登録日:2024/02/18 Sun 03:53:00
更新日:2024/03/01 Fri 15:34:06NEW!
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龍が如く sega ハワイ 愛すべきバカ達 炎上 復讐 公式が病気 成り上がり 更正 龍が如く8 大解散 スジモンバトル ドンドコ島 現代の闇 エンディングノート ヤクザの過去 極道の未来 捨てられないゴミ
世界一、運が悪くて
世界一、ハッピーなヤツらの物語
~概要~
『龍が如く8』(英題:Like a Dragon: Infinite Wealth)は、2024年1月26日にセガゲームズより発売された龍が如くシリーズ、通算10作目のナンバリング作(『0』および『7外伝』含めて)。
これまでの日本語、英語に加え初の中国語ボイスが収録。字幕では11言語に対応、全世界・全プラットフォーム同時発売と、グローバルのタイトルとして大々的に宣伝を展開した。
対応機種はPlayStation4、PlayStation5、Xbox One、Xbox Series X/S、PC(STEAM、Microsoft Store)。2024年1月26日に発売。
本作というか『7外伝』からであるが、英題が従来の『Yakuza』から、『龍が如く』を直訳した『Like a Dragon』に改められた。
近年本格的に海外市場に力を入れるようになったこと、またシリーズもヤクザを描く物語に留まらないものになってきたことから、
英題を『Yakuza: Like a Dragon』とした前作『龍が如く7 光と闇の行方』を挟んで(英題でも繋がりがわかるようにして)改題することとなったようだ。
本作では『7』の主人公春日一番と、シリーズの顔である桐生一馬のダブル主人公で進行。
春日は再びどん底に落ち、異国の地で自分の肉親を探すために奔走する。桐生は病に侵され、残されている時間で何かを成し、そして一度は「消した」はずの自分の人生を振り返る。
舞台はおなじみの神室町と7の伊勢佐木異人町、そしてシリーズ初の本格的な海外マップ、ハワイでストーリーが展開。
ハワイと言ってもホノルルシティの一部ではあるが、それでもシリーズ史上最大の広さを誇り、非常に精密に作られたリゾート地の街並みに誰もが目を奪われる。
章のタイトルには歌謡曲のタイトルが付けられており、最終章のタイトルになる曲は、実際にゲーム内で流される。
~バトルシステム~
『7』に引き続きターン制RPG。先んじて発売された『7外伝』ではアクションに戻ったが、『8』では遂にターン制RPG方式で桐生を操作できるようになった。
『7』のシステムをベースに様々な変更・改良がされて、独自性を保ったまま戦略性およびテンポを大きく向上させた。
やや大味だったバランスも、
- 極技の範囲調整。『7』では最終的に全体攻撃を連発になりがちだが、『8』では極技の範囲が細かく設定されており、敵の位置を気にしながら技を選択するのがより重要に。
- 敵耐性の弱体化。『7』では後半の強敵は弱点属性が一つだけ他は軽減と、有効打になる技が限られていたが、『8』では敵の耐性がかなり緩和され、弱点じゃなくてもまともなダメージを与えることが可能。
- 全キャラクター共通で通常攻撃がMPを回復できるようになった。これによってMP消耗がある程度抑えられ、雑魚戦で極技を出し惜しむ必要が少なくなった。
- キャラクターが行動時、一定の範囲内で歩き回れるようになった。路上に落ちている物を掴み武器攻撃を繰り出し、敵の背後に回り通常攻撃で大ダメージ、敵の吹き飛ぶ先を指定して仲間に追撃させるなど、戦略性が大きく広まった。
- 絆が深まった仲間との連携攻撃や、ダウンしている敵に追撃が可能になった。連携攻撃に参加するキャラクターは両者のMPが回復と、装備している武器効果を両方発動できるため、複数の状態異常を付着可能と実用的。
……などなど、かなり完成度の高い出来に昇華させた。
また桐生のみ特定の条件を達成すると、過去同様のアクション方式で敵を薙ぎ倒すモードを発動でき、ゲームの仕様すら超えて暴れまくることが可能。
ジョブチェンジももちろん続投。
本作ではアクテビティツアーで習得したジョブの極技を自由に他のジョブにセットでき、カスタマイズの自由度が大幅に上昇した。
セットできる枠数はキャラクターの絆レベルによって拡張され、積極的に絆を深めることで戦闘も有利になる仕組み。
武器や防具はランクがつけられ、☆1から☆7までと、一目で大まかの性能が判別できるようになった。
武器錬成も進化し、完成させた武器をさらに強化できるよう、「強化鉄鋼」で性能を上昇させたり、「刻印」で指定の効果を付与できるようになった。
これによって目的に応じてある程度武器のカスタマイズも可能。
●目次
~あらすじ~
数十年前。
車に乗った老夫婦が経営の話をする最中突然強盗に遭い、射殺された挙げ句身につけた飾りが奪われた。
依頼人と思われる男に飾りを渡す殺し屋だが、用済みと言わんばかりに男に殺害され、男は闇へと消えて行った。
2021年日本。
野心が暴走し修羅の道へ突き進む青木遼、もとい荒川真斗は、春日一番の必死の説得で踏みとどまるものの、部下だった久米颯太に刺され、落命。
渡世の親、元荒川組・荒川真澄と兄弟同然の真斗を失いながらも、春日は荒川真澄の遺志を継ぎ、伊勢佐木異人町のハローワーク職員に就職し、極道大解散によって散り散りとなった元極道者の社会復帰のために奔走する。
その献身的な行動によって、いつしか「ハマの英雄」とも呼ばれ親しまれる春日は、激務に追れつつも、かつて一緒に冒険してきた仲間と共に平穏な日々を過ごしていた。
ナンバ(難波悠)、足立宏一は無事就職・起業し、春日も職場に慣れていき、
生活が多少落ち着いた所、意中の女性・向田紗栄子との関係を進展させるべく、勇気を振り絞ってデートを申し出る。デート自体は順調に進んでいたものの、春日の突然のプロポーズに紗栄子は答えを伝えないまま、二人の間に蟠りが出来てしまった。
時が経ち……ある日、いつも通りにハローワークに出勤する春日は突然、理由もなく解雇を言い渡される。
わけもわからず失意のまま帰宅した所、スクープ狙いの配信者に絡まれた春日は、自分はネット上のインフルエンサー、暴露系Vtuber「多々良ひそか」によって事実無根のデマが拡散され、謂れのない誹謗中傷の嵐を浴びていることを知る。
すぐさまナンバと足立に連絡をするが、二人もまた同じ動画の暴露によって職を失っていた。
そんな中、春日がかつて社会復帰させた元極道・佐々木が、極道組織「横浜星龍会」へ足を運んでいた情報を聞き、ナンバと足立と再びパーティを結成し、佐々木の行方を掴むべく星龍会へ潜入する。
一悶着はあったものの、春日たちは星龍会若頭海老名正孝と出会い、海老名は現在佐々木含めて元極道者に「各国からのゴミ処理・管理」という仕事を与え、職は保証されていると聞き、春日一行はひとまず海老名を信用する。
しかし春日が去ろうとする際海老名に呼び止められ、そこで予想外の人物と引き合わされる。
無期刑に処されたはずの元荒川組若頭・沢城丈であった。
沢城は自分が釈放されたわけを話し、春日にある依頼をする。「春日の産みの母・茜は生きている。ハワイに行き、彼女と会ってくれないか」と。
こうして春日は、荒川真澄の遺灰の入った飾りを携え、ハワイへ旅立つー
~登場人物~
パーティメンバー
- 春日一番 CV:中谷一博
『7』に引き続きメイン主人公*1で、全14章ある内の10章でパーティーのリーダーを担当する。
『7』の出来事を経て「ハマの英雄」と呼ばれながらも平穏な生活を送っていたが、「多々良ひそか」のデマ動画によって再びどん底に落ち、かつてのカシラの沢城の依頼で単身ハワイへ飛ぶ。
到着早々タクシー強盗に会い、偶然知り合った人物の助力で母・茜の住所に辿り着くものの、そこで見知らぬ女性に酒を盛られ、
身ぐるみ剥がされ「ぬののふく」すら無い文字通りの裸一貫でビーチに放り出された挙げ句当地の警察に逮捕され、しかも汚職警察によってあわや冤罪を被せられるというあまりにも不運なトラブルの連続で絶体絶命の危機に陥るが、
これまた偶然その場に現れた桐生に助けられ、ようやくまともに活動できるように。
本来なら茜と会うだけのはずが、茜が行方不明と、桐生もまた大道寺一派の命令で茜を探していると聞き、茜捜索のためにハワイで新しい仲間と、新しい冒険を展開する。
前作と変わらずやはり超がつくほどのお人好しで、上述のタクシー強盗や訳あって自分をハメた女性を快く許し仲間と認め、
さっきまで戦っていた敵対組織の人物が急展開で息子が人質に取られたとき、彼を解放し息子の救出にも協力するほど。
専用ジョブは『7』の「フリーター」と「勇者」に加えて、新しく「召喚士」が追加。
勇者はすべての能力が平均的で、攻撃、回復、補佐とオールラウンダーの性能で使いやすい。
フリーターは一見勇者になれるまでの繋ぎだが、『8』ではフリーターの攻撃性能が大幅に上昇しており(同ランクのフリーターと勇者と比較しても、最強装備の勇者はフリーターより攻撃力が低い)、
極技継承で技のレパートリーを充実させれば、勇者以上に強力なジョブになる可能性が秘めている。
召喚士はスジモンを召喚して攻撃するという能力の持ち主で、強力なスジモンを所有しているほど強力になる。
- 桐生一馬 CV:黒田崇矢
もう一人の主人公。もはや説明不要の伝説の極道、「堂島の龍」。「あくまでも春日がメイン」という理由によりパーティーのリーダーを担当するのは全14章ある内の4章しかないが、自由時間が多いためやれることは沢山ある。
本作では加齢を重ね、体格がやや痩せ、髪も白よりのシルバーヘアになった。
大道寺一派の命令、ハワイで茜を探すが、偶然警察に追われていた春日を助け、以降春日の申し出で協力を受け、共に行動することに。
『6』の出来事で自分の過去を抹消する代わりに大道寺一派との契約を交わし『8』でもその一員として活動するが、舞台がハワイに移ったことで桐生を知る人がまず存在せず、
堂々と「桐生一馬」と名乗るようになった。
しかし『7外伝』にも登場した花輪は引き続き監視員としてハワイに派遣され、度の過ぎた勝手な行動は許されていない。
流石に自身の老いを痛感していたらしく、「これ以上自分の心が腐ってしまわないよう、考えるより先に体が動くような人々とともに生きたい(意訳)」と思い立ち、2020年ごろに核廃棄物処理場の作業員として自ら志願。不慮の事故で汚染物質に接触し、それが原因か定かではないが、癌を患わっていたことが判明。
余命半年とも言い渡されるが、自分の残りの人生で何かを成すべく、治療を放棄し命を燃やすつもりで任務を遂行するとした。
しかしやはり体が相当弱っているらしく、敵と不意に出くわす場面では逃げを優先し、過去の武勇伝を知った人物からは本当にあの堂島の龍か?と偽物と疑うほど。
だがこれによって過去作のような無茶をすることもなく、慎重に行動するスタンスになったため、ある程度プラスにも働いている。
専用ジョブは「堂島の龍」。職業なのかこれ…
春日のフリーター同様素手で戦うが攻撃力が圧倒的に高く、極技も一通り揃えておりアタッカーとしては申し分ない性能。
またヤクザ、ラッシュ、壊し屋の3種の形態を使い分けることで様々な戦況に対応することが可能。さらに、「エンディングノート」をこなすことで大幅に強化され、最強キャラ候補に躍り出る。
しかし回復・補助技は一切習得していないかなり不器用な性能のため、他ジョブから極技継承を活用して補いたい。
『7』では春日たち全員が掛かっても敵わないほどの隔絶した強さを見せたが、上記の通り重病によってかなり弱体化している。それでも十分戦えてるのでやっぱり人間やめてる
なお、桐生がチームリーダーとしている間は、桐生も春日と同じく敵が変身する幻覚を見るようになってしまう。
(忘れられがちだが、『7』および『8』の戦闘中の演出はほぼ「春日の妄想の産物」である。なお桐生本人は「仲間とともに戦う実感が得られた」と前向きに考えているようだ。)
ネタバレ
中盤、体の限界が来て倒れた所山井一派によって拉致されて、幸い山井はかつての桐生を憧れていたため治療を受けていたが、もはや任務遂行するのが困難な状態であるため、
春日たちに茜捜索を託し、ナンバの付き添いで日本へ帰国。
しばらく春日の家を拠点にするが、そこへ桐生の帰国を聞きつけたソンヒが来訪。紗栄子も迎え4人で異人町で遊び回り、桐生がリフレッシュできようやくある程度落ち着きを取り戻す。
そこでナンバの提案で、エンディングノートを作り、自分の残された時間を自分のために費やすべく、何をしたいのか、何か未練があるのか、を書き綴る。
エンディングノートを充実させていく中、桐生は伊達の連絡を受け、大道寺一派との約束をギリギリ破れない程度に桐生の身近くに過去を知り合いを呼びつけ、桐生は彼らの現在を知り、伊達に感謝し満足する。
同時に桐生は今や実際星龍会、ひいては日本のヤクザのトップに立つ海老名のパレカナとの接点を知り、彼の真の目的を阻止するべく、日本で再び戦いに身を投じる。
- エリック・トミザワ CV:井口理(King Gnu)
春日がハワイに到着した直後に乗ったタクシーの運転手。
だが彼はハワイの日本ヤクザ組織、山井一派に在籍する観光客狙いのタクシー強盗であり、人気のない所にタクシーを止めて春日に銃を突きつけるが、春日には荒事に慣れていないと見破られ、あっさり撃退された。
その後山井と共に春日を襲撃するが、タクシーを損壊させた罰として山井にバールで殴られ、その場で気絶。
春日が桐生と共に茜の住所で捜索する際、山井一派とも出会いトミザワも三度春日と対峙するが、やはり銃を撃つ勇気はなく、春日の発破をきっかけに山井から離反、春日一行に加わることに。
出会いこそ最悪だったが根は悪人ではなく、山井一派に加わったのも過去にあった悲惨の事件がきっかけで借金を作ったのが原因。
良くも悪くも一般的な感性の持ち主で、春日の仲間になったあとも、彼の自分の命すら省みないあまりの献身っぷりには呆れを通り越して激怒するほどだったが、そんな春日に感服し、「一番」「トミー」と呼び合う関係に。
またトミザワ自身も知り合ったばかりの他人を慮るようにと、春日の影響で性格の変化も見受けられる。
パーティに加入したあとは戦闘以外にも、ハワイの地理や内情に詳しく、土地勘のない春日たちには欠かせない助力となっている。
カラオケでは歌わない。桐生や足立の担当声優からは「君が歌ったら上手すぎて他の人がとても歌えなくなる」とネタにされた。
歌声は聞くことはできないが設定上はトミザワもしっかり「えげつないほど歌が上手い」らしい。
専用ジョブは「タクシードライバー」。鈴木太一さんはジョブチェンジできない。
バランスのいい性能で潤沢のMPを持ち、敵の属性耐性を下げて火力アップに繋がり、範囲属性攻撃で敵集団を撃破することが可能。
いわゆる魔法使い的なジョブだが、範囲と火属性で優れるナンバのホームレスと比べると多くの属性を操って弱点を突くことに特化している。
ネタバレ
本来は真面目なタクシー運転手であり、愛する女性マリーとの間に子供も授けられ、我が子を迎えるの楽しみにしていて人生の絶頂期を迎えた所、
突然不動産社長のタクシー強盗の冤罪を被せられ、冤罪と主張するものの弁護士を雇える金もなく、選択肢のない中罪を認め、5年間服役。
その中マリーは多大のストレスによって流産し、出所してすぐさま住所に戻るがすでにマリーの姿はなく、トミザワは一人残された。
一気にどん底に叩き落されたトミザワだが、春日一行と行動する中人生を狂わせた元凶、ドワイト・メンデスと対決し、彼に罪を認めさせた上自分なりのケジメを付け、
さらに根気よく探していたマリーの行方もようやく掴み、彼女が幸せの人生を送るよう祝福し、暗い過去と決別した。
- 不二宮千歳 CV:伊波杏樹
春日が初めて茜の住所に訪れた際に出会った若い女性。
茜のメイド(ハウスキーパー)と自称し、春日を美食と酒でもてなし、あからさまな色仕掛を彼にした挙げ句薬を盛って昏睡させ、パスポート含め身ぐるみを剥がし春日を全裸のままでビーチに放り出した。
身分証明がないままハワイでの活動は不可能のため、春日は茜よりまず千歳を探すことに。
再会した際は春日をハメたわけを話し謝罪し、春日も千歳を信じると決めたため、行方不明の茜を探すべく春日一行の仲間に。
実は日本有数の名家・不二宮家の令嬢にして不二宮グループの後継者。
訳あって一人でハワイにいて、身分を隠すべく彼女なりに派手なピアス、腹を露出させるカジュアルな格好をしているが、
その立ち居振る舞いからは上流社会の人物だと他人からも見て取れる。
物語上、立ち位置が非常に複雑な人物だが、彼女を雇い世話をした茜に感謝する気持ちは本物。
専用ジョブは「財団令嬢」。
勇者に似たオールラウンダー職で、バフや回復にやや寄せた性能。使いやすいが、決め手にやや欠ける。他のジョブから極技を継承し性能を拡張させよう。
ネタバレ
春日をハメたのは、茜が行方不明になった上実の息子が来訪し、もし万が一春日が茜のことで通報し警察沙汰になったら、自分の身分がバレて日本に連れ戻されるのを恐れたため、ある種のヤケクソの行動だった。
春日からパスポートを盗み、偽造パスポートの材料として最適であるため、バラクーダのシマである第5地区への進入が許され、そこで身を隠すつもりだった。
同時にボスのドワイトから命令を受け、同じく茜を探すために第5地区へ潜入した春日一行を始末するために千歳はバラクーダから逃げたと装い、春日と合流してから一行は彼女の誘導の下で罠にハマるはずだったが、
春日と行動を共にする中千歳は春日に付く方が有利だと判断し任務を放棄、逆にドワイトの元に連れて行き、離反してドワイトと対決し、勝利。
春日と和解したあとは一緒に行動し、自分の身分を利用し超高級賭場への入場権を獲得など活躍を見せた。
さらなる重大のネタバレ
実は彼女こそが「多々良ひそか」の正体。
しかし多々良ひそかも本来はただ、不二宮家の生活で貯まる一方の鬱憤を発散させるためだけの活動であり、当時はただ他愛のない話をして、視聴者10人も居れば大盛況なほどの無名配信者だった。
ある日、不二宮家の不祥事が隠蔽されるのを看過することができず、マスコミに情報を漏洩させたが無論不二宮家に潰され、ほぼヤケになって「多々良ひそか」としてそれらの情報を発信したが、
突然わけのわからない情報を暴露した所で当然相手にされず、逆に気味悪がられて僅かな視聴者にすら見限られた。
実際には千歳が配信から外れた後は、よく似た声の別人が多々良ひそかに成り済ましていることも見抜いた当時からのファンが今もちゃんと残っていたが、星龍会との生配信で今度こそ本当に見限られ、フォローも切った旨を新規の視聴者に打ち明けている者が路上で会話してたりする。もっともその新規ファンはただ騒ぎたいだけだったので「古参ファンさんチーッス!」と煽ってくるのだが。
そんな「多々良ひそか」が三田村英二の目に止まり、不二宮の内情をここまで把握できるのは身内に間違いなく、そこから対象を絞って結果、まさかの不二宮千歳本人に三田村は辿り着けた。
三田村は持ち前の情報収集能力で得られたネタと、世間を効果的に煽る台本を千歳に提供し、「多々良ひそか」は三田村の手によって暴露系Vtuberに変容・成長し、最終的に登録者数は500万を超し、メディアと政治家からすら一目置かれる存在になった。*2
千歳も最初は、世に出ないはずの悪事を暴露させることに優越感を覚えたが、徐々に過激化して行く三田村のネタ、そして段々「多々良ひそか」が自分じゃなくなるのを感じ、いつしか「三田村の道具」に変わりつづあった。
もちろん、千歳は三田村にやめようと訴えるが、三田村は逆に「多々良ひそか」の正体、それによって不二宮家にもたらされた損害をバラすと脅迫し、千歳は反抗できなかった。
そして、大衆は「真実」ではなく「炎上して叩ける対象」を求めるようになり、三田村から渡されるのがデマであっても、千歳はもはや「多々良ひそか」の声で台本を読み上げる存在でしかなかった。
「多々良ひそか」は春日一番、桐生一馬への事実無根のデマを流し、三田村と背後にいる海老名の計画を進める駒に成り下がっていた。
つまり三田村英二、不二宮千歳が春日一行に加わるのは全て最初から計画された出来事であり、
千歳は三田村の指示で動き、三田村が千歳から受けた報告をドワイト、および海老名に伝達する仕組みであった。
一行が茜とラニを保護できたことを三田村が報告しようとした刹那、千歳は遂に三田村へ反抗。彼のスマホを奪い足が不自由のからくりを暴くが、既にドワイトへの報告が届き、居場所がバレてすぐさま襲撃に合い、ラニが拉致されて三田村も回収された。
春日に全てを打ち明け、今までやってきたことの罪滅ぼしとして、千歳は単身三田村を始末するべく山井一派から拳銃を盗み彼のいるバーへ向かうが、
春日たちもすぐ合流し戦闘になり、三田村をあと一歩まで追い詰めた所、三田村の策にハマり千歳は強打され、気絶。
ラニ救出は叶わなかったものの、春日はその上で千歳を許し、再びパーティに迎え入れる。
ようやく三田村の束縛から解放された千歳は、今度こそ正真正銘春日たちのために奮闘する。
そして最終局面、満を持して彼女が「多々良ひそか」だからこそ使える「切り札」を披露する……。
- ナンバ(難波悠) CV:安田顕
『7』から続投。芸能人担当キャラながらまさかの続投にファンは歓喜した。
本来の目的(弟の捜索)を達成しホームレスから脱出し、医療メーカーの倉庫に契約社員として就職するが、「多々良ひそか」の暴露によって職を失い、再び(実質)ホームレスになってしまった。
だがナンバ本人は春日のせいだと全く思っていなく、春日がハワイに発ったあとは足立と一緒にハワイに行き春日と旅行を満喫するつもりだった。
しかし春日が危機に瀕していると聞き、すぐさま助力を申し出ると、3人に結ばれた友情は一切変わりなかった。
専用ジョブは「ホームレス」。
『7』と比べて耐久力が向上し、また活かせなかった物理極技も整理され、魔力特化のジョブへと洗練された。ホームレスなのに洗練…
頭一つ抜きん出る魔力を活かし、雑魚掃除からボスキラーまで熟す頼もしい存在。
ネタバレ
中盤、元看護士ということもあって桐生の付き添いで日本にとんぼ返りし、そのあとは桐生パーティの一員として共に活動する。
絆ストーリーでは、職を失ったのは春日のせいじゃないと内心分かりきったが、それでもいつか口が滑って春日に強く当たるのではないかと密かに悩んでいた。
しかし解雇の本当の原因は理不尽な人事による悪質的な嫌がらせだと知り、やっと不安が解消され吹っ切る。同時に自分にとって春日は大事な親友だと再認識し、相談に乗ってくれた桐生にも感謝し、引き続きサポートする。
- 足立宏一 CV:大塚明夫
『7』から続投。
元刑事で、『7』の出来事のあとは「足立調査代行」なる会社を成立し、防犯関連のコンサルティングを主にしこれからさらに発展させる所だったが、「多々良ひそか」の暴露によって銀行からの融資を打ち切られ、
会社の維持ができなくなり倒産せざるを得なくなった。
ナンバと同様、これが春日のせいだと一切思っておらず、一緒にハワイへ行き春日の助力を買って出た。
御年63歳にしてプレイヤブルキャラの中では最年長だが、本作で披露した水着姿では体の萎えが一切見られないほど筋骨隆々の体格が判明。
専用ジョブはもう数年前からクビになったのに「刑事」。
耐久に特化したタンクキャラで、本作では他ジョブから極技を継承することで、耐久力を保ったまま多種多様の役割を担えるようになった。
- 向田紗栄子 CV:上坂すみれ
『7』から続投。
元はキャバクラの雇われママだったが、今では元店長の野々宮から引き継いたキャバクラ「シルキークイーン」のオーナー兼キャバ嬢として働いている。
春日一行のカタギの中では唯一、元無職ではなかったし、「多々良ひそか」の暴露の影響も受けておらず職を失っていない。
序盤、春日からデートの誘いを受けそれを快く了承し、デート当日も春日と楽しく満喫していたが、夜に春日から結婚のプロポーズを受けた。
しかし紗栄子は聞き終わったあと答えを伝えず帰宅し、そこから一年間春日からのメッセージも無視した。一年はひどくね?
専用ジョブは「チーママ」。
補助に特化したジョブかと思いきや、最強武器では極技威力を上昇させる攻撃的な性能。
優秀な会心確定技「急所蹴り」や他のジョブから継承される極技を活用すれば、アタッカーとしても十二分使っていける。
ネタバレ
彼女が春日にここまで冷たい反応を示したのは、ナンバと足立に突っ込まれた通り、春日のプロポーズの内容があまりにも酷すぎたことに加え、
春日が肝心の紗栄子への「好き」という気持ちをよりによって伝えてないため、怒りを通り越して呆れたからである。
絆ストーリーでは、そもそも紗栄子自身は結婚願望はないことも語られた。
しかし春日への好感自体は変わりなく、全てが終わったあと春日から再び告白を受け、今度は満面の笑みでそれを受け入れた。
……受け入れたのだが……結末は君の目で確かめよう。
- ソンヒ CV:武田華
『7』から続投。
異人三が実質崩壊したあと趙から横浜流氓を託され、今ではコミジュル総帥兼横浜流氓総帥という、実質横浜裏社会のトップとして影に支配している。
そんな激務に追われる彼女だが、弱みを一切見せることなく、2つの組織を束ねる立場に相応しい威厳を身に着け、趙からも絶大の信頼を寄せられた。
『8』ではプレイアブルキャラクターに昇格。
専用ジョブ「アサシン」は状態異常に長けたアタッカージョブで、高火力、広範囲を併せ持つ強力な性能だが、MPが少なく燃費が悪いのが玉に瑕。
『7』では冷徹かつ苛烈なコミジュルの総帥としての姿がクローズアップされつつも所々で「もしかしてこの人ちょっとポンコツなんじゃないのか…?」とプレイヤーから疑惑を持たれていた。
そして今作ではソンヒという一人の女性としてパーティに参加した結果、見事にポンコツであることが証明されてしまったのだった。
憧れの桐生を気にして自分がミスをしてないかソワソワしたり、ナンバの戯言に対して辛辣なツッコミをしたり、何故かラーメン好きと思われてることに悩んだり、Gを見かけただけで悲鳴をあげてしまったりと可愛い姿を見せてくれるので
パーティチャットや宴会トークは逃さず聞いておきたい。
ネタバレ
桐生が帰国したのを聞きすぐさま彼の元に訪れ、以降彼を協力するに惜しみなく力を振るう。
実は極道として遥かに格上の桐生に強烈な憧れを持つ同時に、ある種の恐れも抱いており、彼の前で失態はないか、と内心戦々恐々していた。
しかし行動を共につれ、極道としてだけではなく桐生の人となりを知り、総帥として弱みを見せられない中ようやく自分を対等に接してくれる桐生に感謝し、
コミジュルの内紛に桐生がソンヒの面子を立たせるべく、正体を隠し彼女を助けた際は彼の考えを尊重し、助っ人の正体が桐生だと察しながらわざとシラを切った。
コミジュルの情報収集能力は相変わらず右に出る者はなく、人工衛星へのハッキングで敵本拠地を割り出すなど、まさに力技で春日たちに大いに貢献した。
- 趙天佑(チョウテンユウ) CV:岡本信彦
『7』から続投。
元・横浜流氓総帥だが、その席をソンヒに託したあとはれっきとしたカタギであり、今は自分の中華料理店「佑天飯店」のオーナー兼コックとして料理人の道を進んでいる。
だが裏ではソンヒとの連絡をキープしており、春日たちとも「裏社会とのつながりは避けるべき」と考慮し飲み会を辞退するなど、マフィアから完全に足を洗ったとは言えない。
『8』では登場が遅い。本来は加入しない予定だったらしいので仕方ないが。
専用ジョブは「マフィア」。やっぱカタギじゃねえだろ
攻撃全振りのジョブであるが、意外と高性能な回復技も持っており、ある程度器用に立ち回れる。
- ハン・ジュンギ CV:中村悠一
『7』から続投。
前作プレイヤーならご存知『6』で死亡した本物の「ハン・ジュンギ」の影武者であり、本名「キム・ヨンス」。
もっともジングォン派が亡き今もはやそれについて言及する人はいないため、変わらずソンヒの忠実な右腕として暗躍する。
やはり加入しない予定だったらしく『8』では趙以上に登場が遅いため活躍は少なめだが、代わりに(?)本作ではなんと彼がカラオケで歌う。食洗機を回したい
専用ジョブは「ヒットマン」。
瞬発力特化のジョブで、ターン制RPGに置いて行動が早いだけで強力な性能を誇る。他のジョブから極技を継承すれば、加入の遅さをものともせず一線級の戦力を発揮する。
その他仲間
- 三田村英二 CV:成田凌
春日がハワイへ立つ飛行機で出会った、足が不自由の車椅子の青年。
飛行機から降りる際不慣れの乗務員が手間を取っているのを見て、春日が熟練の手法で彼を車椅子に下ろし、三田村も春日に感謝し、「ボンボヤージュ」(いい旅を)と伝え別れた。
そんな春日がいきなりタクシー強盗トミザワに会うハメになり、しかも茜の住所が書かれたポストカードがトミザワに飲み込まれた上警察に口八丁効かせて春日が危うく逮捕される所、
一人旅の春日が心配で三田村があとを付いてきて、強盗の過程をカメラで撮っていて春日の無実を証明し、逆にトミザワを追い払った。
トミザワに飲み込まれたポストカードも幸いカメラに収められていて、パソコンで画質の修正を施せば書かれた住所を読み取れると、春日の文字通り恩人となっていた。
春日から「エイちゃん」と呼ばれ、食事を楽んだあと三田村の住所で山井一派と乱闘になったが、春日と協力して事なきを得た。
春日は茜を探すに出るため二人の交流はここで一段落するが、短い間で紛れもない友情を育んでいた。
ネタバレ
とまぁ、人畜無害に見える三田村だがよりによって公式トレーラーに邪悪な笑みを浮かばせながら喫煙するシーンが写っているため、そもそも発売前から彼に裏があると読み取れたとの意見が多かった。
案の定、彼は実は海老名のスパイであり、裏でドワイトとも繋がっており、春日一行の行動を近くで終始把握しながらそれらを報告した。
足が不自由なのも、「リドカイン」という麻酔薬物を自ら注射し、それによって長年、車椅子生活を送っていた荒川真斗の世話に慣れた春日が見分けを付けないほどの演技を見せた。
これら全て春日が三田村を荒川真斗と重ねて見えることを想定して、彼の善意に付け込むための芝居であった。
その正体は元敏腕記者であり、当時の警視総監と荒川組の癒着を追い、かなりの成果を上げ荒川組からも厄介と見做されたため、荒川組は三田村排除のために彼の運転する車に偽装の人身事故を起こさせ、
あくまで軽度の過失だったため罰金刑のみに留まったが三田村は職を失ってしまう。
ヤクザに強烈な敵意を抱いた三田村は、当時勢力が急激に拡大中のブリーチジャパンに参加、東京支部長にまでのしあがった。
そんなブリーチジャパンが実はヤクザと深い繋がりを持つ青木遼の道具であることを、彼は知る由もなかったが、皮肉としか言いようがない。
ブリーチジャパン解散後、極道大解散で各地へ散った極道をさらに追い込むべく、同じくヤクザへの復讐を目論む海老名に同調し、当時知名度不足の海老名に沢城無実の情報を売り込み、釈放された沢城を海老名一味に加入させたことで信頼を得、
海老名の「第二次大解散」計画に加担する。
その他に「多々良ひそか」の正体を掴み、「多々良チャンネル」を影響力のあるインフルエンサーに成長させ、いつしかそれを「ヤクザ根絶」の計画をより盤石にするための道具へと万全な準備を着々と進めていた。
正体が暴露されたあとは本性を表し、残酷な物言いや卑劣な手段で春日たちを苦しめた。
- 花輪喜平 CV:東地宏樹
『7外伝』から登場した大道寺一派のエージェント。もりなg…。桐生の監視役として続投。
『8』では彼もハワイに飛び、桐生を援助しながら茜の情報を集めていたが、
いくら大道寺一派でも海外のハワイでは日本ほどの力を発揮できず、派遣されたエージェントに花輪含めて精々3人と、かなり頼りない。
一応秘密組織であり存在を公にするべきではないが、人手不足なのは否めず、桐生が春日たちを連れて協力者と紹介した際は柔軟な対応を見せた。
任務達成した際にすぐ日本へ帰国できるようヘリを派遣させると、春日たちには必要不可欠な助力となっている。
実は『7外伝』のほうが『8』開発中に構想されたため、『7外伝』での活躍のほうが後付。
バラクーダ
ホノルルシティの最大勢力を誇るマフィア。
特徴として国籍や人種は様々でありながら、ほとんどホームレスで構成されている。
勢力を誇示するため、毎週の月曜日夜から火曜日の朝まで構成員が街中に巡回する習慣があり、市民はおろか警察すら手出しができず、標的にされれば「開き」と呼ばれる処刑で野ざらしされると非常に強い凶暴性を持つ。
- ドワイト・メンデス フェイスモデル/英語CV:ダニー・トレホ日本語CV:松田修平
バラクーダ総帥。中の人ネタにより武器はマチェーテ。
匿名の依頼を受け、バラクーダ総出で茜を捜索中だが、同じ目的を持つ春日たちと激突する。
ネタバレ
彼がトミザワをの人生を狂わせた張本人であり、春日一行に敗れたあとはトミザワの脅しに完全に屈服し、被せた冤罪の撤回と千歳の正体に関する情報を秘密にする代わりに見逃された。
そのとき恐怖のあまりたまらず失禁し、トミザワにその無様な姿を撮影され、脅しの材料として扱われた。
……が、実は依頼主の正体をちゃんと把握しており、彼を裏切るのが何よりも恐ろしいため、春日一行に嘘をついて誤魔化したに過ぎない。
そのあともしぶとく黒幕の指示で幾度も春日一行の行方を阻み、最後は…是非プレイして確かめてほしい。
ガンジョー
ホノルルシティの中華系マフィア。
勢力はバラクーダに及ばないものの、ハワイではご法度な裏カジノ経営を担っており、莫大の財を築き上げた。
それでいて裏カジノの場所は容易には把握されず、あの大道寺一派の情報力を持ってしても発見できなかった。
噂ではどこかに、ごく限られた超VIPのみ入場できる、狂った金額で賭博を行う最大級のカジノを経営しているらしい。
- ウォン・トー CV:増元拓也
ガンジョー総帥。
裏カジノ経営で億万長者に成り上がるが、もはや金で買えるものは何もかも手に入れる地位になったため、金にそれほど執着心を持たず、本人のオフィスは必要最低限なものしか置いてなく非常に簡素。
彼もやはりガンジョーを動かし茜の捜索を行っているが、ドワイトとは違って、依頼主の正体を把握している模様。
間違いなく悪人だが、自分の6歳の息子を何より大事にしており、受けた恩は必ず返すと約束すると、根からの外道というわけでもない。
ネタバレ
千歳が不二宮令嬢の身分を利用して、本拠地のカジノ潜入に成功したが、ボディチェックの時点で既に春日一行の正体を把握しており、
身バレを避けるために後方待機していた春日を呼び出し、直接対決を行うが、春日と桐生には適わず敗北。
部下も拘束されている状況でやむを得ず春日一行の質問に答えるが、茜捜索の依頼主の正体を漏らした瞬間、実はスパイである部下が窓から身を投げ、それがウォンが裏切ったサインとして発信された。
実はガンジョーは既に黒幕の部下が根深く浸透しており、ウォンの裏切りが露見した瞬間息子が誘拐され、ウォンも敵と見做され春日一行と共に始末されるよう号令が掛けられた。
一瞬にして四面楚歌に陥るウォンは、春日一行に息子を助けに行かせようと懇願、あまりの急展開に春日も了承、ウォンを保護しながらガンジョーの包囲網を突破し、人気のない森へとひとまず逃げ込む。
そこでウォンは知り得た情報や、黒幕のあまりに強大な力に軍門に下るしかなかった過去を話し、必ず息子を助け出すと、春日一行にしばしの協力関係を結ぶ。
山井一派
ハワイの暴力集団。
その実態は、過去に親殺しを犯した山井豊が海外逃亡、ハワイに身を置いてそこから頭角を現し、彼と似た経歴の日本人がハワイに流れ着いては山井一派に加勢する、という流れで拡大したものであり、厳密にはヤクザではない。
ハワイの裏社会では新参者で、勢力もバラクーダとガンジョーには遠く及ばず、主にナイトストリート一帯を根城にする。
- 山井豊 CV:子安武人
山井一派の頭目。
本来は元東城会直系、田端組の構成員であり、「痴情のもつれ」で親を殺害し、そのまま海外逃亡。
常夏のハワイにて何故かいつも厚いコートを羽織り、「寒い」を口にして本気で寒がっている様子。
戦闘時はバールを武器とする。
『極2』の飯渕とは担当声優が同じだが、彼に関しては完全に別人だと明言されている。先例がやたらとあるので明言しておかないと間違えられるシリーズなのである。
ネタバレ
彼もやはり茜の捜索を行っているが、バラクーダとガンジョーとは異なりそもそも裏社会が何故躍起して茜を探しているのかをわかってない。
彼はあくまで「その女をマフィアが血眼になって探しているなら、きっと大事な存在だろ。ならうちが先に女を確保して、裏社会でのアドバンテージを取りたい」との考えで行動しており、
春日一行と幾度対決を経て、茜本人ではなく彼女が連れ出した子供「ラニ」こそがキーパーソンだとわかると、子供にはさすがに手を出さないと茜捜索から手を引いた。
日本ヤクザとして桐生一馬への憧れを持ち、彼が倒れた際は丁重に扱い、治療を受けさせた。
山井一派はまだ弱小勢力であるゆえ黒幕の目にも止めておらず茜捜索の依頼を受けていない。逆に言えば黒幕の勢力に浸透されることなく組員は信頼に値するため、
八方塞がりの春日一行にとって山井一派は事態を打破する要となった。
パレカナ
ハワイで数百年の歴史を持つ宗教団体。
「ネレ神」と呼ばれる火山の女神への信仰が元となり、火山や火そのものを神聖視し、生活では火を消さないよう教義としている。
ネレ神にちなんて「ネレ島」という離島が聖地とされており、信仰心の強い一部の選ばれし者「ハク」のみ踏み入ることが許される。
現代への適応もしっかりされており、幼い子供が火を無闇に触れて怪我するのを防止するために、灯火の形にしたLEDライトの使用を推奨するなど、柔軟な考えも持ち合わせる。
現代では宗教団体よりもボランティア団体としてイメージが強く、フードバンクや炊き出し、ビーチ掃除など手広くボランティア活動を展開している。
現教祖はブライス・フェアチャイルド。
春日の母である茜は、長年パレカナが運営する養護施設で働いていた。
- ブライス・フェアチャイルド CV:古谷徹
パレカナ教祖。
かなりの高齢でありながら行動的である一方、口調も柔らかく子供には優しく接する温和な人物。
長年、養護施設で働いていた茜の突然の失踪には驚きを隠せず、彼女を探している春日たちを快く歓待した。
パレカナ自体も茜の捜索を試みてはいるものの、未だに有力な情報を掴めずにいる。
担当声優はアムロ役などでお馴染みの大ベテラン。老人役は珍しい。
ネタバレ
春日パートのラスボスであり、バラクーダやガンジョーですら手駒にしてハワイを牛耳る裏の支配者。
表向きは誠実なパレカナの教祖を騙っているが、その本質は醜悪でドス黒い腹の内を悟らせない狡猾な悪魔と評しても過言ではない。
子供達の手で処刑をさせたり、信者同士で殺し合いをさせて洗脳じみた行為で自他の命を奪うことすら平気で行う忠実な兵士を作りあげる仕組みで確固たる地位と力を得ているが
当時の教祖には悍ましい本質を見抜かれており、「もしブライスが教祖になったら不正な手段(私達がブライスに殺された)を使ってるので認めない」と、事前に用意された遺書によるカウンターが用意されていため
その証となる手紙と紋章を受け継いだラニを狙い始めたのが事の発端。
ちなみにゲーム開始直後のオープニングで流れるムービーはブライスがパレカナを乗っ取るために当時の教祖夫妻を殺害したシーンである。
- 岸田茜 CV:榊原良子
荒川真澄の唯一愛した女性で、春日一番の産みの母……のはず。(春日が茜の子なのはあくまで状況証拠に基づく推測でしかない)
『7』にて荒川真澄の回想では、氷川興産の殺し屋に追われた結果生まれたばかりの赤ん坊をコインロッカーに置き、一人で逃走を続けた末行方不明とされていた。
荒川本人も茜の生存を絶望視しており、彼女の捜索をいつしか打ち切っていた。
そんな茜を、沢城から「正真正銘の茜さんはハワイにいる」と春日に伝えられ、春日が実の母と会うためにハワイへ旅立つきっかけとなった。
しかし肝心の茜は春日がハワイへ到着する少し前に失踪したという。
ネタバレ
茜が失踪し、ハワイの裏社会の勢力全て彼女を探しているのは事実だが、実は彼女本人ではなく、
彼女が連れ出した「ラニ」という子供こそが真の標的であった。
横浜星龍会
元異人三の一角を担う日本ヤクザ組織。
『7』にて元会長の星野龍平が死亡し、本家若頭の高部守が会長に就任。
しかし高部は「使用者責任」で逮捕され、『8』では服役中にあるため登場せず。
- 海老名正孝 CV:長谷川博己
現在の横浜星龍会本家若頭。
会長の高部が不在のため実質彼が星龍会を仕切り、シノギであるゴミ管理、処理の運営施設に元極道者を受け入れ、
方法こそ違うが、春日が目指す「極道の社会復帰」を実行させる者同士として、春日からも信頼をされていた。
ネタバレ
桐生パートのラスボス。
彼の真の目的は、『7』の極道大解散によって散り散りになった極道を自らの手で再び集め、
それらを一人残らず根絶する「第二次大解散」の実行である。
過去の出来事によってヤクザへ強烈な敵意を持つ彼は、警察のエリートからヤクザの若頭へ転身し、着々と復讐の準備を進めていた。
彼の正体は荒川真澄と氷川興産組長の娘、氷川百合子の間に出来た子。
当時荒川は氷川興産組長の意向によって百合子と結婚するはずであり、荒川も茜という意中の人がいながら、氷川を無下にすることができず、百合子とも関係を持っていた。
茜が氷川の殺し屋に追われる中、怒り狂う荒川は組長含めて氷川興産組員を全員殺害したが、百合子に我が子を籠もっていると知る由もなく、そのまま氷川正孝が生まれ、中学の頃までは母と二人で過ごしていた。
そんな百合子が亡くなった際、正孝はそんな母がヤクザに翻弄された人生に憤り、「ヤクザ絶滅」を心に誓っていた。
- 沢城丈 CV:堤真一
『7』にて星野殺しで無期刑に処された、元荒川組若頭。
『8』では何故か釈放され、春日にハワイへ行くように頼む。
ネタバレ
当時、青木遼の命令を受けて星野暗殺の依頼を遂行するが、春日たちが自分を止めにくるように情報をコミジュルに流し、自分もわざと行動を送らせ時間を稼いだが、
最初から沢城を見限った青木は別の殺し屋を放ち、沢城が到着した頃に既に星野は死亡していた。
青木から直々用済みと宣告された沢城はその事実を受け入れ、机に置いてある凶器の銃を自ら握り、恰も自分が星野殺しの犯人だと到着した春日たちに見せつけた。
服役中の沢城はただ死を待つのみだったが、ある日突然星野殺しは冤罪だと海老名の弁護士によって証明され釈放。
海老名の目的は、極道たちを社会復帰させる「第二次大解散」であると聞き、しかし海老名にそれを実行させるネームバリューがなく、極道大解散で一躍有名になった沢城の協力を仰ぐためであった。
沢城も荒川真澄の遺志を継ぐべく、海老名の計画を了承。
沢城は本気で海老名の表の計画を信じ、春日をハワイへ行かせたのはただ茜に会ってほしいと純粋に春日を思った行動であった。
しかし海老名の計画が予想と異なる方向へ進んでいき、沢城は海老名に悟れないよう、自分なりの暗躍を始める。
その過去
実はかつて荒川組での捜索の結果ハワイに茜がいると言う情報を掴み、荒川の代理として単独でハワイへ飛び、茜とも直接会っていた。
しかしその本心は本来の荒川の息子=春日の代わりに自分の息子が荒川の息子として育てられている事実を守る*3為内密で茜を殺害する事を企図していた。
しかしハワイでの逃亡生活で茜が既に家庭を作っており日本に戻る意思がない事を知ると「殺す必要がない」と判断し茜の希望通り「ハワイで既に亡くなっていた」と荒川に報告して調査を終了させた*4。
その後も内密に茜とは連絡を取り合っており*5、自らの逮捕直後に「荒川と茜の息子が生きている」事を茜に初めて告白。
茜の返信に「息子に会いたい」と言う文章があった事から春日を呼び、ハワイへ行かせる事にした。
配信者
時代が時代のため、本作では複数のキャラクターが「配信者」という体で活動している。
日本では悪質な配信者集団が何度も登場。劇中の彼らの立ち振舞いはかつてのブリーチジャパンを彷彿させ、特にリーダー格と思われるチンピラはあらゆる意味で久米を連想させる。
- 多々良ひそか CV:????
暴露系チャンネル「多々良チャンネル」で活動するVtuber。
外見は露出の多い美少女アバターで、様々な不祥事を暴露して人気を博し、登録者数500万の超大手*6。
彼女が上げた事実無根のデマ動画によって、春日、ナンバ、足立が職を失うハメになった。
何故か本職のヤクザである海老名と沢城をゲストとして出演させられるという尋常じゃないコネを持ち、その正体は謎。
- アサクラ CV:朝倉未来
実在する格闘家兼配信者、朝倉未来がゲスト出演。独特の演技が特徴的。
序盤にて春日に絡む配信者として登場し春日に喧嘩を売るのも敗北するが、あくまで雇われたに過ぎず、
アサクラは本当の強さを求めて、ハワイに飛んで春日との再戦を求む。
彼とのイベントを経て、春日は専用のアサクラ流極技を習得できる。
その他
- リボルバーのマスター
桐生がハワイで常連になっているバー、「リボルバー」のマスター。
……明らかに『3』にて死亡したはずの某キャラクターにそっくりだが……
要は「サバイバー」のマスターと同じくわけありである。
ネタバレ?
やはりと言うか、屋根裏のゴミ春日の修羅場イベントにて、かつては銃撃戦の末にビルから落ちて生死を彷徨ったという、
サバイバーのマスターよろしくとんでもない経歴の持ち主だと判明。
……あっちと違って完全に敵だった上、一緒に落ちた峯の死亡は確定したので、マスターに対して複雑な思いを抱くプレイヤーも。
- ケイ CV:kson
リボルバーの店員。
陽気の女性で、常連となっている桐生の大ファンであり、春日と出会った直後に桐生の良さを長々と語った。
そんな春日に「アロハリンクス」という、挨拶するだけでフレンドとして登録できるアプリを紹介した。
演者のkson氏は『7外伝』のキャバ嬢役として出演し、本作でも店員役として続投。引退済みだが声が某元ホロライバーに似ている*7
- サバイバーのマスター CV:咲野俊介
おなじみ異人町のバー、「サバイバー」のマスター。
『8』では遂に桐生と対面を果たすが……
ネタバレ…?
案の定桐生もマスターも初対面だとシラを切った。お互いに事情があると察したであろう。
しかし桐生は終始マスターに敬語で話し、マスターも桐生を「鈴木さん」と呼びながら、いつか二人で腹を割って話そうと期待している素振りを見せた。
- 佐々木真哉
『8』のチュートリアル敵。元ヤクザ。
伊勢佐木異人町のハローワークにてヤクザ丸出しのファッションと振る舞いをし、
一旦帰った後も春日が裏の仕事を斡旋していると勘違いして賄賂を渡そうとするなど春日とプレイヤーからの第一印象は最悪に近い。
しかし、春日との殴り合いの果てに散らばった金を着の身着のままで川に入ってまで拾い集めてくれた姿に改心。
普通のスーツに七三分けと真面目な格好にイメージチェンジし、カタギとして生きることになった。
そんな佐々木に春日が笑顔で告げた仕事はなんと「万引き」であった…
ネタバレ
「万引き」といっても足立調査代行でのセキュリティー調査診断のテスター。
かってのスキルを活かしたらしく見事な手際だった。
しかし「多々良チャンネル」の影響は真面目になった佐々木にまで及び、またしても職を失う形となってしまった…。
- 久米颯太
前作『7』で登場した、元ブリーチジャパンの横浜支部長。『8』では名前のみ登場。
青木(荒川真斗)を刺殺した後、逮捕されて刑務所行きになったことが序盤で明かされた。1章にて「昔を振り返る」という選択肢を選ばないと明かされないが。
春日は彼を「若が生み出した化け物」と称した。
- 亜門丈
毎度おなじみ隠しボス。
……だが今回は珍しく、クリア必須のサブクエストという形で軽くメインストーリーに関わってくる。
桐生が活動を再開したことを知り、再度挑戦状を叩きつけてきた。
かつての勢いを失い、仲間とともに戦う桐生を腑抜けと罵倒し文字通り瞬殺してしまうが、
一連の言動が意図せず彼に新しい能力を授けることになった。
伝説の殞落
堂島大吾、真島吾朗、冴島大河 CV:徳重聡、宇垣秀成、小山力也
伝説の極道と呼ばれた元東城会六代目、及び幹部。
本作では、都市から遠く離れた偏僻な田舎のボロ屋に3人が住まい、過去の栄えある姿からとても想像できないみすぼらしい出で立ちであった。
ネタバレ
「第二次大解散」の本来の目的である「極道の社会復帰」を海老名の代わりに自分が遂行させるべく、沢城から桐生は伝説の極道3人の助力を仰ぐよう依頼され、桐生は3人を訪問。
久しぶりに再会した男たちだが、3人はもはや過去の覇気はなかった。
「極道大解散」に行き場を失った極道者の受け皿として、大吾と近江連合八代目若頭渡瀬勝を中心に、大阪の蒼天堀で警備会社を設立。
元極道という肩書が問題にならないように、設立時大吾たちは東城会と近江連合のありとあらゆるコネを駆使し、マスコミや役所にも手を回し便宜を図った。
しかし、黒よりのグレーな手段なのは否めず、設立から1年経った頃、会社の実態は「多々良チャンネル」に取り上げられた。従業員が元極道であることや、上述の裏工作が暴露された。
しかも春日や桐生に関するデマ動画と違い、警備会社に対する暴露内容は反論しようがない事実であり、暴露が発端に経営が困難になり、
また経営者が経営者であるため、東城会の復活による極道復帰を望む声までが現れ、もはや外部・内部の破綻は止められず、かくして警備会社は倒産した。
「極道大解散」は、実質大失敗という形で終わりを告げた。
大吾たちは「自分たちは結局極道だ。今更旗印になった所で、結局極道の復帰を望まれるだけ。もはや表舞台に自分たちが出るべきではない」という考えに辿り着き、
自ら身を潜め、桐生の依頼もはっきり断った。
しかし全てを聞き終わった桐生は、3人は「他人の人生を狂わせる事か、失敗する事か、どちらにせよ怖がって逃げているだけ」と挑発。
3人は言われるがまま桐生を行かせるはずもなく、シリーズ初・桐生一馬対真島吾朗、冴島大河、堂島大吾の大決戦が幕を開ける。
激闘のあと、大吾たちはやはりその場では桐生に答えを出せずに居た。
しかし桐生と海老名の最終決戦を臨む地・ミレニアムタワーにて、3人とも加勢。
表舞台に二度と立つことはなくとも、裏社会では3人は衰え知らずの強さを発揮。雑魚敵を一手に引き受け、桐生を海老名の元に行かせた。
~スジモンバトル~
『7』でも出会った敵を図鑑に登録する「スジモン図鑑」が実装されたが、
『8』ではさらに発展させ、実際に春日がスジモンを入手し、それらを育成し他のスジモンとバトルさせる「スジモンバトル」がプレイ可能になった。
「筋神」と呼ばれるバトルに、「スジモンマスター」となった春日がスジモンを集めて挑み、チャンピオンの座を目指していく。
……ここまであからさまになるともうわかりきっているが、元ネタは当然「ポケットモンスター」。
~ドンドコ島~
春日が偶然行くことになった、ドンドコ島と呼ばれる元リゾート地。
本来なら繁栄していたドンドコ島だが、悪徳のゴミ捨て業者によって島中がゴミまみれになり、やがて客足が断たれ、ただゴミだらけの島になっていた。
そんなドンドコ島を春日が経営し、☆5級のリゾート地へ発展させるのが目的。汚いどうぶつの森
本作の特別ゲストとして人気マスコットキャラの「ガチャピン&ムック」が登場。
~ダンジョン~
ハワイと横浜にそれぞれ存在するダンジョン。
どちらとも建設途中で工事が打ち切られてしまい、現在では怪しい連中が中に住み着いてしまっている無法地帯。
また入っていった者が次々と行方不明になっており、更に何故か入るたびに内部の構造が変わってしまう不思議のダンジョンと化してしまっている。*8
ハワイでは小野ミチオのロボットバージョンのロボノミチオ、横浜ではコミジュル幹部のウタマルに話しかけるとダンジョンに突入することが出来る。
ダンジョン内ではセーブが出来なくなるが、5階毎にいるボスの直前に回復スポットと共にセーブポイントがある。またボス撃破後にはセーブポイントには戻れなくなるが、新たに回復スポットが置かれている親切設計。
更に内部には10階毎に分けられた階層毎に5人ずつ行方不明者がおり、絡まれているところを助けると救出することが出来、全て救出することが出来れば階層によって報酬をもらうことが出来る。
またダンジョン内で入手したハワイでは「ロボディスク」、横浜では「コミジュルの調査データ」を素材等のアイテムと交換することが出来る。
敵の中には王冠マークのついた敵やはぐれホームレス・メタルワームといった経験値や入手金額が多い敵も存在するためレベル上げ・金策共に最適な場所となっている。
更にDLCの「マスターズバケーションパック」を購入しているとクリア後に更に難易度の高い「ファイナルハワイダンジョン」が解禁される。
~おまけ・スパイクアウト~
シリーズおなじみのレトロゲー収録だが、本作では何と「スパイクアウト・ファイナルエディション」が収録されている。
今までに移植されず、ゲームセンターでしか遊べないアーケードの名作が無料で遊べ、しかもネットを通じて4人マルチプレイが可能という充実した仕様。
本編を放置してこれに夢中になっていたプレイヤーも多い。
「ボンボヤージュ。」
「ぼんぼや…?」
「ボンボヤージュ。追記・修正って意味です。」
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▷ コメント欄
- ひとまず作成。発売からそれほど日が経っていないため、黒幕の正体だけは明かしていない内容になっているが、それに関する追記修正も歓迎です。 -- 名無しさん (2024-02-18 03:55:47)
- 「暴走した一般人はヤクザなんかよりずっと怖い」っていうイメージが…動画配信の内容を信じ込んで一番たちに攻撃してくる図が生々しくてもう… -- 名無しさん (2024-02-18 07:19:59)
- 後半の敵集団との戦闘BGMがなんか好き。分かる人にしか分からないだろうけどシャドウハーツのBGM思い出した。 -- 名無しさん (2024-02-18 10:18:14)
- 素晴らしかった。ずっと夢中でやってたわ -- 名無しさん (2024-02-18 11:15:20)
- シナリオは賛否あるがゲーム部分については順当進化 超大ボリューム -- 名無しさん (2024-02-18 11:21:08)
- 6からずっと続いた避妊しろ。の系譜でついに立場上避妊できなかったまで来たか… -- 名無しさん (2024-02-18 11:28:51)
- 荒川のおやっさんが手を付けてたことになったから、組長が激怒するのも当然じゃない?感が出てきたのが -- 名無しさん (2024-02-18 12:50:40)
- 行き過ぎた正義の暴走とかヤクザの社会復帰の難しさとかハワイの物価高騰とホームレス問題とか割と時勢に合った問題を取り扱ってた作品だったな -- 名無しさん (2024-02-18 13:12:19)
- 色々とツッコミ所満載、飛行機から降りる際三田村は春日の目が覚めるまで戸惑うフリをしてたのか、とか、もしタクシー強盗の車に乗らなかったらどうするつもりだったのか、とかw放送は色々あるんだろうけどね -- 名無しさん (2024-02-18 13:20:16)
- いつの間にか落ちぶれてるエイちゃんとか春日編ラスボス絡みの設定とか7外伝からの続投なのにあんな退場!?とか気になるところは幾つか そのうち補完はあるかもね -- 名無しさん (2024-02-18 13:44:24)
- ↑2 トミー含めた山井一派の行動と一番が警察から脱走したのはガチの想定外だよ。 -- 名無しさん (2024-02-18 13:48:11)
- ↑警察脱走は想定内なんじゃない?茜さん宅に千歳を先回りさせる、やって来た春日を千歳(共犯)が泥酔させてビーチに放置、逮捕までならわかるけど、その直後春日脱走、桐生と出会うまで計算にいれとかないと上空(?)から撮影した動画が撮れるわけないんだけど -- 名無しさん (2024-02-18 15:14:46)
- ↑監視カメラハックっぽいし撮れたの偶然じゃない? -- 名無しさん (2024-02-18 17:24:06)
- いくら元ヤクザの表社会復帰は厳しいものだという現実があるにしても、あんな姿の大吾や冴島、真島の兄さんは見てて辛いもんがあったな… -- 名無しさん (2024-02-18 18:30:18)
- ↑9で大吾を主人公の一人にして、兄さん、冴島、品田を仲間にしたい -- 名無しさん (2024-02-18 19:04:39)
- 戦闘システムはマジ完成度高い。大味だった前作からよくここまで洗練させたもんだわ -- 名無しさん (2024-02-18 19:05:30)
- 敵より千歳の方がうざかったなぁ -- 名無しさん (2024-02-20 18:02:59)
- 千歳も立場的には利用される傀儡側だったとはいえ、春日や大吾たちにやらかしたことを考えると自分もうーん…と思うことはある。最後の最後で自分の立場を最大限利用してきっちりけじめつけたのは良かったと思う。 -- 名無しさん (2024-02-20 19:40:39)
- 粗がないとは言えないが、1万出した甲斐のあるゲーム体験を味わえるとても良い正当続編だったわ。次回作の仲間がどうなるかわからんけど、トミーやチーちゃんも続投してほしいが厳しいかな… -- 名無しさん (2024-02-20 20:07:46)
- 前作の若がネットの力で全てを失ったように春日もネットの力(デマだけど)で全てを失ってるのが奇妙な因果を感じずにはいられないわ -- 名無しさん (2024-02-20 21:04:48)
- デートの場面クッソ笑った -- 名無しさん (2024-02-20 22:22:03)
- ナンバは9でも出れるのだろうか…今回はいけたけど 芸能人キャスティングはこの辺が不安になるんだよなぁ -- 名無しさん (2024-02-20 23:15:58)
- 今作も星龍会は不憫な立ち位置だなと思わざるを得なかった。次回作では高部を仲間に入れてもいいんやで? -- 名無しさん (2024-02-21 08:32:02)
- ↑4当の一番達も「そのネットのお陰で前は勝てた」と完全に悪いものと捉えてはいないしね -- 名無しさん (2024-02-21 10:06:15)
- 動画サイトでは数字が全て。各場面で群がる一般人こと野次馬たちに浅はかさを感じると共に、インターネットの脆弱性と弱点がめっちゃ描かれていてとても好きだった。戦闘システムもRPGながら考えることが多くて戦略も練られて楽しかった。 -- 名無しさん (2024-02-21 10:23:03)
- 千歳は悪い意味でロスジャの澤先生と同じだなと感じざるを得なかった。もっと早く行動に移せただろうに流されるだけ流されてどん詰まりになった所でようやく腰を上げるとか何がしたいねんお前としか思えなかったな… -- 名無しさん (2024-02-21 10:44:13)
- 千歳は三田村もっと強烈な理由で脅されてて欲しかったのはある(ベタにリベンジポルノ系でも良かったから)、単なる身バレ怖さに動きが遅くて死人出しちゃってるのは仲間としては微妙ね -- 名無しさん (2024-02-21 14:25:22)
- トミーが重機使ってカチコミをかけるシーンは大笑いした。間違いなく春日の影響を受けてバカ(褒)になったなぁとしみじみした -- 名無しさん (2024-02-21 14:36:25)
- かつての東城会本部が焼き払われたのはどことなく切ない気分になった -- 名無しさん (2024-02-22 00:41:13)
- そもそも警備員自体が元暴5年条項で就労を制限されてる職業なわけで…。多々良ちゃんねる関係なしにいつか潰れるのは時間の問題だったと思う -- 名無しさん (2024-02-22 15:28:11)
- 春日や大吾みたいにインフルエンサーによって人生を狂わされる事もあればサブストのレモネード売りの子みたいにインフルエンサーのおかげで追い風が吹くこともある。正に現代の光と闇の象徴だなネットの力って -- 名無しさん (2024-02-22 22:22:23)
- 放射性物質の問題が書かれたストーリーだが、ラストで桐生の治療に使われていたのが放射線治療なのも光と闇の描写を意識してると思う -- 名無しさん (2024-02-24 18:08:54)
- ファイターにユキ・小雪、ムナンチョ鈴木と懐かしの連中達が立て続けに出てくるから追憶ダイアリーを遊ぶ度になんとも言えない気持ちが込み上げてきたわ。マジでナンバリングを全部やってきてよかったと思える内容だった -- 名無しさん (2024-02-24 19:16:56)
- 見参が好きなのにリマスターすらされないのを嘆いてた俺にとってはエンディングノートで触れてくれたのが非常に嬉しかった -- 名無しさん (2024-02-24 20:34:23)
- 何故に懐かしのポンキッキのキャラが… -- 名無しさん (2024-02-25 14:12:07)
- 千歳いらんからハンや趙がもっと仲間になってほしかったな -- 名無しさん (2024-02-25 14:13:48)
- 大吾達は失意の底にいたけど、渡瀬と鶴野はどうしているのか気になるな。これしきのことで首を括るような連中では無いと思うけど、心配だわ。 -- 名無しさん (2024-02-25 17:59:54)
- マスター(リボルバー)には色々と言いたい事があるけども、ここまで至るのにマスター側も色々あっただろうし過去を掘り返して攻撃するのはそれこそ改心する前の千歳や英二と同じだからそっとしておくのが一番なんだろうな… -- 名無しさん (2024-02-25 18:05:28)
- 中嶋社長が相変わらず元気そうで安心した。エピローグの後ひょっこり顔を出した鈴木と飯を食いに行ってて欲しいわ -- 名無しさん (2024-02-25 19:12:45)
- >元ネタは当然「ポケットモンスター」 なおスジモン進化時には横に高速回転するし、倒したスジモンはたまに起き上がって仲間になりたがるので実際にはあらゆるモンが入っている模様 -- 名無しさん (2024-02-26 15:27:52)
- 終盤の駆け足感や千歳と英二の扱い、荒川の親っさんの思わぬやらかしなど7と比べると粗が目立つ点は多かったけど、抑えるところはきちんと押さえてて良作だったと思う -- 名無しさん (2024-03-01 10:42:40)
- 130時間かけてやっとクリアしたわ。英二はいつの間にか戦ってないはずなのにスジモン図鑑に載っていたな。ブライスの後にまだこいつが残ってる…前作の若の再現か!?と思ったら…。ていうか千歳が最後の暴露するときに映ってたぼさぼさの男が英二だと分かった人どれだけいたんだろうな…。 -- 名無しさん (2024-03-01 13:20:21)
- ↑あれは自分も気になった。しばらく見ない間に彼に何かあったのか。 -- 名無しさん (2024-03-01 14:26:25)
#comment(striction)
*2 アバターは最初は下手な絵だったとの事だが、より人気を得るべく大手イラストレーターによってリメイクされ、さらにセクシーな巨乳美少女になった。千歳はこのアレンジに女性として嫌悪感を露にしている。
*3 2人で話をすれば「鍵をかけずに茜が息子を隠したロッカーを荒川が鍵をこじ開けて救出した」と矛盾が発生し取り違えが即バレる状況にある
*4 内心はどうあれ完全に茜の要望通りに動いている為春日もその件に関しては一切の文句を言わなかった
*5 万が一にも日本に戻る事がないように釘を刺す意図があった
*6 参考までに現実世界の2024/2時点で最も登録者の多いVtuberが登録者数444万人
*7 公然の秘密ではあるがkson氏は元人気ホロライバーの桐生ココとして活動していた。
*8 ハワイダンジョンの近くで出会ったホームレスによると中に入って死んでいった連中の怨念によって生まれた呪いによるものという噂があるらしい。
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