Y染色体R1b系統
Y染色体ハプログループR1b系統
アイルランド上王 コラ・ウァイス
4世紀アイルランドのコラ・ウァイス上王(Colla Uais)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)(注2)。コラ・ウァイスの子孫は、アイルランド、スコットランドを中心として大いに繁栄を極めた(注3)(注4)。
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注2)"Colla Uais - The Ancestral Father of the Scottish Clans"
注3)"Clan Donald USA(米国ドナルド家の遺伝的系譜の調査について"
注4)"Colla Uais & Glenns"
ニコラウス・コペルニクス
地動説を唱えた天文学者・ニコラウス・コペルニクス(1473-1543)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。これは、コペルニクスの毛髪と遺体から得られたサンプルをそれぞれ解析した結果によるものである。
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注1)"Genetic identification of putative remains of the famous astronomer Nicolaus Copernicus"
ヤヌシュ3世
ポーランド・マゾフシェ公国の君主で、マゾフシェ・ピャスト家末代当主・ヤヌシュ3世(1502-1526)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。
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注1)Eupedia"Famous people's Y-DNA listed by haplogroup"
ジョン・アダムズとジョン・クィンシー・アダムズ
アメリカ大統領・ジョン・アダムズと彼の息子ジョン・クィンシー・アダムズのY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。
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注1)ISOGG"Famous dna"
チャーリー・ローズ
アメリカのジャーナリストでトークショー番組の司会を務めるチャーリー・ローズ(Charlie Rose, 1942- )のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。チャーリー・ローズのキャラクターは、アメリカ版の田原総一朗とも言われる。
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注1)23andMe"Y-dna Haplogroups of Famous People"
チャールズ・ダーウィン
学者・チャールズ・ダーウィンのY染色体は、彼の玄孫クリス・ダーウィン(注1)から採取されたサンプルを解析した結果により、ハプログループR1b(R-M343)であると判明している(注2)。
picture from:http://iconolo.gy/sites/default/files/sannadullawaypastincolour_07.jpeg
注1)『ダーウィン一族のハプログループはR1b』
注2)"Darwin family DNA shows African origin"
フレッド・フェルプス
アメリカの宗教家で、ウエストボロ・バプティスト教会の牧師・フレッド・フェルプス(Fred Phelps, 1929 - 2014)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。
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注1)FTDNA"Phelps/Felps DNA Project"
リチャード・ブルッキング
ニュージーランドのギズボーン地方に住むマオリの諸部族の一つである、ンガイ・タマヌヒリ(Ngāi Tāmanuhiri)の酋長(注1)・リチャード・ブルッキング(Richard Brooking)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注2)。リチャード・ブルッキングのミトコンドリアDNAはこちらを参照。
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注1)ニュージーランド・ギズボーンでのジェノグラフィック・プロジェクトのチームホストも務めていた。
注2)『ニュージーランドの遺伝の歴史をたどる』
イアン・トーマス・ローラー
ニュージーランド・北島ロトルアのイアン・トーマス・ローラー(Ian Thomas Lawlor, 1953- )のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。
イアンの高祖父・マイケル・ローラー(Michael Lawlor, 1819-1881)は、アイルランドの出身。姓の「ローラー」は「獅子」を意味し、家紋は「金地の楯に赤いライオン」。家訓は「Fortis et Fidelis(勇敢で忠実たれ)」である(注2)。
注1)Ian Thomas Lawlor"Clan, Sept and Family Links"(2010.8.13)
注2)I am directly descended from Michael Lawlor (1819-1881) (my great-great grandfather) and Sarah (Sally) Roche (1827-1912) who were married 4 Feb 1845 in Kerry, Ireland. Michael and Sarah farmed 33 acres of land in the Townland of Fortwilliam in the Parish of O’Dorney, Barony of Clanmaurice (leased from David Roche, his father-in-law, who in turn leased his lands from the Anglo-Irish landlord William T. Crosbie Esq.) Sarah and Michael had 10 children (Thomas, Johanna, Bridget, David Roche, Mary, Margaret or Peggy, Michael Roche, John, Agnes and Sarah Roche) and I am descended from their eighth-born, John Lawlor (1861-1934) (my great grandfather), who married (3 May 1883) Delia Fahey (1861-?) at Manderville, Gore, New Zealand. John was born at Castleisland, County Kerry, Ireland and moved to New Zealand possibly following his father’s death in 1881. John and Delia had five children (Sarah, James, Thomas, Richard and Mary or Mamie) and I am descended from their third-born Thomas (1888-1973) (my grandfather) who married (25 Jun 1919) Beatrice Harrison (1988-1976) of Clive in Hasting NZ. ‘Uncle Tom’ and ‘Nana’ (Lawlor) first lived in Clive, then shifted to Glen Oroa (Palmerston North) managing the cheese factory, and then moved back to Hastings where Tom worked in the Haumoana Freezing Works; I have many fond memories of family holidays with them, visiting the Clive relatives, and enjoying the sites and pleasures of Napier and Haumoana Beach.Tom and Beatrice had four children (twins who died at birth, Rex and Frank Raymond or Bucky) and Rex is my father.
アレックス・ヘイリー
『ルーツ』や『マルコムX自伝』の著者として知られる作家・アレックス・ヘイリー(Alexander Murray Palmer Haley, 1921-1992)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。これは、アレックス・ヘイリーの甥にあたるクリス・ヘイリー(Chris Haley, 1930-2010)から採取されたサンプルを解析した結果に基づくものである(注2)。アレックス・ヘイリーの曾祖父・ウィリアム・バウ(William Baugh)は、スコットランド出身の白人である(注3)。
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注1)"DNA proves author Alex Haley had Scottish roots"
注2)Honoring Our Ancestors"Haley Family of Roots Fame Joins the DNA Game" by Megan Smolenyak Smolenyak
注3)"Haley's Family Tree"
スペンサー・ウェルズ
ジェノグラフィック・プロジェクトのプロジェクト・ディレクターであるスペンサー・ウェルズ博士(Dr. Spencer Wells, 1969- )のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。ウェルズ姓は、父祖がイギリスのウェールズ地方出身であることを表す姓である。
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注1)『マイルーツ(番外編)歴史上の人物のY染色体系統(3)』(2010.9.24)
ブライアン・ウォルシュ
『TIME』誌の元東京支局長でシニア・エディター・ブライアン・ウォルシュ(Bryan Walsh)のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。ウォルシュ姓は、父祖がイギリスのウェールズ地方出身であることを表す姓である。
picture from:https://www.youtube.com/watch?v=PwDOSN79Jw4
注1)Inside Cornell"Ancestry project maps DNA paths of student origins"
ケヴィン・ベーコン
アメリカの俳優・ケヴィン・ベーコン(Kevin Bacon, 1958- )のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。
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注1)Eupedia"Famous people's Y-DNA listed by haplogroup"
ロバート・ジョン・ダウニーJr
アメリカの俳優・ロバート・ジョン・ダウニーJr(Robert John Downey, Jr. 1965- )のY染色体は、ハプログループR1b(R-M343)である(注1)。
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注1)Eupedia"Famous people's Y-DNA listed by haplogroup"
Y染色体ハプログループR1b1系統
フランクリン・ピアース
アメリカ合衆国の第14代大統領・フランクリン・ピアース(Franklin Pierce, 1804-1869)のY染色体は、ハプログループR1b1(R-L278)である(注1)(注2)。フランクリン・ピアースの父系祖先・トーマス・ピアース(1623-1683)(注3)はイングランド・ノーフォーク州ノリッチに生まれ、マサチューセッツ湾植民地に入植した人物である(注4)。
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注1)"Pierce DNA Project"
注2)"Presidential DNA"
注3)"Ancestry chart"
注4)"The Life of Franklin Pierce" 1852, Chapter 1
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