里見・義康(境界線上のホライゾン)

ページ名:里見_義康_境界線上のホライゾン_

登録日:2011/09/17 Sat 23:14:37
更新日:2023/08/07 Mon 15:02:30NEW!
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「いずれ必ず、――私と八房が貴様を地に堕とす」



里見・義康とは川上稔著〈GENESISシリーズ〉『境界線上のホライゾン』の登場人物である。


所属:里見教導院
役職:生徒会長→総長兼生徒会長
戦種:重武神騎乗師
種族:長寿族



あだ名:ヨッシー、貧乳ペタ子
(命名:みんなの賢姉こと葵・喜美)


●概要
登場は『Ⅲ上』から。
青いカラーリングの武神“義”を駆り、義経にけしかけられた真田十勇士と武蔵勢の戦闘に介入、停戦させた。


里見教導院生徒会会長(つまり政治系役職)であるものの、並み程度の相手ならば一方的に攻撃を通し続けられるほどの実力を持つ。
IZUMOでのVS六護式仏蘭西戦では短剣の一撃を放とうとしていた武神の手首を鞘で抑えつけ、そこから抜き打ちで右胸に突きをぶち込むなどの高い技量を見せつけた。
仮想操縦席では義康が和室四畳半に座っているように見える。


犬耳が生えているように見えるが実際は単なる髪型であり、目立たないが長寿族としての長耳が生えている。


性格的には常識人にカテゴライズされ、いつも朝三時には起きて顔を洗って教導院周りを走った後、剣の鍛錬を行い、その後みんなを叩き起こして朝食にする、と規則正しい生活を送る真面目な子。
ただ、身体の小ささや技量的な問題が手伝ってか、姉である前“里見・義頼”や現総長里見・義頼に追い付こうと肩肘を張っているためややお堅く、負けず嫌い。


北条・氏直の挑発にまんまと乗って呑めない酒を飲み、そのままダウンするなど少々向こう見ずなところもある。(もっとも、バイーンな氏直にコンプレックスを刺激されたのも原因だが)



またその生真面目さが祟って武蔵の外道共の奇行・奇言に振り回される。
具体的には初対面の全裸を見て悲鳴をあげたり、酔いつぶれた翌日に全裸からボディプレス“早朝ファラオの目覚め”を喰らったり、階段降りようとしたところに下から全裸の直撃を胸にもらい『……お前、それでいいのか?』とか言われたりロリーな身体のことを(※言論的に)いじられたりと散々。
『Ⅲ上』の巻頭カラーページで『真面目被害者』と書かれているが正にその通りである。
それゆえに戦いの中で様々なことを学んでもいるが。


ただし、早々に全裸を黙認してしまうようになった本多・正純に代わる『常識人ポジション』として期待されてたりしたが…
武蔵の毒には勝てませんでした


3下最後からは義頼の最期の願いにより“八房”を託され武蔵の高等部2年に転入。修行及び羽柴勢に奪われた里見の地奪還のため動くことになる。
また4下で「里見」の国がいずれ滅ぶことになる未来をも考え、娘を失くした最上・義光の嫡男「最上・義康」の名をも継ぎ、義光から色々と学ぶことを決意している。



●活躍


6中・下では小田原の戦いの歴史再現として行われた合同相対戦に参加。
北条・幻庵の駆る機鳳に遠隔操縦モードの“義”で対抗し苦闘の末勝利。
さらに羽柴勢の可児・才蔵と空詠み(カラオケ)対決をもしており、初めて歌う流行歌に戸惑いつつも*1勝ちを収める。


続く7での「関東解放」戦では直政や同じ2年の代表委員長大久保・忠隣/長安らと共に行動し、里見奪還のため小西・行長の操る八犬武神の改造機体“孝”と対決。
課金で全てを賄うブルジョワ機体と貧乏な自分とを比較してムカつきつつも、遠隔操縦をも駆使して“孝”を倒し、里見奪還を果たす。


そして里見に残り羽柴の元にやむなくついていた正木・時茂を里見教導院の新副会長etcに任命し、武蔵を助けいつか里見の民が新しく安住出来る地を見つけると約束し再び武蔵に乗っている。


“八房”に関しては9時点でも乗れず、「まあ全部終わったら乗れるのかな…(意訳)」と悟りの境地に達していたが、
10中で羽柴勢が「精密にコピーし、姉と義頼の戦闘データを搭載した自立駆動型コピー“八房・改”」を実戦投入。
それから数週間後の10下で相対するも押し切られ、「こいつだけには負けたくない」と「浅ましい怒り」を感じた瞬間、なんと“八房”が起動。そっちに乗り換えコピーを一刀両断した。
武蔵機関部の三科・泰造曰く、今までの義康は真面目で努力を欠かさずとも「支配者に必要な」が足らず(トーリにはあった)、
「今の自分だけでは届かないものに手を伸ばそうとする欲」を感じたことで動いたのだそうな。


その苦労によって得た強さは11下での最終決戦でも生かされ、「幸福(瓦解)の自分」が駆る“八房”をも討ち果たしている。



続編『境界線上のホライゾン NEXT BOX』でもまだ武蔵に在籍しており、主要メンバーが現場で動く傍ら大久保らと共に武蔵の留守居役となっている。



○“家臣殺し”
参照:里見・義頼


実際のところ、現総長里見・義頼との関係は『微妙』。
彼が姉の“前:里見・義頼”を騙し討ちに近い状況で殺したこと、だがその姉が彼に“八房”を譲渡するような遺言を残していたこと、なにより義頼自身が“家臣殺し”に関して何かを隠しているためか、義康としては納得出来ない状況が続いている。
徳がなければ動かせない“八房”を義頼が動かせるため、彼が通すべき筋は通していることは理解しているので、恨むに恨めない。


お堅い性格も手伝い、余裕のない時は義頼の気遣いに邪険な反応を返してしまう始末である。
ただ内心では『彼がそれを話さないのは、真実を託せるほど頼りにならないからだ』と思っており、これのせいで反発しているだけで義頼のことを憎んでいる様子はない。


事実、彼が真相を明かしてP.A.Odaの巨大戦艦“安土城”へ特攻した際には、彼の犠牲に深いショックを受け、泣き崩れていた。




○“嫌がらせ”
犯人:北条・氏直
印度諸国連合に生息する森くん系の連中を里見に投下するという嫌がらせを時たま受けていた。しかも連中は巨乳好きで姉の先代義頼ばかり狙い義康には目もくれないという二重の嫌がらせ。何故か現義頼も狙われていた。



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  • Ⅶ上の表紙が…あれはコンプレックスにもなるよなあ… -- ぺターン (2014-01-13 09:30:55)
  • 次はヨッシーメイン巻かな? -- 名無しさん (2014-01-22 14:51:03)
  • ↑×2 貧乳なりのエロさがグッドじゃないか -- 名無しさん (2014-01-24 12:39:39)
  • Ⅶでは頑張ってたなぁ。……なんか外道化してるけど(五秒後の件とか) -- 名無しさん (2014-06-23 15:10:12)
  • “義”って特殊能力なしの基本スペックがほんのり高い機体って認識で良いの? -- 名無しさん (2014-10-09 15:31:06)

#comment

*1 ちなみに最初喜美から試聴音源を提供されるもうますぎて参考にならず、ついでこっちも初歌だった正純の音源は演説じみて駄目で、最後鈴とアデーレのデュエットバージョンでやっと参考資料を得ている。

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