【徘徊者についての基礎知識】
泣き声の主などの特例を除いて、敵と接近すると手元の灯りが明滅して赤暗くなる(泣き声の主の場合明滅しないが灯りの色は変わる)。
感知できる音については「走る音」「歩く音(泣き声の主に限る)」「爆竹の音」のみ。
他の徘徊者のたてる音(例外:警鐘の徘徊者)、しゃがんで移動する音、混沌の神楽鈴を含む光源のオンオフ、扉等の開け閉め、レバー操作による諸々の音には反応しない。
徘徊者には通常状態と追跡状態があり、プレイヤーを発見すると追跡状態になり走って追いかけてくる。
ライターや懐中電灯を消すと発見される距離がおおよそ半分になるので、地形的に追い込まれてもとりあえず灯りを消して距離を取ろう。
一部を除いた徘徊者全般、走るスピードはプレイヤーより少し遅い程度だが、相手にはスタミナの概念は無いので直線で追いかけっこをするとほぼ追いつかれてしまう。
ちなみに徘徊者は一種類につき複数個体いるので、神楽鈴の徘徊者2体に挟まれるという状況もありうる。
また、徘徊者には「発覚状態にならない限りは通路ではない小部屋には入ってこない」という特徴がある。(例外:千里眼の徘徊者)
徘徊者が出現した時は、取り敢えず近くの小部屋に逃げ込むことで簡単にやり過ごすことができる。ただし、部屋の中で足音や爆竹を鳴らしてしまうと、発覚状態でなくとも部屋に侵入してくるので注意が必要。
【感知範囲について】
影廊wikiにおいて、「感知範囲」という単語が頻出するがそれは以下のことを指す。徘徊者がプレイヤーの走る音や爆竹の音に反応するのはだいたいこのくらいだと覚えるとよい。
感知範囲は、徘徊者が音を聞き取れる範囲のことである。
神楽鈴 → 神楽鈴の音が聞こえる範囲
走り廻る徘徊者 → 足音が聞こえる範囲
泣き声の主 → 歩くと警戒状態に、走ると発覚状態に移行する範囲
忍び寄る徘徊者 → ライターもしくは懐中電灯、灯りが明滅しながら心音が鳴り響く範囲
警鐘の徘徊者 → 鐘の音が聞こえる範囲
千里眼の徘徊者 → 歌声が聞こえる範囲
彷徨う魂 → 呟く声が聞こえる範囲よりは広い
面蟲 → 歩くと羽を開き、走ると襲われる範囲
※泣き声の主と面蟲が爆竹の音に反応する範囲は感知範囲より広い。泣き声の主の場合は泣き声が聞こえる範囲=爆竹に反応する範囲になっている。また、泣き声が聞こえていても上記の警戒状態に移行する範囲に入らなければ歩いて移動しても平気。
なお神楽鈴や忍び寄る徘徊者などの、一般的な感知範囲を持つ敵については概ね(厳密には完全一致ではないかも)
【光源が明滅する範囲 = 接近BGM(心音)が鳴り出す範囲 = 走る音を感知される範囲】である。
つまり「燭台の灯りが無い廊下を走っているときに、手元の光源が明滅を始めた」
↑ この場合十中八九走る音を聞かれていて、徘徊者はその地点を確認しに移動し始めている事になる。
不用心に闇の中を走るのは危険であり、進行方向の燭台に火が灯っていれば走っても比較的安全。
【オブジェクトについて】
光(ライター、懐中電灯、古いカメラ等)を通してしまうオブジェクトに身を潜めても、敵の発覚範囲内では見つかってしまう。この場合は屈むとよい。
光を通さないオブジェクト | 光を通してしまうオブジェクト |
木の戸、木の扉、障子、襖、木の棚 |
格子、聖域の丸い窓 |
【徘徊者一覧】
徘徊者名 | 説明 |
---|---|
神楽鈴の徘徊者 危険度 |
神楽鈴を持った徘徊者。このゲームの顔とも言える徘徊者で、ほぼ全てのステージで登場する。 鈴の音が二連続で鳴ると、方向転換した可能性が高い。感知範囲内でプレイヤーが走ると、 その場所に向かいプレイヤーを確認しようとする。感知範囲は灯りが明滅する範囲に近い。 深淵では初期状態では出現しておらず、特定の部屋で勾玉を取ろうとすると、奥の部屋から扉を破壊して出現するというサプライズ的な登場の仕方をする。 特定の場所ではプレイヤーを襲わずに、手助けや案内をしてくれる友好的な神楽鈴の徘徊者もいる。(コンソール版では緑の着物を着ている)
|
走り廻る徘徊者 危険度 |
全身に無数の手がある徘徊者。このゲームでは遭遇しやすい徘徊者で、ほぼ全てのステージに登場する。 常にドタドタと騒音を立てて走り回っており、通常時の移動を追跡状態のスピードで行う。 更にその巨体を裏切らないパワーを誇り、扉や襖を一瞬で突破する。 しかしプレイヤーの移動音を感知できないため、古いカメラが非常に有効。 難易度初心者の場合は発覚時のスピードがかなり低下しているので逃げるのは簡単。 |
泣き声の主 危険度 (固定) (徘徊) |
常時うずくまって動かずに泣いている徘徊者。このゲームでは走り廻る徘徊者の次に遭遇しやすい徘徊者で、ほぼ全てのステージで登場する。 感知範囲内で歩いたり、懐中電灯の光を直接当てると、立って周りを見渡し「どこにいるの?」とこちらへ語りかける警戒状態へ移行し、そのまま足音を立てるか懐中電灯を当て続けると発見される。
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【対処法】 爆竹を投げて移動させると元の場所に戻らず、その場でうずくまる。 泣き声の主が近くにいる間は実質的に走れないため、他の徘徊者に接近された場合はしゃがみ歩きでどこかへ隠れる必要がある。
|
忍び寄る徘徊者 危険度 |
全身が複眼に覆われていて、細長い足に虫のような体格の徘徊者。 骸流しの渓谷、深淵、外縁の挑戦者もしくは修羅の回廊ステージのみ出現。 プレイヤーを発見すると笑って跳ねながら追跡してくる。追跡時は小部屋の扉は普通に破壊するが、通路を仕切るように配置されている扉はすり抜けてくる。 |
憎悪を振りまく影 危険度 |
Ver.2.00より新しく追加された敵。特定の場所によるイベント発生時のみ登場し、甲高い叫び声をあげながらプレイヤーを襲う。徘徊者とは一線を画した存在。 視界内に入れてしまうと、どんなに離れていても念力を受けたように画面にノイズがかかり、プレイヤーの体力がどんどん削られてしまう。カメラを使う時以外はなるべく視界に入れないようにしよう。真後ろや真下、横に目を逸らすだけで良い。 ちなみに初心者モードでは移動速度などの一部ステータスが下がっているため、楽にクリアすることが可能。 【対処法】 【通常ステージにて】 この敵が出現した瞬間、その時点でマップ上に存在しているほかの徘徊者はすべて消滅する。 なお、外縁の修羅では憎悪が出現しても、徘徊者は消滅しない。 |
大食らい 危険度★★★★★★ |
Ver2.00より新しく追加された敵。見た目は前バージョンの深淵ノーコンテニューによって見れる隠しエンディングに登場する化け物に酷似している。 特定イベントにのみ登場し、通常ステージには登場しない。追跡速度が非常に速く、油断するとすぐにゲームオーバーになってしまう。 ところどころに水門を下ろすレバーがあるので、それを使って足止めしながら奥へと進まなければいけない。1つでもレバーを下ろし忘れたり、遅れたりすると追いつかれてしまうため注意。 中盤からは、主人公の目の前にワープしてきたり、門が開くまで足止めしなければならないなど、 どんな存在かは本編で明らかになる。 |
警鐘の徘徊者 危険度 |
霊魂の淵叢、修羅のヒグラシ、外縁の挑戦者のみ出現。 Ver2.00より新しく追加された敵。
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【水溜り状態】 走る音には反応しないが爆竹の音を感知するとそちらへ向かう。 また、この状態では障子などプレイヤーが動かして通過できる障害物を無視して索敵・行動できるという厄介な特性を持つ。 プレイヤーを発見すると鐘を派手に鳴らしながら追跡してくる。 水溜り状態では追跡がしつこく、一度発見されると半永久的に追いかけてくる。対処法として、近くに行李がない場合はあえて物陰から少し離れた場所で実体化させ、実体化している途中に物陰に隠れることで、実体化状態の警鐘の徘徊者に発見されることを避けることができる。 また一度実体化すると10分間実体化したままになる。(初心者・挑戦者・修羅と共通) 鐘の音が聞こえたらわざとおびき寄せて実体化させ進行方向とは逆に誘導することで一時的に水溜り探知を無力化できる。
【要注意】 【バグ】 部屋の外に爆竹を投げるか、行李に隠れることで対処可能なので覚えておこう。
【その他】
|
千里眼の徘徊者 危険度 |
聖域、修羅のヒグラシ、修羅の霊魂の淵叢、外縁の挑戦者のみ出現。 Ver2.00より新しく追加された敵。 不気味な歌声※ を発しながら徘徊しており、この歌が聴こえる範囲に居るプレイヤーの位置を把握して確実に近づいてくる。 また、歌声の範囲外まで離れたとしても最後にプレイヤーを感知した位置まで移動してくるので追跡を切ったエリアに留まっていると再度見つかってしまう。 ただ、歌が聴こえる範囲内にプレイヤーがいても、追跡状態以外では、鳴っている爆竹の方への移動を優先する。 通常徘徊時の移動速度は遅いが、追跡状態に移行すると途端に速くなる。
【対処法】 前述した通り歌声の範囲外まで離れても最後にプレイヤーを感知した場所まで移動してくるが、爆竹で気をそらしている内に範囲外まで離れると完全にプレイヤーを見失うので爆竹が非常に重要。 パーティーモードにすると顔が光るため遠くからでも視認しやすくなる。 Ver2.05からは、未発見時の移動速度が更に遅くなった。 ※…歌声は通りゃんせの一節を逆再生したもの。 |
【徘徊者以外の敵】
名前 | 説明 |
---|---|
面蟲 危険度 |
Ver2.00より新しく追加された敵。ステージ内の壁などに張り付いており、プレイヤーが近づくと襲いかかって来る。数秒の間付きまとわれ軽いダメージを連続で受け、最大25ダメージ(修羅では50ダメージ)となる。読みは「めんちゅう」である。 能面に擬態している為、壁などに怪しく能面の顔が張り付いていたら注意しよう。 【対処法】 天狐の面で勾玉ビームを当てても擬態時/飛翔時を問わず消滅する。 |
大蜘蛛 危険度 |
Ver2.00より新しく追加された敵。タンスの下の段が少し開いている場合があり、その段を引き出すと飛び出してくる。 普通に開くと20ダメージ(修羅では40ダメージ)を受けてしまうが、長靴の着用、または近くで爆竹を鳴らし蜘蛛を追い出すとダメージを受けずに開くことができる。 なお、少し開いているところからは中身を見ることができる。この罠の引き出しには、 水晶玉を使うとダメージを受けずに中身をとることができる。 必要なアイテムだった場合はダメージを受けてでも取る、要らない場合は開けない、と取捨選択が可能。 |
竜蟲 危険度 |
Ver2.00より新しく追加された敵。ステージ内の所々に、地面から這い出てウネウネと動いている気味の悪い触手型の敵。読みは「りゅうちゅう」である。 襲い掛かってくる事はないが、触れると連続的に2ダメージ(修羅では4ダメージ)ずつダメージを受ける。 爆竹か古いカメラを使用する、もしくは勾玉ビームを当てる事で除去できる。 |
彷徨う魂 危険度 |
霊魂の淵叢のみ出現。Ver2.00より新しく追加された敵。 プレイヤーを発見すると襲ってくるが触れられても即死ではなく、20ダメージ(修羅では40ダメージ)を受けて憑依されてしまい、コンパスの針が3分間機能しなくなる。 足音には反応しないが、視界が全方位にあるうえに遠目が利く。 【対処法】 通路を仕切る扉は貫通してくるが、扉や襖を締め切った小部屋までは侵入してこない。 |
回転トラップ 危険度 |
Ver2.00より新しく追加された脅威。骸流しの渓谷・大食らい(修羅)で登場する、水車型のトラップ。 固定式と、上下(或いは左右)に動く可動式の2種類があり、可動式はタイミングを合わせて走り抜けるのがベスト。もしくはタイミングを合わせてしゃがむ必要がある。 難易度修羅では水流が急で移動が難しく、固定式でも油断は出来ない。 |
肥大化した憎悪 危険度 |
Ver2.00.より新しく追加された敵。少女が母親を強制的に生き返らせようとした結果、 地面から手を生やす攻撃、神通力、魚型の特攻兵器のような遠距離攻撃などを行ってくる。
攻略詳細はステージ攻略肥大化した憎悪にて。 |
母 危険度 |
Ver2.00より追加された敵。勾玉の力によって肥大化した憎悪から浄化された母親の真の姿。 火炎弾による遠距離攻撃、縦に伸びる炎の攻撃、肥大化した憎悪と同じ神通力攻撃など、様々な手法を用いて攻撃を仕掛けてくる。
攻略詳細はステージ攻略邂逅にて。 |
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