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更新日:2024/01/12 Fri 11:50:05NEW!
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大日本帝国 大日本帝国海軍 海軍 八八艦隊計画 計画 アクセル全開ニトロフルチャージ なぜ計画した 編制計画 遂行すると死にます(国が)
八八艦隊計画とは、大日本帝国海軍がかつて策定し、実行しようとした艦隊整備計画である。
読めばわかるがブレーキ全壊の超絶弩級マジキチプロジェクト。
概要
日露戦争でどうにかこうにか判定勝ちを拾った大日本帝国が、次に仮想敵国として目をつけたのはアメリカ合衆国だった。
大英帝国は未だ同盟国、英仏露が三国協商で歩調を合わせたことから、西太平洋で海上脅威となりうる国はドイツとアメリカだったのだ。
ドイツが該当海域に有しているのは植民地駐留艦隊であるため戦力レベルで劣ることから、アメリカが仮想敵国となったわけである。
そのための国防指針として策定されたのが、本項で述べる八八艦隊計画だ。
計画を一文で表すと以下の様な文言になる。
主力戦艦8隻と装甲巡洋艦(巡洋戦艦)8隻を建造、
艦齢8年未満を維持して更新を続け、さらに補助艦艇も山のように造る。
ありていに言って
脳味噌のネジと理性のブレーキと金庫の錠と財布の紐を
200サンチ次元波動爆縮放射機で消し飛ばすが如き暴挙。
また『艦齢8年未満を維持』とは、要するに
戦艦と巡洋戦艦を就役が8年周期になるように新造し、8年超えたら二軍落ち
という意味だ。
頭が悪いとか懐に優しくないとか、もうそういうレベルを超越したところにある国家規模のエクストリーム自殺と考えて間違いない。
予算案通過当時の帝国歳出の実に4割、6億円(当時)を維持費だけで食い潰すというガチ狂気の産物である。
戦艦の運用年数は24年と見積もってたので、完成の暁には毎年2隻建造、戦艦48隻体制という鬼のような事態に・・・
さらに言うと、八八艦隊案が成立したとき、すでに次の構想として八八八艦隊まで俎上に上がっていた。
これだと毎年3隻建造、戦艦72隻体制・・・まず名前が足りるのか?(そこかよ)
審議の時点で誰か止めろよ!
なお、主力艦群を8+8=16隻とするのは、
「計画始動(1907年)時点での米国海軍主力艦の総数が25隻であり、最低でもその7割前後は主力艦が欲しい」という考えと、
日本海海戦でその名を轟かせた秋山真之少将の「戦術立案と指揮適切性から、主力艦8隻を有する艦隊が2つは欲しい」
という考えがカチ合ったから……らしい。
要出典。
日露戦争前は対露戦想定の六六艦隊構想で、戦艦6隻装甲巡洋艦(後に巡洋戦艦へ発展)6隻を基幹とした水上艦隊が整備目標だった。
ついでに言っておくと、この手のマジキチ大建艦計画は帝国海軍のみが発症したものではない。
英国海軍のグランドフリートであるとか、帝政ドイツのホーホゼーフロッテとか、この頃のエクストリーム吐血マラソン絶賛参加中の海軍列強にはよくあることだったりする。
不健全極まりないが、時代が時代だしなぁ……
イギリス
具体的な数字はないが、「ドイツの2倍」という基本方針。下記の数字を参照すると、戦艦・巡洋戦艦120隻・・・?
たった1年で8隻もの戦艦を建造したこともあるマジキチ。
ドイツ
既存艦を含めて戦艦41隻、巡洋戦艦20隻、巡洋艦40隻他からなる艦隊を構築。戦艦・巡洋戦艦の運用年数は20年。
フランス
1912年から20年までに戦艦28隻、巡洋艦10隻、水雷艇(駆逐艦)52隻、潜水艦94隻、植民地警備用の艦艇10隻を新造。
ロシア
1908年からの10カ年で太平洋・バルチック・黒海の3方面にそれぞれ戦艦8隻・巡洋戦艦4隻を基幹とする艦隊を整備。
合計戦艦24隻、巡洋戦艦12隻。
アメリカ
既存艦を含めて戦艦52隻、巡洋戦艦6隻、装甲巡洋艦10隻、巡洋艦31隻、駆逐艦108隻、潜水艦175隻他を1921年までに整備。
日本
1915年から1927年までに戦艦8隻、巡洋戦艦8隻、巡洋艦26隻、駆逐艦88隻、潜水艦97隻他を新造。
あれ? 日本の計画って結構おとなしい?
第一次大戦前中の国内事情
明治末期から大正初期の帝国議会@楽しい楽しい予算の奪い合いは、
- 日露戦争での消耗を補填し、八八艦隊への
自殺的超強化を目指す帝国海軍 - 戦時50個師団・常備25個師団というマジキチ体制を確立せんとする帝国陸軍
- 「揃いも揃ってマジキチ予算案出してんじゃねぇ、シバくぞコラ」と激おこぷんぷん丸の大蔵省
の三つ巴に加え、利益誘導で政治基盤を盤石にせんと欲する立憲政友会まで加わって、もう全方位ノーガードバトルロイヤルの様相だった。
まあそれはともかくとして、当初は自前の技術によってこの大艦隊を組み上げるつもりだった海軍だが、
建造してる最中に例のアレが現れたことで根底から瓦解する。
例のアレ――ドレッドノート。既存艦や未成艦の一切合財を旧世代のジャンクへと貶めたコイツのせいで全海軍涙目。
何とか立ち直って弩級戦艦建造を進めてみるも、世は既に超弩級戦艦の大建艦狂争に突入していた。
ぐぬぬしながら諸悪の根源大英帝国に超弩級巡戦「金剛」を発注・二番艦以降を官民共同建造して超弩級戦艦建造ノウハウを得た。
そして並行してこれまでの大型艦で得た技術を基に自力での超弩級戦艦建造を目指してみたら見事にずっこけた扶桑型と、その改良型の伊勢型。
当時の帝国海軍新鋭主力艦はだいたいこんな感じであった。
そんな折、どっかのバカが火薬庫に火種をグロス単位で投げ込んだことで欧州大戦が勃発。
降って湧いた大戦特需にヒャッハーした結果、真っ先に掣肘すべき大蔵省がうっかり「これが続くなら……まあ、アリかな?」と判断。
大正5年度及び6年度計画(八四艦隊案)に基づき、お試しセット兼次期聯合艦隊旗艦級兼八八艦隊の雛形として長門型戦艦、
さらに拡大発展型の加賀型戦艦と天城型巡戦建造が承認されることとなる。
ユトランド沖海戦の結果に、泡食って長門型を設計変更したのは言わないでおいてあげよう。
大正7年度にはさらに天城型巡戦の三番艦と四番艦建造が承認される。
さらに大正8年度の陸海大蔵大臣三者協議により、大正16年度までの八八艦隊成立を最重要国防目標とし、
その完成をもって陸軍拡充を図ることが決定。
明けて大正9年7月、八八艦隊本予算が帝国議会を通過。11月の長門竣工をもって、実体としての八八艦隊は産声を上げる。
計画レベルでは世界最強と呼んでも差し支えない大艦隊をもって、帝国の覇道が始まる――筈だった。
戦後の魔物――借金返済と賠償と軍縮のお時間です
大戦で全力ノーガードの殴り合いを経て疲弊した欧州列強。
戦勝国たる大英帝国もその例に漏れず、戦費の負債と軍備の後始末という二穴責めを受けていた。
ましてや敗戦国帝政ドイツに至っては、全方位賠償という全穴フィストSM通り越して拷問(生かす気なし)な状態である。
それ以外の国々もアメリカからの借金と軍備の後始末で首が回る回らないどころの騒ぎではなく、欧州列強は揃って凋落の憂き目を見る。
他方、相対的に見て楽してズルして大儲けした日本とアメリカであるが、特需は長続きしないから特需と言うのである。特に日本は。
当の海軍の中にも「予算的に絶対無理だろこれ」と言ってはばからない者が現れるくらいだから、
大蔵官僚など胃に穴がダース単位で開いていたに違いない。
実際、特需の終結と陰りゆく景気(元に戻っただけとも言う)は、膨れ上がった軍事費にさらなる圧力をジワジワとかけていた。
アメリカの方もドレッドノート以降の大建艦狂争への対抗策として、
「ダニエルズ・プラン」という総合力では八八艦隊も真っ青なマジキチ建艦計画を立てていたが、
これは後に有名無実化したとはいえ、日露戦争が日本のTKO勝ちに終わった後も、日英同盟が破棄されていないことが原因だった。
どういうことかというと、アメリカを狙って日本とイギリスで太平洋と大西洋から二穴責めされたら困る、という危機感である。
話が逸れるが、欧州列強にとっては、大英帝国とその足元をウロチョロする黄色い猿(彼等視点)との同盟など、
即座に破棄されるものだと思っていた。
実際には同盟が有名無実化するまで、日英関係は結構緊密かつ良好だったりするのだが。帝国海軍が手本としたのも英国海軍だし。
それどころか帝政ロシアが誇るバルチック艦隊が、
いくらアウェーとはいえフルボッコのパーフェクトゲームで殲滅に等しい全滅状態となり、各国国民が揃ってお通夜状態になるなど、
想定どころか想像すらしていなかったのだ。
野球で例えるなら、負の全盛期のベイスがMLBオールスターズ相手に完全試合を成し遂げるようなものだ。
無理とかそういう次元ではない。
事実上TKOとはいえロシアに勝つまでは、大日本帝国は欧州列強にとって、所詮欧米化して粋がるザコに過ぎなかったのである。
閑話休題。
そのため、アメリカは戦勝・敗戦国を問わずゲットした債権をフル活用し、
ダニエルズ・プランのさらに「次」の同規模建艦計画策定を目論んだ。
しかしいくらお米の国が世界最大の債権国になったとはいえ、無秩序に軍拡なんぞやったらその時点で試合終了である。
そうなると債務国もまとめて\デデーン/となるので、アメリカとしてもこれ以上の軍拡は許容しがたかった。
ともかく、列強の二大巨頭たる英米の「これ以上軍備で財布の中身を溶かしたくないデース!」という思惑が合致。
ハーディング米大統領(当時)の提唱により、海軍列強五大国(米・英・日・仏・伊)がワシントンで軍縮会議を開く。
その後の何やかんやや陸奥をめぐるゴタゴタについては各項目を参照されたし。
要は予算と軍縮という名の国際協調で計画がポシャったとだけ覚えればいい……と思うよ。
八八艦隊計画に基づき建造/設計された戦艦群
長門型戦艦(八八艦隊一番艦・二番艦)
後に控える全ての計画型戦艦の雛形でありプロトタイプ。
陸奥と長門は日本の誇り。大和と武蔵は秘密兵器だったしね。
詳細は項目参照。辿った末路が姉妹で奇妙に対照的なのも特徴といえば特徴である。
加賀型戦艦(八八艦隊三番艦・四番艦)
長門型をベースにした強化発展型。
ユトランド沖海戦の戦訓に完全対応した、帝国海軍初の完全なポスト・ユトランド戦艦となる……筈だった。
機関の更新で出力強化しつつ缶数削減に成功し、浮いた重量でより装甲を強化した41cm連装砲塔の5基10門搭載に成功。
装甲は長門型よりも薄く280㎜だが、15度の傾斜装甲とする事で同等以上を確保した。
機動力据え置きで火力と防御力を高めるあたりはまさに正当発展型だが、ワシントン海軍軍縮条約で廃艦が決定。
一番艦加賀は関東大震災で廃艦の憂き目に遭った天城の代艦として空母改装を受けて生き永らえたが、
二番艦土佐は進水後に艤装されることなく標的艦として沖ノ島西方に没した。
ちなみに、本型建造時に余った砲塔は、長門型大改装時に既存砲塔と換装され、姉たちの性能向上に寄与している。
天城型巡洋戦艦(八八艦隊五~八番艦)
長門型/加賀型の建造ノウハウと金剛型の運用データを元に、加賀型の火力と30ノットという超高速を両立せんとした意欲作。
機関出力が帝国海軍で初めて6ケタの大台に到達するなど、完成していれば間違いなく各国の脅威となっていただろう。
まず長門型にやや劣るだけの防御力に加賀型の火力と超高速を完備という時点で何かがおかしい。
この辺から鋼鉄の咆哮のノリになってくる。と言うか仮想戦記を建艦ゲーにしたら鋼鉄の咆哮になるわけだが。
例に漏れずワシントン条約のせいで建造中止となる。陸奥でさえゴネまくって妥協して通したのに、未完成じゃ無理だわね。
一番艦天城と二番艦赤城は空母改装を認可されたが、関東大震災で天城が船台から落下、竜骨破断という致命傷を受けたため、
代艦として加賀が空母改装された。天城という艦名は雲龍型空母二番艦(改マル五計画の五○○一号艦)に流用されている。
また、建造途中で計画中止となった三番艦の愛宕と四番艦の高雄は、
資材が赤城と加賀の空母改装に流用され、艦名は高雄型重巡に受け継がれた。
紀伊型戦艦(八八艦隊九~十二番艦)
加賀型と天城型のノウハウを新技術と統合させ、さらに仮想敵国の建艦事情によってはより強力な備砲への強化換装も視野に入れるなど、
性能向上のみならず発展性をも考慮して設計された……とされる。
概ね天城型をベースに、長門型に準じる装甲厚と加賀型の装甲配置を組み合わせた強化発展型。
要するに加賀以上の強固な防御力と赤城の攻撃・機動力を併せ持ったマジキチ戦艦。
常備排水量は天城型から1,400トン増の42,600トンだが、竣工時には計画値を超過して速力低下を招いたのではないかという疑惑がある。
一番艦紀伊、二番艦尾張ともに、建造の命令は出たが起工を待たずして計画中止となった。
なお、資材はこれまた加賀と赤城の(ry
実は帝国海軍における艦名は、海軍から提示された複数候補の中から天皇陛下が進水前に選定することになっているため、
起工すらされていない紀伊型は実はただの九~十二号艦であった可能性も否定できなかったり……
また、大和型戦艦の発展型たる「超大和型戦艦」(マル五計画艦の七九八号艦型)に艦名が流用される予定であった、
という伊藤正徳の説が流布された影響によって、このせいで紀伊型といえば超大和という風評被害が。
先にあったのは八八艦隊計画なんだけどなぁ……
なお、確定しているのは二番艦までで、三番艦以降はまったく違う設計になっていた可能性が高いと近年言われるようになった。
軍オタの間では平賀アーカイブの名で知られる秘蔵資料が世に出てきたことで、
十一番艦以降の全面刷新が検討されていたことが明らかになったため。
アメリカが計画していたサウスダコタ級戦艦が40cm12門とアホみたく強力な火力を持ち、
アメリカ伝統の尋常ならざる防御力を備えたこれまたマジキチ戦艦であることが判明し、
加賀や赤城でも不利な相手と恐れられたため。
紀伊と尾張は設計が間に合わないため極力防御力を強化した案で建造するが、その次は火力を向上させる方針が立てられていた。
十三号型巡洋戦艦(八八艦隊十三~十六番艦)
紀伊型の重装甲と天城型の速力、アップデートされるであろう最新鋭46cm砲の搭載を全て兼ね備える、
八八艦隊第二世代型巡洋戦艦(予定)である。八号巡戦とも称されていた。
要はちょー強くてちょー堅くてちょー速い。アンチ・ダニエルズ・プランも兼ねていたっぽいね、どうも。計画値だけど。
全幅はアイオワ級(約33m)よりも細く(31.07m)、後世の研究家やミリオタから過小ではないかと指摘されてる。
もっとも、やはり世に出た平賀アーカイブ等を用いた最近の研究では、どうも46cm砲は間に合わなかったんじゃないかと言われてる。
その代わりに40cm砲を最低12門、できれば16門積む方向で検討が進んでいたとか・・・
一方でアメリカもポスト・ダニエルズプランでサウスダコタ(BB-49)級の主砲を18インチ砲に変更した戦艦の建造を画策していたという。
総括
長門/加賀型の時点で、当時の標準的な巡洋戦艦に優越する速力・火力・防御力を備えている。
そして、それを総合性能で上回る後発世代の戦艦/巡戦は、性能面での格差消失からカテゴリーを統合されて高速戦艦と化す。
これら機動性と砲火力のバランスに優れ、艦隊機動の連携も十分に可能な船足の揃った戦艦群を用い、
アメリカが建造した戦艦群を戦術/戦闘レベルの機動力で翻弄、各個撃破することが帝国海軍の対米決戦構想だった。
というのも、ダニエルズ・プランで建造された主力艦群のうち、戦艦群は砲門数・装甲ともに八八艦隊に優越するが、機動性で絶望的に劣る。
対してレキシントン級巡洋戦艦(後に空母として就役)は機動性こそ後のアイオワ級戦艦に匹敵する(攻防力は言うまでもない)が、
防御力で戦艦群に絶望的に劣り(装甲厚が約半分)、何よりも戦艦群との機動性に差がありすぎて連携機動が取れないのだ。
最大速力で10ノットも差がある(レキシントン級33ノット、サウスダコタ級23ノット)のはさすがにどうなんだ……
つまり、戦艦に速度を合わせれば機動性がスポイルされてボコボコにされ、
機動性をフルに発揮しようと思えば戦艦群の攻防力が有効活用できず、これまたフルボッコ。
あきらめろ試合終了だ……とまではいかないが、数の暴力を考慮しても、米海軍も相当の出血を強いられる可能性は高いだろう。
まあ、所詮「双方が機械的に行動した場合」の机上の空論に過ぎないわけだが、数的劣勢はともかくとして、
ハードとしての総合的な運用性においては、八八艦隊は米艦隊に劣るどころか、むしろ上回ってるくらいだったのである。
とは言っても、実際に八八艦隊が完成し、米艦隊と対峙するような情勢であったとしても、そもそもの国力差が絶望的すぎるから、
殴りあうとかそれ以前の問題として、エクストリーム吐血マラソン・艦隊維持費部門で日本逝っちゃうという……
維持費で国庫が消し飛ぶ国と、維持費で選挙に負ける国……まあ、一応後者の方が健全ではある。
追記・修正は八八艦隊をフルセットで編制してからお願いします。
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▷ コメント欄
- 十一号艦以降の要目って実は未定で、18インチ砲は試作すらしてない状況で性能も判らん状態だったはず -- 名無しさん (2015-05-08 00:29:29)
- これの知名度が上がったのは「八八艦隊物語」のヒットが大きな要因になってるのは間違いないね。今でも架空戦記の傑作はなにかと聞かれたらかなりの人が名前を出すだろう -- 名無しさん (2015-05-08 00:48:29)
- 前々から思っていたが、天城型のそれはもはや高速戦艦のそれであってもう巡戦じゃないような… -- 名無しさん (2015-05-08 01:56:54)
- アメリカはこれ以上の規模のダニエルズプランをたった三年で遂行して国庫は大丈夫という…頭おかしいだろ… -- 名無しさん (2015-05-08 07:17:28)
- あんまり詳しくないけど船台から落ちたの赤城じゃなくて天城の方ですよね? -- 名無しさん (2015-05-08 08:18:04)
- そう。修正していいですかね? -- 名無しさん (2015-05-08 09:10:27)
- 台から落っこちて背骨折れて死亡ってわけか。わー、痛そう -- 名無しさん (2015-05-08 09:55:06)
- 武蔵と来ると旧日本軍に安土がないのが惜しくなる…巡洋戦艦の命名法則なら行けなくもないけど… -- 名無しさん (2015-05-08 09:58:38)
- 8年経ったら廃艦にするわけじゃないぞ。二軍に落とすだけで24年は使う。逆に言うと、最終的には戦艦48隻体制ということ・・・ -- 名無しさん (2015-05-08 10:04:22)
- つうか、だからこの記事前提条件がかなり間違ってる。どれもこれも廃艦前提でモノ書いてるが、そこは完全におかしい。 -- 名無しさん (2015-05-08 10:08:00)
- 超大和型の紀伊は一ジャーナリストの想像に過ぎないのにさも海軍の公認名だと思ってる輩が大杉 -- 名無しさん (2015-05-08 11:12:34)
- ↑架空戦記ではほぼ常識だからね。最初に超大和型紀伊を出したのはレッドサンの作者かな? -- 名無しさん (2015-05-08 13:21:13)
- 超大和型紀伊の発案者は伊藤正徳だな、あと紀伊型戦艦の記述中の紀伊・尾張は七九八号艦・七九九号艦のが良くないか?正式な名称はそっちだし、それ以前に正式名でもない超大和型紀伊の記述がいらない気がするけど -- 名無しさん (2015-05-08 13:33:23)
- ↑不沈戦艦紀伊の作者も伊藤氏の著書を元ネタにしたと言ってるね。超大和型についての記述は、アニヲタwikiなんだし多少のネタが入っててもいいと思う -- 名無しさん (2015-05-08 13:59:12)
- まあここらしいといえばそうだけどせめて「なお架空戦記で引っ張りだこの超大和型「紀伊・尾張」の名称はジャーナリストの伊藤正徳氏が予想したものに過ぎず公式名称は七九八号艦・七九九号艦しか存在しない」くらいの記述は入れといたほうがいいと思う -- 名無しさん (2015-05-08 14:50:44)
- マジキチマジキチうるせぇ! と思ったが確かにマジキチな記事だった・・・ -- 名無しさん (2015-05-12 13:21:22)
- 確かにマジキチだが、戦後も開発競争の対象が戦艦から核兵器に変わっただけでやってることの本質には変化がない。むしろ、国を滅ぼす兵器に変わって世界を滅ぼす兵器になったぶん戦後のほうが悪質 -- 名無しさん (2015-05-12 13:49:38)
- ほかの列強の艦隊計画と比べたら海軍国のくせにこの程度の艦隊を整備できる国力もないとかカスすぎだろ… -- 名無しさん (2015-05-12 18:38:54)
- ↑バブル絶頂期の日本でも無理だわ -- 名無しさん (2015-05-12 19:50:09)
- マトモにコレやろうとしたら中国全部支配して植民地化するぐらいじゃないと国庫もたないんだよなぁ・・・戦争は経済戦だよ兄貴 -- 名無しさん (2015-05-12 20:07:36)
- ↑2 ほかの列強ってどっから金出てるんだろう? -- 名無しさん (2015-05-12 22:40:36)
- ↑アメリカやイギリスさえ根を上げたから軍縮条約ができた -- 名無しさん (2015-05-12 23:03:46)
- ↑5よしんば建造費と資源調達に成功しても維持不能 金剛扶桑伊勢の廃艦を早めても高速艦多数の上重装甲だから燃費極悪必至で国庫こわれちゃ~う アメリカやイギリスも旧式艦廃艦までの維持費まで考えてやっとらんぞこれだと -- 名無しさん (2015-05-13 02:41:12)
- 帝政ロシアの建艦計画 八八艦隊の二倍以上とか…そりゃ革命おこるわ… -- 名無しさん (2015-05-13 07:56:49)
- ↑日本は戦艦作り続けていれば最終的に48隻の態勢になるから、ロシアの戦艦24巡戦12計36より上だぞ -- 名無しさん (2015-05-13 09:52:23)
- 加賀は空母としての項目は既にあるけども、未成戦艦としての加賀型戦艦を立てようかなと思ってる。この項目で八八艦隊全体を説明してくれているお蔭で、そっちには艦個別の事情や性能の表記、あとは土佐の末路を載せようかと思う。 -- 名無しさん (2015-05-23 01:03:40)
- 人間ってホント莫迦だなっ -- 名無しさん (2015-08-05 16:53:31)
- 莫迦と書いてロマンと読む -- 名無しさん (2015-12-30 08:04:00)
- 現在の八八艦隊は護衛艦8隻にヘリ8機だから、時代ってものの差がわかる -- 名無しさん (2016-01-24 07:29:48)
- 他の国と比べて建造計画自体はおとなしい方だが、満州ぐらいしか植民地がないちっさな島国がやることじゃない -- 名無しさん (2021-12-16 13:38:25)
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