RED DEAD REDEMPTION

ページ名:RED DEAD REDEMPTION

登録日:2010/11/06(土) 19:59:36
更新日:2023/11/02 Thu 12:53:38NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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レッド・デッド・リデンプション


PS3及びXbox360用ゲームソフト。
開発販売は『グランド・セフト・オート』(GTA)シリーズで有名なロックスター・ゲーム。
『レッド・デッド・リボルバー』の続編にあたり、デッドアイや決闘などのシステムが受け継がれている。


1911年のアメリカ西部及びメキシコ北部が舞台のガンアクション箱庭ゲーム。わかりやすく言うと『西部劇版GTA』と思ったけどそんなことはなかったぜ


2017年秋に続編のRDR2が発売される予定。


GTAのリバティーシティの倍という広大なマップと西部劇の世界観を完全再現したことで様々なメディアで軒並み高評価を受け、海外では発売するなり大ヒットした。
特に拘りぬいた「馬」による疾走感はこのゲームの特徴の一つ。
しかし一方でマップのほとんどが未開発の荒野でオブジェクト類や武器・アイテムが少なく、それに伴いGTA等と比較すると自由度が低いという、当時の西部を完全再現してしまった故の欠点も指摘されている。


日本語版ではオリジナルの表現を尊重するためにカプコンへの委託を止めて自社でのローカライズを行い、ほぼ無規制でのリリースを実現させている


翻訳は誤訳も少なく全体的に評価は高いが、

  • ストーリーとミッション以外の会話が翻訳されていない
  • ミッション用の指示字幕が表示されている間は会話字幕が表示されない

などがゲームの面白さを大きく損ねているとの声がある


特に酒場のカウンターやキャンプでは世間話を聞くことができるらしいのだが、ストーリーに直接関わらないので一切翻訳がされておらず、完全な無駄システムと化している。馬車も同じくストーリーに関わらない会話は翻訳されていない。
(スペイン語に関しては原語でも翻訳されていないので字幕無しが正解ではある。どうせクソみたいなことしか言ってないし


銃撃戦が苦手な人でも強力な照準アシストや、回復アイテムがあったりするので安心。
高難易度版として、照準アシスト使用不可、体力が少ないハードコアモードが存在する。



●ストーリー
時は西部開拓時代末期。
連邦捜査官に家族を浚われた元無法者ジョン・マーストン。
家族を返して欲しければ昔の仲間達を始末しろという要求に従い、かつての友であり家族であったギャング達を葬っていく。


西部劇が舞台ではあるのだが、厳密には「終わりゆく開拓時代」がモチーフであり、時代に取り残されていく男たちの物語である。


○外伝 アンデッド・ナイトメア
DLCシナリオ。
本編終了後、ついに家族との幸せを取り戻したマーストンだったが、家族がゾンビとなってしまう。
家族を救い出す為、死者が蘇り、未確認生物すらも発見される生き地獄を奔走する。
ゾンビ達はトロいわ攻撃力が低いわ遠距離攻撃できないわヘッドショットで即死するわとぶっちゃけ本編と比べると超が付くほどのヌルゲー。



●登場人物
RED DEAD REDEMPTIONの登場人物』参照。


●武器
西部開拓時代を支えた様々な武器を使う事ができる。
銃器は近づいて発砲しようとすると至近距離まで接近して相手を処刑する。


  • リボルバー

古き西部開拓時代の象徴、回転式拳銃。
近距離から中距離で優秀な拳銃、精度も高く軽い為か照準の移動も素早い。デッドアイとも相性がいい。


  • ピストル

いわゆる「自動式拳銃」で、新時代の象徴。
モチーフは100年以上の実績を誇る「M1911"コルト・ガバメント"」時代的にはちょっと登場が早いので試作品だろうか。
リボルバーと同じハンドガンのカテゴリ。連射力、威力共に高いが弾丸が手に入りにくい。ここぞという時に切り札として使おう。


  • リピーター

レバーアクションの古典的なライフル。こちらも西部劇でお馴染み。
拳銃では厳しい間合いの場合コイツが優秀。装弾数も多い。


  • ライフル

いわゆる「ボルトアクションライフル」
カテゴリはリピーターと共通。リピーターと比べ口径の大きい弾丸を使うので威力は高いが、一発ごとに次弾発射の準備が必要で、硬直してしまう。
その分精度は高く、マルチプレイでの達人はこれでヘッドショットを決めてくる事も。スコープ無いのに…
玄人向けの一丁。


  • ショットガン

近距離ですら威力が落ちるが、至近距離なら一撃必殺の散弾銃。
総じて装填数が少ないが、使い所を見極めれば敵は地に伏せるだろう。


  • ラッパ銃

アンデッド・ナイトメアで登場、ゾンビの部位を弾丸にする特殊な散弾銃。
その威力は直撃すれば敵が爆ぜる程、ただしリロードはかなり長い。
ゾンビだらけの世界なのでまず弾丸に困る事は無い。


  • スナイパーライフル

スコープがついた本格的な狙撃銃。配置を覚えたプレイヤーが扱えば敵は殺された事もわからない。
ただスコープを覗いている間は周りが見えないので、背後には気をつけよう。


  • 榴弾ライフル

DLC武器、スナイパーライフルと枠を共通する。ただしスコープは無い。
爆発する榴弾を発射可能で、直撃したら敵は爆ぜる。なんとか逃れても重症だろう。
超強力な分貴重なので、大切かつ大胆に扱おう。マルチプレイではフレンドリーモードでもこれを使ってPKができる。


  • 投げ縄

シングルプレイでのみ使える馬慣らしや人間を縛り上げるのに使う投げ縄。
賞金首を捕らえて額を倍に引き上げたり、人を引きずり回して電車に轢かせる外道プレイもできる。


  • ナイフ

初期装備、マーストンの毛皮取りや売女を殺そうとする男に多用されるナイフ。
銃と比べると劣るが、これを使って狩猟をするチャレンジも存在する。
その真価はハードコアマルチプレイ。音がしないので、背後が見えていない間抜けを暗殺するのに役立つ。


  • たいまつ

アンデッド・ナイトメアでのナイフ枠。
時間はかかるがゾンビや棺に火を付け、弾丸を使わず殺す事ができる。
専用キルムーブがあり、たいまつを頭に突き刺す。


  • 素手

文字通り素手で殴る。威力は無いが敵を気絶させる事はできる。
素手状態でロックオンをして構えるとNPCが反応して、殴り合いが楽しめる。
オンラインでも素手で殴りかかればノリのいい相手なら大抵合わせてくれるだろう。


  • 投擲武器

種類が多い投擲系武器。使うには慣れが必要であろう。
壁越しに相手を焼き、狂い悶えさせる火炎瓶、爆発で敵を制圧するダイナマイト。
ナイフを強化、突き刺さった敵から回収もできる投げナイフ。
DLCでは投げナイフをより重くして威力を引き上げたトマホークが追加。
アンデッド・ナイトメアでは余りにも数が多い為、投擲枠がごった煮になっている事も。
デッドアイを使うと明らかにおかしな挙動で敵まで飛んで行く。さながら西部時代の誘導ミサイル。


  • 聖水

アンデッド・ナイトメアで登場するゾンビを浄化する作用があると言われている聖なる水。
ストーリー中でもゾンビにある程度人の感情を取り戻させた。
…はずだが実際に使うとゾンビを蒼き炎で焼き殺す、凶悪な火炎瓶と化す。


  • ゾンビの餌

ある男が作り上げたゾンビが好む餌、瓶に入っている。怪しい色に光っているが天然由来の成分100%。
投擲枠で、ゾンビの意識を集中させつつ移動速度を落とす。瓶が直撃するとゾンビは即死する。
ダイナマイトを瓶の蓋代わりにする事で起爆餌にグレードアップする。


  • リンのコーティング

厳密には武器でないがここに分類。アンデッド・ナイトメアに登場。
弾丸に植物製のリンを纏わせる、一定時間聖水効果が付与され、片っ端から浄化できるであろう。


●マップ

  • ニュー・オースティン

初期エリア。メキシコとの国境近く。
登場する動物はあまり強くなく、そのぶん貴重な素材なども手に入りづらい。
この地に降り立ったプレイヤーはその無法者の多さに驚くだろうが、残る2つのエリアを攻略した後だと治安の良さと住民の優しさに感動する


  • ヌエーヴォ・パライソ

第2エリア。アメリカではなくメキシコ。よって住民はスペイン語で話す。
原語版でも日本語版でも翻訳や字幕がなく、イベント以外では何を言っているかは全くわからない。
とりあえず「ヘイ!グリンゴ!」は「何しに来やがったよそ者が!」くらいに思っておけばOK。


ニュー・オースティンに比べるとどこもかしこもクズしかいないこの世の地獄。
通行人が詐欺を持ちかけてきたり助けを求めたように見えて強盗とグルだったりと治安の悪さはアメリカの比では無い。


  • ウェスト・エリザベス

第3エリア。ニュー・オースティンよりも北に位置する。序盤は橋が壊れていて入れない。
ヒャッハー!なメキシコの次に辿り着いたのは、このゲームで最も発展した街であるブラック・ウォーターを代表とする文明の地。
そのぶん治安もよく、悪さをすればすぐに保安官が駆けつけてくる。
しかしそのぶん町には逮捕されないギリギリのロクデナシが揃っており、発生するイベントはメキシコとはまた別のベクトルに酷いものが多い。


北に進むと自然豊かな森が存在し、珍しい動物や美しい雪景色を見ることが出来る。
またマーストン牧場もこのエリアに存在する。


なお、だいたい同年代のアメリカ東部は高層ビルが立ち並ぶ大都会が既に完成している。
ゲームで言うとサクラ大戦Vを想像していただくといいかもしれない。西部って本当にド田舎なんですよ……。


●システム

  • デッドアイ

人を殺した際に貯まるデッドアイゲージを消費し、一時的にスローモーションで狙いを付ける事が可能。
シングルプレイでは特定のミッションで進化していく。マルチプレイではレベル2で固定される。
複数ロックなら本来は連射できないライフルやショットガンも素早く撃つので、必殺の一撃になりうるだろう。


レベル1:スローモーションのみ
レベル2:自動マーキング
レベル3:マニュアルマーキング


レベル2から一斉射撃で大量の相手を倒せるようになるが、必ず急所を狙って殺してしまうレベル2は非常に使いづらい。
イベントでレベル3に成長するまでは控えたほうが無難。


  • 名声(FAME)と名誉(HONOR)

マーストンの知名度と善悪度。
前者は善悪関係ない知名度で、彼の名が世間にどれだけ知られているかを示す。
後者はマーストンの行動が善悪どちらに傾いてるかを示す。
名声が高く名誉が善寄りならば正義のヒーロー、名声は高いが名誉が悪の場合は誰もが知る悪党ということである。
基本善人であるマーストンの性格や悪行を働いてもリターンが少ないこともあって、普通にプレイしていると名誉は善に傾きがち。
町の人が「やあミスターマーストン!」と親しげに話しかけてくれるので気分もいい。


  • チャレンジ

シングルプレイでは狩猟や採取、宝探しを行う事でマーストンの強化や貴重なアイテムを入手できる。
GTAで言う殺害ミッションや救急ミッションのような物。
マルチプレイではクリアする事で経験値と称号が解禁される。さらに一定回数ヘッドショットを決めるチャレンジでは銃が黄金に染まる。実力の証となるだろう。


  • 決闘

西部劇の華。
シングルプレイ中、街中やミッション等で決闘を申し込まれた際に発生。
相手と向かい合い数秒経つとレベル3のデッドアイのようなスローモーションになり、右下に青と赤の2本のゲージが出現する。
銃を抜いて相手を撃つと自分のゲージ(青い方)が増えていき、スローモーションが終わった時点で相手よりもゲージが多かったら勝ち。
相手よりも後に抜いた方が狙いやすくなるのがポイント。先に抜く奴が格下ということである。
頭や心臓などの急所を撃つとゲージが多く増え、手足などを撃ってもゲージはあまり増えない。
また、相手の銃を撃つと一発で勝利することができる上に「無闇な殺生を避けた」として評価も上がるが、イベント決闘では基本的にできない。
マルチプレイでは対戦でのじゃんけんのような役割として試合前に行われる。


  • 狩り

野生動物を倒すとその皮を剥ぐことができる(動物によっては肉や羽根も手に入る)
皮や肉を売ることで資金を稼げる。馬のようなそこら中にいる動物は格安で、レアな動物は高額。


動物達は狩っても時間経過で復活するため絶滅することはないのだがバッファローのみはいくら時間が経っても復活せず、元からいる数から増えることもない。
そのため乱獲すると絶滅してしまう上、トロフィー「Manifest Destiny(あら やっちゃった)」が手に入る。


弱い動物はもちろん弱いが、夜になると現れるハイエナや狼といった動物はこちらを襲撃してくるので注意。
特にクーガーはそれぞれ凄まじい攻撃力や圧倒的な体力を誇り、気がついた時には襲われて死亡することも多く、多くのプレイヤーにトラウマを刻み込んでいる。
愛馬で疾走していたら鳴き声が聞こえた……と思った瞬間に馬を瞬殺されクーガーに喉笛を食いちぎられるのは日常茶飯事。
自慢の牧場のそばをぶらぶらしていたら熊の群れに襲われてフルボッコにされるのも日常茶飯事。日常的に熊が襲ってくるって大丈夫なのかマーストン牧場。


●マルチプレイ
サーバーは世界共通、各種モードが用意されている。
プレイヤーにはランクが設定されており、引き上げる事で称号やキャラクターや武器、馬が解禁されていく。
最大のランクに到達したらランクをリセットする事で伝説へと変化する。伝説でしか解放されない物も多い。
キャラクターは本編に登場したキャラやそこらを歩いていたモブまで大量、100人は超えている。セリフもしっかり用意されている。
ボイスチャットも使用可能、他のプレイヤーがやかましい場合は自由にオンオフ可能。というか殆ど雑音だらけで聞けた物では無い
一時期はサーバーがダウンしていた。ここ最近復旧したが、無限ロードのような不具合がある程度見受けられる。


マルチプレイに入ると最初に来る事となる、多少の制限があるがフィールドの殆どを行き来できる「放浪モード」
特徴はギャングを殺して名を挙げるもよし、オンライン専用のチャレンジをこなすもよし、プレイヤーと殺しあうもよし。とにかく自由である。
他のプレイヤーと同盟のような関係、「同胞団」を立ち上げる事もできる。ハードコアでも互いに場所が把握できたりと便利。
放浪モードでは警官を殺しまくって賞金をあげたり、プレイヤーでキルストリークを取るとドクロマークがつく「民衆の敵」となる。
この放浪モードにも幾つか種類がある。
マップへの表示が特定の場合のみとなり、照準アシストが使えない「ハードコア」この仕様は一部の対戦でも引き継がれている。
プレイヤー同士の殺し合い厳禁。協力しあって行ける「フレンドリー」
大抵のプレイヤーはこのモードに入り浸っている。慣れない内はフレンドリーモードで練習しよう。
大量に出現する瀕死のNPCを撃ち殺す事で無限に経験値が入る不具合が発生しているが一向に治る気配は無い。


他にもデスマッチにあたるギャングシュートアウト、黄金ダッシュ。
DLCでは最大4人で協力して悪を挫く協力ミッション、賭け事を行えるポーカー等。
如何せんモードが多すぎる事もあり放浪モード以外は過疎りがち。


●ダウンロードコンテンツ

  • アウトロートゥジエンド協力ミッション・パック

マルチプレイでの協力ミッションが解禁される、無料。


  • レジェンド&キラーズ・パック

投擲武器としてトマホークが解禁される、専用の独特なチャレンジも追加。
マルチプレイでは、前作レッドデッドリボルバーのキャラクターが解禁される。
称号、実績(トロフィー)も多数追加。


  • ホラ吹きと詐欺師たち・パック

狙撃武器として榴弾ライフルが解禁される、専用のえげつないチャレンジも追加。
マルチプレイではポーカー、ブラフといった賭け事が追加。
放浪モードでは特定のギャングを殲滅すると榴弾ライフルが一つだけ出現するようになる。奪い合いになる事間違いなし。


  • アンデッドナイトメア・パック

レジェンド&キラーズ、ホラ吹きと詐欺師たちパック同梱のお得なパック。
シングル専用モードであるアンデッド・ナイトメアが解禁。
ゾンビが爆ぜる程強力なラッパ型銃や、ゾンビ用火炎瓶の聖水等様々な武器が使える。
このモードでは伝説の馬や未確認生物、UMAも世界を闊歩するようになる。
マルチプレイでは専用称号や、ゾンビのキャラクターが使えるようになる。



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  • 終盤のあの展開は本当に驚いたしエンディングも良かった。でもクリア後にあいつが操作できないのは残念だ。 -- 名無しさん (2014-06-07 09:58:28)
  • ↑だからこそ、本編とUNはプレイアブルできる状態の予備のセーブデータ作るんだよな。次回作はもっと色んなことできるといいな。個人的にはダッチの若りし頃を。 -- 名無しさん (2014-09-25 02:40:10)
  • 悪党を縄で縛って馬で引きづり回してると心が洗われる -- 名無しさん (2016-05-18 12:18:38)
  • ↑ そして電車に撥ねさせたらスカッとする。 -- 名無しさん (2016-05-21 16:24:40)
  • コルトのガバメントじゃなく FNm1903か、コルトの1908だと思う。ジャック編が3年後だけどジョンの装備を引き継ぐだけだしな1911はやっぱり近代や現代戦 -- 名無しさん (2019-10-05 09:44:44)
  • 続編はさらに過去の話でダッチギャングが崩壊するまでが描かれる、当然救いはない 主人公は別だが何やかんやあって最終的にはジョンを操作できる -- 名無しさん (2020-07-10 18:48:43)

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