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更新日:2024/07/05 Fri 10:27:53NEW!
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虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 スクールアイドル 中須かすみ かわいい 小悪魔 相良茉優 1年生 qu4rtz 後輩 ぶりっ子 ドジっ子 愛すべきバカ 誕生日に建った項目 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ラブライブ! 高校生 ビビンバ 顔芸 所要時間30分以上の項目 ウザキャラ 愛嬌のあるウザさ 腹黒 かすかす←じゃないです! 子犬ちゃん←こいぬーーーー!? かすみん かすかす 親友との不和←スクスタ版
画像出典:ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS,ブシロード/サンライズ/マイネットゲームス, 2019年9月26日配信開始
中須かすみは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に所属するスクールアイドルである。
プロフィール
CV | 相良茉優 |
誕生日 | 1/23 |
身長 | 155cm |
3サイズ | B76/W55/H79 |
血液型 | B型 |
星座 | 水瓶座 |
イメージカラー | パステルイエロー |
トレードマーク | 王冠 |
肩書き | 腹黒→小悪魔 |
所属ユニット | QU4RTZ |
人物像
普通科の1年生。当初からの同好会メンバーにして最後まで同好会に残っていた1人。
グレーのアシメショートヘアに、2つ並んだ月と星を象ったヘアピンをつけている。瞳の色は赤味がかったピンク。
制服は、冬服ではカーディガンを下に着ており上着は一番上のボタンだけを留めている。夏服はブルーのブラウスに薄いベージュのサマーベスト。
素直+後輩+ぶりっ子+腹黒+努力家+負けず嫌い+ドジっ子……とこれでもかと属性を盛りに盛った少女。だがそれがいい。あと貧乏クジ引き。
自分を誰よりもかわいいと公言して憚らず、また自分のかわいさを磨く為の努力も惜しまないが、「自分が一番」と信じていたいあまり「かすみんだって……」と張り合ったり、やや腹黒な面も。
イタズラ好きでもあり、日々同好会メンバーにややショボいイタズラを仕込むが、大体の場合
- 仕込みがバレて回避される
- 偶然かわされ自分に回ってくる
- イタズラするはずがいつの間にか善行になっていて感謝される
- そもそもイタズラの内容が微妙すぎて気付かれない
といった結果がほとんどで、結果的に自分に「お返し」が返ってくることも多々ある。
そもそも根っこの性格がかなりの仲間想いなので、無意識にかはわからないが相手が傷つくかもしれない真似は自然と避ける傾向にある。そのため仕掛けるイタズラ自体も単純なビックリ系か「靴にコッペパンを入れる」「高カロリーのお菓子を差し入れて気付かないうちに太らせる」といったかなりかわいい範疇のものばかりである。一応たまに「コッペパンに大量のカラシを入れる」など中々えげつないイタズラもやるが、そういう時は大抵自分に返ってくる。
そしてカロリー攻撃に関しては気付いたら自分も食べていて仕掛けた意味がなくなるのがお約束。
一方でスクールアイドルにかける情熱は人一倍であり、それは同好会が自分1人だけになっても通い続けていたことからもうかがえる。
そのエピソードといいキャラといい、矢澤にことは何かと共通点が多く、当人達も互いをライバル視している。
一人称は「かすみん」で、周囲にも「かすみん」呼びを求める一方で「かすかす」「かす子」といったあだ名を嫌がり、望まない呼び方をされると怒る。どうも名前に罵倒語である「かす」が入っているのが気に入らないようで、そこだけを切り取ったあだ名を嫌がるようだ。
また「かすかす」呼びはフルネーム「なかすかすみ」から頭とお尻を取る、というよくあるあだ名の付け方で完成してしまうことや、「かす子」は後述するかすみ独特のあだ名の付け方に倣うと自然とこうなることから、自然発生的にこう呼ばれてしまうことも。
悪意なしにこうしたあだ名が定着しかけて慌ててストップをかけたこともあり、実際に中学時代はかすかす呼びで定着してしまったらしく彼女の黒歴史でもあるようだ。
しかし特に愛にはもっぱら後者のあだ名でしか呼ばれず、「かすかす禁止!」とツッコむ姿はもはや定番。勿論イジり目的であり、真面目な状況下ではちゃんと呼んでいる。
なお驚いた時などには一人称が「私」になる時があり、素はこちらの模様。
コッペパンが好物で、趣味もパン作り。
純粋に自分で食べたり、メンバーへの差し入れ用として作るほか、これにイタズラを仕込むのもお約束。そして失敗する所までがワンセット。
仲間意識が強く同好会や部室への思い入れはメンバーの中でも随一で、同好会を守ることにかけては誰よりも強い意志と行動力を見せる。
特に部室に対してはにじよんで「(メンバーが増えて)どれだけ狭くなってもこの部室がいい」と主張するほどに大切に思っている。
一方で敵味方をかなりハッキリ分ける性分でもあり、敵と見なした相手への言動は基本的に辛辣。冷たい対応も取ろうとするが、根っこの人の良さや他のメンバーが基本的にお人好しなのもあってかなんだかんだで穏当なものになりがち。
また一度敵対した人物であっても、味方についた途端コロッと……とまではいかないものの、打ち解けるまでに時間はほぼかからず過去の遺恨を蒸し返すことも皆無。
スクールアイドル活動に関しては人一倍の熱意をもって努力する人物だが、一方で勉学はというと……ハッキリ言って「おバカさん」。
日常でも諺を言えなかったり間違えて覚えている様子をよくしずくなどにツッコまれているほか、栞子に果林共々「すべての教科で足りていない」とバッサリ斬り捨てられてしまう始末で、彼女に「活動を続けたいなら次のテストで全教科60点取るように」と命じられた際には頭を抱えていた。
アニメ版での相違点
全体的なキャラクターデザインとしては大きな変化はないが、目立つ相違点として普段着けているヘアピンのデザインが違うことが挙がる。
お馴染みの月と星のヘアピンは1期最終盤でしずくからプレゼントされた物となった*1。
それ以降も普段はそれまでのヘアピンを着けているが、第2回SIF最終日など大一番の時などにしずくに貰った物を着けている姿が確認できとても大事にしている様子がうかがえる。
あと画風の違い・基本ヘアピン無し・ショートボブという中世的な髪型のせいかスクスタよりも少年ぽくなっており、
「かわいい」でなくクリム・ニック「イケメン」に見えることが多々ある。本人は不本意だろうが。
また1期時点では誰が同好会の部長なのかがハッキリしておらずかすみが部長を「自称」することがあったが、2期10話にて本当に書類上でもかすみが部長だったことが判明。アニメ版の時間軸では同好会は一度廃部になっているため、再建の折にかすみが改めて部活動申請を出したのだろう。
とはいえ実質的に同好会を取り仕切っているのは主にせつ菜と侑であり、それゆえか同話にて入部届を出そうとした栞子も部長は侑かせつ菜だと考えていた。
ちなみに他の媒体ではイタズラを多用してそして失敗しているが、この媒体ではイタズラの頻度は大きく減っている。とはいえはんぺんを校舎内に放ったり合宿中に不意打ちドッキリを仕掛けようとしてせつ菜の超音速枕に沈められたりとやっているシーンそのものは度々ある。
その代わりコッペパンを多用するところがあり、「コッペパンは通貨」という概念が生まれたとか生まれてないとか。
テストの成績が良くないのは同様で、「概論」を「害論」と書き間違えていたり、しずくに「ニャンニャン」な点数をからかわれる一幕も。
しかし2期ではしっかり勉強し、「ゴーゴー」な点数を取れていた。ミアには「ボクが勉強を見てやったのにその点数なのか……」と頭を抱えられたが
活躍
スクスタ
1st season
初登場時点で他部活動への部室の引き渡しが月末に迫っているという程に逼迫しており、そんな中で自身の夢でもあったスクールアイドル活動の場を失いたくないとたったひとり最後まで粘っていたのだった。
そんな中にμ'sとAqoursの合同ライブに触発されて虹ヶ咲のスクールアイドルを探しにきた「あなた」が現れ、共に生徒会長へ直談判。その結果、存続の条件として「部室の使用期限である月末までに部員を10人集めること」を言い渡されることに。
こうして、虹ヶ咲でのスクールアイドルの物語が再び動き出すことになる…。
2nd season
ランジュによって同好会の活動を事実上禁止されたことで、彼女が新たに設立した「スクールアイドル部」共々完全に敵と見なし、同好会から部へと移籍することを選んだ愛と果林に対しても「裏切り者」と見なして冷たい対応を取るようになってしまう…。
そんな折に「あなた」が留学から帰国。これを転機と見て彼女に事態を説明するが、全容が分からないこともあって「あなた」は「どちらの道が自分に合っているかもう一度考えてほしい」とメンバーそれぞれの自主性を尊重した慎重策を採る。
その後、同好会はゲリラライブという新たな活動方針を考案。
初回こそ部の緊急ライブとバッティングしてしまい観客を取られる悔しい結果になってしまったが、それでも「みんなが応援してくれる限り、かすみん負けてないんです!」と全力のパフォーマンスを披露。観客こそ少なくなってしまったが、確かな手応えはあった。
ここからいざ反撃…と思いきや、しずくはこの2つのライブに両者の違いを見たのか。
それぞれ何がどう違うのか、自身の目で確かめたいと考え部への移籍を決意してしまう。
どうやら彼女は本気らしいと知ったかすみは、「しず子なんてもう知らない」とそっぽを向いてしまうのだった。
それからの2人は、部活以外の話題でこそいつも通りなものの、活動の内容については両者の意見がすれ違うようになってしまった。
同好会から部へと移ったしずく達は、その充実した環境に揉まれてそれぞれ確かにレベルアップしていた。
それはかすみも認めるところだったが、そのパフォーマンスには言葉にできない「違和感」もあった。
だが、当のしずくはそれに気づいていない。完成度が高いパフォーマンスができたと語る彼女に、かすみは「かすみんには、しず子の声あんまり届かなかったよ」と否定的な感想を告げた。そして、「しず子がわかってないこと、かすみんが教えてあげるから!」と次のライブを観にくるよう伝える。
かすみのライブは、やはり部のそれと比べるとどうしてもクオリティは幾分低い。部の環境を見てきたしずくには、その違いは尚更目立って見えた。
……しかし、それなのに、そのパフォーマンスは確かにしずくの心を打っていた。
「かすみさんにはわかってて、私にはわからないこと……あるんだ……」
かすみが言った「声」とは、もちろん単なる声量のことではない。
それは、曲や歌詞、ダンス、ステージの隅々までに行き渡らせて観る人みんなに伝える「心の声」。それらは、メンバーひとりひとりの個性を尊重し、それぞれのためだけの曲とステージを作る同好会の、「あなた」の方針でこそ一番に伝えられるものだった。
そして何より──ファンのみんなと「一緒に楽しむ」こと。ファンの声援があれば、アイドルはもっと輝ける。お互いの気持ちが繋がりひとつになっていく相乗効果は、部のライブにはないものだった。
それらに気づいたしずくは、同好会のゲリラライブにゲストとして参加し、初心の詰まった原点の曲『あなたの理想のヒロイン』を披露。しずくが、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のしずく」が帰ってきた瞬間だった。
やっぱりまた仲良しになりたい!私のこと許してほしい!
……じゃあ、また小テストの対策、付き合ってくれる?
うん、また古典のお話してあげる
教えてもらったこと忘れても怒らない?
それは怒る
えー!怒っちゃやだあ!
テレビアニメ
第1期
ぐぬぬ……
お゛の゛れ゛、生゛徒゛会゛!
アニメ版では、1話のCパートと次回予告で、見事な顔芸を披露していた。
世界で一番のワンダーランド
そんな場所に行けると、思ってたのに……
かつてせつ菜が主導していた同好会では、熱量を重視する彼女のやり方についていけず、「でも……こんなの全然かわいくないです!!」と反発。
その後同好会が廃部となってしまってからも彼女に向ける感情は良いものではなかったようで、同好会の復活について「せつ菜さんには相談した?」と訊ねるしずくに対し「するわけないじゃん!」と怒りを顕にしている。
しかし、廃部という末路にはやはり後悔もあり、複雑な思いを抱えていた。
廃部になった同好会を復活させるべく、いたずらを珍しく成功させてドアプレートを奪還したり、しずくも演劇部との掛け持ちで頼れないと見るや自ら部長に成り代わって再建を目指すなど孤軍奮闘の決意を固める。
そんな矢先、侑と歩夢がスクールアイドルになるにはどうしたらいいか話し合っていたところに居合わせ、これを好機と見て2人を勧誘。まずは部員をもっと増やすために自己紹介動画の撮影から始めることに。
しかし、あゆぴょんの特訓で精神崩壊した歩夢に話した言葉から、自分もかつてのせつ菜と同じく「自分の好きを押し付けていた」ことに気付き、思い悩む。
その後、侑とのやりとりで「それぞれのかわいいを共存させる」という道を見い出してからは、対立していたせつ菜を「今は彼女の気持ちが分かる」「かつてのようにならない方法を考えるには、自分とは違う考え方を持つせつ菜先輩がいないといけない」と認めるなど、精神的成長を見せる。その成長具合はせつ菜も認める所だったらしく、ソロ活動の方針に転向する際に、他のメンバーより先に彼女に相談するなどかなり信頼されており、サブリーダーのような立場になっていた。かすみんは1日逢わざれば刮目して見よ!
第2期
信じてみて。
大事なものは、すぐそばにあるから
オープンキャンパスで流す第2回SIF告知動画を同好会で制作するが、当日になってNGシーンを収録した没データを本番用ファイルと間違えて持ってきてしまうという大ポカをしでかしてしまい、メンバーの様々な醜態を公に晒してしまう羽目に。
その場は既にSIF参加を決めているランジュの即興ライブで救って貰うことになるのだが、当のランジュは同好会には入らないと宣言。また信頼を寄せる侑を疑うような発言もしたことで、ランジュに対し激しい怒りと対抗心を燃やすようになる。
かすみとしてはランジュを同好会に勧誘するつもりは無かったが、特にエマが彼女にかなり入れ込んでいることが気になっていた。
エマには、ランジュの言動は「本当のことを言っていないんじゃないか」と映っていたのだ。…彼方や璃奈も、同じように違和感を感じていた。
そうした仲間達の話を聞いたかすみは、
「私たちであの人の本音を、引っ張り出してやりましょう!
そして、もし『同好会に入りたいんですぅ〜!』と言って来たら、全力で歓迎してやるんです!」
と一念発起、かすみも協力することを決める。
そして、エマの提案でユニットの結成へと4人は動き出すことになる。
そして、第10話はなんと歩夢に続く2度目のメイン回。
栞子・ミア・ランジュが入部したことにより一気に賑やかになった同好会。
しかし実は部長なのに、そのことがほとんど認知されていないことに業を煮やしたかすみは、しずく宅でのお泊まり会を兼ねた横浜でのミーティングを提案。ここで様々なレクリエーションを企画し、そこで自身のリーダーぶりを見せつけようという算段だった。
……が、何かとフリーダムなメンバー達の前には用意周到に立てたはずの計画も意味を成さず、結果としてそこにあったのはいつも通りのかすみちゃんなのでした。
しかしかすみが一生懸命プランを練ったツアーは同好会みんなにとってとても楽しい思い出になり、それぞれに彼女に感謝していたのだった。
「これも、全部かすみん部長のおかげだね!」
「ええっ!?…あの〜……その〜……」
「そうよ。かすみは立派な部長だわ!」
「ええ。それにかすみさんがいるだけで、同好会がとても華やぎます!」
「えへへ…まあそんなことありますよ〜!」
「やるねぇ〜、かすかす部長ー!」
「Nice!子犬ちゃん部長!」
「だーかーらー!
かすかすでも、子犬でもありませんってば〜!」
人間関係
自分より学年が上の人物には「名前+先輩」呼びで敬語、同年代以下の親しい人物にはあだ名呼びでタメ口が基本。
あだ名については「(名前の前から2音)+子」という法則で、しずくなら「しず子」、璃奈なら「りな子」といった具合。元から名前が2文字のキャラはむしろ呼び名が伸びていることは作中でもよくツッコまれる。
ただし敵視している人物については学年問わずフルネーム呼び捨て。
「人物像」にて述べた通り仲間意識が強い性格で敵味方をハッキリ区別して接するが、自分に好意を向けてくれる相手にはとりわけ甘く、一瞬敵であることも忘れて接してしまうこともしばしば。
警戒心こそやや強いものの、壁を作るのも崩すのもかなり早い独特の距離感を持っている。チョロいともいう
また他人の機微には意外なほどに鋭く、語彙力がないため具体的な言葉として出すことこそできないが物事の本質に周囲より早く気づいていたりすることもある。
こうした点や率先して仲間のために行動できる点は周囲の面々からも長所として見られているようで、そのため相談事で頼りにされることも。
- 「あなた」
彼女にとってかすみは、初めて出会った虹ヶ咲のスクールアイドル。
かすみにとっても「窮地の中初めて現れた味方」であり、そのためか出会ったその日のうちに完全に懐いており、「幼なじみ」という強力な武器を持つ歩夢を早くも現れたライバルと見なしに嫉妬心を燃やすほど。チョロイン
かすみが普段彼女を呼ぶ時はは単に「先輩」と呼ぶが、甘える時は上目遣いに「せんぱぁい♡」と甘々な作り声を使うことも。
仲間や周囲の機微に対しては目敏い程によく気づいて対応するわりに自分自身が関わることにはまるで鈍感な彼女には「は〜……先輩ってば、やっぱりにぶにぶなんですねえ」と呆れることもしばしば。
- [[高咲侑>高咲侑]]
「あなた」ほどベッタリではないが、同好会の再建にずっと傍で協力してくれたこともあってか一際の信頼を置いている点は同じ。
それゆえにランジュが彼女を理解できず否定的な発言をした際には周囲の誰よりも怒っている。
- [[上原歩夢>上原歩夢]]
ある意味出会った瞬間からの因縁の仲。
スクスタでは「あなた」との仲良しアピールをしようとしたところ速攻で歩夢の伝家の宝刀・幼馴染マウントを振るわれた挙句(悪気がなかったとはいえ)かすかす呼びまでされ撃沈。それ以降もなにかと「あなた」の隣を狙う光景が見られるようになるが、その戦績は…。
アニメでは逆に侑に急接近するかすみとノリノリな侑の様子を前に焦る歩夢、という形の初対面となった。
その後恥ずかしさが残る中かすみ考案の自己紹介を特訓させられた歩夢は「カワイイ」という言葉がトラウマになりかけたことも。
とはいえ主にライバル視しているのはかすみの側であり、歩夢としては「可愛い年下の仲間」として接する機会が多くさながら妹のように可愛がっている。
やはりというか「にじよん」などで彼女にイタズラを仕掛ける姿が描かれているが、歩夢は隙だらけ……以上に全くかすみを警戒していない様子で、仕掛けたハズが全く気づかれずに純度100%の善意を返されて面食らうことも。
その後ちょっとビックリさせるつもりでネズミのオモチャを投げてみたところ、「私かすみちゃんに嫌われるようなことしちゃったかな…?」と予想以上のガチ凹みをさせてしまい慌ててフォローする羽目に。
「……歩夢先輩って良い人過ぎるというか…結構重いですよね…」
「えぇ!?ダイエットした方がいいかなぁ!?」
「…………」
- [[桜坂しずく>桜坂しずく]]
物語開始以前から同好会で活動してきた大親友。
かすみにとってメンバーの中でも一際信頼を置いている存在であることが会話の節々からうかがえる。
彼女はかすみの性格も、その魅力もよく熟知しており、「本当にまっすぐな子」だと評している。
それゆえに、ミアが失踪した際に彼女を見捨てようとしたかすみを「(捜索を)手伝わなかったら、絶対に後悔するよ」と諭している。
一方のかすみも、普段から困った時は何かと力を貸してくれて、心に決めた目標のために努力する彼女の姿を誰より評価し頼りにしている。
また彼女の異変や不調にも誰より早く気付き、アニメでは弱みを隠し1人で抱え込もうとした彼女に発破をかけたことも。
お互い性格がかなり違うため言い合いになってしまうことも多いが、どちらが謝るでもなくいつの間にか元の仲良しに戻ったりと親友ならではの何でも言い合える独特な距離感である。
それほどに信頼している親友だからこそ、スクスタにて彼女が部に行く選択をしたことには納得できずに喧嘩別れのような形となってしまった。
しかし、しずくが部へ行ったのは、逆境の只中に立たされても不屈の心でステージに立ってみせたかすみの姿が眩しく映ったからでもあった。
今の自分には、同じ状況でかすみほどの自信をもってステージに立つことはできない。そう思ったしずくは、かすみの隣に並び立つためには今のままでは駄目だと思ったのだ。
- [[宮下愛>宮下愛]]
上記にもあるようにかすかす呼びをはじめとした数々のイジりネタの筆頭メンバー。
彼女のかすかす呼びはもちろんイジりネタの一つとしてであり、素直に褒める時など真面目な時はきちんとかすみん呼びしている。
彼女としては部に移籍していた期間も同好会と袂を分かつのではなく以前と同じように仲間と見て接しているのだが、同好会そのものを大事にしているかすみにとっては看過できない問題であるため、果林ともども「裏切り者」と見なして冷たくあしらう時期もあった。
- [[朝香果林>朝香果林]]
アイドルとしての方向性こそ大きく異なるが、仲間の中でも特にライバルとして見ている相手。
一方の果林もその魅力も努力も認めており、表には出さないが同じようにかすみに向ける対抗心は並々ではなく、本気の勝負で完敗を喫した際にはショックで塞ぎ込んでしまったことすらあるほど。
彼女も愛に並んでよくかすみをからかい相手にしている一人で、お得意のセクシーアピールの前にドギマギするかすみ反応を面白がっている。
そんな果林もまたかすみのイタズラの標的にされることもあるが、薄々気づいた上で敢えてイタズラに乗せられておき、逆に攻めに転じて困惑させるなど余裕の態度でカウンターしてみせることも。
また普段クールに振舞っている割に肝心なところで勇気が出せない彼女の意外な欠点もかすみは見抜いており、エマと軋轢が生じてしまった際には自ら相談を持ち掛けてもいる。
彼女の方向音痴ぶりについてはアニメ1期9話の時点では知らなかった様子だったが、2期10話の頃にはかすみも知るところであり、果林とミアが揃って迷子と聞いた際には「ふたりの行き先はだいたい見当がつきますから!」と推理を展開。「果林がミアを先導しているとは考えにくいので、ミアの行きそうな所に2人でいる可能性が高い」とかなり真実に近い推測をしてみせたが……ミアの野球好きを知らなかったかすみん、一歩惜しかった。そしてエマと璃奈が事前に付けておいたGPSの前には無力であった
- 近江彼方
旧同好会メンバー屈指のマイペースな先輩。彼女も他の面々とはまた違った形でかすみを可愛がっている。
そんな一方でかすみの仲間想いな性格や努力家な面をよく見ている人物でもあり、かすみに自分をどう思っているか聞かれたところ「本当はすごくみんなのこと考えてくれるよね〜」と返している。
一方のかすみも、彼方のマイペースでありながらどちらかと言えば相手に尽くしたがる一面を見ており、「お泊まりした時、お母さんが2人いるみたいでしたよ?」と言っている。
お昼寝好きな彼女のフリーダムさに振り回されることも多いほか、ステージで寝るという奇想天外にも程がある彼方のスタイルには仲間ながら驚いており、それをユニットライブでもやろうと提案された時にはさすがにツッコミを入れた。
- [[優木せつ菜>優木せつ菜]]
ある意味かすみにとって全ての始まりとも言える人物。
かすみが同好会に入る前からせつ菜の活躍は大きな話題となっていたようで、かすみが同好会に入部して彼女がいることを知った時には「そんな有名人が!?」と驚いたほどだという。
その時からかすみにとって最大のライバルであり頼れる先輩だったのだが、かつてせつ菜が主導していた同好会には違和感を感じていた模様。
とはいえその顛末自体はメンバーの誰にも落ち度はなく、単にそれぞれの方向性が纏まらなかっただけだったとかすみは振り返っており、それゆえスクスタでは「せつ菜先輩は悪くない」と一貫して擁護していた。
一方で中川菜々としての彼女はかすみにとってかなりやりづらい相手だったようで、その正体を知る前は「ロボットみたい」と苦手意識を顕にしていた。
かすみの同好会にかける熱意をずっと見てきたことからせつ菜は彼女を高く評価しており、特に同好会の方針など真剣な話題は真っ先にかすみに持ち掛けることもあるほど。
またお互いにそれぞれの形で挫折を経験してきた間柄でもあるため、せつ菜が挫けそうになったときにはかすみが発破をかけることもある。
- エマ・ヴェルデ
スイスからやってきた先輩。かすみの早とちりで失踪したことにされてしまっていた。
穏やかな普段の姿もさることながら、スクールアイドルのためにほぼ地球の裏側である日本までやってくる行動力にも驚かされている。
パン好きという点でも波長が合うのか、かすみがコッペパンを作ってきた時には匂いでその中身を察知している。「うわ、どんな嗅覚してるんですか、エマ先輩」
彼女もまた彼方に負けじ劣らじなマイペースさの持ち主であり、思わずツッコミを入れることも多々。
- 天王寺璃奈
同好会が再始動してから増えた同級生の友達で、しずくと共に3人で(栞子の加入後は4人で)一緒に過ごしている様子もよく見られる。
「つながり」を大事にする璃奈の性格もあって、かすみとしずくの意見が合わない時は2人の潤滑剤的な役目を務めることも。
その他の場面でも璃奈が率先して動こうとする姿に驚かされる場面も度々ある。
……が、意見が合わずケンカしていたかと思えばいつの間にかいつもの仲良しに戻っている2人の独特の距離感に困惑することも。
ミアが同好会にやってきてからは、璃奈とミアは大親友・かすみとミアは何かと張り合う犬猿コンビと正反対な関係の狭間に置かれる格好となり、些細なことで衝突する2人の仲を取り持っている。
スクスタでは、愛から紹介を受けた当初こそ「璃奈ちゃんボード」に驚いていたが、「ボードは武器になる」という「あなた」の意見を受け彼女のスカウトに同意。その場でしずくの「しず子」とお揃いで「りな子」とあだ名を付けるほど仲を深めるが……
お揃い……嬉しい。りな子でいいよ
かすみちゃんは……かす子?
うわーん!
かすって言わないでぇ〜!!
- 三船栞子
…あんなふうに、自分の気持ちに正直でいられるって、素敵だと思います
スクスタでの登場当初のせつ菜やスクールアイドルを貶す発言などにはかなりの不満を抱いていた。
そのため彼女を同好会に体験入部させてみようという「あなた」の提案には驚いていたが、歯に衣着せぬ栞子の物言いに文句を言いながらも率先して「しお子」のあだ名を付け親しく接している。もっともこのあだ名は「いつも塩対応だから」という理由でもあったりするのだが。
その後SIFへの協力を経て同好会に正式加入することとなり、それ以降はしずく達と同じように同級生として仲良く過ごしている様子が描かれている。
アニメ版では直接の絡みこそ少ないが横浜・鎌倉でかすみが計画したレクリエーションの最中、なかなか素直に悩みを打ち明けられないランジュを気にかけていたところにかすみも合流。
話しているうちうっかり本音を零してしまい恥ずかしさで逃げ出してしまった彼女の後ろ姿を、ランジュと共にどこか眩しそうに見ていたのだった。
- [[ミア・テイラー>ミア・テイラー]]
キャンキャンうるさいなぁ。子犬みたいだ
こっ…こいぬぅー!?
かすみんは子犬ではありませんっ!ガルルルルル……!!
当初こそ「敵の仲間」という立場や、既にプロの作曲家である彼女がスクールアイドルという文化を理解しようとしないことなどから邪険に扱っていたが、璃奈が彼女を気にかけている様子を見て徐々に理解を深めていく。
その後ミアも同好会へ加入する運びとなるのだが……かすみは「年齢もスクールアイドルとしての経歴も上だから」と、ミアは「学年も経験も上だから」と上下関係で衝突。
そして上記セリフの通り、ミアはかすみに「子犬ちゃん」と新たなあだ名をつけるのだった。
その後もお互い負けず嫌いな性格のためか様々なことで張り合う姿がよく見られる。正直どっちもどっち
- 鐘嵐珠
かつての不倶戴天の敵、今はなんだかんだ憎めないライバル。
スクスタ版では、当初のランジュのやり口は同好会そのものを何より大切なものと捉えているかすみには自分達の絆を壊しにくる部外者にしか見えず、それゆえに彼女の息のかかったものは見たくもないと言うかのように嫌っていた。
しかし徐々にランジュと接する機会が増えるようになり、その中でランジュが実はかすみも含めた同好会みんなのファンでもあることなどから、敵だと思っていた彼女の姿からは考えられないほど親密に接しようとする様子に調子を崩されることも。
やがて、その行動の根底にあったものが「みんなと仲良くなりたいが、正面からぶつかりに行く以外のやり方がわからない」という彼女なりの友達の作り方であったことを知り、やったことは許せないとしつつもその心境には理解を示しランジュの帰国騒動にあたっては彼女の捜索に協力。
ランジュの同好会加入後は先輩かつ新入りでありながら、かすみの可愛さを誰よりも高く評価し真っ直ぐ好意をぶつけてくる人物となっている。
その不器用極まりない絡み方に困惑させられることもあるものの、やはりというか自分に好意を向けてくれることが嬉しくついつい甘く接してしまう。
くふふっ、ランジュ先輩、意外と操りやすそうな性格ですね……
かすみんの思いのままにしてやりますよ……
思いのままにされてるのは誰だろうね……
ミアさん……
かすみさんはこういう子なんです……
アニメ版では自分達とは違う道を取りながらも目指す道は同じ、といった立場に収まったため、対抗心を剥き出しにしているのは変わらないが「真っ向勝負を挑まれたライバル」として見るように変化している。とはいえ、彼女の侑への評価はかすみには貶されたように感じられ、その点では怒りを見せている。
エマを筆頭に彼女を同好会へ迎え入れたいという意見には当初やや懐疑的だったが、ランジュが本心を打ち明けていないことを察していたエマ達の話を聞いて協力を決めることに。
そうして、エマの発案により同好会初のユニット結成へと動いていく事になる。
また彼女のアイドルマニアぶりも早い段階で目にすることになり、ゲーマーズで自分達のグッズを買っている姿を目撃した際には感動のあまり身を隠している事も忘れて感謝のサインをしようとしていた。
「おい、おちつけ。」
- コッペパン同好会
アニメで登場したモブキャラ群で、「流しそうめん同好会」をはじめ学園内で度々登場するモブ同好会のひとつ。
……なのだがその実態は完全なるかすみんファンクラブであり、同好会全員が熱烈なかすみのファン。
ライブへの応援ももちろんのこと、大小様々な道具も制作しており1期最終話のSIFに至っては「どこでもかすみん」なるお神輿形舞台装置を制作するなど大道具制作までこなしライブに協力する姿はシリーズ他作品の「神モブ」達を連想させる。……ところでこの同好会の名前なんだっけ。
ソロ楽曲
全体的な傾向
大まかな特徴としては、本人も武器とする「カワイイ」を前面に押し出したTHE・アイドルポップとも言うべき曲調が基本。
その中に自ら周囲を導こうとしていくかすみらしい精神性や「着飾った心の中に隠れた本音」といったテーマを歌詞として織り込んでいく……というのがかすみのソロ楽曲の黄金パターンである。
またファンとの距離感を大切にするかすみらしい工夫として「ファンとの一体感」を重視した要素も多い。
例えば曲の中にチュートリアル付きでコーレスをする『ダイアモンド』やアイドルソングの王道パターンに沿って作曲されコールがわかりやすい『☆ワンダーランド☆』などはその最たる例である。
一方で、ソロ活動という虹ヶ咲最大の特徴を表現する手段として、かすみの場合小物をよく活用することが挙げられる。
特に黄色の旗は『☆ワンダーランド☆』で登場して以降それ以外の楽曲でも度々使用されている。
ソロ楽曲一覧
𐰷ダイアモンド
作詞・作曲:鈴木エレカ・JOE
編曲:tasuku
1stアルバム『TOKIMEKI Runners』収録。
様々な側面を持つかすみの「かわいい」を全面に出しながら、自分自身をダイヤモンドに準え「いつか輝くはず」と信じて自分を磨き続ける姿を示す一曲。
ファンとの一体感を重視する彼女らしさも既に現れており、曲中には多数のコールが用意されている。中でも「L・O・V・E・かすみん!」のコールは見せ場のひとつだが、毎回チュートリアルを見せてくれる上にCDでも予習可能な初心者にも優しい仕様。
先輩グループに名前の由来が同じメンバーがいるせいで間違えやすいが、本曲は「ダイアモンド」である。ついでにスクスタで彼女にこの曲を踊らせる名前繋がりのネタもあったり。実行したらどうなるかは……お察しください
𐰷☆ワンダーランド☆
作詞:鈴木エレカ
作曲・編曲:NOVECHIKA・TETTA
2ndアルバム『Love U my Friends』収録。
自身のファンクラブのテーマソングとして制作した一曲。
歩夢と愛に非公式とはいえファンクラブが既にできていたことを知ったかすみ。2人に一歩先を行かれたことに対抗心を燃やし、「あなた」と協力して「同好会初の公式ファンクラブ」として自身のサイトを設立する。
……しかし、着実に会員数を増やしてはいるものの思ったような勢いとはいかない。そこで、ファンクラブの楽しさをかすみ自身の作詞した新曲として次のライブで披露することを決めるのだった。
自分のファンクラブを「世界で一番のワンダーランド」にするため、一緒に作りあげようとファンに呼びかけるメッセージ性の強い一曲。
曲調も疾走感のある賑やかなものながら、どこかテーマパークのショーを思わせるような要素も込められている。
また振り付けもサビのものを筆頭にあえて簡単なものになっており、一緒に振りコピを楽しめるよう考えられているのは流石かすみんと言うべきか。
『ダイアモンド』共々かすみのスクールアイドルとしての個性や精神性をよく表した一曲であり、それゆえかアニメなどでも歌詞がたびたび引用されている。
そしてテレビアニメ第2期最終話のライブでは本楽曲を使用。『夜明珠』で先陣を切ったランジュの後に続く形で披露した。
かすみがステージに上がる際にランジュとハイタッチを交わすシーンが印象に残ったファンも多いだろう。
𐰷Margaret
作詞:鈴木エレカ
作曲・編曲:Carlos K.
3rdアルバム『Just Believe!!!』収録。
ファンクラブに入ってくれた会員のみんなからの応援に応えるべく、ファンクラブイベントを開催することにしたかすみ。
彼女には既に秘策があるのだという。それは……「アンニュイ・かすみん☆」……!?
それまでのライブで見せてきた「明るく元気で可愛いかすみん」から打って変わって、時には落ち込み悩むこともある「素顔のかすみん」をアピールすべく制作した一曲。
そのキャッチコピーが示す通りアンニュイな落ち着いた曲調で、「誰よりもかわいくいたい」と振る舞いながらも度々揺らぐ自信を赤裸々に打ち明ける一曲。
直前にリリースされた『無敵級*ビリーバー』とは対になる要素も多く、あちらが「みんなに夢を振りまく理想の自分」ならこちらは「夢見ながらも隠せない本当の自分」といったところ。
衣装も『ダイアモンド』や『無敵級』で見せた「これぞアイドル」なものとは大きく装いを変え、薄黄色のワンピースの上にデニムのジャケットを羽織る大人っぽい私服のようなコーディネートである。
𐰷TO BE YOURSELF
作詞:Ryota Saito
作曲:Ryota Saito・Diz
編曲:Diz
4thアルバム『L!L!L!(Love the Life we Live)』収録。
校内フィルムフェスティバルに映画を出す各部活動に協力することになったスクールアイドル同好会。かすみが手伝っているのは魔法少女研究部の作品だった。
しかし、研究部のメンバーそれぞれが持つ譲れない「魔法少女へのこだわり」からシナリオ制作が難航しているようで……?
「魔法少女の可愛さとカッコ良さを表現した一曲」との触れ込みだが、曲そのものはかなり「カッコイイ」に振っており、アニメOPを飾りそうな熱い一曲となっている。可愛さ成分はかすみそのものということか。
ある意味、同アルバムで『ヤダ!』を歌ったせつ菜とはお互いの持ちネタを交換しあった格好になる。第2回校内シャッフルフェス待ってます
𐰷無敵級*ビリーバー
作詞:Ayaka Miyake
作曲:DECO*27
編曲:Rockwell
1stシングル表題曲。
2019年10月の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 新曲を歌えるのは1人だけ!?アニメーションPV付きシングル総選挙」で見事1位を獲得し、シリーズ初にして2023年1月現在では唯一のナンバリングソロシングルという快挙を成し遂げた。
かすみは同シングルのカップリング曲『未来ハーモニー』でもセンターを務めている。
作曲を務めたのはボカロPとして活躍しVOCALOID曲以外にも数多くの楽曲を発表・提供している有名クリエイター・DECO*27氏で、編曲も同氏を知る方には馴染み深いであろうRockwell氏。この2名がラブライブに関わるという点も大きな話題を呼んだ。後にDECO*27氏は璃奈のアニメ挿入歌『ツナガルコネクト』も手掛けており、こちらも大きな話題となっている。
氏の作風でもあるエレキギターとシンセサイザーのポップなサウンドに乗せて、「理想の自分」とのギャップに葛藤しながらも手強い周囲のライバル達に負けじと日々「一番」でありたいと願うかすみの心境を綴る爽やかな一曲。
PVの舞台となったのはレインボーブリッジ橋上で、高速道路として使用されている路上を目一杯に使ったパフォーマンスが描かれている。かすみんはレインボーブリッジ封鎖だってできますよ!
ただしダンスシーンの都合か、路上は中央分離帯のない3車線道路として描かれている。虹ヶ咲の世界では神戸大橋のような上下で進行方向を分離する方式になっているのだろうか。
本楽曲と『未来ハーモニー』のPVでは作画スタッフをアニメ版のメンバーが務め、独特のタッチによる細やかな作風はもちろん過去衣装の一枚絵といった後のアニメMVで見られる特徴も既に現れている。
いわばアニメ版虹ヶ咲のパイロット版とも言うべきPVであるが、せつ菜が本編では着ない「放課後スクールアイドル」衣装姿であることや侑が直接は登場しないなどアニメ版との相違点もいくつかある。
かすみのソロ曲であるため映像の8~9割ほどはかすみ単独のカットとなっているが、間奏などを中心に他メンバーも描かれている。
𐰷Poppin' up!
作詞:Ayaka Miyake
作曲:クボナオキ
編曲:縄田寿志
テレビアニメ第1期挿入歌シングル第1弾『Dream with You/ Poppin' up!/ DIVE!』収録。
第2話「Cutest♡ガール」挿入歌。
活動の中でそれぞれの思いがすれ違ってしまうことに悩むかすみに対し、「たぶん、やりたいことが違っても大丈夫だよ」という侑のアドバイスを受け、「自分なりの一番をそれぞれ叶えるやり方」を探し、自分にとって理想の場所を叶えるための第一歩を踏み出す一曲。
MVの舞台となったのは潮風公園・夕日の塔。
ただしアニガサキ特有の演出によってシンボルとなる塔以外は大きくアレンジがなされており、キャンディやドーナツ、マカロンなど色とりどりのお菓子が浮かぶファンシーな舞台となっている。
衣装はメンバーカラーのパステルイエローをベースとしたワンピースとシルクハットで、ワンポイントに添えられた黒地に白の水玉模様とスカートが山形に大きく膨らんでいるのが特徴的。
余談ではあるが、この夕日の塔広場はアニメ放映期間中は潮風公園全体がオリンピック会場として使用されるため立ち入りできなくなっており、2023年1月現在もなお付近まで行くことはできるがMVが披露された場所は仮囲いの中にあるため放映から現在に至るまでロケーションは存在するが入ることができない状況が続いてしまっている。
余談
かすみんだってできますけどシリーズ
発端はスクスタにおける歩夢との初対面時のやりとりで、彼女から放たれた幼馴染マウントに対し
かすみんだって……頑張れますけど……
と悔しげに発したシーン。
その後もかすみは事ある毎にライバルからのアピールに対し張り合う様子が見られるようになり、いつしかファン間で「かすみんだって○○できますけど!」が一種の構文化。
ネットでは無茶振りや無謀なチャレンジに応じるかすみのイラストが描かれたり、Twitterでもこの構文に無理難題を当てはめるbotアカウントが誕生するなどネット大喜利のような様相となった。
なお、構文となっている「かすみんだって〜〜できますけど!」というセリフだが、実を言うとこの形で発言したことはなかったりする。
上のように似たようなセリフは度々発しているが、それらも大意としては「(他の人も頑張ったけど)かすみんだって頑張ったんです(だから褒めてください)!」といった具合で発せられることがほとんどで、ネット上の扱いのように「無茶振りに乗る時のセリフ」としての用法はほとんど見られない*2。
恐らくはネット大喜利として改変されながら広まっていく中でスクスタ未プレイの人々にもネタが認知され、その結果今の形に定着したものと思われる。早い話「乾巧って奴の仕業なんだ」のようなパターンである。
ちなみにアニメ版ではそもそも「かすみんだって〜」と張り合うシーン自体がほぼ無かったりする。
その他余談
- 同好会が廃部となった後、同じ部室を引き渡してもらう手筈になっていたのはワンダーフォーゲル部。これはゲームでもアニメでも共通で、アニメでは実際に旧部室はワンダーフォーゲル部のものとなったため新生同好会は別の場所に改めて部室を構えることになった。
- 各主役グループに一人ずついるグレージュ髪キャラ。
- 過去作の2人はいずれも「主人公の幼なじみでクラスメート」という共通点があり、後継作『スーパースター!!』の唐可可も幼なじみでこそないがクラスメートという点は引き継いでいるため、そのどちらでもないのは現状かすみだけだったりする。
- また2年生ではないのもかすみがシリーズ初となる。後に可可が1年生として登場したほか、彼女はスーパースター3期にてかのん達と共に3年生に進級することから、可可の進級をもってグレージュ髪キャラは各学年をそれぞれ網羅したことになる。
くふふっ、かすみんの記事をも〜っとかわいく編集して、ライバルたちに差をつけてやりますよ……
ついでにバレない程度にちょこっと盛っちゃいま……
かすみちゃん?何してるの?
ぴゃーーーーっ!?
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▷ コメント欄
- 誕生日に立ったってのが粋だね。他のニジガクメンバーの項目も立ってほしいな。 -- 名無しさん (2023-01-23 00:25:07)
- 気合いの入った項目で愛を感じる -- 名無しさん (2023-01-23 00:57:29)
- 「To be yourself」に関してはかすみんが求めていたもの→「CCさくら」で出来上がったもの→「マギアレコード」及び「魔法少女特戦隊あすか」ってかんじ -- 名無しさん (2023-01-23 01:24:50)
- 立てられた日付といい内容といい愛を感じる -- 名無しさん (2023-01-23 09:34:39)
- 本人は空回りせずみんなはちゃんと部長と認めてるくらいにかすみんが頑張ってるのが良い。特性コッペパン食べたい。 -- 名無しさん (2023-03-05 21:12:04)
- 中須かすみを中洲で泣かす -- 名無しさん (2023-03-05 21:24:02)
- 表面上は豆腐メンタルだが実の所かなりの鋼メンタル -- 名無しさん (2023-04-05 21:17:43)
- ↑あととても優しい、しずくとリナちゃんと中が良いイメージ。 -- 名無しさん (2023-05-23 18:52:46)
- デレマスの越水幸子と同タイプ、物凄く可愛い! -- 名無しさん (2023-05-30 19:12:57)
- 一度解散状態の同好会を諦めずにもう一度立ち上げた不屈のスクールアイドル。 -- 名無しさん (2023-10-06 20:15:37)
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*2 一応かなり近い発言自体はあり、電撃オンライン版四コマにおいて「ふーんだ そのくらいかすみんだってできますよ」と発した回がある。
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