ゴゴモア

ページ名:ゴゴモア

登録日:2015/11/01 Sun 02:14:11
更新日:2024/01/16 Tue 11:25:22NEW!
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        __     /工\/爻彡\     /父二父ヽメ/(_ソ    (|\∀/|||   /|ヽ_Ж_ノハ|   (二ヽミA彡/メ|   ヽ三ミ\三/メ/ `/ ̄\三ミ/鼎爻/\ (  /⌒ ̄ヽz/  ヽ |ー/ ノrrァ|_    ヽ |ト(_ノ| LLLノ \   | |幵/ ヽ_)   /\_ノ |幵)     L/ |サ| (_ノ

ん!?まちがえたかな……










『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。



概要

フォワード.2で登場した牙獣種の大型モンスター。
別名『跳緋獣』。
下位~G級まで幅広く登場し、全て本作のオリジナルフィールド「潮島」にだけ生息する。


HR2~という序盤から戦える大型オリジナルモンスターである。
他に潮島生息のモンスターにはタイクンザムザがいる。



見た目は緋色と白の体毛に覆われた手長猿といった所で、背中には子供のココモアを乗せて行動している。
両腕には粘着性の物質を溜め込んでいる器官が存在しており、手から蜘蛛のような糸を発射して移動や攻撃に使うという、どう見ても猿がやることじゃないだろ的な生態を持つ。
潮島からの使者、スパイダーマッ!



牙獣種のオリジナルモンスターが追加されたのはオルガロン夫妻から久々となる。
ただ、糸を使ったモーション含めて動きが特殊だからか、他の牙獣種モンスターにゴゴモアのモーションが使われたことはほぼ無いに等しい。




戦闘概要

G級では難易度★3に位置するため、マイナス300の防御減算がかかる。
流石にG級以前の防具では厳しい相手と言わざるを得ない。


弱点は氷、火、雷。
氷が最も効きやすい。
部位破壊できる箇所はババコンガと同じく爪、頭部、尻尾。



戦闘ではもちろん、糸を最大限活用した攻撃を仕掛けてくる。
ターザンのように振り子で突撃したり、地上バンジーみたいに勢いよく飛び出したり…
剛種は樹の上から糸をマシンガンのように射出、特異個体ではメリーゴーランドのように大回転する等といった追加技も繰り出す。
このように距離が離れていても一瞬でハンターに襲い掛かってくることが多いため、油断しない事。


ただ、射出した糸はハンターが攻撃を加え続けることで切断が可能。
その場合ゴゴモアは攻撃、または準備に失敗して隙をさらす。
更に何度も切断し続けると、糸の残量が切れてしまいうろたえて隙をさらす。
近距離では狙っていきたい所だが、糸を攻撃できる時間は割とシビアであり、後述のギミックで激昂状態と化した時でないと切断しても大きな隙にならない。



潮島では木に敵味方の攻撃が当たると紫光虫の巣が落ち、割れた巣から紫光虫が襲い掛かってくる。
これはゴゴモアが巣を落とした場合も例外ではなく、きちんとゴゴモアに飛んで行く。
でも特異個体の巣落としでは無反応。なぜだ…



攻撃時以外は振り向き速度などの動きが鈍く、肉質・体力ともにかなり脆い。
下位では適当な武器を担いでも楽に倒せてしまうが、攻撃力が高すぎると逆に部位破壊がし辛くなるという盲点も。
大型モンスターはラスタ等NPCハンターの攻撃では体力1を残して倒れない仕様があるため、場合によってはNPCに任せるのも手ではある。


ただし、剛種以降と特異個体(ランク問わず)では話が変わる。
睡眠が効かなくなり(剛種以降)、上位までは何だったのかと言うぐらい振り向きが早く、体力・攻撃力もランク相応の強化を遂げているので*1、たかがゴゴモアと舐めてかかると返り討ちにされる。




ココモア

背中に乗っているココモアは落とす事が可能。
ゴゴモアを閃光玉で目くらまし、または睡眠、麻痺の状態異常にすることで地上に落とせる。


落ちたココモアは特に何か攻撃をしてくる訳ではなく、自由気ままにその辺をうろうろしているだけ。
こちらから攻撃を仕掛けると大きく吹っ飛び、5回(剛種は3回)も吹っ飛ばし続けると地面に潜って逃げる。やめたげてよお!
が、そうすると子供を攻撃されてブチギレたゴゴモアが赤いオーラを纏い、激昂状態となって攻撃力とスピードが上昇してしまうようになる。
代わりに全体防御率も上がってハンターの与ダメージが大きくなるため、リスクは高いが素早く倒すためにやってみる価値はある。
エリア移動した後は元の状態に戻る。


なお、ココモアに穿龍棍の龍気を溜めて龍気穿撃を当てると落し物をする。
内容はゴゴモアの落し物と一緒だが、剛種以降は素材集めとしては便利。



ちなみにココモアも仕様上は一頭のボスモンスター扱いになっているらしく、自動マーキングを発動させるとココモアを表す小さい点が表示され、マップ上の黄色い円が2頭滞在時の濃い色になっているのが分かる。




カウンターギミック

ゴゴモア戦における最大の特徴。


糸を使った突進系の技や、樹上から落下する技の最中に近接武器の攻撃を当てると特殊なエフェクトが出てカウンターが成立。
ゴゴモアの攻撃判定が消失するだけでなく、一拍置いてゴゴモアが出血しながら大ダメージを受ける
その際にはダメージが通常肉質の3倍で計算されているようで、単純に攻撃力とその時のモーション値が高いほど凄まじい数値になる。
攻撃力によるが、大剣でカウンターを取った日にはソロだろうと剛種もG級個体も数発で沈む。


何より、発動時の演出が居合い斬りのようで非常にカッコイイ。ここ大事。


ただし、誰でも初めから簡単に出来るものではなく、失敗すれば即返り討ちが待っているため、ある程度練習してタイミングとコツを掴むことが重要である。
慣れてくると本当に爽快なので是非チャレンジしてみよう。




武具

武器は通常、剛種系統、G級の3種類ある。
いずれも良好な麻痺値が特徴であり、この手の状態異常武器にありがちな「物理面が弱い」といったことも無く、それを各ランク帯の序盤から実現できる上に生産後から即戦力になる貴重な武器。
斬れ味の持ちが良いのも高ポイント。



防具は通常、G級の2種類。残念ながら剛種防具は無い。
G級防具は剣士版が「劇物取扱皆伝」のスキルポイントを有する防具の一つであり、麻痺属性のゴゴモア武器との相性は良い。
ただ、G級は属性重視で実質無属性の武器は有効的でない所があるので、そこだけは注意。
G8から登場したスキル「状態異常追撃」も、目玉の肉質無視ダメージが発生するのは状態異常発生中に限られるため、数秒で終わってしまう麻痺との相性はすこぶるよろしくない。




先生

ゴゴモアは自アカウントを作成して最初に戦うことになるモンスターなのだが、モンハン初心者が戦うには丁度いい相手と運営が位置付けているだけあり、序盤のモンスターとしてはイャンクックのように「先生」的な要素が色濃く見られる。



特に、大型モンスターとの基本戦法である攻撃と回避を、イャンクックから更に学びやすい方に設計されているのが大きい。
ゴゴモアの攻撃の起点は殆どが糸に頼ったもので、糸を出してから攻撃に移るまでの予備動作は非常に明快。
行動内容も基本的にストレートで予測がつきやすく、いきなり何をしたのか分からない理不尽なものは無い。
更に糸の切断による攻撃失敗、カウンター、子供を攻撃されて怒り狂う、等など旧来のモンスターには無かったフロンティアらしい個性的なギミックも満載。
元々基礎ステータスが低く一定のゴリ押しで行けないことも無いゴゴモアであるが、これらのギミックはゴゴモアをより円滑に狩猟する上で強く関わってくるため、(極端な言い方だが)避けて殴るだけの繰り返しにさせずプレイヤーを飽きさせない点も良い。
序盤のモンスターにしてMHF特有のターンファイトスタイルを学べるのは意義として大きいだろう。


そして、カウンターがうまく出来るようになった頃には、プレイヤーは確実に自分のスキルアップを体感するのである。



総括すると、初心者にはとても敷居が低く良い練習台になるモンスターということである。
正直クック先生は尻尾回転が理不尽だし



普通、登場前に気にかけていたモンスターが世に出たら思ったより「弱い」等と評価されてモヤモヤする事もあると思うが、
ゴゴモアはそもそも「先生」ポジションに据えている意図がはっきりと見られるモンスターのため、この強さ設定を妥当だと考える人もいる。
ただ、流石にG級まで来るといい加減ナメきっている訳にもいかなくなるが…






余談

恐らく、多くの人が「なんで猿なのに蜘蛛の糸使うの?」と疑問に思った事だろうと思われる。
元々は確かに蜘蛛モチーフとしてデザインが考えられていたのだが、MHFでは過去にアクラ種が女性プレイヤー達から「生理的に受け付けない」という苦情を頂戴した為に、虫系のデザインを大っぴらに前面へ出すことが難しくなってしまったのである。
そこでコンセプトそのままに牙獣種へ作り変えた結果、現在のゴゴモアが完成した。
一方、メインシリーズのほうでもMH4のタイミングで虫型モンスターを登場させているが、蜘蛛モチーフである影蜘蛛ネルスキュラ(鋏角種)が女性プレイヤーからの人気が高かったという結果になった。MHFとの客層の違いなのだろうか。




追記・修正はゴゴモアを大剣カウンターで一撃必殺した方にお願いします。








こ れ か ら も よ ろ し く !



MHF-G7へのアップデート時に期間限定で登場した、ゴゴモアとよく似ている特別なネタモンスター。
その実態はゴゴモアの紫色の着ぐるみをまとった宮下運営Pである
イベント用のおふざけキャラクターであるにも関わらず、G7プロモーションビデオの最後の最後に現れるという異例の登場で視聴者を仰天させた。


顔が無駄にリアルなのが気持ち悪い妙なこだわりを引き立たせる。
紫色なのは、実際にミヤモアのカラーバリエーションを複数作ったスタッフが、宮下本人にどの色がいいかと直感で答えてもらった結果。
頭には「PRODUCER」と書いた看板を掲げており、ゲーム内でもしっかり役職をアピール。
クエストリストでは名前が伏せられているが、公式で「ミヤモア」と呼ばれている。


中身は糸を取り払ったゴゴモアであり、行動バリエーションが大幅に簡略化されている。
その代わり、腕を叩きつけるとクラッカーみたいなエフェクトが出たり、バク転の衝撃で枝の代わりにG7のパッケージが大量に落ちてきたり等といったアレンジが施された。
更に戦闘開始時ではアイアンガンランスを構えて砲撃する*2
完全なお遊び用のネタキャラとはいえ、モンスターが人間の武器を使うという前代未聞の展開である。
しかもG級個体は攻撃手段としても使う上、普通に砲撃部分にもダメージ判定がある



討伐した後は起き上がり、おじぎをして延々と頭上に「これからもよろしく!」と書かれた花火を打ち上げながら手を振り続ける。
この時に剥ぎ取りも可能で、換金用のポルタチケットやHRP上げに使うギルドの推薦状等が手に入る。




実はフロンティアの中では既に先駆者がおり、フォワード.5最後の宴イベントに現れた、ババコンガの着ぐるみを着た杉浦P(当時)がそれである。
顔もやはりリアル。
こちらも当時のG1パッケージを投げて攻撃するのだが、当たると何故か回復する仕様だった。
(ミヤモアのG7パッケージは逆に当たると大ダメージを受ける)

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  • 日曜朝シクレとかいうマラソン大会があったなぁ -- 名無しさん (2015-11-01 14:52:07)

#comment

*1 G9.1以降は調整が入って攻撃力が少し下がった
*2 ちなみに砲撃時は「これからもよろしく!」の文字が浮かび上がる。

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