登録日:2011/12/26 Mon 13:24:30
更新日:2025/05/17 Sat 16:38:18NEW!
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速い!
こんな旧式のジムじゃ(リック・ディアスを)追いかけられない!
ジムⅡとは、ガンダムシリーズに登場する機動兵器である。
▽目次
【性能諸元】
型式番号 | RGM-79R RMS-179 |
---|---|
所属 | 地球連邦軍 ティターンズ エゥーゴ カラバ マリア・シールド社 ナイトイェーガー隊 他 |
開発 | 地球連邦軍 |
生産形態 | 量産機(改修機、新規生産機の混成) |
頭頂高 | 18.1m |
本体重量 | 40.5t |
出力 | 1,518kw |
推量 | 62,000kg |
センサー有効半径 | 8,800m |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
武装 | ビームライフル ビームサーベル バルカン砲 ×2 シールド 他 |
主なパイロット | ジャック・ベアード エンデ・アベニール ユーディン・トーパナム ブレイア・リュード イング・リュード レックス・ファビオ エゥーゴ一般兵 カラバ一般兵 ティターンズ一般兵 地球連邦軍一般兵 ダカール防衛隊 トリントン基地兵 |
【機体解説】
『機動戦士Ζガンダム』などのシリーズに登場するモビルスーツ(以下MS)。
地球連邦軍を一年戦争の勝者の座へと導いた名(迷)MSジムの発展型及び改修機。
型式番号が複数存在するが、これは既存のジムを改修した機体と最初からジムⅡとして新規生産された機体の2種類が存在するため。詳細は後述。
一年戦争終結後、ジオン公国軍の技術を入手した連邦軍では連邦・ジオン両技術を結集したハイザックやジオンが遺したMSを改修・量産したガルバルディβなどジオン系をベースとした量産型MSの開発が盛んに推進されていた。
その一方でジオン系の採用に反発する派閥も一定数存在してはいたが、連邦系純正の主力量産MSは相変わらずジム改で、最新鋭のジム・カスタムは量産にはやや不向きな上に生産ラインをティターンズに独占されてしまっていた。
そこで、大戦中に大量生産された初代ジムに戦後に培われた最新技術を以てマイナーチェンジを施す「GMⅡ計画」を発動。
結果として、ある程度の性能を確保しつつ安価かつ効率的に調達出来るジムⅡとして完成を見た。
主武装がビームスプレーガンからAEボウワ社製の内蔵E-CAP式BR-S-85-C2型ビームライフルに変更されたのをはじめ、
脱出ポッド兼コックピットの全天周囲モニター・リニアシートの採用、
ジェネレーターの換装、サブセンサーの設置・増設……などなど、様々な面で近代化改修が行われている。
ジムはガンダムの運用データを元に開発された機体とは言え、コストパフォーマンスを優先し性能を犠牲にした一面が強かったため、ジムⅡはそれを補う改修を行っている。
操縦性周りも素直で初心者にも扱い易く、テックスペック上では装甲以外の点で、あのマグネットコーティング込みのRX-78-2ガンダムを上回る。*1
…上回ってはいるのだが、グリプス戦役時においてはどうも旧式化は否めず、マイナーチェンジの域を出ない。というか普通に弱い。
そもそもガンダムより性能のいいMSは一年戦争期にもゲルググやジム・スナイパーⅡなどを筆頭にそこそこいたし、あの脅威的な戦果はアムロ・レイの卓越した才能あってこそであった。
ビームライフルも威力不足の上に、総推力などの一部スペックもジム・カスタムやジム・クゥエルに負けている始末。
我らが兄貴、出戻りのジェリド・メサ中尉殿からも
「時代は変わったんだ!オールドタイプは失せろ!」
と言われ容易く蹴散らされてしまった。
ただし、大規模な戦闘のない戦間期の繋ぎと見れば間尺に合っていた事は間違いない。
軍縮の空気の中で宇宙世紀MS最多の10000機を超える生産数からも、コストパフォーマンスに極めて優れていた事が窺える。
まず大前提として『0083』は後付けであり、一年戦争後にジオンは壊滅し、後継のジオン共和国はごく少数の自衛用しか軍備を持てずその内容は連邦にしっかり管理されている。
そこから7年ずっと平和であり残っているのはビーム兵器もまともに運用できないごく少数のジオン残党であったため、「一年戦争中に生産されていたジムをアップデートする」という条件を考えれば十分時代に合ったものと言えよう。
というかそれを考えればジムシリーズ特有の優れた整備・操縦・運用性を保ったまま初代ガンダムに匹敵する機体を何千機も維持するとかむしろ過剰軍備では?
本機のロールアウト以降はジム・キャノンやジム・スナイパーカスタムといった他の旧式化したジム系列機にも延命措置として同様の改修が施され、外見こそ変わらないものの中身はジムⅡ相当にアップデートされていった。
とはいえ残念ながら、量産機の宿命というべきか、実戦投入しばらくしてMSが加速的に進化していく嵐の時代に突入してしまう。
調達の簡単さからグリプス戦役初期こそ連邦軍およびティターンズ、エゥーゴ&カラバなどの両軍で使用されたものの、次第にマラサイやネモなど上位の量産機に主力機の座を奪われていった。
もっとも完全に姿を消した訳ではなく、旧式化した後もジェガン等の新型機の配備が間に合わない辺境施設などで使用された。
10年近く経ったラプラス戦争時にもダカール防衛隊やトリントン基地所属の機体が確認されている。
運用・コストパフォーマンス面から好んで使用する者もいたようだ。
なお、改修素体は初代ジムが殆どのようだが、『A.O.Z Re-Boot』の系譜図にはジム改から改修されたと思しき機体がジムⅡとして記載されている。
更にそのジムⅡの横に描かれたジムⅢもパーツの一部がジム改と同じになっており、どうやらジム改 → ジムⅡ → ジムⅢという経緯で改修された機体もいたようである。
【武装】
- 60mmバルカン砲
頭部に2基設けられたおなじみの機関砲。主に牽制や迎撃に使用される。
メインセンサーと連動しており、頭部そのものが一種の自律砲台としても機能する。
- ビームライフル
型式番号:BR-S-85-C2
ボウワ社が開発した内蔵E-CAP式の汎用ビームライフル。1チャージあたりの最大射撃回数は24発。
ガンダムが使用していたXBR-M-79-07Gの簡易生産型で、出力は僅かながら上。
またXBR-M-79-07Gをカービン化したようなショートバレルライフルなので取り回しも良く、ビームスプレーガンの生産ラインを流用しているのでコスパも良い。
機体の維持すら難しいジオン残党軍や宇宙海賊のような小規模な組織が相手ならば、大きなアドバンテージであったことは想像に難くない。
だがビーム兵器が普及したグリプス戦役時のMS相手には既にパワー不足で、Eパック式ではない点から継戦能力にも欠けていたのが実情であった。
また、長距離での命中精度は「バルカン砲のほうがまし」と揶揄される程度には劣悪だったようだ。
しかしコスパはもちろん汎用性の高さやビームスプレーガン譲りの生産性の高さにより、多くの機体に普及して主力に用いられるロングセラー品となった。
ネモのような最新鋭からジム・カスタムやジム・クウェル、ジム・キャノンやガンキャノン重装型のような旧式まで標準装備している。
これの改良型としてT3実験部隊が使っていたEパック式に改良したモデルやロングレンジ対応のBR-S-85-L3型*2、ジムⅢ用のアップデートモデルが存在する。
初代ジムと同様にバックパックに1基だけマウントしている。
機能的に何ら変わりはないが、ビーム発振器などの機材が更新されている。
- シールド
初代ジム譲りのルナ・チタニウム合金製の盾。
こちらも機材やコーティング材が更新されている。
エゥーゴ・カラバの所属機はこれの連邦マークを赤く塗り潰して使っている。
裏面は保持用のグリップをそのままに、腕部へのマウントラッチ式にも対応可能となっている。
- ハイパーバズーカ
型式番号:HB-L-07/N-STD
ジム改やガンダムMk-Ⅱ等が用いている、一年戦争終結後に開発されたカートリッジタイプのバズーカ。
『U.C.ENGAGE』にてオーガスタ基地に侵攻した機体が使用。ジムⅡにしては珍しくマラサイを撃破する活躍を見せた。
- その他
ジェガン等が用いる汎用バズーカやアクアジムのハープーンガンなど、連邦軍規格のMS用火器はおおむね使用できる。
また『UC』では、ジム改等が用いていた連邦マーク無しの後期型の廉価盾(チタン・セラミック複合材)や、陸ガン・陸ジム用のショートシールドを装備した機体が登場。だが前者はジュアッグのロケットランチャーを防ぎきれずに諸共撃破されていたのでやはり防御力は心許なかった様子。
【型式番号について】
ジムⅡの型式番号が「RGM-79R」と「RMS-179」の2つあるのは、機体の誕生経緯が複数存在するためである。
まず0083年に「GMⅡ計画」が発動。
これは「戦時中に急いで作った為に、製造時期・場所によって性能にばらつきが出ているGM」を全て一まとめに改修して性能の向上と均一化、運用面での効率化を図るものである。
(0080年10月に可決された「連邦軍再建計画」の時点でジムのアップデートが決定していたとも言われる)
一年戦争を生き延びたGM*3は順次改修され、“RGM-79R”ナンバーのジムⅡとなった。
また一年戦争終結時に生産途上だった機体も、終戦中に一時建造を止め、ジムⅡ設計後に仕様変更されて建造されたと思われる。
『戦略戦術大図鑑』の記述では、終戦時にMS類は実働可能機が8000機以上、生産中の機体が4000機とのこと。この「MS類」にはボールが含まれるのだが、仮にざっと半分がジムと仮定しても6000機がジムⅡの素体となるだろう*4。
一方、“RMS-179”ナンバーの機体は新規生産品となる。
もっぱらティターンズの戦力拡大の目的で正式採用され、“RGM-79CR ジム改高機動型”を経て、グリプス開発基地で9番目に開発されたMSとして“RMS-179”の型式番号が振り当てられた。
性能も改修組より若干上らしい。
しかし新規生産された機体にも“RGM-79R”のナンバーが付けられたケースもあり、必ずしも型式番号で機体の判別が出来るという訳ではないようだ。
この他にも“RGM-179”という表記も一部に見られるが、これは誤記されたものが広まっただけらしく、公式設定には組み込まれていない。
主な相違点 | RGM-79R ジムII | RMS-179 ジムII後期生産型 |
---|---|---|
開発経緯 | RGM-79 ジムの改修型として開発され、デラーズ紛争後の0084年に本格運用開始。 | グリプス工廠で新規生産されたRGM-79Rの改良型。ティターンズ主導で開発。 |
生産形態 | 既存のB型/C型のオーバーホールによる改修機。 | 新規生産された機体(旧型機の改修ではなく、完全な新造)。 |
構造 | 従来のモノコック構造を維持しつつ、ジェネレーターやセンサーを強化。 | ガンダムMk-IIのムーバブル・フレーム技術を参考にした簡易フレーム構造を導入。 |
主な改修 | ・ビームライフルの標準装備化 ・全天周囲モニター、リニアシートの導入(一部機体のみ) ・推力強化のため肩部・脚部スラスターの追加 ・バックパックの改良(C型ベース) | ・内骨格(簡易フレーム)を追加し、機体剛性と運動性を向上 ・全天周囲モニターとリニアシートの標準装備化 ・RGM-79Rの電子機器を流用しつつ、耐久性向上 |
運用 | 地球連邦軍、ティターンズ、エゥーゴの各勢力が使用。 | 主にティターンズが運用し、一部機体は地球連邦軍でも採用。 |
評価 | RX-78 ガンダムを一部の性能で上回るが、防御力では劣る。 | グリプス戦役初期に活躍したが、第二世代MSの登場により早期に旧式化。 |
総評 | 既存機を改修した機体であり、運用の幅が広かった。 | ティターンズが主導で生産した新造機であり、運動性と耐久性が向上。 RMS-179はムーバブル・フレーム技術の影響を受けた設計だったが、完全な第二世代MSではなく、過渡期の機体だった。 |
【設定の変遷】
『Ζガンダム』放映当時、このジムⅡは
- 「先代ジムとほとんど変わってない」「どこが変わったのかさっぱりわからない」
- 「ビームライフルが使えるようになって少し強くなっただけのジム」
- 「アニメ開始時点で既に旧式」
- 「悪いところもなければ良いところもない」
- 「普通に弱い」
- 「前線で戦えないので支援機と言った方がいい」
- 「ネモやハイザック、マラサイ、バーザムでようやく量産機らしい活躍ができる*5」
等、視聴者から散々な言われようだった。
ジェリドらが乗った上あらゆる作戦で多用されたハイザックやマラサイと違いネームドが乗ることも無く、
影の薄さで逆に有名になったバーザムの様なネタも探す方が難しく、
続編の『ΖΖ』でジムⅢが「ガンダムMk-Ⅱを参考に開発・改修したのでそこそこ強い」となったため、初代・Ⅲと比べると時代に比して最も旧式という扱いで、一番活躍しなかったいいとこ無しの雑魚機であった。*6
しかし90年代に入る頃、『0080』『0083』等のOVAでジムの新たなバリエーションが登場して年表の間隙に挟まった結果、
「一年戦争時点で既に初代ガンダムに迫る性能のジムが存在し、0083年頃にも高性能なエース向けのジムがいた」という事になり、
更に伝説的な初代ガンダムも「強いことは強いが、それはアムロの能力とマグネットコーティング改修のおかげ」と立ち位置がデフレしていき、
いつの間にかジムⅡも棚ぼたで「使用している装甲材の関係でガンダムより脆いものの、その他の性能はガンダム並かそれ以上」と扱いが向上していった。
また、実は同時期の量産機のハイザックと比較した具体的な優劣の差が言及された資料はない。
スペック上はジェネレーター出力はジムⅡが、重量と総推力はハイザックが上回るものの、操縦性やコスト周りなどに関する性能差は不明。
- ハイザックは構造上ビームライフルとビームサーベルの同時運用が制限される(ゆえにジムⅡの方が上とする説)
- ハイザックは連邦内で幅を利かせていたティターンズに優先で配備されている(ゆえにジムⅡの方が下とする説)
といった考察があるが、いずれもどちらが優れているかはファンの想像に過ぎない。
この辺りは曖昧な資料も多く、既存ジム改修計画・新規製造の数年に渡る中間にハイザックが挟まれている点が混乱を助長する。
ジムⅡ改修がハイザックの数年前から進んでいるのに、ハイザックの欠陥からジムⅡの評価機運が高まり、しかも改修機と新規製造機にスペックの違いがないらしい。
つまりジムⅡ改修が進んでいるさなかに、(この時代に外部動力パイプ必須という)欠点丸見えのハイザックを、ジムⅡを押しのけてティターンズが優先運用するという奇妙な状態。
しかもハイザックの試験機にはAEとティターンズも関わっている。
試験して量産して配備して運用してようやく「数年前から進めてるジムⅡの方が優れてるじゃん!」と気付いたとしたら、まさにエリート(笑)である…。作品によってはハイザックのテストパイロットはコウとキースだったりするが。ちなみにこの2人はハイザックを高評価している
0083~0084年に改修されたGMⅡを見た・操作した一部兵士からは大した評価を得られなかったようだが、
0085年に再度「リニアシート・全天周囲モニター」を追加して更に改修したジムⅡは扱い易さが格段に向上したため、新型のMSが回ってこないトリントン基地等の僻地の基地で重宝されたという。スペックの違いあるじゃねえか!
こうしてジオン残党向けにパワーアップを果たしたものの、哀しいことにティターンズとエゥーゴの紛争はMS開発競争を促し、更にアクシズ軍が質重視の高性能MSをどんどん投入した結果、アホみたいな性能のMSが次々と前線に出てきたため、歴史に残るような過酷な前線からひっそりとその姿を消し、ジムⅢやジェガンに連邦主力量産機の座を渡した後は地方基地の護衛機として過ごす事になった…
【劇中での活躍】
映像作品では主に『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムUC』に登場。
『Ζ』では初っぱなから新型のリック・ディアスとの性能差を見せつけられてフルボッコにされる。
劇中でも散々旧式であることが強調されて作中での立ち位置を確立した。
一応ロベルトをあと一歩まで追い詰める手練れがいたものの、やっぱりサクッとやられた。
以後はカトンボだのオールドタイプだのと敵味方に罵られながら格上への(時々格下からも)生け贄として散っていった。
連邦軍/ティターンズ所属機は序盤のみ登場、エゥーゴ所属機は中盤まで前線に駆り出されていたものの、終盤にもなればもはや戦力足り得なかったのか殆ど登場しなくなる。
『ΖΖ』ではグラナダ市の港湾警備を行なっている様子が僅かに確認出来るので、やはり後方に回されるかジムⅢへのアップデート中であったと思われる。
『UC』でも立ち位置はほぼ変わらず、袖付きの新型やアクシズのMSはおろか、ゾゴックに串刺しにされるわ、シュツルムファウストで爆散するわで、碌に整備も出来ていなかったであろうジオン残党にすら腕前の差で血祭りに上げられる始末であった……
合掌。
【カラーバリエーション】
赤と白が連邦/ティターンズカラー、緑と白がエゥーゴ&カラバカラーといった風に区別が成されている。
これら以外にも『Ζガンダム』では下半身だけチラッと映った濃紺のティターンズカラーの機体や、割と有名な“ネモカラーのジムⅡ”が登場。
逆に鹵獲されたネモが連邦軍ジムⅡカラーに塗装されていたりエゥーゴジムⅡカラーに塗装されていたりした。
『UC』ではダカール防衛隊所属機は連邦カラー、トリントン基地所属機は砂漠の基地だけあってデザートカラーに塗装されていた。
また、外伝漫画『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』第6話では胸部カラーがブルーで塗装されたラプターブルー隊のジムⅡが登場。
その中の1機は同話の主役を務めた。
ジムIIには「作画ミスで生まれた特別な機体」が存在する。それは『ネモカラー』と呼ばれ、その名のとおりジムIIにネモの配色を施したものだ。これが話題となり、某雑誌で作例が登場し、大きな反響を呼んだ。
そして物語後半、ジャブロー降下作戦の戦闘シーンにおいて、この『ネモカラー』の機体が画面に登場し、公式設定として認められることとなった。
GUNDAM EVOLVE/13のエピソードでは、全身をMSA-003 ネモと同じ緑系にペイントした機体も登場している。
このカラーリングは、テレビ本編で登場したカラーリングミスの機体であるが、その後、GUNDAM EVOLVEにおいて公式設定として登場した。また、アナハイム・ラボラトリー・ログでは、こうした機体が一定数存在することが示されている。
新訳(劇場版Ζガンダム)、ガンダムイボルブ、アナハイム・ラボラトリー・ログなどでは、ネモと同色のジムIIがもう一つのエゥーゴカラーとして登場しており、公式設定となったようだ。
ちなみにネモカラーのジムⅡが登場したのは第12話と第32話の2回だが、その2回では微妙にカラーパターンが異なっている。
後付けの設定だが、最新鋭のネモにあやかってネモカラーに塗装したパイロットがいたんだとか。
眼の肥えたジムスキーなら見比べてみよう!
U.C.0087年5月に実施された「ジャブローの風」作戦において、エゥーゴ艦隊に所属していたジムIIの一部は、ネモと同じグリーン&ブルー系の試験塗装が施されたものや、腰部装甲までライトグリーンに塗装された機体も存在した。これは、新型機ネモにあやかったカラーリングであり、一部部隊やロットで採用されたものと考えられる。しかし、ネモとの識別が困難だったため、ネモカラーは普及しなかった。
【バリエーション】
ジム改高機動型
型式番号 | RGM-79CR |
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正規軍での採用が内定していたジムⅡをティターンズでも採用するかどうかを検証する為、ジム改をⅡと同仕様に改装した試験機。
本機での試験を経てグリプス製のRMS-179が新規生産された。
詳しくはジム改のバリエーションの項目にて。
ジムⅡ中距離支援型
GM Ⅱ with CANNON UNIT
型式番号 | RGM-179 |
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『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗の下に』より。
T3部隊で運用されたジム改高機動型の中距離支援ユニットを制式採用したもの。
こちらは制式化に伴い通常のジムⅡにキャノンパックと汎用ミサイルポッドを装備、砲撃戦能力が強化された。
多くはティターンズで運用され、同時採用のジム・スナイパーⅢに倣い、公式だが「ジム・キャノンⅢ」の愛称で呼ばれていた。
ジム・スナイパーⅢ(量産型)
GM SUNIPER Ⅲ
型式番号 | RGM-179SR |
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こちらもT3部隊で運用されたジム改高機動仕様の狙撃仕様(ジム・スナイパーⅢ)を制式採用したもの。
ジムⅡをベースとして装備は高機動仕様を参考にしており、頭部バイザーセンサー、ハイザック・カスタムの高機動バックパックと脚部スラスター、予備バレルをマウントしたガルバルディβのシールドを装備しているのは試験機と同じだが、ライフルは新たにハイザック飛行型(ヴァナルガンド)から流用した長銃身ビームライフルにスコープを追加したものを用いる。
中距離支援型と同じくティターンズを中心に配備されたようだ。
ジムⅡ・ラーⅡ・アクア
GM Ⅱ RHA Ⅱ AQUA
型式番号 | RMS-179+ARZ-124HB Ⅱ M |
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水中強化ユニットのアクア・ハンブラビⅡと合体した状態の水中戦対応型ジムⅡ。
アクアジムの後継機として想定されていたらしい。
このアクア・ハンブラビⅡは、『A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢』に登場するガンダムTR-6[ハンブラビⅡ]の水中用ユニットであるが、TR-6以外のMSとの合体や単度運用も可能となっている。
なお、公式の系統図ではティターンズ仕様で描かれているが、アクア・ハンブラビⅡの型番がレジオン仕様となっている。
ジムⅡ・セミストライカー
GM Ⅱ SEMI STRIKER
型式番号 | RMS-179 |
---|---|
所属 | 地球連邦軍 |
開発 | 地球連邦軍トリントン基地 |
生産形態 | 現地改修機 |
頭頂高 | 18.1m |
本体重量 | 43.5t |
出力 | 1,518kw |
推量 | 62,000kg |
センサー有効半径 | 8,800m |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材(一部ガンダリウム合金) |
武装 | 60mmバルカン砲 ×2 ビームサーベル ツインビームスピア 小型シールド 他 |
『ガンダムUC』に登場。トリントン基地に配備されている現地改修機である。
手にツインビームスピアを装備しているのが特徴的。両肩と左前腕部に既存の機体の補充パーツを利用した増加装甲が施してあり、前者はジム・ストライカーのウェラブル・アーマーに、後者はフルアーマーガンダムの小型シールドに似ている。但し前者は対衝撃性能は無く、ただのレプリカである。後者もガンダリウム合金で出来てはいるが、本物かレプリカかは判然としない。
OSも書き換えられており、本機のパイロットが接近戦で最大限の力を発揮できるようになっている。そのせいで他のパイロットが乗っても立ち上がらせることすら出来ない。
ここまでのカスタマイズはエース用機体に対してすら行われた例はなく、まさに「完全な専用機」と言える。
これほどまでに改修されたのは、トリントン基地が戦略的価値の低い施設だったせいで新型機が配備されなかったのが原因。
そのため、いつか現れるかもしれない敵にいつでも即座に対処でき、そして生き延びられるよう、長い付き合いである「相棒」へと愛情を惜しみなく注ぎ込んだ結果がこの機体なのだ。
パイロットは同じくストライカー乗りであったユージ・アルカナの弟子であった事が外伝漫画『ストライカー イン トリントン Ninja of the Torington Base』で明かされている。
ただ、この漫画は本編と展開が異なる(ユージが乱入するのでセミストライカーが撃墜されない)のでオフィシャルな設定ではないと考えられる。
しかし、劇中ではろくに活躍しないままジオン残党のイフリート・シュナイドとの戦闘で胸部ダクトを刺され*7機能停止してしまった。
この時の明らかに当たっている攻撃をすり抜けられて刺されるシーンの理不尽さ*8はある意味語り草。
ジムⅡ ラプターブルー隊 エンデ・アベニール中尉機
接続はかなり強引に行われたようで片目には光はなく
よく見れば首元から数本のケーブルが繋がれないままに機外へ露出している
コックピット内の全調モニターにもその影響は甚大であり
万全とはほど遠く…
[[だが エンデにとっては…>ガンダムタイプ・モビルスーツ]]
外伝漫画『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』に登場。
工業コロニー・インダストリアル7にあるアナハイム工専実習場の警備を行っていたラプターブルー隊の使用するジムⅡで、形状・性能共に至って普通だが、1年戦争でアムロ・レイの同僚だったパイロットをあやかって胸部が青く塗装されてガンダムっぽいカラーリングとなっている。
U.C.0095年、インダストリアル7・アナハイム工専実習場。
かつてガンダムに命を救われ*9、ガンダムのパイロットになりたくて連邦軍に入隊したものの夢を果たせずにいたエンデ・アベニール中尉は警備任務中、自機を実習生の教材として頭部の分解整備をさせていた。
しかしタイミング悪くジオン共和国の右翼団体「風の会」のハイザックの襲撃を受け僚機が無力化され、メインカメラどころかセンサー類がほぼ無いままの出撃を余儀なくされる。エンデはコックピット解放状態での有視界戦闘を覚悟していたが、
ギリギリのタイミングで実習生達が持ってきたレプリカの実習用ガンダムヘッドを無理やり乗せて出撃したのがこの機体である。
急いだためか仮付け頭部は上記の様な有様で、デュアルアイの右目もモニターの半分も仕事をしていないが、頭と色が違うだけで思った以上にガンダムしている。
そしてシリーズでも度々言及されてきたように『ガンダム』の姿が相手に与えるイメージは絶大。
実際、実戦経験皆無のなんちゃってジオニスト集団である風の会はまさかのガンダム登場にビビりまくりまともな反撃すらできず、エンデは無事にハイザックを撃退して実習場の防衛に成功した。
例え偽物でも…否、夢を叶えたエンデが乗り、任務を果たし子供達を守ったその姿はまさしく本物のガンダムであった。*10
ちなみにその後エンデはロンド・ベルの配属になり、Ζガンダムの子孫であるリゼルのパイロットとなった。
エンデ本人は映らない間接的な描写ではあるが、アニメUCでも登場している。*11
なお、エンデの活躍は人から人に伝えられる内に「アクシズで消息を絶った英雄アムロ・レイはかつての愛機ガンダムに乗って人知れず市民を守っている」という都市伝説に変化して人々に語り継がれていったようだ。
ジムⅡ マリア・シールド社仕様 / ジムⅡ フェイス・ハイダー
GM Ⅱ MARIA SHIELD co. / GM Ⅱ FACE HIDER
小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』に登場。
名称は初出時が前者、現在は後者が使われている。
新興PMC「マリア・シールド社」の使用するジムⅡで、同社のカラーである純白の機体色と、顔面を覆うのっぺらぼうの様なバイザーが特徴。
視界ゼロになりそうな面だが、このバイザーによって中距離支援機並みのセンサー性能があるという。
またバックパックも換装され推力が強化されている。
PMC用に払い下げられた機体なのでビームライフルは無いが、ビームサーベルやジム・マシンガンの改良型を装備している。
ジム・ナイトシーカー(ナイトイェーガー隊機)
GM NIGHT SEEKER
型式番号 | RGM-79V |
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『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』より。
ナイトシーカー自体は一年戦争末期から稼働しているが、宇宙世紀0090年の時点で特務部隊ナイトイェーガー隊によって運用されている機体はジムⅡがベースとなっている。*12
外観は殆ど変わらないが、腰部アーマー側面にビームダガーを装備している。
なお、型式番号が「RGM-79V」のままなのは味方のIFFへの欺瞞工作の為。
連邦軍の内紛であったグリプス戦役の後では身内すら敵となる可能性が高かったのであろう。
ジムⅡ(TYRANT SWORD版)
型式番号 | RS-82B |
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雑誌企画『TYRANT SWORD Of NEOFALIA』に登場した別世界のジムⅡ。
ジムⅡ(TYRANT SWORD版)
型式番号 | RS-82B |
---|
雑誌企画『TYRANT SWORD Of NEOFALIA』に登場した別世界のジムⅡ。
本作ではジムのマイナーチェンジではなく完全な新造機で、中途半端な性能のRS-81ネモ(本作では連邦軍の開発)に代わる主力機として開発・配備された。
その性能は「ガンダムに匹敵する」*13高性能機とされる。
実はジムの系列ではないようだが、完成した姿が初代ジムに似ているから「ジムⅡ」と名付けられたとされる。
ジムⅡ改
型式番号 | RS-82B-R |
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タイラント・ソード版ジムⅡの改良型。
アステロイドベルト周辺で活動する辺境守備艦隊向けにジェネレーター出力や索敵能力、機動性などを強化したもので、その性能はマラサイ(本作ではネオ・ジオンのMS)を上回る超高性能機であるらしい。
この世界ではガンダムMk-Ⅱも本機がベースとなっていて、ティターンズではジムⅡ改をベースとしたサム(型式番号:RX-86)を主力機としているという設定。
ジムⅡ・ウェポンテスター
スマホアプリゲーム『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』オリジナルMS。
後のティターンズ陣営の地球連邦製MSに採用される武装の評価試験を行ったとされる機体だが、本体に何らかの改良が加えられたという記述は見られないので恐らく機体そのものは只のジムⅡ。
ジムⅡが試験機に選ばれたのも汎用量産機で一番生産機数が多かったからだとか。
試験装備として試作型フェダーイン・ライフルとシールド内蔵のショック・ワイヤーを持つ。
これらはそれぞれフェダーイン・ライフルと海ヘビとして制式採用されることとなった。
ガンダム・コピータイプ
型式番号 | RGM-79-R |
---|---|
所属 | 地球連邦軍 |
パイロット | アムロ・レイの戦闘パターンのみを脳に刷り込まれた強化人間 |
デザイナー | みやさかたかし |
ゲームブック『機動戦士ガンダム0087 ジェリド出撃命令』より。
アムロ・レイが搭乗していたガンダムを模倣して建造された機体である。
ジムII系列をベースに、外装や仕様をガンダムに近づけた改修機とされるが、詳細なスペックは不明である。
この機体には アムロの戦闘パターンのみを脳に刷り込まれた強化人間 が搭乗し、高い戦闘能力を持つ。
武装は バックパックに搭載されたビームサーベル2基のみ であり、遠距離戦よりも近接戦闘を重視した仕様となっている。
みやさかたかしが描いた本機は、GMをベースにニュータイプの戦闘力をコピーしたカスタマイズ機 という設定のもとでデザインされた。
あくまで GM であり、エルボーガードが残っているのがその証拠とされる。
ガンダム・コピータイプは、ゲームブック 『機動戦士Ζガンダム ジェリド出撃命令』(後に 『機動戦士ガンダム0087 ジェリド出撃命令』 に改題)に登場する機体である。
ゲームブックの特徴として、物語の展開がユーザーの選択によって変化するため、大まかな流れは共通していても、登場しない場合がある機体も存在する。また、イラストが独自のものとなっているため、デザインが「既に別物」といえるほど異なる場合もある。
本作は ケイブンシャ版 の刊行後、バンダイ版 として再刊されており、タイトルが変更されている。
- ケイブンシャ版: 『機動戦士Ζガンダム ジェリド出撃命令』
- バンダイ版: 『機動戦士ガンダム0087 ジェリド出撃命令』
イラストも異なっており、それぞれの版でデザインが変更されている。
バックランド基地が眼前に聳え、ジェリドは 3つのウェイブキャッチャーを破壊 していたため、基地の防衛システムは機能していなかった。機体を窪地に隠し、拳銃を携行して降りると、非常口から潜入を試みた。
ロックがかかったドアを銃の台尻で叩きつけると、通路の奥から警備が現れた。逃走しながら上下に伸びるシャフトへと移動し、ランドムーバーを持って目の前のドアから入ると、薄暗い廊下に出た。赤外線ゴーグルを装着すると、至る所に赤外線センサーが張られていることが分かった。
通信室へ向かう階段を発見し、ひとりだけ警備がいた。ジェリドは グラーフツェッペリンの座標にレーザー通信 を行ったが、返信はなかった。その時、ドアが荒々しく開けられ、シャッターの向こうには ガンダムとゲルググ が待ち構えていた。
さらに、外に隠していたはずの ハイザック が用意されていた。ジェリドはハイザックに乗り込み、機体のチェックを行った。機動値や火器の弾倉は完全に回復していた。
ガンダムには アムロの戦闘パターンをインプットされた強化人間 が搭乗し、ゲルググには シャアの戦闘パターンをインプットされた強化人間 が搭乗していた。
ゲルググを倒したジェリドはガンダムを目の前にして、子供の頃にアイルランドで湖の畔に住んでいた ルリアという少女 と一緒に、ガンダムの記録写真集を見て「なんてカッコ良いんだろう」と話し合ったことを思い出していた。
敵は RGM-79-R ガンダム・コピータイプ であり、武器は ビームサーベル のみだった。ジェリドはガンダムを倒したが、ドームの壁面から多数のビーム砲が出現した。
死を覚悟した瞬間、ドームの天井が崩れ、エマとカクリコンのハイザック が現れた。グラーフツェッペリンは通信を受けていたが、ゲリラ部隊の ゾックの攻撃 により返信装置が破壊されていたため、返信ができなかったらしい。
そして、既に基地の大部分はグラーフツェッペリンによって制圧 されていた。
【ゲームでの性能】
昔からシミュレーションゲームや『Ζガンダム』をタイトルにした物では出番があるが、アクション系のゲームだと、ネモ・ジムⅢで十分なせいか居ないことも多かった。
『Ζ』シナリオ最弱のポジション、それがジムⅡだった。
しかしPS2の『エゥーゴvsティターンズ』辺りから、「癖がなく使いやすい、それでいてコストが低い」と、初心者にお勧めできる良機体として、にわかに注目を浴び、以後アクションゲーム等で出演する時は「耐久力・攻撃力共に低いが使いやすい」と言うポジションを確立した。
ガンダムオンラインでは、撃墜されてからの再出撃時間が短く、ジムとコストが20しか違わない低コストながらそこそこの強さと使いやすさ、ジムⅢを上回る機動力と脚周りでまさかの人気機体となっていた。
ビームライフル、バズーカ、ダッシュ格闘のモーションがガンダムと同じビームサーベルといった標準的な装備も一通り揃っており、アップデートによる環境の変化にも強かった。
シミュレーション系のゲームだと、『ギレンの野望』では、初登場の『系譜』にて、次世代機ゆえに「ガンダム3機スタックしてる」と言われる数値をプレイヤーに見せ付け、驚かせた*14。
『脅威』以降では、同期に高性能化を果たしたハイザックが来るようになってしまった。
それでもジムⅡは改造による「将来性」と「安さ」を売りにして、安価に大量配備できる。
エゥーゴ編では財政難が続く上、調整の観点からリック・ディアスが割高かつ微妙な立ち位置にされ、便利だがお高いメタスを生産すると金欠に陥るので、数を力にしたジムⅡが序盤の主力量産機として活躍する。
他にもジムキャノンⅡやパワードジムがエゥーゴの主戦力となるが、0083の機体はSFSに非対応。空を飛べるジムⅡは、地球において一歩先んじる。
また、設定に則って既存のジム*15に改造を加えることで、ジムⅡへの強化が可能となった。
自身も将来的にはゲームクリアまで通用するジムⅢに改造できるため、発展性の高さでハイザックに勝っている。
余ったジムⅡは残しておき、終戦まで活躍してもらおう。
余談だが、ジムⅡは赤いティターンズ仕様・緑のエゥーゴ仕様で別れており、機体性能は同一である。
しかし、アクシズの脅威Vでのティターンズ仕様のジムⅡには、一点だけ勝るポイントがある。
設定ミスなのか、ベースジャバー搭乗時に移動値が+1され、素早く行動できる。
普通に運用していると、ジムⅡだけ1早い為に歩幅が合わないが…。
エゥーゴは敵対するティターンズと、生産リストがほぼ同じ*16。
諜報レベルを上げておけば、早期にティターンズ仕様のジムⅡの開発プランを奪取でき、ベースジャバーの恩恵に預かることができる。戦闘画面が敵味方共に赤いジムⅡ一色となり、ややこしいことになることもしばしば。
『SDガンダムガチャポン戦士3 英雄戦記』ではなぜかジムのポジションでジムⅡが出てくる。ユニオン側の機体としては最弱でグフと同程度の性能しかない。肩の色くらいしか違いはないだろうになぜジムⅡになったかは不明。
Gジェネでは…とくにこれと言った特徴のない雑魚である(無情)。
ジム系は世代交代が早く登場機会も多いので鹵獲の重要性も高くない。
ガンダムブレイカーシリーズではHGUCが出ているため収録されている。
珍しいオプション装備がないため、どちらかと言えば『機動戦士Ζガンダム1/2』のハーフガンダムや、先述したエンデ機(ガンダム外装仕様)など漫画作品の機体を作るなどデザイン面でのパーツとしてのが注目されているか。
『4』では頭部にメッキ調の追加パーツ(面倒なら「隠れればなんでもいい」でもよい)を埋め込むことでエンデ機の隻眼も容易に再現できるようになった。
意外にもスーパーロボット大戦には出た事が無く、派生作品の『リアルロボット戦線』に出た程度である。
- ガンダムバトルオペレーション2
300コストの汎用機。地上・宇宙共に出撃可能だが適正はない。ちなみに本項で比べられるハイザックは400コストなのでだいぶ後れを取っている。
第3回ランク戦で報酬で参加賞としてLv1が、成績によってLv2~Lv3が配布された。
性能はバランスの良い連邦汎用と言った感じで、特徴として前線維持支援システム*17を汎用機としては珍しく所持。支援機と違って頭数を揃えやすく、仮にそうした場合ほぼ待ち時間なしでリスポーンが可能。
主兵装のジムⅡ用ビーム・ライフルはチャージ無しの即よろけ兵装で装備可能な連邦機体が多い。ヒート率90%なので扱いにくい面もあるが、ジム・カスタム/ジム・クゥエル等の400コストにも出張できる。
主兵装が色々出張する反面、長らく本体は空気化していたものの2022年5月にアクア・ジムの主兵装「ハープーン・ガン」が装備できるようになると評価が一変。
威力・弾速・手数のバランスが良く、特に黒くて速い弾体が宇宙空間で避けづらいため、24年現在も宇宙適正を持ってないくせに宇宙で強いと言う稀有なポジションを維持している。
【ガンプラ】
『Ζ』放映時に1/144が発売。その後長らくキット化されなかったが、『UC』への出演を契機に複数が発売されている。
ただし、その殆どがプレミアムバンダイ限定であるので、HGUC以外の入手難易度は高い。
- 1/144 ジムⅡ
- 『Ζ』放送当時に発売されたキット。
白の単色成型でキットの構成はMSVの頃と殆ど変わっていないがそれ自体の出来は良く、間接がポリキャップとなっているのがガンプラの新時代を感じさせてくれた。
…と思いきや、実際は内部の干渉が多くて見目ほど程可動域は広くないガッカリキットだった。ある意味ジムⅡらしいとも言えるが。
値段は400円とリーズナブル。
- HGUC 1/144 ジムⅡ
- 発売が2011年10月と26年振りのキット化。
先に発売されたジムⅢからのパーツ流用が多く、細かいモールドが原型と違う(特にスリッパ正面は目立つ部分なので修正必至)他、
パーツ分割の都合からか肩のスラスターダクト中央の仕切りがなく、内壁の両サイドに凹みがある。
またジムⅢに付属したガンダム、ジム系共通手首パーツがオミットされた上に定価1,512円(税抜き1,400円)と割高。
付属するビームサーベル刃部は黄色で一本余る。ガフランを初めとするヴェイガンのモビルスーツに流用するといいかも知れない。
余談だが、ジムⅢと共通パーツである為に上半身胸部やスリッパのパーツをジムⅢのものと入れ替えると「なんちゃってエゥーゴカラー」が出来る。
プレミアムバンダイのエゥーゴカラーとは色合いが違うので、試してみてはいかがだろうか?
- HGUC 1/144 ジムII(エゥーゴカラーVer.)
- プレミアムバンダイ限定で発売されたエゥーゴカラー。
カラーリングが変わったのみで内容物は変化なし。
シールドの連邦マークはそのままなので劇中再現するには塗装が必須。
- HGUC 1/144 ジムⅡ (デザートカラーVer.)
- こちらもプレミアムバンダイ限定品。
成型色がジム改っぽいクリーム色と濃紺のデザートカラーに変更、色分けの都合で首元のパーツが2色封入されている。
また、細かい点だがビームサーベルのエフェクトパーツがピンク色に変わっている。
- HGUC 1/144 ジムⅡ・セミストライカー
- やはりプレミアムバンダイ限定商品。
HGUCジムⅡに新規パーツを追加したもので、HGUCジム・ストライカーからツインビームスピアを流用した都合でジムⅡ&Ⅲ、ジムストなどからの余剰パーツが多めだが、素ジムⅡのパーツが揃っているのでデザートカラーのジムⅡとしても組める。
- HG 1/144 ガンダムベース限定 ジム/ジムⅡ/ジムⅢ セット
- ガンダムベース限定商品の歴代ジム詰め合わせセット。
他2機と同じく成形色とマーキングシールが水転写デカールに変更されており、ジムⅡは白い部分がやや緑がかった色となり、赤い部分は鮮やかになった。
だが、ベースキットがセンサー等や首元もホイルシールではなくマーキングシールで色分けを再現していた(ジム、ジムⅢは元キットのホイルシールがそのまま残されている。)のが祟って、セットの中で唯一色分けをデカールか塗装で再現しなければならなくなってしまった。
- MG 1/100 ジムⅡ
- 例によってプレミアムバンダイ限定品。
ジムⅡ初の1/100キットで、MGジムVer.2.0をベースにジムとは形状が違う箇所のパーツは全部新規金型で製造されており、HGUCでは手抜きだった肩アーマーのダクトも形状が完全再現されている。
可動なども元の元であるMGガンダムVer2.0準拠の優秀なキットである。
なお、マスターグレードのジムⅡはどれもランナーの関係で余剰パーツがわんさか出るので、リアルタイプカラーっぽい紅白の初代ジムとして組むことも可能。
- MG 1/100 ジムⅡ(ユニコーンVer.)
- もはや説明不要のマスターグレード3発目で、例によってプレバン限定。
基本的な部分はΖ版のジムⅡとほぼ同じだが、一部のパーツやカラーリングが『ガンダムUC』準拠の新規造形となっていて、単純な流用キットではない。
こちらもジムのパーツが残っているが、完全なジムとしては組めない。
- MG 1/100 ジムⅡ(エゥーゴカラーVer.)
- やや遅れて発売されたΖ版のリカラーでやっぱりプレミアムバンダイ限定。
HGUCと同じくシールドの連邦マークが黄色いまま。
色分け再現の為に更に余剰パーツが凄いことになったが、その代わりにエゥーゴカラー?の初代ジムとしても組める。
- MG 1/100 ジムⅡ・セミストライカー
- プレバンにて限定販売。
こちらにはユニコーンVer.に新規パーツを追加したもので、新規武装としてツインビームスピアの他にも港湾基地でジムⅡが使用していたジェガンのバズーカ(MGジェガンD型には付属していない)が付属する。
もちろん余剰パーツも豊富なので、デザートカラーのジムⅡとしても組める。
【余談】
- デザインは近藤和久氏の画稿を素に藤田一己氏がクリンナップしたもの。
実は最初からジムⅡとしてデザインされていた訳では無く、初代ジムのディティールアップ稿として描かれていたが、差異が多かったので別の機体とされたようだ。
『ガンダムUC』では、カトキハジメ氏によってリニューアルされている。
- 『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』によれば初代ジムとはジェネレーターも交換しているのだが、取り外された初代ジム用のジェネレーターは軍事機密部分を排除した上で民間に払い下げられ、各地で発電施設として戦災復興に活躍したというちょっといい話がある。
特に火星開拓団など辺境では重宝されたとのこと。
- この機体に限ったことではないが、最初は馬力表現だった初代のMS達を除けば、実は放送時からカタログスペック、つまり設定上の数値は変わっていない。放送当時からしばらくムック本では連邦軍の怠慢の象徴みたいに書かれ続けたが、後年作られた高性能MS群や新設定・描写により、立場が上がったMSがジムⅡである。宇宙世紀ガンダムシリーズが長く続いたことで得をしたメカと言える。
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▷ コメント欄
- パッと見じゃ、ファーストのジムと区別がつかん。 -- 名無しさん (2013-12-11 13:32:56)
- ジムカスタム作ってた方がよかったんじゃないかな。あ、予算(察し -- 名無しさん (2013-12-11 16:08:43)
- バニング隊長のジム改とかジムスト見ると、ダウングレードした気すらする。 -- 名無しさん (2013-12-11 16:10:58)
- ↑性能面に目が行き過ぎていて戦いにおいて数が重要ということを忘れてるね。ジム2の利点は大量に余剰になっていたジムをほんのわずかな改良でガンダム以上の性能を持たせることにある パーツの互換性もあるしね -- 名無しさん (2013-12-11 16:27:47)
- ↑それなら作業や対人警備に回せば良いやん……
数が五倍でも犬は戦車に勝てんよ -- 名無しさん (2013-12-11 16:44:41) - ↑とりあえず君が戦術面において相当疎いことは分かった 現実世界でも性能面で優れるドイツの戦車は数の暴力で敗北しているし、ガンダムの世界でも数で勝る通常兵器のおかげでオデッサの戦いなどでは勝利している -- 名無しさん (2013-12-11 17:10:38)
- ↑ドイツ戦車ってそもそも故障が多かったんじゃないっけ?
と言うか要するに多少質が追いついていないと数を揃えても仕方ないって話よ -- 名無しさん (2013-12-11 17:20:21) - ↑だったらなおのこと そもそも開発された当事の仮想敵はジオン残党なんだから、ガンダム並みの性能の機体を沢山揃えた方が良いでしょ? コストのせいで少数の部隊にしか高性能機が行き渡らないより敵であるジオン残党にとってはよっぽど都合が悪いと思うけど -- 名無しさん (2013-12-11 17:35:20)
- ↑いやいやそれならそもそも後期型ジムで良いでしょ
それに敗残兵しか敵がいないなら軍縮の可能性が有るし、尚更質の向上は必要だろう -- 名無しさん (2013-12-11 18:03:58) - いくら吠えてもGM2が存在した事実にかわりないんだがな。 -- 名無しさん (2013-12-13 07:35:49)
- GM2計画って単に初期GMが多いからGM2も初期GMベースな機体が多いだけで -- 名無しさん (2013-12-13 07:47:33)
- 途中で送っちゃった。 多分後期生産型ベースのやつも居ると思うよ。GM2計画って単にGMタイプの近代化改修計画みたい。例えばA.O.Z.の最近やっていた方の前半の主人公機体はGM2計画の没部品と後期GMのキメラ。旧式機体にリニアシートをぶちこむ程度なら本編でもやっているし、ハイザックの支給を断ってクゥエルの近代改修を頼んだ部隊もある。これは多分GM2相当の部品でやっている。後、直接は無関係だけどゲルググイェーガーベースのリゲルグが居たりしてた。 -- 名無しさん (2013-12-13 08:05:12)
- カスタムは部分的な性能ではジムⅡに勝るけど、コストが量産機としては高額で一部の部隊にしか回ってない。クゥエルはティターンズの利権に絡みつつ使用用途は治安維持=対人戦を想定してる。当時の連邦の事情的にも単純に数を揃えやすい本機は十分な戦力だったと思う。こいつが生まれる前後にはグリプス戦役は全く想定されてなかったしね 。 -- 名無しさん (2013-12-25 19:59:19)
- 当時の連邦軍はティターンズに予算をかなりぶん奪られてたはずなので、こういう安価な量産機を使わざるを得なかったというのもあるのだろう。ハイザックとどっちがマシかは微妙なところ -- 名無しさん (2014-04-10 16:33:39)
- スパロボでは3次でジムが出て、こいつをすっとばして4次でジム3が出た。あんまりだ。 -- 名無しさん (2014-04-10 17:05:36)
- ↑ファミコンのガシャポン戦士では3にジムII、4にジムが初登場したからおあいこである -- 名無しさん (2014-04-10 19:03:22)
- オーガスタ研主体のジムカスタムとアナハイム主体のジムIIだと前線パイロットはどっちを信用する? -- 名無しさん (2014-04-11 10:37:48)
- ↑ジムの実績がある分、信頼度についてはジムIIだろうな。ただジム・カスタムはエース向けに配備されてたらしいから、一般兵は使い慣れたジム→ジムIIに、エースは高性能機を求めてカスタムにという振り分けだったのかも -- 名無しさん (2014-04-11 12:43:08)
- ジムカスタムの設定は後から作られた存在だけどね。 -- 名無しさん (2014-12-31 22:31:19)
- ジムⅢの緑の部分(胸部、スリッパ)流用してなんちゃって緑ジムⅡ作った人は結構いそう。千葉にあるボークスでも見た。 -- 名無しさん (2015-08-15 19:31:03)
- どんな強いMSでも、一機は一機。警備や抑止など、数を揃えることも性能の内だと思うよ。弱い機体で前線に出すぎるパイロットや現場の判断が頂けない場合もあろう -- 名無しさん (2015-09-15 22:00:41)
- 連邦政府は戦後復興にてこずってるみたいだし、単純に「予算が降りやすいかどうか」じゃないかねぇ。「新規生産」名目で調達予算を計上しなければならないジムカスタム系よりも、「既存機体の保守」名目で調達予算が計上できるジムⅡの方が議会が予算を承認しやすい、と。 -- 名無しさん (2015-09-15 22:53:30)
- 子供のころこれのガンプラ買ったとき、幼馴染の従兄に、「赤いGM2はティターンズなんだぞー、やーいティターンズティターンズー」といじめられて泣かされたことがある。そんな切ない過去がある機体……くすん。 -- 名無しさん (2015-10-20 10:23:24)
- 宇宙世紀のMSはビーム兵器にほぼ無防備だから数をそろえられるっていうのは大きいだろ -- 名無しさん (2015-12-23 03:29:46)
- ↑初代ジムの時点でゲルググクラスの性能あったしね。 -- 名無しさん (2015-12-23 08:34:50)
- 民間に払い下げることも視野に入れてると考えられる。主力機がなまじ強すぎると、いつどこでコロニーに穴が開くかわからない。 -- 名無しさん (2016-07-07 18:13:23)
- Ⅱよりカスタムのが強いってジェガンJよりジェスタのほうが強いって言ってるようなもんなんじゃないの?性能で比べるならジム改とジムⅡが妥当だと思う。無粋なこと言うならどうせ後付だし -- 名無しさん (2016-09-27 13:58:46)
- 量産機の項目でも同じこと言ったが、結局ストフリやダブルオーライザーみたいのがちょろっといてもダメなんだよね。いくら性能が高かろうが少数でできることなんてタカが知れてるから数を揃えるのは必要。 -- 名無しさん (2016-11-24 10:07:40)
- アホな議論 リセットすれば -- 名無しさん (2016-11-27 03:12:49)
- ↑2 1000機の量産型で囲めばどんなに強くてもパイロットが生身の人間なら勝てるしな。 -- 名無しさん (2016-11-27 09:00:00)
- ↑そこまでいらねえよ。 -- 名無しさん (2016-11-27 09:47:20)
- ↑つ[ガンダムファイター] -- 名無しさん (2016-11-27 12:10:11)
- 消費税増税で税込みで1470円から1512円…。成型色の白と赤が本当に好み。HGUCのGMをこの色に変えたくなる。 -- 名無しさん (2017-01-25 16:48:09)
- ↑GM2……ガンプラ……うわああああ!! 僕のGM2は、僕のGM2はティターンズじゃないんだああああ!!(錯乱 -- 名無しさん (2017-01-25 19:23:34)
- ギレンの野望だと敵に回すと厄介なイメージが -- 名無しさん (2017-01-25 19:40:28)
- ガンダムAの星月の欠片のガンダム頭の話は個人的にツボ -- 名無しさん (2017-02-28 21:50:29)
- ジムコマンドのジム2仕様とかどっかにはいたのかなぁ -- 名無しさん (2018-02-04 03:19:38)
- シロッコさんの名ゼリフ「堕ちろ、カトンボ」のカトンボとはコイツのことである。 タグに「カトンボ」を追加希望 -- 名無しさん (2018-10-20 18:06:07)
- ↑9「超級覇王電影弾!」 -- 名無しさん (2019-01-16 17:07:47)
- UC外伝のヤツは∀の「コレンの云う町を守るガンダム」と「偽物ガンダム」の元になっている可能性 -- 名無しさん (2019-02-13 13:03:44)
- 戦いは数とは言え、一年戦争程の全面戦争でもなければ数に物言わせた集団戦ってそうは起こらないからね。数がそこそこで済むなら質も求められるようになるのは仕方がない。 -- 名無しさん (2020-02-26 23:25:07)
- ↑とはいえ、コロニー落とし2発の痛手からの復興に必要な人的・物的資源や費用を考えると、数も質もそうそう集められるか怪しいんじゃないか?下手すりゃジムのジムⅡ化やハイザック配備もそれほど進んでおらず、画面外では初代ジムや鹵獲ザクの方がむしろ主力だったりするんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2020-02-27 00:02:09)
- 股間のモッコリが好きになれなかった -- 名無しさん (2020-02-28 11:08:57)
- 量産機が日の目を見れるのも宇宙世紀ならではだな。アナザーだとガンダムに波動砲乗っけたみたいなバ火力の機体がぞろぞろ出てくるから量産機が1000機いてもなぎはらわれるだけだし -- 名無しさん (2020-03-29 11:00:02)
- 本当にガンダムだった -- 名無しさん (2020-09-30 00:21:58)
- ↑2 GMⅡ言うほど陽の目みてるか?薙ぎ払われてるイメージしかないんだが…… -- 名無しさん (2023-04-06 01:46:05)
- ↑3 GN-X「1期のソレビフルボッコにしたったぞ」リーオー「ネームドが乗ると硬くなりまっせ」 -- 名無しさん (2023-04-06 01:48:56)
- 民間施設になったジムの部品ってどこ情報なのか読んでみたい -- 名無しさん (2023-05-10 21:16:01)
- ↑5 アナザーでもガンダムが量産機に物量差で圧倒された場面なんかいくらでもあるけど…むしろ宇宙世紀こそ影薄い量産機はマジで影薄いし -- 名無しさん (2023-08-24 19:11:14)
- ↑2 調べたらAOZの外伝っぽい。『刻に抗いし者』ってヤツ。 -- 名無しさん (2023-08-25 02:10:42)
- ガンダム「エンデジム君よガンダム飲み会参加しない? おっちゃん大歓迎よ!!」 陸ガン「彼をかつて助けた俺からもどうか来てくれないか?」 -- 名無しさん (2024-03-21 02:23:50)
- エンデの話始めると読者がバグって刹那みたいになるの面白すぎる -- 名無しさん (2024-07-19 17:23:39)
- ガンダムやジムの改造型より高性能と言われても全然そんな気がしない -- 名無しさん (2024-10-08 02:39:14)
- 最終的にはジェガンに匹敵する性能を持つことになるらしいな -- 名無しさん (2024-10-24 23:33:12)
#comment
*2 ジャブロー防衛隊のジム・スナイパーカスタムが持っていたライフル
*3 これにジムコマンドや改が含まれるのかは記載がない。また映画版Ζガンダムではエース向け高性能GMは後の時代でも使いまわされている機体も確認できる
*4 実際のジムの比率は不明。ただ、ボールは地上部隊には配備されないため、ジム系はかなり多いと思われる。
*5 当時のネモは高性能量産機であるという意識が薄く、出来るパイロットが乗ればようやくまともに動けるという程度の扱いだった。
*6 ただしTV版ではよー-く見るとネームド相手に善戦してる機体がちらほらいたりする。特に一見すると何の機体だか良くわからなくなっているネモカラーのジムⅡの隠れた活躍っぷりはたまに話題になる
*7 よく勘違いされるが、よく見るとコックピットではなく、ダクトを刺されている
*8 単なる作画か演出のミスなのだろうが……
*9 この時のガンダムのパイロットについては特に語られていないが、読者の間では「鋼鉄の貴公子」ことカムナ・タチバナだったのではないかと言われている
*10 エンデは上記のコクピット解放状態での出撃を思いついて、たった一コマ迷う描写を挟んで「やるしか…ないか…」と覚悟を決めており、「その瞬間にエンデは既にガンダムになっており、ガンダムヘッドはガンダムになったエンデのために与えられた」と評する意見もある。
*11 『UC』最終決戦にて下半身と左腕を失い、ユニコーンガンダムに助けられたリゼルのパイロットだった事が『星月の欠片』ラストで判明している。
*12 隊長のヤザ…ヴァースキ大尉の機体のみジムⅢがベース
*13 本家ジムⅡもガンダム以上であるが、こちらは初代ガンダムがやたら高性能扱いされていた頃の名残なのでかなり強い
*14 流石に0093までを含んだ後のシリーズでは弱体化するが。
*15 通常のRGM-79ジムのみ。アクアジムなどの派生機は対応していないが、それらも改造を重ねればジムに戻せる。
*16 ガンダムMkⅡなど、勢力固有の機体は除く
*17 機体のリスポーン時間を短縮。通常は支援機が持つことが多い
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