登録日:2016/02/12 Fri 01:52:00
更新日:2024/01/19 Fri 13:35:51NEW!
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神ゲー 名作 洋ゲー nintendo switch ファンタジー rpg オープンワールド ps4 xboxone steam 所要時間30分以上の項目 ゲーム xbox one ウィッチャー 魔法剣士ゲラルト 最高級の剣だ! 独り言 下準備が物を言うゲーム 名探偵ゲラルト 娘のシリを追っかけるゲーム レーシェン シリの尻 witcher
―全てのRPGを凌駕する―
『ウィッチャー3 ワイルドハント』(The Witcher 3: Wild Hunt)とは、ポーランドのゲーム会社「CD Projekt RED」が制作したゲーム作品。
PS4/Xbox One/PCで2015年5月にリリースされ、Nintendo Switchにも2019年10月に移植されている。
日本語ローカライズはスパイク・チュンソフトが担当。
項目冒頭の地雷臭漂うキャッチコピーとは裏腹に、世界中で高評価を得た傑作RPG。
2015年のGOTY受賞作。
そもそもウィッチャーシリーズって?
ポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキの小説『Saga o wiedzminie』を原作とする、ファンタジーRPG。
プレイヤーは怪物退治を生業とする魔術的改造人間「ウィッチャー」となり、中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界を、サブクエストを解決しつつメインストーリークリアのために駆け抜ける。
原作は日本でも発売されており、当時の邦題は『魔法剣士ゲラルト』…ナニソレ。(※最近復刻されたシリーズでは『The Witcher』に直されている)
時系列的には
原題 (発行年) | 邦題 | |
短編集 | Ostatnie życzenie (1993) 英題:The Last Wish | 最後の願い |
長編 | Sezon burz (2013) 英題:Season of Storms | 未翻訳 |
短編集 | Miecz przeznaczenia (1992) 英題:Sword of Destiny | 未翻訳 |
ウィッチャーサーガ | Krew elfów (1994) 英題:Blood of Elves | エルフの血脈 |
Czas pogardy (1995) 英題:Time of Contempt | 屈辱の刻 | |
Chrzest ognia (1996) 英題:Baptism of Fire | 炎の試練 | |
Wieża Jaskółki (1997) 英題:The Tower of Swallow | ツバメの塔 | |
Pani Jeziora (1999) 英題:The Lady of the Lake | 湖の貴婦人 |
となっており、この他にも本になってない話があったり、英語にすら翻訳されていない話があったりする。
ゲーム『The Witcher』は、『湖の貴婦人』のラストで死亡したと思われたゲラルトが”出現する”ところから始まる。
つまりゲームは原作の後日談。
開発元曰く本作からでもプレイ可能(実際に3の売上は1と2の合計を上回っている)としているが、ある程度世界観や登場人物の予習が必要なので、ゲーム中の資料を見るか本項目をざっと読もう。
かなりの手間と時間、そしてポーランド政府からの資金提供まで受けて制作されただけあり、3はシリーズどころかRPG史上最高傑作との呼び声も高い。
こんな作品
有り体に言えば、剣と魔法のファンタジー世界を駆け巡るオープンワールドのアクションアドベンチャー。
チュートリアルマップ「ホワイトオーチャード」
広大な面積と密度を持つ「ヴェレン」&「ノヴィグラド」
美しい自然と険しい山、そして広大な海を持つ「スケリッジ諸島」等々、様々なフィールドがプレイヤーを待ち受ける。
幾つかのエリアに分かれているため、正確には完全なオープンワールドではない。
主人公たるゲラルトは怪物退治の専門家であって、プレイヤーがこなすその仕事はある種の害獣駆除、もしくは探偵を思わせるもの。直接戦闘前にどれだけ準備できるかが仕事の成否を分ける。
ゲーム中に請け負う怪物退治の際は、まず怪物の痕跡や被害者の状態などを入念にチェック。
怪物の正体を特定した後、その怪物に効果的なオイルや爆薬、魔法などを準備して戦うのがセオリー。
特に強敵との戦いはレベル差や能力値以上に、下準備と立ち回りがモノを言う。
戦闘には大きく分けて「剣技」「印」「錬金術」の3種類の戦闘方法がある。
「剣技」は、鋼の剣と銀の剣を使い分けて直接敵を斬りつける。
「印」は魔法。火炎やバリア、トラップに衝撃波に精神操作と多岐に渡る。
「錬金術」は道具。霊薬やオイルを作成して戦闘を補助したり、様々な爆薬を作って投げつけたりできる。
どれを中心に戦うかはプレイヤー次第だが、どれも役に立つので全ての能力をしっかり強化しておこう。
同じくファンタジー系オープンワールドRPGの金字塔として『The Elder Scrolls』(TES)が存在するが、ロールプレイの自由度に重きを置いたTESと異なり、今作はゲラルトという明確なバックグラウンドがある固有のキャラクターを操作する。
そのためゲラルトを中心とした、さながら大河ドラマのような壮大で重厚なメインストーリーに比重が置かれている。メインシナリオだけを真っ直ぐ追っても50時間以上を要するほどの大ボリュームである。
そしてサブクエストの評価が非常に高いのも本作の特徴。
内容はゲラルトの本業である化け物退治から運搬、護衛、仕事の手伝いなどの依頼から、騎乗レースやストリートファイトへの参加など様々。
クエストを進めるにつれ関連する人々のドラマに触れたり、思いもよらぬ急展開を迎えることが多々あり、そのたびにプレイヤーは苦渋の決断を迫られる事となる。
メイン・サブどちらにおいてもストーリー上の選択肢が多い本作であるが、明確な正解は存在せず、どちらに転んでも手放しで喜べない結末を迎えることが多い。
善人な選択肢を選べばいいというものでもなく、良かれと思ってしたことが事態を悪化させるなんてこともザラ。
逆に適当に選んだらハッピーエンドを迎えることも珍しくない。
あまり気負わず、自分の感性を信じて選ぼう。
また日本人にとって嬉しい点として、ローカライズの素晴らしさが上げられる。本作の翻訳担当のスパイク・チュンソフトが相当に気合を入れて作っており、洋ゲーにありがちな誤訳、直訳などは殆ど無い。
作中に登場する歌も、できるだけ韻を踏みつつ本来の意味と味を再現している。
さらには単語や文章を使った言葉遊びやなぞなぞにも出来る限り日本語で意味が伝わるようにアレンジが加えられており本作に対する本気がうかがえる。
人名、地名、用語等のカタカナ表記は主に英語読みをベースとしている。
声を担当する日本人声優のチョイスも一流。英語字幕・日本語吹き替え、どちらを選んでも、長い旅を軽快な会話を聞いて楽しめるだろう。
ちなみにローカライズの中心となったスタッフが、今作での仕事ぶりをCDPR本社から評価されて引き抜きを受け、後に『サイバーパンク2077』の開発に携わったという逸話もある。
また美麗なグラフィックも本作の特徴の一つ。細部まで作り込まれた風景や街並みを眺めながら散歩しているだけで楽しめる。
なにより女性キャラがまるでハリウッド女優のように美しく、キャラデザを理由に洋ゲーRPGを忌避していた人にこそおすすめしたい。(PC版では)ポロリもあるよ
ストーリー
この世界はかつて、「天体の合」という天文学的異常現象で他の世界と重なり合った事がある。そこから異なる種族、異形の怪物、奇怪な「魔法」の力がもたらされ、世界は混乱した。
とりわけ、人里を襲い危害を加える怪物は社会生活そのものを危うくした。人類はこれに対抗するため、薬物や血統操作で怪物に対抗できる改造人種「ウィッチャー」を生み出したのだった…。
ウィッチャーシリーズの主人公リヴィアのゲラルトは、狼流派ウィッチャーの最高傑作にして、世界的にも最古参といえる超ベテランのウィッチャー。彼はとある出来事で記憶を無くしていたが、長い戦いの末についに記憶を取り戻す。
北方諸国とニルフガード帝国の戦乱の最中、記憶を失う以前の恋人イェネファーと、養女シリを捜す旅に出る。
しかしシリは、お伽話に歌われる幽鬼の軍団「ワイルドハント」に狙われていた…
キャラクター
リヴィアのゲラルト / Geralt of Rivia
CV.山路和弘
本作の主人公。白狼、又はブラビケン*1の殺し屋の異名をとる。
「リヴィアのゲラルト」と自他ともに呼称しているが、別にリヴィア生まれというわけではなく、ただ語呂がいいから名乗っているだけだったりする。
その後、偶然リヴィアの女王の手助けをしたことで叙勲を受け、名実ともにリヴィアのゲラルトとなった。
さらに作中の時代では「王殺し」の汚名を着せられている。
街中では見知らぬモブにこれらの通り名で呼ばれて煽られたり罵られたりすることも多い。
史上最高と言われるウィッチャーで、怪物退治の専門家。
ウィッチャーとなったことで代謝が変化しており、実年齢は100歳近くである。
1、2では記憶を失っていたが現在は完全に取り戻し、娘であるシリを探して旅をしている。
過去作ではお世辞にもカッコイイとはいえないヒラメ顔だったが、シリーズを経るごとにイケメンダンディ化していった。
剣技だけでなく、多彩な印(魔法)を使いこなし、更には錬金術により様々なアイテムに精通する万能選手。
依頼を受けたらすぐには戦いを挑まず、怪物の情報をなんかブツブツ独り言を言いながら徹底的に調べ上げた後、
有効なオイルを剣に塗り、有効な霊薬を飲んで有効な爆薬を作成して…といった具合に、入念な対策をしてから戦いに臨む。
幅広い知識と豊富な経験を持ち、洞察力や推理力も人並み以上にある。
持ち前の頭脳と「ウィッチャーの感覚」と必要とあらば実力行使、買収、脅迫、催眠等の手段をフル活用して事件の真相に迫る。
聞き込み、現場検証、死体の検死などを通して何が起こったのかを的確に把握し、わずかな痕跡をも見逃さずに追跡することができる。
表面上の見た目の言動こそ「気軽に接しづらい厳ついハンター」という感じだが
このオッサン達を彷彿とさせる、渋くて格好良くてどこかおちゃめなオッサン。
結構な女好きで、隙あらば抱く。子供ができない体なのをいいことにこのおっさんノリノリである
そして別れるまでがテンプレになっている。なんて悲しいおっさん...
また芝居をする機会があるがとんだ大根役者で、演技はガタガタで台詞は全部棒読み。
更に絵はそこら辺にいたトロールよりも下手くそ。というかトロール画伯がやたら上手い。
なにより時に自分を嫌っている一般人から助けを求める怪物まで助けようとするお人好し。
最強の名とは裏腹に、ちょっと高いところから落ちただけでダメージを受け最悪死ぬスペランカー的側面も併せ持つ。
またところかまわずカードバトルを仕掛ける生粋のデュエリストでもある。
相手がデュエリストとあらばどんな状況でも魔法の言葉「グウェントでもどうだ?」を繰り出してカードバトルを申し込む。
というかこの世界は世界観の割にデュエリスト率が妙に高いので、高額のレアカード求めて奔走するイベントも用意されている。
ちなみに1の序盤では 『ウィッチャー流大上段の構え』としか形容出来ない珍妙な姿勢とうねうねしたヘッピリ腰の剣術で戦っていた(徐々にカンを取り戻したのか成長に伴いまともな剣術も習得していくが。)
声と髪型がそっくりな人がプリキュアシリーズにいたような気がするけど多分人違いだろう。
というより、そもそもゲラルトの顔立ちが日本語吹き替え担当の山路和弘氏そっくり。CD Projekt REDのスタッフ、山路氏の声と顔を気に入って日本語吹き替えを通しでプレイし直したそうな。
魔術師が使う転移の門が苦手(通る際の不快感と不具合の多さが原因)で、使うたびに「だから門は嫌いなんだ…」とボヤいている。
コラボ等で他作品の世界に出張する際も門を潜りながら毒づいている。
シリラ・フィオナ・エレン・リアノン / Cirilla Fiona Elen Riannon
CV.沢城みゆき
ゲラルトの養女。通称シリ。ジルエアエル(燕の意)*2と呼ばれることも。
「古の血」と呼ばれる特殊な力を持ち、ニルフガード帝国に滅ぼされたシントラ国の王女であり、エムヒル皇帝の実子で、ゲラルトの養女で史上初の女ウィッチャーの見習いというてんこ盛りな設定を持つ。やたら長いミドルネームは主に過去のシントラの王族に由来する。
政治的にも極めて重要な人物で、かつてのシントラの勢力圏を含むさまざまな地域の領有権を継承しうる立場にいる。
ワイルドハントから逃げるために別の時空へと渡っていたが、この度北方諸国に帰ってきた。
彼女を操作するパートも一部存在する。
ゲラルトと比べると印や霊薬を使えない為、基本的には剣1本での戦いになるが、彼にはない特殊能力*3を持っている。
その能力でUFOのような軌道を描いて敵を翻弄、更に多数の敵を一気に殲滅できる。
というか単純な戦闘力に限ればゲラルトより強い。
原作小説ではゲラルトに次ぐ主人公(というより実質的には主人公)としての活躍が描かれる。ちなみに初めてのお相手は女性。…だが別にレズというわけではなく、未遂に終わったが異性との性交渉経験ある。*4
ヴェンガーバーグのイェネファー / Yennefer of Vengerburg
CV.田中敦子
ヒロインその1。100歳近い年齢だが魔法の霊薬で若く美しい姿を保っている妖艶かつ高慢な魔女。
ゲラルトと20年来くっついたり離れたりを繰り返している恋人で、ウィッチャー1より以前の小説版に登場。
秘密主義の出来る女で、ゲラルトを尻に敷いている。
嘗て敵対していたニルフガード皇帝と協力関係にある。
今作はホワイト・オーチャードで彼女と落ち合うところから物語が始まる。
ヴェンガーバーグというのはエイダーンの首都で、彼女の故郷。
トリス・メリゴールド / Triss Merigold
CV.あいざわゆりか
ヒロインその2。女魔術師。マリボー*5出身。「マリボーのトリス」とは名乗っていない。
魔術師としては若手で、年齢的にはゲラルトやイェネファーとは半世紀以上の開きがある。
ゲラルトの元カノで、ウィッチャー1、2に登場。
ゲラルトのことが大好きで、基本的に尽くしてくれる。
ノヴィグラドに住んでいるが、魔女狩り政策を進めるレダニア王国により命を狙われている。霊薬アレルギー。
「エルフの血脈」だとウィッチャー共を怒鳴りつけたり発情したり下痢でダウンしたり忙しい女。
ニルフガード帝国と北方諸国の激戦地であったソドンの丘に参戦し、ニルフガードに大打撃を与えながらも戦死した14人の魔法使いに数えられていたが、実は生き残っていたことから「丘の十四人目」と呼ばれる。
ヴェセミル / Vesemir
CV.小形満
1から登場するゲラルトの師匠。
狼流派のウィッチャーでは最年長。……というか、ウィッチャー全体で見ても最古参の部類。
老練なウィッチャーで、ケィア・モルヘンの砦ができる前から生きてると言われている(事実なら300歳近い)。
ゲラルトや他のウィッチャー達に口煩く世話を焼く長老のような存在。
ゲーム序盤、ホワイト・オーチャードでは彼と行動を共にするが、ほとんど宿で飲んでいる。
ランバート / Lambert
CV.三輪隆博
狼流派の嫌な奴ウィッチャー、ゲラルトより40歳ほど若い。
憎まれ口が多く、イェネファーとは仲が悪い。何かと三角関係を揶揄したり、悪ガキじみたイタズラを仕掛けたりすることも。
ケィア・モルヘンでの酒盛りイベントでは、ヴェセミルのモノマネを披露する。
選択次第ではある人物と親密になり旅に出たり、あるいは死亡してしまう。
こう見えてグウェントを嗜む男でもある。ヴェセミルは物覚えが悪いらしく、ゲラルトがカードの話を持ち掛けると快く勝負に応じてくれる。
エスケル / Eskel
CV.ふくまつ進紗
狼流派の酔っ払いウィッチャー、大きな傷面が特徴。
ゲラルトより若く見えるが、ゲラルトと年齢は近く、修業時代から多くの苦楽を共にしてきた仲。
ケィア・モルヘンでの酒盛りイベントでは、酔っ払って外で寝ていた。
ツノのある女に弱いらしい。
設定上は特段美形というわけではないらしく、本人にもその自覚がある。「常に仮面をつけてたらどうだ?」
しかしながら、ムービーで剣を逆手持ちしたときのイケメン度は異常。「常に逆手持ちしたらどうだ?」
ラドヴィッド5世 / Radovid V (the Stern)
現レダニア国王。
厳王を自称するハゲだがその実態は狂王の名に相応しい。
一見するとただのハゲの優男のハゲだが、狡猾な知能と残虐性とハゲでレダニア延いては北方全域を支配する恐怖のハゲ。
敗色濃厚な北方諸国を強制的にまとめ上げ、ニルフガード帝国と互角に渡り合う天才ハゲである。
魔術師に命を狙われた為に魔術師に対して深い怨みを抱いている。別のハゲディクストラ曰く「ラドヴィッドの辞書に許すという文字はない」とのこと。
非常に猜疑心が強い性格で、「味方の手駒が王を陥れる可能性もある」といった発言からもそれが窺える。
チェスが趣味で、プレイする動機は暇潰しゲームの本質を暴くためだとかなんとか厨二病をこじらせている。
"現実を反映していない"たかがゲームとしつつも、駒を現実の兵士に見立ててごっこ遊びをしているなど、相当のめり込んでいるようだ。
一応1から登場しているが、なんか明らかに1のときより狂気が増している気が…*6
原作5巻ではまだ幼いラドヴィッド5世が登場する。原作終了からの時間経過を考慮するとまだ10代後半。お前のような高校生がいるか。*7
フィリパ・エイルハート / Philippa Eilhart
小説版1巻から登場する魔法使いで、女魔術師会のリーダーをつとめていた。
狡猾な毒舌家野心家で、常に不遜な態度強気な姿勢を崩さない。
魔術師としての実力は確かで、雑兵程度なら「クソ」と言わせぬ間に容易く灰にでき、さらに召喚術や変身術をも会得している。
元はレダニアお抱えの相談役で、ラドヴィッドにスパルタ英才教育を施した教育係でもあったが、後に決別している。
以前ラドヴィッドの暗殺を企てたが失敗し目をくり抜かれた。
……にもかかわらず、「たかがメインカメラがやられただけだ!」と言わんばかりに平常運転の女。
というかラドヴィッドの狂気と頭皮の何割かは多分こいつのせい。
彼女の存在は、幼少期から現在に至るまで、彼の人格形成において多大な影響を及ぼしている。
現在はレダニアで一番のお尋ね者で、ウィッチハンター達に追われている。
一応はゲラルト一行の協力者…ではあるのでが、小説や前作ゲーム等で北方の諸王を謀殺しラドヴィッドを狂気に陥らせる等の前科を重ねており、
そもそも女魔術師会首魁としての最終目的が『どこぞの国王を篭絡してシリをお飾りの頂点に置いた魔術帝国を築き上げ、国家間の調停を行う』という、
聞こえはいいが異能者による政治の占有というわるいまじょムーヴ全開な代物なので全く気を許してはならない危険人物でもある。
掛け値なしの世界の危機であるワイルドハント襲来に際してもなお女魔術師会の有力者たちが協力に消極的だった理由の何割かはわりとこの人のせい。
作中ではバイセクシャルらしい描写が散見されるが、相手を籠絡するために自身の肉体を使っているだけという可能性が常に付きまとうため本質的な嗜好は不明。
血まみれ男爵 / Bloody Baron
CV.楠見尚己
本名フィリップ・ストレンガー(Phillip Strenger)。
ヴェレンの領主を僭称する自称男爵。ヴェレンの砦「クロウパーチ」に居を構える。
元はテメリアの敗残兵で、兵士時代は戦場暮らしが長かった模様。
恰幅の良いオッさんで、酒好きな上に癇癪持ち。こう見えて交渉や話術に長け、グウェントの腕も立つ。
彼のエピソードは序盤の山場。
家庭問題を抱えており、ゲラルトはシリの情報を得るため彼の家族を捜索することになる。
イベント中、彼に関する重大な「二者択一」を(彼と直接関係のないクエストで)迫られるが、自分の感性にしたがって選択しよう。
血まみれの由来は染色工場を制圧した際に、敵兵がつまづいた赤の染料が川に流れた為に、男爵が敵兵を皆殺しにしたと勘違いした人々によるもの。
森の貴婦人 / Ladies of the Wood
ヴェレンの沼地に棲むと言われる魔女もとい貴腐人。
長女ウィスペス、次女ブリュエス、三女ウィーヴィスの三姉妹。
クルックバック湿原の周辺住民が古くから信仰している。
「森の貴婦人」という通り名は、彼女らの庇護を受けている住民たちが畏怖を込めて用いる呼称である。
たぶんワイルドハントより存在感ある。
劇中に登場するタペストリーには美人三姉妹として描かれているが……。
ちなみに本作において魔女と女魔術師は明確に別モノ扱いとなっており、
貴婦人達はそもそも人間種族ではなく精霊や妖怪の類と思われる。
ヴァーノン・ロッシュ / Vernon Roche
テメリア兵士で、元フォルテスト王直属特務部隊「刺青隊」隊長。
今は亡きフォルテストへの絶対の忠誠を貫き、揺るぎない愛国心を持つテメリアの忠犬もとい猟犬にしてテメリアキチ。
前作冒頭で王暗殺の容疑者であるゲラルトを尋問した人物。
テメリア領内で活動するスコイア=テル(ゲリラ)の抹殺鎮圧に明け暮れていた時期もある。スコイア=テルの天敵。
任務の一環として諜報活動や礼儀知らずの司祭が天に召されるような拷問尋問も行うが、どちらかというと武闘派の軍人で、
指揮能力のほか単独での戦闘能力も高く、激しい戦闘の後でもイベントの都合もあるとはいえ無傷で生還している。
今作ではテメリア軍の残党を指揮してニルフガード相手にゲリラ戦を仕掛けている。
皮肉にもミイラ取りならぬゲリラ取りがゲリラになってしまった格好だが、本人はもう「スコイア=テルなどどうでもいい」らしい。
とある盗品売買人人物によれば「あいつはクソ野郎だが愛国者だ」とのこと。(「食えない野郎」とも。)
良くも悪くも彼の悲願は祖国テメリアの再興のみである。「重要なのはテメリアだけだ。」
特技は落とし穴掘り。
現状北方の支配者であるラドヴィッド王に仕える立場であるが、テメリアのことしか考えていないため従属意識や忠誠心といったものは皆無。
彼の部隊がレダニア軍と合流しなかったのは、ラドヴィッドとの数度の接触を経た結果、祖国解放の同士とは思えなくなったため。ハゲのおっさん達ディクストラやザラーと共謀してある計画を企てている。
グウェントのプレイヤーでもある。
シギスムンド・ディクストラ / Sigismund Dijkstra
CV.ふくまつ進紗
ノヴィグラドの裏社会を取り仕切る通称「ビッグ・フォー」の1人で恰幅のいいハゲ。風呂屋を経営している。
表向きはシギ・ルーヴェン(Sigi Reuven)の偽名を使っているが、レダニアの前王ヴィジミル二世に長年仕えた元諜報員である。
劇中の時系列ではラドヴィッドとは一定の距離を置いている。
ゲラルトとは小説版一巻からの旧知の仲で、機知に富んだ皮肉の応酬やり取りが見られる。
過去に彼に足首を折られたことから恨んでいるものの、なんだかんだでゲラルトに協力してくれる気のいいオッサン。
フィリパとはかつて恋人同士であり、関係が悪化した現在も憎からず想っている。あまり前線には出たがらない政治屋ではあるが、時には自ら武器を手に取り半裸で戦うこともある。
なお、服を着て武装しているときは斧を背負っている。
ちなみに小説版の設定では、身長2m、体重200kg近い巨漢らしい。(※ゲーム中のモデルではさすがにそこまでの体格には見えない。)
また、グウェントの実力者でもあり、「グウェントは政治に似てるが不正は少ない」とは彼の弁。
彼にカード勝負で勝つと気前よくレアカードをくれる。
一癖ある人物とはいえ皇帝やハゲのような狂人達と比べると遥かに常識的で、北方諸国の将来を考えるとラドヴィッドを抹殺して彼が生き残るルートが最も安定が望めるのだが如何せん最終イベントの心証が悪いため刃の露と消えることの多い人物。
ザラー / Thaler
ゲラルトの旧友にして靴屋……ではなくテメリアの元諜報員。
ロッシュと同じく旧テメリア勢力の残党ではあるが、特定の部隊・組織に所属しているわけではない。
本人曰く(やや自嘲気味に)「草の根活動」中とのこと。
トロールに捕まって下品な言葉遣いを教えて時間を稼いでいたところをゲラルトに救われる。
情報収集の傍らで営む商売のほうがは好調なようで、結構儲かっているらしい。自前のワゴンまで拵えている。
世を忍ぶ仮の姿としては靴屋ではなく宿屋も検討したそうだが、移動の制約を嫌った結果靴屋になったそうな。
なお彼の靴職人としての(偽)名はクログス。
そもそもザラーという名すらも偽名で、ヴィジマ時代の盗品売買人としての名であった。
本名はバーナード・デュカット(Bernard Ducat)というが、劇中ではもっぱらザラーと呼ばれる。(「人物事典」の見出しもザラー。)
彼もまたグウェントプレイヤーの一人。彼自身もカードになっていて「諜報員」の能力がある。どうでもいいが、北方の諜報員カード(ディクストラ、ザラー、ステニス王子)は全員ハゲである。
キーラ・メッツ / Keira Metz
CV.たなか久美
嘗てテメリア国王の相談役を務めた、ゲラルトと旧知の女魔術師。
宮廷生活が長いせいか派手好きで、質素な生活や不潔な環境を忌み嫌っている。
彼女絡みのクエストをこなすと、一部のサイドクエスト攻略に必要なイベントアイテムがもらえるものの、クエスト終盤で重大な選択を迫られることになる。
ゲームにおいては初登場なのに昔から登場してた感を漂わせるが、一応小説版では1巻から名前が綴られているので意外にも古参のキャラクター。
ダンディリオン / Dandelion
CV.新垣樽助
ゲラルトと旧知の吟遊詩人。自称ゲラルトの一番の親友。
クエストのテキストやゲーム再開時のあらすじは彼が執筆している。ロード時の声の主も彼。
吟遊詩人としては高名で、ゲラルトよりも知名度が高い。
そのため、ゲラルトの世間での評判は彼の詩や語りによって好き放題言われている部分が少なくない。
イケメンだがで饒舌でお調子者。ゲラルトも呆れるくらいの女好き。
子爵持ちの貴族で、DLCにも登場するトゥサンの女公爵アンナ・ヘンリエッタとはかつて恋仲だったが浮気が元で死刑宣告されている。
ディクストラはそんな彼を原作で「実年齢は40代、外見は30代、思考は20代、行動は10代」と評した。
本作では後述のプリシラに心底惚れ込み、稀代の種馬もついに落ち着くかと思われた矢先プリシラに悲劇が訪れ…
プリシラ / Priscilla
CV.古川玲
ダンディリオンの彼女の服がダサい吟遊詩人。
ノヴィグラドの酒場で歌を披露している。
女性遍歴の多いダンディリオンも彼女には本気で惚れている模様。
とあるクエストの進行中、彼女とグウェントで遊べる(任意)場面がある。
ゾルタン・シヴェイ / Zoltan Chivay
CV.楠見尚己
ドワーフの傭兵でゲラルトの友人。豪放磊落な性格で釣り好き。グウェントの愛好家でもある。
大きな借金を抱えており、グウェントカードの売買で返済しようとしている。
かつてはダンディリオンと一緒にローズマリー・アンド・タイムという酒場を経営していた。
この酒場はゲーム中にも登場しクエストの舞台にもなる。
エムヒル・ヴァル・エムレイス / Emhyr var Emreis
CV.土師考也
ニルフガード帝国皇帝*8にして、シリの実父。「(踊る)白炎」の異名を持つ。
原作の頃は敵対していたが、本作では一応の協力関係にある。自らの野心国家のため彼女を女帝に即位させることを目論み、ゲラルトにシリの捜索を依頼する。
シリがゲラルトに懐いている事を苦々しく思っているが、そもそもシリにとってエムヒルは父であると同時に母の仇であり故国シントラを攻め滅ぼした相手なのでそれも当然といった所。*9
ヤルマール・アン・クライト / Hjarmar an Craite
CV.遠藤大輔
スケリッジの王候補の一人。アン・クライト族長クラフの息子。
シリとは昔結婚の約束をしていた。*10脳筋直情的ではあるが決断力に優れ、武勇も人望もあり、周囲からも王の資質があると言われる。
なお、ヤルマールが王位に就くとED後にシリが皇帝であろうがなんであろうがニルフガード帝国との全面戦争に踏み切ってしまうので
バックストーリーにも気を配りたい人は注意。
セリス・アン・クライト / Cerys an Craite
CV.加隈亜衣
ヤルマールの妹でスケリッジの王候補の一人。クラフの娘。
思慮深く男勝りで、「スパロウホーク」とも呼ばれる。ヤルマールとは同じ父親とは思えないほど性格が違う。
しかし女であるためか周囲からは軽く見られがち。
エレディン・ブレアック・グラス / Eredin Bréacc Glas
CV.秋元羊介
ワイルドハントの王。
自らの野望の鍵となるシリを執拗に追っており、ワイルドハントを率いて至る所に破壊の爪痕を残していく恐ろしい男。
ゲーム中では謎に満ちた幽鬼の首魁として描かれているが実は原作小説から引き続きの登場人物なので、
最初から人物辞典に詳細が載っている。
ウーマ / Uma
CV.???
血まみれ男爵ことフィリップ・ストレンガーがスケリッジの商人からグウェント賭博で巻き上げた謎の生物。
辛うじて人間に見えなくもないが、容姿を仔細に述べようとすると禁止用語のオンパレードになってしまう怪異な外見。
スケリッジでの探索行の末、ウーマの発見場所とシリが消息を絶った場所が一致する事を知ったゲラルトにより身元を引き取られるが…
つかう > くさ > うーま
クレヴァン・エスペイン・エプ・カオマン・マカ - アヴァラック / Crevan Espane aep Caomhan Macha a.k.a Avallac'h
異世界『アイン・エレ』に住まうエルフの賢者。
かつては白き霜による滅びが迫る故郷を救うべくエレディンと共に各地を奔走する中でシリを発見したが、
シリが嘗ての婚約者であり、アヴァラックを捨てて人間の魔術師クレナゲンと駆け落ちした愛憎極まるララ・ドレン・エプ・シアダルの子孫である事を知った彼は
アイン・エレ救済の裏で独自の策謀を巡らす事に。
彼の関心事はシリの持つ血統であり、シリという一人格にはさしたる興味は無い…と思われるが、何はなくとも自身の目的達成までにシリに死なれては困るため
エレディンを裏切ってシリとともに逃亡する。
人間…というか他種族全般を見下す鼻持ちならない人物ではあるが、
本作ではなんだかんだでシリという個人に情がわいているフシがあったり回りくどい方法でゲラルトに詫びの手紙を出したり人間の春画をじっくり鑑賞したりといった
温かみのある一面も見せる。
ノヴィグラドの鎧職人 / The armorer (in Hierarch Square)
「最高級の剣だ!」の掛け声が妙に印象的な鎧職人。
これは誤訳ではなくそもそも向こうのスタッフが間違えてセリフを入れてしまったらしい。
最高級のミスだ!
なおノヴィグラド市内には鍛冶屋が3(追加を含めると4)軒あるが、鎧専門は彼だけ。
DLCを含まないなら、防具を最高金額で買い取ってくれる。剣も刀鍛冶と比べると誤差の金額。
かなりの資金を持ち合わせている事もあり、装備の売却で立ち寄る度に最高級の剣だ!を聞くだろう。
また彼の店は市内の中心地の一つ、大祭司広場のFTマーカーの近くにあるため利便性が高い。
DLCの登場人物
「無情なる心」
ゴウンター・オーディム / Gaunter O'Dimm
ストーリー冒頭でイェネファーの目撃情報を教えてくれるハゲ。初見だとモブにしか見えない。
自称鏡の達人。思わせぶりに登場した割に出番がなかったが・・・
DLCで満を持しての登場に誰もがこう思っただろう「お前誰だ」。
正体は「鏡の男」とも呼ばれる悪魔。
一見無害な契約で、契約者を狂気に陥らせ獲物をもてあそんでいる。
笑ゥせぇるすまんみたいなヤツ。
シャニ / Shani
赤毛の女医師。オクセンフルトに診療所を構え、ゲラルトと再会する。
ゲームでは1以来の登場、原作では何気に1巻から登場し、当時まだ10代だったシャニはゲラルトに寝取られている。
「無情なる心」におけるヒロイン的な役回り。
選択肢次第ではシャニとのロマンスも見られるが、酔い過ぎて吐いてしまって気まずくなることも。
オルギエルド・フォン・エヴェレック / Olgierd von Everec
芸術を愛し、貴族のように振舞うが素行の野蛮な連中とつるむ謎多き人物。
窮地に立たされたゲラルトを救ったゴウンターは見返りとして彼の3つの願いを聞くようゲラルトに依頼する。ゲーム中のモデルはベッ○ムそっくりのイケメン。
「血塗られた美酒」
アンナ・ヘンリエッタ / Anna Henrietta
トゥサン公爵領を治める女公爵。名前を縮めて「アナリエッタ」とも。
原作小説ではウィッチャーサーガ5巻「湖の貴婦人」に登場。
その美貌ゆえか治世ゆえか領民からの人気は高い。
トゥサンにて起こった怪物事件の解決のため、ゲラルトの同地での過去の功績に思い至り、彼を呼び寄せることとなる。
依頼の前払いとして中古とはいえ土地と家と使用人をセットでゲラルトに贈る。
乗馬が得意で、有事の際にはドレスを破り捨ててボークレール市内を暴走颯爽と駆け抜けるといった一面も。
エミール・レジス・ロヘレック・タージフ=ゴドフロイ / Emiel Regis Rohellec Terzieff-Godefroy
通称レジス。(言語および訳者によってはレギスと読む場合もある。)
表記揺れでエミエル・レジス・ロヘレック・テルジエフ=ゴドフロア(ワ)などとも呼ばれる。
上級吸血鬼だが、過去のある事件を境に血を吸うことを止めている。
原作にも登場しており、ゲラルトとは友情で結ばれている。
約1500年前の「天体の合」の際に異世界から来訪した吸血鬼の直系子孫といわれており、
その年齢は約400歳。歴史上最初のウィッチャーが造られるよりも前から生きる歴史の証人である。
用語集
ウィッチャー
怪物退治のプロフェッショナル。身体を霊薬で変異させており、身体能力は常人を大きく上回る。
また、おそらく細胞レベルで変異しているため、常人離れした身体能力や反射神経、老化の抑制、毒や霊薬への耐性、魔法を行使する能力などを獲得する代わりに子を残せない身体になっている。
身体の変異には「草の試練」と呼ばれる悪名高い儀式を経る必要があるが、その生存率は3割ほどしかなく、耐えられなかった者は酷い苦痛の中で死に絶える。
ウィッチャーの多くは口減らしとして売られたり、依頼の報酬として子供を連れていかれたりした孤児たち。
多くはウィッチャーとしての訓練の最中に命を落とし、それを生き延びても草の試練で死に、正式なウィッチャーになっても怪物との戦いの最中に死ぬ。
なお、シリはもともと特殊な人間ゆえか、(狼流派の)戦闘技術や霊薬等のレクチャーは受けているものの、身体を変異させてはいない。
「ウィッチャーの感覚」は、常人のそれよりもはるかに鋭い。つまり常人ですら顔をしかめるような猛烈な悪臭も常人以上に強く感じ取れるということでもある。
並外れた視覚、聴覚、嗅覚等を駆使して、常人では気づけないような痕跡を見つけ出し追跡することができる。かくれんぼの鬼役はやらせないほうがいい。
ゲーム中の操作としては、対応するボタンを押しっぱなしにすることで、手がかりとなる場所やアイテムが強調表示されるという形で落とし込まれている。
ゲームというメディアでは感知できない嗅いの痕跡は、"もや"のようなもので視覚的に表現されている。
ウィッチャーの流派には、狼流派、猫流派、熊流派、蛇流派、グリフィン流派、マンティコア流派*11、鶴流派、オオヤマネコ流派*12など様々存在する。あとカタツムリ流派も。
要は南斗聖拳みたいなもん。
どの流派も作中の時代では新しく弟子を取っておらず衰退傾向にある。
ウィッチャーは怪物退治を生業とし、政治的には基本中立および不干渉を貫く立場であるが、だいたい何やかんや巻き込まれる形で関わってしまっている。
背中に人間や獣用の鋼の剣と怪物用の銀の剣を差し、単純で決定的破壊力はないが、切り合いの中でも差し込める小さく早い魔法技術「印」と、身体能力を向上する飲み薬「霊薬」・罠にする「爆薬」・剣に塗って怪物を加害する「オイル」といった道具の作り方と使い方「錬金術」を身につけている。今日もゲラルトさんは霊薬ガブ飲みして中毒になりながらモンスター退治に勤しんでいる。
常人を遥かに上回るという触れ込みの割に農民に闇討ちされて深手を負ったり、野犬の群れに不覚を取って命を落とすウィッチャーも少なくない。
また常人離れした存在であること、報酬として子供を連れ去ることも多かった*13ため一般人からは基本疎まれている。
また、ちょっとした段差から落ちて死亡するゲラルトも多い。超人ではあるが、無敵ではないのだ。
ウィッチャーの「印」
ウィッチャーが使用する特有の魔法のこと。日本語版の「印」という用語は英語版の Sign(s) にあてた訳語。
アード、イグニ、クエン、イャーデン、アクスィーという5種類の「印」があり、使用する際には気力を消費する。
気力は時間経過で回復*14し、いわゆるMP制のような回数制限はなくいくらでも使えるが、リロード時間が設けられていて連発はできない仕様になっている。
そのため、状況に応じてどの印を優先して発動するかという判断が重要になる。
なお、本職の魔術師が使う魔法は術者の意思で自在にアレンジが可能で、例えば出力の加減や効果の調整など思いのままでさまざまな応用が利くが、ウィッチャーの印はいわばパッケージングされた魔法で、常に決まった効果を発揮するのが特徴。
いわば呪文のショートカットあるいはメソッド化のようなもの。
……とはいえ、印力(魔力のようなもの)を上げることによって、印の威力や効果時間を強化することはできる。
またアビリティポイントを使用してアビリティを取得・装備することで、各印そのものの基礎性能を底上げしたり、気力消費を抑えたり、全く別の効果を発揮する「別モード」を使用したりといったオプション機能が得られる。
敵とのレベル差によっても各印の使い勝手はだいぶ変わり、格上には追加効果の発動確率が極端に下がる(0%になることもザラにある)。
その一方、格下に対しては追加効果が発動しないほうが珍しいくらいになるなど、同じ敵でもレベルを加味したうえで使用する印を選択するといい。
具体的には、格上に対しては即死回避のクエンや速度低下のアクスィーを優先し、格下に対しては範囲攻撃のイグニ(や「氷槍」アード)で手早くカタをつけるなど。
アード / Aard
前方に衝撃波を放つ魔法。
ダメージを与えることはできないが、敵に当てるとひるませることができる。
また、一定確率で眩暈状態*15にできる。
面倒な飛行系の敵を地面に叩き落とす用途にも用いる。
強化すると効果範囲が広がるほか、「別モード」では自身の周囲全方向を攻撃する。
探索においては障害物をどかしたりひび割れた壁を破壊することが可能。
DLC「血塗られた美酒」にて追加された「変異」には、「氷槍」アビリティというものがある。
これを取得して有効にすると、アードによる直接攻撃が可能になるほか、凍結と即死の追加効果が付与される。
雑魚散らしの効率が格段に向上するほか、凍結効果が発動すれば動きの速い敵を捉えやすくなったり敵のモーションの鈍化によってこちらの手数が増えたりする効果もある。
「氷槍」アードそのもののダメージも高くイグニの需要が減り、格下なら出会い頭の一撃で肉片が爆散して終了……ということも。
イグニ / Igni
前方に火炎を放つ魔法。
効果範囲はアードより狭いものの、ある程度敵を引きつけて放てば複数の敵にヒットさせることも可能。
敵に当てると一定確率で炎上させることがあるほか、防御力ダウンのデバフを与える効果もある。
イグニ自体の火力は控えめだが、炎上時のスリップダメージが大きく、燃えやすい敵、特に人間に対しては非常に有効な攻撃。
また、炎上した敵はパニックを起こしその場に留まる為、足止めの観点からも優秀。
但しこの「炎上効果」は実は剣撃で即解除されるという罠がある。
防御低下効果とも相まってつい「イグニ→剣で追撃」とやってしまいがちだが、これだとこの印の強さを実感できない。
初心者が「イグニは弱い」と勘違いしてしまいがちなケースの一つ。
よって「炎上で足止めしている間、他の敵の相手をする」「気力回復に務める」「ちょっと間をおいてから強攻撃」というような運用をすると、この強さを十分に引き出せるだろう。
「別モード」ではボタン長押しでバーナー状の火流を放つ。
攻撃の持続時間が長くなり多段ヒットによって炎上確率も上がるが、前方しか攻撃できず*16攻撃範囲は狭くなる。
探索では燭台や死体の山などのギミックに火をつけたり、氷の壁を破壊したり、ハチの巣を取ったり、シカやヤギ、人の家の牛や豚などの野生動物を狩ったりするのに使う。
クエン / Quen
自身を魔法の盾で包み込む。
効果中はダメージを受けるかわりにシールドの耐久値が減り、ゲラルト自身の体力は減らない。
耐久値が0になるor時間経過で解除され、敵の攻撃によって解除されると破裂音のようなSEが鳴る。
シールドの耐久値はゲラルトの体力に対する割合で決まり、印力が高ければその分耐久値も増える。
どんなに強力な攻撃でも一発は確実にしのげるため、一撃が強力なオーガ種や精霊種といった怪物との戦いで役に立つ。
また、敵の種族を問わず、ゲラルトよりもレベルが高い敵との戦いでは半ば必須ともいえ生命線となる。
しかしながら、多段ヒット系or攻撃間隔の短い攻撃を喰らって、1発目でクエンが割れて2発目でやられることもあるので過信は禁物。
他には、シールド展開時に「出血」や「炎上」などのクリティカル効果を打ち消す効果がある。
本作では体力の即時回復が気軽にできないため地味に重要な効果。
「別モード」ではボタン長押しによる常時展開が可能になる。展開中は気力を徐々に消費する。
クエン系統のアビリティの中には「爆発盾」や被ダメ反射といったオプション機能もある。
イャーデン / Yrden
自身の周囲に魔法の罠(結界)を張る。
範囲内に入った敵は行動速度が低下するほか、実体を持たない敵の場合は強制的に実体化させる。
主に幽鬼やフォグレット等の姿を消す敵との戦いで用いる。
アクスィーが機能しづらい多人数相手の乱戦においても一定の効果を発揮する。
「別モード」では設置型のトラップで一定範囲内の敵を攻撃する。空中の敵にも有効。設置に時間がかかるのが欠点。
基本的に戦闘専用で探索時に使う印ではないが、(とあるイベント戦で)魔法の門を閉じる効果もある。
アクスィー / Axii
いわゆる催眠術。
成功すれば対象を一時的に行動不能にし戦闘から除外できる。
ゲラルトのレベルよりも対象のレベルのほうが高いと、気絶には至らず速度低下の効果しか出ないことがある。
単体しか対象にできない都合上、乱戦では効果が薄く、逆にタイマンの状況では真価を発揮する。
「別モード」ではなんと敵を操って味方として戦わせることができる。これにより乱戦にもある程度対応できるようになる。
また、あるオプションを解放すると2体まで同時にかけることが可能になる。
戦闘以外では、会話中にアクスィーのマークが表示された選択肢が出現することがある。
それを選ぶと(例外は多少あるものの)こちらの指示・要求を通すことができるほか、経験値が余分にもらえる*17という特典もある。
ただし、NPCによっては素のアクスィーでは効かず、オプションでの強化がないとアクスィーの選択肢が表示されないことも。
イベントを隅々まで堪能したいなら、アクスィーの強化オプションは早めに取得しておきたい。
天体の合
数千年前に起こった異世界との衝突現象。これにより怪物や人間が別世界からやって来た。
現在は元々この世界に住んでいたドワーフやエルフなどの非人間族を押しのけ、人間が覇権を握っている。
偶然の法則
ウィッチャーが助けた者からお互いに知らない何かを報酬としてもらう古い風習。
例えば家に入って最初に目についたものをもらうと約束した場合、たいてい家にいた子供を報酬として連れ帰っていく。
子供を作れないウィッチャーはこうしてウィッチャー候補を増やしていったが、最近では行われていないらしく、ウィッチャーの数はどんどん減り続けている。
ゲラルトはかつて引き受けた依頼でこの偶然の法則を行使し、シントラ国の王女のお腹の中の子をもらうと約束した。それが後のシリである。
怪物
天体の合により作中の世界にやって来たものが大半だが、それ以前から存在するものもいる。人間に対しては基本的に敵対している。
トロールやゴドリング等、人間の言語を話せる種族は交渉次第では協力的な態度を取ってくれる者もいる。
あと岩トロールは今作の癒し。
ワイルド・ハント
吹雪と共に現れる幽鬼の如き軍団。
絶大な魔力を持っており、襲われたらひとたまりもない。骨を意匠とした鎧を身に纏っている。
シリの力を追って行く先々に現れ、村々を殺戮と氷をもたらし、人々に恐怖を与えている。
ネタバレ
「アイン・エレ」と呼ばれる異世界に住む「アルダーの民」によって構成される騎士団。
それらを率いる存在がワイルドハントの王エレディンである。
ティル・ナ・リアという都市を本拠地としている。
なお、ゲラルトたちのいる世界は彼ら(エルフ)の言葉では「アイン・シーデ」と呼ばれている。
エレディンは氷による滅びを回避するためにアイン・シーデの侵略を始めた。
戦いに伴う殺戮はともかく、吹雪による被害はワイルドハントの(せいではあるが)力ではなく、単に移動に使った門から漏れ出てしまっていただけだと思われる。(意図的に利用している可能性はある。)
スコイア=テル
非人間族(特にエルフ)で構成される人間への抵抗組織。
自分たちを征服し迫害する人間を憎み、山林に拠点を持ってゲリラ戦を仕掛けている。
物資調達の手段を選ばないことでも知られ、略奪をよく行っている。
民間人にとっては野盗やテロリストと大差なく、実際そのような目で見られている。
スコイア=テルは古代エルフ語で「リスの尻尾」の意。
永遠の炎
全世界に広がっている宗教、または宗教組織。永遠の炎教会とも呼ばれる。ノヴィグラドの聖堂を構えている。
モデルは言うまでもなく中世のキリスト教。
魔女狩りよろしく火炙りや非人道的な拷問や迫害を平然と行う怖い人達。
ウィッチハンター
ラドヴィッド王直属の魔女狩り部隊。
「永遠の炎」の武力組織である「聖堂衛兵団」とは協力関係にあり、ノヴィグラドの至る所で魔術師に目を光らせている。
魔法である印を使う変異体であるウィッチャーを嫌悪している。
グウェント
全世界で流行しているカードゲーム。
特徴の異なる北方諸国、ニルフガード、スコイア=テル、ワイルドハントの4つの勢力カードを使ってデュエルするのデース。
本作序盤で親切なおじさんにスターターデッキを貰って以降、サイコロポーカーに飽きたゲラルトは取り憑かれたようにカードゲームにのめり込んでゆく。
シンプルながら結構奥が深いので、ハマるプレイヤーも多い。とりあえず新しい集落に来たらデュエルを申し込もう。
なおクエストの選択肢やストーリー進行によって入手できなくなるカードもあるので、クエスト報酬にカードを提示されたり、グウェント絡みのクエストの際はセーブを小まめに取るなどしてなるべく取り逃さないようにしておきたい。
DLCで5つ目の勢力となるスケリッジが追加された。
最近リアルで商品化されたりオンラインゲーム化されるなど人気の高いゲームである。
細かいルールやカードの効果などはプラットフォームやバージョンにより異なる。
詳しくは「グウェント ウィッチャーカードゲーム」で検索。
地名
※ゲーム中に訪れることが可能な場所は色付きで示した。
北方諸国 / Northern Kingdoms
本作の舞台全般。ニルフガード帝国と戦争中。
テメリア、レダニア、ケイドウェン、エイダーンの4大王国を中心に様々な国家が存在するが、どこもかしこも戦争で疲弊しきっており民の生活は最低水準。
3時点での最大の国はラドヴィッド率いるレダニア王国で、唯一ニルフガードと渡り合っている。
……というか、テメリア、エイダーンは既にニルフガードの手に落ち、ケイドウェンは他ならぬラドヴィッドの手によってレダニアに併合されたため、ニルフガードに対抗できる勢力はレダニアしか残っていない情勢。
劇中でのニルフガード帝国との国境はポンター河であるが、地理的には主にヤルーガ河以北の地域を指す。
作中世界での緯度が高く、白夜というほどではないが日が長い。(同様に劇中の季節は夏と考えられる。)
テメリア / Temeria
北方諸国の一つだが、ゲーム開始時点でニルフガードに敗北する。
王も前作で死亡しているため国内はガタガタ。
本作のマップの一つ、ヴェレン(ノヴィグラドとガストフィールズ*18を除く)はテメリアの北西部にあたる。
オレンという独自の通貨が流通している。『1』と『2』ではゲーム中の通貨でもあった。なにかと死体が持っていることが多く、テメリア人もしくはテメリア人から奪ったと想像できるようになっている。
レダニア / Redania
北方諸国の一つ。首都はトレトゴール。テメリアとはポンター河で国境を接する。
悪名高きサイコパス陛下、狂王厳王ラドヴィッド五世が治めている。
永遠の炎教会を従え、魔術師や非人間族を弾圧している。
本編の少し前に隣国ケイドウェンに侵攻、これを併合したため、ポンター北岸一帯はレダニアの勢力圏となっている。
ホワイト・オーチャード / White Orchard
旧テメリア領内の土地。位置的には首都ヴィジマの北東にある。
本作に登場する最初のフィールドマップ。
戦争に負けたばっかりで、民の心は荒んでいる。
それでもヴェレンよりはマシだが。
ゲーム的にはチュートリアルのためのマップであるため他のフィールドよりは狭いが、それでもウィッチャー3の基本的な部分を一通り体験できるので、本作が合うか合わないかをここで判別できる。
ヴィジマ王城 / Vizima
旧テメリアの首都。『1』の舞台でもある。ヴェレンから見ると南東の方角に位置する。
一応独立したマップだが、プレイヤーが侵入できるのは城内のみ、なおかつそのさらにごく一部だけ。
あまりに狭いのでフィールドと言っていいのか微妙。
ニルフガードに制圧されており、エムヒル皇帝が滞在している。
ほぼエムヒルとの謁見のためのロケーション。
ヴェレン / Velen
テメリア領の湿地帯。本作2番目のフィールドマップにして最初の本格的なオープンワールドマップ。
戦場となって荒れ果てており、そこら中に死体やら首吊りの木がある。
ゲーム中のFTマーカーがある「首吊りの木」周辺一帯が最前線だったようで、廃墟となった集落や壊れた攻城兵器などが放棄されている。
主に屍鬼や悪霊など怪物の数も周辺地域に比べて多い(少なくとも設定上は)。
血まみれ男爵と呼ばれる男が臨時で領主を名乗って務めているが、正式な領主は不在で「主無き地」と呼ばれている。
南西にゴーズ・ヴェレンという港町があるが、ゲーム中には登場しない。
ちなみに現実の中欧・東欧(ポーランドもしくはリトアニアあたり)にも大規模な湿原が存在し、多くの湖沼や広大な森林で知られている。
ノヴィグラド / Novigrad
北方諸国最大の都市。ポンター河の河口に位置する港湾都市。人口は30,000人ほどらしい。
本作3番目のフィールドマップ・・・なのだがゲーム上はヴェレンと繋がってるので実質ヴェレン。
正確には広大なヴェレンの土地の北端にノヴィグラドがあるといった感じ。
ノヴィグラドそのものも広く複雑なマップで、各エリアおよび門に複数のFTマーカーが配置されている。
ジャンプを駆使して建物の屋根伝いに移動することすらできるが、調子に乗り過ぎると落下死したりハマったりするのでほどほどに。
レダニア領の都市だがどの陣営にも属さない中立の立場を取る自由都市。
市内にはレダニア兵、聖堂衛兵団、ウィッチハンター、ニルフガードの大使などが常駐している。
潤沢な財源および北方最強と名高い強力な艦隊を擁しており、エムヒル、ラドヴィッド共に支配下に置きたがっている。
日中は市場が賑わっており、最大級の都市らしく高い金額で戦利品を売却できる。
決して王を頂くことのない法と経済が支配する自由都市の気風ゆえに、トリスら多くの魔術師が住む街でもあったが、
最近は永遠の炎教会の連中が幅を利かせて魔女狩りや亜人種への迫害を行っている。
地下闘技場や怪しげな賭場等を取り仕切る犯罪組織等もいる。武装したごろつきや悪党に出くわすことも。
娼館があり、ゲラルトさんもニンマリなお楽しみが出来る。
ゲーム中の通貨単位であるクラウンは、この街の通貨ノヴィグラド・クラウンを指す。
(ニルフガード領のトゥサンでも問題なく使えるがたぶん便宜上の都合。)
オレンやフロレンスといった他国の通貨は各地の銀行*19でクラウンに両替してからでないと使えない。
また、クラウンはスケリッジ諸島でも通用するため、おそらく北方諸国全般で使える国際(決済)通貨の地位にあるものと思われる。
大祭司広場 / Hierarch Square
ノヴィグラドの中央にある広場およびその周辺一帯。
商店・露店が密集しており、銀行もこのエリアにある。鎧職人の店もこの広場の一角にある。
市内でもひときわ賑わっている場所で、人通りが多い。
その一方、火刑に処された罪人(主に魔術師)の公開処刑が行われる場所でもある。
裏社会のビッグフォーの一人、クリーヴァーの本拠地がある。
グローリー・レーン / Glory Lane
主に南側に広がる市街地。名前とは裏腹に貧民や物乞いが多い地区。
ビッグフォーの一人、「物乞いの王」が支配する「腐った果樹園」がある。
ローズマリー・アンド・タイムという宿があり、そこには倉庫(アイテムボックス)*20が設置されているため、何かと訪れる機会は多い。
女郎屋街があり、クリプルド・ケイトという娼館はプレイヤーも利用できる。
ビッツ / The Bits
市街地の東側一帯の貧民街。物乞い、病人、ごろつき、悪党らの巣窟となっている。
ビッグフォーの一人、ホアソン・ジュニアのテリトリーで、市内では最も治安が悪い地区。
エリア北部には病院と(児童)学校がある。手が震えている床屋もある。
ハーバーサイド / Harborside
南西一帯の港湾地区。
大型船が停泊し、倉庫や造船所などが立ち並ぶ。船乗りや労働者や悪党が多い。
ノヴィグラドの玄関口といえる地区。
エリア内にはウィッチハンターの兵舎がある。
シルバートン / Silverton
北西側の港湾地区。
港の規模はハーバーサイドよりも小規模で、主に倉庫街となっている。
ギルドルフ / Gildorf
市街地北部の高級住宅街。貴族や外交官が多い。ニルフガードの大使が常駐している。
高台にあるため坂が多い地区でもある。まともな床屋に用があるならこちらへ。
ビッグフォーの一人、シギ・ルーヴェンことディクストラの浴場はこのエリアの地下にある。
パシフローラという高級娼館クラブがあり、グウェントの大会が催されることも。「すべての道はパシフローラに通じている?」
聖堂島 / Temple Isle
市街地の北西にある島。永遠の炎教会の総本山といえる大聖堂と「有権者の広場」なる広場がある。
当然ながら教会関係者や信者の割合が多く、衛兵もレダニア兵やウィッチハンターが中心。
「聖グレゴリー橋」という大きな橋によってパシフローラギルドルフ地区と結ばれている。
島の周囲は断崖絶壁で、橋を渡る以外の方法では島内に侵入しづらい。
地下にはエルフの遺跡があるが、その大半は監獄として利用されている。
ファーコーナーズ / Farcorners
外壁の南に広がるスラム街。仕立て屋や洗濯屋などがある。
市内から追い出されたと思しきドワーフやエルフ等の亜人種が多く住んでいる。
戦乱の影響でヴェレンから来た難民も多い。
外壁の東側にはアレッテという似たような町がある。
オクセンフルト / Oxenfurt
ノヴィグラドの南東方向に位置する、本作で2番目に大きな街。こちらもヴェレンエリアに存在している。
ポンター河の両岸に挟まれた立地で、街と北岸はレダニア領、南岸はほぼニルフガードの勢力圏となっている。
とはいえ街の周辺ではニルフガード兵ではなくレダニア兵が巡回している姿が見られる。
現在は閉鎖されているが北方最大の大学、オクセンフルト学院がありダンディリオンが在籍していたこともある。
地下の下水道には巨大なカエルが住んでいたりする。
エルフの血脈でもゲラルト一行が訪れていた。
初めてヴェレンを訪れた時点では通行制限がかかっているが、川を泳いで渡れば入れないこともない。
物価はノヴィグラドと同じで、(倉庫以外の)各施設も揃っているため、ノヴィグラドよりも迷いにくいという理由でこちらを拠点に活動するプレイヤーもいるようだ。
スケリッジ諸島 / Skellige
いくつかの部族からなる集合国家がある島嶼部。本作4番目のフィールドマップ。
文化的モデルはケルトとヴァイキング。
主に漁業、狩猟、そして略奪(海賊行為)で生計を立てている。
ただし基本的に同族や友人は襲わない、ニルフガードの船を優先的に狙うなど彼らなりの基準はある模様。
大半は海だがそのフィールドは凄まじく広い。密輸品*21がそこら中に浮かんでいる。
無人島やただの岩場のような小島、流氷なども数多く点在する。よく処理落ちするクジラもたまに見かける。
内陸部は山がちで平地が少なく、深い谷や断崖絶壁が多い。
うっかり足を踏み外すと容赦なく海に放り出され、最悪落下死・滑落死が待っている。高所恐怖症の人には辛いロケーションかも知れない。
最大の島アード・スケリッグのほか、スピカローグ、アンドヴィク、アン・スケリッグ、ヒンダースファル、フェローといった島・地域に分かれており、それぞれ異なる部族が治めている。
各部族同士はスケリッジ内では中立or対立関係にあるが、"よそ者"(外敵つまりニルフガード)への対処では手を組み王を中心に団結する。
民は他の地域に比べればゲラルトに対して(それなりに)友好的。武器の好みは剣よりも斧派のようだ。
王位継承問題が絶賛発生中。
ケィア・モルヘン / Kaer Morhen
北方諸国の北東、ケイドウェン領内に位置し、北方諸国の東端「青色山脈」の麓に築かれた砦を中心としたエリア。
狼流派のウィッチャーの本拠地がある本作5番目のフィールドマップ。
過去の大規模な攻撃により破損してはいるが、ゲラルト達は未だに拠点として使っている。
冬越や有事の際には各地の狼流派のウィッチャーが一堂に会する。
広さはそこそこだが隠れ里なだけあって付近に町は無く、閑散としている。「ケイドウェンのケィア・モルヘンお客様窓口にご相談ください。」
砦の一室はゲームのスタート地点でもあるのだが、自由に探索できるのは中盤以降になる。開始早々バルコニーから飛び降りて物語の幕が閉じることも。
ニルフガード帝国 / Nilfgaard (Nilfgaardian Empire)
北方諸国と交戦中の南方の大国。通貨はフロレンス。
国旗のデザインは黒地に描かれた太陽。ニルフガードの鎧や盾の意匠にも使われている。
そのため帝国軍は俗に「黒の軍団」とも呼ばれる。
本国および首都は物語の舞台となる北方諸国からは国を7、8つほど越えた先のはるか南方にある。
北方諸国とは使用言語が異なり、ニルフガード語*22を用いる。
とはいえ、北方に来ている役人、貴族、兵士らは北方の言語を解する者がそれなりの割合でいる。
エムヒル皇帝自身も北方語が堪能で通訳要らずである。メタな話をすればセリフがある人物はだいたい北方語が喋れることになっている。
「ケ・スクス?」*23などエルフ語と同じフレーズを耳にすることがあるが、これは偶然ではなく、帝国民が(遠い昔に遡ると)エルフの末裔(混血)であることに由来する。
「舞い踊る白炎」こと時の皇帝エムヒル・ヴァル・エムレイスのもとで領土拡大を続けている。
しかし帝国も一枚岩ではなく、エムヒルは内外に多くの敵を抱える立場に置かれている。
エムヒル皇帝は娘のシリラを女帝にしたい*24と考えている。
トゥサン公爵領 / Toussaint
ニルフガード領内の温暖なワインの産地。DLCで追加される本作6番目にして最後のフィールドマップ。
サンルトゥール渓谷を中心とした盆地や丘陵地帯が特徴。なお内陸国ゆえに海はない。
昔はエルフの土地だったらしく、トゥサン各地にエルフの遺跡が多く点在している。
首都はボークレール。ノヴィグラドに匹敵もしくはそれ以上ともいえる大都市で、こちらも多くのFTマーカーが配置されている。
これまでの荒んだ土地とは違い優雅で牧歌的な土地で、ウィッチャーに対する差別もあまりない。
ゲラルトさんがマイホームを構えるにはうってつけの場所である。娼館もあるし。
ボークレール / Beauclair
グランプラス / The Gran'place
ボークレール市内の中心地。食事やワインを提供する屋台がひしめき人通りが絶えない。
周辺には銀行、鍛冶屋、鎧職人、仕立て屋、香料屋、美術商、薬草医、酒場、ワイナリーなど、各種商業施設が多く集まっている。
ノヴィグラドを超える最大の倍率で戦利品の売却が可能。何かを売るならここで。最高級のレートだ!
レジナルド・ドブリー像という、いかがわしい観光名所もある。
公爵領秘書官の事務所では書物の売買やがらくたの売却が行える。北方では手に入らない本が多い。
また、ゲラルトが"騎士の務め"を果たしていれば褒賞金を受け取ることもできる。
ホートヴィル / Hauteville
丘の上に築かれた城壁に囲まれている市街地部分を指す。
主に上流階級の住民が住む区画。
ちなみにゲーム中に手に入る古地図では、宮殿、ホートヴィル、ラソモワール以外の地区は描かれておらず、そういった意味では旧市街ともいえる。
サン・セバスティアン / San Sebastian
街の発展と人口の増加に伴い、城壁よりも外側に拡張された比較的新しい街で、いわゆる下町。
労働者や作業員など下層階級の住民が住む地区で、こちらも活気にあふれている。
豊かなトゥサン基準では"貧しい住民"には違いないのだろうが、ヴェレンの住民の惨状を目の当たりにした後だととてもそうは思えない。
ボークレール港 / Beauclair Port
市街地の東端、サンルトゥール川に面したトゥサン経済の中心地。
世界的に名高いトゥサンのワインはこの港から北方諸国やニルフガード帝国およびその属州に運ばれていく。
ゲーム的には染料屋、肉屋、娼館などがあるエリア。
ラソモワール / Lassommoir
グランプラスの南側一帯を占める区画。ニルフガードの大使館や墓地がある。
シーデ・ルリガット湖に面した船着き場もある。
ボークレール宮殿 / Beauclair Palace
アンナ・ヘンリエッタ公爵の居城。
大規模かつ壮麗な宮殿で、丘の最も高い地点に建っているため、ボークレールからかなり離れた場所からでも見える。
もとはエルフ時代の遺物で、それを修復しながらそのまま使っている。
宮殿庭園 / Palace Gardens
宮殿に併設された庭園。温室も完備。さまざまな植物が植えられている。
廷臣や貴族の社交場としての側面もある。
シーデ・ルリガット / Seidhe Llygad
市街地の南西に広がる湖。湖名はエルフ語で「山の瞳」の意。
湖畔には放棄され廃墟となった古代の円形劇場がある。
名前だけ登場する国・地域
ポンター以北
コヴィリ、ポヴィス、ケイドウェン……など
ポンター以南・ヤルーガ以北
エイダーン、ドル・ブラサンナ、ライリア、リヴィア、マハカム、シダリス、ブロキオン、ヴァーデン、ブルッゲ、ソドン……など
ヤルーガ以南
シントラ、アングレン、ナザイル、メティナ、エビング、メヒト、ゲソ、サルム、エトリア、ジェメリア、ヴィコヴァロ……など
とにかく東
ゼリカニア
大陸外
オフィル
作中(第三次北方戦争)の時代では、北方諸国とニルフガード帝国の国境はポンター河となっており、ポンター以南の国々(オフィルとゼリカニア以外)はいずれも滅亡したかニルフガード帝国の属国となった国である。
シントラの北、リヴィア、ライリアの南を流れるヤルーガ河は第二次北方戦争時の国境だった。
つまりポンター以南・ヤルーガ以北の地域は、第二次戦争でニルフガードが征服し獲得した地域である。
これらの地名は劇中の会話でしれっと語られるほか、「(地名or都市)の剣(斧)」という武器や、「(地名or都市)の鎧(胸当て)」というようにフレーバーテキスト的な形でも登場する。
その他
有料DLC「無情なる心」「血塗られた美酒」が絶賛発売中。
「無情なる心」は、ノヴィグラドの東側のマップを拡張した地域(ガストフィールズ)を舞台に、大悪魔との契約と戦いを繰り広げる。
「血塗られた美酒」は、完全新フィールド「トゥサン」を舞台にした大巨編。戦争とは無縁の長閑で美しいワインの産地で、リヴィアのゲラルト最後の戦いが描かれる。
これだけで並のゲーム1本分に匹敵するボリュームであり、DLC単独で2016年のGOTYに選ばれるほど。
GOTY版はこの2つが最初からセットになっており、非常におトク。
また、現在、Netflixがウィッチャーのドラマ版を製作中で、2020年の配信を目処に製作しているとの事。
原作者であるアンドレイ・サプコフスキもコンサルタントとして携わっており、シーズン1は全8話構成になるようだ。
コラボ
- ソウルキャリバー6(バンナム)
- ゲラルトさんがプレイアブルキャラクターとしてゲスト出演している。
どうやら転移の門でウィッチャー世界とソウルキャリバー世界がつながってしまったようだ。
- モンスターハンター:ワールド(カプコン)
- PS4版では2019年2月、Steam版では2019年5月にそれぞれ実施されたタイトルアップデート第5弾(Ver6.00)でゲスト出演するようになった。
特殊任務クエスト「依頼:古代樹の森の異変調査」では、プレイヤーの分身たるハンターに代わってゲラルトさんを操作して、転移の門で一緒に連れてきてしまったのかなぜか古代樹の森にレーシェンが現れた異変の解決へと赴くこととなる。
転移のせいか身体能力がスペランカーから(MHWorldの主人公と同じ歴戦の)ハンターになっているので、高いところから飛び降りても平気。
2つあるサイドクエストの成否によって結末も変わる仕様となっており、そのうちの1つではゲラルトさんがモンハンのモンスターと共闘することになる。
プレイヤーハンターは通常のレーシェンと戦うことはできないが、その代わりにイベントクエストの「依頼:森の精霊」でなぜか居座っている更に強大な個体「エンシェント・レーシェン」を相手にすることができる。
なお、「依頼:古代樹の森の異変調査」は期間限定のイベントクエストではないため、イベントクエストが開放されたVer15.10より前も条件を満たしていれば解放されたままである。
このコラボでは武具も当然用意されており、武器は銀の剣を片手剣として生産できるほか、ワンセット防具でゲラルトさんになりきることもできる。姿どころか声まで変わる徹底ぶり。
エンシェント・レーシェン討伐報酬を使用すれば、シリになりきれる防具やシリの剣「ジルエアエル」も生産できるが、シリの回避モーションが高速移動なせいか、MHWorldのジルエアエルは双剣の右手側になっており、左手には腰の短剣を持つことになるのだが、刀身のモデルが無かったため製作されている。
その他にもレーシェンには他のモンスターとは違う独自の骨格が用意されていたり、特別任務内のゲラルトのボイスに「モンスターハンターの言語」を含めているなど、かなり気合の入ったコラボである。
「異世界の旅も悪くない」と最近はゲスト出演にも順応しつつある。
そんなわけでゲラルトさんは今日も異世界転移しながら様々な世界でなろうライフを満喫するのであった。
攻略のヒント
余談になるが、本作の難易度は決して低くない。そのため序盤で投げてしまう人の為のコツを幾つか。
- 初心者の内は4つある難易度の中で一番簡単な【ストーリー】(イージーに相当)がオススメ。探索がサクサク進むのでストレスをかなり抑えられる。また、ウィッチャー3はいつでも難易度を変えられるので、ゲームに慣れてきてもっと歯応えが欲しくなったらオプションから変更してみよう。
- 序盤の装備は拾った物で十分。使わない物は商人に売り払おう。なお最終的には拾った装備よりも、設計図から作れるウィッチャー装備(所謂ユニーク装備)の方が強くなる。
- 戦闘の基本は「ステップ回避」。これには無敵時間が付与されているので「大半の」攻撃はこれで凌ぐ事が出来る。ガードやカウンター、ローリングは時と場合を選ぶので、慣れないうちは防御をこれ一本に絞って構わない。その後、ステップの無敵が適用されない攻撃*25を「クエン」で凌ぐ事を覚えればほぼ盤石。
- アイテムが重くて持ちきれない場合はアイテム欄の整理をしよう。「使わないが一応取っておきたいアイテムは倉庫にしまう」「武器、防具、がらくたは分解して素材にするか売り払う。なお序盤でお金が足りない時は売却してしまって構わない」「所持重量を底上げしてくれる鞍袋(最速ならウーソン村の鎧職人が販売)や背筋強化のスキルなどを活用する」
- アイテムを売買する時は商人によって買取価格が異なる点に注意。基本的にはその商人が扱っているカテゴリの品なら高く買い取ってくれる傾向がある。例えば武器なら鍛冶屋、防具なら鎧職人、錬金素材は薬草医や錬金術師、食料品やがらくたは酒場や宿屋の店主に売る……といった具合(例外は多少ある)。またエリア毎の物価も違い、推奨レベルが高いエリアほど物価が上がっていくが、中盤に訪れるスケリッジは売買レートが最安値で、ノヴィグラドのほうが物価が高いというケースもある。もし高額な買い物をするならスケリッジがいいだろう。ちなみに物品を一番高く売却できるのは、DLC「血塗られた美酒」のトゥサン。
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▷ コメント欄
- 今作から始めてもOKとか嘘っぱちじゃねーかよ。専門用語も過去のストーリー展開も一気に押し寄せてきて理解が追いつかねーよ -- 名無しさん (2016-02-12 03:33:17)
- ある程度予習が必要って書いてあるじゃねーかよ -- 名無しさん (2016-02-12 04:03:36)
- 日本語ローカライズの丁寧さが他の洋ゲーと比べてずば抜けてる。 -- 名無しさん (2016-02-12 06:05:49)
- 発売当初は良作だけど話題の大作が目白押しでGOTY取れるか怪しいと言われたけど、蓋開けてみたらこれ以外の大作がほぼ全部微妙ゲーか致命的欠陥抱えてて、消去法的にGOTY受賞と言う複雑な経緯の作品よね -- 名無しさん (2016-02-12 12:34:26)
- まあこのゲームも、UI関連に欠点があったりするからね~。それ差し引いても面白いけど -- 名無しさん (2016-02-12 21:53:49)
- ※一番上、自分も前作前々作未プレイだし諸般の事情でプレイ時間もあまり取れないんで、ようつべとかに動画は落ちてたからそれで予習したよ。 -- 名無しさん (2016-02-12 22:08:03)
- じゃあこの項目を、未プレイ者が予習できるように更に改良すればいいんでない? -- 名無しさん (2016-02-13 17:53:26)
- 未プレイ者が予習出来るようにか~ウィッチャーシリーズの年表と前作までのあらすじとか? -- 名無しさん (2016-02-14 11:03:40)
- ローカライズの丁寧さは近年随一だと思うぞ。直訳みたいな台詞もないし、物語にどっぷり浸れる良ゲーだと思う。 -- 名無しさん (2016-02-19 02:15:11)
- スカイリムと似てるとか聞いたことあるがこっちガチガチに主人公いるじゃねーか -- 名無しさん (2016-11-25 16:55:06)
- 1と2の知らずにやったから話しが全然分からなかった。ただ、システムはすごく分かりやすくて面白い。 -- 名無しさん (2016-12-29 19:08:51)
- カタツムリ流派のウィッチャー主人公で4を早く作ってくれ -- 名無しさん (2017-01-01 21:12:22)
- クリアするのに苦労、戦闘になれるのに苦労、金稼ぐのに苦労、装備揃えるのに苦労と苦労を重ねまくるゲームだよな。ゲラルトさん本人も苦労を重ねまくってるし。でもだからこそ引き込まれる。時間が無いとプレイできんわコレ。きっと終わってしまったら燃え尽きるんだろうなと思いながらやるゲームとか久し振りだわ -- 名無しさん (2017-01-13 04:14:57)
- ちょっとした段差で死ぬってあるけど、ダクソより落下耐性が低い感じ? -- 名無しさん (2017-01-13 09:31:25)
- アプデで多少マシになった気がするけど、受け身取らないと相変わらずダメージは受ける -- 名無しさん (2017-01-15 23:24:58)
- 「ハゲでレダニアを支配する」は卑怯すぎる、笑うだろ -- 名無しさん (2017-01-15 23:56:24)
- ついにグウェントが単体でゲーム化したぞおい -- 名無しさん (2017-05-24 01:37:59)
- ちょっとだけ追記。セールで買って詰んでる人用に書き足してみたけど、不要だったら修正オナシャス! -- 名無しさん (2018-08-24 00:30:03)
- 個人的にはホワイトオーチャードで一連の楽しさを知ったから、ヴェレンにすぐ行くべきかは解釈が分かれるところと感じるかなぁ -- 名無しさん (2018-09-05 02:44:24)
- ↑追記した本人ですが、自分も見返してて少し違うなと感じたので修正しました。そう言えばドラマ版やるみたいなので凄く楽しみ -- 名無しさん (2018-09-07 08:49:39)
- 自分の直感と言うか心情に従ってクエスト進めると大体依頼主が死んで報酬貰えない。 -- 名無しさん (2018-09-14 23:15:42)
- 「多分人違いだろう」 だいたい全員同じじゃねえか!w -- 名無しさん (2019-04-08 16:45:13)
- ニンテンドースイッチで発売か…容量大丈夫なんかな -- 名無しさん (2019-06-24 00:21:47)
- ハンターの仕事ってぶっちゃけゲラルトさんのいつもの仕事そのまま。ていうかモンスターハンターか。 -- 名無しさん (2019-08-05 19:54:09)
- 今さらだがswitch版を楽しんでるよ -- 名無しさん (2019-11-28 21:22:44)
- ブレワイとコレが方向性真逆だけどオープンワールドの一つの完成形だと思ってる -- 名無しさん (2019-12-26 17:23:13)
- ネットフリックスにてドラマ化されたがなんと未翻訳の短編集が原作なので先に翻訳された長編小説読んでいるととんでもないネタバレを食らう可能性あり。 -- 名無しさん (2019-12-30 22:57:44)
- Switchでゴロゴロやってたけど、 -- 名無しさん (2020-01-19 11:52:45)
- 攻略情報がイマイチ行き渡ってないのも、日本で人気が沸き立たない一因のような気がする。「何々が必要だな… -- 名無しさん (2020-06-06 00:44:32)
- ↑失礼 「何々が必要だな…」となって山を駆け巡っても見つからず、武器防具のレシピも見つからず…で足が止まりやすいのが障害なんじゃないかと。 -- 名無しさん (2020-06-06 00:46:38)
- 高グラ、高fps、規制無しのpc版で遊びたいけど、手持ちのグラボが古くて遊べそうにない… グラボが安くなるのを待つか、ps4版で妥協するか悩ましい… -- 名無しさん (2021-03-02 16:51:29)
- 狼流派だけじゃない、全ての流派のウィッチャーの戦いや活躍が見たい -- 名無しさん (2021-03-31 13:59:56)
- 「騙されたと思ってちょっとやってみて」って言えば7割くらいの人には面白いゲームなんだが、そのちょっとが下手したら10時間くらいかかるんだよなぁ。20時間もやる頃には十分ハマり、30時間頃にはストーリー終わらないでくれと思うようになるのに。 -- 名無しさん (2021-06-07 00:32:16)
- UIとか戦闘スピードとかは流石にもう時代遅れ感がキツくなってきたな 丁寧な世界観の作り込みや分岐の多さは素晴らしいんだが、物語を見るより戦闘や探索を重視する人には向かなさそうなゲームって印象j -- 名無しさん (2021-09-08 11:11:34)
- トップクラスって訳じゃないけど日本でも十分人気はあるよ。 -- 名無しさん (2022-01-04 17:57:28)
- 最後の願いが翻訳されて出版されてるぞ -- 名無しさん (2022-01-31 10:41:46)
- 無茶苦茶楽しい。バトルはそれなりだが世界感にどっぷり浸かれる -- 名無しさん (2022-03-08 07:53:51)
- 商人に売ったアイテムが消えない仕様がキツい。利便性で特定の商人ばかり利用してると凄まじく重くなったりする。あの仕様、修正してほしいんだがなぁ -- 名無しさん (2022-06-17 21:15:23)
- 別に無害なんだが鯨がめちゃくちゃ怖かった。見たの夜だったし -- 名無しさん (2022-08-22 22:48:45)
- ↑スケリッジで遠洋航海してたら急に知らない音はするわカクつくわで何かのイベント開始かと思ったわ -- 名無しさん (2022-08-23 21:26:50)
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*2 自らの用いる剣にもこの名をつける。
*3 ゲーム的には回避や前転が高速移動になり、「印」の操作で専用の魔法が使える。
*4 一度目はいざ突入というタイミングで相手死亡、二度目は相手のエルフ♂がバイアグラのキメ過ぎで死んだ。
*5 テメリアの都市。
*6 ゲーム中でもヴァーノン・ロッシュから『錯乱が悪化している』的な評価をされている
*7 原作とゲームでは若干年表にズレがあるため、もしかしたら20代かもしれない
*8 支配下に置いた地域の領主・国王も兼ねる。
*9 エムヒルとシリの母パヴェッタ王女は心から愛し合っていたが、『二人の間に生まれる子が世界の危機を救う覇者となる』という予言を受けたエムヒルは幼いシリを強引にニルフガードに連れ去ろうとしてパヴェッタを殺害、挙句行方不明となったシリを探し出すためにシントラを滅ぼすという凶行を行っている。 そりゃ国内に反皇帝派も出ようというものである
*10 シリの祖母であるキャランセ王女とスケリッジの先々代王エイストが婚姻関係(再婚)にあったため。 ちなみにエイストの死因を生んだのもエムヒルである。大概にせえよこの皇帝。
*11 DLC追加装備。
*12 元々はファンの二次創作が初出の流派だが、2022年3月にCDPRが公開した新作ティーザーにオオヤマネコのメダリオンが出てきている
*13 正確には「偶然の原則」と呼ばれる風習により、結果として子供が選ばれる場合があった
*14 戦闘態勢に入っていると気力回復が平時よりも遅くなる。
*15 眩暈を起こすと短時間行動不能になるほか、この状態の敵を攻撃すると確率で即死効果が発動する。
*16 石弓の手動照準モードのように、炎の向き・角度を変えたり歩きで移動したりすることは可能。
*17 会話中のアクスィー使用による経験値はゲラルトのレベルによる補正がなく一定。
*18 レダニア領。ゲーム内ではノヴィグラドの東側一帯、ポンター河以北を指す。
*19 ゲーム中ではノヴィグラドのヴィヴァルディ銀行とボークレールのシアンファネリ銀行の2か所。
*20 ver.1.07以降に実装。
*21 「密輸品」とはゲーム内の地図に表示されるマーカーの名前で、実際には襲われた船や嵐で沈んだ船の積み荷である場合が多く、必ずしも文字通りの密輸品というわけではない。
*22 話者がニルフガード語で話す場面では日本語音声でもちゃんと吹き替えられている。
*23 察するに「どうした?」「どうだ?」くらいの意味合いで、日本語のテキストでは「ご機嫌いかが?」「何が起きてる?」などと訳されている。
*24 エムヒルの発言を引用すれば、シリは「シリラ・フィオナ・エレン・リアノン、シントラとブルッゲの女王、ソドン公爵にして、イニス・アード・スケリッグ並びにイニス・アン・スケリッグの相続人、アトレとアブ・ヤラの宗主」なので、シリに皇位を継承させれば、帝国が属州の領有権を持つことの正当性を主張することができる。
*25 「敵の一部の特殊攻撃」「投射物」「ステップ方向と逆ベクトルの攻撃」(少々ややこしいが要は敵攻撃と回避の方向が「→←」となる場合)が対象。但し「逆ベクトル攻撃」に対してだけはスキルの習得で軽減または無効化が可能。
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