「女子会ミステリー」とはアニメ『名探偵コナン』のアニメオリジナルストーリーのタイトルである。
いつもならば、主人公である江戸川コナンが事件に遭遇し、その真相を明らかにするのがお約束だが、このシリーズでは女性陣5人(毛利蘭、鈴木園子、佐藤美和子、吉田歩美、灰原哀というオリジナルエピソードに登場できる女性陣のみ)が事件遭遇から解決まで行うと言う珍しい展開のストーリーとなっている。
アニオリでは基本的に主人公であるコナンが謎を解くという根幹部分やコナンが介入する必然性・妥当性などが基準になっているものの、このシリーズではコナン含む男性陣は謎を解くどころか介入もなく、最後まで全く事件に関わらないという異色中の異色といえるものとなっている。
あらすじ
コナンが阿笠博士と海外ドラマの鑑賞会をしている頃、米花デパートにやってきた蘭と園子。買い物を満喫していると、デパートの屋上で灰原と歩美に出会う。「歩美がピアノの発表会で着る服を選びに来た」という話をしていると、通りかかった佐藤刑事を発見。思わぬ形で、五人は女子会をすることになった。そんな中、デパート内に居た不審な人物についての話題になる。蘭と園子が三階の洋服を見ていた時“独り言を呟きながら天井を見ている男性”に遭遇したのだ。空調のチェックだったのか万引きGメンだったのか……服を見ずにずっと周囲を見渡しており、普通の客ではないようだった。さらに灰原と歩美は、六階のアートギャラリーで“絵ではなく壁をじっと見つめている男性”に出会っていた。屋上にいた“風向きを確認しているような男性”、只野フルーツパーラー付近に現れた“空の乳母車を押す男性”と次々に出てくる不審な人物。デパート内では来月から始まる『ハリー・ムルザバエフ デザインダイヤモンドコレクション特別催事』の準備も行われている。五人は、男性たちの行動を繋ぎ合わせ「デパートを襲おうとしている」という結論を出す。デパートの防犯係・高橋和夫と連絡を取り、防犯カメラを確認した五人は、特別催事の警備は万全だということを知る。防災センターから出てきたところで、不審な男たちが集まって車で移動しているのを発見。しかし何も起こっていない以上、どんなに怪しくても捕まえることはできない。その様子を見ていた歩美は、あることを提案する。
(公式サイトより引用)
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