フアナ(境界線上のホライゾン)

ページ名:フアナ_境界線上のホライゾン_

登録日:2012/07/21 Sat 08:02:09
更新日:2023/08/12 Sat 18:58:15NEW!
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――しっかりして下さい!もう!



川上稔著〈GENESISシリーズ〉『境界線上のホライゾン』の登場人物。
CV田中理恵


所属:三征西班牙
教導院:アルカラ・デ・エナレス
役職:副会長兼会計
戦種:全方位経営師



◇外見的特徴
極東系長寿族の女性。
長身、巨乳、眼鏡の女教師系。
特にその巨乳っぷりは立花嫁を上回り、武蔵オパーイカースト上位に引けをとらないレベル。
上乳丸出しな三征西班牙の制服も相まって実にけしからんことになっている。




◇作中での役割
八大竜王のひとりで、大罪武装“嫌気の怠惰”の所持者。
三征西班牙の武蔵襲撃の際、その超過駆動で武蔵勢を苦しめた。


しかし、副会長兼会計という役職から、戦闘よりも政治、事務仕事が本職。肩の装甲にラップトップのPCを仕込むフルアーマー事務員。


総長「どうして彼女みたいな有能な人が僕の下にいるんだ」


というわけで、かなり仕事のできる人。
やる気皆無な総長に代わって、三征西班牙の実質的な経営を行っている。
その手腕はかなりのもので、就任一発目からインサイダーギリギリの取引を行い、財政難の三征西班牙に国家級大儲けをもたらした。
他、三征西班牙が衰退に向かうように総長が承認していたことを仕事でどんどん覆し、国を盛り上げていた。
(立花嫁曰く「これは歴史再現に反する行為だが、何が正しいのだろうと皆悩んでいた」)


また、三河にて大罪武装を奪われた立花・宗茂に対し、「西国無双の名に傷が付くと、三征西班牙への投資が鈍る」として、襲名解除を決定したのも彼女である。


とはいえ、ただの仕事ができる理知的な人物というだけではなく、

  • ベラスケスと房栄の挑発に乗ってクリスマスに「煙突からマリア様」を行おうとしたら、煙突に胸と尻がつかえて半泣きになる
  • 病院の子供たちに手作りのお菓子を配る
  • 全裸のゴッドモザイクをがっちりホールドしてしまい、きゃあ系悲鳴を上げる

など、可愛らしい一面もある。


キツイ部下「気になる男に開脚や乳挟みなど、流石八大竜王。私もまだまだ甘いと思い知りました」
書記「…お前、何か壮大な勘違いをしてると思うぞ」


総長兼生徒会長フェリペ・セグンドに対しては、そのやる気のなさ、威厳のなさからことあるごとに叱ったり説教をする。


副長「姐さんは総長にだけやたらと厳しいよな」


しかし、そんな彼のことを何故か全面的に支持し続けている。




あの人は、出来る人です

私達が信じなければどうすると言うのです




以下、原作二巻及びアニメ二期ネタバレ


















おじさん……

御免なさい……!


嘘ついていて御免なさい!!

だから、だから、

――置いていかないで!!




セグンドの「レパントの海戦における唯一の戦果」である、彼が救った長寿族の少女(実際には半寿族だった)、その正体である。


三征西班牙は純潔主義であり、長寿族と人との混血である半寿族は虐げられていた。
彼女は長寿族の村で半寿族として産まれ、不義の子として幽閉されていたところをセグンドに救われたのだが、その際に自分は長寿族であると嘘を言ってしまう。
(半寿族は見た目長寿族と変わらないが、外見の成長速度は人間と同程度。つまり成長すると外見大人だが精神は幼いままというアンバランスなことになる)


その後ベラスケスの協力を得て、孤児院や教導院を一年ごとに転々とし、各地を移動することで三征西班牙の実情を学び、現在の役職に就いた。


フアナが半寿族ということはかなりの機密事項とされていたようで、知っていたのはベラスケス、隆包、房栄、宗茂のみ。
ギンには作中でバレてしまうが、バルデス兄妹は知らなかったと思われる。



Ⅱ〈下〉終盤。
「王がいなくなれば、三征西班牙の衰退の時代は終わったと解釈できる」とし、玉砕前提でアルマダの海戦に向かうセグンドに対して、自分の正体を明かして引き止めようとするも、セグンド自身が『自分の助けた長寿族は実は半寿族らしかったみたいだ』と、自分が間違えて連れてきてしまったかもしれないと嘘を言われ失敗する。
(この時、教皇総長も聞いていたので、セグンドの判断は良かったと思われる)
が、船の自沈を決行したセグンドの元に再度赴き、心の中に溜まっていた自分の彼に対する想いを吐き出し、また聖連からの横槍もあってどうにか説得する。


この時のフアナさんは


私のこと、お嫌いですか?書記から、貴方の女性の好みを聞いて、……頑張ったんですよ?性格こんなですけど、だったら、表見だけでも、嫌いですか?
命を救われたという、その代償として、……私をどんなにしてもいいんですよ?


と、最早デレたとかいうレベルではない。
さらにそのやり取りを部下に見られようが気にしない勢いである。


そしてアルマダの海戦に破れるも、今と向き合うようになり、新しい三征西班牙を作っていこうとするセグンドを支えていくことになる。




◇三巻以降
三征西班牙の面々と共に時々登場。
セグンドへの態度はかなり軟化し、一緒に向日葵畑の手入れをしたり、褒められて照れたり、以前より関係は良好になっている模様。
房栄曰く「上からキビ砂糖でも撒きたくなるよね、と」。




8中で作品世界のコミケに「ここで禁書指定の歴史再現をしておけば」との総長からの薦めでフローレスと来訪した後、8下では明智・光秀に依頼され彼の傭兵となった三征西班牙軍を率い登場。
決戦ラストでは“嫌気の怠惰”でホライゾンが入手した“淫蕩の御身”を相殺するも、打ち合いに負け大罪武装が手から離れ武蔵勢に確保された。
これは周囲曰く「嫌気がさすのが嫌になったからではないか」とされ、9上で武蔵勢と対談し「外界開拓への協力」等の交渉を行い正式に武装を譲渡。
その後9下で彼らが解読に難儀していた「カルロス1世のメモ」に関する情報提供を行っており、
10下ではスペイン史に残るもう一人の「フアナ」こと「狂女」大フアナ(カルロス1世の母)の隠居(?)先へと武蔵勢を誘い、彼らが「どこにもない教導院」の真実にたどり着く切っ掛けを創っている。



追記、修正お願いします。


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