毎日かあさん

ページ名:毎日かあさん

登録日:2021/08/26 (木) 22:52:33
更新日:2024/06/03 Mon 13:44:53NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



タグ一覧
10代ホイホイ 漫画 アニメ 2000年代生まれホイホイ ぎゃろっぷ 毎日新聞 何故かなかなか立たなかった項目 愛すべきバカ達 09年春アニメ 西原理恵子 本郷みつる 20代ホイホイ 2002年 主婦ホイホイ 毎日かあさん




毎日かあさん



【概要】

毎日かあさんとは、2002年10月より2017年6月まで毎日新聞朝刊に週1回連載された西原理恵子による漫画作品である。
2004年には文化庁メディア芸術祭賞、2005年には手塚治虫文化賞(短編マンガ部門)を受賞。
単行本は全14巻。
2009年にはアニメ化された。
2011年には実写映画が公開された


主人公でもあり原作者でもある西原氏のエピソードなどをもとにし、主婦の日常生活や子育て等を描く。


【登場人物】


原作・アニメ版両方に登場する人物

西原理恵子(原作)/鴨原理恵子(アニメ版)*1(かあさん)

CV.森公美子 演.小泉今日子
主人公。本作の原作者でもある。
高知県出身で日々締め切りに追いまくられている2児の母親。いい加減でおおざっぱな子育てを繰り広げるが、子供を愛する気持ちは誰にも負けない。
蟹が大好物。*2


アニメ版ではのジョン、原作版では夫の死後文治・菊美*3というを飼っている。


鴨志田穣(原作)/野原ひろし(アニメ版)*4(とうさん)

CV.田口浩正 演.永瀬正敏
理恵子の夫。
職業は戦場を主とするフリーの報道カメラマン。2人の子供を溺愛している。大の酒好き。自称・ラーメン通で「一日一麺」がモットー。
原作4巻ラスト&リアルではガンとアルコール依存症で他界しているが、アニメでは健在という設定になっている。
ちなみに鴨志田氏の師匠は2003年イラクでテロに斃れたジャーナリストの橋田信介氏*5で、作中では橋田氏の生前の小ネタが描かれていたり。


鴨原文治*6

CV.園崎未恵 演.矢部光祐
鴨原(西原)家の長男。
向こう見ずで直感的に生きる、絵に描いたような小学生男子。
母の説明が理解できなかったり*7、なかなか字を覚えなかったり*8と、かなりのおバカ
アニメ版ではバッタマン(恐らく元ネタは仮面ライダー)の大ファン。


鴨原ふみ*9

CV.藤井結夏 演.小西舞優
鴨原(西原)家の長女。
父親に溺愛されている。
全ての人に愛されなけれダメ、という、まさにお姫様な性格。
アニメ版では白ふみ&黒ふみという2人の人格が潜んでいる


鴨原淑子

CV.岡本麗 演.正司照枝
理恵子の母親。息子達から見れば祖母に当たる。
ガチで男運が無く、理恵子の父親とは彼のアルコール依存症から早くに離婚(その後前夫はひっそりと他界)、原作では更に再婚相手(理恵子の義父)がギャンブルで首が回らなくなり首をくくるという凄惨な最期を遂げている。
「ちょっと一ヶ月子守手伝って」とかあさんに言われ、以後、4年も帰してもらえずにいる。
毒舌。


愛ちゃん

CV.中尾衣里 演.田畑智子
かあさんのアシスタント。


ちーくん、まあくん、大地くん

CV.菊池こころ、伊藤実華、中川里江
鴨原文治の同級生でもあり、親友。
原作にも登場しているが、名前は設定されていない。
フルネームは不明。
それぞれの母親はかあさんと面識がある。


麦ちゃん

CV.永田亮子
5児の母親。
息子達は「麦ちゃん5」と呼ばれている。
普段は笑顔を絶やさないが、怒ると怖い。


早期教育の精霊、情操教育の精霊、ゆとり教育の精霊

CV.屋良有作、松山タカシ、北沢力
タララララララン♪早期教育♪タララララン♪
ジャガジャガジャガジャン♪情操教育♪ジャガジャガジャン♪
イェイイェイイェイ♪ゆとり教育♪イェイイェイイェイ♪
教育を司る精霊で、その姿はかあさんにしか見えない。
かあさんからはウザがられている。
原作版には公文式の精霊が登場した。


いけちゃん(原作)/あそちゃん(アニメ版)

CV.藤田淑子
文治のイマジナリーフレンドで、ランドセルの裏側に描かれている。
いけちゃんは魚のような見た目をしており、あそちゃんは阿蘇山をモチーフにしている。
あそちゃんは後に「あそちゃんZ」に覚醒した。


原作版のみに登場する人物

実は原作では、はっきりと名前がついている人物は殆ど著名人だったりする*10

高須克弥

かあさんが離婚後も病んでいく鴨志田との関係性に悩んでいた際、前から彼女と交友関係があった縁からアドバイスをした大手美容整形クリニック院長。
原作後期での書下ろしではその後も相談に応じており、リアルでは嫁に先立たれていたこともあり何と理恵子との交際を宣言するに至るのだが、流石に家庭向けの本作では暗示程度に留められている。


【アニメ】

2009年4月から2012年3月にかけてテレビ東京系にて放映された。


製作は96話まではぎゃろっぷだが、97話以降はTYOアニメーションズになった。63話以降は同友アニメーションが関わっている。


関東地方限定ながら、深夜に傑作選『夜の毎日かあさん』が放送されていた時期があるほか、2011年4月から2013年3月にかけて、この作品のワンシーンを流用した英語教育バラエティ番組『Hello!毎日かあさん』が放送されている。


タイトルコールが話の最後という他のアニメにはない特徴がある。


主題歌


「毎日かあさん」
作詞 - もりちよこ/作曲 - 澤口和彦/編曲 - 亀山耕一郎/歌 - 森公美子


「あるいてゆこう」
作詞・作曲 - ビリーみやの/編曲 - 長江徹/歌 - ビリケン


「風が吹く丘」
作詞・作曲 - ビリケン/編曲 - 長江徹 / 歌 - ビリケン


ED


「ただいま」
作詞 - 森由里子/作曲 - 吉野ユウヤ/編曲 - 新井理生/歌 - 佐藤弘道


「かあさんの背中」
作詞・作曲 - ビリーみやの/編曲 - 長江徹/歌 - ビリケン


「お守り傘」
作詞・作曲 - ビリーみやの/編曲 - 長江徹/歌 - ビリケン


【実写映画】

永瀬正敏と小泉今日子主演で2011年に公開された。
夫役の永瀬の演技が入魂すぎて、完成作品を見た原作者の娘が亡父を思い出して泣いてしまったという逸話もある。


ちなみに主演の二人は元夫婦である。




あらもうこんな時間。


wiki籠りっていう人達は本当に


アニヲタwikiが好きね。


暇さえあれば閲覧しているんだから。


色々あるけど、追記・修正していきましょう。



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 10代ホイホイと2000年代生まれホイホイタグに隔世の感があるおっさん -- 名無しさん (2021-08-26 23:27:38)
  • ここだけの話、文治&文治のモデルになった人物は1997年生まれ。同じ年の生まれの人にとっては彼ら兄妹に思い入れのある人も少なからずいるのでは。 -- 名無しさん (2021-08-27 00:58:43)
  • ふみはあの年で泣き落としを使う女  -- 名無しさん (2021-08-27 06:37:22)
  • 原作のとうさん周りの話は結構重い -- 名無しさん (2021-08-27 11:42:07)
  • なっっっっつww -- 名無しさん (2021-08-27 13:39:27)
  • アニメはイナズマイレブンと同じ時間帯にやってた記憶がある -- 名無しさん (2021-08-27 16:21:30)
  • リアルでの夫婦の馴れ初めは「鳥頭紀行」のブラジル取材のクルーとして出会ったのがきっかけ。故・鴨ちゃんがアルコール依存症になったのは戦場カメラマンとして少年兵からも銃を向けられる様ないつ死んでもおかしくない環境でストレスを貯め込んだのが原因だと著書「アジアパー伝」シリーズでのサイバラ漫画にあるので興味がある人は読んでみるといいぞい -- 名無しさん (2021-08-27 16:59:10)
  • 周りがイナズマイレブン見てて、自分もイナイレ好きだったけどなぜかこっち優先してた気がするな…… -- 名無しさん (2021-08-27 17:34:03)
  • ぴにゃりくんとかいたよね -- 名無しさん (2021-08-27 17:38:19)
  • 森公美子さんがはまり役なんだよねこれ -- 名無しさん (2021-08-27 18:08:13)
  • アニメから漫画に入ったから兄妹の呼び名が息子/娘(ぴよ美)名義だったからしばらく戸惑っていた思い出。ちなみにつばさ文庫の小説はブンジ/フミ名義でした -- 名無しさん (2021-08-28 17:33:36)
  • 悲しいなぁ -- 名無しさん (2022-06-09 17:00:02)
  • 『うちの三姉妹』とコラボしたことがあるけど、元々の作風に温度差があるせいか噛み合わず。さらに近況等も含めて『三姉妹』の松本家とは対照的という状態。 -- 名無しさん (2024-05-23 21:52:54)

#comment

*1 アニメでは鴨原姓になっている。実写映画版ではサイバラリエコ表記
*2 アニメのOPの歌詞にも「カニだけはあげないよ カニミソはおかあちゃんのもの!」という文がある。
*3 アニメでは菊・トラ
*4 実写映画版ではカモシダユタカ表記
*5 漫画関連では小林よしのりの『新ゴーマニズム宣言』にも登場している。
*6 原作では本名は設定されておらず、息子名義。実写映画版ではブンジ名義
*7 ひろくんに宛てた手紙を一枚に一文字しか書かないのに怒って説明しても、理解せずに一文字しか書かない
*8 母がひらがなの「あ」を教えても、「よ」や「ち」と発音するなど、記憶力が悪い
*9 原作では本名は設定されておらず、娘名義。また、ぴよ美と呼ばれていた回もある。実写映画版ではフミ名義
*10 西原氏に挿絵依頼をしている縁で直木賞作家の伊集院静氏、猫の里親探しで猫を引き取った人の一人として芥川賞作家の松浦寿輝氏がゲスト出演する等。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧