バイオハザードRE:4

ページ名:バイオハザードRE_4

登録日:2023/04/21 Fri 22:05:09
更新日:2024/07/05 Fri 12:40:02NEW!
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死をかわし、倒す快感。



バイオハザードRE:4』とは、『バイオハザード』シリーズの作品の一つ。



【概要】

『バイオハザード』シリーズの「REエンジン」でのリメイク作であるRE系統作品の3作目。
今回は『バイオハザード4』のリメイクで、海外では原作と同じくResident Evil 4の名で展開されている*1
元々RE:3が発売された時点で本作の発売を期待する声も多かったのだが、同時に不安視する声もないわけではなかった。
というのも、RE:2やRE:3は一昔前のポリゴンとラジコン操作のゲームを“今の技術で作り直したらどうなるか”というのが売りだったので、多少削られた部分があっても許容できた。
だが『4』は現在でも続く新世代の『バイオ』の原型にして非常に完成度の高い作品であり、多くのファンが居る。
もしも、RE:3のように多くの部分が削られていたら劣化リメイクの烙印を押される可能性もあった。
だが蓋を開けてみれば、削られた要素は僅かであり、原典の雰囲気を損なうことなくゲーム全体が作り変えられており、旧作のファンも納得する出来であった。
実際、発売から2日で全世界での売上が300万本を突破する売上となった。


今作では全体的に非常に難易度が高く、旧作のプロフェッショナルをクリアしたプレイヤーでさえ難易度スタンダードで苦戦するほど。
なので隠し要素を全て開放しようと思ったら相当な苦行を覚悟しなければならない。

  • 武器の照準システムの変更

旧作ではほぼ全ての武器にレーザーポインタが常設し照準を定めやすかった。
だが、本作では個別のレティクル表示になりレーザーポインタは一部ハンドガンの外付装備かキラー7限定になった。
一方で手榴弾系は投擲の弾道と着弾点が表示されるようになった他、スナイパーライフルはスコープ無しでも主観だが移動撃ちで接近戦対応できるようになっている。


  • レオンの性能弱体化

攻撃面では体術は特に顕著で、攻撃範囲が縮小し蹴散らし性能が低くなった。
ナイフも通常攻撃は心持たない性能になり、旧作ほどの万能感は薄らいでいる。
ただナイフによる刺殺の追加やパリィによる反撃など、全てが弱体化した訳ではない。
他には移動速度の低下、非ダメージ時のよろけ時間増加など米国エージェントとは思えないひ弱さで向かい風が吹いている。
そのせいで旧作を知るファンからは「ヘタレオン」「訓練をサボった世界線のレオン」なんて呼ばれる羽目に…


  • 敵の攻撃の苛烈化/耐久値の上昇

難易度が上がる毎に顕著だが、刃物による攻撃が低難易度だと一振りだったのが三回振るようになるなど苛烈化する。
投擲斧やボウガンなどの射撃も命中率が極端に上がるようになり、場合によっては走るレオンに命中させるまでの精度を誇る。
また耐久値も全体的に上昇し、頭部にハンドガンを数発当てないとよろけない、ガナード・デスヌカド形態が追加された事によるトータルでの耐久値上昇も目立つ。


  • 窓乗り越えなどのアクション中無敵時間の削除と被ダメージ時の無敵時間短縮

旧作ではアクション行動中は敵からの攻撃を一切受け付けない状態だったが、本作ではダメージを受けるし敵と行動が重複すると敵側が優先されてしまう。
場合によっては行動をキャンセルされたうえで被ダメージを受けるので、余計な追撃を受けかねない。
また敵からダメージを受けた後の無敵時間も極端に短くなっている。
なので複数の敵に囲まれている状態だと、アタッシュケースを開いて回復する間もなく連撃を受けて死亡する場合もある*2
特に顕著なのは終盤に出現するチェーンガン装備の大男。最高難易度のチェーンガン連射をまともに受けると体力最大値のレオンでも僅か2秒で死亡する
更に本作では火炎攻撃が継続ダメージ&移動速度低下&行動不能という超強化を得た。
火炎瓶や松明による被ダメージリスクが増大しているのもあり、こまめな回復は必須事項となりつつある。


  • コマンド判定の劣化

本作ではゲーム内オブジェクトの処理をカメラ範囲内外で判定する都合から、アクションやコマンドもそれに準じた形になっている。
なので後ろから迫る敵を注視しつつ、前方の扉を開けるなどの行為ができなくなっている。
ガナード・デスヌカド形態への移行猶予時間でナイフを突き刺すのもしっかりカメラワークを意識しないと、通常のナイフ斬り付けに化けてしまう。
ただ、一部のステージでは高額スコープ付きスナイパーライフルで真下を向く事で、敵の処理が移動のみに固定化されるグリッチがある。
これを用いた耐久戦回避などができるなど、上手く使えばプレイヤー側にもメリットはある。


  • アシュリー関連

旧作では追従と待機の2パターンに分かれていたが、本作では待機が削除されTIGHTとLOOSEの距離別追従になった*3
TIGHTが近くで追従、LOOSEが少し離れた位置で追従/交戦中は自己判断で逃げるという形になる。
LOOSEの場合、交戦中はアシュリーの位置を把握しにくく、またレオンから離れすぎることがある。そのまま救出困難になることがあるため基本的にはTIGHTを使うのが無難。
またアシュリーの体力ゲージが廃止され、一度ダメージを受けるとその場で行動不能状態になるように変更。
そこからレオンが救助すると復帰し、逆にもう一度何らかの攻撃を受けると死亡しゲームオーバーとなる。
通常の攻撃による行動不能なら脅威を排除して救助すればいいのだが、火炎瓶やプラーガ露出状態による範囲攻撃にも追撃判定がある。
そのため行動不能になってダメージ判定内にそのまま留まり、救助が間に合わず追撃を受け死亡してしまう場合もある。
更にアシュリーが敵に誘拐されゲームオーバーになるフラグも、現在いるマップの扉に敵が到達する旧作方式から変更。
誘拐後レオンと一定距離離れてしまうと強制発動する方式になり、旧作では無敵だったARMOR装備に弱点が生まれている。
なおレオンが至近距離にいればどこまで運ばれてもゲームオーバーにならないため、アシュリーを管轄外まで運んでそのまま行動不能になる哀れなガナードを作り出すこともできる。


プロモーションの一環となるショートアニメ『バイオ名作劇場 ふしぎの村のレオン』がYouTubeにて発売数日前から全3話配信された。
新しいゲームモードはないが、後に「ザ・マーセナリーズ」が無料DLCとして4月7日から配信。
ただしアップデートによる追加ではなく、PSstoreやSteamでDLする必要があるので注意。


更に9月21日にはエイダ編となる「Separate Ways」が有料DLCとして配信開始。
「ザ・マーセナリーズ」にもエイダとウェスカーがプレイアブルキャラクターとして追加された他、エイダ(ドレス姿)とレオン(スーツ姿)も追加された。


【システム】

クラフト

これまでのシリーズにおける調合を今作ではこう呼ぶ。
ハーブを組み合わせて効果を高めるのは勿論のこと、ガンパウダーや素材を組み合わせて弾薬を作り出すことが出来る。
一定確率で通常よりも多く弾薬を作成する「クラフトボーナス」が発生することがあり、これはアタッシェケースに装着するチャーム(後述)で発生率を上げる事も出来る。
ただし材料を持っているだけではクラフト出来ないものも多く、ゲームを進めるごとに武器商人からレシピを購入する必要がある。
ケースを圧迫しがちになるが、閃光手榴弾など高難度では必須級のアイテムを大量に作ることも可能。


パリィ

新アクションで、ナイフを使って敵の攻撃を弾くことが出来る。ただし当然ナイフを持っていなければ使えない。
難易度プロフェッショナル以外はナイフ構えボタンを少々雑に連打しても実行でき、確実ではないがメレーで追撃可能な大きい隙を作ることも可能。
また、ジャストタイミングでパリィが成功すれば敵に確定で上記の大きな隙を作ることが出来るが、ジャストパリィの受付時間は4F程度
ジャストパリィしか発生しない難易度プロフェッショナルでは敵の火力があまりにも高いため、判定の厳しさと失敗時の被害を考えるとパリィ自体がハイリスク。
そのためプロフェッショナルでは、攻撃が避けきれない時に低確率で防げるお祈り要素と思った方が良いだろう。
また、目押しではなくQTE形式での発動となるが、なんとチェーンソーや寄生体による一部即死攻撃も防ぐことが出来る。
ジャスト判定などもなく入力に間に合いさえすれば、相手の攻撃を受け切って押し返せるが耐久が大きく減る。
掴み系の攻撃や犬の突進など防げない攻撃は少なくないが、投擲物はおよそ弾くことができる。(リロード中に背後死角からでも超反応)
素手のガナードはパリィができるパンチとの二択を迫られるので、慣れた人間にとっても常に不確定要素の残る脅威とも言える。


しゃがみ

今作では新しくしゃがむ動作が追加された。
しゃがみの最中では敵に察知されにくくなり、体勢も低くなり一部のトラップや攻撃を回避可能。
一見地味だが上述の素手ガナードの掴み攻撃を回避できるため、実用性は高い。
ただし高低差や間合いによっては掴まれることが稀にあるので注意、また首折れガナードの場合はしゃがんでも基本掴まれる。
しゃがみ撃ちはできないので、ステルス中にライフルを構えたら立ち上がって発見されたなんて事態もありえるので気をつけよう。


ステルスキル、追い討ち

やはりナイフを持っている場合のみ行えるアクション。耐久度の消耗に注意。
「ステルスキル」はこちらに気付いてない敵の首をナイフで突き刺して即死させる。基本的には背後からのみだが、気付かれた直後なら正面からでも成立する。
「追い討ち」はダウン中*4・壁に激突してよろめく・閃光手榴弾で怯むなどの状態の敵にとどめを刺すことが出来る。
また、体力がなくなり倒れたガナードがプルプル震えたのち変異する場合があるのだが、起き上がる前に追い討ちを決めれば変異させず仕留められる。*5
どちらも変異を阻止出来る、あるいは変異アクションを発生させず倒せるので非常に重要なアクションだが、もちろん制限やデメリットはある。
ステルスキルの対象は、人間の容姿から大きく変異していないガナードに限られ、コルミロスやノビスタドールなどの人間ベースではない雑魚敵には通用しない。
追い討ちはステルスキルよりも耐久値の消費が大きいほか、チェーンソー男や大男(牛頭・猪頭)といった、体力の高い敵を即死させられないケースが多い*6
更にダウン中ガナードへの追い討ちは、ナイフの耐久値を非常に大きく削ってしまうので要注意。


武器商人

武器商人(後述)に話しかけることで売買が行えるのは旧作通りだが、本作ではそれ以外にも出来ることが大幅に増えている。

・購入/売却

武器の売買が行えるのは勿論だが、今作では用済みになったキーアイテムも売ることが出来るようになった。
売れるのは用済みになったものだけであり、必要なキーアイテムを売ってしまって詰む、なんてことにはならないのでご安心を。
また今作では期間限定で割引価格で買うことが出来、特定の装備を買うと関連商品がタダで貰える。*7

・依頼

旧作であった青コイン破壊を発展させた要素で、所謂お使いクエスト。
内容は「青コインを壊せ」「○○を売ってくれ」「○○を倒せ」等といったものがある。
青い依頼書を拾うことで受注したことになり、達成すれば報酬として「スピネル」が貰える。
「低額換金アイテムのスピネルが報酬ってショボくね?」と思うなかれ。
今作におけるスピネルは、お金では売っていない非売品と交換できる非常に重要なアイテムなのだ。

・改造、修理

武器を改造できるのは従来どおりだが、今作では特定の装備の耐久力を修理して回復させることが出来る。
修理できるのはボディアーマーとナイフ。
今作では敵の攻撃が非常に激しく、また弾薬節約のためにナイフが重要なのでどちらもマメに行うと良い。
今作では装填数を改造してもマガジン内の弾薬を補充しなくなったので、撃ち切ってから改造するという小テクが使えなくなった。

・トレード

前述のスピネルと非売品の交換が出来る。
トレジャーの位置を記した地図や武器に装備するパーツの多くはこのトレードでしか手に入らない。
一周で確保できるスピネルの数には限りがあるので、何を手に入れるかよく考える必要がある。


射的場

旧作にあった射的場が今作でも続投。
今作ではゲーム中での得点に応じてランクが付き、トークンと言うメダルが貰える。
このトークンを使ってガチャを引くことで、リメイク前バイオ4のキャラ達をモデルにしたチャームが入手出来る。(使用方法は後述)
射的では海賊の的を撃つと加点され、水兵の的を撃つと減点。
中にはドクロのメダルを付けた的があり、それを撃つとボーナスが入る。
ただし正確にドクロを撃ち抜かなければならず、的を撃っただけではドクロを撃ったことにはならない。
それぞれのステージにはボーナスタイムがあり、Sランクを狙うにはボーナスタイムを発生させることが必須。
ボーナスタイムの発生条件は的を全て撃つことだが、後半になるに連れて「○○秒以内」とか「○発以内」などの条件が付き難易度が上がる。
ただし最終ステージのみあまりにも難易度が高いためかボーナスタイムを発生させなくてもSランク取得が可能。


タイプライター

お馴染みのセーブポイントだが、今作ではセーブ以外にも出来ることがある。

・装備品の入れ替え

今作では装備品とパーツを預けることが出来る。
更にもし新しい装備を見つけた時、アタッシェケースに空きがなければその場で預けることも出来る。*8
ただし預けられるのは、ごく一部を除く武器と銃のパーツと救急用スプレーのみ。
大半の消耗品(弾薬・手榴弾・使い捨てナイフ・回復アイテム)を預けることは出来ない。

・アタッシェケースのカスタム

今作にはアタッシェケースにも幾つか種類がある。
外観・内装の変化だけでなく、種類ごとに通貨ドロップ率アップやハンドガンの弾ドロップ率アップなどの効果があり、切り替えはタイプライターで行う。
ちなみに、ケースの効果でアイテムを拾得した際は、画面右の拾得情報にケースのアイコンが追加表示される。前述のチャームの脱着もここで行う。
チャームとはアタッシェケースに付けるアクセサリーのようなもので、クラフトボーナス発生率アップ、回復量アップ、必要金額割引などの効果がある。
ちなみに旧作はアタッシケースだったが、本作ではアタッシケース。



【登場人物】

レオン・S・ケネディ
CV:森川智之
本作の主人公。
ラクーンシティの事件を経て政府にスカウトされ、エージェントとして活動している。
多くの人を救えなかったことを悔やんでおり、罪悪感を消すためにひたすら訓練と任務に没頭してきた。
アシュリー救出の為に山奥の村を訪れるのだが、ここからストーリーが始まる。
旧作の口癖の「泣けるぜ」は本作でも度々口にする。
RE2から引き続き旧作に比べてかなり真面目で、特にムービーなどで超人的なアクションは控えめにされている。
特徴的なボマージャケットは健在、地味に仕様がB-6からB-3になっている。*9


アシュリー・グラハム
CV:鬼頭明里
大統領の娘で本作のヒロインポジション。
アメリカにプラーガを広めるための布石にするために誘拐される。
監禁されていたところをレオンによって助け出されるが、既にプラーガを投与された後だった。
目の前で激しい戦いが行われ、銃撃戦の末に(あくまで元ではあるが)人間が肉塊になる場面に幾度となく遭遇。
更には頭部を砕いてグロテスクな寄生虫が現れるという、並の人間ならPTSDになったり心が折れたりしても不思議ではない状況でもなお平常心を保つ。
それどころかレオンを助けるためにアルマデューラが徘徊する地下に降りていく辺り、並外れた精神力の持ち主であることが分かる。
とはいえあまりにも常軌を逸した事件にさすがにドン引きしており、「レオンの任務っていっつもこんな感じなの?」と訊ねていた。


今作でも重機を運転して突破口を作るシーンがあるが、その際には「大学で習った」とさらっとだが出来る理由を述べている。
これにより逆説的に通っていた大学は工業系である事が示唆されている。
また、吊り橋効果によるものなのかレオンに対して好意を抱いているフシがあり、レオンとエイダが顔なじみだと知った時は少々スネていた。

レオンの攻撃が間違って当たった場合でも同じなのだが、それでも頭部に当たった場合と敵に担ぎ上げられている時に攻撃が当たると一発で死んでしまう。
ただしこの時ダウン状態になってしまい、この時に攻撃を受けると死んでしまうため急いで助ける必要がある。
また「このような状況でアシュリーを離して待機させるのは不自然」との開発陣の考えから、旧作のように待機させることはできない。
アシュリーが離れてついてくるか、近くでついてくるかのどちらかしか指示できなくなっている。
そのためアシュリー同行時の難易度が旧作より上がっているので要注意。
条件を満たせばオリジナル版でもおなじみのアーマー姿になれる。
全ての攻撃を無効化し、攫われることもなくなるため高難度でも安心して連れ回せる様になる。
ただしこの姿でも特定の場面で置き去りにすると、容赦なく連れ去られてゲームオーバーになってしまうのでエスコートは忘れずに。

フェイスモデルは日本在住のYouTuber、エラ・フレイヤ氏。



オリジナル版で多くのストレンジャー共が覗きまくったせいかなんとボトムスがスカートではなくなった。この借りは高くつくぞ…
よく見ると「スカートっぽく見えるショートパンツ」になっているのが分かる。
加えてパンチラ防止のためかタイツも着用。ストーリーの進行によって汚れたり破れたり…と、人によってはこっちの方がエロく見えるという意見も。
トップスについてはオリジナル版同様のノースリーブニットに加えて長袖ジャケットも加わり、総じて肌の露出は控えめになっている。
ジャケットはレオン同様にストーリーの進行で失うため、最終的にある程度オリジナル版に近いスタイルになる。
一周クリアすれば最初からジャケットなしor最後までジャケットありのスタイルでプレイ可能。



ルイス・セラ・ナバロ
CV:津田健次郎
元教団の研究員の自称「ハンサムなプー」。今作では元アンブレラの研究員であることが判明した。
かなりの好待遇で入社したらしいが数年で退職した模様。
アンブレラでの研究内容は不明だがハニガンは「鳴り物入りで雇った人間に胃薬の開発などさせていた筈がない」と考えている。
教団でプラーガの研究を行っていたが、プラーガの危険性とサドラーの野望の恐ろしさに気付き教団を裏切り、あるものと引き換えにエイダの組織に保護を求めている。


旧作と比較して見せ場が増えており、地下坑道でレオンと合流した後暫くの間同行し、一緒に戦ってくれる。
また、鎧を纏ったエルヒガンテ戦では鎧を破壊するための布石として、背中に飛び乗りダイナマイトを仕掛けるという大活躍を見せてくれる。



エイダ・ウォン
CV:皆川純子
RE:2でレオンと共にラクーンシティで戦った中華系の女性。RE:2の時点で生死不明となっていた。
だが再会した時にレオンがそれ程驚いた様子がなかったことから、レオンは早い段階で生存の情報を得ていた可能性もある。
ルイスが教団から持ち出したある物を確保する目的で村に侵入し、レオンが窮地に陥った際に村長やサドラーを攻撃する等、要所要所で活躍する。



ジャック・クラウザー
CV:辻井健吾
元レオンの同僚にしてアシュリーを誘拐した張本人。
本作ではかつてレオンを訓練した人物であり、レオンにとっては師に当たる。
「接近戦ではナイフのほうが速い」と教えたのは彼であり、レオンのことを常に「新兵(ルーキー)」と呼ぶ。
旧作では本当の雇い主はウェスカーであり、教団にはあくまで支配種のサンプルを横取りするために侵入したに過ぎなかったが、今作では本当に教団に入信している
本人によると教団の教えはどうでもよく、あくまで力を得ることが目的とのこと。

オペレーションハヴィエの内容自体はダークサイド・クロニクルズで既に描かれているが、そこで「部隊を失った」「合衆国に裏切られた」と言っている。
だがダークサイド・クロニクルズで描かれたオペレーションハヴィエはクラウザーとレオンの2人のみで遂行した作戦であるため、そのようなことは起こっていなかったはず。
彼とレオンの舌戦の内容及びレオンの口振りから作戦中に何かしらのトラブルが起こった事、そして部隊が全滅した事は事実であるらしいが。
これに関係するのか決戦の舞台となる場所の手前に設営されたテント内のテーブルには、大量のドッグタグが置かれている。件の部隊員の遺品なのだろうか……?
どうやらRE系の作品でのオペレーションハヴィエは旧作のものとは大筋こそ同じなものの顛末が違っているようだが、今後のリメイクの布石だろうか?


本作ではQTEムービーが廃止されている関係上、クラウザーとは自力で戦わなければならない。
戦闘では主にナイフを使い、オリジナル版では即死QTE満載だった初戦ではナイフと体術のみで彼と戦うことになる。
とは言えナイフしか使わないかというとそうではなく、しばらく進んでからの再戦時は完全武装。
マシンガン、爆発矢、手榴弾、トラップ、セントリーガンを駆使して襲いかかってくる。
攻撃をジャストタイミングでパリィしてメレーを決め、その隙に銃撃を当てるのが攻略法。



ビトレス・メンデス
CV:大羽武士
村の村長にして宣教師。衣装がリデザインされ、RE2版タイラントみたいな帽子トレンチコート大男になった。
常人を大きく超える体躯と、鉄を飴細工のように軽々と捻じ曲げる怪力を持つ。
今作では人間態のこいつが追ってくるエリアがあるが、多少ひるみはしてもダメージは通らず、しかも追いつかれてアシュリーが捕まれば、奪い返す暇もなく連れ去られてゲームオーバーになる。
取り巻きのガナードも大量に現れて逃走を妨害してくるので、進路上の敵を素早く排除しつつひたすら奥へ逃げるしかない。

少なくとも教団と関わる前(村の記録第二巻以前)から、学歴が低いながら村の子供たちに勉強を教えていた。
先代村長から村を託されたばかりの頃では文字書きもおぼつかなかったが、村のために尽力し勤勉で熱心な人物だった。
村長の努力が見事に実り、村の漁業や製鉄が順調に発展し、村人たちとも和気藹々な生活を営んでいた。
写真を撮るのが趣味らしく、彼の家では上述の鉄工場や先代村長、他村人などの写真が残されている。
そんな和気藹々とした生活は、村の地下であるものが発見されたことで崩壊していく……



ラモン・サラザール
CV:チョー
村のある土地一帯を統治する領主の末裔。通称「サラザール家の面汚し」。
PVが公開されたときから厚い化粧と老人のような顔つきのせいか「お婆ちゃんみたい」と言われていたが、ラモンのフェイスモデルを務めた人物は男性である。
幼稚かつヒステリックでおまけに残酷という救いようがない人物なのだが、城で拾えるファイルによるとこれはプラーガとは関係なく元から。
父親ですらこのどうしようもない人格に頭を悩ませていた様だが、母親からは深い愛情を注がれていた。
一方で自分を庇護してくれる存在に依存しており、サドラーに対する信頼は崇拝のレベルに達している。
自分の代になった頃には両親を失い天涯孤独となり、頼るものがいない寂しさを抱えていたようだ。
今作では通信ジャックではなく城内の拡声器ごしにレオンと会話するが、漫才を繰り広げず余裕のある態度で接してくるので印象はちょい弱め。
また、とあるシーンでレオンのことを「プルガルチト」*10と呼ぶのだが、実はこれはかつて使用人に言われていた陰口で、レオンに向けた侮蔑の言葉はかつて自分が言われていた言葉だった可能性が高い。
上記の通り旧バイオ4と比べるとコミカルなやりとりがなくなってしまっているが、その代わり大物感は増している。そして何故か卵とやたら縁がある。



オズムンド・サドラー
CV:大塚芳忠
ロス・イルミナドス教団の教祖にして今回の事件の黒幕。
アシュリーにプラーガを植え付けて親元に戻し、そこからねずみ算式に感染者を広げていくことで世界を支配することを目論んでいた。
旧作では教団はあくまで隠れ蓑で、真の目的はプラーガによる世界征服だったが、今作では本当にプラーガによる全人類の意思の統一を目的としている。
「世界には絶望が多すぎる」と主張し、プラーガによる支配が救済だと本気で考えていた(ルイス自身もそれを「ある意味では真の世界平和」だと認めている)
だがルイスはサドラーのあまりにも非人道的な行いを知っており、絶対に思い通りにさせてはならないと離反を決意した。
旧バイオ4ではサラザールと同様要所要所でのこまめな通信による会話がなく、また直接登場シーンも他のキャラと置き換わっている。
反面、言動の大物感が増しているほか序盤からガナード達やプラーガを操る描写が追加されており、「レオンの宿敵」という印象はむしろ増している。



武器商人
CV:千葉繁
レオンとの商売で手厚くサポートしてくれる、胡散臭くも頼もしい商人。
終始「オレたち」と述べている通り、各地に散在する商人はそれぞれ別人物。
今作でははっきりと教団へ強烈な敵意を持ち、レオンへの支援も教団打倒が目的と思われる。
中でも城主のラモン・サラザールには並ならぬ憎悪を抱いており、「クソガキ」呼ばわりしている。
相当確執があるのか、わざわざレオンにラモンの肖像画に卵を投げつける依頼をするほど。


なお彼らもガナードであるが、プラーガの絶対的な支配力にどうやって抵抗しているかは不明。
また今作では如何なる攻撃も受け付けず死亡することはない。ただしレオンが戦闘状態だと取り引きに応じてくれない。



イングリッド・ハニガン
CV:杉本ゆう
レオンのサポートを行う女性。
本作でも中盤で通信が妨害されてしまうため出番は少なめ。



マイク
CV:川中子雅人
最終盤にて、攻撃ヘリでレオンの加勢に来てくれるパイロット。
オリジナル版よりも高いテンションと台詞回しでガトリング掃射と空対地ミサイルを用いて、ガナードや関所を嬉々として殺戮・破壊する。
また、今回は特定地点まで行くと「弾切れだ」と言い残して一時撤退してしまうが、それまでは難易度プロフェッショナルでもしっかり働いてくれるので、思う存分彼の火力に頼るといいだろう。
最期は自分のヘリコプターでレオンを拾おうとした所に、己の命をかけた勇敢なノビスタドールが立ち向かい…。


ちなみに旧作の方では右腕しか描かれなかったが、今回はしっかりと全身が画面に映る。
とは言っても、フェイスマスクのせいで素顔は隠されたままだが。



地元警察官2名(メガネとヒゲのコンビ)
オープニングにてレオンをエスコートした二人組。
ヒゲは村に向かう途中で立ちションをしていたところを連れ去られる。メガネは車でレオンにタバコを勧めたりしていた。
オリジナルと比べるとあまりイヤミな印象は受けないが、それゆえに後述の死に様の惨さが際立つ。
オリジナル版とほぼ同じ役回り、つまりのっけから村人たちに惨殺される不憫な人達。
ただしその殺され方は無印よりもさらにエグくなっており、中年のヒゲの方は喉を切り裂かれて殺された挙句、首をもがれてからデルラゴの餌にされた。
若いメガネの方に至っては''海外版では生きたまま火炙りにされる''*11(国内版ではすでに死んでいるのか抵抗しない)
村人の襲撃が終わった後にはグズグズの燃えカスになった姿が晒されるという、目を覆わんばかりの凄惨極まる最期を遂げる。
オリジナルではレオンと会話する際に英語しか話さなかったが、RE:4ではスペイン語のセリフが追加されるなど、地元民である事がより強調されている。
なお、ヒゲの方は猟師小屋で回収できる警察手帳から、本名が「マリオ・フェルナンデス・カスタニョ」であることが判明している。
そのせいで、メガネの方はプレイヤーからルイージ呼ばわりされる事も……


+ エンディングについてのネタバレ注意-

アルバート・ウェスカー
CV:中田譲治
エイダの雇い主。
エイダが確保した「アンバー」を使って大規模なバイオテロを目論んでいる模様。
これはやはりウロボロス計画のことだと思われるが、ウロボロス計画にはプラーガはそこまでの必須要素ではなかったはず。
アンバーとはなんなのか、ウロボロス計画にどう関わるのか、幾つかの謎を残したまま物語は幕を閉じる。
また、モニターの一つにエクセラが映っており、RE:5の伏線ではないかと言われている。


【武器】

詳しい内容は武器(バイオハザード4)の項目も参照。



【メレー】

今作における体術の名称。ガナードや一部の敵に対して実行できる。
無印では広範囲の敵をまとめて吹っ飛ばせた回し蹴りが、今作では普通の蹴りに変更された。
複数の敵を攻撃することも出来なくはないが、よっぽど密集していないと無理。
また攻撃後の隙も大きいため無理に狙うとかえって危険になることも。
そのため前作での基本戦術だった「まず手近なガナードの頭を一発撃ち、体術でまとめてダウンさせてナイフでひたすら切り刻む」という戦法が成立しない。
更にナイフが消耗品になったこともあって、無印と同じ感覚でプレイするのは危険。
ベリィトゥベリィなども全てメレーで統一されている為、直感的に何を出すかわかりにくく味気ないものになっている。
尚、ベリィトゥベリィは脚を撃って膝を付かせた上で、相手の背後から入力しないと発動しない。大抵の場合間に合わないが、上手く回り込めば無印では不可能だった村人へのベリィも可能に。
邪教徒と戦闘員は膝を付く際に確率で背を向けてくれるためこの時の発動は容易。



【ナイフ】

今作では5種類のナイフが登場。
RE2と同じく耐久性が設定されており、耐久度が0になると折れる。(ただしメインナイフは消失しない)

  • 初期装備のコンバットナイフ
  • クラウザーが使っていたファイティングナイフ
  • 貴族人形を全て壊すことで入手できるプライマルナイフ
  • 村の中で拾えるキッチンナイフとショートナイフ

上の三つは改造と修理ができ、もし耐久力がなくなって折れても修理して復活させられる。
直接的な攻撃よりもパリィ、不意打ち、追い打ち、拘束からの脱出のために重要になるため、改造で耐久力を最優先で上げるのが良い。
ちなみに貴族人形を全て壊すと手に入るプライマルナイフのみ、限定仕様に改造することで耐久力を無限に出来る。
威力が高いほどカットイン時などの攻撃倍率も跳ね上がるので、その時だけ持ち替えたりするのも戦法の一つ。
道中で度々拾える「キッチンナイフ」と「ショートナイフ」は消耗品であり、耐久力がなくなると消滅し、修理も出来ない。
これらはそのまま使う用というよりクラフト用の素材であり、後述のボルトスロアーの弾の材料になる。



【ハンドガン】

弾丸のレシピは「ガンパウダー×5+素材S×1」。


・SG-09 R
レオンの初期装備。
限定仕様にすることでクリティカル率が5倍になる。
今作ではどの部位、どの敵にもクリティカルが発生するため意外と威力が出るようになる。
またガナードであれば頭部クリティカルで即死も狙える。
レーザーサイト装着により常時照準縮小扱いにできるため、総じて扱いやすいハンドガン。


・パニッシャー
スピネルと交換で貰える。
貫通系の武器で、限定仕様にすることで5体の敵を貫通できる。
また視点移動/レオンの移動で照準が開かないため高精度の射撃がしやすい。ただし威力はハンドガン中最低。
古城で出現する盾持ちガナードを盾を無視して攻撃できるのが便利。
…なのだが、後述するが孤島で出現する戦闘員の防具は貫通できないため、最大の強みの貫通能力が意味をなさなくなってしまう。
また高難度になるほど怯みにくくなるので、盾ごしに足を貫通させても蹴り飛ばせなかったりすることも少なくない。
レーザーサイト装着可能だが、前述の通り元から精度面で優れるので貴重なスピネルを使うかは悩みどころ。


・レッド9
今作ではデルラゴを倒した後湖の中央にある難破船で拾える他、取り逃したならあとから武器商人から買うことも出来る。
オプションパーツのストックはスピネルとの交換で入手可能。
ハンドガン中最大の威力を誇り、限定仕様にすることで威力が1.5倍になる。
ただし旧作と比べると威力がガタ落ちしており、おまけに連射が効かないところやパーツなしだと手ブレが酷いところは据え置きなので弱体化している。
個性はなくなったがストッピングパワーや怯み率は高めなので、メイン火力にしないのであれば無料なことも相まって良き相棒となるだろう。


一応ストックを着けた際は手ブレと反動がかなり減り、レティクルの収束も速くなる為ある程度の長距離狙撃には向く。特に手ブレの恩恵が大きく、距離にもよるがレーザーサイトより当てやすい場面も。
実績に「ハンドガンとナイフのみでクリア」というものもある為その際にライフル代わりとして使うのもアリか。


なおチャプター11のトロッコでは、(おそらく)ルイスのものを借りているという体裁で強制的に使用する事になる。


・ブラックテイル
チャプター7以降武器商人から買える。
サイズが小さく、ケースを圧迫しない良い子。限定仕様にすることで威力が1.5倍になる。
突出した性能はないが全ての性能が高水準でまとまっており、レティクルが最初から狭いので安定した射撃が可能。
装弾数は最低だが、装填速度は速いので下がりながらリロードすることでほとんど隙無く、高い連射性能でDPSを叩き出す。


・マチルダ
スピネルと交換で入手可能。
無印と違いストックの脱着が可能。ストックは別料金だぜストレンジャー。…本体もストックも要求量がそこそこあるのでスピネルが溶ける。
ストックを装着する事で唯一の3点バースト系ハンドガンとなり、限定仕様にすることで装弾数が2倍になる。
弾薬が湯水のように使えた旧作と違い、今作では1周目では弾薬が尽きることもあるので弾切れに注意。
無限弾になるアクセサリーを装備すると化けて、最強のハンドガンになる。


・センチネルナイン(DLC)
装填数と連射性能に優れ、レーザーポインタが付けられるハンドガン。
威力は初期ハンよりわずかに劣り反動もやや強めだが、その圧倒的な連射性能と装填数で気兼ねなく旧4のブラックテイルのような感覚で振り回すことができる。
最序盤から使えてDPSも高めで、素早いレーザーエイミングで小気味よく連発で撃ち込める快適さ・爽快さはレティクル仕様の今作では唯一の性能といえる。
限定仕様は初期ハンと同じくクリティカル率UP。この連射力で連続して頭が弾け飛んでくれればかなりの爽快感。運も絡むが是非お試しあれ。


【ショットガン】

弾丸のレシピは「ガンパウダー×12+素材S×1」。


・W870
旧作と同様に村の家屋の2階に置いてある。
限定仕様にすることで威力が2倍になる。
威力が高い上に複数の敵を攻撃できるため、序盤の攻略の切り札になるが、限定仕様にしない限り威力は他の2種に劣る。
限定仕様にすればショットガン系で最大級の威力を発揮でき、怯みやストッピングパワーが高いので総合性能に優れた一品。


・ライオットガン
チャプター6以降武器商人から買える。
限定仕様にすることで威力が1.5倍になる。武器商人曰く「ミンチ製造機」。
その言葉に違わず、限定仕様の火力自体はW870に劣るが連射力と集弾性能では上回っており、一体の敵に対する火力の高さは随一。海外版では本当に撃たれた箇所がミンチになる。
ただし集弾性が高いあまり、複数の敵を相手にするのはやや苦手。
怯みやストッピングパワーはショットガンの中で最低だが、集弾性の良さも相まって怯ませるより先に殺すことができる武器。
今作はショットガンの火力が旧4の2倍以上になったことでマグナムの役割も十分に果たせて、また集弾性の良さからライフルの代わりに寄生体を一撃で殺す役割も担える。


・ストライカー
旧作におけるセミオートショットガンで、チャプター10以降武器商人から買える。
限定仕様にすることで装弾数が2倍になる。旧作では100発だったが、今作では48発。
限定仕様にしても威力は上がらないため、最終的な火力はショットガンの中で最低。リロードも重い。
ただし弾を広範囲に拡散させることができる上、連射速度も圧倒的に速く殲滅能力に優れる。
複数の敵を相手にしなければならない場面が多い今作では、使いようによってはライオットガンより活躍してくれる。


・スカルシェイカー(DLC)
装填数は最大改造してもわずかに6発だが、コンパクトで圧迫しないのでケースがまだ小さいゲーム序盤から持てるのは非常にありがたい。
他の銃をメイン火力にして盾持ちや囲まれ時の緊急用に使ってもいいし、しっかり改造していけば火力も必要十分に確保できる。
レティクルはやや広めなのである程度近づく必要があるが、怯みやヒットストップ性能がW870と並んでトップクラス。
撃った後のスピンコックがカッコイイ、浪漫と実用を兼ね備えつつ他のショットガンにない特徴を持つ優良武器。


火力ならライオット、集団相手ならストライカー、バランスを取るならW870、サイズ重視ならスカルシェイカーと明確な差別化がされたと言える。


【サブマシンガン】

弾丸のレシピは「ガンパウダー×6+素材L×1」。


・TMP
チャプター3以降武器商人から買える。
限定仕様にすることで威力が1.5倍になる。
パーツを装備することで命中精度を高めることが出来るが、ストックはスピネル交換が必要。
連射力が売りだが、その分一発の威力が心もとなく、レティクルの散乱が激しいので命中精度も非常に悪い。
ストックを装備すればレティクルの収束自体は非常に素早くなるが、撃ち始めるとまたすぐに拡散するため最初の2,3発以降はやはり散らばる。
弾薬も60発からドロップがなくなるのに加え、体術も弱体化して寄生体も出るようになっているので旧作のような使い方も難しい。
攻撃力を強化したいところだが,装弾数も強化しないとあっという間にリロードを挟んでしまうのが悩ましい。
弾薬をクラフトしようにも素材Lは閃光手榴弾など、重要なものに使われがちになる。
ストッピングパワーは高めなので、足止め用と割り切って運用するのが良い。


・LE5
新登場のサブマシンガンで、冷凍室で拾える。
限定仕様にすることで5体まで貫通できるようになる。
サブマシンガンでありながらスコープを装備でき、貫通力も備えている。
勿論特殊スコープも装備できるのでリヘナラドールとの戦いにも役立つ。
レティクルの収束は非常に遅いが、範囲はなかなかに狭い。移動しても、さらにそのまま連射し続けてもほとんど拡がらず常に一定の精度を保つため目標に対して火力を集中しやすい。
ただしリロードが遅く、そもそもスコープを覗きながらの戦いがサブマシンガンが前提としている接近戦と相性が悪い。
残念なことにスコープを着けてもレーザーサイトのように精度が良くなる、なんてことも無く、通常時と同じ程度に散らばってしまう。遠距離狙撃には使えない。
武器の特性と性能が微妙に噛み合っていないとも言えるので、使いこなすにはややコツがいる。


・シカゴスィーパー
隠し武器その1。難易度PROFESSIONALをAランク以上でクリアすると入手できる。
限定仕様にすることで弾が無限になり、リロードが不要になる。
Sランクまでなら2周目以降でも取れるので、弾薬や資金に余裕ができる2周目以降で入手を目指すのも手。
旧作よりも火力が落ちたが、そもそも旧4の威力が過剰すぎて、今作ではほどよい火力でリロードを挟まず敵を蜂の巣にして踊り狂わせて楽しめる。
リヘナラドールに撃ち込めば、無印のナイフハメが如く何もできずに床に伏したまま蠢く姿を見ることもできる。


【ライフル】

弾丸のレシピは「ガンパウダー×10+素材L×1」。


・SRM1903
チャプター2以降の武器商人から買える。
限定仕様にすることで威力が2倍になる他、弱点に攻撃すると威力が3倍に上昇する仕様がある。
ただし一発撃つごとにスコープから目を離さなければならず、リロードも遅いので正確な射撃が求められる。
今作では連射性能が高くなってかなり使いやすくなったのと、火力が他よりも図抜けて高いので、狙撃や寄生体処理など旧作のように使いたいならコレ。


・スティングレイ
旧作におけるセミオートライフルで、チャプター7以降の武器商人から買える。
武器商人曰く「敵の頭をカボチャに変える魔法の銃」。限定仕様にすることで連射速度が2倍になる。
限定仕様にする前の段階で威力はSRM1903に劣るが、連続の射撃が可能。
一発の威力で勝負するのがSRM1903なら、こちらは手数で攻める武器と言える。火力がナーフされてしまったので殺しきれないこともしばしば。
リヘナラドール戦では弾薬を消耗せず、一番安定して狙って倒すことができる。


・CQBR Assault Rifle
新登場のアサルトライフルで、古城の図書室の仕掛けを解くと拾える。RE3のカルロスが使っていた銃。
RE3のアサルトライフルの弾と言ったようなアイテムは無く、狙撃用のライフルの弾を連射するというまさかの銃。
連射して敵の集団を殲滅するもよし、スコープで遠くの敵を狙い撃つもよしの万能武器。
限定仕様にすることで威力が1.5倍になりスティングレイを超え、DPSはかなり高くなる。
ただし、ライフルの弾は手に入る数がそう多くない上、連射力が高い分無駄弾も出やすく、こればかりに頼っているとあっという間に弾切れを起こす。
無限弾アクセを手に入れれば、旧シカゴのような無双プレイを堪能できる。


【マグナム】

弾丸のレシピは「ガンパウダー×17+素材S×1」。


・ブロークンバタフライ
旧作では古城で拾えたが、今作での入手方法は購入のみ。
限定仕様にすることで威力が1.5倍になる。
最終的な攻撃力はマグナム系の中で最大という強武器。RPGを除けば全武装2番目に強い。
ただしその代償として集弾性が劣悪。視点移動した瞬間に照準が開くので、動いている相手に命中させるのは困難を極める。
かと言って雑魚に使うのはもったいないので、使い所が悩ましい。
ボスがダウンした時に使って確実に命中させたい。


・キラー7
チャプター13以降の武器商人から買える。
限定仕様にすることでクリティカル率が5倍になる。
最終的な威力はブロークンバタフライに劣るが、レーザーポインターが標準装備されているため命中させやすく扱いやすい。
また、今作のクリティカルは敵や部位に依存せず発生する為、限定仕様にすることで概ね20%ほどのDPS向上も期待できる。
平均的にはハンドキャノンに僅かに劣るくらいのダメージを叩き出せるので、使い勝手の良さもあって人気は高い。


・ハンドキャノン
隠し武器その2。難易度PROFESSIONALをニューゲームでボーナス武器を使わずにクリアすると入手出来る。
限定仕様にすることで弾が無限になる。
無印では猛威を振るったが、今作では最終的な攻撃力がブロークンバタフライ以下という超絶弱体化を食らった。
にも拘わらず照準性能はブロークンバタフライ未満で、連射速度もマグナム系で1番遅いので、外すと隙だらけになる。ぶっちゃけ限定仕様以外に利点はない。
おまけにそれ以外の性能は据え置きなので、はっきり言って入手難易度に見合ってるかというと極めて微妙。
挙句の果てにはネコミミによりどんな武器でも無限弾が可能となり、唯一の利点さえも魅力が無くなってしまった。
だが後に配信された無料DLCの「ザ・マーセナリーズ」をSランクでクリアすることでも入手できるようになった。
こっちの方がはるかに手間がかからないので、まずはこちらの方法で手に入れると良い。


【ボルトスロアー】

旧作のマインスロアーをリニューアルしたような武器。
ボルトという矢を使用し、レシピは「キッチンナイフ×1+素材L×1」もしくは「ショートナイフ×1+素材L×1」。
限定仕様にすることで装填数が2倍になる。これのみ敵に撃ち込んだものを回収して再利用できるため、弾薬の節約になる。
またボルト用マイン(レシピは「ガンパウダー×8+素材S×1」)を組み合わせることで爆発物付きの矢にすることも出来る。
回収することは出来なくなるが複数の敵を爆発でまとめて攻撃できるで、設置の仕方によっては出現直後の敵を吹き飛ばす等の悪用も可能。


【ロケットランチャー】

道中で一つ拾えた旧作と異なり今作での入手手段は購入のみ。改造は一切できない。
DPSは61,234と桁違いすぎる威力で、雑魚は勿論のこと凍らせていないヴェルデューゴ以外のボスも一撃で倒せる、構えが非常に遅い原作と違ってすぐに打てるので、まさに切り札と言える武器
ただし特定チャプターでしか補充されず、最大5回しか購入できない。
ハードコア以上の難易度では値段もかなり高いため、最終手段としての運用が求められる。
旧作同様、2周目以降に無限バージョンを購入可能。


【手榴弾】

今作では焼夷手榴弾がリストラされた代わりに強化手榴弾が登場した。


・破片手榴弾
爆発で敵を攻撃できる手榴弾。これのみクラフトで作ることが出来ない。
今作では出現する敵がかなり多いので、密集している敵を一気に吹き飛ばすことが出来る。
出し惜しみする方がロスが大きい為、襲撃イベントなどではガンガン使って行った方がいい。


・閃光手榴弾
クラフトのレシピは「ガンパウダー×5+素材L×1」
殺傷力は基本的にないが、敵を怯ませる事ができる。
メレーに繋げるか、ナイフで追撃するか、その隙に逃げるか、幅広い戦略が取れる。
またプラーガが露出した敵を(一部の例外を除いて)即死させることが出来る。
これがかなり重要で、今作では寄生体がかなりの割合で出現するため、囲まれた時の切り札に常に持っておきたい。


・強化手榴弾
クラフトで作る場合のレシピは「ガンパウダー×12+素材L×1」。
その名の通り手榴弾の強化版で、威力が倍以上にアップしている代わりにアイテムスペースを破片手榴弾の倍専有する。
クラフトで作る以外にも道中で拾えるため、大量の敵が出てくる難所で惜しみなく使ってしまってもいい。


【クリーチャー】

本作ではプラーガタイプC、ガトリング男、U-3がリストラされている。
ただしそれぞれに該当する新規の敵が登場するため、実質的には全てのクリーチャーが旧作から続投している。


プラーガ

本作で起こったバイオハザードの元凶となる寄生生物。
プラーガを内包した琥珀も発掘されているが、琥珀が生成されるには少なくとも数百万年かかるとされており、つまりそれだけの太古から存在していたということになる。
胞子状の幼体を吸い込む、あるいは卵を注射されることで体内に入り、およそ24時間掛けて成虫になる。
孵化した直後から宿主の脊髄に取り付き神経を融合させ、やがて完全に脳の働きと精神を乗っ取ってしまう。
寄生対象はかなり幅広く、全ての脊椎動物に寄生できるとされている。
他にもプラーガ同士でコミュニケーションを取ることも可能であり、前述の特性と併せて種族を超えた連携をとることも可能。


除去方法は三つあり、一つ目は卵の段階で薬殺すること。
だが一度孵化してしまうともう薬では成長を遅らせることしか出来なくなる。
二つ目は外科手術で取り除くことで、ルイスがこの方法で除去している。
三つ目は放射線治療のように外部から特殊な光線を照射してプラーガのみを焼き殺すこと。
だがこの方法では神経が繋がったプラーガの断末魔の苦痛が宿主にも伝わってしまう。
この方法で除去を試みたある被験者は、除去にこそ成功したもののショック死してしまった。
そしてプラーガが完全に成長すると最早宿主を殺す以外除去は不可能になる。


RE:4の追加タイプ設定はオリジナルと混同されやすく、今のところ上位種以上に関してはさまざまの説や考察が存在する。


・プラーガ(成虫)
死んだ宿主から這い出してきたプラーガが新たな宿主を探して彷徨っている状態。
ゲーム中では施設内を徘徊している他、攻撃を受けたガナードが一瞬だけ旧作におけるタイプCと同様の姿になった後、プラーガが宿主を切り離して行動を開始する。
旧作では時間が経つと衰弱死してしまったが、今作ではなんと時間経過では死なない。
そのため攻撃して倒さなければならないが、すばしっこく狙いにくい上に後述の特性があるため意外と厄介な相手。


・従属種
村人、邪教徒、戦闘員に寄生しているタイプ。
寄生された生物は極めて攻撃的になり、寄生されていない生物に容赦なく襲いかかる。
ただしこれに寄生されると知性がかなり低くなり、警備や敵の迎撃、単純な作業しか出来なくなる。


・上位種
寄生された宿主の知性が研究者曰く「ミミズ並み」に低下してしまうという従属種の欠点を克服したタイプ。
オリジナル支配種のように村長、ラモン・サラザール、クラウザーといった幹部クラスや指揮官ガナードに投与されているという推測があるが、作中にて変異能力無しの記述もある。
確定に投与されたのは頭脳担当の研究員や人質兼スパイ予定のアシュリー、セパレートウェイズではクラウザーも明示されている。レオンのも上位種説がある。
知性は全く損なわれずと言っても、最終的には他の寄生者同様サドラーに狂信する。教団の目的には興味がないと話すクラウザーも、サドラー個人ではなくプラーガに魅入られており、どの道プラーガの支配下からは逃れられない様子。


・支配種
サドラー(あるいは幹部クラスのネームドキャラも)がその身に宿しているタイプ。
プラーガの中で唯一、宿主の自我を保つことが出来ると思われる。
ただし作中の行動からすると、彼等や歴代サドラーも母体プラーガへ忠誠が植え付けられている説がある。
また、何らかの方法(作中の予測によると特殊な波長の音)で他の宿主を手足のように操ることが出来る。
今作では従属種は支配種と精神がリンクしていると思しき描写がある。
ただしその性質が災いし、もしも支配種が死んだらその死の苦痛が伝わってしまい、全てのプラーガが行動不能になるという欠点がある。


+ ネタバレ-

・アンバー
ルイスが偶然発見した、琥珀状の特殊個体。命名者も同じくルイス。
プラーガの復元に成功した以上、琥珀に内包されている個体に最早研究価値はないはずだったが、ルイスが単に「変わった形をしているから」と言う理由でなんとなく調べた結果、支配種にしかないはずの器官を持っている事が判明。
驚くべきことにその力はサドラーの宿す支配種と同等か、それ以上の可能性すらあるという。
研究を進める前にサンプルはサドラーに没収されてしまったが、ルイスはサドラーに対抗するためにアンバーのサンプルを奪って教団から脱走。
エイダの組織とコンタクトを取り、組織もアンバーのサンプルの提供と引き換えに高跳びさせることを約束した。


ガナード

プラーガに寄生された人間。
肉体のリミッターが外れておりレオン以上の怪力を発揮する。
また以前の知識もある程度備えており、道具を使うことも出来る。
ただし前述したように知識はあってもそれを使いこなすための知性が低下しており、自分たちが仕掛けた罠に掛かる場面もしばしば。
(今作ではあろうことか自分達が仕掛けたトラバサミに引っかかる。)


・村人
サラザールが治めていた村の住民が寄生されたもの。
ガナード全般に言えることなのだが、無印と比較して全体的に頑丈になっている。
ヘッドショットを決めても一発撃たれたくらいでは怯まない場合も多い。
更に倒した際、稀に首が折れた状態(ガナード・デスヌカド)となって復活してくる。
これは最序盤から登場する上、スピードも速くリーチも長いと非常に厄介な存在。
また、火炎瓶やダイナマイトで攻撃してくる個体はかなり正確にこちらのいる位置に投げてくる。
この個体は着火後、投げる前に銃撃するとそれらを落として周りを巻き込み自爆する。*12
同士討ちを狙う戦法も出来なくはないがかなり危険を伴うので、腕に自信がある人向けの戦法。
旧作では使わなかったボウガンを使うため、距離が開いていても脅威になっている。


・邪教徒
古城に出現。今作ではスキンヘッドのため見分けがつきにくいが女性もおり、声で判別出来る。
新たに大鎌やモーニングスター、木の盾を使う個体が出現するようになるが、村人とそこまで違いはない。
とは言えそれは単体での戦闘力の話で、集団戦では盾持ちが先頭に立って攻撃を防いだり、幾つかのグループに分かれてレオン達を包囲するように動くなど、より高度な戦術を駆使する。


邪教徒:錫杖
顔を布で覆った赤い司祭のような衣装を身に付け、カンテラを吊るした特殊な錫杖を持ったリーダー格の邪教徒。村人からは導師様と呼ばれている。
オリジナル版と同様に山羊の頭骨を帽子のように被っているが、本作でのこいつは山羊骨の位置が妙に高い。
パッと見て顔に当たる部分と山羊骨の間に土台でも仕込んでるように見えるが、山羊骨のすぐ真下を撃つとちゃんと被弾する。頭部が物理的に変形してるんだろうか?
キーアイテム等を持って逃げ回る面倒な敵といった立ち位置だったが、本作では特殊な音波で周囲のガナードを後述するプラガ・グアダニャやプラガ・マンディーブラに変えてしまうという厄介な性質が追加。なお周囲のガナードを全て倒すとこいつ自身がプラガ・マンディーブラに変異する
またプラーガを投与されているレオンも影響を受け、一定時間武器の使用ができなくなる。
おまけに本人はレオンに接近されると逃げるので狙撃でさっさと倒したいところだが、耐久力が高いために意外と手間取りがち。


・戦闘員
孤島に出現する孤島を警備する戦闘員のガナード。
訓練を積んだ人間が素体になっているだけあって体力が多く、ロケットランチャーや固定機銃で攻撃してくる者もいる。
この機銃はレオンが奪って使用することも可能。
とは言えロケットランチャー持ちは数が少なく、他の飛び道具はボウガンが精々であり攻撃面ではあまりこれまでとあまり差はない。
だが問題は防御面。村人や邪教徒より大幅に高い怯み耐性に加え、今作ではなんと5の戦闘員マジニと同様に、鉄の盾やボディアーマーを装備した個体が出現する。
この防具にはショットガンも貫通系の武器も通じないため、非常に厄介。
上手いこと足や頭を強力な火器で狙うか、難しければ爆発系の攻撃に巻き込みたい。


余談だが、ロケットランチャーを使う個体は発射時にちゃんと「隠れろ!(A Cubeirto!)」と叫んでおり、少なくとも仲間意識は残っている模様。妙に嬉しそうに叫ぶヤツもいるが…


・ガナード・デスヌカド
首が折れた宿主の体をプラーガが無理矢理動かしているもの。
首があり得ない方向に曲がったまま向かってくる様はまさにホラー。
怯みにくい強敵で、他のガナードと一緒に出現するとかなり厄介。
本作で最初に戦うクリーチャーがあろうことかこいつ(レオンがムービーで蹴り飛ばして首が折れた個体)であり、戦闘直前のタイミングで「さっきのは首が折れたし来るのは増援のガナードだろう」と油断していた旧作経験者の度肝を抜いた。
プラーガが体内に隠れているために当然昼間でも出現する。
ただしプラーガが直接外を見ているらしく閃光手榴弾で即死する。
これに変異するのは倒れた後のみなので、出来れば追い討ちで阻止したい。


・プラガ・グアダニャ
機能停止した宿主の頭を押しのけてプラーガの本体が出現した姿で、%%寄生獣%%旧作のタイプAに該当する。
一度倒れて変化する場合と、攻撃を受けて直立したまま変化する場合があり、倒れた場合のみ追い討ちで変化を阻止できる。
先端が刃状の触手を縦横無尽に振り回して攻撃してくるので、接近戦は極めて危険。
幸い道具を使ったり攻撃を素早く避けたりは出来なくなるので、遠距離から弱点のプラーガ本体に攻撃を当てたい。


なお、旧作では一つのエリアに出現する寄生体は2体までという制約があったが、今作ではなんとその制約がない。
そのため運が悪いと相手にしているガナードが全て寄生体に変化することもある。


・プラガ・マンディーブラ
更に成長したプラーガが出現したもの。旧作のタイプBに該当する。
即死攻撃はそのままに外皮が硬くなったため攻撃が通じにくく、危険度が一気に増している。
天井に噛みついて振り子の要領で一気に距離を詰めたり、離れた距離から酸を飛ばしてくるなど、旧作より多芸になった。
近付くと弱点である口を開くので、そこをライフルやショットガンで狙い撃ちたい、インファイトが不安なら閃光手榴弾を使うのも手。


・プラガ・アラニャ
今作で新たに追加された敵。旧作のタイプCに相当する。
前述のプラーガ成虫が別のガナードに寄生したもので、ガナードが悲鳴を上げていることからかなりの苦痛が伴う模様。
常にダッシュしてくるために距離が取りにくく、一体ならともかく複数出現するとかなり厄介。
しかも、寄生されたガナードの頭をハンドガンで吹っ飛ばしたとしても、プラーガ成虫を引き剥がさない限り首なしのまま襲いかかってくる
だがさすがに倒したガナードに延々と寄生してゾンビアタックするなんて芸当はできない模様。
攻撃で吹き飛ばすとプラーガが離れるが、すぐにまた生きてるガナードに寄生してしまうためあまり意味はない。
プラーガとガナードの両方を攻撃できるショットガンや貫通武器が効果的。数が多い場合、いっそ閃光手榴弾を投げてしまうのも手。


・大男:ハンマー/大男:連弩
今作で新たに追加された敵。
村に登場する大男は牛の頭を被っており、ハンマーを持った個体と素手の個体がいる。ハンマーでの攻撃は他のガナードにも当たる。
終盤の孤島ではリストラされたガトリング男の代わりであろう、猪の頭を被ってエンジン駆動の連弩を装備した個体が新たに登場する。
その巨体からわかるようにかなり耐久力が高く、なかなか怯まない。
足を重点的に狙って体勢を崩し、メレーを当てると良い。
意外にもステルスキルで無力化できるが、戦闘中の場合はボス扱いということか、追い討ちを決めても即死ではなく大ダメージ止まりである。


チェーンソー男/チェーンソー姉妹
プラーガと適合しすぎたためにより凶暴になった個体。チェーンソーによる即死攻撃を仕掛けてくる危険な敵。
ナイフの耐久力を大きく消費するが、パリィで攻撃を弾くことも出来るので落ち着いて対処したい。
ただし槍のように構えて刺し貫こうとする突進攻撃はパリィできないので要注意。
チェーンソー姉妹と戦うときは、手榴弾やマイン付きボルトで2体まとめて攻撃すると効率的。
こいつらの攻撃をまともに喰らうと「チェーンソーで腹から背中へと貫かれた挙げ句、肩へ向けて斬り上げられる」だの、
「背後からチェーンソーで刺し貫かれ、頭上へ掲げられたのち投げ捨てられる」などのスプラッター映画さながらの最期を見るハメになる。


ちなみに、こいつらは出現時からレオンを捕捉していたり、必ずレオンを見つける配置で待機している仕様上、通常プレイの範疇でステルスキルを成立させるのはほぼ不可能。
相手の行動範囲外に逃げてから忍び寄るなどすればステルスキルは成立するが、即死効果はなく通常の追い討ちと同じダメージを与えるに留まる。
つまりステルスキルを狙うだけ時間をロスするだけなので、倒すつもりならコソコソせず真っ向から捩じ伏せてしまおう。


体験版の高難易度モード『MAD CHAINSAW MODE』では、白色の布を被り赤褐色に変貌したチェーンソーを持つ個体が登場。
あらゆるステータスが強化されているので、体験版時点での武器スペックで対処するのはかなり難しい相手となる。
本編では登場しなかったが、9月21日に無料アップデートされたザ・マーセナリーズの新マップLOADING DOCKSで再び登場。原作と同じように2連チェーンソーを使ってくる、なんと25体撃破の段階で登場し、最終的には更にスペック強化された個体が2人も登場する、バレットラッシュで一気に倒したい。


コルミロス

プラーガに寄生された犬。
今作では焼夷手榴弾が登場しないため、即死させられる手段が減って対処が難しい。
おまけに旧作の「背中を向けていれば攻撃されない」という仕様もなくなっているため、危険度が一気に増している。
転倒させれば追い討ちで即死させられるためショットガンで応戦したい。
またプラーガが露出している状態なら閃光手榴弾が効くのはガナードと同じ。


今作では武器商人の依頼を受けることで強化個体が登場。
出現するプラーガが巨大になっており、あろうことかこのプラーガは閃光手榴弾で即死させることができない。
ショットガンでひたすらプラーガ本体を攻撃したり、実はナイフで割と簡単にハメれるのでこれらを狙っていきたい


アルマデューラ

宿主を失って彷徨っているプラーガが鎧の中に入り込み操っているもの。
今作では首元からプラーガ本体が見えている。そこを狙うと膝をつくため、メレーを仕掛けることができる。
すると兜が取れて中身の寄生体(グアダニャ)が剥き出しになるので、距離を取って撃つなり、閃光で一気に片付けよう。
だが狙ってやるのは難しいので、素直に頭を狙ってまず鎧を破壊した方がいい。


初回の戦闘では、キーアイテムを取ると襲ってくる点はリメイク前と同じ。
しかし、動き出した二体を倒すとまた二体、その二体も倒すと今度は三体と、少しずつ厄介な度合いが増していく。
ただ、この時アシュリーが援護で投げてくれるランタンの炎に当たると動きが止まるため、メレーのチャンスが生まれる。


その後レオンを救うために地下へ降りたアシュリーに襲いかかるが、実は前回の戦いが伏線となっており、青い光に当たると死にはしないものの動きを止められる。
攻撃を受けると即死するため、拾えるランタンを上手く活用したい。
アシュリーはこのことがすっかりトラウマになったらしく、「鎧なんか大嫌い!」とぼやいていた。まあこの後プレイヤーとアシュリーはその鎧に助けられることになるんだが


武器商人の依頼を受けることで強化個体が登場。通常よりも大きな金色の鎧を操っている。
更に2体のアルマデューラを従えているため、手榴弾でまとめてダメージを与えたい。


ノビスタドール

寄生された人間に遺伝子操作を施すことで誕生した昆虫人間。
旧作では透明化能力を持っていたが、今作では擬態能力を持っている。霞龍相当が岩竜相当にランクダウンしたとか言わない
体色を変化させることで岩やガレキに擬態することが可能で、その場にノビスタドールがいることを知らなければ発見は極めて難しい。
さらに厄介なのは水中にいる場合で、目の光以外はほぼ完全に姿が見えないため、水辺から目を離していると悉く奇襲に遭う。
しかし洋風建築の整然とした通路に明らかに不自然に岩がある等、状況によってはバレバレな時もしばしば。特殊スコープを使えば擬態中でも視認可能。
一方で耐久力はかなり低く、ハンドガン数発で死ぬ他、擬態中はハンドガンを頭に撃ち込めば大抵倒せるかダウンを取れるレベルまで耐久が下がる。
だがガナードと同じく基本的に群れを成して襲ってくる上に、飛行する特性により上側の死角から接近を許す場面も多いため油断ならない。


リヘナラドール

一人の人間に複数のプラーガを寄生させるという実験で誕生したクリーチャー。
今作では貫通系の武器なら体の背中側にある寄生体を撃ち抜けるので、転ばせないと狙えないということはない。
また、普通の武器でも攻撃を続けて体表を破壊すれば寄生体を破壊出来る。
では弱体化しているのかと言うとそんなことは全く無く、むしろ手強くなっている
理由は頻繁に小走りするようになり、距離を取るのが難しく攻撃する隙がなかなかないため。
ならば足止めしようと足を破壊して転ばせても、すぐさま蛇のように這いずって噛みつき攻撃を仕掛けてくる。
一周目では特殊スコープを入手する前に2体に遭遇するのだが、素直に逃げた方がいい。
原作では足をショットガンで吹き飛ばせばナイフで簡単にハメることができたのだが、それも勿論できなくなっている


武器商人の依頼を受けることで強化個体が登場。
通常の個体よりも多くの寄生体を宿しており、初見時にはその多さに軽く引いた人も多いはず。
だがドアを開けただけでは動かないので、一発だけ先制攻撃出来る。
出来ればここで2体の寄生体を潰しておきたい。


ちなみに通常個体・強化個体ともに、窓枠のような乗り越えられる場所があれば、そこを常に挟むようにして立ち回ることで比較的安全に対処できる。


・アイアンメイデン
前作ではリヘナラドールの亜種のような存在だったが、今作では寄生体を全て破壊されても死なずに変異した姿で、つまりは強化個体。
寄生体は頭部にある一つのみだが、狙いにくい上に掴み攻撃を振りほどけないと針で貫かれて即死してしまう。
おまけに倒すと爆発して針を撒き散らすため非常に厄介。
ただ、この状態になると弱点を撃たずともダメージの蓄積だけで倒せる。
アイアンメイデンは追い込まれた末の最後の変身なので、高火力武器で一気に片付けてしまおう。


デルラゴ

プラーガを寄生させたサンショウウオが実験の結果巨大化したもの。
プラーガを介したコントロールが出来ないため普段は封印されている。
姿と戦い方共に旧作との大きな違いはないが、今作ではレオンの体力ではなくボートの体力が表示されている。
つまり5のンデス戦と同様に回復ができないということであり、注意が必要。


余談だが、投げられる銛の威力はかなり高く、村人ガナードくらいなら一撃で倒せる。
そりゃあんな固くて太い鉄の棒が人体に刺さったら致命傷にはなるだろうが、それを全力で遠投できるレオンの腕力は…。
なお、本作でも湖に何発も撃ち込むとコイツにパックンチョされてゲームオーバーになります。


エルヒガンテ/エルヒガンテ:鎧

寄生された被験者が実験の果てに巨大化したもの。
その巨体に違わぬパワー・生命力・耐久力を持っており、通常の火器で殺すのは困難。
だがある程度攻撃を当てると寄生体が出現し、そこが急所となる。
今作では寄生体が出現しても前作のように動きが止まらず、寄生体を出したまま攻撃してくる。
その状態で寄生体にある程度攻撃すると旧作のように蹲るのだが、エルヒガンテの攻撃を避けながら寄生体に正確に攻撃を当てるのは至難の業。
また、よじ登りからの切り付けの最中にナイフの耐久力がなくなるとスペアがあったとしても攻撃が中断されてしまうので要注意。


村では一体しか登場しないが、古城で別個体が登場。
古城での巨人との戦闘は某大作ファンタジー映画を彷彿とさせる。
この個体は鎧を身に着けているため銃が効かず、握りつぶした岩を榴弾のごとく投げつけてくる。%%獣の巨人%%
この攻撃はガナードも巻き込めるが、あまり狙ってやるものでもない。


その後採掘場で再び出現。通常版と鎧版が同時にレオンとルイスに襲いかかってくる。
ここでは旧作と同様に溶鉱炉に落とせるが、ボタンを操作してから蓋が開くまでタイムラグがあり、しかもボタンを操作すると逃げてしまう。
闇雲に操作しても落とせないため、閃光手榴弾などで足止めする必要がある。その代わり旧作のような道連れは使用しない。
暫く戦うとルイスが背中にダイナマイトを仕掛け、それを爆発させることで寄生体が出現しダメージを与えられるようになる。
爆発させればその場でダウンするため、トレジャーを狙わず溶鉱炉に落とす場合は上手く誘導してから起爆したい。


●ビトレス・メンデス:変異

村長がプラーガの力を開放した姿。
プラーガが脊髄と完全に一体化しており、ムカデを思わせる姿となっている。
旧作ではレオンが二階にいると単純な攻撃しかせず簡単にはめられたが、今作では攻撃のバリエーションが増している。
背中に弱点の目玉があるので、2階からショットガンなどを撃ち込むといい。
ある程度ダメージを与えると下半身を切り離して第二形態に移行。
旧作ではただ下半身がなくなっただけだったが、こちらは蠍のハサミを思わせる一対の腕を追加で生やしている。
旧作以上に激しく動き、遠くから燃え盛る木材やドラム缶を投げつける攻撃も仕掛けてくるようになる。
第一形態、第二形態共にある程度ダメージを与えるとダウンして、この時ナイフで大ダメージを与えられる。


なお、旧作では殆ど喋らなかったが、今作ではブツブツと祈りの言葉を呟き続けている。


ガラドール/ガラドール:鎧

サラザール家に仕える拷問官が人体実験の果てに変異した姿。両手に伸びた長い爪が特徴。名前も「爪の者」を意味する。
目につく者全てを無差別に攻撃するほど凶暴化したため、瞼を縫合されて普段は拘束されている。
目が見えない代わりに聴覚が異常発達しており、ほんのちょっとした物音でも聞きつけて襲ってくる。
走るだけでも足音で気づかれるため、歩いて行動することが鉄則。
初回遭遇時の戦闘エリアには何本も鎖が下がっており、これに触れると直ぐ様襲いかかってくるため注意が必要。


弱点は背中に剥き出しになった寄生体で、弱点を撃って怯んでいる隙にその場から離れ、銃声に反応したガラドールをまた別の位置から撃つ、が正攻法となる。
また、今作では気付かれずに背後から近寄るとナイフを突き刺して攻撃できる他、ガラドールの攻撃も一部を除きパリィができる。
ナイフのみで倒すレコード(達成目録)もあるため、剣闘士さながらの肉弾戦がしてみたい人は試してみてもいい。


後に鎧を付けた別個体が登場。通常のガラドールに加え、邪教徒ガナードも同時に出現するため苦戦は必至。
…かと思いきや、今作では目につく者全てを攻撃するという設定を反映して自身に触れたものはガナードであっても攻撃する。
そのため、わざとガナードを撃って突進を誘いガナードを攻撃させる戦法が有効。
あるいはこちらに向かってくるガナードをガラドールに触れるように誘導してもいい。
ガナードが全滅するまではこの性質を利用して逃げに徹すると弾も節約でき、安全に対処できる。
部屋に設置されている鐘を撃つことで誘導するのも有効で、その際に弱点にライフルを撃ち込むと効果的だが、もう一体に狙われるため注意。


●イシドロ・ウリアルテ・タラヴェラ/ヴェルデューゴ

サラザール家に仕える学匠が改造された姿。
レオンを遥かに凌ぐ体躯でありながら、銃撃を回避する反応速度と狭い床下や天井の隙間に入り込める柔軟性を併せ持つ。
また、外骨格は銃弾を弾き返すほどの強度を誇る。
攻撃がほとんど通じずそのままでは勝つのは極めて難しいが、凍った間だけはダメージが激増する。
液体窒素のシャワーを浴びせることで凍らせることが出来るが、凍らせるとスイッチが破壊されてしまうため凍らせられるのは4回まで。
あるいは、旧作と同様に逃げることも出来る。


●ラモン・サラザール:変異

サラザールが変異した姿。旧作と違い単独での変異なため姿が大きく異なっている。
言葉で説明すると、頭部だけのビオランテの口の中にサラザールの体があるところを想像すると近い。
旧作と違い触手で縦横無尽に動き回り、武器は口から吐く酸、膿疱地雷、溜めてからの飛び込み、即死攻撃の噛みつき。
溶解液もだが膿疱地雷もかなり厄介で、サラザールを追うためにカメラを上に向けていると非常に引っかかりやすい。
だが攻撃で壊すとアイテムを落とすこともあるので、補充に使えないこともない。
最初は余裕の態度を崩さずに敬語で話してくるが、ある程度ダメージを与えると激昂して「絶対に許さんぞ虫けら!じわじわとなぶり殺してくれる!」と凶悪な本性を顕にする。


なお小ネタとして、卵をぶつけると大ダウンし、金の卵を2個ぶつけると即死する*13という特徴がある。アレルギーだったのだろうか?


●ジャック・クラウザー:変異

クラウザーが寄生体の力を開放した姿。
旧作では左腕のみ変異していたが、今作ではなんと両手が変異する。
右腕を盾のように使って攻撃を防ぎ、流れるような動作で切り付けてくる。なお右腕から繰り出す掴み攻撃はパリィ不可。この攻撃はしゃがみで避けられるが、あまりにも近過ぎたり遅すぎたりすると避けられないので要注意。左腕の斬撃とのコンボで繰り出してくる場合もあるため素直に距離を取ることがオススメ。
非常に強敵だが、人の形を保っているためか体力は低め。


●オズムンド・サドラー:変異

サドラーがプラーガの力を開放した姿。
旧作では目玉を撃てば怯ませる事が出来たが、本作では素早く動き回るために的を狙いにくく、しかも何発も当てないと怯まなくなった。
攻撃面でも厄介で、一撃で体力の半分近くを持っていく攻撃を連発してくる上に、距離を離せば酸で攻撃してくる。
更に後半になるとノビスタドールの群れを呼び出してくるというおまけつき。
総じて「変身前のほうが強かった」とまで言われている旧作よりも大幅に手強くなっている。
接近戦はとにかく分が悪いので、有利な間合いを保つのが攻略の鍵。


●オズムンド・サドラー:変異第二形態

プラーガの母体と合体するという方法でまさかの復活を果たした姿。とは言っても半分イベント戦闘のようなものである。
触手による叩きつけと薙ぎ払いで攻撃してくる。大振りなぶん火力は高いので、薙ぎ払いはコマンド入力で、叩きつけは移動でしっかり避けよう。
そのうちエイダが特殊弾頭ロケットランチャーを投げてくれるので、それをコアに命中させれば倒せる。
また、ダメージがなくともコアへ攻撃すればエイダがロケランを投げ込むのも早くなるので、敵の攻撃を止める意味でも全力で弾をぶち込んでやろう。


+ エイダ編ネタバレ-

●[[魔犬ぺサンタ/U-Ⅲ>U-3(バイオハザード)]]

古城から執拗にエイダを追跡するサラザールの僕。
その正体は本編ファイルで断片的に語られていたペサンタと呼ばれた個体で、腕から飛散させた自身の細胞でエイダを感染させると幻覚症状を見せて度々襲い掛かる。
最初期はヴェルデューゴとほぼ同様にローブを被った姿で相対するが、最終的に無印版U-3に似た形で戦う事になる。
その戦闘も二連戦で、後半は尻尾にあたる部分が独立して動き回り、ノビスタドールを従えるなどより厄介な性質となっている。


●マルティニコ

RE4で新たに実装されたクリーチャー。
プラーガの特殊個体「アンバー」を摂取した実験体だが、完全適応はしなかったようで暴走し並の銃火器ではビクともしない化け物と化してしまった。実際、無印にもあったレーザーを突破するシーンでは数度喰らっても怯むだけで溶断された様子が無い。
見た目は肥大化した人間だが頭部は著しく変貌し凶暴な歯が目につく。これを収容していた研究所は半壊してマルティニコが闊歩する危険な状態と化しており、エイダが潜入した時には多数の研究員の死体があった。
……だがここまでの脅威はあったが、マトモに相手をするシーンは無くイベント処理だけで倒せてしまうのでプレイヤーとしての厄介度はそれほど高くない。


●オズムンド・サドラー

プラーガによる力を解放する前の姿。
体躯が小さな老人なので的を絞って銃を当てるのが難しく、高火力かつオブジェクトを貫通する攻撃を含む技を使うので地味に厄介。
とはいえパリィ出来る攻撃が大半のためペサンタを突破したプレイヤーにとってはそうした要素以外は大した脅威ではないだろう。



【余談】

・スコープグリッチ
作中前半に購入できるスナイパーライフルと高倍率スコープを使用して、本来であれば通過できない扉や壁をすり抜けてしまうバグがあった。
現在はVer.1.0.5のアップデートで修正され再現は不可能になっている。


・村長宅屋根裏にある『仮』
アシュリー救助後に二人で連携する事で調査できる村長宅の屋根裏。
そこには村の資料やアンティークなカメラがあるが、資料として確認できる写真の横に置いてあるもう一つの写真には、大きく『仮』と書いてある。
おそらくはスタッフのメモ書きだったのだろう。
こちらもVer.1.0.5で修正され、現在は村人の写真になっている。


・イベントスキップ
本作のイベント要素の大半はシームレスに発動する方式になった。
ゲーム内システム的にはレオンの操作機能のみ制限する状態になっている。
そのせいか、直前で投げられたグレネードや設置されたマインボルトに引っかかると本来発動するはずのイベントが中断されてしまう。
この仕様を上手く使えば、敵の妨害や強化イベントをスキップしてストーリーを進める事が可能。
ただし失敗した時は通常通りのイベントが発生するのでリカバリーがほぼ不可能なため、ある程度発生フラグの立つタイミングと位置を調整しなくてはならない。




追記・修正はチェーンソーをナイフで受け止めてからお願いします。


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  • アシュリーがスカートじゃなくなったのマジで許さないからな -- 名無しさん (2023-04-21 23:48:35)
  • 武器に関しては旧作4の武器一覧項目の方に追記という形でいいのでは? -- 名無しさん (2023-04-22 06:56:00)
  • ゲームとしては本当にシリーズ最高傑作の一角を争うほどの高クオリティだった。 ただ、自分は本作の人間臭いレオンよりオリジナルのB級映画ヒーロー風のレオンの方が好きだったな。 -- 名無しさん (2023-04-22 06:57:32)
  • ガラドールにナイフ刺しても即死はしないんじゃ -- 名無しさん (2023-04-22 08:08:12)
  • ネタバレになるから詳細は伏せるけど、本作のクラウザーの設定がインフィニットダークネスに近いと思う -- 名無しさん (2023-04-22 08:52:42)
  • 全体的な難易度を上昇させるのはゲームとして悪くないけど、武器とか体術とか下方修正された部分が多くて爽快感も若干削られた感じ。弾薬のやりくり厳しくするなら体術は強化の方向で行ってほしかった -- 名無しさん (2023-04-22 09:52:02)
  • 個人的には面白くて好きだけどオリジナルと比べると操作と難易度が高いし武器も下方修正されてたりするから他の人にオススメはしない。 -- 名無しさん (2023-04-22 17:21:23)
  • ↑2リメイク前4は数あるホラーTPSの中でも戦闘をアクションゲー寄りに振った一本だったけど今作は7・8・RE2・RE3を作った影響を受けたのか王道ホラーTPSに近付いた印象。ある意味で旧作の4(や5・6)よりシリーズ他作品のノリが好きな人向けに寄ったとも言える -- 名無しさん (2023-04-22 21:09:24)
  • 1周目だと中庭でアシュリーが同行したりトロッコで操作が追加されてたりで難しくなったと感じたな個人的に。デルラゴ戦がちょっと長くなった気もするけどこんなもんだったっけな -- 名無しさん (2023-04-23 02:24:44)
  • 旧4よりかなり難しいけどギリギリなくならない程度にうまいこと調整された弾薬だったりとバランス調整は絶妙だと思う。ただ表記と違って旧4未プレイはアシステッド、既プレイはスタンダードがよさそう -- 名無しさん (2023-04-23 14:22:52)
  • PS2の画質が無理とかでなければ旧4をプレイしてからがおススメだな 続けて遊んでも全然いけるし -- 名無しさん (2023-04-23 14:26:23)
  • 救済ドロップが絶妙で、この難易度でも積むことはほぼないのはすごいと思った -- 名無しさん (2023-04-23 14:51:27)
  • ナイフパリィはボタン押しっぱなしでは発生しない、とTIPSやチュートリアルで説明無かったっけ? -- 名無しさん (2023-04-23 23:51:21)
  • オリジナルに比べて弱体ばっかやんって感じがして下手くそな自分としては買うの留まってしまうわ。 -- 名無しさん (2023-04-24 02:22:43)
  • 原作未プレイでスタンダードやって地獄を見たわ。でもヒーヒー言いながら遊んだ1周目が1番楽しかったなと無限ロケラン手に入れた今思う。 -- 名無しさん (2023-04-24 14:18:31)
  • 一週目では途中で売っちゃったけど、ネコミミを手に入れてからCQBRが化けた。弾をばらまいて頭に当たればだいたい一撃ってのが良い。リロードこそ必要だけど、リメイク前のシカゴタイプライターみたいなトリガーハッピーを味わえる。 -- 名無しさん (2023-04-24 14:44:23)
  • 最初の警官2名のヒゲの方は回し蹴りムービー後に調べられる警察手帳でマリオなんちゃらって名前だったと思う -- 名無しさん (2023-04-25 16:13:11)
  • 焼夷手榴弾がリストラされたのって今までのREシリーズに出てないからRE4もそれに合わせたとか? -- 名無しさん (2023-04-25 16:32:14)
  • STANDARDでも「ああっレオン!」を何回も聴く位難しかったです -- 名無しさん (2023-04-25 18:09:16)
  • すげー今更ではあるんだけどREシリーズのタイトルって「バイオハザード RE:4」って感じに間に半角スペース要るんじゃね?これまでのもタイトルも -- 名無しさん (2023-04-26 01:29:41)
  • 武器とかキャラ紹介は個別項目で纏めてるから、ここのはもう少し短縮できないかな -- 名無しさん (2023-04-26 10:11:05)
  • メレーの説明文間違ってます。旧作バイオ4での体術は頭部ヒット時のよろけ、脚を売ったときの膝付きのみで、肩を撃った時のひるみと脚を撃った時のもがき時の体術は5からです。 -- 名無しさん (2023-04-27 03:57:39)
  • 上位種は変異しないのはず… -- 名無しさん (2023-04-28 00:03:01)
  • 難易度プロの外人プレイやばすぎ、ナイフパリィはジャストのみなのに、どうしてクラウザー戦でパリィ出来るんだ -- 名無しさん (2023-04-29 20:40:09)
  • ↑クラウザー戦はプロでもジャスト以外でパリィできるよ。トップランカーはどのジャンルでも常人離れした判断力と知識を持ってるよね。 -- 名無しさん (2023-05-03 00:32:35)
  • ↑人間のクラウザーは確かにそうなんだが、変異後のクラウザーはジャストパリィ限定じゃなかったっけ。連打してもダメだったし、受付時間も恐ろしく短いから回復剤めちゃくちゃ溶けた。 -- 名無しさん (2023-05-04 00:45:04)
  • 面白かったわ。もうずっと「弾足んない、どうしよう……」みたいな感じで、要はこれシステム側ですげえちゃんと焦燥感があるように調整されてたんですな -- 名無しさん (2023-05-19 19:39:27)
  • もう言われてる感想かもしれんが、すごく面白かったけど、オリジナルみたいな軽快さとかB級感はなくなった印象。これは意見が割れるだろうな。ただゲームとしては凄く作り込まれてるのは確かだと思う。 -- 名無しさん (2023-07-21 10:53:14)
  • B級感を感じるギミックはDLCの方にいくつか行っちゃった感じがする。エイダの操作も爽快感はあるからストーリーなくてもいいから本編ステージをエイダでやってみたいと思うぐらいにはDLC面白かった -- 名無しさん (2023-09-25 23:47:13)
  • いかに多くの人が認める名作を作ろうとも、その人の匙加減でどうしても粗はできてしまうもの。作品を作るのって難しいよね… -- 名無しさん (2023-10-05 17:42:06)
  • こう言っちゃうとあれだが、文句あんなら一生オリジナル版やってろが成立しちゃうからな。 -- 名無しさん (2023-10-05 18:03:37)
  • 今さらながらプレイしたけど良くも悪くもクソ真面目に作り込まれたゲームだったなという感想。ゲームとしては本当全然悪くないんだけど、4のリメイクというよりREシリーズの3作目をプレイしているという感覚だった。 -- 名無しさん (2024-01-06 15:41:06)
  • シカゴとハンドキャノンはネコミミ取る用の救済処置に用意してくれたんかな -- 名無しさん (2024-01-07 01:00:21)
  • reシリーズでは最高傑作で間違いないと思う。旧作との比較は好みによると思うけど正当進化しつつ網羅できるところはかなり拾ってるのでリメイク作としては及第点だと思う。 -- 名無しさん (2024-01-30 13:41:52)
  • サラザールのビジュアル変化したり女性陣の露出が減ったり軍曹がリストラされて牛頭や猪口が代替キャラにされたのもポリコレと人種批判対策なんだろうね。 -- 名無しさん (2024-01-30 13:43:47)
  • 村の襲撃をリメイク前みたいに塔に登ってやり過ごそうと思ったら、普通に敵登ってくるわ歩き回ると床が落ちるわで酷い目にあった思い出… -- 名無しさん (2024-04-15 21:26:28)
  • 全体的には良かったんだけど怯み関係の数値はもうちっと考えて欲しかったというか、高難易度だと何発も打ち込まないと怯まないのはなぁ。 -- 名無しさん (2024-05-18 10:34:57)

#comment(striction)

*1 オリジナルとの混同を防ぐため海外の紹介記事では「~(Remake)」や「~(2023)」が付くこともある。
*2 ただし間に合って回復できたとしても、ゲーム内判定で回復していない扱いとなり次の攻撃で死亡するケースがある
*3 これは製作者インタビューで「あの極限状態の中でアシュリーを一人残すのは現実的ではない」という判断によるものと語られた
*4 ガナードの場合は、走ってる最中に脚を撃つ・羽交い絞めを振りほどいたなどの特定アクションを経由して、うつ伏せに倒れた時に限る。
*5 ただし、コマンド入力の追い討ちでなくても銃撃やメレーの巻き込みなどで、一定以上のダメージを与えても阻止できる。
*6 最大改造のファイティングナイフはダメージ量が大きくプロフェッショナルでも即死する
*7 例えばブロークンバタフライを買うとマグナムの弾のレシピが無料で貰える。
*8 預ける場合のみ。引き出しはタイプライターの所でなければ出来ない。
*9 ボマージャケットの規格でB-3が保温性を重視、B-6が機動性を重視したタイプ。B-3はかなり動きが制限されるためこれで軽快に動くレオンはすごい。
*10 親指トムのスペイン語の呼び方であり、要はチビの隠喩。
*11 火をくべる役割のガナードは点火するまでは無敵なので、狙撃しようがロケランをぶち込もうが阻止することはできない。
*12 ダイナマイトならば着火前でも直接撃ち抜けば爆発する。
*13 金の卵1つにつき、最大体力の2/3のダメージを与えられる。1個投げるだけでも相当ラクになる

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