登録日:2016/12/02 Fri 1:00:00
更新日:2024/02/01 Thu 13:38:52NEW!
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鬼滅の刃 鬼 長女 妹 はいてない疑惑 箱入り娘 鬼頭明里 黒髪 炎 口枷 ふともも ヒロイン 無口 キック 竹 もう一人の主人公 やぎ座 モンスター娘 大人化 ロリ 変身 よくできた妹 可憐 オニシスター 台本になんて書いてあるか気になるキャラ キックの鬼 セコム コメント欄ログ化項目 爆血 燃える血、爆ぜる異能 醜女←町でも評判の美人だったんだぞ!! 足蹴り 年齢操作 画数が多い 髙石あかり
いってらっしゃい
声:鬼頭明里
演:髙石あかり
誕生日―12月28日 (やぎ座)
年齢―14歳
身長―153cm(1話時点で150㎝)
体重―45kg(1話時点で39kg)
出身地―東京府 奥多摩郡 雲取山(西多摩郡 雲取山)
趣味―裁縫(商品として売れる出来栄え)
好きなもの―金平糖
◆概要
竈門家六人兄弟の長女であり、歳は長男の炭治郎に次ぐ14歳。
自分の着物よりも弟・妹の食事を気にする心優しい少女だったが人を鬼に変える力を持つとある鬼に襲われ、禰豆子は鬼と化し、家を離れていた炭治郎を除く家族を惨殺されてしまう。
駆け付けた炭治郎を鬼の本能のままに襲い食い殺しかけるも必死の説得で辛うじて理性を取り戻し、食人衝動を無理矢理抑え込む。
しかし、それでも人に戻ったわけではなく、禰豆子からは多くのものが失われてしまった。
◆外見と性格
腰ほどもある長い黒髪と赤い(アニメではピンクの)瞳をしており、生前は長い髪をまとめていたが鬼となってからは流している。また、毛先がちょっと赤い。
服装は桃色麻の葉柄の着物に黒い羽織を着用。人を襲わないための保険として竹の口枷をつけている。
炭治郎の贔屓目でなく実際町でも評判の美人であり、兄と違ってよくモテたらしい。
鬼になってからは感情が希薄になり竹を咥えている為、喋ることもできず、瞳も常時濁ったままとなっている。
家族(炭治郎)を守るという一心で行動しその力を振るっていたが、後に鱗滝によって「人間は皆お前の家族だ。人を守れ、人を傷つける鬼を許すな」という暗示をかけられたことで、人間全てを家族と認識し、家族を傷つける鬼を滅するため行動するようになった。
判定のキーになるのは優しさや悲しみといった感情のように思われ、対象となった人間を自身の母や弟妹に幻視する。
ケースによっては鬼であっても家族と認識することもあり、それは禰豆子自身の意志が確かに残っていることを示している。
ただし禰豆子は、炭治郎を除く家族たちが既に死去していることも理解している。なので暗示はあくまで手助けに留まる。
また、人間を守るという確かな理念に従って行動してはいるが、食人衝動自体は未だ消え去っておらず、目の前で人の血を見たりなどすると再びぶり返す。
今なお禰豆子は、自らの強靭な意志の力で以て必死で衝動に抗っている状態である*2。
理性が退行したことである意味で枷が外れたのか、生前の淑やかさとは打って変わってお兄ちゃんに甘えている。その様は幼子か懐いた猫のよう。
描写こそ少ないが、あの当時の禰豆子が事あるごとに炭治郎を抱きしめたり膝枕を自然に受け入れたりなんてとてもできないだろう。
妹であるのと同時に長女でもあるし。
刀鍛冶の里の温泉で、炭治郎と混浴している。
◆戦闘能力
鬼であるため太陽が照り付けている間は活動できず、体を小さくして*3炭治郎が背負う箱に隠れている。逆に大きくなることも可能。
応用として、その場で体格を小さくすることで相手の攻撃を避けるという小技を使ったことも。
問題は昼の時間か夜の時間かではなく日の光の有無なので、曇り空や日の射さない屋内なら活動できる。
見かけは少女だが鬼であり、かつ禰豆子の場合は変化時に分け与えられた血の量が多かったため、人を喰らっていないにも関わらず高い身体能力を有しており、鬼特有の高い再生力も有している。
ただし後述の理由により普通の鬼と比べ再生は早くない。また禰豆子は体術に秀でているわけでもなく複雑な思考も出来ないため、攻撃パターン自体は単純である(炭治郎の指示である程度はカバーしている)。
なぜか蹴りを多用する。どうせなら引っ掻きも使えばいいのに…。男性読者サービスか?
鬼を滅ぼす手段(日輪刀)の有無を考慮しなくても総合的な戦闘能力は炭治郎一行の中では低い。だが…
禰豆子は「成長する鬼」である。それも人を喰って力を拡大する他の鬼とは異なり、鬼としての性質そのものを意志力で順次書き換えていくという規格外である。
鬼とてエネルギーを消費するため、人の血肉を長期間喰らわなければ狂暴化から衰弱してしまうが、禰豆子の場合、エネルギー回復を睡眠で代替するように身体の作りが変化している。それを以て奇跡と称されるが、詳細は不明。
ただし、あくまで鬼であるため血肉が主な糧であるということ自体は変わらない(上述の通り、精神力で摂取するのは堪えている)。
この代替のために再生能力を十分に発揮できなくなっているほか、回復のため必要がないときは殆どの時間を眠って過ごしている。
以上のような例外的性質からか、肉はおろか血すら摂取していないにも拘わらず、炭治郎の危機に反応して血鬼術に覚醒した。
それどころか怒りだけで覚醒を重ね、後に体躯が大人?へと成長し一段上ともいうべき形態に進化を遂げる。
額から角が伸び、皮膚には植物のような文様が走り、トレードマークの竹轡を嚙み砕き、鬼らしく筋肉質な立派な体格となる。
攻撃パターンこそ変化はないが、蹴りを入れる途中で脚が斬り落とされようと一瞬で再生し、そのまま上弦の鬼を蹴り飛ばしている。
胴を両断されてもすぐくっ付き、それどころか全身をバラバラにされても血液で胴体と繋ぎとめて元通りに再生する。
上弦の鬼の攻撃を真正面から直撃しながら戦闘を続行する上弦の鬼クラスまで上昇した膂力と回復速度を以て敵を圧倒する*4。
この状態の禰豆子は生来の性格とはまるで別の、敵を叩き潰す喜びが芽生えている(禰豆子でなくなる)かのような表情を見せている。
また人間の血肉への飢えが理性よりも勝ってしまっており、流血した人間に襲い掛かろうとしてしまった。
ただしその残虐性はある種の暴走状態であったようで、後に禰豆子の意志でいつでもこの形態に変化し戦えるようになった。猿轡を噛み砕くか否かが暴走の有無の境目である模様。
そして…
第126話。禰豆子はなんと、牙(犬歯)や目などの獣相は元のままで鬼でありながら太陽光を克服した。鬼舞辻無惨以来1000年近くに渡る鬼の歴史上初の変異体である。
珠世の推測では、禰豆子はその「変異への意志力」を太陽光克服に全てつぎ込んだらしい。それとともにある程度の言葉や感情表現を回復した。その無邪気な笑顔と「おはよう」はあまりにも尊い。
…が、「コレは無惨を釣り出す最高のエサだ」という判断の元に鱗滝左近次の元に預けられ、鬼を人化する薬を投与されたため無限城決戦にはほぼ不参加。出番…。
血鬼術
血鬼術:爆血
己の血に発火・爆発性を付与し、発破する能力。
付与及び発破は遠隔的に行うことが可能。初回発動の際は左手を握りしめることで発火させていた。
血を体内で液体爆弾に変えて流すのではなく、発動前に流していた血も対象となる。
爆血で生じた炎は破壊や殺傷を伴わず鬼だけを燃やすという特異な性質を持っている。
また鬼の使う血鬼術も対象であり、例えば血鬼術による毒に冒された人間に用いれば損傷なく毒だけを燃やし飛ばすことが可能。
鬼がこの炎で身を焼かれると非常に痛い上に、上弦でさえ再生するには時間を要するほどの火傷を負う。
日輪刀では切れないような硬さの蜘蛛糸を一瞬で焼き尽くす、催眠効果を打ち消すなど、他者の血鬼術を強制解除する事もできる。
ただ使いすぎれば回復のための眠りを必要とするため多用はできない。
◆余談
ヒロインであるが、喋らず意志も希薄なため能動的に話に加わってくることもない。
なので主人公に背負われる形で同行していながら場面が日中であるが故に、連載数か月で数コマしか出番がない時もある。
特に単行本4巻での出番の少なさは多くの読者を禰豆子不足に陥らせた。
上述の通りまともに喋ることはないが、アニメでは多少セリフが増えている。と言っても、禰豆子の脳内での思考などがセリフになっただけであり、実際に発声している訳ではない。
最近は日が当たらなければ活動的な場合があり、兄に構ってほしがったりなど甘えん坊な面を見せるようになっている。
魘夢の襲撃時には、兄「起きなきゃ…」→起こして撫でてもらおう→起きてくれない→怒って頭突き→(石頭)→出血しても起きてくれなくて泣き出す→血鬼術発動、という華麗なコンボは読者の腹筋に大ダメージを与えた。単行本の幕間ではムーコ*5のあだ名がついた……
衣装の露出は少ないが戦闘スタイルと希薄な自我の関係で惜しげもなく足をさらす。
…それでもニュートラルでミニはいてるようなキャラクターと比べれば随分控えめなサービス要素。一部ではそのチラリズムがいいとかなんだとか。
好みのタイプは「飛車みたいな人」。
飛車は縦横自由に動き回り、敵陣に踏み込むと竜王になる駒である。つまり、実直でいてフットワーク軽く周囲に気を回し、それでいていざというときに頼りになる男性といったところか。
ちなみに、ぼんやり思い浮かべるのではなく、頬を赤らめ照れながら答えているので、真剣にそういう男性が好きなようである。聞いた弟は困惑しているが。
公式ファンブックによると、得意技は「高速そろばんはじき」。これまで7つのそろばんを破壊した事があるらしく、兄や母の頭突きと同じくらいに恐れられるほどに強力なデコピンを使えるらしい。
善逸の事は珍妙なタンポポと思っている模様。
最終話にて大正のはるか未来、恐らく令和と思われる現代で彼女の曽孫である*6姉弟が登場する。
姉弟とも「彼」と禰豆子に瓜二つ。
ファンブック2のおまけ漫画の終盤で善逸*7から正式に求婚されているが、まだ結婚した直接の経緯は描かれていない。
「飛車みたいな人」に彼が該当すると解釈されたのか、それともアプローチが心を動かしたのかは謎に包まれている。
ちなみに禰豆子にそっくりな姉「燈子」は、おそらく鬼になる以前の禰豆子*8に似たらしく気の強い性格であり、また先祖の夫側の血を受け継いだかかなり面食いな模様。
善逸は燈子の台詞からして彼らが物心つく頃*9までは存命だったことがうかがえるが、禰豆子がいつまで存命だったのかは不明。本編時点で8歳だった産屋敷輝利哉が日本最高齢となっていることから、それより歳上だった本編の登場人物はエピローグ時点では鬼である愈史郎を除いては全員他界していることになる。
追記修正は力を覚醒させてからお願いします。
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*2 鬼の本能は中盤までは確かに残っており、不死川実弥の血塗れの腕にかなり興奮していた。もっとも、これに関しては実弥の特異体質も影響しているのだが。
*3 丸めてではなく鬼の能力で実際に物理的に小さく縮小している。
*4 おまけに受けたダメージにより飛散した血が血鬼術・爆血に繋がる為、返り血でも浴びれば上弦の鬼すら再生できない火傷を負わせられる為、実質攻防一体も成している。
*5 「ムーねずこ」の略。
*6 連載時には明言されず、単行本の加筆漫画と設定好評で子孫だったことが確定。
*7 鬼殺隊解散後伊之助とともに竈門家に同居していた。
*8 アオイにも似ている。
*9 燈子が18歳なので平成後期。
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