アルジェントソーマ

ページ名:アルジェントソーマ

登録日:2022/08/30 Tue 17:08:46
更新日:2024/06/27 Thu 10:23:47NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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【概要】

アルジェントソーマ(AПHENTO ΣOMA)』は、サンライズが企画・制作したSFロボットアニメ。
放送期間は2000年10月〜2001年3月まで。全26話*1。テレビ東京の深夜帯で放送されていた。
監督は『THEビッグオー』の片山一良、メインライターは『ゲートキーパーズ』の山口宏、キャラクターデザインは『新機動戦記ガンダムW』の村瀬修功、メカニックデザインは『天空のエスカフローネ』の山根公利が担当している。


某特撮作品あるエピソード*2をオマージュしており、他にも『2001年宇宙の旅』などの有名SFを意識した設定・展開も多い。
主人公やメインメカニックのデザインに左右非対称を取り入れているのも特徴で、物語も相反する感情に揺れ、葛藤する主人公の姿が描かれていく。
物語は分かりやすい方で、難解な要素は少なく*3、全話通して視聴した際の読後感も良好。*4
同時期に『GEAR戦士電童』などが放送されていた事もあってマイナーではあるが、「隠れた名作」との評価もされている。


ただし、ヒステリックな主人公の言動・行動*5を嫌う人もいるので、視聴する際はその辺に寛容な姿勢で臨みたいところ。
「正体不明の敵を機動兵器で迎撃する」という基本設定や、主人公の葛藤に寄った描写などから年代的にも『新世紀エヴァンゲリオン』と比較される事も多い。*6


各話サブタイトルは『○○と●●と』(Phase:EXは例外)という形で統一されていて、さらに前回の黒丸部分の単語が次回の白丸部分と同じ語になっている。
そして、最終話Phase:25『愛と再生と』から、Phase:01『再生と死と』に戻り、しりとりのような数珠繋ぎになっている。
次回予告では共通の単語に一度ズームアップし、ズームアウト後に次回のサブタイトルが表示されるといった演出もなされている。
なお、Phase:EXのサブタイトルは『孤独と孤独』で、"と"をあえて抜くことでそのまま繋げられるようになっている。
(と、同時に8話『追憶と孤独と』と9話『孤独と哀と』の間のエピソードであることも示されている。)


作品タイトルに使われているargentoとはイタリア語で「銀」の意。
somaはギリシア語で「肉体」の意。錬金術においては不老不死の薬といった意もある。
そして両者を繋げると「銀の肉体」となる。
ちなみに「銀」を表す元素記号のAgはラテン語のargentum由来でこちらも同根である。(アルゼンチンの国名の由来でもある。)



【あらすじ】

西暦2059年、突如地球に襲来した謎の巨大金属生命体エイリアンにより、宇宙開発は頓挫し、人類は対応に追われていた。
宇宙飛行士を目指していた大学生タクト・カネシロは、誕生日の近い恋人マキにメールで呼び出され、マキの心酔するノグチ教授主導による実験に参加させられる。


その実験とは、「モルグ*7」と呼称される場所で軍が回収したエイリアンの死体を繋ぎ合わせた継ぎ接ぎのエイリアン「フランク」に頭部を装着する実験だった。
実験は成功したかに見えたが、突如としてフランクは暴走し、施設は崩壊。
マキ、ノグチを含めタクトを除く17名の参加者は死亡してしまう。


逃亡したフランクは、ある森でエイリアンに両親を殺害された少女ハリエットと出会う。
ハリエットを護り、エイリアンを倒したフランクは、国連直轄対エイリアン組織「フューネラル*8」によって回収される。


一方、重傷を負い、軍病院に収容されたタクトの前に謎の男が現れる。
彼に復讐心を焚きつけられたタクトは、彼の手引きで顔と経歴を変え、「リウ・ソーマ」という名を与えられて「フューネラル」にスパイとして入隊し、対エイリアン用可変機動兵器「ザルク*9」の五号機パイロットとして着任する。
フューネラルの戦力として利用されるフランクに隙あらば復讐しようとするリウだったが、
マキを彷彿とさせるハリエットやフューネラルメンバーとの交流により心が揺れ動いていく。
「モルグ」に残されていた特殊部隊の使う銃弾。
「フランク」の最後の手段として組み込まれながら偽物だった核弾頭。
謎のザルクによるリウ襲撃。
片言に意思を表出するフランク。
やがて、衝撃の真実が明らかになり、フランクとフューネラルの仲間たちは次第に巨大な陰謀に巻き込まれていくのだった…。



【登場人物】


・リウ・ソーマ / タクト・カネシロ
CV:保志総一朗
主人公。宇宙飛行士の夢を断たれた大学生。
独自研究で新素材を作り出す程の天才で、その頭脳は対エイリアン戦でも発揮される。
皮肉にもフランクに関わってしまい運命が変わる。
左半身に大怪我を負い、Mr.Xの手引きで整形・経歴のロンダリングを行い、軍のテストパイロット「リウ・ソーマ少尉」としてフューネラルに入隊する。
整形後は顔の右側は元の黒髪だが、左側は逆立った銀髪に細い眼、頬には巨大な傷痕という異様な外見となる。
普段は冷静に振る舞うが、内心ではフランクへの憎しみが煮えたぎっており、たびたび感情的になり激昂する。
任務中にフランクの抹殺を狙うが、葛藤していく。*10
恋人マキに永遠の愛を意識しながら内気すぎる彼女を恫喝し、浮気するなど決して「良い彼氏」ではなかった。
その自責とフランク、戦死した親友リック、無関係なハティがないまぜになり、悪夢にうなされる。



・ハリエット・バーソロミュー(ハティ)
CV:桑島法子
ヒロイン。エイリアンの初襲来時に目の前で両親を失った少女。
5年もの間昏睡していたため、実年齢は13歳だが精神的には幼いままでお絵描きや絵本を好む。
学校にも通っていなかったが知的水準は極めて高く、頭部を含め体内にエイリアンのパーツが残存して人体と癒着しており、フランクとの交信能力はこれが理由*11と推測される。
偶然出会ったフランクを「妖精くん」と呼び、交信能力から軍に保護され、実質的なフューネラルの一員となる。
家族を失う際に聞いた銃声に重度のトラウマを引き起こす。
フランクを殺そうとするリウとたびたび衝突するが、マキそっくりの容姿*12から特別な感情も抱かれている。
ぶかぶかの黒いシルクハットがトレードマーク。



・フランク
CV:高田祐司
ノグチ教授の実験によって蘇生した継ぎ接ぎのエイリアンで鹵獲兵器の扱いを受ける。
フューネラルでは「EX-1(エクストラワン)」「ビッグフッド」などの呼び名を付けられている。
暴走によってマキを含む17名の死者を出した後、偶然出会ったハティを護るような行動を取り、フューネラルに回収されて対エイリアン戦に投入される。
安全装置としてマイケルとイネスの持つ起爆装置により核弾頭を搭載されるが模擬弾にすり替えられていた。
巨大な左腕にエネルギーを集約し、瞬間的に敵と同じ材質に構造変換して破壊する「錬金術の腕アルケミストアーム」が必殺技。



・ギネビア・グリーン
CV:井上喜久子
ザルク3のパイロット。空軍出身で階級は中尉。射撃の名手。
リウと同じくMr.Xの支援で軍に入隊した経緯を持ち、お互いに意識し合う場面も見られる。
幼い頃、宇宙で放射線事故に遭遇したことで難病を患っており、実は余命が少ない。
常に死を意識しつつ生きているが、「死に場所はここではない」という強い意志を持ち、同じ考えのリウと相通じている。
本編終了後に他界した。



・ダン・シモンズ
CV:子安武人
ザルク1のパイロット。陸軍出身で階級は中尉。マイケルとは陸軍時代からの仲。
家はヨーロッパの名門で軍人の名家の出。
敗軍の将として部下の死に心を病み、妻に自死され、心を閉ざした父親に反発して一兵卒として入隊したという経緯を持ち、年頃の妹がいる。
そうした生まれのためかプライドが高く、入隊したばかりのリウと衝突することも多かった。
熱くなりやすい性格のため、ギネビアがストッパーとなっており、彼女とコンビを組むことが多い。



・スー・ハリス
CV:堀江由衣
ザルク4のパイロット。海軍出身で階級は少尉。前髪を突き出すように束ねた白髪とフェイスペイントが特徴。
ネイティブアメリカンの出身で、士官学校を首席で卒業した経歴を持つ。
一方で幼くして母を、更には交通事故で父親を喪失した天涯孤独の身で他者をあてにせず自分だけを信じて生きていた。
序盤では菓子好きなど子供っぽい性格でハティと仲が良く、彼女を戦場に出すことに難色を示す場面もあった。
協調性に欠けていたが、フューネラルの仲間と次第に打ち解けていき、未放映話ではダンからプロポーズを受けて母親になり、娘に他界したギネピアの名をつける。



・マイケル・ハートランド
CV:中田譲治
ザルク部隊の指揮官。陸軍出身で階級は中佐。やたらと顔が細長い。
イネスがもっとも信頼する男で、実直かつ穏やかで優秀な軍人。周囲からの信頼も篤い。
ある程度の独自判断が許される程に聡明かつ慎重であり、現場判断は一任され命令違反も不問にされる。
最終話では…。



・ラナ・イネス
CV:紗ゆり
フューネラルの司令で少佐。メンバーからは「コマンダー」の通称で呼ばれている。
かつて結婚していたが、軍務を優先して離婚した。娘がいたが、事故で失っている。
ハティの実質的な保護者となり、同居を始める。
当初はフランクを「エクストラワン」と呼称していたが、次第に人間性を認めフランクと呼ぶようになる。
軍内部での駆け引きに巻き込まれ司令を解任させられるが、人望の篤さから危機を乗り切る。



・Mr.X
CV:竹村拓
リウ達の前にたびたび現れる謎の赤髪の男。
シェイクスピアを引用し、難解な言い回しで煙に巻くことが多い。
リウの復讐心を煽り、ある目的のために彼をフューネラルへ送り込む。
終盤にて驚きの正体とリウ、ギネビアへの配慮の真相が明かされる。



・マキ・アガタ
CV:桑島法子
タクトの恋人。口数が少なく、控え目な性格。
ノグチ教授のゼミに傾倒していくが、元々の性格のせいもありタクトを苛立たせていた。
フランクの実験中にガレキの下敷きとなり死亡。


・ノグチ教授
CV:茶風林
ユニバーサル大学生体工学科の教授。
マキと一緒に講義に参加していたタクトに兼ねてから目を付けていたらしく、フランクの実験に彼を巻き込む。
フランクが立ち上がった際にガレキに潰されて死亡。その後も幻影としてリウの前に現れる。



【メカニック】

・ザルク
フューネラルが運用する対エイリアン用機動兵器。
厚みのある三角形の胴体の下に二つの突起が存在するという戦闘機としては異色のデザインをしており、手足を展開することで人型の機動モードに変形できる。
変形はかなり簡素で、胴体を折りたたむこともなければ、人間のような頭部が出て来ることもない。
コックピットは左肩側に付いており、一般的な戦闘機と同じくガラス張りの有視界タイプ。
本来コックピットがあるであろう部分には輸送機であるミステルT-1に吊り下げるためのコネクター穴がある。


最大の特徴はエイリアンの動力原理を研究して開発されたという重力慣性制御システム「エイリアンモーター」を搭載していることで、
重力制御で飛行するため直角に曲がりながらビルの壁面を登ったり、滑るようなホバー移動を可能としている。
リミッターを解除することでパワー・スピード共にさらに向上するが、慣性制御の限界を越えればパイロットの命はない。実際、ザルク2番機のパイロットはこれが原因で殉職している。
その特殊性から整備は「モルグ」と呼ばれる専用施設に送らねばならず、フューネラルの隊員たちもその実態を知らされていない。


主武装は液体炸薬式の「ザルクライフル」。
セミオート、フルオート、スリーバーストと実在のライフルのようにモード切替が可能。
狙撃や砲弾を複数同時発射するスラッグモードも存在する。
他にも多数のオプション兵装が用意されているが、劇中で使用されたのは極一部であった。


その他に複数機がフォーメーションを取る事で「外部への重力干渉」を行う事が可能だが、オーバーロード寸前で稼働させている様なモノなので推奨はされない行動である。


なお、ザルク(SARG)とはドイツ語で「棺桶」を指している。尚、ザルク二号機は事故の後に欠番となり実戦配備されていない。


エイリアンモーターの正体は、エイリアンの死体そのものであった。
軍によって撃破されたエイリアンの死体をザルクに封じこめ、電気刺激で動かしていたのである。


ザルクは文字通りエイリアンの棺桶そのものであり、モルグ(=死体安置所)でしか整備できないのも当然であった。
しかし、そのためリミッターを解除するとエイリアンが覚醒してしまう危険性がある。


更に「頭部が無い異形」と言う設計にも理由があり、その位置に何かしらの演算機械があると代用頭脳として活性化するため、コクピットが少々不自然な位置に据え付けられている。


第18話にてエイリアンに鹵獲されたギネビア機へ、当のエイリアンが干渉を行った事によりギネビア機の元となったエイリアンが覚醒。
失われていた頭部と切断された右腕を修復し、機体と融合して乗っ取る。ギネビアの戦い方を学習していたらしく、正確な射撃能力を持ったエイリアンと化した。


6年後を描く最終話では、完全コピーを成し遂げた純地球製エイリアンモーターが実用化されている。



・ミステルT-1
フューネラル部隊の指揮母船。
ブーメランのようなくの字型の全翼機で、中央と左右の翼下にザルクを接続して輸送するためのアームが用意されている。
ザルクが出撃する時はアームが後方に伸長して投下される。
一応武装も用意されているが、後方での指揮が中心のため戦闘に出張ることは少ない。



・トート
ザルクの後継機で、見た目は黒いザルク。国連軍の特殊部隊に配備される。
より高性能のエイリアンモーターを搭載しており、装甲を厚くしつつザルク以上の機動性を持つ。
トート(TOD)はドイツ語で「死(神)」という意味。


・プラズマ爆撃機


対エイリアン戦における通常戦力で「上部に粒子加速器を背負い、下部から砲身を突き出したジェット輸送機」という割り切った設計となっており、エイリアンに対し荷電粒子砲で攻撃を行うが戦力としては微妙*13な立場にある。


・エイリアン
突如、宇宙から現れた全長20m前後の金属生命体。
宇宙から飛来し、「巡礼ポイント」と呼ばれる特定の場所を目指して歩きながら破壊を撒き散らす災厄的存在。
巡礼ポイントに到達した時、カタストロフが起きると考えられ*14
、巡礼ポイントに辿り着く前に撃破することを要求される。
仮面のような顔から発するサーチレーザーで捉えた生命体に対し、熱線を放つのが主な攻撃方法。
熱線を受けた人間は跡形もなく消滅してしまう。


また、外部からの攻撃に対し、特殊能力を発現するプログレッシブ化という現象も起こすことが可能。
プログレッシブ・エイリアンは個別に異なる特殊能力を有し、圧倒的な戦闘力を得る。


エイリアンの正体は、かつて深宇宙探査のために地球を旅立った伝説的宇宙飛行士ユーリ・レオノフの成れの果て。


英雄として敬われていたユーリであったが、なかなか家に帰れないことから家庭環境は悪く、妻とケンカばかりしていた。
ついに妻と決定的な決別をしてしまった彼は、深宇宙探査に志願することで妻のことを忘れようとした。
そして超空間への入口と思われる重力特異点を発見し、その調査へと赴いた。


しかし、事故によって宇宙船は故障。脱出ポッドで宇宙の漂流者となり、酸素も残りわずかとなったその時、謎の光に包まれた空間へと辿り着く。
その美しい光景に想ったのは、地球で別れて来た妻のことであった。
帰還の目途のないユーリは、その超空間の不思議な力により、心を切り刻んで地球へ戻ってきた。そう、エイリアンとして。


エイリアンとはバラバラに切り刻まれたユーリの身体と心の欠片。
しかし、バラバラが故にまともな思考力は失くし、ただひとつ「妻の元へ帰る*15」という目的だけで行動していたのである。


だが、皮肉にも愛する妻はエイリアンの襲来に巻き込まれて命を落としていた。



【楽曲】

・Silent Wind
作詞 - 北川恵子、作曲・編曲 - 服部克久、歌 - 菅井えり(ビクターエンタテインメント)
OP。片翼の天使リウ、その腕の中で消えるマキといった抽象的な描写が目立つ。
静かな曲調だが、ザルクの出撃シーンなどが描かれる意外にもロボットアニメらしいOPとなっている。


・Horizon
作詞 - 北川恵子、作曲・編曲 - 服部克久、歌 - Sphere(ビクターエンタテインメント)
ED。いきなり宇宙飛行士の顔がドアップで陽気な曲調というOPや本編からは想像もできない内容。
だが、ストーリーにおける伏線になっていたりする。


・a wonderful world / 素晴らしき我が家へ
作詞 - 山口宏、作曲・編曲 - 服部克久、歌 - 桑島法子
ハティが歌う挿入歌。物語において非常に重要な楽曲。
NHK教育テレビにてカバーされるなど、本作の中でも屈指の名曲。






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  • いい作品だった…各話のタイトルが繋がってた演出も印象深い。 -- 名無しさん (2022-08-30 19:31:19)
  • 案の定タグにジャミラがあったw -- 名無しさん (2022-08-30 19:53:46)
  • だってもうコンセプトがジャミラを主役にしたアニメだしさぁ、でも面白いよ! -- 名無しさん (2022-08-30 21:27:17)
  • 名作。今からでもブルーレイ出してほしいしス◎ロボ参戦して欲しい。 -- 名無しさん (2022-08-30 21:59:27)
  • エンディングのこの笑顔のオッサン誰?が後になってすげえ重要なシーンだった -- 名無しさん (2022-08-30 22:00:43)
  • SilentWindは今でもたまに聴きたくなる。 -- 名無しさん (2022-08-31 03:10:25)
  • 話がまとまっててストレスなく観れる。主人公が序盤ヘイト貯めるかもしんないけど後半のイベントまでの布石として重要だから観た後にはスッとする。「ある目標地点にひたすら向かう謎の敵、それを阻む胡散臭い組織」という点でエヴァと似てると言われるけど個人的には段違いに完成度の高い作品だと思ってる。 -- 名無しさん (2022-09-01 09:44:09)
  • 巡礼ポイントの真実は無意識のうちにエヴァの「謎の敵がとある地点を目指してきてそこに到達されるとカタストロフが起きる」というイメージがあってそれを逆手に取った秀逸な設定だと思った -- 名無しさん (2022-09-01 11:11:01)
  • エヴァフォロワーに見せかけたアンサー(ディスコミュニケーションに対するものとして)、「相互理解は難しい、だが言葉が溝を埋めてくれる」 -- 名無しさん (2022-09-01 11:19:57)
  • 言わなきゃ何にもわからないだろ!というのが劇中常に付き纏うのよね -- 名無しさん (2022-09-06 15:31:22)
  • ジャミラオマージュなんだけど、初代と言うかパワード版の方に近いのかな。 -- 名無しさん (2022-09-07 20:20:07)
  • 後半っていうか終盤の答え合わせまでがちょっと退屈だけど、最後まで見ると良かったってなるアニメ -- 名無しさん (2022-09-11 23:12:19)
  • エヴァとの比較—つまり難癖付けられたってことだけど、脚本の山口氏はエヴァにも参加しているので比較されるのこと自体は自然なのよね。あと山口氏はパワードジャミラの回も書いているので、「故郷は地球」のオマージュは正確な表現ではなかったり -- 名無しさん (2022-09-11 23:45:40)
  • この記事で興味持って全話観て来た。もっと評価されたりグッズ展開が来て欲しい…スパロボ参戦待ってるぜ… -- 名無しさん (2023-02-06 22:53:37)
  • 序盤がやや退屈なだけに、終盤の謎が解けていくカタルシスが凄まじく、最終回付近はずっと泣いてた。素晴らしき我が家へは名曲。 -- 名無しさん (2024-03-29 23:52:55)
  • ザルク、遂にプラモ決定したね およそ24年掛かったのか… -- 名無しさん (2024-06-21 21:23:08)

#comment(striction)

*1 TV放送の最終話はPhase:25。Phase:08, 09の間に相当するPhase:EXはDVD最終巻に収録。
*2 つまり本作は端的に言えば「ダイナミックただいま」と言う感じになる
*3 ある程度専門的な用語でも作中の学者が解説してくれる
*4 当時流行していた所謂「セカイ系」の場合は伏線投げっぱなしで終わり、後日他の媒体で補完されたりしない事もよくあった
*5 憎悪で闇堕ち寸前の復讐者、と言う設定を考えればそこ迄可笑しくは無いのだが…他作品の復讐者だと完全に人格破綻しているケースも少なく無い
*6 エヴァンゲリオンのモチーフとされる作品の一つがウルトラマンなので似通うのは当然なのだが
*7 ドイツ語で『遺体安置所』と言う意味
*8 ドイツ語で『墓場』と言う意味
*9 ドイツ語で『棺桶』と言う意味
*10 冷静になって考えればノグチ教授の実験は「失敗の危険性を度外視した」モノでしかなく、フランクに全ての責任を押し付けるのは論理的におかしいと言う部分もあり、タクトの想いも半ば逆恨みに近い側面があるともいえる
*11 上記の精神的幼さの原因でもあるとされ、これにより8歳の時から精神的成長が停止している
*12 ついでにCVも同じである
*13 ウルトラマンシリーズに登場する「弱い方の防衛組織」程度の扱い
*14 ただ推論程度の話であり何かしらの論拠がある説ではない
*15 巡礼ポイントとされる地点に我が家が存在する

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