オオスカシバ

ページ名:オオスカシバ

登録日:2010/10/22(金) 00:16:46
更新日:2023/08/18 Fri 19:02:29NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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アニヲタ動物図鑑 昆虫 生物 アイドル 萌え要素 擬態 ハチ 嫌われ者 かわいい 立て主は病気 虫項目 鱗翅目 メジロ アニヲタ昆虫図鑑 オオスカシバ 大透翅 マガイモノ ふわふわもふもふ ホバリング フライング☆エビフライ なんだかいい話



「私は、嫌われ者なんです…」




「紛らわしいんだ! お前はいつも…!」




「どうせ私なんか……」




「紛い物め…どこへなりと消えなさい!」




「違う! その姿は君だ! 蜂じゃない!」




「どうして……私は……」



「私が生きてる意味…あるんでしょうか」




「来て欲しいんだ、僕と……」



「傍にいて欲しいんだッ!」




「アニヲタさんッ……私ッ……!」








「生きたい…です……!」















種の垣根を超えた、究極の愛



【僕はオオスカシバに恋をする】




近日、公開予定



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…茶番はここまでにして。


オオスカシバは 昆虫網 鱗翅目 スズメガ科 に分類される蛾の一種。
学名はセフォノデス・ハィラス。
英名はペルシッド・ホーク・モス。
漢字表記は大透翅。



日本では本州以南に生息しており、国外でもインド、スリランカ、東南アジア全域と幅広く分布している。
幼虫は山梔子(クチナシ)の葉を食用とし、成虫は他の鱗翅目と同じく様々な花の蜜を吸う為、都心部でも見掛けられる。


体長は6~7cmと蛾の中では比較的大型。
成虫の身体はふわふわもこもことした毛で覆われており、背中側が黄緑色で腹側が白色。
腹部には、黒を基調としたしましま模様があり、腹部の先端は左右に別れたブラシのような毛が生えている。
その色合いや大きさは、世界最小の鳥類ハチドリを連想させる。
幼虫は鮮やかな明るい緑色。典型的な芋虫型で、尾部に軟性の角が1本生えているのが特徴。


成虫の発生時期は主に春後半~夏。
幼虫は蛹で越冬する。
スズメガ科の蛾は基本的に夜間に活動する種類が多いが、オオスカシバは日中にホバリングしながら花の蜜を吸っているところをよく見かける。


因みにオオスカシバの口吻の長さは2cm程である為、それ以上深い構造を持つ花からは蜜を吸う事が出来ない。
届かない花の蜜を吸おうと躍起になっている事もある。
つまり、


「あ、あれ…? なんで入らないの?」


「届いて! 届いてよぉ! ……あぅ…おなか空いたよぅ……」


と、こんな感じ。
実際は届かないと理解した時点で、足早に目標を変える。


和名の通り、鱗翅目としては有り得ない、非常に透き通った翅が特徴。
(余談だが他に透明な翅をもつ鱗翅目は南米のスカシジャノメ類程度しかいない)


蛹から羽化した時にはちゃんと鱗粉が付いているのだが、翅が乾くと同時にもんの凄いスピードで翅をバタ付かせ、
付いている鱗粉を全て落としてしまうのである。
また、この翅の表面には顕微鏡的な微細顆粒が密集しており、光学的な効果も相俟って通常の蝶や蛾の鱗粉を取り除いた翅よりも透明度が高くなっている。


昨今の着飾ってばかりいる若人とは違う。翅の原点に帰った美しさである。


また、スズメガ科に属する為、非常に翅を動かす速度が速い。
その速さは前述の通り自らの鱗粉を振り落とし、ハチやアブのような羽音までも生み出す程。
その身体の大きさや派手な体色からハチと間違えられる事が多く、何も害がないのに害虫扱いされて嫌われている可哀想な子である。


でもぶっちゃけ幼虫は山梔子の葉や芽を喰い荒らす為、害虫扱いも仕方ない。
幼虫数匹がいれば、その山梔子の木は1週間で丸坊主になってしまうとか。





と、ここまでなら只の説明なのだが。
この子達の魅力はその可愛さ(チャーム)にある。
そう――かのスーパーアイドル、ウスタビガと同じく……否、むしろタイマンを張れる程のルックスとスタイルを併せ持つ、正に昆虫界の綺羅星である。



ふわふわもこもこ、それでいてしっとりとした手触り抜群の体毛。
渋い緑色の背中に柔らかな黄色いヒップ、ふわふわの白い腹部とまるで和菓子を思わせる繊細な色使い。
ビー玉のような、つぶらでクリクリとしたまあるい瞳。
小鳥のような愛くるしい顔付き。



……もはや反則級の可愛さである。


つーかウスタビガ然り、蝶よりも蛾の方が顔は可愛いと立て主は思う。
蛾の方が素早く動くものが多く、また翅の模様も暗いものが多い為、必要以上に不気味な印象を受けているだけである。


よくよく顔を見てみよう。
この子達の意外な魅力に気が付くかもしれませんよ?




もっと可愛いオオスカシバが見たい!
と言う方は、pixivで『オオスカシバ』と検索してみよう。きっと幸せになれるハズである。








リーン…ゴーン…リーン…ゴーン…




……綺麗ですね、鐘の音って

こんなに綺麗だなんて…知らなかった…




アニヲタさん…

本当に、ありがとう……




あの時の言葉…嘘でも嬉しかったです

私を、好きだって言ってくれて…




それに、こんな項目まで立ててくれて…

あ、追記修正もしなくちゃですね



え……そんな事後でって…

な、何かもっと大事な事があるんですか?




あ……は、はい…そうでしたね

まだ、済ませてなかったですよね…




そ、それではアニヲタさん…

末永く、可愛がって下さいね♪





ん…♪







種の垣根を超えた究極の愛

その門出に、ささやかな祝を込めて







―― HAPPY END ――


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  • 茶番の元ネタを忘れたw -- 名無しさん (2013-06-23 01:04:48)
  • 口吻の部分、脳内補正で完璧な可愛さだなw -- 名無しさん (2013-07-11 00:15:17)
  • 茶番の所、矢車兄貴とかキラとか色々混ざってるなwww -- 名無しさん (2013-07-11 00:21:28)
  • オオスカシバって、初見の印象が飛び回る芋虫だったせいで未だ苦手だ… -- 名無しさん (2013-07-19 09:21:22)
  • たしかに蛾の方が顔は可愛いw -- 名無しさん (2013-11-30 22:37:01)
  • 蛾のほうが顔はかわいい・・・自分以外にもそう思う人がいて安心した^^ -- 名無しさん (2014-05-31 11:22:05)
  • 今日初めて見た!ハチドリかとマジで思った! -- 名無しさん (2014-08-03 19:03:21)
  • コイツ目玉が可愛いんだよな。 -- 名無しさん (2014-09-25 11:45:15)
  • 最初に見たときはビビる。 -- 名無しさん (2014-12-27 09:15:19)
  • ギャルゲ化決定 -- 名無しさん (2015-06-14 16:28:02)
  • モルフォ「実にあざとい小娘ねぇ…」 -- 名無しさん (2015-06-17 09:55:03)
  • ムシキングのオオスカシバはキモい…キラカードイラストだとかわいいんだが -- 名無しさん (2015-12-05 11:33:32)
  • 顔は確かにな。蝶のほうが鋭いというかいかつい顔が多い。蛾は愛嬌あるのが多い。気がする -- 名無しさん (2016-09-26 15:18:50)
  • 天敵はオオカマキリ・オニヤンマ・大型の蜘蛛・鳥あたり -- 名無しさん (2017-06-14 22:31:09)
  • 気色悪い脚色つけんなよ -- 名無しさん (2018-05-28 18:43:52)
  • 孵化させた事あるけど、羽音が苦手なのと、放つ時にウッカリ扉で挟んでしまい目があったのがちょっとトラウマ。 -- 名無しさん (2019-09-10 12:49:28)
  • ハチと間違われることが多く、というけど、こいつの場合はそう思わせて鳥から身を守るのが目的なのでは。 -- 名無しさん (2019-09-10 13:06:19)

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