登録日:2012/04/18(水) 09:26:57
更新日:2023/11/20 Mon 10:56:53NEW!
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mtg アーティファクト ドラゴン マルフォイ ドラコ 時代が悪かった フォイのある項目……じゃないだと!? draco
ドラコ/Dracoはトレンディングカードゲーム「Magic the Gathering」(以下マジック)に登場するクリーチャーである。レアリティはレア。
マジックは5色のカードから構成されるカードゲームだが、ドラコが収録されたエキスパンション「プレーンシフト」を含むインベイジョン・ブロックより以前は、単色で構築されたデッキが主流となっていた。
特にインベイジョン・ブロック発売前のスタンダードは「レベル」、「ライジングウォーター」、「マーシナリーズ」、「スライ」、「ストンピィ」など、強力な単色デッキが環境で活躍していたため、土地事故などの理由で安定性を欠く二色以上のデッキは敬遠されがちであった。
その風潮に新しい流れを作るために打ち出された、インベイジョンブロックのテーマはいにしえのエキスパンション「レジェンド」以来となる「多色化」。
「アルマジロの外套/Armadillo Cloak」や「ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya」のような壊れた性能を持つ多色呪文が収録。
「砕土/Harrow」や「肥沃な大地/Fertile Ground」など優秀なマナサポート呪文も多く再録された。
そして、ドラコもまたそういったカードの一枚である。
ドラコ/Draco
(16)
アーティファクト クリーチャー:ドラゴン(Dragon)
版図 ― ドラコを唱えるためのコストは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプ1種につき、(2)少なくなる。
飛行
版図 ― あなたのアップキープの開始時に、あなたが(10)を支払わない限りドラコを生け贄に捧げる。このコストは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプ1種につき、(2)少なくなる。
9/9
珍しいアーティファクトのドラゴンであり、そのマナコストとサイズも規格外のクリーチャーである。
現在も最高記録を保持している程の莫大なマナコストとアップキープコストのため、単色や二〜三色デッキにはとてもではないが採用できる代物ではない。
逆に言えば、五色デッキならばこれ以上ないアタッカーとして暴れる事ができる。
この頃、「集団監禁/Collective Restraint」や「世界の荒廃/Global Ruin」を使った五色コントロールデッキ、「ドメイン」がブロック構築では台頭を始めており、そのフィニッシャーとしてドラコは採用された。
9/9のドラゴンは二回殴ればほぼプレイヤーを殺せる……トーナメントでドラコが暴れる日は近い。
誰もがそう信じていた。
解体の一撃/Dismantling Blow
(2)(白)
インスタント
キッカー(2)(青)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)(青)を支払ってもよい。)
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
解体の一撃がキッカーされていた場合、カードを2枚引く。
秘宝の突然変異/Artifact Mutation
(赤)(緑)
インスタント
アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。それは再生できない。緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、そのアーティファクトの点数で見たマナ・コストに等しい。
ドラコ「え?」
そう。ドラコは「アーティファクト」クリーチャーなのである。
環境には優秀なアーティファクト破壊呪文が存在していたのだ。前者はキッカーコストまで含めればかなり重いのでまだカウンターなどで守りやすいが、それもプレーンシフトに収録された「嵐景学院の使い魔/Stormscape Familiar」によってマナコストを軽減されると難しくなってしまう。
これがブロックからスタンダード環境になると、出しておけばいつでも好きな時に「解呪/Disenchant」が撃てるエンチャント「浄化の印章/Seal of Cleansing」が現役であったため、ますますドラコが活躍しづらい状況だった。
またプロテクションなどの自身を守る能力もないため、同エキスパンションに収録された最高峰の除去の一枚である「終止/Terminate」を始め、クリーチャー除去への耐性がないのはクリーチャー時代へとシフトし始め、除去が充実し始めた当時ではマイナスであった。
更に「ドメイン」は次第に「抹消/Obliterate」で場をリセットするタイプが主流になっていったため、コントロールしている基本地形に依存するドラコは採用されなくなっていった。
だが、ドラコはその規格外のサイズを活かして、リアニメイトやドラコ爆発などのコンボデッキで活躍し、その存在をアピールし続けた。
ブロック構築でも、「大釜のダンス/Cauldron Dance」を使い、二枚のドラコを一斉に場に出して相手を仕留める「ドラコダンス」が一時期注目された。
現在ではヴィンテージ環境に活躍の場を移し、姿もあまり見かけなくなったが、今もなおイラストも含めて人気の高いカードであり、再録が期待されている。
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- そうか、彗星怪獣お前ロボット怪獣でもあったのか(違 -- 名無しさん (2021-02-23 23:05:20)
- 未だにモミールベーシックの16マナ確定枠。15マナの永劫エムラくじについ惹かれるが確定9/9飛行のこっちの方が無難……だったけどそれなら13マナ確定の終末エムラの方がもっと強い。 -- 名無しさん (2022-12-09 17:25:07)
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