仁科りえ

ページ名:仁科りえ

登録日:2012/06/19(火) 20:51:48
更新日:2023/08/11 Fri 16:52:29NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



タグ一覧
clannad モブキャラ ネタバレ項目 相沢舞 新たな夢を追う少女 仁科りえ



「こちらこそ、とても嬉しいです」



仁科りえとはkey制作のゲーム「CLANNAD」に登場するキャラクターの1人。朋也の後輩にあたる。
CV:相沢舞




本編では立ち絵の存在しない俗に言うモブキャラの1人でしかなかったが、
みさき樹里氏のコミック版『CLANNAD -クラナド- オフィシャルコミック』にて容姿が判明した。
テレビアニメ版でも若干リニューアルされて登場する。
元が立ち絵すらないモブだというのにヒロインに劣らない可愛さである。
杉坂・原田という友人がおり、その心優しさから慕われている。
ちなみに、原田は上記のオフィシャルコミックで初めて名前がついたキャラで、原作では「合唱部員3」だった。



本編では主に渚ルート、ことみルート、アフターストーリーなどに登場。
渚と同等、あるいはそれ以上の心優しい落ち着いた性格であり朋也達とは先輩後輩という立場を抜きにして考えても物腰がとても低い。
そのことに関して友人の杉坂から咎められたりもしている、



ことみルートでは彼女がヴァイオリンを弾いている際に、その音色に魅せられたことみが彼女と遭遇。
何かを訴えるような目で見てくることみの心内を察し、「良かったら弾いてみませんか?」とヴァイオリンを貸す。



まさか彼女もこの時は、最恐の音響兵器誕生の一端を担うハメになるとは思ってもみなかっただろう。
(しかも周りが悶え苦しむ中、「力の入れすぎです!もっとリラックスして!」と冷静に指摘をしていた)



その後はヴァイオリンの件がきっかけとなり、ことみのお友達の1人となる。



渚ルートでは演劇部の設立の際に唯一顧問となってくれる幸村先生の件で、同じく合唱部を作ろうとしていた彼女達と対立することになる。



アニメではその辺の事も詳しく描かれており、友人の杉坂の「先に幸村先生に話を持って行ったのはこっちなのだから気にする必要は無い」という言葉に対し、



「でも、幸村先生は元々演劇部の顧問だし…」


「先輩方は、今年1年しか活動できる時間が無いし…」


「だからね、みんながうまくいくにはどうしたらいいか考えてみよう、ね?」



と、発言。彼女の優しさが伺えるものとなっている。



その後、友人の杉坂が独断で渚に対して脅迫。朋也、春原も立ち会う中で1対1で渚と話し合うことになり、彼女の口からりえの過去が明かされる。




曰く、りえは小さい頃からヴァイオリンの天才でありコンクールでも何度も賞を取るほどの腕前であったとのこと。
大勢の人から才能を認められて留学する話も挙がっていたのだが、その直前に事故に遭ってしまう。
そして事故の後遺症で握力が低下し物を上手く握れなくなる。
ヴァイオリンの演奏も上手く出来なくなってしまい、りえは自分の夢をあきらめることになってしまう。
失意に暮れる中、光坂高校へ入学。その後幸村先生や杉坂の勧めもあって合唱部を作ることにしたのだ。



りえは歌も凄く上手で「ヴァイオリンが弾けなくても歌は歌える」という思いの下、自分と杉坂と原田の3人で合唱部を作るのが夢だったのだという。
だから、そんなりえの邪魔をしないでほしいと杉坂は頭を下げる。
りえと同じく心優しい渚は、夢に対して真剣に取り組む彼女達の邪魔は出来ないと自分から身を引くことにする。





この「不慮の出来事で夢をあきらめざるをえなくなる」という話には朋也も春原も思うところがあったらしくそれぞれ思い思いの表情を見せる。
特に、春原に至っては貴重なマジモードを見せる程。





「そんな奴の言うことを聞くな!」


「そんな風に人の同情を誘うような奴は、卑怯者だ!」




因みに原作だとこの後、自ら身を引いたとはいえやっぱり演劇への夢をあきらめきれない渚を朋也が慰めて……と、
非常に重要な分かれ目のきっかけとなるイベントだったりする。





でもまあ、原作もアニメもその後に春原提案のバスケットの試合イベント等を経て、
合唱部側が交代で活動するという譲歩をしてくれたのと、
幸村が演劇部と合唱部の顧問を兼任してくれるという形になり事態は丸く収まることになる。



そのような経緯もあってりえは渚個人との関係が深まり、彼女のやろうとしている演劇に積極的に協力するようになる。
りえ自身音楽が大好きで大量の音楽CDを持参しており、渚の思い描く幻想世界の演劇にぴったりの音楽を探してくれたりもした。



「この女の子の気持ちになってみればいいんです」


「家や学校で1人とかそういうことじゃなくて、世界中でたった1人…それはとても悲しいことですよね」


「渚さんの劇が、幻想的な童話のような世界なので合うんじゃないかと思って」



渚の演劇が大成功を収めたのも朋也や他ヒロインの協力以外にも、彼女の力添えがあったからこそなのは明白であろう。





アフターストーリーにも登場し、渚の卒業式に参加したり、一緒のファミレスでアルバイトをしたりとこちらでもそれなりに出番は多い。





因みにアルバイト時の格好がコレ。なんというか店長の脳内を心配したくなってしまう。可愛いから問題ないけど!
なお、この時岡崎と一緒にいたバレバレの変装をした秋生に対して疑いの眼差しを向けていたが、
秋生の「名も無いラッパーYO!」という説明を聞いて「はあ…」と言って納得している。天然?



なおアニメでは杉坂も同じファミレスでアルバイトしているのだが、これは監督の石原立也の勘違いによるもの。
監督は勘違いをしていたことを詫びた上で「華やかなほうがいいじゃないですか」とコメントしている。
アニメでは最終回にもエンディングにちょこっとだけ登場。どうやら杉坂と同棲しているようである。










その心優しい性格やアニメでの容姿、メインヒロインである渚との関係も深いと言ったことからモブにしておくには何とも惜しいキャラだったように思える。
サブの女性キャラの大半にルートが用意されているだけに、この娘のルートが無いことがとても悔やまれる。


とは言え、元々多少の人気はあったものの、漫画版とアニメによって爆発的に人気が出た(?)ことと、
原作でルートがあれば…と言うには朋也との関係性はほとんどなく、無いのも当然ではある。







追記・修正は夢をあきらめた後、新たな夢を追いかけ始めた方がお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 坂で会ったのがこの娘だったらと思うとニヤニヤが止まらない -- 名無しさん (2015-10-10 22:19:22)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧