駒草山如

登録日：2022/08/22 Mon 15:16:33
更新日：2024/06/25 Tue 13:56:15
所要時間：約 3 分で読めます

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▽タグ一覧
東方project 東方 東方虹龍洞 虹龍洞 3面ボス 山姥 喫煙者 キセル 武田華 ファイルーズあい 渡部紗弓 ギャンブラー 東方酔蝶華 酔蝶華 駒草山如 駒草太夫 山女郎 山姥2号 胴元 煙草の煙で精神を操作する程度の能力 スモーキングドラゴン おろかものめが 太夫

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私は山如という者だ。みんなは駒草太夫と呼んでいるがね。

駒草こまくさ山如さんにょとは、『東方Project』に登場するキャラクター。

▽目次

概要

二つ名：高地に棲む山女郎(虹龍洞)
　　　　賭場に咲く一輪の胴元(酔蝶華)
能力：煙草の煙で精神を操作する程度の能力
テーマ曲：スモーキングドラゴン
登場作品：東方虹龍洞(3面ボス)
　　　　　東方酔蝶華(29話、30話)
スペルカード：山符「動天の雲間草」(Easy、Normal)
　　　　　　　山怪「驚愕の雲間草」 (Hard、Lunatic)
　　　　　　　山符「妖光輝く薄雪草」(Easy、Normal)
　　　　　　　山怪「妖魔犇めく薄雪草」(Hard、Lunatic)
　　　　　　　山花「殺戮の駒草」(Easy、Normal)
　　　　　　　山花「殺戮の山の女王」(Hard、Lunatic)

『東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers.』にて初登場。種族は山女郎。
シリーズ恒例の番人ポジションで、虹龍洞の入り口を見張っていたが、今までの門番とは異なり侵入者を追い払うためではなく、「内部が危険だから」という理由で見張っていた。

本職は妖怪の山にある賭場の胴元で、利用者からは「駒草太夫」と呼ばれている。『虹龍洞』に登場したのも、キーアイテムにして商品であるアビリティカードを賭けのネタにするという目的があったため。

妖怪の山の奥地の崖の上には偽ぎ天棚てんだなと呼ばれる高地が存在し、そこには廃墟にしか見えない建物がいくつかある。山如はそれらを賭場として利用しており、特定の日に、いずれかの建物に会場の目印としてドラゴンのキセルをぶらさげている。
「あのドライで殺伐としたディストピア幻想郷で賭博とか治安大丈夫か？」と思うかも知れないが、そこはご心配なく。彼女が吸う煙草は妖怪の山で採れる薬草のみを材料に作られたもので、煙によって精神の高揚や沈静を操ることができるという優れもの。山如はこれを必要に応じて使い分けることで会場の治安維持に成功しているのである。ちなみに味はよろしくない。

技術力も高く、丁半勝負においては自分の狙った通りの目を必ず出すというイカサマ神業を披露しており、勢いに乗ったマミゾウをさんざん上げてから落として見事すっからかんにしてみせた*1。

主な客はもちろん妖怪で、はっきり確認できたのは天狗と山童。そしてなんと里の人間が正体を隠して来客している。博打の魔力、及び幻想郷の娯楽の少なさによるものだろうが、それだけ安心して賭博に興じられる場所だという証明にもなっている。
もっとも山如当人は「人間が妖怪にとって食われたら賭場が危うくなる」と悩んでおり、マミゾウの提案で鯨呑亭げいどんていに人間限定の出張賭場を開くことになった。
結果、霊夢の調査対象にされてしまうが……霊夢が大勝ちしたため、調査はうやむやになって終わった。ちなみに魔理沙はボロ負けした。

○容姿

明羅、依姫に次ぐ3人目の紫色の髪のポニーテールで、黄色いリボンで結んでいる。結果ついたあだ名が「ジェネリック依姫」。
服装は艶やかな赤い着物で、胸部から腹部の帯にかけて濃くなっていき、下半身は紫色のスカートを履いている。足には下駄を着用。
『酔蝶華』では丁半勝負の際に上着を半脱ぎし右腕が完全に露出した姿を披露した。あとばっちり谷間が確認できた。

○元ネタ

• 山女郎

「やまじょろう」と読む。聞きなれない妖怪名だが、実はこれ四国に伝わる山姥の別名。つまり山如はネムノと同族ということになる。
煙草が好きで、もし出会ってしまったら煙草をばらまいてそっちに注目しているうちに逃げればいい、とのこと。
その他、山姥についてはネムノの項目に詳しく書いてあるため、そちらを参照。

• 太夫

「たゆう」もしくは「だゆう」と読む。
遊女の最高位の称号。美貌と教養を兼ね備えた者に与えられる。
この階位の遊女は遊女屋で客を取らず、揚屋に呼び出されて相手をする。江戸の吉原では宝暦年間に消滅したが、京と大坂には現在も残っているという。

遊女というと性的なイメージが強いが、実際のところ売春婦というよりもホステスの方が近く、そう簡単に床入りはできない。

○二次創作・考察

基本的には「サバサバした気だるい感じのねーちゃん」。見たまんまのイメージである。

体験版配布当初はそのビジュアルに加えて太夫という通称、そして能力から新たなお色気担当として大活躍！とか予想されていたが、いざ製品版が配布されると4面～EXステージまでのボスが色々と濃すぎたためか、いっきに影が薄くなってしまったかわいそうなお方*2。
あまりの話題の無さにパソコンの前で涙を流すぎゃてコラが作られるほどだったが、『酔蝶華』にて『虹龍洞』のキャラで真っ先に再登場を果たし、ファンを驚かせた。
山如のこれからに期待したい。

追記・修正は妖怪との博打に勝ってからお願いします。

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▷ コメント欄

• 人気投票の順位がね… -- 名無しさん (2022-08-22 23:45:54)
• 酔蝶華に出るとは思わなんだ -- 名無しさん (2022-08-23 06:15:40)
• 変装して太夫の賭場にやってきた里の人間何者だよ -- 名無しさん (2022-08-23 10:47:28)
• 聖域の森住んでるのかな？ -- 名無しさん (2023-09-25 14:00:08)
• そのうち山姫も出て来るのか？ -- 名無しさん (2024-06-06 12:34:09)

#comment(striction)

*1 マミゾウの方が先にイカサマで荒稼ぎしていたので、これは親分の自業自得である。
*2 ミケには同じネコ科である橙、お燐、星。たかねにはにとり、と、パッと思いつく絡ませやすいキャラがいたため二次創作での空気化を免れた。