ほねほねザウルス

ページ名:ほねほねザウルス

登録日:2020/06/29 Mon 11:42:00
更新日:2024/05/20 Mon 11:08:57NEW!
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ほねほねザウルスとは、カバヤ食品から発売中の食玩シリーズのことである。



概要

恐竜を模した組み立て式の簡易的なプラモデル
2002年3月に第一弾が発売されて以来、20周年を迎えた食玩屈指のロングセラーシリーズであり、この項目を見た人の中には、「懐かしい」「まだ続いてるの!?」と思う方も多いだろう。


5mm径の共通ジョイントにより、自由な組み換えが可能なブロック玩具であり、商品展開が長いこともあってかパーツの種類は膨大。
無限に近い組み合わせでオリジナルのほねほねザウルスを作れるのも魅力。
多くのトランスフォーマーゾイドブロックスなんかとも互換性があったり。ただし、ほねほねザウルスのジョイント精度は若干低いため、合わないことも…


多くの恐竜の骨のパーツは蓄光ホワイトで成型されており、光にあてておくことで暗闇で光るという機能を持っている。
とはいえ、最近はコスト的な都合か蓄光ではなく、カラフルな恐竜も多い。40弾及び42弾では、再び蓄光ホワイトに戻っている。
ちなみに4弾から尻尾や背中など、一部分にゴムパーツが使用されていたが、16弾より再度プラパーツのみになっている。


基本的にパッケージの右下に空いた穴から商品の番号を確認できる仕様になっている。
それゆえか人気のモデル(主に肉食恐竜)だけ狩られていることも……。


食玩の「食」の部分としては、バナナ味のガムが一枚付属している。
かつてはジューCが入っていた商品もあった。
また、チョコバーやシール入りのウエハースが販売していたこともある。


外伝のシリーズも多数販売されており、なかにはモンスターハンターエヴァンゲリオンパズドラ、さらには福井県立恐竜博物館といった様々な方向とのコラボ商品も販売されていた。



スペシャルパーツ

2弾以降のほねほねザウルスには、恐竜の骨を模したパーツのほかに、スペシャルパーツ(またはボーナスパーツ)と呼ばれる蓄光ホワイトでないパーツが付属している。


これらのパーツは単体で恐竜に装備させられるほか、シリーズ内のSPパーツをすべて合体させることにより、大型のスペシャルモデルが完成する。


27弾までのパッケージでは「ひみつのほねほねザウルス」と呼ばれており、SPモデルの直接的情報は書かれず、パッケージイラストなどにも大抵シルエットのみで書かれていたが、28弾以降はパッケージに堂々と情報が載るようになり、イラストにもたまに登場している。


SPモデルのモチーフは主にドラゴンフェニックス、ケルベロスといった幻獣型と大魔神アシュラオーディンといった人型に分けられる。


SPパーツ導入からしばらくは1色のみであったが、2011年発売の16弾より2色に、2015年発売の25弾より値上げに合わせて3色になっている。
また、2016年発売の27弾からしばらくの間は、値上げに伴いメッキパーツが付属されていた。



シリーズ

「ほねほねザウルス」の名称で発売されている通常弾と、その他の名称で発売されている外伝弾の中から、代表的なものを紹介する。


通常弾

2002年より販売されている一般的なほねほねザウルス。32弾以降、サブタイトルが追加されている。内容は恐竜モデルとSPパーツで、各250円(税抜)。1シリーズにつき4種類か8種類。
44弾まで(2023年12月現在)発売されている。


初めのころはティラノサウルストリケラトプスといったメジャーな恐竜がラインナップされていたが、シリーズの長期化に伴いラジャサウルスやエウロパサウルス、ムッタブラサウルスといったマイナーな恐竜がラインナップされていることも。


最近は恐竜かSPパーツのどちらかを使いまわしている弾も多い。
またほねほね「ザウルス」とあるが、ほぼ毎回騎士や忍者のような人型の骨が1体ラインナップされていたり、サーベルタイガーマンモスのような非恐竜の古代生物、さらにはライオンや蟹、キングコブラ(?)、ダイオウイカ(!?)といった現在生物の骨がラインナップされている。



値段が安く、揃えやすいのが魅力。
昨今は(主にバンダイの)食玩に「食玩としては高価格だが高品質」の風潮が流れていることもあり、手軽さは大きな差別点になっている。その分、塗装やジョイントの精度など、若干質は劣る。
さすがにコンプリートするとそれなりの値段がかかるが。


30弾、31弾はSPパーツの代わりに一部に金メッキが使用された小型生物が付属しており、SPモデルは恐竜と小型生物、計16体が合体することで完成する。


40弾より現在の社会情勢に合わせてか、50円の値上げが行われた。値上げは6年ぶりのことであり、値上げ幅としてはこれまでの値上げよりも大きい。さらにアソートも4種類に減っていた(SPモデルは4種で完成)。揃えるための値段を落とし高く見せないという事もあるかもしれない。
44弾では、2タイプ同時販売となり、4種×2タイプで再び全8種に戻っている。タイプごとにSPモデルが完成するほか、もちろん両タイプのSPモデルの合体も可能。
また40弾と41弾では、イオン限定でラインナップすべてが入った「コンプリートセット」が発売。このセットにのみ入っている限定のカードが存在する。42弾以降は現状発売されていない。



最新弾の44弾は、史上初となる2タイプ構成で、タイプA~猛襲!迅雷の狩猟竜編~とタイプB~猛攻!奮迅の獅子王編~が同時発売される。各4種で、44弾全体としては再び8種構成に戻ったといえる。。
恐竜は36弾の流用で、タイプAがレッドとイエロー、タイプBがブラックとスカイブルーになっている。


SPパーツはタイプAがシルバーとクリアオレンジ、タイプBがカッパーとクリアオレンジで、SPモデルはタイプAがラプターモチーフの「ほねほねライトニングラプトル」、タイプBがライオンモチーフの「ほねほねブレイズライガー」。この2体は40弾以降基本の4箱完成となる。


これらのSPモデルは単体でアタックモードへの変形が可能なうえ、44弾を全種集め、完成した2体のSPモデルを合体させることで電撃と炎を操る獅子竜「ほねほねライトニングブレイズドラゴン」が完成する。
さらに「ほねほねライトニングラプトル」は前弾43弾のSPモデル「ほねほねスタッグウォーリアー」とも合体し、電撃を操る紺碧の人馬「ほねほねライトニングケンタウルス」が完成する。



前弾の43弾~甲虫王激突!紺碧の双剣王編~は、恐竜が赤成型色になっている。蓄光ホワイトだった前作を考えると紅白的な意味か。カードが付属し、これを集めることでゲームも可能。


SPパーツはブルーとクリアイエロー。SPモデルはクワガタムシモチーフの「ほねほねスタッグウォーリアー」。名前にウォーリアーとあるが、なんと組み替えで人型のウォーリアーモードにも変形できる。
また、前弾42弾のSPモデル「ほねほねビートルドラゴン」と合体することで、真紅と紺碧の甲竜帝王「ほねほねビートルエンペラー」が完成する。


35弾~超龍装!龍帝降臨編~は、SPパーツを外付けだけでなく恐竜のパーツで挟むように取り付ける箇所が存在する。SPモデル「ほねほねカイザードラゴン」は組み換えにより竜型と人型に変形可能となっている。しかし、恐竜は23弾の流用である。



36弾~超合体!双龍激突!編~は新規の恐竜モデルを1~4、5~8で揃えることにより2体のドラゴンを製作することが可能。また、デイノケイルスが初めてほねほねザウルスにラインナップされた。SPパーツは23弾の流用であり、全て揃えることで馬型のSPモデル「ほねほねスレイプニル」を製作可能。赤と銀のカラーから金銀カラーに変更されている。



37弾~超変身!剣王竜爆誕編~では、最近の方針に沿って恐竜は27弾の流用、SPパーツは新規となっている。
ほねの色がもともと蓄光であった1~4は黄色か黒、「メテオほねほねザウルス」としてクリアレッドだった5~8はオレンジか赤になっている。


SPパーツは蓄光ホワイト、クリアレッド、青色で、通常弾で初めて蓄光ホワイトが使われているのが特徴。すべて集めて合体させることでティラノ型の竜王モードと人型の剣王モード、2つの姿を持つSPモデル「剣王竜スーパーティラノサウルス」が完成する。



38弾~超武装!機甲竜猛襲編~では、恐竜は5年前に発売された28弾の流用となっており、SPパーツのみ新規パーツである。ダイオウグソクムシやメンダコもあるよ!
28弾では恐竜は蓄光ホワイトかクリアブルーであったが、38弾ではホワイトだった1~4は黄色か赤、クリアブルーだった5~8は青か黒になっている。


SPパーツはグレー、オレンジ、クリアブルーで、すべて集めて合体させることでSPモデル「機甲竜アーマードティラノサウルス」が完成する。全身の武器を展開し、「バーストモード」に変形するギミックを搭載。


そして、「剣王竜スーパーティラノサウルス」と「機甲竜アーマードティラノサウルス」、2体のティラノを揃えることで、「機甲竜王スーパーアーマードティラノサウルス」が完成する。
余談だが、歴代の通常弾としては初めて蓄光パーツが使われていない弾となった。



39弾~超合体!炎雷竜飛翔編~では、最近の方針に沿って恐竜は5年前に発売された29弾の流用、元々蓄光ホワイトだった1~4は赤と黄色、ダークカラーだった5~8は水色とダークカラーになっている。


SPパーツはクリアオレンジ、クリアイエロー、ブルーと2種類のクリアパーツが使われており、クリアオレンジとブルーのパーツで「炎竜ファイアープテラノドン」、クリアイエローとブルーのパーツで「雷竜サンダーティラノサウルス」が完成、さらに合体して「炎雷竜ブレイズティラノサウルス」が完成するというプレイバリューの高いセットになっている。


さらに「炎雷竜ブレイズティラノサウルス」と、37弾の「剣王竜スーパーティラノサウルス」、38弾の「機甲竜アーマードティラノサウルス」を合体させることで、3体(実質4体)合体「覇王竜スーパーアーマードブレイズティラノキング」が完成する。


後にほねほねザウルス+としてパーツおよび合体パターンが追加されたうえで復刻した。



40弾~ドリームほねほねザウルス再び! 光の軍団編~では、2020年に開催されたデザインコンテスト第2弾の入賞作品の一部商品化であり、オマケとしてカードが付属されるようになった。
また、この弾から全4種にアソートが半減している。


サブタイトルに「光の軍団」と付くように、近年の作品では久々に、恐竜に蓄光ホワイトの成形色が採用されている。こちらも恐竜、SPパーツともに完全新規。
SPパーツはブルーとクリアレッドで、2色に減ってしまっている。SPモデルは「ほねほねゴッドドラゴン」。ゴッドソードドラゴンの片割れの翼がカッコいい竜。



41弾~ドリームほねほねザウルス再び! 闇の軍団編~では、40弾に続き2020年に開催されたデザインコンテスト第2弾の入賞作品の一部商品化であり、普通の恐竜ではない面白い恐竜が収録されている。カードはこちらにも付属している。


サブタイトルに「闇の軍団」と付くように、恐竜のカラーは従来の「ダークほねほねザウルス」と同様になっている。コンテスト商品化の都合上、近年の通常弾では8弾ぶりとなる恐竜もSPパーツも完全新規の弾である。
SPパーツはグレーとクリアレッド。SPモデルは巨大な剣を携えた剣士、「ほねほねゴッドソード」。
SPモデルはコンテストでは「ゴッドソードドラゴン」というドラゴンだったが、アソート減少で、40弾のSPモデル「ほねほねゴッドドラゴン」と合体することで完成するようになっている。
名前は「ほねほね」が追加され「ほねほねゴッドソードドラゴン」に。



42弾~甲虫王激突! 真紅の兜竜王編~では、デザインコンテストの商品化故通常の恐竜ではなかった前2弾から久々に通常の恐竜となり、また40弾同様それ以前のカラフル路線から蓄光成形色に戻ったため、従来の蓄光ホワイトの実在の恐竜+色違いのSPパーツというスタイルに戻った。この弾にもカードが付属。


SPパーツはレッドとクリアイエロー。SPモデルはカブトムシモチーフの「ほねほねビートルドラゴン」。名前にドラゴンとあるが、なんと組み替えでドラゴンモードにも変形できる。
また、前述の「ほねほねビートルエンペラー」への合体に加え、41弾のSPモデル「ほねほねゴッドソード」と合体することで、真紅の甲虫鎧をまとった銀色の戦士「スーパーほねほねゴッドソード」が完成する。



特別弾

  • メガ、ギガほねほねザウルス

「メガほねほねザウルス」は通常のほねほねザウルスの2倍の大きさ、「ギガほねほねザウルス」に至っては3倍の大きさであり、非常に迫力がある。


パーツ数が多いため、可動も通常のほねほねザウルスより優秀。ディテールも細かい。もちろん値段も上がっている。


もちろんSPパーツも大きさ、量ともにボリュームアップされており、変形ギミックや2体の人型が合体してアシュラになるといったギミックが備えられている。



2023年にはメガ1弾が「ダークメガほねほねザウルス2023*1」として再販。SPモデル「ダークメガほねほねドラゴン」は東洋龍で、元がメガの初期ということもあり特別なギミックは無いが、「メガ」の名前にふさわしい長さや、組み替えに使いやすいパーツが豊富なことが魅力。


  • ほねほねザウルスブロックス

ブロック遊びに特化した600円(8弾まで500円)の大型シリーズ。全10弾。
特殊な8弾を除き、固有パーツに加えて共通パーツで構成されている。共通パーツは1~6弾&10弾、11弾(一部)と、7弾&9弾で同じものが使用されている。
ジョイントが増加していることもあり、恐竜だけでなく様々な動物を作ることも可能。
また、1~6弾及び10弾では公式組み替え例として人型のファイターモードが用意されていた。
おまけパーツは1~3弾は小型の同一種の恐竜で、4~6弾及び10弾は他作品同様、SPパーツが付属している。9弾はミニほねほねザウルスが付属する。7弾、8弾及び11弾は本体が合体する仕様であり、おまけパーツはつかない。



最新弾の11弾~X(クロス)ゴーストキング編~はコアザウルスとゴーストが合体するという騎士・武士ほねほねザウルスを彷彿とさせるギミックが特徴。
全種類集め、全てのコアザウルスとゴーストを合体させることで、巨大な人型「ほねほねXゴーストキング」が完成する。



前弾の10弾は6弾の完全な流用となっており、色のみが異なる。蓄光パーツが使われなくなった代わりに、クリアパーツが使用されている。流用とはいえ、何気に1~6弾と共通のパーツが使われる久々のブロックスである。
SPパーツとして小型のほねほねライダーが付属しており、またライダー用の巨大武器も入っている。巨大武器をすべて集めて合体することで、「ブロックスドラゴンファイター」が完成する。
また6弾にはなかった4体合体「ほねほねギガケルベロスドラゴン」が新たに用意された(色変えなので6弾でも作成可能)。組み立ての説明は公式サイトにあるヨッシー通信で閲覧可能。


6弾は新規2体、再販2体で構成されている。SPパーツはブロックスとしては初となる蓄光ホワイト成型である。前述の通り、10弾に丸ごと流用された。



7弾はこれまでのブロックスとは全く異なる商品となっており、ライナーモードからザウルスモードに変形が可能、そして合体することでほねほねザウルス史上最長となる約1mの「ブロックスギガドラゴンライナー」が完成するようになっている。
また、かなり久々に発売された過去の金型が使用されていない「完全新規」の商品である。



8弾は6弾以前のシリーズ及び7弾とは全く異なる内容になっており、3体の恐竜や人型と、複数体の小型の古代生物のセットとなっている。合体させて大型モデルにすることが出来るうえに、特定の組み合わせで2箱合体も可能というプレイバリューの高いセットになっている。



9弾の~くみかえ変形!ミニほねほねザウルス発進編!~は組み替えによって恐竜と2種類のビークルを組み替えられるようになっている。完全新規のシリーズだが、一部ブロックス7弾のパーツが流用されている。また、今回はすべて集めることで「超弩級戦艦ギガントほねほねベース」が完成する。組み立ての説明は公式サイトにあるヨッシー通信で閲覧可能。
さらに過去に発売された「ほねほねザウルスきっず」が色もそのままに付属し、ビークルの1つはきっずを載せられるようになっている。なおきっずは当時同様6種×3色のランダムアソートであり、商品パターンはブロックス4種(選択可)×きっず18種(ランダム)の計72パターンとなっている。


また、9弾から100円の値上げが行われた。とはいえ、きっずがオマケにつくため、値上げによる損は感じにくいようになっている。


  • ほねほねザウルスリボーンズ

2023年に開始したシリーズ。過去のSPモデルのリメイクシリーズ。リメイクにあたり新たに変形機構を有したり、他の商品の武装として強化できるギミックが追加されていたりとプレイバリューが向上。パッケージから全3弾と思われる。


第1弾では「ほねほねドラゴン(2弾)」、「ほねほねドラゴンDX(3弾)」、「スーパーほねほねドラゴン(8弾)」の3種のドラゴンタイプのSPモデルがリメイクされる。
SPパーツも付属し、すべて集めることでほねほねザウルスのスタッフである「Dr.ヨッシー」と「ヨッシーメカ1号」が完成。さらに次弾以降でさらなる進化をする予定。スタッフが商品化される玩具というのも珍しい。


  • ほねほねザウルス+

2024年に開始したシリーズ。過去に発売された通常弾に、新規パーツとカード5枚が追加されて復刻。色も同じなので、復刻元を持っていると被る。


「超侵蝕!魔竜人覚醒!編」では、39弾の復刻に新規パーツが追加。新規パーツをすべて合体させることで「魔竜人ドラゴニュート」が完成。竜人モードと魔人モードに変形できるうえ、39弾のSPモデルの雷竜サンダーティラノサウルス及び炎竜ファイヤープテラノドンとそれぞれ合体し「雷魔神サンダードラゴ」「炎魔神フレイムドラゴ」に、さらに3体合体で「魔竜神王ダークブレイズドラゴニュート」が完成する。


  • ほねほねザウルスG

2023年10月に突如発売されたシリーズ。おそらくイオン限定と思われる。
第1弾~ギガントほねほねパラディン編~は通常弾30弾の色変え流用だが、オリジナルの2箱分で恐竜2体+古代生物2体の計4種のセットになっている。オリジナルではメッキパーツが使用されてたが、コストの都合か通常の成型色になっている。すべて集めて合体させることで「ギガントほねほねパラディン」が完成する。


2024年4月に第2弾~ギガントほねほねドラゴン編~が発売された。31弾の色変え復刻で、基本的な概要は1弾と同様。ダークカラーでなくなったため、名称から「ダーク」が消えている。



  • 騎士(ナイト)、武士(サムライ)ほねほねザウルス

通常のほねほねザウルスに、騎士であればワイバーンやペガサス、武士であればカブトムシや鬼を模した鎧を装着できるシリーズ。
各シリーズごとに鎧をそろえることで、SPモデルが製作可能。どちらも2弾発売されていた。
その後2018年に「武士ほねほねザウルス1弾」(戦国ほねほねザウルスに名称変更)が、2019年にイオン限定で「騎士ほねほねザウルス2弾」が再版された。


値段は恐竜と鎧で2倍になっているが、通常のほねほねザウルスにもSPパーツが収録されているため総パーツ数はあまり増えてないこと、SPモデルが鎧を無理やりくっつけただけでごちゃごちゃしている点が気になる。
それでも単品では鎧、合体形態ともにまとまっているうえ、成型色も秀逸で非常にカッコイイ。


  • メカメカザウルス

恐竜が機械化している。
値段やSPパーツに関してはほねほねザウルスとほぼ同じ。蓄光素材を採用していない代わりに成型色が豊富で、SPパーツも合わせて5色も使われている。
1弾、2弾はほねほねザウルスの24弾、25弾に対応しており、恐竜もマイナー気味である。一方、3弾はティラノなどメジャーな恐竜になっている。
メカ×恐竜という王道モチーフなうえに値段もお手軽、3弾で終了したことが惜しまれるシリーズである。


  • ほねほねザウルス秘密基地

2008年に発売された外伝商品。「ジオラマシリーズ」と呼ばれる、大きなジオラマとほねほねザウルスがセットになったシリーズの第1弾で、転がる卵、落とし穴、トロッコ発射、開く滝、エレベーターなどのギミックが用意された秘密基地を4種組み合わせることで、大きな山に建設されたであろう「ほねほねザウルス秘密基地」が完成する。


イオン限定で色替えの「マグマバージョン」が発売されたほか、2018年、2023年と2度復刻されている。特に2回目の復刻は恐らく店舗限定のためか、予告なく行われている。もちろん値段は当時から上がっている。
ちなみにパッケージイラストは2018年の復刻時は新規のイラストがおこされたが、2023年の復刻では、2008年の初回発売当時のイラストやレイアウトを使用している。


  • 竜装戦騎(ダイノナイト)ほねほねザウルス

2014年に発売された外伝作品。
アーマー装着ギミックを持ち、騎士シリーズの大型版といった感じだが、アーマーが恐竜型、装着者が人型のほねほね騎士になっているといった変更点がある。
ほねほねザウルスにしては珍しくシールが採用されている。


恐竜は光と闇をテーマカラー*2としており、同じ属性の2体で合体可能。
また、すべて集めることで「アルティメットアーマー・スティノケラニクス」が完成する。


2020年に再販。色違いになっており、テーマカラーが逆転している。
「竜装」という単語、恐竜+騎士というテーマ、そして再販のタイミング。なにかにあやかっているような・・・


  • グレートほねほねザウルス

2012年に発売された外伝作品で、当時10周年だったことにちなみ、10体の恐竜と2体の古代生物が合体することで「グレートほねほねザウルス」に合体する。「10体合体」と銘打っているが、実際は12体合体。
また、同時発売の大型弾、「ほねほねザウルス大魔竜」の合体形態の上に搭乗させることが可能。
20周年にあたる2022年には成形色を改め再販。カラーリングは某変形玩具シリーズの恐竜部隊に似ている。40弾と同様にバトルできるカードが付属する。今のところ大魔竜の再販予定はない…


2023年3月には、続編である「グレートほねほねザウルスZ」が発売。基本的なギミックは同じだが、古代生物は削除されている。10体合体によって完成する「グレートほねほねザウルスZ」は巨大なドラゴンであり、一部のカラーも含め、通常弾31弾の「ギガントほねほねダークドラゴン」を彷彿とさせる。
さらに「グレートほねほねザウルス」と合体させることで、「ウルトラグレートほねほねザウルスΩ」が完成する。組み立ての説明は公式サイトにあるヨッシー通信で閲覧可能。


  • ほねほねゲリオン

エヴァンゲリオンとのコラボ商品。1弾、2弾に加え1弾の色変え版が発売された。
初号機などの汎用人型兵器とサキエルなどの使徒がほねほねザウルス化した商品。
SPパーツも付属しているほか、碇シンジなどのキャラクターも骨として封入されている。


  • ほねほねザウルス ビルドボードバトル

2021年に開始したシリーズ。2022年には第2弾が発売された。過去のSPモデル丸々1体に加え、ボードゲームが1セット入っている。500円台ながら、コマやサイコロも封入されており、これ1つでゲームが遊べるためお得。
また、シリーズをすべて揃えればフィールドを連結させて遊ぶことも可能。SPモデルはゲームに関わるが、無くてもゲームは出来る。


  • ほねほねザウルス カードバトリング

2021年発売の新規シリーズ。ボードゲーム化に続き、カードゲーム化も果たした。それぞれに恐竜2体と28枚のカードが付属しており、手札と場札で強い数字の組み合わせを作ってバトルし、相手のパーツを5つ外せば勝利となる。


恐竜は蓄光ホワイトのほねほねザウルスと濃紺のダークほねほねザウルスがあり、ものとしては26弾の流用。残念ながらSPパーツは付属しない。また、カードは特定の組み合わせで2つの商品を買うと、トランプとして遊ぶことが可能。ジョーカーが4枚も付いてくるのだが。


他にも、1000円と高価だが特定の弾が丸々1弾分入ったセット箱や、変形できる「チェンジほねほねザウルス」、朱雀などの四聖獣を元ネタにした「レジェンドほねほねザウルス」など、多数の外伝が販売されていた。



絵本

はれときどきぶた」や「デルトラ・クエスト」などで知られる岩崎書店より発売されており、こちらも2008年から現在まで発売されているロングセラーシリーズである。
図書館などで取り扱っていることもあり、玩具は持ってなくとも本のシリーズは読んでいた、という人もいるはず。


本の内容としては絵本というよりは漫画といったつくりになっており、クイズや迷路など、子供たちの好きなものが盛りだくさんの内容となっている。


本という媒体上定期的に再販されており、絶版プレミア化が多い食玩シリーズと異なり過去の本も定価で容易に入手できる。正直玩具ファンからするとうらやましい。


主人公であり著名な冒険家の息子である「ティラノ・ベビー」、ちょっぴり乱暴なトリケラトプスの「トップス」、物知りでのんびり屋なステゴサウルスの「ゴンちゃん」の3人組が様々な場所を冒険するストーリーとなっている。


冒険の舞台はさまざまだが、20巻以前は時折「ほねほね七ふしぎ」が舞台となった。
空中王国ズガイ国、地底のあべこべランド、まぼろし山ホネマンジャロ、たて穴ボコボコンホール、ミラクルツリーのホネドラシル、海底王国のホネランティスとめぐり、20巻に登場したキメラの大迷宮で全ての七ふしぎを冒険し終えている。


21巻以降は遥か太古に生息していたという、超古代ほねほねザウルスの七頭の生き残りである、
「七大超古代ほねほねザウルス」を探す冒険となり、
その力を利用しようと企む「バッカス団」と、軍師的存在のほねほねネクロマンサーが新たに登場。
以後、七大超古代ほねほねザウルスが関わる話には、彼らが敵として度々登場する。
また、過去の冒険の舞台に再度赴いたり、過去の話に登場したキャラクターが再登場したりと、シリーズを多く読めば読むほど楽しめる要素も存在する。


玩具としては、かつて「ほねほねザウルス ぼうけんコレクション」という商品があり、1巻、2巻、11巻をモチーフにした弾が発売された。
組み立て式のプラモデルというよりは、フィギュアに近い商品であり、組み換え遊びはほぼできない*3
2弾からは「ひみつのほねほねザウルス」が追加された。


韓国でも翻訳、発売されており、一部を除き途中まで発売されている*4



余談

年末の時期になるとイオン限定で福袋が発売されていた。福袋にはカバヤのお菓子とほねほねザウルスの玩具、トランプやノートといった雑貨が入っている。また、ほねほねザウルスはのちに発売する商品の先行販売である*5
しかし、2011年発売の福袋に封入された17弾のブラックバージョンはなんと福袋限定の商品である。
福袋に入った商品はランダムであり、色違いの「ほねほねワイバーン」は恐らくもっともレアなほねほねザウルスである。


2020年以降福袋は発売されておらず、またイオン限定商品も17弾の復刻を最後にしなくなったため、おそらくイオン限定品が終了したと思われる…と思いきや、コンプリートセットや秘密基地など、イオン限定商品が復活。もしかしたら再度福袋が復活するかもしれない。


かつてのカバヤは勇者伝説ブレイブガムやトランスフォーマーガム、デュエルナイツシリーズなど、食玩展開が盛んであったが、現在はほねほねザウルスやセボンスターなどのロングセラー商品のみ展開している。


以前はパッケージのロゴが商品ごとに変わっていたが、30弾以降は外伝も含めて同じものが使用されている*6
絵本シリーズは初めから現在まで専用のロゴで統一されている。


近年はコスト削減のためか再販が多い。
前述したように通常弾は過去作品の恐竜かSPパーツのどちらかが流用されており、また外伝作品も過去の復刻が多い。絶版商品は高騰するため、入手しやすくなる分にはいいのだが・・・



追記・修正 自由自在!!


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  • まだ続いてるのにはびっくりするけど納得はする。子供心うまくつかんでるわ -- 名無しさん (2020-06-29 13:18:34)
  • 掃除してるとパーツがよく発掘される…。そんなに買った記憶がないのに -- 名無しさん (2020-06-29 13:40:32)
  • キメラ作りがまあ楽しいこと -- 名無しさん (2020-06-29 16:00:27)
  • 男児心をくすぐるカッコ可愛いデフォルメセンスが秀逸なシリーズ ゲートが頑丈でパーツの切り取りに難儀した記憶がある -- 名無しさん (2020-06-29 21:06:09)
  • 途中で導入したゴムパーツが劣化しやすいのが悩みだったな。今はどうなってるんだろう -- 名無しさん (2020-06-29 21:19:18)
  • 21世紀に入ってからのシリーズだったのか。意外と新しかったんだな「。 -- 名無しさん (2020-06-29 21:56:38)
  • 「ほねほねダイオウイカ」「ほねほねクラーケン」を見た時の衝撃は忘れられん -- 名無しさん (2020-07-01 21:54:36)
  • 骨のゲシュタルト崩壊 -- 名無しさん (2021-03-09 22:20:16)
  • 何気にその当時最新の恐竜の復元図や新説がデザインに盛り込まれていくのが上手いんだ。デイノニクスに羽毛が付いたり、スピノサウルスの前脚が長い四足歩行に近い体形になったり -- 名無しさん (2021-03-09 22:22:59)
  • アンパンマンのホネホネザウルス(ばいきんまんが作ったメカ)が思い浮かんだのは俺だけでいい -- 名無しさん (2021-03-10 20:20:20)
  • 絵本の出来もなかなか良いんだよなあ -- 名無しさん (2021-05-20 20:31:09)
  • ↑2 すみません、私も連想した。あのメカや、それが活躍する?エピソードも印象的だったけど、その前に作ったバイキンザウルス( by.「 かえってきたあかちゃんまん 」に登場 )も凄かったな....。 -- 名無しさん (2021-07-20 19:54:19)
  • ほねほねアマビエとかほねほねリョウメンスクナも出て欲しい -- 名無しさん (2021-08-09 21:29:26)
  • 各商品に各商品についての細かいラインナップを加筆してもいいかな? -- 名無しさん (2021-09-17 18:23:15)
  • ブレイズティラノキングが欲しくなり、プレ値で37から39を購入して完成できた。もっと早く調べて購入してればよかった。 -- 名無しさん (2023-02-23 22:32:09)
  • こういう食玩系プラキットって食品を取り扱う法律に縛られるからおまけのキットも完全な当時品完コピ復刻が出せない(出したら違法)って聞いた -- 名無しさん (2023-03-20 12:32:59)
  • 子供向けなせいで品数が残りにくいのか、ガンプラなんかよりはるかにヤバい高騰の仕方してる…元1000円のセット食玩が平然と万超えって… -- 名無しさん (2023-07-16 01:08:48)
  • ↑アマゾンだと「単に古い商品(店舗限定品なら特に)が異常に高い」のはざらなので、市場価格としてはそんなにプレ値になってないんだけど、そもそも「中古市場に未開封の古い商品」が並ばないんだよなぁ。↑の方もおっしゃる通り、完全な子供向けで大友とかが少ないから、品数が残りにくい。 -- 名無しさん (2023-07-28 22:40:10)
  • 俺ん所のイオンや食玩を置いてるスーパーでも前の弾が残っているから、次の弾の入荷が遅れたりしない時もあるから、Amazonの通販で購入している。 -- 名無しさん (2023-09-11 17:20:22)

#comment

*1 パッケージでは「ダークメガほねほねザウルス」名義。
*2 といっても、カラー自体は同じで比重のみが異なる。
*3 一応尻尾などに共通ジョイントがつけられている。
*4 玩具展開の方はない。
*5 場合によっては通常弾も封入。
*6 商品ごとに色違いではある。

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