登録日:2011/05/20(金) 01:22:57
更新日:2023/08/18 Fri 17:10:25NEW!
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エロゲー エロゲーブランド 九尾 ninetail dualtail tritail ゲーム性
ninetail(ナインテイル)
合同会社スタジオ九尾のアダルトゲームブランド。
通称「九尾」
姉妹ブランドに「dualtail」(デュアルテイル)と「tritail」(トライテイル)がある。
元々は株式会社タケ・ビジョンのWest Visionのサブブランドとして活動していたが、
やがて九尾での製作がメインとなり独立して「ninetail」という一つのブランドとして活動する事になる。
各ブランドに特徴があり、それぞれ
ninetail:ゲーム性・燃え
dualtail:調教・ダーク系のSLG
tritail:ライトな萌え
の三ブランド体制となっている。
九尾最大の特徴はゲーム性の高い「遊べるゲーム」を作る事である。
カードゲームや地域制圧SLGとありふれた内容だが、弱小ブランドながらもシステムが整っている。
更には、ユーザーとの対決や充実したミニゲームとシナリオ外でも楽しめるものがあったりなど、とにかくやり込み要素が強い。
知名度こそ低いものの、遊べるエロゲーの中では、大御所アリスソフト・エウシュリーに匹敵するとまで言われる。
実際、処女作の機械仕掛けのイヴは、微妙な売り上げに反して大量のアンケートハガキが送られる大反響となり、急遽姉妹ブランドを建てた、という逸話がある程。
また、姉妹ブランドは元々はエロ中心だったが、後にゲーム性を中心にした作りとなり、三ブランド全てが遊べるゲームとなっている。
最近ではRPGにまで手を出した。アリスやエウの得意分野と言う事で心配したファンもいたが、内容はいつもの九尾と高評価。
GEARS of DRAGOON 2はキャラ毎の違いを楽しむと言う面でシナリオに難が有ったりシステム面(長い迷宮とかタッチパネルに配慮したからか重たいレスポンスとか)色々あって芳しくなかったが、決して手抜きではなかったしこれからも頑張ってもらいたいところ。
とは言え全体的には作風が安定しており、2chベストエロゲーではさり気なく30位前後にいたりする。
最近(?)はdualtailブランドが安定していて、大体ここからVenusBloodシリーズを安定して販売・開発している。
最初は今とはちょっと違うゲーム性で、その後もジャンルが違ったりするが概ねでは大体戦略系SLG。
その中のVBGはシステムがVBシリーズの中でも面倒な上に、ドMなファンですら困惑しかねない難易度だった(※クソゲーではない)ので手を出すのは注意。
地味に演出も中々凝っている。
悪堕ち・洗脳・異形化・狂化などダーク方面のエロ属性は大体網羅していてその道が好きな人にはたまらない。
その上で純愛があったり燃えや萌えもあったりと、1つの作品に少なくとも数人は好きなキャラが出来るかと思う。
何だかんだで野郎が活躍することがあったり、ネタキャラが毎回紛れ込んでいたり、
どれだけ女神様が好きなんだよってキャラも毎回紛れ込んでいることも特徴。
後、ロリキャラの人気が突出している。
また、やや珍しい竜娘も異様に人気が高い。
そのため例外はあるものの、ロリ+竜娘が多かったりそのどちらかの属性を有するキャラが基本的に各作品の人気上位を占める。
でも俺ロリコンじゃねーし…って人も超エロいお姉さんとか健気なお姉さんとかも完備しているので安心してください。
dualtailは触手を出すことに命でも賭けてんのか?と疑問に思うぐらい触手が活躍することでも有名というか、ブランド自ら触手を売りにしていたりする。
もはや触手は主人公であり、ヒロインでもある。
CG要因としては当然、ユニットとしても使えるし、シナリオでも活躍したりするし、作品によっては伝説の武器とかより強かったりもする。
…しかし、作画が良いとは言えないというか癖がやや強めなのが欠点。
どこらが癖なのか…って言われると微妙に困るのだが。
とは言え、塗りも含めて徐々に腕が良くなっている感じがするので(昔の方が良いという人も居るだろうけど)、エロゲ全体からするとそこまで酷くはない。
また、シナリオも微妙で無駄に長いので、話のつまらなさとダルさに投げ出す人も。
だが、ゲーム性を売りにしているので此方は気にしなくて大丈夫だろう。
しかも最近の作品はシナリオを爽快にすっ飛ばせたりするのでむしろかなりユーザーに配慮している。
最大の問題点としてはシステムが複雑だったり、不便で手間がかなりかかったりする点。
TCGみたいに準備も楽しいのだが、逆にここらを楽しめない時は結構な苦痛となる。
イージーモードなどではとても簡単にクリア出来るので詰むことは無いのだが、そういう姿勢のプレイヤーは得てしてこのブランドのゲームをあまり楽しめないと思われる。
ただVBRではやや簡略化されたり絞り込み機能をつけたりなど、GUIも地道に進化していっているので今後にも期待したい。
調子に乗ってハードモードとかをいきなり選択すると本当に厳しかったりすることも特徴。
大体ノーマルから引継ぎして順に更に難しいモードへ…というのが無難。
ただ、わざわざ縛りプレイをせずともドMユーザーも満足させてくれるという意味でも貴重なブランド。
とりあえずは、まず体験版を落として試して見よう。
今後の活躍が期待されている会社の一つである。
作品リスト
◆ninetail
○機械仕掛けのイヴ~Dea Ex Machina~
○天ツ風〜傀儡陣風帖〜
○遠望のフェルシス
○GEARS of DRAGOON 迷宮のウロボロス
○GEARS of DRAGOON2 〜黎明のフラグメンツ〜
○創神のアルスマグナ
◆dualtail
○VenusBloodシリーズ
○SYOKUSYULIEN -淫獄の大地-
○奴隷将校クラリス -白濁のグローリエ-
○魔法少女ラヴィリオン
○灰色の空に堕ちた翼
◆tritail
○まじょ☆プリ
○恋祭☆綺想カメリアノート
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