私達に最も求められるものは何か。 それは痛みに怖気づかないだけの勇気と、手に届く物だけを掴み取る理性だ。 血清を積んだ宇宙船が沈もうとするとき、密航する少女をエアロックから棄てられる人物になれ。 掬い切れない水を汲もうとするのは、現実逃避と何ら変わりはしないのだから。 |
名前:織部 重成
年齢:71
身長:178㎝
性別:男性
瞳の色:黒
髪の色:黒
所属:特心対‐奇書院
キャラクター設定:奇書院の現院長(2代目)を務める老年男性。
奇書院設立者の息子にあたる人物であり、19■5年に発生した大悪夢災害で初代院長が死亡したさいにこの任を継いでいる。本人は(専門的な訓練と教養を得るにも関わらず)他者の夢へのダイブ能力はおろか、夢現領域の修正による影響を観測することもできないほどの無能力者だが、人選の審美眼、特にダイバーの素養を持つ者を見出すことに卓越して長けており、現在奇書院で主要な戦力として数えられるダイバーは概ね彼のスカウトによるもの。その最たる例が織部万紫である。
人格面としては人並みに欲し人並みに怒り人並みの幸福を愛しそして若干助平な、基本的には中道を行く人物で知られる。また、典型的な行為功利主義者でもあり、最大多数の幸福のためであれば道徳規範を逸脱した犠牲であっても容認する。そのため正義や規則功利主義を重んじる夢の使者派閥などとは折り合いがいいとは言い難いところがある。と言うか、それでなくとも3サイズ予想だの息を吸うようにセクハラ発言するので女性比率が高い同派閥にはそもそも嫌われている節がある。
人物相関
- 織笛 宇蘭/蒐集家
甥の娘。理解はしがたいが、それである程度言うことを聞くならそれでいいかという諦観がある。 - 織部 万紫/泣き女バンシー
養子に取るくらい一番有用な手駒。だからこそ、それなり以上に情が移っている。 - 藍司優/любит(リュボーヴィ)
倫理的忌避感が薄く便利だが、手綱を握らないと厄介な狂人。このまま丸くなってほしい
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