登録日:2010/07/30(金) 10:20:24
更新日:2023/11/07 Tue 13:50:42NEW!
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リザードン ポケモンカードゲーム レアカード ロマン火力 滅びのバーストストリーム ポケモン 超火力 炎タイプ 驚異の100ダメージ! ←もはやマグマストーム
ここでは『ポケモンカードゲーム』におけるリザードンについて記載する。
[]はワザなどのテキスト。にげるの横の★等の記号はレアリティを表す。(★=レア、☆=シークレット、無表記はスターターデッキ等に封入されているもの)
■初代第1弾
Lv.76 | HP:120 | 炎 | ||
特殊能力 | エナジーバーン | |||
---|---|---|---|---|
~ | リザードンは、「炎」以外の自分のエネルギーを、「炎」エネルギーとして扱うことができる。 (こんらん状態のときには使えない) | |||
炎炎炎炎 | ほのおのうず:100 | |||
自分のエネルギーカードを2枚はがしてすてる。 | ||||
弱点:水 | 抵抗力:闘-30 | にげる:*×3※ ★ |
※:エネルギーの種類を問わず、三個分のエネルギーカードをトラッシュする
記念すべき、この世で最初に登場したリザードンのカード。
リリース当時はトップクラスの120もの高HPと、コストは相応に重いが100ものダメージを与えられる「ほのおのうず」が目を引く強カード。
当時の小学生は持ってるだけで英雄扱いされたとか。
特殊能力の「エナジーバーン」によって、このカードに付けられたエネルギーカードは何であれ炎エネルギーカードとして扱われるので、
同じ弾で手に入る『無色2個エネルギー』と大変相性が良く、例え進化時にエネルギーが付いていなくとも、このカードを使えば最速2ターンと言うスピードで「ほのおのうず」を撃つ事ができる。
ただし、『無色2個エネルギー』はエネルギーカード二個分扱いであっても二枚分として扱われるわけではないので、
「ほのおのうず」使用後のデメリット効果でエネルギーカードを二枚トラッシュする際、無色2個エネルギーカードだろうが普通のエネルギーカードだろうが、
合計で二枚トラッシュしなければならず、無色2個エネルギー二枚しかついていない場合、一気にエネルギーカードが一枚もついていない状態になってしまう。
同じ弾の『フシギバナ』との相性も良く、同カードの特殊能力「エナジートランス」で自分の場の草エネルギーカードを全てリザードンに付け替えれば、
リザードンの「エナジーバーン」で付け替えられた草エネルギーは全て炎エネルギーとして扱われるため、「ほのおのうず」のデメリットをさほど気にせずに連発することが出来る。
弱点としては、2進化故に展開がどうしても遅くなり、進化する前に倒される(『ポケモン育て屋おじさん』等で対策可能)、
『エネルギーリムーブ』等でエネルギーカードをはがされて「ほのおのうず」を出せなくされる、
『フシギバナ』等との連携を前提としたハーフデッキや『無色2個エネルギー』等でエネルギーを補うデッキなら「エナジーバーン」が使用不可になるこんらん状態にされる、
タイプ相性が不利である『カメックス』などの強力な水タイプのポケモンカードが挙げられる。
特に当時強力だった、『エネルギーリムーブ』、『超エネルギーリムーブ』は、このリザードンに限らず、
エネルギートラッシュ系のワザが多い炎ポケモンカードをメインに使うデッキにとっては天敵と言っていいだろう。
ここからは現在大会で使用可能なDPシリーズ以降を挙げていく。
- DP3
2進化 LV.55 タイプ 炎
HP130
ポケボディー:れっかのほのお[相手のサイドの枚数が3枚以下なら、このポケモンが使うワザのダメージは「+50」される]
ワザ:炎炎炎無 ブラストバーン 120[コインを1回投げる。オモテなら2枚、ウラなら4枚のエネルギーをトラッシュ。(トラッシュできないなら、このワザは失敗。)]
弱点:水+40 抵抗力:闘-20 にげる: *×3 ★
DPシリーズ発のリザードンのカード。
120ものダメージを与える「ブラストバーン」が魅力的だが、さらに相手のサイドが3枚以下であれば、ポケボディー*1の「れっかのほのお」の効果で、
自分が使うワザ、つまり「ブラストバーン」のダメージが+50されるため、170ものダメージを与えられるトンデモカード。
しかも、ハーフデッキ(この場合30枚デッキで戦う形式)なら、サイドはお互い3枚からスタートするというルールなので、
最初から「れっかのほのお」の効果が発動し、常に一撃で170ダメージを与え続けて無双できる…
と思いきや、「ブラストバーン」にはエネルギーカードを最低2枚トラッシュするデメリット効果も付いており、コイントスでオモテを出せればまだしも、
ウラを出してしまえばエネルギーカード4枚、つまりは「ブラストバーン」一回使用に必要なエネルギーを全てトラッシュしなければならなくなる。
前もってエネルギーカードをたくさんつけておけば、ウラ1回くらいならまだ何とかなるかもしれないが、「1ターンに付きエネルギーカードは1枚しか付けられない」ルール上、
控えのポケモンに回す分のエネルギーカードは必然的に少なくなり、このリザードンが「きぜつ」させられればその時点でほぼ負けが確定すると言って良く、
DP以降ではエネルギーカード2枚以下でも威力の高いワザを持つポケモンが多くいるため、170ダメージが強力なのは間違いないのだが、このリザードンはぶっちゃけロマンカードであり、実用的とは言えない。
仮にウラが出てエネルギーカードがなくなってしまえば、他のポケモンやトレーナーズカードでのフォローは必須であり、
そもそもワザに必要なエネルギーも4個とかなり重く、使うまでに時間がかかるので、特別な愛がなければ違う炎ポケモンカードを使おう。
- 破空の激闘
上述した第1弾のリザードンの再収録カード。なんとレアリティはシークレット。
裏面デザイン、キラ加工、若干のテキスト変更以外は最初に書いたリザードンのカードと同じ。
- pt(ガブリアス&リザードンスターター)
リザードンG(ギンガ)
たね LV.65 タイプ 炎
HP100
ワザ1:炎無 かえんひこう [コインを1回投げオモテなら、相手のポケモン1匹に40ダメージ。]
ワザ2:炎無無 ヒートブラスト 50
弱点:水×2 抵抗力:闘-20 にげる: *×3
リザードンがギンガ団ボス、アカギの手持ちとしてまさかのカード化。ちなみにたねポケモンである。
コイントスでオモテを出す必要があるが、ベンチのポケモンにも攻撃できる「かえんひこう」は強力だが、
「ヒートブラスト」は良くも悪くもコスト相応なダメージになっている。
これと言って突出した能力はないが、『SPポケモン『と呼ばれる特殊なポケモン*2のため、
SPポケモン専用の豊富で強力なトレーナーやサポーターで呼び出しやすく、特にSPポケモン専用のポケモンのどうぐ『エナジーゲイン』は、
ワザに必要な無色エネルギーを一つ少なくする事ができるので、このリザードンならば炎エネルギー1枚、他のエネルギー1枚で早めに攻撃できるのが強み。
弱点としては、進化していないたねポケモンなので、『カイリキー』の「おとす」で即死させられたり、
SPポケモン共通の特徴として、弱点ポケモンから受けるダメージは2倍なので水ポケモン相手には非常に不利だったり、
速攻を仕掛けられれば強力な反面、中盤以降は若干火力不足感が否めない点が挙げられる。
故に、『カイリキー』を出されたら逃げの一手を打ち、他のポケモンなら『プラスパワー』や『達人の帯』で強化するといい。
ただし、「ポケモンのどうぐ」カード故に、『達人の帯』は『エナジーゲイン』と併用不可な点に注意。
リザードンG
レベルアップ LV.X タイプ 炎
HP120
ポケパワー:ちからをよぶ[自分の番に何回でも使える。自分のポケモンのエネルギーを1個選び、このポケモンにつけ替える。このパワーは、このポケモンが特殊状態なら使えない。]
ワザ1:炎×2無色×3 ヘルファイヤー 150[コインを1回投げウラなら、自分のエネルギーをすべてトラッシュ。]
弱点:水×2 抵抗力:闘-20 にげる:×3
上記のリザードンGをレベルアップ(LV.Xのカードを元になる同名カードの上に置き、レベルアップさせる。レベルアップ前のワザ、ポケパワー、ポケボディーも使える。)させる事で使えるカード。
150ダメージを与える「ヘルファイヤー」が非常に強力。
しかし、コイントスでウラならエネルギーを「すべて」トラッシュのため、ワザに必要な分以上のエネルギーカードを付けていても問答無用で全て捨てなければならない。
正直かなり運ゲな上にロマンである。
エネルギーがなくなった場合、エナジーゲインをあらかじめ装備させておき、ポケパワー「ちからをよぶ」を駆使してエネルギーを集め、
DPシリーズ以降のレジェンドシリーズから登場した、『無色2個エネルギー』のリメイクカードである『ダブル無色エネルギー』で必要分のエネルギーを素早く揃えるのが運用方法。
しかし上記のリザードンGのワザも使え、場限定とはいえ自力でエネルギーを引っ張ってこられるので、DP3のリザードンよりかはまだ使いやすい。扱い辛いだけで決して弱くはない。
- pt4
2進化 LV.60 タイプ 炎
HP140
ポケボディー:かえんのじん[このポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンに与えるダメージは、自分のベンチの炎ポケモンの数×10ダメージぶん大きくなる。]
ワザ1:炎 ほのおのつばさ 30
ワザ2:炎無無 バーニングテール 80[自分の炎エネルギーを1個トラッシュ]
弱点:水×2 抵抗力:闘-20 にげる: *×3
今までロマンの塊がほとんどだったDPシリーズ以降のリザードンの中で普通なカード。
エネルギー3個で80の「バーニングテール」は燃費も良く強力なワザだが、
さらに、ベンチにいる炎ポケモン1匹につきダメージが上がるポケボディー「かえんのじん」の効果で最大130までダメージをあげることが出来る。
ロマン等を考えず、安定性を求めるならこのリザードンだろう。
- BW6
2進化 炎タイプ
HP160
炎無無 ばくれつだん[相手のポケモン2匹にそれぞれ40ダメージ。]
炎無無無無 バーンアウト 150[このポケモンについている炎エネルギーを1個選び、トラッシュする]
弱点:水×2 にげる:*×3
BWシリーズに登場したリザードンのカード。色違いのシークレットも存在する。
エネルギーコストが重いのが難点だが、対費用効果は歴代でも随一。
「ばくれつだん」でダメージを蓄積させ、「バーンアウト」で仕留めるのが主な仕事になる。
- ポケットモンスターカードゲーム 拡張パック 20th Anniversary
2進化 LV.76 タイプ:炎
HP:150
特性:エナジーバーン[このポケモンについているエネルギーは、すべて炎タイプになる。]
ワザ1:炎×4 ほのおのうず 200[自分のエネルギーを3枚トラッシュする]
弱点:水 抵抗力:闘-30 にげる:*×3 ★
『ポケモンカードゲーム』20周年記念として発売された初代復刻版。
当然リザードンも復活したが、HPが150に、代名詞ともいえるワザ「ほのおのうず」のダメージが200に上がっている。
が、トラッシュするエネルギーカードの枚数が3枚になった。
ここからは過去に登場したリザードンのカードを紹介していく。
- 第四弾 ロケット団
わるいリザードン
2進化 炎タイプ Lv.38 HP80
ワザ1:無 つめではじく 10
ワザ2:炎炎 れんぞくファイヤーボール 50×[このカードについている「炎」エネルギーの数だけコインを投げ、「おもて」の数×50のダメージ。
その後、「おもて」の数ぶんの「炎」エネルギーカードを、このカードからはがしてトラッシュする。(トラッシュできない時、このワザのダメージは0になる)]
弱点:水 抵抗力:闘-30 にげる:*×3 ★
ロケット団によって悪に堕ちてしまったリザードン。
通常のリザードではなく、「わるいリザード」からでなければ進化できない。
「れんぞくファイヤーボール」はエネルギーカードをつければ、それだけ高ダメージを期待できるが、
オーバーキルしてしまうと、それだけエネルギーカードを剥がさなければいけないので、計画的にエネルギーカードを付けるようにしたい。
与えるダメージは10と心許ないが、「つめではじく」はエネルギーの種類も問わないため、
「れんぞくファイヤーボール」で大量にエネルギーを剥がした後でもすぐに使えるだろう。
また、ワザを使うのに必要なエネルギー自体は少ないため、「ポケモン育て屋さん」でいきなり進化させて活躍させることもできるかも。
「ボスのやりかた」でサーチすることも可能である。
ただし、当時の「わるいポケモン」に共通して言えることであるが、HPが低い点には注意。
- ジム拡張 第二弾 闇からの挑戦
カツラのリザードン
2進化 炎タイプ Lv50 HP100
ワザ1:炎 ファイヤ―ブレス 20+
[ワザに必要なエネルギーよりも多く「炎」エネルギーがついてるとき、多い「炎」エネルギーをすべてトラッシュして、
トラッシュしたエネルギーの数×20のダメージを追加する。]
ワザ2:炎炎 かえんひこう コインを投げて「おもて」なら、相手の場にいるポケモンを一匹選び「弱点・抵抗力」に関係なく40ダメージ
弱点:水 抵抗力:闘-30 にげる:*×3 ★
グレンタウンジムリーダー・カツラのリザードン(ちなみに「エリカのフシギバナ」はいるが「カスミのカメックス」はいない)。
「わるいリザードン」のように、普通の「リザード」ではなく「カツラのヒトカゲ」「カツラのリザード」から進化させる必要がある。
ファイヤーブレスは「炎」エネルギーの数だけ威力が高くなるため、「カツラのポケモン」に「炎」エネルギーを二枚付けられる「カツラ」との相性もいいが、
余剰ダメージ分の「炎」エネルギーは全てトラッシュするため、上述の『わるいリザードン』同様にオーバーキルには注意。
一方で、ワザの使用に最低限必要な「炎」エネルギー1個は必ず残るため、場合によってはエネルギーを付けずに20ダメージだけを与え続けることになるだろう。
もう1つのワザ、かえんひこうは、コイントスが必要となるものの、相手の好きなポケモンに40と、当時としては大きなダメージを与えることができる。
もしも、相手のベンチに育てている途中のポケモンがいたら積極的に狙うのもいいだろう。
- ポケモンカード☆neo プレミアムファイル2
リザードン
2進化 炎タイプ Lv.78 HP120
特殊能力:ファイヤーレイズ この力は、自分の番ごとに1回使える。
自分の場のポケモンに着いている「炎」エネルギーカードを最大2枚まではがし、このカードにつけ替える。このポケモンが「ねむり・マヒ・こんらん」状態の時、この力は使えない
ワザ炎炎炎炎 ほのおのうず 100[自分のエネルギーを2枚トラッシュ]
弱点:水 抵抗力:闘-30 にげる:*×3
第一弾のリザードンの特殊能力を変えたもの。アチラが自分についていたエネルギーを「炎」に変えたのに対して、コチラは他のポケモンから「炎」エネルギーをもらう。
「きぜつ」しそうなポケモンからエネルギーをつけ替えると、そのポケモンが「きぜつ」させられても、エネルギーがトラッシュされずに済む。
他のポケモンにある程度エネルギーが付いている状態でバトル場に出し、ほのおのうずを連発しよう。
このカードは通常のパックではなく、「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王」公開記念に発売された9枚セットのファイルの一枚。
通常、キラカードはイラスト部分が光っているが、このセットのキラカードはイラストではなく、そのまわりのテキストなどが書かれた部分が光っている。これは同梱の「エンテイ」と「ピチュー」も同様の仕様。
- ポケモンカード☆neo 第四弾 闇、そして光へ…
ひかるリザードン
たねポケモン 炎タイプ Lv.61 HP100
※「ひかるリザードン」はデッキに1枚までしか入れることができません。
ワザ:炎炎炎雷雷 しゃくねつのほのお 100
[自分についている「炎」「雷」の「エネルギーカード」を、それぞれ1枚ずつトラッシュする。その後、コインを投げて「うら」なら、自分にも30ダメージ。(トラッシュできないとき、このワザのダメージは、すべてなくなる。)]
弱点:水 抵抗力:闘-30 にげる:*×3 ★★★
なんと色違いである!
わるいポケモンやカツラのポケモンのように、ひかるヒトカゲから進化させる必要はなく、たねポケモンとして登場*3。
ワザに必要なエネルギーは炎と雷の二色。
炎ポケモンの弱点を補える、雷ポケモンを入れた二色デッキにすることは自然とできるであろうが、
使う度に両方のエネルギーのトラッシュに加え、コイントスで裏が出れば自分にダメージと扱いづらい。
1ターン限定の使い捨てで、好きな色のエネルギー二つ分として使える「ミラクルエネルギー」との相性は一見いいが、
どちらもデッキに一枚しか入れる事はできず、初代リザードンと「無色二個エネルギー」の組み合わせと同様にもう一枚エネルギーをトラッシュする必要がある。
レアリティは驚愕の★3つ。封入率は数BOXに一枚とも言われ、当時のゲームの色違いと同様に手に入れるのは非常に困難だったようである。
- ポケモンカードVS
ワタルのリザードン
たねポケモン 炎タイプ HP80
ワザ:炎炎無 かえんほうしゃ 40
自分についている「炎」エネルギーカードを1枚トラッシュする。
弱点:水 抵抗力:闘-30 にげる:*×3 ●
現在使用されている裏面となった一枚。
ワザは旧裏面の「リザード」でもおなじみのかえんほうしゃ1つであるが、たねポケモンであるぶんなのか、必要なエネルギーは同じなのにダメージが-10となっている。
たねポケモンであるため、最初から場にだせるものの、ワザはひとつな上に必要なエネルギーも多いので使いにくいだろう。
- ポケモンカードe 第一弾 スターターパック
2進化 HP100
ワザ1:無 テールスマッシュ 40 コインを1枚投げ「うら」なら、このワザは失敗する。
ワザ2:炎炎無 かえんほうしゃ 60 自分についている「炎」エネルギーカードを1枚トラッシュする。
弱点:水 にげる:*×2
新しい裏面になり、「カードeリーダー」に対応したバーコードが印刷された新シリーズの一枚。
カード短辺のバーコードを読み込ませるとカードの情報やリザードンの図鑑データを見ることができる(長辺にはバーコードがない)。
スターター限定のカードであることから、初心者にわかりやすいテキストになったのだろうが、
同じくスターター収録の進化前の「リザード」とワザの内容がほとんど変わっていない*4どころか、ダメージ効率の面では弱体化してるような気もする。
通常はキラのないノーマルカードであるが、キャンペーンとしてキラ版が存在する。
- ポケモンカードe 第一弾 基本拡張パック
2進化 HP120
ポケパワー:バーニングエナジー この力は、自分の番ごとに1回使うことができる。
この番の終わりまで、自分の場のポケモン全員に着いている「基本エネルギーカード」の「エネルギー」はすべて「炎」エネルギーになる。このポケモンが「特殊状態」のとき、この力をつかうことはできない。
ワザ:炎炎炎炎 しゃくねつのうず 120
コインを2枚投げ、「うら」が1回なら、自分についている「エネルギーカード」を、2枚トラッシュする。すべて「うら」なら、自分についている「エネルギーカード」を、すべてトラッシュする。
弱点:水 にげる:*×3 ★
ブースター版。キラ版とノーマル版の2種類があり、バーコードはノーマル版にのみ、短辺部分に存在。
ポケパワーは「基本エネルギー」だけであるが、第一弾の「エナジーバーン」が、自分の場の全てのポケモンに働くという豪快なもの。
自分だけでなく、多色デッキにおいて、他のほのおポケモンのワザを使うために、ポケパワーを発動させるのもいいだろう。
「エンテイ」(ポケモンカードe第3弾 海からの風)や「ファイヤー」(「トレーナーズ」オマケカード)のように、
「炎」エネルギーをつけにくいポケモンに、他の「基本エネルギー」を付けておき、このポケパワーを使うと便利。
しゃくねつのうずは、連発するために多くエネルギーを付けておきたいが、コイントスで「うら」が二枚出るとそれらの「エネルギー」を全てトラッシュしなければならない。
全て「おもて」ならトラッシュは必要ないものの、上手く相手を気絶させていきたいところ。
いっそ、自分は控えに徹して、ポケパワーで他のポケモンをサポートするのもいいか?
- ポケモンカードe5 神秘なる山
2進化 HP 110 無色
特殊能力:ポケボディー クリスタルタイプ
このポケモンに、「炎」「雷」「闘」いずれかの「基本エネルギーカード」を、手札から出してつけたなら、その番の終わりまで、このポケモンの「タイプ (色)」は、つけた「基本エネルギーカード」と同じになる。
ワザ1:炎炎闘 ファイヤーブラスト 40
自分についている「エネルギーカード」を1枚トラッシュする。
ワザ2:炎雷雷無 ドラゴンテール 50×
コインを2回投げ、「おもて」の数×50ダメージ。
弱点:水 抵抗力:なし にげる:*×4 ☆
手札からつけた基本エネルギーによって、自分のタイプを変えられる、ポケボディー「クリスタルタイプ」を持ったリザードン。
後に本家ポケモンに登場したとくせい「マルチタイプ」や「へんげんじざい」に近いものを感じるが、相手ターンは無色ポケモンに戻る(相手ターンまで持続したとしても、自分の弱点や抵抗力は変わらないが)。
ポケボディーの発動を考慮しないとしても、技に必要なエネルギーから炎に雷と闘を加えた三色ないし二色デッキを組む事になるので、奇襲というよりも、交換することなく弱点を付けるポケモンと考えるべきか。
雷と闘は、どちらも抵抗力を持ったポケモンがいるので、「ファイヤーブラスト」で捨てるエネルギーと手札から付ける基本エネルギーはその点も考慮して選びたい。
特異なポケボディーのこのカードのコレクションナンバー089/088。シクレ的存在であり、キラカードのみ存在する事からバーコードは存在しない(同じポケボディーを持ったポケモンは同じ弾と他の弾にも複数存在する)。
- PCG-1S
2進化 炎タイプ
HP160
ポケボディー:エナジーフレイム[このポケモンについているエネルギーはすべて炎エネルギーになる]
ワザ1:無無無 きりさく 50
ワザ2:炎炎炎炎炎 もやしつくす 200[自分の炎エネルギーを5枚トラッシュ。このワザは弱点・抵抗力・すべての効果に関係なくダメージを与える]
弱点:水・電×2 にげる:*×2
構築済みスターターに収録されていたカード。
だが、あのルギアのエレメンタルブラストと同じ200ダメージを与える「もやしつくす」が脅威。しかも抵抗力はおろか、全ての効果を無視してダメージを与えるのだからたまったものではない。
ある意味初代リザードンのパワーアップ版と思ってよい。
やはりエネルギーが多く、一度使用すると炎エネルギーを5枚トラッシュしなければならないのが難点だが、新しく収録された2匹の御三家のコンボを組み合わせて素早く放つことも可能。
- さいはての攻防
たね 悪タイプ
HP90
ワザ1:悪無 ローリングクロー 20[のぞむなら自分のエネルギーを1枚トラッシュしてもよい。その場合自分のトラッシュから別のエネルギーを1枚選びだし、自分につける]
ワザ2:悪悪悪悪無 やみのうず 150[自分のエネルギーをすべてトラッシュし、相手の山札の上からカードを3枚トラッシュする]
弱点:水×2 にげる:*×3
ポケモンRSE・FRLG版最後の拡張パックに収録。
色違いかつデルタ種のポケモンで悪タイプ。
何気に御三家の中で唯一最終進化形かつ色違いである。
ワザ「やみのうず」のダメージは150。上記のもやしつくすには及ばないものの、十分に強い。しかも相手の山札の上からカードを3枚トラッシュさせるという効果まである。
しかし、自分の全てのエネルギーを犠牲にしなければならないので使い勝手はやや悪い。
追記・修正は、ほのおのうずを放ってからお願いします。
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▷ コメント欄
- BW6のUR(色違い)版がかっこよくて惚れる -- 名無しさん (2013-08-12 22:16:53)
- 何か弱いことが少ないな。まぁカッコよさと人気の高さからいえば当然か… -- 名無しさん (2014-03-22 23:18:27)
- ポケモンカードGBがVC配信されたからあげ -- 名無しさん (2014-12-24 20:10:16)
- エネルギー貯めるのに2ターンはちときつい、余裕あるときに使うのがいい -- 名無しさん (2014-12-24 20:34:05)
- 過去のリザードンの紹介だけど、ポケモンカードe時代のやひかるリザードン、わるいリザードンの記述がないのはちょっと寂しいかも。 -- 名無しさん (2017-05-18 22:40:00)
- 過去弾のリザードンをいくつか追加しました。評価について修正お願いします。あと、「ひかるリザードン」は手元にないため、追記できる方、お願いします。 -- 名無しさん (2017-06-03 00:39:47)
- 今度の新弾から登場する色違いポケモンの中にリザードンGXが。色違いポケモン自体は1箱に1枚確定らしいのでHRよりは出やすいと思うががリザードンの色違いはかなり人気なので物凄いことになるかも -- 名無しさん (2018-10-19 05:10:12)
- かくとうリザードンの買い取りが200万って凄いな インフレし過ぎだ -- 名無しさん (2021-06-12 16:59:32)
#comment
*2 主にジムリーダーや四天王、ギンガ団のポケモンが『SPポケモン』となる
*3 ちなみに、コイキングとギャラドスは進化前後がひかるポケモンとしてカードになっているが、どちらもたねポケモンである
*4 [無無 コインを二枚投げ「おもて」×20]と、[炎無無 かえんほうしゃ 50]
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