竜
- イグニシアの竜は、南の大陸カルキノスからの輸入品やその子孫である。竜は性別不明の場合、便宜的に雌として呼ぶ(伝令の島2)
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恐竜のようなボディライン。
細い前足と、しなやかで丈夫そうな後ろ足。
羊のような巻いた角はないが、種類ごとに多様な角を持っている。
人語は理解するが、喋ることはできない。
飛行種はそれに加えて、コウモリのものに似た大きな一対の翼を持つ。
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竜は多種多様。赤、青、白、黒などのオーソドックスな色の竜から、美しい斑紋や縞模様の竜、トゲで覆われた凶悪そうな顔の竜など。(騎乗槍試合1)
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名前の出てきた竜たち
★ 古代竜
- 白竜アーソナ・・・竜騎士王として名高いイグニシア始祖王ギヨームの乗騎。〈伝令の島〉の門には、大理石でできた巨大な像(右側)が立っている。(伝令の島2)
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金竜サーマス・・・竜騎士王として名高いイグニシア始祖王ギヨームの乗騎。〈伝令の島〉の門には、黄金色に磨かれた青銅でできた巨大な像(左側)が立っている。(伝令の島2)
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黒竜ユリゼン・・・苛烈王ジャンの乗騎。カルキノス大陸遠征中に王の乗騎であったユリゼンは助走なしに飛翔し、危機を救ったという逸話がある。(騎乗槍試合5)
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赤竜ルヴァ・・・苛烈王ジャンの乗騎。オーギュストの精神感応にふれて、ユリゼンと共に苛烈王の治世以来初めて人々の前に姿を見せた。(空の玉座2)
★ 騎乗槍試合
- 黒竜ブラックカラント・・・二十メートル級の飛び入り参加枠の竜。二十メートル級ともなるとなかなか乗り手がいないらしく、彼女が飛び入りの騎士を乗せて飛ぶのは五年ぶり。大きいが気性はおとなしい。鐙に酩酊の魔法がかけられていた(何重にも偽装がかかっていて試合前の検査をすり抜けてしまった)為オーギュストを怖がることなく乗せられたが、決勝戦の後で酩酊状態が解けた途端恐怖で振り落としてしまった。(騎乗槍試合5)
★ オーギュストの竜
- ゴールドベリ・・・オーギュストの護衛竜。金色の小型竜。賢い。ティルナノグの中身に興味津々。
- ブライア・・・オーギュストの騎乗竜。赤竜、赤い鱗に満礬柘榴石色の瞳、控えめでおとなしい。まだ仔竜なので騎乗は出来ない。卵を孵化するための孵卵器、杯に細工がされていた為になかなか生まれて来れなかった。
- ブランベル・・・オーギュストの騎乗竜。白竜、白い鱗に紅玉色の瞳、活発(やんちゃ)で元気。まだ仔竜なので騎乗は出来ない。卵を孵化するための孵卵器、杯に細工がされていた為になかなか生まれて来れなかった。
★ ルイの竜
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シルベチカ・・・ルイの護衛竜。紫色の小型竜。呪釘が打ち込まれていた。アクトリアスは、今の私達には、あの二頭を救う方法がない。可能な限りの釘は摘出したが、いくつかの重要臓器に刺さったものが除去できなかった。悔しいが、私達も竜と言う生物の生体構造を完全には理解できていないし、埋め込まれた呪釘は、竜のために特別に製造された未知の種類のものだったと語った。(空の玉座6)生きてはいるが、飛ぶことも這うこともできない。(エドアルト・アウレリアの調査記録)
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キャメリア・・・ルイの騎乗竜。白竜。キャメリアはルイを庇おうとしたようで、打ち込まれていた呪釘を抜かれることを拒んだ。この忌まわしい呪具を身に宿す限り、地獄のような責め苦を味わい続けると知っていただろうに。(空の玉座4)
★ ブラド(教授)の竜
- ボアズ・・・概ね人間と同じくらいの大きさの黒い竜。猫の目を思わせる縦長の虹彩を持つ金緑石色の瞳。
- 白い小型竜
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