登録日:2013/11/21 Thu 18:06:00
更新日:2023/12/05 Tue 11:11:30NEW!
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遊佐浩二 天使 悪魔 外道 zetman エンヴィル エボル ジン大好き 灰谷政次
この機会のひとつになろうよ
どちらかの死をもって
漫画『ZETMAN』の登場人物。
CV:遊佐浩二(TVアニメ版)
【人物】
プレイヤーの組織「エボル」の幹部を務める青年。
片目が隠れるほど伸ばした前髪が特徴で、常に縦線が入ったスーツを着ている。
このスーツは高級ブランドの一品で、破れるなどして無くしたときは緊急時だろうとわざわざ手配して用意するなど拘りがある模様。
また、腕時計は着けない主義。
かなり気安い性格だが他者の命を奪うことに特に抵抗を感じておらず、常に余裕を見せ芝居がかった物言いをする裏の読めない人物。
組織の中でもその頭脳となるべく生み出されたエボルであり陰禅と並ぶNo.2の地位にある。実際かなり頭は回るようで作中でも数々の策謀を巡らせてジン達を翻弄している。
身体能力自体も高く、人間の姿ままでも並のエボルより強い。
しかしその目的は判然としておらず、ジンに刺客を差し向けつつその力の覚醒を促したりマスターの命令に背いて独自の活動を行ったりと謎が多い。
対の存在として作られた陰禅=デゼルに対してはなんらかの感情を秘めているようだが、あっちが若干脳筋であるため煙に巻くような対応しかしていない。
ジン=ZETに対する個人的な興味を抱いており、好意的な態度を見せるがジンからは当然警戒されている。
その関心の強さはかなりのもので「僕の命なんてキミがZETに覚醒するためなら喜んで捧げるよ」と発言している。
また、《カリスマ》となり感情を失い機械的になったZET対して「あんなのジン君じゃな~い」「やっぱり今の君をボクは好きになれないや」等と発言し落胆するなどあくまで『神崎ジン』という人物に関心を持っている模様。
本人も「完璧なモノより少し歪んでる方がボクは好きだ」と述べている。
マスターの細胞から作られた《抑制の指輪》を使うことで裏返りを防いでおり、ジンの《暴きの輪》を前にしても勝手に裏返ることはない。
【エンヴィル】
灰谷の裏返ったエボルとしての姿。
名前の由来は「天使(エンゼル)」+「悪魔(デヴィル)」。
その名の通り白い天使のようなボディと背中から生えた悪魔のような刺々しい翼を持ったデザイン。
顔には口があるものの鼻や目といったパーツは無く、胸と両掌に眼球が存在している。頭上と手首に天使の輪のような光輪がありこれらを射出して攻撃を行う。
自身の能力を「プラス」「融合」「調和」であると述べており、違う物体同士を融合させたり自身に取り込んだりする能力も持っている。
第三世代《G3》の中でも幹部として作られただけあってその能力は同じG3でも突出していると思われるが、「知恵・頭脳」を司るよう作られたので「力」を司るデゼルには戦闘能力で劣っているとされる。
しかしデゼルの暴走を防ぐための能力も持っており作中ではこれを使いデゼルに勝利した。
尚、エンヴィルのデザインは寺田克也氏のものを桂氏がアニメ放映に合わせて練り直したもの(原作とアニメでの登場時期が重なっていたため)。
寺田氏のデザインだと「眼が無い」のではなく「眼が塞がれている」等若干コンセプトに違いがある。
【劇中の行動】
◆原作版
◇第一部
序盤からエボルのメンバーとして登場。
ジンの中のZETの覚醒を促すため刺客を送り込むなど暗躍。
磯野兄弟など仲間である筈のエボルを騙してジンに殺させるなど非道な行為を平然と行っていた。
ZET覚醒の方法を狙い研究所を襲撃。更に覚醒の鍵がジンの赤い宝石と知るや天城邸を襲い、本物の宝石が川上明美の手にあったことを突き止めると今度は彼女の息子の生首(マネキン)をジンに突き付け脅迫し宝石を奪った。
だが徐々にその思惑は組織の目的とは違ったものへと向かっており、クリスマスに独断でエボルによる無差別虐殺事件を引き起こし自分たちの存在を世間にぶちまける。
このことが決定打となり会議の席でマスターに切り捨てられ、その場でシードと融合したマスターからの攻撃を受け上半身と下半身が千切れかける程の重傷を負ってしまう。
しかしなんとか生存しており、回復後エボルを離れ自分に従うG3や鈴木達を率いてアマギタワーでテロを敢行し多くの人間を虐殺。
そしてコウガに《覚醒の杭》を渡し彼の手でジンを覚醒させる。
カリスマとなって人格を失ったジンに落胆するが、小葉や花子の声で自身を取り戻したジンに味方し襲ってきたデゼルと交戦。
デゼルの攻撃で心臓を貫かれるがシードの攻撃で死にかけた際に内蔵の位置が変わっていたため死なず、逆に自身に仕込まれていた能力でデゼルを動けなくし落下したビルのコンクリートと融合させ行動不能にした。
その後アマギタワーに舞い戻り、人間でもエボルでもなくなったジンに自分と一緒に来るよう誘いをかけるが拒否され、花子に持たせていた抑制の指輪のことをジンに告げその場を去った。
しかしその直後「蟲」を使い能力を高めた"掃除人"によって再び体を真っ二つにされてしまう。
自分で灰谷を殺すことに拘った陰禅が不意打ちで掃除人を倒したことでトドメは刺されなかったが陰禅もその場で力尽る。
そのまま陰禅と共に組織に回収されるが、その頭脳を惜しんだボスの意向で陰禅と融合させられ再利用されそうになる。
しかし吸収されることを陰禅が拒んだため融合作業は失敗に終わり二人は生存。
その後再び組織を離れジンを観察しつつコウガの補佐役に就いた陰禅にちょっかい出しに来たりしている模様。
◆アニメ版
原作と大差なく序盤からジンに接触し覚醒を促してした。
終盤、やはり独断でアマギタワーでのテロを起こし他のエボル達と共に裏返りジン・コウガと対決。覚醒したジンに敗れアマギタワーから落下していった。
しかしその後カリスマとなったジンを見守っているような描写も見られやっぱり生存しているようである。
追記・修正は生身でヘリコプターを撃墜してからお願いします。
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