防御バフを完全に無視出来る他、Arts属性多段ヒットのためNPリチャージも可能。
更にスター獲得効果とメルトエンヴィーを組み合わせれば、次ターンのArtsクリティカルで一気に再充填を狙える。


ユニットとしてはArtsを軸にスターとNPを荒稼ぎし、宝具とクリティカルを連発していくメインアタッカー特化型サーヴァント。
Quickや耐久力に重きを置く傾向にあるランサーでは珍しい性能の持ち主だが、火力・耐久力のバランスの良さから対応力の高さはアルターエゴと同じく一級品。
良好なArts性能から所謂宝具連射を目的とした「システム」構築も出来、周回でも高い適性を持つ。


欠点は第3スキル「メルトエンヴィー」のデメリットそのもの。
味方のNPが100%前後だと場合によっては他の味方の宝具発動を諦める事になり、また少なすぎると自身のNPもあまり増やせないと、慣れるまでは扱いが難しい。
とはいえ殆どの場合彼女が輝くのは、ラムダと同じArts主軸サーヴァントで編成されたArtsパであり、
それらにはスキルでNPを増やせる者も少なからずいる(特にキャスター)ので、全体で見ると意外と宝具回転率に困らない事も多い。
あとアルターエゴ版にも増して属性を多く持つため、色々特効が刺さる。汝は竜なのでドン・ファンと同じ声の竜殺しが最大の天敵。


総じて戦闘にて生み出されるスター、フィールド、更には味方のNPすら全て自分のためのものとでもいうべき、色んな意味でパーティーの主役が定位置なアタッカー。
優秀なサポーターと組み合わせれば、周回から高難易度まで正にプリマにふさわしい活躍が期待出来るだろう。


イベントでの活躍

『見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!』

ざんこく!スイム・チュチュ 謎のアルターエゴ・ラムダ


5つあるカジノの支配人の一人。
カリスマフィギュアスケーターにして、入場チケットは半年先まで完売済みという観光客からの人気No.1のカジノ『水天宮』の支配人となっていた。


CCCイベ経由後なのか主人公とは気心が知れている節があり、
出会った際に主人公から(選択肢によって)「楽屋に花束を贈っても?」と言われた際には「両手いっぱいの紫のアマリリス」を所望し、
顔を合わせるなり親しげなやり取りを交わす二人にマシュは動揺していた。ある意味マシュ最大の天敵のひとり
ペアチケットも(思惑あってのことだが)あっさり渡してくれた。


カジノ『水天宮』は高レートスロットのみがあり、他はプールなどがある。このスロットはどっかの誰かのようなイカサマスロットではない。
また午後は一流のスタァであるラムダのショウも行われる。


のだが、このスロットの賭け金には、自分の経験値も含まれるため、うっかり使ってスると終わる。
更にショウの後にはなぜか下からスロットが出てきて、勝手にスロットを回してしまう。



経験値が0になった者は溶かされて死亡………………ではなく地下のフィギュア工場送りになる。殺さない自制心はついた模様。
ただしこの工場には工場長と悪の大怪獣がいるので脱出はできない。



主人公一行はスロットを回しこそしなかったが、ラムダやキングプロテアとの戦いに敗れて地下工場に落とされる。


しかし、仲間はずれにされて嫉妬気味なリップをあらかじめ仲間にしていたことで突破口を作ってもらい、そこで悪の大怪獣と工場長を撃退して再びラムダと対峙。
この過程で北斎もレベルアップしたため今度は勝利する。


ちなみにスロットを用いて経験値を貯めていた理由は、液体にした自分自身でラスベガスを水没させて疑似SE.RA.PHを創る事で特異点を潰すため。
とはいっても経験値を他人から半強制的に奪って働かせるといった「悪役」(本人曰く「恋する白鳥はガラじゃ無い」)だったこともあり、あえて盾役のリップを誘わずに事を運んでいた。
つまり目的は聖杯でご飯食べた人の尻拭いカルデアと同じであり、他にも、武蔵から北斎の成長を促すようにもお願いされていた。
そのため、敗れたラムダは素直に負けを認め、以降はショウの合間を見て主人公に協力することになる。


第四カジノ『カジノ・DE・楽市楽座』では、電脳生命体で外見がカロリーで変化しないことをいいことに揚げバターを楽しんでいた。
手があまりうまく使えないはずだが、自分で頑張ったのか主人公に揚げバターをもってもらったのだろうか。


第五カジノ『シルク・ドゥ・ルカン』では、「お姉ちゃん」には勝てなかった主人公がラムダの後ろに隠れるが、
やっぱり「姉」洗脳が多少効いたらしく結局やわらか魔剣ジゼルで元に戻す羽目に。
ラムダがいなかったら完全に弟/妹にされていたことだろう。当のラムダも、自分の毒舌を完全スルーする「姉」には苦手意識を抱いた。システム上はクラス有利を取れるのだが


紆余曲折を経て再チャレンジした時、ラムダは「お互い一方的に刺す方が好み」と相性が良さ(最悪)そうだったことからジャンヌ・オルタを相手にツンデレヒロイン対決を繰り広げた。
マスター好きな点や普段は素直じゃない点など似たもの同士である。



その他のイベント(ランサー)

水着武蔵のバレンタイン「パフェ・魔剣破り」では、天魔武蔵の残滓が残っていたため「ヘンに瑕(きず)を残されるのも迷惑」という理由で、
正妻の余裕を見せて武蔵のバレンタインに協力し、微小特異点の絢爛ラスベガスの名残を再び水で満たした。



自身のバレンタイン「ブルーバード・ゼリーアイス」では、わざわざ2月14日に、ゲストのキングプロテアを女神役にしての年に一度のスペシャルショーを公演。
主人公はそのショーに行くことを選択していたが、キングプロテアによると、いつもショーでは最初に拍手をし、最後まで拍手を続けてくれているらしい。
公演後、(選択肢によっては)以前の約束通り両手一杯の贈り物を主人公が用意してラムダに渡すが、
ラムダの方が用意したバレンタインのお菓子は、ペンギンリヴァイアサンの造形のゼリーチョコ。
ラムダが引き連れている従者は、実はペンギンでは無く(俗人には理解できない神話上の話によれば)リヴァイアサンのつもりらしいと判明する。


ただし普通のチョコでは無く、食べればラムダの従者であるペンギンになってしまう代物だったらしいが、そんな脅しも効かず食べた主人公変化なし。
ラムダは驚くが、主人公曰く「とっくにファンだから効かなかった」とのこと。
食後、他のサーヴァント達からバレンタインのプレゼントを受け取ったか聞かれるが、
→受け取ったと答えると「浮気へのお仕置き」として嫉妬深い彼女によって、他のサーヴァントが考えられなくなるくらい自分の虜にさせようと彼女の肢体からだかされる。
→受け取っていないと答えると、「これから受け取れるだろう」ということで「監禁して出会いそのものを無くそう」と、
 独占欲の強い彼女によってバレンタインが終わるまで1日、彼女の体に取り込まれてしまった。


リアルイベントで発表された「バレンタイン2020でロックオンチョコを最初にもらった(あげた)サーヴァントランキング」では見事2位を獲得、アルターエゴと変わらぬ高い人気を見せつけた。
ちなみに彼女に勝った栄えある1位はまさかのマイフレンド
女性サーヴァントという括りなら1位



  • 虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~

作戦中に虚数の海に作っていた足場が崩壊し、仲間たちが危機に陥ったところに助っ人を召喚したところラムダが当たり参戦。
登場して早々に前作メインヒロインムーブを見せつけていきつつ考えを熟知している主人公の手によりあっという間に乗せられてそのまま攻略メンバー入りすることに。


なお本人は戦わず、専らペンギンを放ってサポートしている。
ん?リヴァイアサンじゃないかって?やっぱりペンギンだったらしいですよ。知ってた



ちなみに今回途中参加したカルデア組のうち、当時水着が未実装だったスカディ・ネモ以外はマシュも含めて令呪をもって水着にさせられていたが、ラムダだけは最初からそのままだった。
彼女はラムダでメルなんとかさんじゃない、いいね?



  • 水怪クライシス 無垢なる者たちの浮島

特異点レイシフト時の同行サーヴァントの一人として選出され、冒頭から登場。


今回の初期同行サーヴァントはエレシュキガル、武則天と彼女という一見脈絡のない組み合わせで、これについて「それぞれ国、水上、冥界のナンバーワン、支配者」という共通点を見出していた。
特にエレシュキガルに対しては、リップ達に対するものとは同じような違うような、近くて遠いような、張り合いたくなるようなものを感じて以前から少しだけ気になっていたようだが、
ガワ以外に特に接点がなく中身の価値観が異なる両名では、勝負してみようとしてもいまいち噛み合わないのであった。


カルデア一行が特異点の島に棲む生物コンを襲う水怪達を退ける中で、ある個体のコンを二度に渡りラムダが助けたことで、このコンに懐かれることになる。
島でのファン1号としてこのコンに赤いリボンを贈り、特に気にかけるようになる。


島を呑み込もうとする大水を食い止めるべく宝具『大海嘯七罪悲歌』による海水操作を試みるも、マスターからの令呪3画のブーストを加えた全力を以てなお大量の水を御することに苦戦。
そこに水流に乗ってやってきた島ファン1号のコンが、メルトエンヴィーを介して自らラムダに取り込まれる。
コンの内包する莫大なエネルギーが上乗せされたことで宝具出力が大幅に上がり、海水の制御に成功する。
しかし急な出力上昇で島の周囲の水を全て吸い上げてしまったことで、この特異点の真相が明らかになる。


島ファン1号の個体は消えてしまったが、コンはすべての個体が経験を共有しており、このコンを基礎として召喚されたサーヴァントにも島ファン1号の記憶とリボンが受け継がれていた。
カルデアに帰還した後も仲は良好で、まるで姉弟か親子のような微笑ましい関係を築いている。



今回はイベントストーリーに密接に関わる重要な役回りで、宝具発動シーンで新規の専用ムービーが流れるなど豪華な演出を貰っている。





追記・修正は恋の湖から羽ばたいた方にお願いします。


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  • フランとコンのせいでモリアーティの嫁でぐだの嫁と言う繁殖牝馬みたいな家系図できそうなヒロイン -- 名無しさん (2023-11-10 14:56:17)

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*1 一応林檎が激おこになるためCCCの頃とは違い紐が追加されており、ギリギリパンツの様な形にはなっている。際どい事には変わりはないが。
*2 菌糸類によればショッカー戦闘員が1人で仮面ライダー軍団を相手にするようなものとのこと。
*3 メルトもリップもセンチネルのままだった

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