アウトレイジ(映画)

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登録日:2018/11/24 Sun 16:45:50
更新日:2024/04/18 Thu 14:03:29NEW!
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目次




【概要】

『アウトレイジ』は、2010年に公開された日本映画で北野武監督作品の15作品目。ワーナー・ブラザース映画 / オフィス北野共同配給。
色々とバイオレンスなシーンがあるため、映倫からR15+指定を受けた。
本項目冒頭の「全員悪人」のキャッチコピーの通り、劇中に善人と呼べる登場人物が一人もいない。(タバコのポイ捨てを注意したおっちゃん刑事を除いては)
北野監督曰く「どうやって人を殺そうかというプロセスを先に考え出し、それに対しストーリーを後付けした」らしい
劇中では罵倒の嵐が吹き荒れ「バカヤロー」「コノヤロー」が頻繁に飛び交っている。
本作のスマッシュヒットを受けて、2012年には続編の『アウトレイジ ビヨンド』、2017年には3作目にして完結編となる『アウトレイジ 最終章』が公開され、
北野監督作品では唯一のシリーズ化作品となった。




【ストーリー】※ネタバレ注意

関東一円の裏社会を取り仕切る巨大暴力団「山王会」の会長関内は、傘下の池元組が麻薬を扱っている独立勢力の「村瀬組」と兄弟盃を交わしてつるんでいるのを快く思っていなかった。
関内は山王会の会合の際に池元組の組長池元に対して「村瀬を締めろ(軽い制裁を与えろ)」と本家若頭の加藤を通して無茶苦茶な命令を下す。
兄弟分相手に事を荒立てたくない池元は傘下の大友組にこの命令を丸投げした。
村瀬組の若頭木村の思いがけない抵抗や山王会内部の思惑に翻弄されながらも大友組は命令を忠実に遂行していくのだが...


【登場人物紹介】

山王会本家

関東一円を取り仕切る巨大暴力団。


「てめえ俺の顔に泥塗んのか!?」

  • 関内(演:北村総一朗)

山王会の会長で本作の黒幕枠。
表向きには寛大な態度を取っているが本性は狡猾で腹黒い狸。
関東の極道界の頂点に長年に渡って君臨。表面上は寛容かつ穏やかな態度をとるが、自分の利益のために直系の組を壊滅させることも厭わないなど本性は腹黒く狡猾な性格。自身は静かな口調で配下に接し、右腕の加藤稔を使って命令を下す。自身の命令には誰も逆らえないのをいいことに、麻薬でシノギを行う村瀬と、彼とつるむ兄弟分の池元を追い込むよう、池元に村瀬組を締めるよう命令を下す。これが一連の騒動のきっかけとなる。
村瀬が射殺され、大友がその殺害容疑の証拠不十分で釈放されると池元に大友を破門させ、その一方で陳情に来た大友には池元を殺害するように唆す。池元が大友に殺害されると、今度は小沢に大友を討って親の仇を取れと発破をかけ、抗争を煽る。大友組を壊滅させた後は小沢をも始末して、莫大な利益を上げている大友組の闇カジノと村瀬組のシマを一気に手に入れる算段だったが、最期は加藤に裏切られ、拳銃で頭部を撃ち抜かれ死亡した。


  • 加藤(演:三浦友和)

山王会本家の若頭で、関内の右腕として部下に様々な命令を下す。関内にどんなに理不尽に叱責されようと無言で服従していた。冷静沈着な策略家で頭脳派。
関内にはきつく当たられながらも黙って従うが、村瀬に形だけの引退を持ちかけたり、刑事の片岡や大友組の石原と個人的なパイプを持つなど、目の届かぬ所で着々と地盤を固めていく。
本家の直接の命令役で、安易に村瀬組と手打ちを行った池元を叱責したり、小沢を唆して大友と小沢の抗争が始まると、直接行動に出て小沢を手助けした。終盤に大友組の粛清を終えた小沢を関内の命令で射殺するが、返す刀で関内本人を射殺し、小沢に関内殺しの罪を着せた上で山王会本家会長の座に収まった。


池元組(山王会の二次団体)

山王会の直参組織で、大友組の上部団体。
「破門は形だけだって。カタチだけだからよ」

  • 池元(演:國村隼)

池元組組長。
私利私欲の為に周りに二枚舌を使いまくる下劣な男で今回の騒動最大の元凶。
自分の手を汚したくないが為に関内・加藤から言いつけられた無茶を傘下の大友組に押し付け、自分は何もせずに嬉々として侘び金を懐に収めていくという調子のよさを見せている。
村瀬らが引退後も麻薬売買を続けていることが発覚すると大友に村瀬の殺害を命じるが、村瀬殺害が本家で問題視されると大友に破門を言い渡し、加えて大友組のシマまで取り上げようとしたために彼を激怒させ、脇腹に鉄拳を喰らって身動きを取れなくさせられた上で、舌を出した状態で顎に強烈な一撃を受けて舌を噛まされた挙げ句、銃でとどめを刺され死亡。遺体はグバナン大使と大友組によって大使館の自動車で運ばれ、河川敷に埋められた。


「お前これどうすんだ?どうすんだって聞いてんだ!」

  • 小沢(演:杉本哲太)

池元組若頭。
20年に渡って池元に尽くしており、池元からの信頼も厚かったが、関内や加藤に唆されて後釜を狙い始める。
大友に対しては、池元の無茶な要求を聞き同情しているような素振りを見せており、池元が引退したら池本組の若頭にしようとする。
大友による池元殺害時は水野の説得もあり見て見ぬ振りを決め込むが、関内から「組を継承したいなら親(池元)の仇を取れ」と釘を刺されたため、大友組との抗争を始める。加藤の支援もあって、大友組の幹部や組員たちを次々に殺害し、大友組の壊滅に成功する。そして、池元組を継ぐため関内の下に報告に赴くが、そこで加藤にあえなく射殺されてしまい、念願であった池元組を継ぐことが叶わなかった上に、加藤による関内殺しの罪まで着せられてしまう*1


ちなみに、演者の杉本哲太は、水野役の椎名桔平と長年の交流がある。*2


大友組(池元組傘下、山王会の3次団体)

池元組の傘下(山王会の三次団体)で、規模こそ小さいものの、武闘派でならしている精鋭揃いの組織。
「てめえ破門しといて遊びに来るのかこの野郎…体ぶち殺すぞゴルァ!

大友組組長。
下請けで嫌な汚れ仕事ばかり押し付けられても親分の池元に愚直に従う昔気質。
敵に対しては情け容赦ない武闘派だが子分に対する情は厚い。
抗争が激化してくると組員に逃げるよう促すなど、若い衆想いな一面もある。作中では、自身で手を下したくない池元によって、村瀬組を締める役目を押し付けられる。自ら率先して動き、二度にわたる村瀬組との抗争では、村瀬に直接手を下している。
池元や本家の命令によって、村瀬と抗争したにもかかわらず、詫び金一千万円は池元に掠め取られ、そのうえ破門される事態に陥る。電話で池元に対し怒りを露わにし、左手の小指を詰めて関内の元に赴く。その際に、関内から唆された大友は池元を殺害するが、同じく関内に唆された小沢との抗争が始まる。本家の支援を受けた池元組との組織力の差から、大友組の組員達が次々と殺害され、徐々に追い詰められていく中で若頭の水野を逃がし、悩んだ末に自身は旧知の刑事・片岡を頼り、敢えて服役することで難を逃れようとする。しかし、結局水野は殺害され、自分も刑務所内で先に服役していた木村に刺される。
片岡は「大友は刑務所で刺されて死亡した」と告げ、本作は終幕となるが…


「どっちが損か得か考えたほうが身のためだぞぉ」

  • 水野(演:椎名桔平)

大友組若頭。
組長同様生粋の武闘派だが、大友には絶対的な忠誠を誓う*3風貌はインテリヤクザっぽいが。村瀬との抗争でも先陣を切って動いた*4他、安部とともに麻薬の売人の締め上げも率先して行う。また、大友が二回も警察に逮捕された時や、村瀬殺しが問題で大友が指を詰め、関内に謝罪に出向く際も同行していた。
小沢との抗争が始まり、組の壊滅が余儀なくされると、一人だけでも事の顛末を見届ける役目を大友に託され、身を隠す。情婦のマンションに潜伏し、彼女から逃走資金と護身用の銃を渡されたが、マンションを出た所で待ち伏せていた小沢の部下に拉致されてしまい、体を固定させられた状態で首に縄をかけて車のスピードで引っ張り首を絞められ惨殺されるという最期を遂げた(直接的な殺害描写はないが情婦も殺害された)。
パンフレットによれば、監督の北野は水野をいかに殺すのかを一番気にしていたという。


「みんな馬鹿だなぁ…」

  • 石原(演:加瀬亮)

大友組金庫番。
英語に堪能な現代的なインテリヤクザで、闇カジノを開くなど頭脳を使って金を稼ぐ。
旧態以前としたヤクザを見下しており、特に度々自分に手を上げる水野を嫌っている。
従来から闇取引や株式売買で手広く商売を行っており、村瀬組との抗争を通して大使館で闇カジノを開くことを発案し、元締めを任される。小沢によってカジノを取り仕切っている人物として山王会本家に連れてこられ、その際に若頭の加藤と個人的に通じることとなった。
金にがめつく、保身的な性格で売上の10%を横領していた。
小沢との抗争が始まると、鉄砲玉として本家にカチコミに行くフリをして逃亡を図っただけでなく、自身の横領を知っていた舎弟を殺害した。他の大友組組員の居場所、逃亡先を小沢側に伝えたため、事実上大友組を壊滅に追い込んだ張本人である*5
終盤、加藤が会長の座に就くと、本家の金庫番となり、さらには加藤の側近の座にまでのし上がった。


「なんだできねえのかこの野郎!早くやれよ!」

  • 安倍(演:森永健司)

大友組の組員で幹部の一人。
ゴリラのように厳つい風貌をしており、他の大友組組員同様武闘派である。謝罪に来た木村に指詰めを強制させたり、村瀬との抗争にも動いたほか、麻薬の売人に制裁を加えた。
小沢との抗争で、敗北を悟った大友に拳銃を手渡され逃げるよう指示される。しかし車での逃走中に小沢の部下に捕捉され、車から降りて反撃しようとしたところを射殺された。


余談だが、演じた俳優が公開の翌年にひったくりでパクられた。


「てめぇなんかこれでいいからやってみれぇ!!!」

  • 岡崎(演:坂田聡)

大友組の組員。
一見ヤクザには見えないリーマン風の容貌をしている。それを利用した大友の指示により、わざと村瀬組が経営するぼったくりバーに引っ掛かる。組員としての能力は不明だが石原などから、一連の行動に対し「本当は(たまたま)引っかかったんじゃないのか?」と言われるなど、評価は低い模様。
飯塚の指を持って謝罪に訪れた木村をコケにしただけでなく、その後も村瀬組のバーにたかりに訪れ続けるなど、調子に乗った言動を繰り返していた。また、他の組員(演:渡会敏之)*6の軽い冗談に対して激昂するなど短気な面がうかがえる。
その後は調子に乗っていた言動を繰り返していたが、おでんの屋台で江本と飲んでいたところを木村らに拉致され、リンチを受けて最初の犠牲者となってしまった。


「悪いと思ったら指詰めろやぁ!」

  • 上田(演:三浦誠己)

大友組の組員。
ヤクの売人を洗ったり、カジノの上がりを上納したり、グバナン大使を脅したり、色々とやってる。
最期は、大友やその他の組員達と喫茶店にいたところを乗り込んできた本家の部下による手榴弾の爆発によって一緒にいた組員共々死亡する。


なお、演者の三浦誠己は元お笑い芸人である。芸人時代から千原ジュニアを慕い、彼の元に集う後輩芸人達の教育係的役割を担っていた*7


  • 江本(演:柄本時生)

大友組の組員。
岡崎の側近でありながらおでんの屋台でうっかり眠りこけてしまい、その際に岡崎が殺害された為、小沢の怒りを鎮める為水野から鉄拳制裁を喰らう。その後は闇カジノのディーラーを担当。
終盤、小沢との抗争で他の組員が次々と殺害されていく中で逃亡するも、逃げ切れないことを悟ったのか公衆便所で所持していた拳銃で自殺を図ろうとするが、追跡してきた本家のヒットマン(演:島津健太郎)に射殺される。


  • 大友組幹部(演:新田純一)

大友組組員。水野の運転手であり、そつなく運転する。
警察署前で水野がマル暴に怒られた際、遠くの方で気まずそうな表情をしているなど芸が細かい。またグバナン大使館前にて安倍と仲良くじゃれていた。車検証を探していたら偽警官に撃たれて死亡した。


「兄貴、本当はあの大使にいくら払ってるんですか」

  • 大友組組員(演:大原研二)

大友組組員。石原の側近。思いのほか英語が理解できてしまったため、石原の秘密を握り強請るという死亡フラグ丸出しの行動に出る。最期は本家に乗り込むという石原に着いて行き、「犬死だな」と言われて射殺された。キングオブ犬死に。


  • 大友組組員(演:小村裕次郎)

大友組組員。言葉を喋らないヒットマン。「実家の青森に帰る」という情報だけで新幹線にて飯塚を殺害、カジノのバーテンダーを担当、大友が指を詰める際に紐とドスを持ってくるなど脇役にしては色々頑張った。その不気味な表情によって冷淡な活躍が期待されたが、手榴弾によってあっさりと犬死にした。


「てめえ聞いてんのかこの野郎!!」

  • 大友組の組長付幹部?(演:田崎敏路)

大友組組員。大友の側近。池元が事務所に来た際の仁王立ちには定評がある。大友の運転手を撃った偽警官と銃撃戦になり、同士討ち。


村瀬組(山王会とは独立した勢力)

池元組と兄弟分のヤクザ。麻薬売買や水商売(ぼったくり)をシノギにしている。

  • 村瀬(演:石橋蓮司)

村瀬組組長。
麻薬売買や水商売をシノギにする弱小ヤクザで、山王会入りを目論見、池元と兄弟の杯を交わす。
所がその山王会との抗争が起こってしまい、池元が黒幕とは知らずに泣きついて収拾を図ろうとするが、木村や飯塚たちの独断行動により、金による手打ちでは済まなくなる。最後の手段として池元と山王会本家へ謝罪に行き、表面上は関内の許しを得たが、数日後に歯科医院で大友に襲撃され口内を治療用ドリルで破壊され重傷を負う。あまりの泥沼化に見かねた加藤から打診された「形だけ」の引退を受け入れるが、襲撃も引退も全ては山王会の謀略であった。
最期は取り上げられたはずのシマで麻薬売買を仕切っていたことを理由に、大友にサウナで側近や麻薬の売人・佐山(演:芹沢礼多)共々射殺される*8


  • 木村(演:中野英雄)

村瀬組若頭。
大友組の策略にはまり、カッターナイフで顔を切られる。この恨みと村瀬から「情けない」と貶されたことから、腹いせに岡崎をリンチする。
結果として飯塚は射殺されて村瀬も引退に追い込まれ、自身は堅気になって尚も大友の命を狙い、大友の乗る車を襲撃するが、水野に部下を射殺され、自身は水野の銃撃から逃げ切り逃走する。
それ以降は姿を見せなかったが、終盤では刑務所に服役しており、後に服役して来た大友を刺すことで、復讐を果たした。


  • 飯塚(演:塚本高史)

村瀬組の組員でボッタクリバーのポン引き。
抗争を狙う大友組に嵌められ、謝罪のため指を詰める……が、許す気の無い大友組によって木村が重傷を負わされると彼に従って大友組の組員の岡崎を拉致してリンチし、抗争に終わりが見えなくなる。
自身は故郷の青森県へ逃げようとしたが、大友組の拷問を受けた仲間が逃亡先を白状してしまう。そして送り込まれたヒットマンに新幹線内で見つかり、最期は諦めのような表情を浮かべつつ射殺された。
せめて来世では幸せになってください。


警察

  • 片岡(演:小日向文世)

大友の大学のボクシング部の後輩で、マル暴の刑事。
山王会と癒着して賄賂を受け取っている悪徳警官で、大友の他に若頭の加藤ともパイプがある。
大友とは現在も定期的に情報交換をする仲で、水野が木村の部下を射殺した件と、彼が村瀬を射殺した件では証拠不十分で不起訴にさせる。後半、大友が小沢に追い詰められると大友に出頭を促し、彼を刑務所に匿うように服役させる。そして自身の昇進と大友が獄中で刺殺された旨を山王会本家会長となった加藤に報告し、後任の山本を彼に紹介する。

  • 刑事(演:辻つとむ)

マル暴の刑事。片岡の上司。
大友に対してブチ切れる(演技をする)片岡に「茶でも飲むか」と「カツ丼食うか」みたいなテンションでなだめた。また、タバコのポイ捨てをした水野を戒めた。存在感があったが、続編では本庁がメインとなってしまったため出演せず。

  • 山本(演:貴山侑哉)

片岡とコンビを組む組織犯罪対策部の刑事。
飄々と片岡の後ろを歩いていたが、ラストでは本庁に異動した片岡の代理となって山王会と癒着する。

その他

  • グバナン共和国在日大使館大使

演 - ハーシェル・ペッパース*9
アフリカ大陸にある架空の国家「グバナン共和国」の在日特命全権大使。本名不明。在日大使のため日本語に堪能であるが、石原とは英語でやり取りする場面が多い。
グバナン共和国の国家予算はかなり少なく、村瀬組から大使館の治外法権を利用して麻薬の密売を強要されていた。大使館内の違法行為に日本警察が手出しできないことに目をつけた大友組によって、闇カジノの経営を持ちかけられる。
当初は大友組の提案を拒絶するも、石原達に拳銃で脅され、さらに情婦殺しの罠に嵌められたため*10、最終的には闇カジノを開かされた。
最終的に闇カジノ店で大友組に殺害された人物の死体の運搬・スコップでの埋葬を押し付けられ*11、水野らに「一人で歩いて帰れ」と自分以外は車で帰るという形で置き去りにされる。

  • ラーメン屋店長(演:マキタスポーツ)

村瀬組から仕入れた麻薬を売買していた。水野に耳を菜箸で突き刺され、安倍に中華包丁で指を切断された。マキタスポーツは現在マルチな活躍をしている。



【過去作との関連性(?)】

本作の約20年前に発売された『たけしの挑戦状』にて、映画館で「やくざ対やくざ」という作品を上映しているシーンがある。
そのため、本作の公開開始時「やくざ対やくざが本当に映画化された」とクソゲーマーの間で話題となった。
やくざ対やくざと異なり、本作は「つまんねえ えいか゛」ではないのでご安心を。






追記、修正ってのも形だけだからよ。


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  • 既にデュエマの同名項目が立ってるので、「アウトレイジ(映画)」とかのほうがいいかと -- 名無しさん (2018-11-24 17:48:03)
  • 本作が公開された当初、たけ挑に出てくる映画「やくざ対やくざ」を連想した人も多かったという。 -- 名無しさん (2018-11-24 17:59:05)
  • GGの方かと思っちゃった。(映画)ってつけた方がよいかと。 -- 名無しさん (2018-11-24 18:37:19)
  • ↑それな。 -- 名無しさん (2018-11-24 19:21:54)
  • この映画のバカヤロー、コノヤローの台詞だけ集めた動画あって吹いたw -- 名無しさん (2018-11-24 19:27:58)
  • あんま怖いイメージ無い人にもバカヤロー、コノヤローは素晴らしいと思う。 -- 名無しさん (2018-11-24 22:47:38)
  • ピングーをこれで吹き替えした動画すき -- 名無しさん (2018-11-25 14:51:17)
  • わざとなんだろうけど、これ半分コメディーだよなw罵り合いのほとんどがチンピラレベルだったり、殺し方がやたらとギャグっぽいしw -- 名無しさん (2018-11-26 14:01:12)
  • 詳しい人いたら教えて欲しいんだけど序盤のポン引きって何がいけなかったの? -- 名無しさん (2018-11-27 11:48:19)
  • ↑ぼったくりに限った話ではないけど他所の組の縄張りで商売するのはご法度 -- 名無しさん (2018-11-27 12:27:51)
  • ↑つまり元々アウトなことしててわざと嵌められることで商売してたって認めさせちゃったって感じか。ありがとう -- 名無しさん (2018-11-27 13:05:34)
  • 普段の北野映画とは違って外国ではイマイチで日本の方がウケが良かった映画。ビヨンドまで見てやっと溜飲下がったな。 -- 名無しさん (2019-05-10 23:03:34)
  • ビヨンドは珍しくたけしさんが死なない上にダークヒーロー的な扱いになってたよな -- 名無しさん (2019-05-17 16:54:23)
  • 冒頭の「全員悪人」を、文字が重ならない、かつ隙間がない(白い部分ができない)ように調整してみました。どうでしょうか -- 名無しさん (2019-05-17 17:17:53)
  • 登場人物全員ビートたけしのモノマネ -- 名無しさん (2019-09-19 08:18:07)
  • 結局見る機会無かったんだが、芸人に襲撃しかけるドッキリで告知する奴に笑い転げていた -- 名無しさん (2019-09-19 08:36:02)
  • シリーズ化されたけど、北野武らしいバイオレンス映画はこの1作目だけで後は中途半端に娯楽要素入れてて微妙だった。 本作もその男やソナチネみたいな過去作には正直及ばないけど。 -- 名無しさん (2020-07-11 11:44:59)
  • なんで語録にファッキンジャップくらいわかるよバカヤローがないと思って調べたら別の映画のセリフだった -- 名無しさん (2020-10-20 19:53:37)
  • コノヤローゲシュタルト崩壊 -- 名無しさん (2021-10-15 10:47:17)
  • 著作権保護のための編集を行いました。 -- 名無しさん (2023-08-29 23:03:45)
  • 本作のシリーズはNetflixやHuluなどのサブスクには一切配信されていません。但し、TSUTAYAで本作のレンタルDVDを借りて見る事はできるが、鑑賞は自己責任で。 -- 名無しさん (2023-11-24 16:29:58)

#comment

*1 次作「アウトレイジ ビヨンド」では、復讐に燃える大友によって、小沢に濡れ衣を着せた加藤の謀略が暴かれ、加藤は破滅への道を歩むことになる。
*2 また、かつてVシネマ全盛期の際、杉本が主演の「ジャック パチスロ闇の帝王」に椎名が出演した。一方の杉本は、椎名との初対面を「ものすごく目つきの悪い男が来たと思った」と冗談めかして振り返っていた。
*3 また、目上に対する処世術には長けており、命令には決して背かず、池元に対しても身だしなみを整えてから接する。
*4 歯医者での村瀬襲撃の実行部隊にも参加していた。実行犯は大友。
*5 その際、激しく嫌悪していた水野には自身が本家の手引きをしたことを言伝していた。
*6 岡崎は敬語を使っていた、岡崎にキレられたその組員が「誰に向かって口をきいてんだ!」と激昂するなどの前後のやり取りから自分より上の立場の組員であると推測される。彼の末路は大友組組員(演:岩寺真志)とともに小沢の部下によって射殺された。
*7 そのため、後輩芸人を叱ることが多く、通称「鬼軍曹」として後輩芸人達に恐れられていた。
*8 この襲撃もまた、汚れ仕事を嫌う池元が山王会からの指示を大友組に丸投げしたもの。
*9 日本在住の黒人タレントで、アメリカ国籍である。しかし、アフリカ人である本役を演じる際には、アメリカ英語を一切使わず、わざわざアフリカ英語のような印象の訛りでしゃべっている。ちょうど、西アフリカ・ナイジェリア出身のタレント、ボビー・オロゴンが話す英語に近い印象である。アフリカ諸国は旧英国領だった国が多く、地元言語の発音や語彙と融合して、地域ごとに独特な英語となっている。アフリカ英語と同様に、世界各地にインド英語など独特の英語が存在する。
*10 情婦はその後のシーンで、大友組が経営する闇カジノに出現している。つまり、実は情婦は殺害されておらず、陰謀の片棒を担いでいたということが示唆されている。
*11 彼自身は車内で「国外退去」と考えていたが、石原から「死刑」と言われて驚きの声を上げる。なお、殺害されたのは1人であるため、この件で死刑になる可能性は極めて薄い。

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