登録日:2022/07/24 Sun 10:01:50
更新日:2024/06/24 Mon 13:29:41NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
▽タグ一覧
東方 東方project 東方虹龍洞 虹龍洞 exボス ツルハシ スコップ ムカデ 監督 オレっ娘 田中貴子 ファイルーズあい 松嵜麗 姫虫百々世 大蜈蚣 レッツディガップ! 龍を食べる程度の能力 龍王殺しのプリンセス
レッツディガップ!
姫虫百々世とは、『東方Project』に登場するキャラクター。
二つ名:黒きドラゴンイーター
能力 :龍を食べる程度の能力
テーマ曲:龍王殺しのプリンセス
登場作品:東方虹龍洞(EXボス)
スペルカード:蠱毒「カニバリスティックインセクト」
蠱毒「ケイブスウォーマー」
蠱毒「スカイペンドラ」
採掘「積もり続けるマインダンプ」
採掘「マインブラスト」
採掘「妖怪達のシールドメソッド」
大蜈蚣「スネークイーター」
大蜈蚣「ドラゴンイーター」
「蠱毒のグルメ」
「蟲姫さまの輝かしく落ち着かない毎日」
『東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.』にて初登場。種族は大蜈蚣で、ヤマメ以来となる虫(節足動物)妖怪。ラルバ?彼女は妖精です。
何気に虫モチーフのキャラが1ボス以外になったのは彼女が初である。ついでに、東方で初めて一人称が「俺」の女性でもある。
本作の黒幕、飯綱丸龍の親友で、妖怪の山の麓では龍殺しの最強妖怪と恐れられている。
醜悪なフォルムと不快な毒を持った嫌われ者で、負のオーラを凝縮した魔力を持っている事から、龍を含めてそもそも誰も近寄ろうとしないらしい。じゃあ飯綱丸とはどうやって親友になったんだ?
そのため、龍を食べると言うが、実際に食べられるかどうかは誰も知らない。
百々世が虹龍洞から龍珠を掘り出したところ、飯綱丸からビジネスの話を持ちかけられて、虹龍洞を掘り龍珠を報酬として貰っていた*1。
龍珠は報酬として十分だったが、主人公が虹龍洞にやってきた頃には食べ飽きており、信頼を置いている典から「彼女らは盗掘者だ」と聞かされ、何より彼女自身が戦いを好む気質の持ち主だったため、「主人公を食う」という名目で弾幕勝負に発展することになる。
今回主人公は全員人間(霊夢・魔理沙・咲夜・早苗)であるため、ガチで捕食するつもりだった可能性が高い。
○容姿
水色とも灰色ともとれるボサボサのロングヘアーが特徴。
両腕・両脚にはオレンジ色のリボンを複数、腰には緑色の鎖、シャツの袖や襟、ズボンの裾には緑色の輪があり、全体的にダークなカラーリング。
リグル、ヤマメ、ラルバとは異なり、元ネタの虫要素は皆無で人間と大差ない。これが本当のムカデ人間。プレイヤーからは「オレンジ色のリボンが脚の暗喩となっている」と言われているが実際のところは不明。
右手にスコップ、左手にツルハシを持っており、おそらくこれで作業をしているのだと思われるが、採掘を生業としているのに裸足って大丈夫なんだろうか…。
なお、見た目は結構可愛い。これで「醜悪な姿の妖怪」とは幻想郷の美意識は随分と高いようである。百々世自身が職業的にも外出しない分、容姿についてはあまり広まっていないのだろう。
○元ネタ
- ムカデ(生物)
ご存知益虫兼害虫。詳しくはこちら。
非常に気性の荒い生き物だが、我が子には一心の愛情を注ぐ子供思いな虫。
その外見と好戦的な性格から怪物/モンスターのモチーフとしても多く用いられる。アニヲタ的に有名どころは琢磨くんやペンドラーだろうか。
- ムカデ(伝承)
知名度は劣るが、酒呑童子、牛鬼、土蜘蛛等と並ぶ日本最強クラスの大妖怪。
山に七巻き、脚は2000本という巨体を誇り、その体はどんな武器でも傷つかない外殻に覆われている。一対一での勝負なら龍すらも殺し食らうとされるなど戦闘能力も桁外れである。
『俵藤太絵巻』では龍神の娘が藤原秀郷にムカデの討伐を依頼しており、秀郷はこれを承諾。「ムカデは人間の唾に弱い」ということを知っていた秀郷は、矢の先端に自身の唾液を塗り、八幡大菩薩に祈りながら弓を射ることで矢をムカデの脳天に命中させることに成功。倒れたムカデは「俺は七巻き半、やつは八巻…」と言い残して事切れたという。
一方でムカデはその多脚から「客足が多い」と解釈され、商売繁盛の益虫として崇められることもあり、市場がテーマの『虹龍洞』において百々世はどちらかと言えばこちらをチョイスして作られたキャラクターだと思われる。
だが上記の通りムカデは敵キャラクターのモチーフとされることの方が多く、近代の創作で神聖な存在として扱われることは非常に稀。かく言う東方でもナズーリンや星の口から毘沙門天の眷属であるムカデの存在について言及されたことは一度も無い。
一応『夜廻』では神様としてのムカデが登場するが、如何せんホラーゲームなので最初は主人公に襲いかかってくるという…。
○二次創作・考察
絡みが多いのは飯綱丸、典、千亦、魅須丸。
虫の頂点であるリグルには優しいし、同じ毒虫であるヤマメとも仲が良い。
アビリティカードともども八千慧のネタキャラとしての地位をより強固なものにしてしまった罪作りなお方でもあり、完全にごちそうだと思っている*2。
嫌われ者ということで暗い過去が描かれたり、一人称や口調が男らしいものだからこそあえて女の子らしい格好をさせられたりする。
ムカデはフィクションではメジャーなモチーフであるため、ペンドラーを筆頭に様々なムカデキャラとクロスオーバーさせたイラストも投稿されている。
追記・修正は龍を食べてからお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- ちなみに俵藤太こと藤原秀郷は西行の先祖 同じ藤原姓の妹紅どころか幽々子とも遠い因縁だったりする -- 名無しさん (2022-07-24 12:30:57)
- 虹龍洞(CAVE)に潜って蟲姫さまのクソ強弾幕と戦う事になるステージ -- 名無しさん (2022-07-24 14:55:53)
- 伝承とかだとあんまり人間に危害を加える様子はないんだよね 龍神の助っ人に来た人間とやりあうってだけで、退治した人間を呪うでもなく洒落た言い回しで讃えたりするし 百々世の分け隔てないさわやかな気性もその辺を反映した感じかな -- 名無しさん (2023-08-12 21:21:57)
#comment(striction)
*2 八千慧は厳密には吉弔であって龍ではないし、そもそも吉弔は食用には向かないのだが…。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧