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温室育ちのガキは十八の時に気づいちまったのさ。 この世のシンプルなルールだ。私にはそっちの方が性に合ってる。 |
-関連Tale
・Collector and Mercenary and Sometimes Warmonger
■現実の設定
名前：鴉羽 麗子
年齢：26
身長：164
性別：女性
瞳の色：黒
髪の色：黒
所属：ゼロメア株式会社
階級：最先任境界潜夢士長
-設定
ゼロメア株式会社に所属する境界級ダイバー達のリーダー格におさまる女性。同社代表取締役である叉島 仁を師とし、直属の部下として護衛を務める。
性格は勝ち気で男勝りで気にくわないことがあればすぐに皮肉を吐く。しかし冷酷な人間ではなく、むしろ仲間に対する情に厚い。同社ダイバー達によれば「面倒見がよく、仲間のフォローに回る事も多いものの、口が悪く息を吐くように皮肉を言うのが玉に瑕」
傭兵としての彼女は動きの速さと仕事の正確さが売りの二挺拳銃使いとして広く知られ、実力者と目される多くのダイバーが彼女に先制攻撃を許すほどだという。並程度のダイバーでは彼女から攻撃を受けたことにすぐには気づけず、あるダイバーが言うには自身の身体に銃弾が着弾するか、外れた銃弾が跳弾する音を聞いてから数秒後にやっと襲撃に気づくのだという。「疾き」「凶弾の」「饒舌な」「皮肉屋」など多くの二つ名で知られるが、彼女はそのどれもが気に食わないらしく、もっぱらダイバーネームと本名に共通する部分である「レイ」を呼び名として名乗る。ともあれ確実な仕事ぶりは組織内外から安定した評価を受けている。
戦闘と護衛以外では叉島の秘書のような立場にもあるが、だいたいの書類仕事は彼ひとりで片付いてしまうため、秘書としての彼女はもっぱら、彼の執務室でほぼ一方的にお喋りをするのが仕事となっていることが多い。
趣味は映画鑑賞で、特にアクションものや戦争ものの洋画を好んで鑑賞する。映画鑑賞で得た知識は彼女の夢で表される心象風景に如実に影響している。
中級の傭兵ならば、報酬はこの程度の金額で妥当だと私は把握しておりますが。-特心対職員
そうか？私は月は女の涙でできていると聞いた事がある。まったくあり得ない話だ。-鴉羽 麗子
彼女は物心がつく前に両親とは離され、どちらの血縁かも知らない祖父母に預けられた。祖父母は彼女をとても可愛がり、ときには厳しく育てた。彼女が16歳のときに祖父が亡くなったあとも祖母が18歳まで面倒を見てくれた。
しかし18歳のときに祖母が急逝してしまう。日雇いに出掛けていた彼女は祖母が事故死であること以外どうして死んだのか詳しく知らされることは無かったが、1年後のある日ダイバー能力に目覚めたときから彼女のすべてが変わった。
突如彼女の前に現れた織部重成という役人が言った。悪夢とローグダイバー。そのふたつが彼女の祖母を害したこと。そして彼女の両親もまた、戦闘で殉職するまで特殊心理対策局所属のダイバーであったこと。
にわかには信じ難かったが、織部の言う特殊心理対策局でライセンスを取得するしか道はなかった。
ライセンス取得後すぐに織部は特殊心理対策局所属のダイバーになることを勧めたが、結局彼女は傭兵派閥にフリーで所属することにし、そして手始めに祖母の仇敵を私怨で滅ぼした。
拍子抜けするほど簡単に目的を果たした彼女は、その後なんの目的もなく傭兵を続けた。
ある日彼女は任務先でのトラブルから叉島と刃を交え、完膚なきまでに手札を封じられ敗北を喫した。そして勝者に従いゼロメア株式会社に合流し、そのときは屈辱を噛み締めて彼の部下となった。
幾度の戦闘を経て、今となっては彼は信頼できるボスであり尊敬に価する師であり得難い友人となった。……のだが、彼女が叉島に恋愛感情を抱いていることは、彼以外の彼女の親しい人物にとって公然の秘密である。
-シナリオ『いつか星となって再会しよう』より
陰山市を舞台とした任務に獏と共に参加した。そこでウィードの傭兵、三葉四葉姉妹と獏と協働し任務を続ける中で、ギグゥジェと名乗る生ける夢を保護する。彼女はレイに祖母の幻影を見せた。レイは祖母の死に際して涙を流せなかったことを引き摺っていた。そんな中、支局全体に悪夢の眷属による浸食が始まってしまう。獏を除くメンバーたちは幻覚に悩まされ、四葉はその過程で命を落としてしまう。レイは浸食が手遅れなほどに進行した仲間の介錯や、自身が保護したギグゥジェがそもそもの浸食の原因であることなどを通して精神を擦り減らす。しかし混乱を極める任務に死人寝台列車が加わり風向きが変わる。生き残ったメンバーは寝台列車のカムパネルラらと協力して元凶となる悪夢「青い星」と対峙し、辛くもこれを撃破することに成功する。後日ギグゥジェの影響から外れたレイは再び祖母の夢を見た。そしてそれにより祖母との思い出が蘇った彼女は、祖母の死を悼む涙を流し安堵するのだった。
■夢の姿の設定
名前：レイヴン
武器：二挺拳銃
外見：有翼のペスト医師
-設定：
翼のあるペスト医師の姿をしている。
飾りのない二挺の拳銃はフルオート射撃に対応しており、大容量のドラムマガジンとあわせて近～中距離で高い瞬間火力を誇る。半面長距離の精度は悪く、遠くの相手には距離を詰める必要がある。
早撃ちの名手であり、高い敏捷と反射委神経を活かして一気に敵を射程に収め、急所を集中攻撃し素早く決着をつける戦法を好む。
ペスト医師の姿をとる事は、彼女が幼い頃に看護師になることを夢見ていた事に起因すると言われている。看護師として多くの人を救う事を夢見ていたが、18歳のときの出来事から善人を救うよりも、悪人を始末した方が手っ取り早いという結論を見出した。傭兵として生計を立てている現在でも、根本的な思考は変わっていない。
悪党をいたぶるのは楽しいが、生かして帰すべきじゃないのかもな。-鴉羽 麗子
-人物相関
- 叉島 仁/ダイハード
直属の上司。友人のような態度で接するが、その実尊敬しているし恋愛感情を抱いていることは彼親しい人物にとって公然の秘密。秘書であっても常に傍にいる必要はないと彼からよく言われるが、自由人を気取って傍に居座ろうとする。その姿はラスボスの膝に収まる猫の如し。しかし一向に恋心に気づいてくれる素振りなし。 - リオン/ザ・ロッカー
キャラバンに所属する生ける夢。お互い皮肉を交えながらもなんだかなんだと良好な関係を築いている。レイ本人は詳しく知らないが鴉羽一家とはレイの父親からの長い付き合いになる。 - 小野河奈々子/スイーパー
同僚1。友人であり共に行動することが多い。なにかと選択肢で悩む彼女にイライラさせられることも多いが、良き友人としてプライベートでも付き合いがある。口汚く誤解されやすいレイのフォローに回ることもある苦労人。 - 星乃 怜子/レイジメイジ
同僚2。友人ではあるが能力の性質上協働の機会は少ない。些細なことでよく喧嘩をしては叉島に窘められる。が、変なところで波長が合い共に悪巧みをすることもある悪友。レイの叉島に対する恋心を察しているが我関せずというスタンスを貫いている。 - ゾーヤ・ヴィネディクトフ/シェル
同僚3。オタクのロシア人である程度の知識しかなかったが、協働を経て映画の話題で盛り上がった。その後コレクションを携えてゾーヤに映画の話をしに行ったが、彼女の趣味は既に別のものに移ろっていた苦い思い出がある。 - オズ
同僚4。オズの雰囲気に祖母に対するような懐かしい感情を抱いている。人生経験豊富なレイが間接的な聞き方で人生相談を持ち掛けることも多く、レイの叉島に対する恋心もしっかり把握している。 - 三葉
同僚5。レイに負けず劣らず口が悪く男勝りで、憎まれ口を叩き合うこともある仲。元は陰山市の特心対支局をメインの顧客にする小規模傭兵組織「ウィード」に所属していた。悪夢「青い星」を巡る一連の任務で妹を失い事実上組織も壊滅状態となったが、鴉羽レイの提案でゼロメア株式会社に転職することになった。任務後にレイが祖母への思い残しを清算した際、涙を流す彼女に寄り添ったことでレイから信用されている一方でそのことを触れ回ったら息の根を止めると言われている。
■スキル
【鴉羽麗子】
HP：16 速度：7 切札：【研鑽】（【名手】【俊足】）
【早撃ち】
■威力：1
■攻撃傾向：射撃
■間合：2
■種別：行動
■判定：あり
攻撃判定を振る。自身の速度点分の射撃ダメージを基礎威力に上乗せする。
【俊足】
■威力：なし
■攻撃傾向：なし
■間合：なし
■種別：常駐
■判定：なし
装備者の速度点を1上げる。複数取得可。
【俊足】
■威力：なし
■攻撃傾向：なし
■間合：なし
■種別：常駐
■判定：なし
装備者の速度点を1上げる。複数取得可。
【俊足】
■威力：なし
■攻撃傾向：なし
■間合：なし
■種別：常駐
■判定：なし
装備者の速度点を1上げる。複数取得可。
【俊足】
■威力：なし
■攻撃傾向：なし
■間合：なし
■種別：常駐
■判定：なし
装備者の速度点を1上げる。複数取得可。
【散弾換装】
■威力：なし
■攻撃傾向：なし
■間合：なし
■種別：常駐
■判定：なし
装備者の間合0での射撃攻撃を可能とする。装備者の射撃ダメージを+2する。装備者と対象の間合が1のときは代りに+0させ、間合が2以上離れたときに-5する。
【集団制圧】
■威力：2点
■攻撃傾向：射撃（範囲）
■間合：2
■種別：行動
■判定：あり
攻撃判定を行う。このスキルが命中した敵の命中達成値を-2する。
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