夜鬼摩 朱麿/ブックウォッチ

ページ名:おいしいよね焼きマシュマロ

 

「出ておじゃれ!妖かしは隠れていても臭いで分かりまするぞ。」

「出てこい!バケモノは隠れていても臭いでわかるぞ!とのことだ」

「然ばかりには訳す必要はありませぬぞ」

「そこまでは訳さなくてもいいんだぞ、とのことだ」

「其方よ、戯れておるな?」

「バレました?」

■現実の設定

名前:夜鬼摩 朱麿(やきま しゅまろ)

年齢:46

身長:182㎝

性別:男性

瞳の色:黒

髪の色:黒

所属:特心対-奇書院

キャラクター設定:奇書院が派閥として形成されるより遥か以前、好事家の事業であった頃の後援者だった堂上華族の家系の末裔であり、奇書院の単純武力としては最高戦力に数えられるが、織部重成が最上級には織部 万紫を立てたためにあくまで同院の幹部も務める一等深層級ダイバーの地位に落ち着いている。

幹部としては主に討伐や鎮圧、護衛などの武力的な側面に人事裁量権を持つ。持つが、このような業務は基本的に奇書院は少なく、専ら研究解析や検体管理が主要業務であるため然程仕事がない。つまり割と暇人。なので歌を詠んだり西洋風蹴鞠をしたり稽古に励んだりして日頃過ごしている。多分働いてる時間より馬と戯れている時間の方が長い。

 

野心家であり、保守派の多い奇書院の中では稀有な積極派。先進的で未知の領域の研究の裏には大抵彼の後押しがあるが、同時に奇書院の流血にも立ち会うことは多い。……と、使役する者としては冷淡さを見せる一方で、一個人としては前述したように趣味人であったり寛容なよき大人。「マロ」とか「マユ」と裏で呼ばれているのを知っていても特に咎めることもなく、一人称を「麻呂」に変えるなどの茶目っ気もある。

爺様らは感傷的な痛がり屋でおじゃるからな、致し方なかろ。‐朱麿

それとやはり業務内容的に日々が退屈なのか、目立ちたがりというか出たがり。青年期には移送中にローグダイバーなどが強襲を仕掛けてくると「麻呂より目立つでないぞ」と言うなり護衛を押しのけて出陣し、叱責を受けたこともあった。

横文字は嫌いだが新しいものは好き。(退屈しのぎにいいから)

 

名家の出自に誇りを抱いているため習わしにも深い敬愛を持っており、当然のことながら麻呂眉や白粉、お歯黒などの奥ゆかしい恰好を好んで取る……のだが流石に時勢の流れは理解しているようで、院外などで活動を行うときはそれが式典などの正装行事でなければ泣く泣くスーツを着て普通に振舞う。ただしおじゃる言葉は抜けきらないので藍司などの職員が護衛ついでに翻訳班として付き従っている。

■夢の姿の設定

名前:ブックウォッチ(正式ダイバーネーム)、番(奇書院登録名)

武器:刀、扇子、傘、桜吹雪

外見:公家装束に鉄漿

夢界:限りなく広大に続くように思われる古めかしい図書館

夢の姿の設定:平安貴族のそれを写したような姿を取るが、固有性質は保有せず、奇書院の書籍に当たることで習熟できる形式的呪術のような夢の利用法と、現実において習得した剣道弓道乗馬術のみを振るって戦う。雅に舞をするように敵を斬る所作から若かりし頃は諺のそれと掛けて「月下美刃」とも称されたが、本人はあくまで「番」を推したため自然にこの呼び方は廃れていった。

いとみめもよき名けれども、些か恥ぢむものよ。-朱麿

名誉な渾名ではあれど、さすがに照れる。とのことだよ‐藍司優

夢界に存在する本は過去に彼が読んだ全ての書籍を複写したもの。(ダイバーとしてはこの複写も特に稀少な性質ではなく、訓練と知識で程度と容量の差こそあれど習得できるものであるのだが)彼の家は代々この技術を引き継ぐことで高い素養を身に着け繁栄してきた。

奇書院としても重要度の高い書籍を紙媒体以外の形式で、高度な武力を保有する人材が安全に携帯できることは高く評価しており……というより奇書院の幹部になる人物として、どうあっても必然的に重要な情報を閲覧することになるため、必要だから武力を身に着けたというのが正確だろうか。

「番」とは非常に短く華やかではない言葉ではあれども、彼がこの仕事に殉ずるため身に着けた技術と知識の象徴なのである。

でもあんまり短いからもっとなんかこうあるよねって「ブックウォッチ(書警)」で登録されたんだけどね‐藍司優

無粋もここに極れりよな。それに麻呂は「ぶっくうぉっち」など横文字はどうにも好かぬ‐朱麿


人物相関

織笛 宇蘭/蒐集家:昔はあんなに可愛かったのに10歳くらいからずっと態度がそっけないでおじゃる。長い反抗期でおじゃるなあ。

 鴉羽 零示/クロウ:護衛にも何度か回ってもらったし、奇書院の処刑部隊のみでは足りないときには共に手を汚してもらうこともあった。とても慎重で優秀だったが……嫁さんを無くしてからは生気のなさが悪化していた。今思えば、生きる気力が希薄になっていたのやも。……その片棒を担いだと思うと、申し訳がない。

藍司優/любит(リュボーヴィ):お前が意訳したり確信犯で誤訳してるの全部知っとるからなでおじゃる

鴉羽 麗子/レイヴン:会ったのは会食で一度だけ、それも父ともども素性を明かさずだったが……。あんなに可愛らしかったのに修羅となるのは、やり切れなさを感じつつも、少しだけ孝行な子だとも思ってしまう。

織部 万紫/泣き女バンシー:彼女に最上級を取られたことを嫉妬してるかって?馬鹿を言うなでおじゃる、最上級は象徴、シンボルでおじゃる。……ちょっと悔しさはあるでおじゃる。

 

 

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