登録日:2015/12/05 Sat 15:32:45
更新日:2025/03/23 Sat 07:31:58NEW!
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dm バイク 赤城山バサラ デュエル・マスターズ コマンド 侵略者 侵略 速攻 火文明 進化クリーチャー 轟く侵略 レッドゾーン レジェンドカード レッドゾーン 轟速 ザ・レッド ソニック・コマンド
ミラクルスターが革命に目覚めたことで、一時は侵略軍を撃退したが、
レッドゾーンの登場で、光の国は音速で侵略されてしまった。
レッドゾーンは戦ってなどいない。ただ駆け抜けただけ。
光の国を壊滅させるには、それだけで充分だった。
《轟く侵略 レッドゾーン》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。
概要
DMR-17『革命第1章 燃えろドギラゴン!!』で登場したソニック・コマンド/侵略者。
轟く侵略 レッドゾーン LC 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 12000 |
進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべて破壊する。 |
革命編で新登場のレアリティ、レジェンドカードの記念すべき最初のクリーチャーの1体。
もう片方のレジェンドカードである《燃える革命 ドギラゴン》同様火文明であるが互いに敵対する存在である。
敵側のボス格といえる存在であるが、レジェンドカードのシークレット仕様にはSDキャラになってしまったかわいらしいレッドゾーンも存在する。
藤異版では基本的に《轟速 ザ・レッド》の姿をしており、「侵略モード」時にレッドゾーンになるようであるが、
本来の背景ストーリーにおけるザ・レッドとの関連はやや不明。カツドンとカツキングのようなものなんだろうか。
デザインモチーフはレース用バイクが人型ロボットになったような感じ。
アニメ・漫画での使い手もであるバサラもバイク乗りであるため非常に似合っていると言える。
…アニメでは親父の遺品なのに上司にぶっ壊されるし、漫画ではバイクに辛い過去があったりするけど気にするな。
そのスタイリッシュなデザインやメディア環境問わずの暴れっぷりからえげつないほどの人気を誇り、現在における敵サイドクリーチャーの代表格は愚か、現在のデュエマ全体における代表格クリーチャーの1体に収まっている。環境の高速化の立役者にもなっているので、ある意味では革命チェンジの生みの親と言っても過言ではない。
ヒーローズダークサイドパック〜闇のキリフダたち〜」では使い手のバサラと一緒に映ったイラストのものが完全サプライズシークレットとして封入された。公開前の月刊コロコロコミックの特集に「(このパックは闇文明メインだが)一枚だけ『反逆者』がいる」という触れ込みがあったものの、その「反逆者」の正体が火文明のこのクリーチャーとは思いもしなかっただろう。そしてこのバージョンはとてつもなく封入率が低い*1のもあってシングル価格で、最低でも¥9,000する超プレミアものなので、厳重に取り扱うべし。
ちなみにこのイラストをよく見ると歩行者用の赤信号が木っ端微塵に壊されている。
アニメ『VSR』第3話でバサラが「赤信号だと…ハッ!俺の理想郷に信号など無いっ!!」と言うほど、スピード至上主義者かつ赤信号嫌いという設定、及びその理由を知っている読者や視聴者はニヤリとすることだろう。
カード性能
革命編で新登場したキーワード能力「侵略」を肝とするクリーチャー。
基本的に素の状態でも6コストでP12000とT・ブレイカーを持ちながら除去能力をもつそこそこのクリーチャーではあるが、やはり侵略こそがメインとなる。
侵略は簡単に言えば「指定条件のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーを進化元にしてノーコストで進化」できる能力である。
レッドゾーンの場合は「火のコマンド」。
コマンド自体6コスト以上のクリーチャーが多くなる重い種族であることからかなり出しづらく感じるが、実は意外とそうでもなく、例えば(殿堂入りしてしまっているが)《暴龍警報》や、あるいは4枚投入できる《リンクウッドの龍変化!》を使うことで《凶戦士ブレイズ・クロー》をガイアール・コマンド・ドラゴンにしてしまう方法があるし、《龍覇 アイラ・フィズ》に《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》を持たせることでもガイアール・コマンド・ドラゴンが作れる。
他にもフレイム・コマンドや、それこそ敵ではあるがメガ・コマンド・ドラゴンも
進化元にできてしまうため、進化元は意外と困らない。使いやすいところではS・トリガーを持つ《メガ・ブレード・ドラゴン》あたりか。
盲点としては《勝利のガイアール・カイザー》からも侵略できるという事。三色レインボーのサイキック・クリーチャーだが、かれからも問題無く侵略可能なのだ(種族はレッド・コマンド・ドラゴン/ハンターである)。
《勝利のガイアール・カイザー》を呼び出せる5コスト域の超次元呪文は、そのいずれもがどんなデッキにでも入る汎用性を有する。デッキに火のコマンドが入らなくても、レッドゾーンは十分に採用の余地がある。
だがなんといっても、3〜4コストで出せるコマンドも革命編で登場していることから、そちらと組み合わせるほうが自然に使えるだろう。
《一撃奪取 トップギア》の効果でスピードアタッカーを持つ《轟速 ザ・レッド》や《轟速 ザ・ゼット》を3t目に出すことで、そのまま流れるように侵略をかませる。
他にもデメリットがあるが3コストの《轟速 S》や、自身も侵略で踏み倒せる進化クリーチャーの《音速 ダビッドソン》も有効だろう。
cipの除去能力も地味ながらも極めて強力。厄介なアンタッチャブルクリーチャーや、レッドゾーンを上回る大型ブロッカーを吹き飛ばしながら相手のシールドを一気に3枚ブレイク。出せば勝ちとまでは言えないが、これが弱いはずが無い。
いまいちピンと来ないかもしれないが、とにかく凄まじいカードパワーだという事だけ理解してほしい。3,4ターン目にいきなりこんなデカブツが飛んで来る。これが侵略者の力なのだ。
関連カード
オラオラオラ!オレはパンチも音速を超えるぜ!
レッドゾーン・ラッシュ C 火文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
自分の手札を1枚捨てる。 |
レッドゾーンの必殺技という設定の火力呪文。
《支配からの解放(ビヨンド・ザ・ビヨンド)》の同型再販。あちらがアウトレイジだからだろうか。
いうほどレッドゾーンとは相性が良くない代わりにアウトレイジデッキでは墳墓避けで使えるなどなかなか面白いカード。
ちなみに元アウトレイジの関連呪文だったために同型再販が作られた例には他に《ニケ ※◎☆#△(オプティック)》の相互である《ヴァルハラ・マジック》が存在する。
アニメではバサラが所有していたものの、マナゾーンに置かれたまま終了したが、『VSR』第28話でcipを使う際にはこれと似た攻撃を披露した。
オラオラオラ!もっと速く!そして轟け!マッハの向こう側、目指すはレッドゾーンだ!!
轟速 ザ・レッド C 火文明 (4) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000 |
スピードアタッカー |
レッドゾーンの侵略モードになる前の姿。
4コストP4000のSAというスペックだけを見ると凡庸でありあまり強くないカード(それでも昔のコスト論から考えればぶち壊れも良い処)だが、その種族から様々なコマンド侵略の種になる。やはりデュエマは種族が大事である。
《一撃奪取 トップギア》から出せるために3t目からTBが出るという、最早笑うしかないデュエマが展開できる。
しかもこのカードはレジェンドカードの侵略前の姿なのにまさかのコモン。
余談だが、年始に発売された超闇鍋ではシークレット枠で収録され、あのソニック・ザ・ヘッジホッグとスピード対決をしている。
ザ・ゼットはレッドゾーンZへと変身することで破壊をまぬがれるのだ!
轟速 ザ・ゼット P 火文明 (4) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 7000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
自分のターンの終わりに、そのターンこのクリーチャーが攻撃していたら、破壊する。 |
背景ストーリーで後述のように一度敗れたレッドゾーンがスピード特化型のゼットモードになったが、当然のように進化元もゼットモードになった。
ザ・レッドより打点が上がったものの攻撃すると死んでしまう。
…のだが、ご丁寧にもフレーバーテキストで「侵略すれば死なない」と書いてくださっているプレイヤーに優しいカード。
これは自壊効果はアタックトリガーではなく、あくまでターンの終わりに参照される能力である為。(《ねじれる者ボーン・スライム》の様なクリーチャーとは区別が必要である)
勿論、レッドゾーンZにしか言及していないが他の侵略でも大丈夫である。
無論、この場合自身の打点は無意味になってしまうが、パワーだけなら《暴走龍 5000GT》などに引っかからなくなるなど利点もある。
また最悪使い捨ての打点にもなるなど、ザ・レッドにはない魅力が大きい。
基本的には両方採用して8枚体制で使うことになる。レッドゾーンの侵略元が増えるのは安定感が増す。
レッドゾーンがスピード特化型のゼットモードになって再侵略してきた!
熱き侵略 レッドゾーンZ SR 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000 |
進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-火のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーを進化ではないクリーチャーの上に置いた時、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。 |
スピード特化型になったことでレアリティと打点が1段階ずつ落ちたものの、代わりにシールド焼却を付けて帰ってきた新たな姿のレッドゾーンのクローン。
除去能力は失ったものの、仕込まれたシールドや積み上がったシールド、そして置換効果を持つ城などを安全に対処できるようになった(というか、なってしまった)のは大きい。特に《奇跡の精霊ミルザム》を有する《ヘブンズ・ゲート》系デッキの愛用者は、このカードの登場に戦慄を覚えたという。
…が、アニメでは「同時に同じ進化元を要求する侵略能力を持ち、かつ片一方がもう片方の侵略元として適正であれば同時に侵略してもよい」という裁定のせいで、使い手のバサラがこちらを下敷きに元祖レッドゾーンを出してしまうため割と不遇(シールド焼却能力だけが目当てというわかりやすい話)。
ストーリーではなく性能重視のガチプレイヤーであるバサラの手に渡ったのが悲劇のはじまりだったともいえる
(とはいえ、これが環境でも強い戦法なので仕方ないのだが)。
しかし、その後は『VSRF』第49話ではダイレクトアタックを決めるという活躍を見せた以降は再登場もしている。
ちなみにレアリティこそスーパーレアだが、ザ・ゼット同様デッキ収録のカードなので実際にはプロモーションカードである。
再録も一切無いためレッドゾーンの環境入り以降高騰の一途を辿り続けていたが、後述の《轟く革命 レッドギラゾーン》で再利用できることを危惧してか2020年7月1日付で殿堂入りとなった。
超轟速 レッド・エンド P(R) 火文明 (5) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 6000 |
進化―自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略―火のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが破壊された時、その下に重ねてあったカードを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 |
自分が破壊されたときに、進化元をリアニメイトすることができる異色のソニック・コマンド。
一見、他の攻撃的なレッドゾーン達と比べると地味な能力に見えるが、その真価は《伝説の禁断 ドキンダムX》と組み合わせた時に発揮される。
軽く解説すると、ドキンダムXは自分の火のコマンド(正確には同じ色のコマンド)が出るたびに自分を押さえつけている封印を開放していき、それを6回繰り返すと完全に解放、相手クリーチャーすべてに同じ性質の封印1回分を施し、(実質的に)排除してしまうという凶悪な除去能力を持つカード。
そのため、リアニメイトで火のコマンドの登場回数を増やすことのできるこのカードとの相性がとても良い。
ひどいときには、殴り返しやブロックなどでタップしている相手のクリーチャーに特攻して、無理やり封印を解こうとすることもできる。
プロモーションカードであるためか他のレッドゾーン関連のカードと違い、その正体については特に言及されてはいなかったが、デュエル・マスターズ プレイスで追加されたフレーバーテキストで彼もまたレッドゾーンのクローンであり最後の一機だったことが明かされた。
アニメ「VSR」では第30話でバサラがルシファー戦で使用。《伝説の禁断 ドキンダムX》が「このカードを使え」と伝えたかったのか、手札のこのカードのテキストが禁断文字に変わった。《轟速 ザ・レッド》から侵略し、終盤でタイムストップデュエルを受けてしまい行動できなくなり、次々とクリーチャーが破壊されていく中、最後にこのクリーチャーが《時間龍 ロッキンスター》とのバトルで破壊された際のpigで進化元の《ザ・レッド》が出たことで《禁断〜封印されしX〜》の最後の封印が解かれた。
進化する際には《轟速 ザ・レッド》が直接このクリーチャーに変身するような演出がなされていた。
この時のルシファーは《ドキンダム》の存在に動揺していたのか、はたまたこのカードのテキストが禁断文字だったため効果が分からなかったのか、《ロッキンスター》でシールドを攻撃していれば勝利できていたが、このクリーチャーを攻撃するミスを犯している。
『デュエル・マスターズ プレイス』ではレアリティがベリーレアに昇格し、コスト踏み倒しが「その下に重ねてあったカード」から「進化元であったクリーチャー」に変更された。
プライズ版では椎名唯華が描かれており、ボイスも彼女が担当した。
最新型のレッドゾーンは小型化によってさらなる速さを手に入れたのだ!!
超音速 レッドゾーンNeo VR 火文明 (4) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 5000 |
進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略-コスト3以上の火のクリーチャー |
このクリーチャーの、各ターン最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
小型化により、さらなる速さ、もといより簡単な条件での侵略と連続攻撃を手に入れた最新型のレッドゾーンのクローン。
小型化の弊害か高パワーと除去を失い、突破力がガタ落ちしているが、このカードのポイントは2回攻撃によりこのカードへの侵略後にさらなる侵略につなげることができることである。
この能力により、《鬼切丸》などのコマンドではないクリーチャーを疑似的にレッドゾーンに侵略させることができる。
また、《龍覇 グレンモルト》と組み合わせることで、事前に場にクリーチャーを用意していなくても《熱血星龍 ガイギンガ》を降臨させることが可能になった。また革命軍が侵略者と仲良くしてる…
ちなみに普通のアタックトリガーとは少々違うテキストの書き方がされているが、これは侵略時にも効果を発揮できるようにするための配慮である。
普通のアタックトリガーとテキストが同じだった場合、最初の侵略で能力の発動タイミングを逃してしまい、その能力を発動できなくなってしまうのである。
これは、《超音速 ターボ3》や《超九極 モモタルス》、そしてこのカードと同じパックに収録されている3コスト以上のクリーチャーから侵略できるサイクルにも言えることである。
「不死」の侵略者であるデッドは、レッドゾーン・ゲリランチャー・ベガスダラーの3体にS級ウイルスを注入し、S級侵略者として復活させた。
S級不死 デッドゾーン SR 闇文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000 |
進化-自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[不死]-闇のコマンド(自分の闇のコマンドが攻撃する時、自分の手札または墓地にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000する。 |
3体の革命0クリーチャーによって打ち倒されたオリジナルのレッドゾーンが、《不死 デッド》にS級ウイルスなるどう考えてもヤバイ代物を注入されたことにより復活した姿。
詳しくはS級侵略者(デュエル・マスターズ)の項目を参照。
アニメ『VSR』ではバサラが社長によってデュエマーランドをクビにされ、社長に奪われた際に描写は無いもののその後釜のゾンさんによってゾンビ化させられたことで生まれている。
ドキンダムXはデッドゾーンへと禁断の力を分け与えた。そして、ドキンダムXの忠実なしもべ、「禁断の大使徒」レッドゾーンXが誕生した。
禁断の轟速 レッドゾーンX SR 闇/火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者/イニシャルズ 8000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く |
進化-自分の闇または火のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[轟速]-闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印をひとつ付ける。 |
打点を失った代わりにドキンダムXの能力を受け継ぎ、その奉仕者となってしまった多色のレッドゾーン。
使い勝手はS級侵略者(デュエル・マスターズ)の項目に譲る。
闇と火の多色は後のアニメ「VSRF」におけるバサラが扱うマスター・イニシャルズのメインカラーでもあり、まさに使い手にぴったりな形になっている。
おまけにその性質上、赤単でも黒単でも柔軟性が高いため他のレッドゾーン以上に高騰している。
簡単に言えばスーパーレアなのにレジェンドカード超えてる。まあレジェンドカードの封入率の関係上当たり前だが。
アニメでは「VSR」では第44話でバサラがいつの間にか所持していた。《ドキンダムX》奪回後に生み出したのだろうか?
一方、漫画「VS」でも使用した。
いずれも《轟速 ザ・レッド》から侵略したが、アニメ「VSR」では「S級侵略[轟速]」ではなく普通の「侵略」と宣言した。
ドキンダムから解放されたレッドゾーンは、禁断の力を取り込みパワーアップ。新たにブラックアウトと名乗りドギラゴン剣の前に立ちはだかる!
ZEROの侵略 ブラックアウト LC 闇文明 (6) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000 |
W・ブレイカー |
侵略ZERO―相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーを出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 |
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。 |
ドキンダムXの禁断の力さえ取り込み、新たなる力「侵略ZERO」を手に入れたレッドゾーンの新たなる姿。
パワーが下がり、スペックがあのカスレア《暗黒の騎士ザガーン》と同じステータスになってしまい、弱体化してしまった。
しかし最大の特徴「侵略ZERO」…相手がコストを踏み倒してクリーチャーを出したターンの終わりにこのクリーチャーをただで出すというギミックを活かせば、現在猛威を振るうデッキを潰すことが出来るだろう。D2フィールドが存在しているときの効果もかなりの期待が持てる。
これまでのレッドゾーンとは違い、メインアタッカーではなく隠し味として刺して置くと良いだろう。
実際に登場すると事前評価の低さとは裏腹に環境上位でも活躍し、またしてもプレイヤーの手の平禁断開放が頻発。幾ら準バニラに近いとはいえ、コスト踏み倒しの強力さをまたしても知らしめることとなった。
漫画『VS』ではバサラが《レッドゾーン》に、殺された2人の仲間から出来たオイルを染み込ませることで誕生したというヘビーな経緯持ちで、しかも出番は一度しかない悲しいポジションだった。
アニメ『VSRF』では第23話で新型の黒いバイクをNo.2が製作した時に偶然出来たというトンデモ設定持ちだが、VSシリーズ時のデュエマアニメなので全然大丈夫だぜOK。
そして、漫画版と異なり第24話、第29話、第30話、第42話、改心後に行われた第49話と合計5回使用されており、こちらの方が優遇されている。ちなみに第29話は3体、第49話は2体使用された。
また、いずれのメディアにおいて3枚の所有が確定している。
そのうち第30話と第42話では背景ストーリー通り《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の封印を外す「最後のカギ」になっている。
第33話ではデッキ構築のシーンでカードのみ、第40話では既にバトルゾーンに置かれていた。
第29話のまじめ所ちょー戦ではダイレクトアタックを決める際にはツッコミを入れ、勝利時のカットインでもこのポーズになっているコミカルな一面を見せた。
初めて破壊されたのは第42話の切札勝太との最終決戦(6戦目)で、ダイレクトアタックを仕掛けようとするが、革命0トリガーの《龍帝の紋章》で引き当てた《メガ・ドラゲナイ・ドラゴン》を捲ったことで破壊された。
第49話の切札ジョー戦では1体が《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》があった時のアタックトリガーで《精霊龍 ライトデュエル》を破壊し、そのままシールドをダブルブレイクしようとしたが、もう1体の《ライトデュエル》のブロックにより相討ちで破壊されるが、もう1体の《ブラックアウト》でシールドをダブルブレイクしたものの、こちらも返しのジョーのターンで《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》のcipで破壊された。
ちなみに、背景ストーリーと漫画版と異なり《レッドゾーン》とは別個体であり、第45話から最終話である第51話まで使用されたオープニングテーマ「デュエル」の新規映像では《レッドゾーン》とクローンである《レッドゾーンZ》と共演するシーンが描かれた。
まあ、とある漫画の扉絵ネタおよび『ダウナーお姉さんは遊びたい』のパロディの影響で知名度はレッドゾーン系列ではトップクラスだが。
覇王る侵略 ドレッドゾーン LEG 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 9000+ |
進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略:火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 |
バトル中、このクリーチャーのパワーを+5000する。 |
場に出た時に全体除去をぶっ放せるようになったレッドゾーン。正に名の通り邪魔するものを蹴散らす覇道を歩むクリーチャーである。
但し登場時の環境でパワー3000以下が対象というのは火力不足な局面も多い。メインに据えるよりもピン刺しで活躍するカードか。
一応バトル時のパンプアップ込みで《デスマッチ・ビートル》を狩れるのは利点といえる。
アニメ『デュエル・マスターズ!!』では第15話でバサラが使用した。
覇王速 ド・レッド P 火文明 (3) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000 |
マナ武装3:自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない) |
このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。 |
上記ドレッドゾーンの侵略前。
最速3ターン目に侵略を決められるようになるが、性質上赤単レッドゾーン以外での活躍は厳しい。
アニメ『デュエル・マスターズ!!』では第15話でバサラのマナゾーンに置かれていた。
轟く革命 レッドギラゾーン SR 水/火/自然文明 (7) |
クリーチャー:ソニック・コマンド・ドラゴン/革命軍 11000 |
革命チェンジ:水、火または自然のコマンド(自分の水、火または自然のコマンドが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
W・ブレイカー |
自分のコマンドはすべて「スピードアタッカー」と「マッハファイター」を持ち、ブロックされない。 |
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の他のクリーチャーをすべてアンタップする。 |
新種族「ソニック・コマンド・ドラゴン」を引っ提げて登場した、並行世界において革命軍として戦うレッドゾーン*2。能力も侵略ではなく革命チェンジとファイナル革命となっている。
味方全体にスピードアタッカー、マッハファイター、アンブロッカブルを付与する事が出来、アンタップ効果のファイナル革命も合わせ奇襲性能とバトルゾーン制圧性能が極めて高い。
コマンドを対象とする革命チェンジというのも強力で、強力なcip能力を持つ上記カード群を再利用することも出来る。
DMEX-15では新規イラストとして、アニメ「VSR」にて登場し、デュエマーランドの元三幹部だったバサラ、ハカセ、ランボーが描かれている。元のイラストとはかけ離れているが、アニメの視聴者にとっては感慨深い光景であり、見る者によって印象が大きく変わる1枚である。
アニメには登場していないが、公認イベント「長州力MAXカップ」の開催記念PVにてCGモデルが初公開された。本イベントの参加賞である《聖霊龍騎サンブレード・NEX》(イラストに長州小力氏が描かれている)から革命チェンジ可能なクリーチャーの1体として出演した。
轟く覚醒 レッドゾーン・バスター SR 光文明 (6) |
進化サイキック・クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 12000 |
進化:光のクリーチャー1体の上に置く。 |
P侵略:自分の光の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、超次元ゾーンに置き、その後、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。 |
初の光単色ソニック・コマンドとして登場した、禁断同士が争う並行世界におけるレッドゾーン。裏面が《蒼き覚醒 ドギラゴンX》であり、自力で裏返す能力を持たない辺りはやはりこの世界でもドギラゴンとは表裏一体の相争う関係なのだろう。
6マナなので通常の超次元呪文で呼び出せる範囲であり、新能力の「P侵略」で非サイキックの光コマンドを侵略元に出来るため出しやすい。
cipでフリーズが使えるが強制かつ手札1枚を超次元ゾーンに置く必要があるため手札消費が激しくなる点には注意。フューチャー・スパークなどの超次元ゾーンで発動するカードとのコンボを意識したい。地味に手札0枚でもフリーズは発動出来るためこのカードを出す前に手札を使い切るのもありと言えばあり。
何気にサイキック・セルでもないのに自力で裏返す能力を持たない初のサイキック・クリーチャーであり、超時空ストームG・XX以来11年ぶりの進化サイキック・クリーチャーでもある。
覇帝なき侵略 レッドゾーンF SR 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000 |
進化:火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略:火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーの攻撃中、相手は「G・ストライク」を使えない。 |
各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップし、一番上のカードを破壊する。 |
《Neo》の超強化版。
最初の攻撃後、自分を引き換えに侵略元に2回攻撃を与えるが、このクリーチャーの真髄はG・ストライクへの純然たるメタであること。G・ストライクとは、それを持つカードがシールドから手札に加わった時に、相手に見せることでクリーチャーを攻撃不能にするという、王来篇から登場した防御ギミックであり、S・トリガーと異なり、全く封じる手段がなかったのだ。このためこのクリーチャーの登場により、ようやくG・ストライク阻止が一般化する希望が見えてきたのである。
但しいずれの能力も、墓地から侵略するS級侵略[轟速]持ちからの《デッドゾーン》侵略ループの悪用厳禁のためか、発動するのはこのクリーチャーが一番上の時にとどまっているため注意。もしも常に発動させたいのならこのクリーチャーを連続かつ一番上になるように重ねなければいけない。
それでも相手を轢き殺さんばかりの勢いで勝利へ突っ走る姿は覇者のそれ。そしてその進化は果てないものになるだろう。
禁断の轟速 ブラックゾーン SR 闇/火文明 (7) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000 |
進化-自分の闇または火のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[轟速]-闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーすべてに封印を1つずつ付ける。 |
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。) |
ウィン編突入後の拡張パック「ヒーローズ・ダークサイドパック〜闇のキリフダたち〜」で初登場した、前述の《X》のリメイク版。
封印対象は相手の最小パワークリーチャー全員と不安定になったが、その分全体封印も夢ではなくなった。何より《X》と違って選ぶ必要がないので、選ばれた時に発動する能力持ちを無視出来る点や同じS級侵略持ち3打点の《デッドゾーン》と異なりすんなり火文明の進化元に重ねれられるのも強い。
打点やパワーも《レッドゾーン》のそれになっているのもポイント。それと組み合わせて相手の場を更地同然にするのも面白いだろう。
背景ストーリー
背景ストーリーでは火の侵略者のリーダーをつとめる存在。
侵略者は文明ごとにバラバラに動いているため一枚岩ではないものの、他文明の侵略者でもレッドゾーンが倒されるとパニックになるくらいには実力者であるらしく、
実質的には侵略者全体のリーダーとも言える存在である(その割に当の火の侵略者は「へーきへーき大丈夫だって安心しろよ!(意訳)」という感じだったけど)。
ランド大陸「光の国」に押し寄せた光と火の侵略者を一時的に撤退させた《革命天王 ミラクルスター》の前に突如現れたレッドゾーンは、その場でミラクルスターを瞬殺。
そのままギャンブル好きの水文明の侵略者のリーダー《超奇天烈 ベガスダラー》とともに、火の国に向かう。
既に光の国と闇の国の王が革命の力に目覚めていたが、火の国の王ドギラゴンまでもが革命の力に目覚めることはないだろうとベガスダラーが賭けをした。ベガスダラーさんのその賭けは当然外れました。フラグ建て乙です
ベガスダラーが《燃える革命 ドギラゴン》に倒されると、ドギラゴンはそのままレッドゾーンに挑む。
が、なんとここでレッドゾーンさんはカードスペックをはるかに超えた実力を発揮し始める。
革命ゼロという革命のなかでも同じ時代に1体しか存在しないパワーを前に一歩も怯むことなく、むしろドギラゴンは防戦を強いられるはめに。
ドギラゴンのもとに、《革命魔王 キラー・ザ・キル》が自らの命を代償に蘇生させた過去の革命ゼロ《魔の革命 デス・ザ・ロスト》が駆けつけるも、
2体の革命ゼロですら倒せないチートっぷりを誇る。
そこにレッドゾーンに瞬殺されていた《革命天王 ミラクルスター》の死に際の願いによって起きた奇跡で未来の革命ゼロ、《時の革命 ミラダンテ》も時を越え到来する。
「過去の革命ゼロ」デス・ザ・ロスト、「現在の革命ゼロ」ドギラゴン、そして「未来の革命ゼロ」ミラダンテの3体が合わさってようやくレッドゾーンを撃破することに成功する。
実際のカードスペックではドギラゴンの革命ゼロが発動している時点でだいぶ不利というか逆に自分がなぶり殺されるはずなので、もはや背景ストーリーにおけるレッドゾーンを
そのままカード化しなくてよかったとさえ言える。それでも十分強いけど。
まぁとにかく、この意味不明の力を誇った侵略者は打ち倒され、一先ずランド大陸の平和は守られたのである。良かった良かった……と、思うじゃん?
倒されたレッドゾーンは、この後復活し、スピード特化型のゼットモードとなり再び侵略を開始するのだった…。
だがしかし、『革命編第3章 禁断のドキンダムX』にて、レッドゾーンZと《超音速 レッドゾーンNeo》はレッドゾーンのクローンである事が判明。今明かされる衝撃の真実ゥ
さらに、本物のレッドゾーンは謎のクリーチャー達により、S級侵略者《S級不死(ゾンビ) デッドゾーン》として復活する。
しかもデッドゾーンになったと思ったら、今度はドキンダムXから力を分け与えられたことで《禁断の轟速 レッドゾーンX》へと変化。
ドキンダムの忠実な僕として革命軍壊滅に貢献するなど、最終的に革命編背景ストーリーでは大活躍だった。
革命編を生き残ったレッドゾーンだったが、続編となる革命ファイナルの背景ストーリーでは主人のドキンダムが倒されたことでドキンダムの僕ではなくなったレッドゾーンは、今度は自ら禁断の力を取り込んで《ZEROの侵略 ブラックアウト》=ブラックアウトとなった彼が最速の戦略なるゼロチャージ・キルでドギラゴン剣に挑むが、同時にドギラゴン剣も《宿命のドギラゴン銀刃》にパワーアップしたのだった。
革命ファイナル最終章にて、レッドゾーンというクリーチャーはドルマゲドンXを呼び寄せて禁断爆発するために無意識に利用された存在だったことが判明した。
最終的に背景ストーリーでの末路は明かされなかったが、DS世界から禁断が消え去ったことでレッドゾーンもようやく人生の終わりを迎えたというのが有力な説である。
後にレッドゾーンはドルマゲドンXがドキンダムXに対して最強の部下として作り与えたという経緯があることが明かされている。
レッドゾーンはドキンダムXと共に封印されたが、侵略ウイルスによって一足早く目覚めて活動し始めた模様。
背景ストーリーで描かれた滅茶苦茶な強さも、ドルマゲドンXをママに持つ禁断由来の存在だったからこその性能だったと言える。
ただし、この新設定は背景ストーリーでの設定と矛盾が生じてしまってもいる(禁断から生み出されたなら種族にイニシャルズを持たないとおかしいなど)。
革命の力に目覚めた《轟く革命 レッドギラゾーン》という姿で侵略者と戦っているパラレルワールドの存在も明らかになっている。
この世界線では逆に侵略者へと成り下がったドギラゴンと対立することになるようだが、いずれレッドギラゾーンは正史と同様に禁断の使徒として覚醒する運命にあり、逆にドギラゴンは結局禁断と戦って世界を救う英雄へと変わることになる。
アニメ・漫画
アニメ「VSR」シリーズ、漫画「VS」では赤城山バサラの代名詞たる彼の初代切り札かつ、3ターンキルの要となるクリーチャー。アニメでは毎回4ターン以上かかるのはご愛嬌
《轟速 ザ・レッド》から侵略するのが基本戦術となる。
アニメでの声優は系統で異なっており、レッドゾーンは髙坂篤史氏、レッド・エンドとレッドゾーンZは長谷川芳明氏、レッドゾーンXは三戸耕三氏、ブラックアウトは山下大毅(現名・山下タイキ)氏となっている。
アニメの侵略バンクは毎回バサラが「レッド↑ゾォオオオオオン↓!!!」ノリノリで叫ぶので必見。
更に初期では《ザ・レッド》からの侵略プロセスも披露してくれたのだが、これは「《ザ・レッド》が乗っていたバイクが変形して《ザ・レッド》にアーマーのように纏わりついて、彼を《レッドゾーン》に変身させていく」という、CGスタッフの気合いの賜物と言える逸品である。
後にたいしてこだわってなかったけど「スピードにこだわらなくなった」バサラのために、「火のコマンド」であることからの起用が増え、2段侵略を肝とするようになる。
ザキラが復活した折にはバサラと対戦しているが、その時「私が眠りについていた間、弱き人間が斯様な猛き力を手に入れた(要するにインフレの事)」と述べている。ザキラから見ても認めざるを得ない圧倒的なパワーカードという事なのだろう。
なおバサラは最低2枚レッドゾーンを所有している*3。
アニメではこういった切り札カードは普通ピンが当たり前なので、やはりバサラはガチプレイヤーであるといえる…その前に革命軍同様なかなか手に入らないらしい侵略者のカードをなぜ2枚持っているのか気になるけど。
デッキ
《一撃奪取 トップギア》からの《轟速 ザ・レッド》や《轟速 ザ・ゼット》ほか《暴龍警報》などのコマンドを作るカードを使って軽量コマンドを場に出し、そのまま侵略する、といったデッキコンセプトがレッドゾーンを使う上では重要となる。
このため、重量級ではあるが、【赤単レッドゾーン】といった単色速攻での起用が主となる。
速攻すら高レアリティの大型で圧殺する環境なのにバランスが取れてるんだからデュエマって恐ろしいゲームである。
《超音速 ターボ3》といったコマンド侵略ドローソースや《熱き侵略 レッドゾーンZ》といった実質的なレッドゾーン打点上昇とシールド焼却など、速攻のくせに対応力は非常に高い。ただし純粋な赤単速攻である【赤単ガトリング】に比べるとやはりコマンドはやや高コストであるため、トリガーなどでうまく援護してやりたいところ。何故か敵方である革命軍の《メガ・ブレード・ドラゴン》が相性のいいトリガー持ち赤コマンドだけど。
しかも劣勢時には《燃える革命 ドギラゴン》や《ボルシャック・ドギラゴン》によってカバーも効くため速攻のくせにピンチに強い。
お前ら背景ストーリーで両陣営のトップなのに仲いいな?
ドギラゴンの能力が不安定という人には赤くないけど《閃光の守護者ホーリー》や《光牙忍ライデン》によるタップも使える。
実際限定環境ではホーリーや《DNA・スパーク》、殿堂環境ではライデンだけ4枚ぶち込んで後は赤い【赤単t白レッドゾーン】が入賞している。
赤単速攻の他にも、火のコマンドであれば何でも侵略できるという事から、前述の通りに《勝利のガイアール・カイザー》との相性が注目されている。
《超次元ミカド・ホール》や《超次元フェアリー・ホール》でも《勝利ガイアール》を出せるので、ドロマー超次元や自然入りのビートダウンにタッチした様なデッキが大会で結果を残している。
なおレジェンドカードの封入率が公式によって「ひと箱買えば確実に手に入る*4」になっているため割と安く仕上がる。
……寧ろ、その箱に入っているか分からないターボ3やマッハ55を集める方が苦労するという不思議な現象が。
革命編終了後も活躍を続けており、当初こそ単色速攻だけだった【レッドゾーン】も、
赤黒、赤青、赤緑、赤白、そして無色入の赤零と様々なデッキタイプが環境に爪痕を残している。
デュエル・マスターズ プレイス
DMPP-25「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」にて本家そのままの能力で実装。
使い勝手の良さが増した《超音速ターボ3》などの登場もあり、やはり環境で猛威を振るっている。
ちなみに、CVは一部の派生も含めてアニメでバサラを声を担当した福島潤氏が担当している。
ボイスは使い手であるバサラを彷彿とさせるものとなっており、後述するバサラのシークレットバージョンではバサラ本人が喋っている。
シークレットバージョンが2種存在しており片方は「侵略」の文字が大きく書かれたバージョン、もう片方はバサラと共に描かれており入手するとバサラのスキンなどが手に入る。
追記・修正は3ターンキルを決めてからお願いします。
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*1 およそ27箱に1枚と言われており、他にシークレットが2種あるためさらに確率は低くなる。*2 なお対となるドギラゴンは侵略者になっている
*3 漫画版では3枚所持が確定している。
*4 ドギラゴンと各1枚ずつ
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