■現実の設定
名前:織笛 宇蘭(おるふえ うらん)
年齢:28
身長:172
性別:女性
瞳の色:茶褐色
髪の色:黒
所属:傭兵
キャラクター設定:とある僻地の古びた洋館に居を構えるフリーランスの女性中級ダイバー。
本業は宝石の鑑定士兼加工業者であり、鉱物に近い性質であるクオリアにも同様に加工技術と目利きに深い造詣がある。クオリアのコレクターとしても知られ、一部のダイバーの間ではその査定と買取を持ち掛けるのが任務後の慣習である。その資金の出処だが、クオリアの相場と購入のペースからして傭兵の稼ぎで足りるとは考え難く、奇書院派閥の設立者の織部家の分家の娘であり、資金源は実家の資産ではないか、という説がある。
容姿については、基本的に無表情で肌は病的に青白く猫背であるために、館の近くで遊ぶ子供たちに「屋敷の幽霊」と呼ばれる程度には不気味さが感じられる。なお本人は案外茶目っ気が強く、夜中に残っている子供に噂通り幽霊の真似をして追い立て帰らせることなどもあるようだ。
この茶目っ気についてだが、基本的には碌なものではなくブラックジョークを多々含む。一番よくあるのは生ける夢を見てカラットと査定額を呟くこと。このため彼女と交友関係を持つ生ける夢はごく限られている。
■夢の姿の設定
名前:蒐集家
武器:スナイパーライフル、ハンドガン、ダガー
外見:錆びたアンドロイド
夢の姿の設定:一見すると以前破棄された秩序の夢界用外骨格のものを少し劣化させたような印象を受ける。
この外見は彼女があまり想像力に富んでいないことに起因するもので、「夢界で使えそうな武力」としてイメージできるのがこれしかなかった。そのためか辛うじて夢界の存在を認識できる程度にしかダイバー適性がなく、専用のデバイスによってそれを補うことで夢界を活動している。ゆえに全力で活動できるのはおよそ数分程度。
装備に使う銃弾は不要なクオリアを幾つかに分割し、加工して作った専用のもの。撃ち込まれると一時的に知覚を狂わせられる(悪夢が対象の内部で自己復元しようとするため)作用があり、これを用いて前衛を同士討ちさせる戦法を好む。
2,3分しか戦えないが、あまり困ったことはないよ。それ以上はどちみち弾が勿体なくてねぇ。‐蒐集家
また夢界での動向についてだが、彼女にとって悪夢討伐は迅速かつ安全な災害鎮圧と言うよりも、美麗な・価値の高い状態での素材採取を最重要と捉えている部分が大きい。具体的に言うと、四肢と攻撃手段を封じた上でわざと痛めつけたり宿主へ危害を加える脅迫をするなどして悪夢の感情の増長を図り、余力の許す限りの最大限でクオリアが成長してから討伐する。これらの点相まって、依頼に同行するダイバーはごく限られている。
仮実装データ
速度3(7)
奥義「限定解除」加速
【斉射】間合2 範囲 射撃1点
【集中】命中判定の達成値+1
【零距離射撃】射撃を間合0扱いで威力を1点上昇させる
【早撃ち】速度点分の威力。間合2
【狂乱の絶叫】命中判定。このターン対象は最も近くにいる相手(同深度であればランダム)しか攻撃対象に選べない。
秘密こそが我々の蒐集するものであり、我々の特権とはそこにこそある。 私の時間は誰の目にも映らない故に、縛ることもできないのさ。 |
『蒐集家』について
「蒐集家」とは奇書院の深層級相当以上に与えられる役職の一つであり、倫理規定を逸脱した研究部門や資格剥奪されたリングホルダーなどの主に『何等かの形で有害になりうる技術・知識・思想』に到達した組織を襲撃し、組織機能の破壊と研究成果の略奪の実行を任務とする。(藍司が以前所属していた処刑隊は報復組織であり管轄が違う)
実行後にレイダースなどの他派閥に掃除を任せることはあるが、原則として任務中は蒐集家単身或いは院内で編成された小規模なチームのみで活動する制約を受けており、その前提から院の封印指定を受けた知識体系・物資であっても使用を認められる。彼女が持ち出すのは一定以上の危険度を持つ黒曜石の指輪の行使や、制限濃度を超過した断片クオリアの弾丸が多い。
超過弾頭には倫理的・安全性の問題点に枚挙に暇がないが、その中でも筆頭で挙げられるのは人格汚染。粉塵を吸引した曝露者は浸食する黒曜石の自我と混じり合うことで、アイデンティティの同一性を喪失し錯乱状態に陥る。この効果は人道面の問題もさることながら、比較的簡易な措置で実現可能という事実そのものの伝播を防ぐために封印指定を受けている。
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