登録日:2023/07/17 Mon 11:22:22
更新日:2024/07/11 Thu 13:37:43NEW!
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-CLEAN UP ALL STEREOTYPES-
『maimaiⅢ』とは、2018年4月1日に発表されたSEGAの音楽ゲーム・『maimai』シリーズの完全新作である。
稼働予定日は2020年3月8日。
発表されるや否や、衝撃的な仕様の数々に歴戦のプレイヤーはまさしく度肝を抜かれることとなった。
新要素
従来の『maimai』シリーズにおける新要素はレーティングシステムや楽曲ソートといった便利な機能の追加、チャレンジトラックや宴会場といった新モードの実装など、あくまでゲーム内部についてのものが中心であった。
しかし、この『maimaiⅢ』では筐体の形が大きく変化しており、今までにない大型リニューアルといった趣になっている。
◎「3.5インチフロッピーディスクドライブ」対応
筐体の中心部に新たに実装。
3.5インチフロッピーディスクを差し込むことでプレイ成績を記録することができる。
更に、成績はテキストファイルとしても保存されるため、パソコンでフロッピーディスクを読み出すことによって自宅などゲーセン外で成績を閲覧することも可能に。
これによって筐体を超えたプレイ成績の保存を実現したのである。
◎「フットペダル」導入
筐体下部に新たに実装。
これにより、ステップを用いた新たなダンス体験と圧倒的なDJプレイ感という従来の『maimai』シリーズでは味わえなかった楽しさを提供することに成功した。
また、この「フットペダル」は同時に導入された19種類の新規エフェクトを制御する役割も果たしている。
◎「ヘッドフォンジャック」搭載
後発の『CHUNITHM』には実装されているものの、従来の『maimai』シリーズの筐体には実装されていなかった。
プレイヤーにとっては待望の実装といったところか。
先述のDJプレイ感をより効果的なものとするのにも一役買っている。
◎3人同時プレイ対応
これまでの『maimai』シリーズといえば2台の筐体がくっついたかのような無駄にデカい筐体を生かした2人同時プレイが売りであり、対象人数がたった1人増えただけ…というのは大きな間違いである。
『maimaiⅢ』では筐体半分につき3人の同時プレイが可能となった、つまり最大6人での同時プレイが可能となったのである。
6人もの大所帯でプレイすれば最早気分はパーティであり、大盛り上がり間違いなしであろう。
◎業務用音楽ゲーム初の一般流通
新要素とは異なるが便宜上ここに記載。
読んで字の如く、『maimaiⅢ』は一般流通を目指している。
…そう、これについてはまだ決定事項ではなくあくまで構想段階である。
とはいえ、稼働予定日までまだ2年弱あるのでひょっとしたらひょっとするかもしれない。
余談
『maimaiⅢ』の発表を記念し、当時の最新機種であった『maimai MiLK』に「疾走あんさんぶる」と「ミラクル・ショッピング」の宴譜面が期間限定で追加された。
どちらも3人プレイを想定した譜面となっており、一足先に『maimaiⅢ』を体感することができた。
追記・修正は『maimaiⅢ』をプレイしてからお願いします。
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もう一度言おう。
『maimaiⅢ』とは、2018年4月1日に発表されたSEGAの音楽ゲーム・『maimai』シリーズの完全新作である。
…要するにエイプリルフールの嘘である。
新要素
よく見なくても分かるがツッコみどころだらけである。
そもそもなぜいきなりⅢなのか、という話だがこれは『beatmania Ⅲ』という元ネタが存在するため。
先述の新要素は大体が『beatmania Ⅲ』の仕様に基づくものである。
ただ、『beatmania Ⅲ』の稼働は『maimaiⅢ』の発表時点から15年前の2003年に終了している上に、
『beatmania Ⅲ』の筐体は正式に販売開始する前に発売中止となってしまったため現存する筐体数も少ない。*1
元ネタが伝わらなかった人も結構いたのではないだろうか…
◎「3.5インチフロッピーディスクドライブ」対応
『maimai』の筐体にはAimeリーダーが標準装備されている。
これにより、専用サイト「maimaiNET」にアクセスすることで誰でも無料*2でプレイ成績を記録・閲覧することが可能になっている*3ため、わざわざフロッピーディスクを介する必要がない。
一応フロッピーディスクの場合、万が一『maimaiNET』のサービスが終了しても記録が残るという利点はある。そもそもフロッピーディスク自体がもう使われていないけど
◎「ヘッドフォンジャック」搭載
これに関しては要望が多かったのか、はたまた後発の『CHUNITHM』と『オンゲキ』に合わせたのかは不明だが、
『maimai』シリーズの本当の後継機にあたる『maimaiでらっくす』シリーズには標準搭載されている。
但し、『maimai』のプレイスタイル上、上半身をそれなりに動かすことになるのでヘッドフォンやイヤホンの類は邪魔だという声もなくはない。
まあだからと言ってヘッドフォンジャックが搭載されて困る訳ではないが。
◎3人同時プレイ対応
『maimai』の筐体はそれなりにデカいため、筐体の片側だけで3人プレイというのは不可能ではない。
ただ、この時に公開された3人プレイのイメージ画像は2人が並んでプレイしている後ろで3人目が斜め上に飛び上がるというアクロバティックな姿勢でボタンを押しているという妙なものだった。
実際にこのような形でプレイしたら他のプレイヤーが邪魔なこと間違いなしである。
◎業務用音楽ゲーム初の一般流通
書くまでもないが、記事執筆時点で『maimai』シリーズが一般流通を狙っているという動きは全くない。
何度か書いたが『maimai』の筐体はデカくて一般家庭に置くには邪魔なので一般流通は中々厳しいだろう。*4
余談
この部分だけは嘘ではなく事実である。
ちゃんと3人で遊べるような譜面となっており、先述のイメージ画像のように奇怪なプレイスタイルを取る必要もない。
残念ながら宴譜面は『maimaiでらっくす』移行時に全て削除されてしまったため遊ぶことができなくなっていた…のだが、『maimaiでらっくす BUDDiES』稼働開始時に「疾走あんさんぶる」がめでたく復活した。
追記・修正は『疾走あんさんぶる』の宴譜面を3人でプレイしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 本当に出ても例のウイルスでそれどこじゃなかったからある意味エイプリルフールネタでよかったか -- 名無しさん (2023-07-17 12:57:09)
- もう、5年半前のエイプリルフールか…。でも結構懐かしい。 -- 名無しさん (2023-09-21 13:50:54)
#comment(striction)
*2 Aimeカードの購入に300円かかるため完全無料ではない。
*3 現在は後継サービスの『maimaiでらっくすNET』になっており有料コースも存在するが、プレイ成績の記録・閲覧自体は変わらず無料で出来る。
*4 但し、『maimai』の中古筐体を個人で購入したという報告自体は存在する。
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