由良吾郎

ページ名:由良吾郎

登録日:2011/09/24 Sat 20:25:22
更新日:2023/08/17 Thu 20:06:46
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仮面ライダー龍騎 仮面ライダー 秘書 善人 お人好し 料理上手 口笛 仮面ライダーゾルダ 涙腺崩壊 平成ライダー ボディガード 浅倉被害者の会 吾郎ちゃん ←仮面ライダーgではない 由良吾郎 弓削智久 吾郎ちゃん 誠実



「では、行ってきます、先生」



由良ゆら吾郎ごろうとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー龍騎』の登場人物。


演:弓削智久



概要

北岡秀一の秘書兼ボディーガードを務める男性で25歳。
TV本編・劇場版・TVSPでも彼の秘書として登場する。
北岡とは「吾郎ちゃん」「先生」と呼び合っている。



来歴

元々、漁師の家庭で生まれるが、家業を継ぐのが嫌で父親と喧嘩、家出しそのまま上京した。
因みに7人兄弟の5男。


上京後、傷害事件に巻き込まれ、その時に北岡秀一と出会い自身の弁護を担当してもらう。
だがその後、北岡の不治の病の事を知り「自分を担当しなければ、もしかしたら病気を早くに発見し治療が出来たかもしれない」と思うようになる。


前述から、自分を助けてもらった恩返しと恩人を助ける事が出来なかった後悔から北岡に尽くすようになる。
その事から北岡からも全幅の信用を置かれ、唯一心を許す相手となり、ライダーの事も教えている。
また、北岡の元秘書である浅野めぐみに対して対抗心を抱くような場面もあった。



普段は寡黙で不気味な雰囲気を漂わせているが、本来は誠実で優しい心の持ち主であり、相手が子供でも真摯に接する*1
また腕を負傷した北岡が滑らしたプチトマトを箸でキャッチした後に食べたり、北岡から捨てるよう言われた真司のお土産(饅頭)をこっそり胸ポケットにしまうなどお茶目な一面も。


ボディーガードという事から、相手が4人程度なら圧勝するほど強い。
この時の立ち振る舞いを見ていた城戸真司は当初、彼がゾルダの正体だと勘違いしていた*2
生身で直接対峙する機会はほとんどなかったが、彼と浅倉威のどちらが強いかについてはしばしば議論の種になる。


家事も完璧に行い、運転手も努め、浅倉に手錠をかけられ捕まった時は手錠を外して脱出する等、様々な事が出来る。
唯一苦手なことは口笛だけだったが、後に克服して吹けるようになった。


料理の腕前は北岡が太鼓判を押すほど一流。
追及にも余念がなく、偶然真司が作った餃子を食べた際は後日そのレシピを教わりに訪ねている。
一方、自身の食事はというとカップ麺で済ませている。


真司のデッキを介してライダー同士の熾烈な戦いを覗き見たことで、北岡には死んでほしくないのと同時に傷ついてほしくないとも思うようになり、挑発で車道に飛び出してきた浅倉を(北岡に止められたものの)車で跳ねようとしたり東條の誘いに乗って戦いに向かう北岡のあとを密かにつけたこともある。



結末

どんな事になろうと北岡を支えて来た吾郎だったが、遂に彼が病によって亡くなってしまう
だが、最後に彼が望んだ「浅倉と決着をつける」という願いを叶えようとゾルダのデッキを取り、変身する。


そして、浅倉が警察に追い込まれた廃墟に行き、王蛇と戦闘。
あの王蛇と互角の戦いを繰り広げ、互いのファイナルベントを繰り出すが、王蛇が召喚したジェノサイダーに妨害され、ドゥームズディをまともに喰らう。
マグナギガはブラックホールに呑まれ、変身は解除され……



「先生……また美味いもん買って帰ります……」



最後まで北岡の事を想いながら消滅した。



余談だが、マグナギガが消えたのにブランク体にならなかったのが疑問に思われるが、これはドゥームズディが対象を「破壊」ではなく、「ブラックホールに叩き込む」為と思われる。


最終話の「ライダーバトルのない平和な世界」でも、北岡の秘書として彼をサポートする日々を送っている。








それから3年後、閉鎖空間Shibuyaに似た人が登場する。
その翌年ZECTに所属して多くのライダー達を惑わせる。


更に7年後、沢芽市のフルーツパーラーの店長に転職。
そしてその4年後には浅倉にも負けず劣らずの暴漢として暗躍するのだが……それはまた別のお話。
善人と悪人が交互になっているのは気のせいか



小説版

『龍騎』サブライターの井上敏樹による別世界のライダーバトルを描いた『小説 仮面ライダー龍騎』では別人に近いキャラクターに仕上がっている。詳細は項目参照。


RIDER TIME 仮面ライダー龍騎

本編同様、演じるのは弓削智久氏だが、なんと今回は北岡ではなく吾郎がゾルダに変身する。
さらに、なぜかよりによって浅倉を「先生」と呼び、彼と行動を共にしようとした。
吾郎含むほとんどのライダーはかつての記憶を失っているが、浅倉だけは保持していたため、当然のことながらその豹変ぶりを浅倉には怪しまれていた。
料理の腕は健在で、浅倉にもそこから気に入られ、同行を許された。果たして吾郎の真意は……?

実は既に記憶を取り戻していたことが終盤で発覚。
ここでの北岡は何らかの形で死んだようで、彼に代わって浅倉を倒すことが目的だった。
……が、浅倉に重傷を負わせたものの自身も……



北岡「吾郎ちゃん、追記・修正頼むよ」
吾郎「はい、先生」



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  • 中の人が鎧武に出演決定!おめでとう!! -- 名無しさん (2013-08-01 15:19:53)
  • 変身ポーズは北岡先生助けるときにとってたアレなんだろうか -- 名無しさん (2013-08-26 01:25:51)
  • ↑2 マジか。カブトでも重要キャラやってたし縁があるな。 -- 名無しさん (2013-08-26 02:57:53)
  • 小説版では、唇を糸で縫いつけて北岡に「沈黙の誓い」を立てる(なので会話は手話)。テレビと違って、真司を「反吐が出る」と酷評。でも最期は… -- 名無しさん (2013-11-29 17:40:04)
  • 放送終了後に出た超全集のインタビューで、北岡との関係を「一歩間違えると子供番組に相応しくない関係になってしまいますから」と発言。…深く考えないようにしよう。 -- 名無しさん (2013-11-29 17:51:35)
  • 44話の大企業の社長になった佐野に契約書作る(ただし作るのは一年か二年)と言って、前金もらった北岡に「素敵です」は笑ったwwww 再生された世界でもこのやりとりがあると微笑ましいな。 -- 名無しさん (2013-12-14 22:40:53)
  • 吾郎「また襲ってきたインベスを返り討ちにする為、オレがあなたに護身用の武術を教えてあげますよ、阪東さん。」 -- 名無しさん (2013-12-16 20:30:38)
  • 中の人弓削さんは結婚した。おめでとう! -- 名無しさん (2013-12-24 20:55:20)
  • ああいう見た目に対して人見知りというギャップがこれまた良いよね。 -- そばつゆ (2014-01-06 10:24:02)
  • 紘汰「あれ,阪東さんってアーマードライダーになれるんじゃ?」 -- 名無しさん (2014-03-03 17:43:13)
  • 弓削智久さんですよ…字が違う… -- 名無しさん (2014-03-11 16:13:49)
  • ↑2 阪東「そんなの10年くらい前のことだ。」 -- 名無しさん (2014-03-12 23:29:49)
  • 阪東さんの台詞にあった「例えば病気の患者とかに余命を知らせるとかな」←もしかして北岡先生ネタだろうか。 -- 名無しさん (2014-03-12 23:36:17)
  • ↑そのうちネット版とかでゾルダになったりワームになったりしそうだなw -- 名無しさん (2014-03-20 07:34:14)
  • 「力の使い方でヒーローにも化け物にもなる」「俺も色々あったからな」って感じのセリフで龍騎とカブトを思い出して物凄い説得力だなと思った。ぜひ坂東さんにはライダーなってほしいなぁ、できればみどりの銃使いで -- 名無しさん (2014-03-20 09:45:33)
  • ↑龍玄「」 -- 名無しさん (2014-03-29 06:57:22)
  • 小説版である意味一番変わった人だよな。555の結花といい井上は手話に思い入れでもあるのか? -- 名無しさん (2014-04-02 17:12:11)
  • 初変身であんだけ戦えたのはスゴすぎる。学ぶ機会も無かったろうに。 -- 名無しさん (2014-06-21 00:45:07)
  • 戦闘センスが高いから重火器メインのゾルダより接近戦を得意とする龍騎やタイガに変身できていたら朝倉に勝てたかも -- 名無しさん (2014-06-27 19:26:31)
  • ↑ゴロちゃんの為のストライクベントかと思ったら使わなかったしな。 -- 名無しさん (2014-10-06 18:27:32)
  • ↑まあ北岡先生を装わなきゃいけなかったわけだしファイトスタイルを合わせたんだろう 個人的にはギガテクターも使いこなしそう -- 名無しさん (2014-10-06 19:16:23)
  • ユグドラシルに、黒いライダーがいっぱいいただろ?アイツらのベルト使えないのか? -- 名無しさん (2015-01-02 01:26:41)
  • 吾郎ちゃんファイナルベント発動→浅倉、ユナイトベントでジェノサイダーを吾郎ちゃんの背後に召喚して妨害→隙をついてドゥームズデイを発動して逆転勝利。吾郎ちゃんの初変身での健闘ぶりもそうだけどやっぱり浅倉の戦闘センスが光る最終戦だった。 -- 名無しさん (2017-01-02 01:17:28)
  • 中の人がアマゾンズで浅倉に匹敵する暴漢を演じたのがワロタw -- 名無しさん (2017-04-28 17:54:55)
  • 小説版ではたぶん顔が奇形なんだろうなあ -- 名無しさん (2018-06-11 15:41:50)
  • 『ゾルダに変身して戦死』は、かつて真司を動揺させる為に北岡先生に付き合ってた芝居だったけど、最終的に似たような形で現実になったのが皮肉な因果だったな… -- 名無しさん (2019-04-01 16:02:44)
  • よりによってあいつを先生呼ばわりって…吾郎ちゃん一体何が… -- 名無しさん (2019-04-02 19:33:19)
  • なんか演技してるような気がする。記憶があったら正攻法ではあいつに勝てないのわかってるだろうし -- 名無しさん (2019-04-02 23:57:10)
  • 一時期はマグナギガの人間体ではないか、なんて噂もあった -- 名無しさん (2019-04-04 18:08:58)
  • 真司の餃子のやり取りが好き -- 名無しさん (2021-04-03 16:41:04)

#comment

*1 当時の公式サイトの紹介文にも前半しか書かれていなかったが、これは脚本家が弓削氏の人柄に合わせて設定を変えたため。
*2 なお、北岡はこの勘違いを逆手に取った芝居を打ち、真司に「人を殺めてしまった」と勘違いさせて失意から戦いを放棄させて脱落するように仕向けた。

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