セネル・クーリッジ

ページ名:セネル_クーリッジ

登録日:2011/10/28(金) 00:08:18
更新日:2023/08/07 Mon 15:17:02NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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テイルズ レジェンディア tol 主人公 お兄ちゃん 狂犬 仙人 パン職人 ネタバレ項目 鈴村健一 セネセネ セネル・クーリッジ セの字 ふっはっくらえ マリントルーパー 「ステラァァァ!」←某ガンダムキャラとは関係ない ×魔神剣 ○魔人拳 たくさんの秘奥義 サレがアップし始めました テイルズ四天王 セネル 何気にハイスペック



テイルズ オブ レジェンディアの主人公。


Senel Coolidge


年齢:17歳
身長:171cm
体重:59kg
3サイズ:90-65-83


CVは鈴村健一


テイルズオブシリーズ初の拳で戦う主人公。ファンからの愛称は「狂犬」「仙人」
原作でもパーティメンバーから様々な呼び名で呼ばれており、「セネル(ウィル)」、「クーリッジ(クロエ)」、「セネセネ(ノーマ)」、
「セの字(モーゼス)」、「セネルさん(ジェイ)」、「セネルちゃん(グリューネ)」、「お兄ちゃん(シャーリィ)」と一人も被っていない。


弱冠17歳でマリントルーパーの資格を持っており、海の乗り物なら船でも潜水艇でも操縦することができる。……彼が操縦した乗り物は大破故障水没と全て悲惨な末路だが。
主人公どころかシリーズ通して見ても凄まじいくらい生活能力が高い人物であり、マリントルーパーの他にも格闘家・船大工・漁師・保安官・パン職人・看護師・水泳のインストラクターと言った職業スキルを持っている上、
テイルズ歴代主人公で唯一「自力でマイホームを買った」男である。ついでに言うと、その家が綺麗に保たれている事から家事もちゃんとできるようだ。


ヒロインであるシャーリィとの関係は兄妹だと他人には言っているが、実際には血は全く繋がっていない。
これには深い理由があるのだが、テイルズ オブ ジアビスの特典DVDでは他の主人公達に「年下の女の子にお兄ちゃんと呼ばせる危険な奴」と誤解されてしまう。(4コマでも仲間から「趣味?」と言われてしまうネタがあった)



興味のないことには無表情、無関心、無愛想を通し、自分や仲間に危害が及ばない限りは「勝手にやってくれ」のスタンスを通す。
ドラマCDでワンダーパン職人から「家で兄弟がひもじい思いをしている」という話を聞いても「俺には関係ないな」と言い切るほど*1
見も知らぬ赤の他人に興味はないが、自分の守りたい者を護ることに対しては積極的に行動するタイプであり、基本的に冷静ではあるが芯は熱く、時に相当な無茶をやらかすこともある。
その自分の身を省みない生き方は、ある意味危うさすら感じさせる。


作中ではシャーリィが行方不明や命の危機に陥るとすぐに周りが見えなくなり、誰彼構わず噛みつく余裕のなさを見せる。
この時の様子をウィルが「まるで狂犬のようだ」と呟いたため、メインシナリオの彼はファンから「狂犬セネル」と呼ばれることも。



彼は元々戦災孤児であり、幼少の頃に軍に拾われた経歴を持つ。
ヴァーツラフの開いた格闘施設で訓練を受けた彼は水の民の里に潜入し、メルネス(シャーリィ)を誘拐する任務を命じられ、湖の集落へ潜入するが、
湖の集落で幼いシャーリィとその姉ステラと交流を交わしていく内に情にほだされた彼はシャーリィを誘拐することはしなかった。
しかし、ある時シャーリィが病気にかかり、薬を取りにいくときに集落を出たことが結果的に軍の手引きに繋がってしまい、集落は襲撃されてしまう。


なお、セネルはこの頃はシャーリィの姉であるステラを好いており、シャーリィに過保護なのはそのステラに「シャーリィを守ってほしい」と言われたのも理由の一つ。
ステラは襲撃事件以降消息を絶っており、この言葉が事実上のステラの遺言となっていたというのも大きい。


しかし、実はステラは死んだわけではなく、敵であるヴァ―ツラフに囚われた上で遺跡船の動力とされてしまっていた。
ステラは遺跡船と精神を同調させており、セネルが遺跡船を訪れたのも彼女の導きによるものであり、その後も彼を間接的に何度も救っていたのだ。
そしてシナリオ中盤、セネルは死んだと思われていたステラと再会を果たし、ヴァ―ツラフが倒されたことでステラも救出されるが、
ステラはヴァ―ツラフが最期に敵国に向けて放った遺跡船の主砲「滄我砲」を命がけで喰い止め、その反動で帰らぬ人となってしまった。


再会を果たし、救出した想い人を目の前で再び喪うこととなったセネルは、


「ステラァァァァーーー!」


と、悲痛な叫び声を上げるのであった。(ちなみにこの叫び、ゲーム中では計3回叫んでいる。1回目がステラを発見した時、2回目がアニメムービー、3回目がステラ死亡時。漫画版では死亡時の1回のみ。)



………某ロボットアニメで同じ声が同じ名前を叫んだが全くの偶然である。時期も似ていたせいかかなりネタにされてしまっている。
ちなみに、向こうのステラの声はプレセア。


ただ、このシーン自体はストーリー中盤の最大の見せ場であり、セネルの叫びと共に流れる挿入歌「蛍火」が悲壮感を漂わせるシリアスな場面なので、ネタ扱いを嫌う作品のファンも多い。



■キャラクエストのセネル


メインシナリオの後、セネルは灯台の街ウェルテスで保安官の仕事をするようになる。


「シャーリィを護る」事に拘ることを卒業したことによりメインシナリオの時の余裕のなさが抜け、シャーリィとも対等な目線で接するようになった。


「俺はもう何もしちゃいけないんだ」
これまで自分がシャーリィの為にとしてきた事は全部自己満足の為でしかなかった。彼女には彼女の人生がある。
己の庇護を離れ、自分の力と意思で巣立ちを果たそうとするシャーリィを見守りつつ自省の意味で彼女への干渉を断ち切ろうとする姿は
彼自身の一大転機とも言える場面でもあり、この状態をメインシナリオとの変化・成長の意味で「仙人」と呼ばれ区別されている。


お人よしさも強調され、仲間の無茶な頼み事にも、文句は言いつつもしっかり付き合う良い人になっている。
むしろそのお人好しぶりからパーティ1の問題児からパーティ1の苦労人になっている気がしないでもない。


女性にもよくモテており、シャーリィやクロエから好意を寄せられるが、ステラのこともあってか、仲が進展することはあまりない。
シリーズ恒例の最終戦前に行われるヒロインとの会話も、彼だけ墓参りをしていた。
ちなみに、メインシナリオや過去を含めると、ステラ、シャーリィ、クロエ、フェニモールと4人の女性から好意を寄せられるフラグ建築士。爆発しろ。


仲間と信頼を深めた為か仲間のボケに容赦ない(的確な)ツッコミを入れるようになっており、ツッコミキャラが定着。
時系列的にクロエ編直後に該当するドラマCDでもそのツッコミは健在。むしろ、パワーアップしてる。



  • 戦闘面でのセネル

格闘家の為攻撃のリーチは短いが攻撃速度が速い。
また、他の作品の男性格闘家キャラであるコングマンやジュード等と同じく、HPや物理攻撃・防御が高い反面、術関連やTPは低い


飛燕連脚や連牙弾などの歴代格闘技(といってもモーションは全く違う)の他にダウンした敵に追い打ちを加える投げ技を数多く修得しており、投げた敵で他の敵をダウンさせて更に投げることもできる。


レジェンディアというゲームとしてのシステムバランス上、セネルのパラメータは異常に優遇されているためにHPや力と言った数値が全キャラ中トップ。火力壁役としても最強格であり、イクストリームを装備すると「もはや彼一人でいいんじゃないかな」というレベルまで無双できる。



さらにラスボス限定の投げ技も習得
メタメタにメタります


■秘奥義


  • 「ふっはっくらえ」

ジャブ、フック、アッパーの神速の三連打を相手に叩き込む秘奥義。
高火力で隙も少なく、更に発動に特殊な条件も必要とせずに使うことができる。


  • 「ふっはくらえ+まかせてくれ」

クロエの術技をショートカットにセットすることで発動できる協力秘奥義。
互いの技の隙を完全に打ち消して繰り出される拳と剣の連撃は相手の反撃を許さない。



  • 「伝紲海神撃(でんせつかいしんげき)」

高性能のダウン付き攻撃術であるタイダルウェーブ(シャーリィ)・メイルシュトローム(グリューネ)を起点に、万物神追撃(鬼畜威力でどんな敵も投げれる投げ技)を繰り出す、究極の連携投げ。
早い話が、ド派手にダウンを奪ってもらってそれを豪快に拾い投げるという、レジェンディア連携の醍醐味を凝縮した大技である。
仲間と協力して万物をちぎっては投げちぎっては投げ飛ばす爽快感は他で味わえない。




それ秘奥義じゃないだろって?


   *   *
 *   + ああ!そんなものはない!
   ,γノ)ヽ
 n γ .ノ+^wゝ n
(ヨ.(7w*´∀`)E)
 Y    Y *


そんなものはいらん!


…え?欲しい?


  • 外部作品のセネル

原作の他にもテイルズオブバーサスやレディアントマイソロジーにも出ているのだが、原作のスキット絵に正面顔がないため、新規に絵が描かれているが顔が安定しない。



船の番人としてマリントルーパーの仕事をしている。看護レベルだが医術の心得を身につけている。シャーリィと生き別れてしまっため終始、狂犬モード


さらに医療技術も身につけており、多芸さに磨きがかかった


ちなみに妹は亡くなった王女の替え玉にされているらしい


性能は作中でも屈指の高性能で三本の指に入る強キャラ。
魔神拳・竜牙によるハメコンボは対戦で禁止扱いになるほどに壊れ性能
一度連打が始まると何も出来ずに鎮められるほどに攻撃が速い


秘奥義は「万物神追撃」


これはレベル99で覚える投げ技の集大成が秘奥義に格上げされたもの


TOVS.ではモーションが迫撃掌⇒巨岩⇒礫岩⇒軽岩の順番で繋げる技になっている
ちなみにゲーム中屈指のお手軽ループコン持ち



  • レディアントマイソロジー

外輪の世界から海を越えてやって来る。何者かの襲撃から逃れる為にシャーリィと共にやってきたらしいが、シャーリィとはぐれてしまい、今回も狂犬モードで出演。
また、通常攻撃の戦闘ボイスが「ふっはっせい」になってしまっている。


カナヅチのリフィルにマンツーマンで水泳の練習に付き合ったりした。


マイソロでの登場時から他キャラとの差別化のためか、原作でのパワーキャラ性能はなりを潜め、力<<<速さのキャラに変化を遂げている。


  • レディアントマイソロジー2

何故か天然パーマとカラーコンタクトに目覚め、航海のプロが必要とされてやって来る。今回はシャーリィは無事なので仙人モードで参加している。


同じ格闘家のファラと拳のあり方について語り合ったり、チャットの海賊行為に効率的な略奪方法の提案をしたりと協力的。
戦闘ボイスも「ふっはっくらえ」に戻った。時々、「ふっはっヒョウッ!」とテンションが高くなるが……


この作品では格闘家の性能弱体に伴い、火力の大幅ダウンから大分弱キャラに代わってしまった



今回はシャーリィも一緒に参加しているため常時仙人モード。
故郷ではマリントルーパーとして働きつつ、保安官の手伝いもしていたらしい。


ノーマに迎えにこいと手紙で呼び出されたり、ワンダーパン職人に何度も呼び出されたりと気苦労が絶えない。
実際、ワンダーパン職人からの呼び出しに応じる主人公に何度も『無視して帰らないか?』と消極的な姿勢を見せている。
……それでも付き合うところがセネルである。


シングやティトレイなど、ボケキャラが多いためにツッコミ役としても苦労している。
シング「もろきゅう…ああ、『モロにキュウリ』のことだね!」
セネル「なんで略称だと思うんだよ!?」


ティアとの任務中に彼女の歌を褒め、「譜歌を今度聞かせてほしい」とフラグを無意識の内に立てる。


ヴェイグやアスベルと武器や戦法について熱く語り合うなど、ちょっと少年っぽいところも覗かせた。


秘奥義は原作で没になった殺撃幻竜陣


「逃がすかよ! 殺撃…幻竜陣! 沈めえっ!!」


…ちなみにたまにフリーズしたりする…。


「(…PSPごと)沈めえっ!!」


  • ツインブレイヴ

シリアスシナリオはクロエが主人公で、彼女の「背中を預けられる仲間」としてしっかり彼女をサポートする。


…コミカルシナリオでは『ねぼすけ大魔王』(狂犬モード逆ギレ付き)。


ギャグ補正が多分に働いた新しい(?)お兄ちゃんの形である。
あとパン職人。とりあえずパンを焼けば解決する。
秘奥義は引き続き殺撃幻竜陣。





なんだ?追記修正するのか!?上等だ!相手になってやる!!


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  • ふっはっくらえ!連牙飛燕脚!を一番聞いた気がする。正面顔は慣れないぞしかし -- 名無しさん (2019-07-23 13:46:01)
  • マイソロ1でルークとどっちが身長高いか張り合ってたのこの子だっけ?設定上同じなんだから変わらねーよ…と思った記憶が。 -- 名無しさん (2019-07-23 16:13:16)
  • ツインヴレイブの特典小説だとなんやかんやあって意識がもうろうとしているクロエの服の一部をはぎ取り吸う -- 名無しさん (2019-07-23 19:09:36)
  • 他人には冷たいが身内にはめちゃ優しいんだよね 序盤はその身内がシャーリィとステラだけだったが次第にパーティーメンバーも身内枠になった訳で  -- 名無しさん (2023-07-02 22:13:04)

#comment

*1 尤も、当人の話す内容にあまり悲壮感がないのでセネルのこの反応も無理はないのだが。

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コメント

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