環いろは

ページ名:環いろは

登録日:2022/06/19 Sun 02:50:00
更新日:2024/06/20 Thu 10:31:28NEW!
所要時間:約 40 分で読めます



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麻倉もも マギアレコード マギレコ 中学生 集結の百禍編 魔法少女まどか☆マギカ クロスボウ 主人公 長女 所要時間30分以上の項目 お人好し 機械オンチ 何故かなかなか立たなかった項目 環いろは かわいい ピュエラ・ヒストリア へそ へそ出し ヘソ出し エロ衣装 神浜マギアユニオン チームみかづき荘 いろはちゃん 悲劇の主人公←アニメ版 柿崎芽実 ∞いろは 透けへそ



''※この項目にはアプリ版及びアニメ版「マギアレコード」のストーリーのネタバレを含みます''




''きっと、大丈夫…''


''環いろは''(たまき~)とは、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の登場人物。
デザイン原案:蒼樹うめ
声:麻倉もも(Trysail、アプリ・アニメ版)
演:柿崎芽実(日向坂46、舞台版)
年齢:15歳
誕生日:8月22日*1
所属:神浜マギアユニオン(Ⅱ部)


マギアレコードに登場する魔法少女一覧」も参照。




概要

本作(アプリ・アニメ・漫画版)の主人公であり、プレイヤーがアプリを始めた時に最初から所持している魔法少女。
スピンオフの主人公たちを含めると6人目の主人公である。
魔法少女の服装は白いフードマントを着ており、薄い下着からへそが見えるのが特徴。
髪の色と瞳の色、ソウルジェムの色はまどかと同じピンク色で、ソウルジェムの位置は首元。
髪型はロングで普段は結んでいるが、一部のシーンでは解いていることもある。
武器は左腕に装着されたクロスボウ。
また「マギアアーカイブ」の設定画によると近接戦闘用ナイフも使用できるようだ。
妹のうい共々、名前は「いろは歌」から取られていると思われる。(いろはにほへと、うゐのおくやま)



性格・人物像

神浜市で、姿を消した妹「うい」を探す少女。妹の病気を治すために、
魔法少女になる決断をした。明るく真面目な一方、周囲に気を遣いすぎてしまう。(公式サイト内「登場人物」より引用)


不思議な夢の真相を探るべく、神浜市にやってきた魔法少女。お人好しな性格で、気遣いが行き過ぎてしまうことも多々ある。最新の流行には疎く、スマホの扱いもぎこちない。日頃は控えめだが、ここ一番では芯の強さを見せる。(アプリ内プロフィールより引用)


願いは「妹、環ういの病気を治してほしい」
固有魔法は「治癒」で傷ついた魔法少女を癒すことができる。とⅡ部ラストまで思われていたが…?


神浜市にくる前にも学校に通っていたがクラスメイト相手に本音が出せず、孤立するのを恐れて無理に合わせた結果、不審に思われてしまうことがあった。


しかし一度決めると譲らない頑固な面を持ち、
Ⅰ部3章にて七海やちよからは「怖くなるぐらい真っ直ぐ」と評されている。


クラスメイトと馴染むことができないいろはにとって安らげる場所は自分の家とういのいる病院だけだったが、神浜市での出会いを経て友達も増え彼女自身も少しずつ変わっていった。


またお人好しであり、苦しんでいる他の魔法少女(自分達に危害を加える敵であっても)には手を差しのべて助けようとする優しさを持つ。


マギウスの戦いの後に現れた美国織莉子呉キリカには
「わかり合えるなら争いたくないの」
「同じ運命を背負う魔法少女同士だし争う理由がないなら仲良くしたいかな・・・」と話しており、織莉子から「甘い」と評されたが同時に「その甘さが世界を救うのかもしれない」と言われている。


Ⅱ部に入ってからは「自動浄化システムを世界に広めてみんなを救いたい」という考えで動いていたが、プロミストブラッドや他の魔法少女達との争いを避けることができず、他の誰かの想いを挫いて苦しめていることに悩んでしまう。


その事について和泉十七夜はⅡ部6章でいろはに対し
「“理想だけではなく現実を見ろ”そういうことだ」
「自分の心構えを崩したくてもできなくて悩んでいる」
「愚かだな」
「だが、嫌いではない」
「理屈では理解できず馬鹿かとなじりたくなる」
「が、その純粋がゆえの愚かさに魅力を感じてしまう」と話している。


Ⅱ部6章以降は''「自分たちを憎むプロミストブラッドや対立しているネオマギウスを含めたすべての魔法少女を救いたい」''というはっきりとした想いを持つようになった。


他の魔法少女に対してはほとんど「ちゃん」「さん」を付けて呼ぶ。
(例外は自身の妹であるういやキュゥべえなど)


機械オンチであり、ストーリーではスマホの地図の見方がわからず苦戦したりするシーンがある。


かつては宝崎市に両親とういと4人で住んでいたが、後に神浜市のみかづき荘に引っ越す。
みかづき荘入居後は食事当番の際に食事を作るようになったが、いろはの専用メモリアを見る限りういが入院していた時からういのために食事を作っていたようだ。*2



アプリ・ストーリーでの戦闘能力

アプリでの詳しい性能はこちらの項目
主要登場人物>神浜の魔法少女>環いろはを参照のこと。

◆通常版

ディスク構成:A A B横3 B横3 C
前述の通りプレイヤーが最初から所持している魔法少女であり初期レアリティ☆1、光属性のヒールタイプキャラ。
初期レアリティ☆1のキャラクターは彼女と黒(匿名希望)のみ。全魔法少女最多である4回の覚醒を重ねて少しずつ強くなっていく。
(☆5とドッペル解放は2019年3月に追加)
また、☆5に覚醒するとそれ以降SDの姿がフードを脱いだものになる。(残念ながら戻せない)
コネクト「一緒にいるから大丈夫だよ」やマギア「ストラーダ・フトゥーロ」及びドッペル「沈黙のドッペル」の回復・蘇生効果にお世話になったプレイヤーは多いはず。
専用メモリアを装備すればスキル「キュアヒール」で自分自身の回復も可能。


精神強化で解放できる固有スキル「レストア・ヘルス」は仲間の悪い状態異常を解除してくれる。しかしスキルであるためいろはがスキル不可及び拘束系の状態異常(魅了、拘束、スタン)を受けている場合は使えないので注意。


覚醒を重ねると通常版の七海やちよにコネクトするとMP回復の追加効果が発動するようになるほか、一部の魔法少女からコネクトされると追加効果が発動する。

魔法少女効果
七海やちよ(通常版、覚醒後)HP回復
二葉さな(覚醒後)防御力アップ
黒江*3MP回復
{"target":"prev","option":{"repeat_header":0},"sort":{"default":"none"},"color":{}}

◆水着ver.

ディスク構成:A A B横3 B縦3 C
イベント「みかづき荘のsummervacation」
開催時のガチャで実装された、水着姿のいろは。泳げないため浮き輪着用で登場、浮き輪は武器としても使用する。
初期レアリティ☆4、水属性のサポートタイプキャラ。
コネクトはBlastダメージUP、防御力UPと攻撃した相手を霧状態にする全く別の効果に変わっている。
固有スキルは3ターンの間味方全体の防御力を上げ、HPが自動回復する状態にする「ブレス・サークル」。

◆いろはちゃん

ディスク構成:A A B横3 B横3 C
イベント「神浜レアリティスター」開催と同時に実装された、マギア☆レポートの環いろは(キャラクターについては後述)。
初期レアリティ☆4、光属性のキャラ。
また神浜レアリティスター以降毎年、マギレポ関連のイベントが開催された際にもピックアップガチャが開かれている。
コネクトは確率でクリティカルと攻撃した相手を幻惑状態にする攻撃的なものになっている。
固有スキルは通常版の「レストア・ヘルス」の効果に体力回復を追加した 「フレッシュヒール」。

◆いろは・やちよ決戦ver

ディスク構成:A A B横3 B縦3 C
2周年記念で実装されたやちよとのコンビユニットで、メインストーリーⅠ部の最終盤にて円環の力を得た姿。Ⅰ部とⅡ部の間を描いたイベントストーリー「新たな息吹より」にも登場する。
初期レアリティ☆4、光属性のアルティメットタイプキャラ。
コネクトはいろはの効果にやちよの確率でクリティカルが追加されている。
またEXスキル「領域外の加護」で自分含めた味方全員の防御力を永続的にUPし、自分にはクリティカル攻撃を2回無効(クリティカル攻撃を通常攻撃にする)にすることが可能。
固有スキル「決戦の加護」では味方全員にクリティカル攻撃を1回無効にし1ターンだけ自身が受けるダメージをカットできる。


◆いろは・うい巫女ver.

ディスク構成:A A A B横3 C
2021年正月のイベント「けふをこえるゆめ」開催と同時に登場した、ういとのコンビユニット。
初期レアリティ☆4、光属性のヒールタイプキャラ。
コネクトは通常版の攻撃力UP&体力回復に、ダメージカットと状態異常解除が追加。
固有スキル「ライト・リジェネレイト」は光属性の味方を強化しつつ味方全員にHP自動回復を付与できるなど攻守揃ったものになっている。

◆アニメver.

ディスク構成:A A B横3 B横3 C
アニメFinal SEASON完結後、満を持してピックアップガチャに登場。初期レアリティ☆4、光属性のヒールタイプキャラ。
コネクトは通常版の攻撃力アップがダメージアップに差し替えられ、状態異常解除が追加。
固有スキル「フレッシュ・サークル」は味方全員の状態異常を解除し、体力を回復することができる。
いろはちゃんの固有スキルの上位互換。
☆5イラストにはやちよが登場している。
マギアはアニメ2ndSEASONにて使用したやちよとの合体技。

インフィニットいろは


ディスク構成:A A B横3 B縦3 C
5周年記念キャラとしてレアガチャに登場。
いろはとうい、そして小さなキュゥべえが合体した姿。
合体時に無限合体!とか叫ぶ必要はありません。
メインストーリーⅡ部「集結の百禍編」の11章から登場する。
初期レアリティ☆4、光属性のインフィニットタイプキャラ。
5周年記念にふさわしい性能をしており、
コネクトは攻撃力・防御力アップと3ターンの間HP自動回復を付与する効果。
マギアは

  • 敵全体に属性強化ダメージを与え
  • 味方全体に3ターンの間HP自動回復とデバフ・状態異常を1回防いでくれるバリアを付与し
  • マギア発動時にかかっていた状態異常を解除
  • さらに倒された味方を1人蘇生させる

とてんこ盛りの効果。


ドッペルはマギア同様敵全体に属性強化ダメージを与えるがマギアに比べて効果が変更されており

  • HP自動回復とデバフ・状態異常を防ぐバリアの効果ターンが3ターン→5ターンに増加し、防ぐ回数も1回→2回に増加
  • 3ターンの間自身をヴァリアブル状態にする効果が追加

とさらに強力になっている。
またEXスキルも所持しており、クエスト開始時に味方全員にHP自動回復とマギアダメージUPのバフをかける効果を持つ。


その姿や名前はかつてのアルティメットまどかを思わせる。
また名前についてはいろはとうい、2人の「環」が合わさり∞(〇+〇=∞)になっていると見ることもできる。





メインストーリー本編では、始めは神浜の魔女やウワサに苦戦していたこともあったが話が進むにつれて成長し、Ⅰ部6章ではウワサを単独で撃破できるまでに。
魔法少女同士のぶつかり合いが激化したⅡ部でも変わらず実力を発揮している。
しかし前述したいろはの想いから相手を倒すのではなく止めるための戦いをすることが多い。





メインストーリーのいろは(第Ⅰ部)

◆1章

宝崎市で魔法少女として戦っていた彼女は、神浜市に来た時から「どこかの病室で、知らない女の子と一緒に居る夢」を見るようになっていた。
その真相を探るべく神浜に訪れ、「小さなキュゥべえ」を探していたが、使い魔にやられそうになっていたところを現地の魔法少女に助けられる。その後同じ魔法少女である''十咎ももこや調整屋の八雲みたま''と知り合った。
みたまから調整を受けたいろはは、自身が叶えた願いを覚えていないことを知る。


調整後、いろはは自身を助けてくれた魔法少女''七海やちよ''と出会う。彼女はいろはを「この町で生き抜いていける実力がない」と判断し神浜から追い出そうとしていた。そこにももこが現れ、やちよは「どちらが魔女を先に倒せるか競い、いろはが勝ったら実力を認める」と勝負をしかける。


やちよに認めてもらうため戦い抜き(やちよが一足先に魔女にダメージを与えていたが)ももこの協力もあってなんとか魔女を撃破することに成功。
その後、危険分子だとしていろはが結界で見つけた小さなキュゥべえを排除しようとするやちよからキュゥべえを庇うと、キュゥべえから何かを感じ取り気絶してしまった。


あの夢と同じ風景の中で自分の叶えた願いと大切な妹''環うい''のことを思い出したいろはは、再び神浜へ向かい妹を探すことを決意する。
そして彼女は小さなキュゥべえの名付け親となった。(実際に初プレイ時に設定することになり、小さなキュゥべえの名前がプレイヤーのユーザーネームになる。
wiki籠りにすれば小さなキュゥべえがwiki籠り呼ばわりされる


◆2章

再び神浜へ訪れういと同じ部屋に入院していた2人の友達、里見灯花柊ねむを探しに里見メディカルセンターへ訪れるいろは。
帰りにやちよと再会するが、彼女はいろはに「絶交ルールのうわさ」に気を付けるよう忠告する。


その後ももことその仲間の''秋野かえで(いろはが神浜で最初に出会った魔法少女)・水波レナ''に遭遇。
かえでとレナは喧嘩しており、互いに絶交してしまう。
いろははやちよから聞いた絶交ルールを思い出し不安になっていた。


時間が経っても和解しそうにない2人の様子を見かねたももこは2人を仲直りさせようと動きだし、いろはも仲直りを手伝うことになった。


その後、レナを説得しようとしたいろはの前に現れたかえでがレナに謝った瞬間、謎の使い魔が出現。
かえでが拐われてしまいレナもその場を去ってしまう。
いろははももことレナに再会。うわさの解決方法を聞いてきたレナの行動により、使い魔と操られたかえでが現れる。


助けに現れたやちよにかえでを任せてもらい、いろはとももこは結界の主を探しだす。
レナも操られてしまいピンチに陥るが、いろは・やちよ・ももこ3人で主を撃破しかえでとレナを救い出すことができた。


やちよは今戦った敵は「うわさ」を現実にする為に現れる「ウワサ」であり、今後神浜に通うなら避けられないだろうと話し去っていった。


以後、いろははウワサの起こす事件に遭遇していく。



◆3章~5章

みたまや新たに出会った魔法少女''由比鶴乃''から聞いた神社にまつわるうわさ「口寄せ神社のうわさ」を追う。途中、手がかりになると思い参加した町おこしのスタンプラリー中にやちよと遭遇。
やちよも偶然同じうわさを追っていたため、
やちよに同行する事に。
(後にやちよと鶴乃は知り合いであることを知った)
やちよ・鶴乃と共に真夜中の水名神社に侵入し、「口寄せ神社のうわさ」の力で出現した結界内でついにういと再会する。


「このうわさから出れば今度こそ一緒に学校へ行ける」
「お父さんやお母さんとまた4人で一緒に遊べるよ」
「だから帰ろう!」



うい「運命を変えたいなら神浜市に来て そこで魔法少女は救われるから」
「魔法少女…?運命…?なに言ってるの…うい…?」
「どうしてういが魔法少女のことを知ってるの?」


うい「運命を変えたいなら神浜市に来て そこで魔法少女は救われるから」
しかしういは同じ言葉を繰り返し喋っているだけ。いろはは本物のういではないと感じ取りやちよのもとへ向かう。


やちよは探していた幼馴染の魔法少女''梓みふゆ''と再会していた。みふゆは「自分は結界内から出られないからこちらに来て」とやちよを誘い込み揺さぶる。
しかしその後の「来てくれないと恨む」という言葉からやちよは“みふゆは誰かを恨む人物ではない”と本物ではないことを確信するが、友人の姿をした敵を攻撃することができずいろはに偽のみふゆを倒すよう頼む。


偽のみふゆを倒し結界を脱出しようとするが、ウワサの内容に逆らったため現れた結界の主のウワサと戦闘になる。
駆けつけた鶴乃と3人でウワサと戦うが、今まで浄化していなかったいろはのソウルジェムの穢れが溜まり、いろはは動けなくなってしまう。
ソウルジェムが穢れ切った時
''いろはの中から何かが飛び出し、ウワサを倒してしまった。''


とりあえずウワサを倒し一件落着になると思われたが、そこに神浜市に来ていた見滝原の魔法少女''[[巴マミ>巴マミ]]''が現れる。
マミはいろはを人型の魔女だと勘違いし、戦闘になるがももこの登場で事なきを得た。
その後、夜であったためやちよの住んでいる「みかづき荘」で一夜を明かすことに。
いろははやちよと協力してうわさを調べたいと頼み、やちよもそれを承諾した。
(ただし仲間としてではなく、ただの協力関係であることを条件にだが)
やちよのうわさ調べの助手として、いろははやちよと行動するようになる。


4章、「ミザリーウォーターのうわさ」の一件ではやちよや鶴乃だけでなく、共にうわさに巻き込まれた風見野市の魔法少女''[[佐倉杏子>佐倉杏子]]や傭兵活動をしていた魔法少女深月フェリシア''とも協力。
突然現れたウワサを守り、魔法少女の解放を目指す組織マギウスの翼の黒羽根や白羽根(戦闘員)の天音月夜・天音月咲の妨害もあったもののウワサを撃破した。
さらにやちよは探していた本物の梓みふゆと再会。しかし、みふゆもマギウスの翼の一員として活動していた。みふゆの言葉からういもマギウスの翼に入っているのではと心配するいろは。
ウワサ撃破後、身寄りがなく住む場所がなかったフェリシアをやちよはみかづき荘へ迎え入れる。
神浜に引っ越す予定だったいろはもやちよの提案でみかづき荘に引っ越し、やちよやフェリシアと共に暮らすことになった。


5章、「電波少女のうわさ」の一件ではうわさを調べている最中、知らない人物から謎のメールを受けとる。
また魔女の口付けを受けた一般人を助けようとした際に見滝原の魔法少女''[[鹿目まどか>鹿目まどか]]''と出会った。


その後別れてウワサを調べていた鶴乃・フェリシア、そしてまどかとはぐれていた見滝原の魔法少女''[[暁美ほむら>暁美ほむら]]''と中央区の電波塔で合流。
いろはの元にメールは送られ続け「魔法少女のあなたにしか出来ない」というメッセージを見たやちよの提案でメールの送り主と連絡を取ってみることに。
「アイ」と名乗るその人物は人間でも魔女でもないうわさを現実にするウワサであり、自らを倒し、うわさに従い閉じ込めていた魔法少女「さな」を救ってほしいと頼む。
詳しい情報を知るべく、うわさについて書いてあるページに入るためのパスワードを(天音姉妹に妨害されかけたが)知りページを閲覧した後いろは・まどか・ほむらはウワサの結界へ飛び込む。


ウワサの結界内でアイが閉じ込めていた魔法少女、''二葉さなと出会ういろは。さなを連れ出そうとするいろは達の前にマギウスの翼のリーダーであるマギウスの1人アリナ・グレイ''が現れる。
アリナとの戦闘後、さなが連れ出されうわさの内容に逆らったことでアイは暴走してしまう。
さなはアイにとどめを刺し、別れを告げた。
倒される直前、アイはいろはのういについての質問に「ウワサなら環ういを知っている」と答えて消滅した。またさなは「マギウスの翼が柊ねむのことを話していた」といろはに伝える。



アイが消滅した後、さなは自らを蔑ろにしていた家族と別れ、みかづき荘という新しい自分の場所でいろは達と共に暮らすことになった。
みんなで自分たち専用のマグカップを揃え、さなとも仲良くなっていきやちよたちのチームは結束していくが…


◆6章

やちよにマグカップの為のコースターをプレゼントする計画を立てたいろは達。
プレゼント当日にみかづき荘へ現れたみふゆの誘いでマギウスの講義を受けようと鶴乃・フェリシア・さなと記憶ミュージアムに向かうことに。しかしやちよはみふゆがやって来てから様子が変になっており、いろは達に冷たい態度を取る。


講義の会場・記憶ミュージアムを突き止めたいろはの前にいたのはマギウスの1人であり、ういの友達だった''里見灯花''。
しかし灯花はういやいろはの事を覚えておらず、いろはとの思い出も知らないと返される。


いろはは灯花の講義でキュゥべえが話していなかった''魔法少女の真実、3章でいろはを救ったドッペル''について聞かされ驚愕する中、同時にやちよの過去を知る。


ドッペルシステムを広げて魔法少女を救うためにマギウスの翼に入らないかと改めて勧誘されるが、マギウスが同じ魔法少女の成れの果てである魔女を利用していることを納得できないいろはは拒否。
しかし、同じく魔法少女の真実を知った鶴乃達3人がウワサに洗脳され、灯花に付いていってしまった。


遅れて記憶ミュージアムに入っていたやちよに再会するが、彼女は「チームは解散する」といろはに告げる。
アリナの出した魔女を倒しミュージアムのウワサと一人で戦うやちよ。
解散に納得できないいろはがやちよに理由を聞くと、「自分の願いでいろはが死んでしまうから」と返す。


やちよは自らの仲間だった魔法少女雪野かなえと安名メルの死から、自分の固有魔法は「リーダーで居続けるために誰か(仲間)を犠牲にして生存する」ものなのではないかと思い、いろはたちを死なせないためにチームを解散しようとしていたのだ。


「私はやちよさんの仲間です」
「仲間の私がひとりであのウワサを倒します!」
「そして、やちよさんを守って“私が犠牲になる”なんて想像は打ち砕いてみせます!」
「何言ってるの!?やめて…!」
「私は怒ってるんです!」


「自分の想像でみんなを振り回してるやちよさんに怒ってるんですよ!」
「だから…」
「想像を確信するのは、私が死んでからにしてください」
「私はやちよさんが居なくなったら寂しいから」
「悲しくて嫌だからこのウワサを倒します!」
「そして、ふたりで一緒にみんなを助けに行くんです!」


「だから、手を出さないでください!」


それを聞いたいろははやちよの想像を打ち砕くためにミュージアムのウワサに一人で挑み、見事それを倒すことに成功。


「ほら、やちよさん…私、死んでませんよ…!」
「やちよ さんがボロボロでピンチなのに生きてます…!」


「どうして、そんな無茶して…」


「無茶して当然です・・・みんなと離れたくないから…」
「だから、やちよさん…」
「やちよさん自身に、もう一度チャンスを与えてくれませんか?」



「チャンス…?」


「みんなは自分の願いで死んでなんかいないって…」


「でも…それでも私は…」
「………」
「じゃあ、こうすればいいんです…!」


「今度は…なに?」
「これからは、私がリーダーになります!
「えっ…」
「これなら、大丈夫ですよね?」
「あなたは…」


「…す…ぐずっ…」


''「ほんと…頑固なんだから…」''




「やちよさん…一緒にみんなを助けましょう」
「そして、みんなで一緒に帰りましょう」
「やちよさんの家に…」


「えぇ…」
「ありがとう…いろは…




いろはとやちよは和解し、これまで以上に強い繋がりで結ばれた。
これ以降いろははやちよから「環さん」ではなく「いろは」と名前で呼ばれるようになる。


記憶ミュージアムを脱出しようとした時、いろはたちの前に現れたのはマギウスの翼に入っていた巴マミだった。
新たな姿でいろは達に襲いかかるマミ。万事休すかと思われたその時、マミの後輩である見滝原の魔法少女''[[美樹さやか>美樹さやか]]''が現れた。さやかの協力もありなんとか記憶ミュージアムから脱出。


さやかにも魔法少女の真実を伝えた後、みかづき荘へ戻るとそこにはレナ・かえでとの話を終えたももこが居た。
やちよはももこへ全てを話し、冷えきっていた2人の関係は元に戻った。


ももこやまどか…味方の魔法少女の存在を支えにいろはとやちよは仲間を救いだす決意を固め、動き出す。


◆7章

仲間を助け出すためにマギウスの拠点を探すためうわさを消して回る。ウワサを守る羽根を捕まえて問い詰めても良い情報を得られず状況は停滞していたが、みふゆの手引きでフェリシアとさなが帰還。
鶴乃を探し出すため、ももこから聞いた遊園地のうわさを追う。
神浜の東のボスである実力者''和泉十七夜かなぎにも協力してもらい共にウワサを追う中、月夜 ・月咲から十七夜が読心の魔法で得た情報からいろは達は「鶴乃がウワサの一部となり、マギウスの作戦に利用されているかもしれない」''という結論にたどり着く。


フェリシア・さなと合流し鶴乃の元へ向かうと、遊園地のウワサの結界内でウワサと融合していた鶴乃を発見。
やちよがみふゆから聞いた情報を信じ鶴乃と一体化していたウワサを剥がそうと攻撃するも失敗。
鶴乃の明るさに頼りっぱなしであり、彼女のことを完全に理解していなかったいろは達。
皆の思いを込めたフェリシアの一撃で、鶴乃はウワサから解放された。
鶴乃を救出し、チームを再結成したいろはの前に現れたのは3人目のマギウスであり、ういの友達だったはずの''柊ねむ''。彼女はこれまでいろはが遭遇してきたウワサの創造者だった。


キレーションランドの計画を潰された灯花達マギウスはどうやって魔法少女を解放するのか話し、その計画の要となる「エンブリオ・イブ」の存在を明かす。
解放のためなら一般人が犠牲になっても構わない灯花達の考えを否定するいろは。灯花はもう手段は選ばないと言い残し去っていった。


みかづき荘に戻ってきた一同。渡せなかったコースターをやちよにプレゼントしたいろはは「病室で灯花・ねむ・ういとうわさを作っていた記憶」と「万年桜のうわさ」のことが気になっていた。

◆8章

7章の灯花の言葉通りマギウスの脅威は収まらず、神浜市全域で羽根達が暴走、マギウスに歯向かう魔法少女や神浜の魔法少女に襲いかかる。
神浜市内が混乱する中、いろははさなと万年桜のうわさを追う。
一方やちよ達は羽根に襲われていた魔法少女達を救出し、力を合わせ鶴乃が羽根を暴走させているウワサを撃破。
マミとの決戦でやちよはマミをウワサから解放することに成功した。
しかしマギウスはワルプルギスの夜を神浜に呼ぼうと電波望遠鏡を使った計画を実行してしまう。


いろははマギウスの拠点に繋がる万年桜のうわさ内で灯花・ねむと再会。
自身の記憶にあったいろは・うい・灯花・ねむ4人の再開を願う万年桜のうわさの内容を話すがねむからは「内容は合っているが腑に落ちない」と返され、2人に記憶を取り戻してもらおうするが上手くいかない。


灯花に倒されそうになるもいろはの語ったうわさの内容を守ろうと''万年桜のウワサ''が現れ、いろはを救う。


予想外の事態に灯花たちは動揺し、いろはは2人が忘れていた記憶を話す。しかしそれでも2人は変わらずいろはを消そうとする。
絶体絶命のいろは。突然現れたアリナがいろはを助けた。
いろはの記憶に興味を持ち、イブの餌にしようと考えたアリナはいろはを連れ去ってしまう。


◆9章

アリナに拐われたいろははマギウスの拠点ホテルフェントホープの地下へ閉じ込められてしまった。
フェントホープに侵入していたさなや再会した杏子の協力で脱出しようとするが、奪われていたソウルジェムから離れすぎたため行動不能に。再び羽根に拘束されソウルジェムと体の距離が近くなったことで目を覚ますが、エントランスに連れていかれてしまった。


しかし連れていかれる最中にリボンを印として落としていたため、追い付いたさなや侵入したやちよやマギウスを裏切ったみふゆ・天音姉妹・ももこ達の助けで窮地を切り抜け、ソウルジェムも取り戻した。


みふゆからマギウスは地下聖堂にいることを告げられ聖堂へ向かおうとするが、道を阻むウワサの妨害でみふゆ達はホテルの外へ吹き飛ばされてしまう。
みふゆの提案でいろはが地下へ行った後、みふ達にホテルフェントホープをウワサごと破壊してもらうことに。


マギウスの妨害を受けながらついに灯花達がいる地下聖堂にたどり着く。
そこでマギウスの育てていた巨大な半魔女エンブリオ・イブを発見。



いろは・やちよ・鶴乃・フェリシア・さな・十七夜は灯花達と戦闘になるが、地下聖堂に充満している穢れの影響で力を発揮できない。


灯花達はキュゥべえが魔法少女を産み出していた理由と、自分達が神浜に呼んだワルプルギスをイブに喰らわせ魔女にし自分達がキュゥべえに成り代わろうとしていることを話す。
それでもいろは達は神浜やそこに住む人々を犠牲にしようとする灯花たちの計画に賛成することはなかった。


みふゆの捨て身の攻撃でフェントホープが破壊され、イブが外へ出てきてしまうが、それもマギウスの計画通り。
マギウスがイブの拘束を解こうとするのを阻止するため、いろは達は再度立ち向かう。


イブに攻撃を仕掛けるが体を掴まれてしまい、さなに助けられる。そのときさなの持っていた物が光を放つ。


それは万年桜のウワサから受け取った桜の枝。さなが取り出すと受け取ったときには開いていなかった花が開いていた。


万年桜のウワサは「うい・ねむ・灯花・いろはの4人が再会した(=揃った)ときに万年桜が花を咲かせる」というもの。いろは・灯花・ねむがこの場に揃い、イブとの接触で桜の枝に花が咲いた。


それは、イブが万年桜のウワサにある4人の最後の1人であり


''イブ=ういであることを示す証拠だった…''


◆10章

ついに見つけた妹は、巨大な魔女と化してしまっていた。
その事実にショックを受けると同時に、イブに対して攻撃を躊躇ってしまう。
ワルプルギスの夜を感じ取ったイブは自ら拘束を解くが、倒れこんでしまった。
いろははやちよや灯花にイブがういであることを伝えるが、灯花達はいろはの言葉を信じることなく去る。


駆けつけたみたまの情報によりイブを倒せばういを救出できることを知り、飛び立ち神浜を破壊するイブを止めるべくいろは達は攻撃を仕掛ける。
イブの動きを止めようとマミやさなの力でイブを拘束しようとするが、失敗してしまった。


イブが再び動き出すと、別の場所で奔走していた天音姉妹が「イブに付いている宝石が魔力の供給源になっており、それを壊せばイブを倒せる」ことをいろは達に伝える。
中央区のビル群に向かうイブ。
増援に来たみたまや改心した羽根たちの協力でビルにイブを縛り付け、いろはは宝石に攻撃する。…しかしイブは使い魔に作らせていた巣に溜め込んだ穢れを利用して強力な攻撃を放った。


辺りは火に包まれ、ボロボロになるいろは達。
立ち上がったいろははイブのコアとなる宝石の中に、ずっと探していたういの姿を見つけた。
ういを助け出そうとするいろはの前にマギウス達が立ち塞がる。
イブの体に貼り付きコアに近づくいろは。
すると小さなキュゥべえがいろはからイブのコアに触れると、灯花・ねむはういの記憶を思い出した。


うい・灯花・ねむがいろはや魔法少女を助けようと自動浄化システムを作ろうと魔法少女になったこと。
3人の願いでキュゥべえの持つ機能を奪い、小さなキュゥべえが誕生したこと。
自動浄化システムを作る作戦でういが自身の固有魔力で穢れを過剰に回収し、魔女になりかけたこと。
アリナの協力と、ねむの機転でういの概念を小さなキュゥべえに閉じ込めういは生存したこと。
残ったういの体はイブに包まれ、2人とアリナはういのことを忘れて我欲を叶えようとマギウスになってしまったこと…


記憶を取り戻した灯花とねむの協力を受け、いろははういをイブから解き放つ。



「うい…もう大丈夫だよ…」


「あなたはもう解放されたの
苦しい場所から抜け出したの」
「だから、いいんだよ」
「目を覚ましてもいいんだよ」


「うい、目を覚まして!」
「うい!お願い、起きて…!」


''「うい!!!」''





「お姉…ちゃん?」
「あぁ…!」







''「おかえり…!うい…!」''




いろははついに、妹を取り戻すことに成功した。




コアであるういを失ったことで、イブは崩れていく。
しかしアリナが自らの固有魔法で神浜の皮膜を変化させ、イブは消えるどころかその姿を変えてしまう。
アリナは「人類が滅びを求めている」と持論を語り、毛皮神のウワサとイブを利用して世界を滅ぼそうとする。


その前にねむが立ちはだかった。自身を犠牲にした攻撃を仕掛けアリナを撃破するが、ねむは意識不明の状態に。


残ったイブは自身のコアとなっていたういを取り戻そうとする。再び小さなキュゥべえが飛び出し、イブの元へ。
小さなキュゥべえはイブのコアとなりイブは消滅。自動浄化システムという概念として神浜に残った。


マギウスが呼び寄せてしまったワルプルギスの夜が、神浜にやってくる。
いろは達は力を振り絞りワルプルギスを倒そうとするが、最悪の魔女の力はあまりにも強大で歯が立たない。
倒れそうになるいろは達、そのとき不思議なことが起こった。某RXではございません。










''突然、神浜に羽根が降り注いだのだ。''


するといろは達は羽根が生えたかのように回復し力が溢れだす。
魔法少女達は、願って得た魔法の力でワルプルギスを倒すため最後の戦いをしかける。
ワルプルギスを海浜公園へ誘き寄せ、その巨体を縛りつけた。


ういが魔法少女達の力を集め、灯花が変換し、やちよの一度きりの「魔法少女の希望を受け継ぐ」力も加えた巨大な矢が完成した。
ほむらが時を止め、いろははすべてを込めた一矢を放つ。

''希望に導いて!''


''ストラーダ・フトゥーロ!!!!!''



最悪の魔女は倒された。


''ほむら「さようなら、ワルプルギスの夜…」''


昇る朝日が、魔法少女を照らす。
神浜に平和がもたらされた。





ういが戻ってきたいろはの日常。
ういも学校に通い、いろはと共にみかづき荘に住むことになった。
みふゆはいろはの固有魔法でソウルジェムのヒビを直したことで回復し、ねむは下半身麻痺になったものの一命を取り留める。


灯花が今回の出来事の全てを他の魔法少女に説明した後、いろは・うい・灯花・ねむは万年桜のウワサの結界に向かう。
万年桜は、うわさの通り満開になっていた。
やっと揃った4人の少女たちを祝福するかのように…

''ウワサ''
''マギウスの翼''
''イブ''
''ワルプルギスの夜''
''うい''


''魔法少女になってから今まで''
''私が歩んできた茨の道のり''
''その茨の道のりは潜り抜けたように見えて''
''まだ私の周りにまとわりついている''


''起きたことは全て''
''「魔法少女が魔女になる」''
''という宿命の上に起きた出来事だから''


''それでも私たちは''
''ようやく同じことを知り''
''同じことに悩むようになった''


''みんなが立ったスタートライン''
''解放への物語は''
''きっとここから始まる''


''今、もしも私が願うことがあるとすれば''
''ひとつだけ''


''みんなが共に同じ道を歩んで''
''魔法少女に平和が訪れますように''


未来に向けて、みんなと歩みだすいろは。
そんないろは達の様子を、レコードの外から[[女神>鹿目まどか]]は静観していた。




「モキュキュ」
そしていろはの元には、あの小さなキュゥべえが戻っていた。



















まあ、そんな上手く行くわけ無いすけどね。




???ところがどっこい!

















メインストーリーのいろは(第Ⅱ部)


''あなたの思いは、私が連れていくからね''


かつて妹を探すために神浜に来ていた魔法少女。今は、神浜マギアユニオンの中心に立つひとりとして、魔女化という宿命からみんなを解放しようとしている。昔と比べると自分の意見を言えるようになった。(公式サイト第Ⅱ部のページの「Character」より引用)


第Ⅰ部の戦いの後…いろははマギウスに代わる神浜の新たな組織「神浜マギアユニオン」のリーダーとして活躍する。

◆Ⅱ部1章~3章

神浜に新たな謎の敵が出現。
みかづき荘のメンバーと共にそれを倒したいろはには謎の腕輪が付いていた。


そして、いろはは様々な魔法少女達と遭遇・戦闘する。
二木市からやって来た、神浜へ復讐し自動浄化システムを奪おうとする''紅晴結菜''率いる魔法少女達
「プロミストブラッド」


''時女静香''が率いる日の本を守るため自動浄化システムを求める魔法少女達
「時女一族」


''[[宮尾時雨>宮尾時雨]]安積はぐむ''を中心とした魔法少女至上主義を広めるために自動浄化システムを欲する魔法少女達
「ネオマギウス」


いろはが過去に助けた少女''佐鳥かごめ''は、魔法少女を広めるうわさ「風の伝道師のウワサ」にとりつかれ、魔法少女のことを記録しようとしていた。


自動浄化システムとイブの欠片である「キモチ」と名付けられた存在が倒されたときに手に入る「キモチの石」を巡り、魔法少女同士の戦いは再び始まってしまう。ユニオンは時女一族と強力関係を結び共に戦うことに。


続く2章、解散したネオマギウスの時雨とはぐむをマギアユニオンに加え、プロミストブラッドとキモチの石を巡り戦う。
モーモーファームでの戦いでは時女一族の三浦旭と協力し結菜達を退ける。
戦いの後、いろはの知らぬところで時雨とはぐむがプロミストブラッドの''[[大庭樹里>大庭樹里]]''に無理やり協力させられ、マギアユニオンや神浜の地理の情報が敵に流れてしまう。


北養の戦いでは静香がケガをし、プロミストブラッドに追い詰められる。しかし樹里に神浜の情報を吐いてしまい、いろは達を危険にさらした事に責任を感じた時雨とはぐむの助けでなんとか撤退する。


しかしこの戦いでプロミストブラッドにキモチのいる場所の周辺を陣取られてしまった。


その後、プロミストブラッドとの攻防によりフェリシアがキモチの石を手にいれることに成功。


キモチの石を手にいれたことと静香が回復したことを祝うパーティーを計画し、時雨とはぐむも誘いみかづき荘へ向かう途中、プロミストブラッドが魔法少女を襲っている場面に遭遇する。
救出しようと時雨・はぐむにういを任せたが、襲われていた魔法少女はプロミストブラッドのメンバーであり(つまり襲撃は自作自演)、ういを拐っていってしまう。
2人は樹里への恐怖から、ういを守ることができなかった。
プロミストブラッドはキモチの場所を探知できるういを狙っていたのだ。


3章、妹と離ればなれのいろはは時雨・はぐむがプロミストブラッドと手を組んでいたのではないかと疑っていた。(なお2人はとある魔法少女に連れられ神浜から逃走した)
灯花の案でプロミストブラッドに探知機を取り付けて居場所を探ろうとするが場所を特定できなかった。


一方囚われのういは小さなキュゥべえに自身の居場所を記した暗号文とキモチの場所を記した地図をいろはに届けさせる。キモチの地図は結菜たちの手に渡ってしまうが、ういの居場所はいろはに伝わった。


ういを助けるために二木市へ向かういろは達。
結菜の策略でやちよたちと隔離されてしまい、ういをやちよたちに任せいろははひかると対決する。
ひかるを変身解除まで追い詰めたが、とどめを刺すことはしなかった。


その後撤退しようとするが危険を避ける為に二木市で夜を明かす。
翌朝現れた結菜に連れて行かれたカタコンベで「ういは死んだ」と告げられ(二木市には自動浄化システムはないため)再び魔女になりかけてしまう。しかし腕輪に宿っていたキモチの介入により生き延びた。


やちよたちが救出してきたういと再会し、二木市を後するいろは達。
神浜に帰ろうと飛び乗った(もちろん無賃乗車。いくら魔法少女でもダメ、ゼッタイ。)電車の上でキュゥべえから残るキモチの情報を聞かされる。

◆Ⅱ部4章~5章

いろははカタコンベで見せた結菜の表情から、神浜に対する結菜の憎しみは二木への優しさの裏返しであると考え、これ以上互いに傷付け合わないために和解への賭けに出る。


さくやを通してプロミストブラッドに和解の提案をした後、みかづき荘のガラスを突き破って樹里が現れた。
樹里から話を聞いてほしいなら膠着したキモチの奪い合いの状況を解決し、そうしなければみかづき荘を燃やすと脅される。



条件を飲みキモチの場所を探知できるうい達をキモチの元へ向かわせ、交渉の場へ向かう。
いろはは神浜の魔法少女の身の安全を条件にプロミストブラッドへの降伏を考えるもやちよから制止され、交渉に来ていたさくやとひかるへ良い提案はできなかった。


そこで灯花とねむは、自分の命を差し出し好きに壊してもかまわないと提案。ひかるとさくやは一旦この話を持ち帰ることに。


一方、キモチの奪い合いはういやさな達の活躍により時女一族の''広江ちはる''が石を手にいれる形で決着。


いろは達の交渉もこのまま進むと思われた。


しかしユニオンの観鳥令はプロミストブラッドが始めから交渉するつもりがないと推測、
「もしもの時の決定打」として数日前からプロミストブラッドが利用している「果てなしのミラーズ」のショートカットを探すべく単独で行動しており、その動きが神浜監獄でプロミストブラッド側にバレてしまい交渉は決裂。


いろはを足止めすべく現れた結菜の口から条件を受け入れたとしても「神浜の魔法少女を二木の下で死ぬまでこき使ってやるつもりだった」*4ことが明かされる。


いろはは急いで神浜監獄へ向かうも、
''ミラーズの情報をつかんだ令が監獄の外で笠音アオに殺されてしまった。''*5


ソウルジェムを砕かれ倒れる令。
情報を納めたカメラも結菜に破壊されてしまう。


令を失い泣き叫ぶ郁実。彼女の悲しみに反応し、最後のキモチが現れる。
強大な力を持つキモチにいろは達は苦戦させられるが、持っていたキモチの石によっていろはがパワーアップ。
郁美がキモチを倒し、ついに8つのキモチの石が揃った。
結菜は部下たちを利用して神浜にいる魔法少女を殺そうとするが、石の奪い合いが激しくなると予見したキモチがキモチを奪い合うメンバーを選抜したため失敗。



一方時女一族は、キモチの石を持っていたちはるがひめなが新生したネオマギウスに襲われて腕を切断されキモチのブレスレットを無理矢理奪われてしまった。


そしてユニオンもネオマギウスから宣戦布告の手紙を送り付けられてしまう。
身の危険を感じたいろは達は、灯花が用意していたシェルター「クレセントハウス」で暮らすことに。


5章、静香から同盟の解消を切り出され、時女一族との協力関係を解消した。


神浜監獄について図書館に調べに向かい、地図を入手するが一部が破れており、このままでは使えない状態だった。
帰りにひめながリーダーになった新生ネオマギウスの時雨・はぐむと久しぶりに再会。
裏切り者の2人をユニオンに引きもどそうとするも上手く行かず、心の距離は縮まらなかった。


令は撮った写真がスマートフォンに自動的に送信されるようにしており、データが残っていたことが判明。結菜にカメラを破壊され情報は消えたと思われたが、令の行動は無駄にはなっていなかったのだ。


令の撮った情報をもとに神浜監獄の地図が完成。
プロミストブラッドの利用しているミラーズのショートカットを破壊すべくやちよやももこ達は神浜監獄へ向かう。


鶴乃を監獄の最深部に送り込み、ショートカットを破壊しようとするも鶴乃は大庭樹里と戦闘になる。後にいろはもフェリシアと加勢しプロミストブラッドと戦う。
鶴乃と樹里の戦いは痛み分けの形で決着しショートカットの破壊は失敗に終わる。
しかも鶴乃の得た情報からショートカットは1つだけではないことも判明した。


そしてこの戦いの後、夜起きたフェリシアが突然「両親を殺す夢」を見たと言い出し…

◆Ⅱ部6章

リヴィアが流していたウワサや令の死、市長選挙に出ていた灯花の父親への投石事件によって神浜の東と西の魔法少女の関係に歪みができはじめる。


プロミストブラッドを抜けたという智珠らんかからプロミスドブラッドの拠点とショートカットに使っている結界の位置を教えてもらうがそれは罠であり、いろは達は廃地下鉄に攻撃を仕掛けるが道が塞がれていたため進めず、別行動をしていた十七夜が車両基地で怪我を負ってしまう。
十七夜は「西の魔法少女が東の魔法少女を陥れているのでは」という疑念を晴らそうとキモチに選ばれていない魔法少女を連れていたが、かえって東の魔法少女達の不信感を煽ってしまった。



撤退後いろはは十七夜の治療や地下鉄跡に繋がる扉の確認を行う。
みふゆが株分けのミラーズを破壊してショートカットを消滅させる作戦を提案。プロミストブラッド同様にショートカットを利用していた時女一族の魔法少女からの了解を得る。


明日に実行する作戦をメンバーと確認しあった後、居なくなったフェリシアを探しに向かういろは達。
フェリシアを見つけたが、彼女は自分が両親を殺した犯人だったと言い出す。




結菜の行為でフェリシアが自分の契約で封じ込めていた真実を思い出していた。
両親が死んだのは、フェリシアのいたずらで起こった火事が原因だったのだ。
両親を殺した魔女などどこにも存在しなかった。


かつて住んでいた南凪のマンションで真実を確かめたフェリシアは両親を殺した罪悪感から自暴自棄になり、キモチに身体を渡そうとしてしまう。


いろはのブレスレットを通してやちよ達と共にフェリシアの心に入り込み、フェリシアを説得する。


「私たちがフェリシアちゃんを放っておけるはずないよ」
「なんで…?」
「だって私たちは、みかづき荘で一緒に過ごす家族だもん!」
「そんな身近な人を不幸なまま死なせたりなんてしない!」
「やめろ!オレなんか助けなくていい!!」



「自分の罪で苦しんでたとしても
私たちが一緒に背負うよ」
みかづき荘みんなの言葉でフェリシアは落ち着きを取り戻したが、心から「両親は自分を憎んでいる」という思いは消えず苦しむ。


すると突然、フェリシアの両親の霊が現れた。
死んだはずの両親から自身への想いや自分の名前の意味を聞かされ、フェリシアは生きる決意を固める。


その後、いろは達は廃地下鉄でプロミストブラッドと戦い絶体絶命の状況だった十七夜の元に駆けつけ救出する。


一方株分けのミラーズではショートカットを破壊しようとするみふゆやももこ達とそれを阻止しようとする樹里達が衝突していた。
そして郁美の死と引き換えに株分けのミラーズの魔女は倒され、プロミストブラッドのショートカットは消滅。


郁美が持っていたキモチの石はプロミストブラッドに取られてしまい、アオが十七夜から取り返した石を加え結菜達は4つのキモチの石を手にする。


揃ったキモチはういを通じて「イブへ戻るために魔法少女を利用していた」ことを伝える。いろはは不毛な戦いをやめないかと結菜に話すが、結菜は聞き入れなかった。


いろははかごめやういの前で自分の想いを語った。
「かごめちゃん、もう私は迷子じゃないよ」


「紅晴さんやひかるちゃん
静香ちゃんやみかづき荘のみんな」
「全部、私は救いたい…」

◆Ⅱ部7章

プロミストブラッドとの決戦を前にして、仲間に自らの決意を告白する。


「神浜に来た魔法少女はみんな
未来への希望を持っているからこそ
救いを求めて戦っている」


「その希望は魔法少女にとって
等しく尊くて大切なもののはずなのに
今の私たちは誰かの希望を奪いながら
自分の希望を叶えようとしている…」


「だから私は
誰かの希望も救いも否定しないで
ひとつひとつ叶えられるように
''みんなが生きられる世界を作りたい」''


「もし否定するものがあるとしたら
それは誰かを傷つけようとする想いだけに
しようと思ってます」


時女一族にも協力してもらい、二木市にてプロミストブラッドとの決戦に挑む。
結菜との対面後、仲間と分断されたいろははひかると戦闘。
その後やちよ達と共に1ヶ所に誘導されてしまい、結菜たちの一斉攻撃を受けるも保水雫の固有魔法により窮地を脱する。
いろは達を倒すため結菜は4つのキモチの力を使いパワーアップするも、さくやが涼子に倒されたことで心が揺らぎ結菜はキモチに乗っ取られ暴走してしまう。


各勢力の魔法少女達は結菜を止めようとするも返り討ちにされてしまった。


1人立ち上がったいろはは結菜を追いカタコンベへ向かう。
結菜が纏っていたキモチに呼び掛けることでブレスレットの状態に戻した後、フェリシアの時と同じようにキモチのブレスレットを介して結菜の心に入り込む。


お互いの心と過去に触れるいろはと結菜。



「紅晴さんは自分にできることは精一杯やってた…!」
「ちがうよ、誰だって人の幸せを望んでいいんだよ…」




「深く憎むべき相手だとしてもその人の救いを優先して」
「世の平和と安泰を願い続けているっていうこと!?」




「あなたなら本当に救ってくれるかしらぁ
二木の魔法少女も一緒に」


「ねぇ、紅晴さんの想いも
一緒に連れていってもいいかな…」


''「信用しても良いのかしらぁ…」''
''「信用してくれると嬉しいな…」''



いろはは結菜をキモチの支配から救い出した。
いろはの「敵も味方も関係なく、すべての魔法少女を救う」決意を受け止めた結菜はいろはを信頼する。
「…ありがとう信じてくれて」
「多くが救われる道を選んだだけよぉ…」


プロミストブラッドとマギアユニオンの戦いは終わりを告げ、結菜たちの復讐劇も幕を閉じた。

◆Ⅱ部8章~9章

小さなキュゥべえが突然いろは達に「危険が迫っている」と伝えようとするが、うまく伝わらない。
いろははプロミストブラッドとの戦いでユニオンの魔法少女達に生まれた歪みを結菜と協力して修復し、再び結束させる。
しかしその後、小さなキュゥべえが姿を消してしまった。


プロミストブラッドが持っていたものも合わせ、ついに8つのキモチの石が揃った。
キモチの石を使い自動浄化システムを広げようとするいろは達だが突然キモチが暴れだし、キュゥべえによって自動浄化システムを奪われてしまう。
一同困惑する中、さらにそこへ姿を潜めていたネオマギウスが現れいろははリーダーである''藍家ひめな''と初対面。
ネオマギウスは自動浄化システムを手にいれ神浜を掌握すると宣言。しかも味方だった十七夜・みたま・静香・アオがネオマギウスに寝返ってしまう。
同時に静香とアオのキモチの石もネオマギウスに取られてしまった。


9章、やちよの元にユニオンを抜けた十七夜から「ネオマギウスの目的と今後の作戦を教える」とメッセージが届いた。
文面から罠だと警戒しながらも十七夜とみたまの元へ向かったやちよ達だが、案の定メッセージはやちよ達を誘き出すための罠だった。
十七夜やネオマギウスの羽根との戦闘中、みたまの調製の力によって動けなくなってしまう。


水徳寺ですなお達と会っていたいろはとさなはういと合流し、ネオマギウスの幹部神楽燦と遊狩ミユリが作戦に利用しようと襲っていた純美雨とその仲間である常磐ななか・志伸あきら・夏目かこの助けに入る。
燦・ミユリ2人の強さに苦戦させられるも、都ひなのの助けでなんとか逃げ出した。


動けなくなっていたやちよ達を救出した後、鶴乃の発言から十七夜たちはクレセントハウスに何かしたのではないかと推測。十七夜たちが足止めのために撒いた魔女をななか達に任せ、クレセントハウスへ帰還し異変がないか確認するも特に変わった所はなかった。


夜が明け、十七夜たちを追ういろは達は電波望遠鏡の近くで再び戦闘。
会話の中で小さなキュゥべえは十七夜によって拐われていたことが発覚する。


戦闘中、ひめなの計画を知りネオマギウスから離反した時雨とはぐむが三輪みつねと共に助けを求めてきた。
時雨はいろは達にネオマギウスの計画の全貌を話し、いろは達は
''「魔法少女を認めなければ神浜にすむ一般人が一切飲み食いできなくなる電波」''
を流し世間に魔法少女を認めさせようとするひめなを止めるべく電波望遠鏡へ向かう。




''「こっちの準備はできてるわ」''
''「私も、今は償いと人々のために!」''
''「みんなで力をあわせて!」''



''「っていうタイミングはおわり」''


ちはる、すなおの説得で時女一族へ戻った静香とも強力して電波望遠鏡を破壊しようとする…がそこに燦が拉致したみふゆを利用し、計画を実行したひめなが現れる。
引き上げていくひめな達ネオマギウス。神浜の人々の命を脅かす電波が流されてしまった…

◆Ⅱ部10章

危機的状況の中、時雨とはぐむから聞いた情報からひめなが夜明けに魔法少女を広める放送をすると考えたいろははひめなを止めるべく動き出す。


結菜たちと二手に分かれ、いろは達は情報を発信するテレビ局を押さえようと電波塔へ向かい、ネオマギウスの羽根達を倒すが情報を得ることはできなかった。
情報を得るべく、さなと静香がネオマギウスの拠点である公民館に侵入することに
さな達からネオマギウスの次の目標が神浜市民会館であることを伝えられ市民会館へ向かった。


市民会館で待ち伏せしていたのは十七夜とみたま。悲しみの力を得た2人と戦闘し、みたまが置き土産に仕掛けた罠にかかり爆発に巻き込まれてしまう。


鶴乃の幸運でなんとか直撃を逃れたいろは達はみたまと十七夜の魔力の方向から市役所の防災無線を利用しようとしているのではないかと推測する。


別行動をしていた結菜や時雨たちと再会。
すると(公民館から逃げる際に重症を負ってしまったさなの代わりに)静香からネオマギウスがアオに湯国市にいる魔法少女を憎む「撲滅派」を痛めつける配信をさせようとしていることが伝えられる。


結菜たちはアオを止めるため湯国市へ向かい、
やちよも東と西の関係を修復すべく「仲良し大作戦」を実行していたみたまの妹・八雲みかげやももこ達に協力すべくテレビへ出ることを決めて離脱、
時雨とはぐむはみつねを探すためにいろは達と別れた。


残ったいろはは市役所の防災無線を探して神浜を回り、学生達と共にみかげやももこが説得していた十七夜・みたまの元へ向かう。
初めは「仲良し大作戦」を相手にしていなかった2人だが、東西で手をとりあう署名や市長の記者会見、十七夜の弟やみたまを傷付けた女子学生の想いを聞き、未来へ希望を抱く。
みたまからひめなが栄区の1090にいることを聞き、ひめなを追う。


結菜たちも湯国市でアオと対峙し、キモチの石を利用してアオの心を治すことに成功。


いろはは栄区の1090にたどり着いたが、ひめなの反応が見つからず、中央区も探すことに。
みふゆは燦達が栄総合学園にいると推測し、
みふゆ合流したいろは栄総合学園で燦・ミユリや羽根達と戦闘。9章同様苦戦させられるも燦は自分達が利用したみふゆの幻により戦意を喪失。
羽根の1人が情報を吐いたことでひめなの居場所が分かり、魔法少女達は記憶ミュージアムへ急ぐ。
ついにひめなが姿を表した。



「…魔法少女は誰もが救いを求めてあがいていて」
「今の状況だって藍家さんが救いを求めた結果だと思います」
「その、藍家さんにとっての救いを私たちがダメにしてしまうなら」
「私は一緒に探します」
「藍家さんが救われる方法を一緒に探しますから・・・!」


「キャハッ★どちゃクソ、ハートにくる台詞」
「だけど、私チャンが救われたいのは今だから!」
「藍家さん!」
「だから…だから!」
''「ひとりでも戦う!」''


ひめなは自らの固有魔法でフェリシアの忘却の固有魔法や、鶴乃の幸運の固有魔法を奪って利用することでいろは達を苦しめるが、魔力の消費が激しく追い詰められてしまう。


ひめなは奥の手として設置していた仕掛けから「ソウルジェムを破壊して自害しろ」という暗示を流し、一発逆転を図る。
しかし、仕掛けはひめなを調整した際に計画を知っていたリヴィアや十七夜、みたまの活躍で破壊。


状況を変えることは出来なかったひめな。
魔法少女達が攻撃すると突然現れた時雨・はぐむ・燦・ミユリがひめなを庇う。


ひめなの優しさを知り、ひめなを好きだった時雨達は作戦を諦めるよう説得するがひめなは聞き入れない。彼女のソウルジェムは穢れ切ろうとしていた。


いろははひめなにグリーフシードを渡すがひめなは拒む。
自動浄化システムをキュゥべえから借りようとしたが断られ、愛する彼の存在を理解してもらえず絶望した彼女は魔女になる運命を受け入れようとしていた。
ひめなは最期にいろはに十七夜が拐っていた小さなキュゥべえが公民館にいること、小さなキュゥべえをハブにすれば自動浄化システムのコアになれることを伝える。


ひめなが魔女と化そうとしたその時、時雨達に遅れて駆けつけたひめなの親友''栗栖アレクサンドラ''がグリーフシードでひめなのソウルジェムを浄化する。


''「そばにいて、サーシャ…それに、みんなも…」''
ひめなはアレクサンドラに説得され、ついに戦いをやめた。


神浜に広がっていた暗示も解かれ、いろは達の長い夜が明ける。


魔法少女達のキモチを巡る戦いは終わり、神浜に2回目の平和が訪れた…
と、思われたが?

◆Ⅱ部11章

''氷室ラビ''達の組織フォークロアの拠点である水族館へ向かい、ラビ達やフォークロアの協力者里見太助から話を聞く。
その後、神浜の中央区にて魔法少女達が求めていた自動浄化システムを完成させようと各組織のリーダー+うい、小さなキュゥべえ、かごめを加えた7人で内部に向かう。
しかし浄化システムを手に入れようとしたいろは達の前にキュゥべえが再び介入してきた。


さらにミラーズの主、瀬奈みことがひめなの捨てたはずのスマホの「魔法少女を魔女にさせようとする悪夢を見せる」仕掛けを使用してしまう。


自動浄化システムへ向かっていたいろは・うい・静香・結菜・ひめな・ラビ・かごめ以外の魔法少女達が悪夢に魘され倒れる危険な状態になってしまった。


''「諦念のもと、すべての魔法少女を片付ける」''
ラビは倒れる魔法少女の姿を見て諦念に染まり、8つのキモチと同化して魔法少女を消そうと動き出す。


「本当に諦めている人は...戦おうとしません...」
「――っ!?」
「みんなを、苦しまないように死なせようとするのは...」
「少しは助けたいっていう思いが氷室さん、に...残ってるからです」
「それに...諦めたくないから氷室さんは神浜市に来たはず」
「違う...今の私は...」
絶望的な状況の中でいろはは結菜、静香、ひめなと力を合わせ、なんとかラビを止めることに成功。
さらにいろははうい、小さなキュゥべえとキモチの力で融合し''「∞いろは」''へ変身した。


しかし、このままではキュゥべえに自動浄化システムをとられてしまう。
かごめはついに「キュゥべえが永遠に自動浄化システムに干渉できない力が欲しい」と願い魔法少女となり、ういは自身が自動浄化システムのコアとなることを決意する。

◆Ⅱ部12章前編

人格のみことを取り込んだ鏡の魔女が世界を滅びに導こうと現れ、神浜を結界で覆う。


再び∞いろはに変身して自動浄化システムを広げようとするもコピーのいろはに''小さなキュゥべえを殺され、変身を封じられてしまった。''
''コピーいろは「ふふっ、これで脅威になる邪魔者は消せたも同然だよね」''


悲しむいろはとういのもとに現れたのは美園かりんと、人格のみことを鏡の魔女に与えた張本人であるアリナ。


アリナは人類が本当に滅びで終わるのか答えを知りたがっていた。そしてみことを止めれて幸せな終わりになったならその結末を受け入れると話す。
''「あなたが見ている滅びを私たちが覆します」''


いろははういと共に、結菜・静香・ひめな・ラビ、魔法少女になったかごめ・かりん・リヴィア達と協力して未来をつかむため立ち向かう。



過去に向かい人類を滅ぼそうとする鏡の魔女を止めるべく魔法少女達は神浜中に散らばる鏡を破壊し、いろははういと強力して巨大な鏡を覆うバリアを破壊することに成功。
しかし''ういが鏡の魔女に殺されてしまう。''


ういを失ったいろは達は時空を繋ぐ鏡を利用して過去に干渉し、生きているういを連れてこようとする。


''悪夢によってソウルジェムが穢れ切り、暴走したドッペルに操られてしまう魔法少女達。''


''暴走を止めるために仲間を殺し力尽きる結菜・静香・ひめな・ラビ。''


''死んだ魔法少女の力を受け継ぎいろはを助け倒れるやちよ・鶴乃・フェリシア・さな。''


''いろはに希望を託して逝くリヴィア・ヨヅル・月出里。''


鏡へ向かういろは。
同時に神浜の魔法少女ひとりひとりの命が、思いが、儚く消えていく___



鏡の魔女に立ち向かう魔法少女は、いろはとかごめだけになっていた。
なんとか鏡にたどり着くも、鏡が破壊されてしまい成す術が無くなってしまう。





''あぁ…悔しいなぁ…''
''みんながここまで命をかけてくれたのに''
''私に未来を託してくれたのに''
''本当に私はなにひとつ残せていない…''



かごめもいろはも倒れ、魔法少女はアリナとかりんを除いて全滅。
''レコードに刻まれたいろはたちの物語は滅びで幕を閉じた...''



はずだった。






いろは達は最期まで諦めていなかった。未来のかごめは、自身の魔法で絶望の記憶を葉っぱに込めていたのだ。


かごめが作り出した葉っぱは、時を遡り小さなキュゥべえが殺される前の時間のいろは達に届く。
そして絶望から託された希望を受け継ぎ、いろは達は小さなキュゥべえの死亡を回避。
∞いろはへの変身を成し遂げた。


◆Ⅱ部12章中編

いろはが∞いろはに変身したことで、眠っていた灯花とねむが''「ウワサの女王」''として覚醒。


灯花とねむの力で悪夢に飲まれていた魔法少女達はウワサとなり、再び立ち上がる。
鏡屋敷で現れた鏡の魔女は姿が見えず、一方的に攻撃されてしまうが灯花の魔法によって攻撃を可視化し、障壁を破壊したことで姿を見つけることに成功。


魔法少女たちと鏡の魔女との最終決戦がついに幕を開けた。


かごめの魔法で強化された各グループの魔法少女に魔女の手足を抑えてもらい(やちよたちは頭を攻撃)、いろはは力をチャージして一撃を放とうとする。
鏡の魔女はそれを逃さずいろはに攻撃を仕掛けるも、抗う魔法少女の姿を見たアリナがいろはに協力したことでいろはの一撃が命中。


しかし、鏡の魔女を倒しきることは出来なかった。
''「ねえ、どうして邪魔をするの…」''
いろはの目の前に人格の瀬奈みことが姿を現す。
「聞かなくてもわかりませんか…?
神浜市の人たちを助けるためです」
「それに私たち魔法少女の未来を紡ぎながら」
「あなたの呪いを解くために…」




''「アナタは何も知らないくせに!」''


鏡の魔女は再び動きだそうとする。さっきの攻撃で魔力を使ってしまったいろははすぐに反撃できない。
滅びの運命は変えられないのか?
その時...
うい「すごい、魔法少女が集まってきてる!」




たくさんの魔法少女が、いろは達の目の前に現れた。



かごめに憑いた風の伝道師のウワサの助けを聞いて、鏡の向こうの世界から駆けつけたのだ。
''「時空を飛び越えて私たちは未来を作ろうとしている」''
''「どれだけ膨らんだ呪いでも''
''私たちが散らすから」''
現代だけではなく、無数の世界を巻き込んだ最後の戦い。みことも使い魔を呼び寄せ絶望を世界に迎えようとする。
死闘の果てに、いろは達は鏡の魔女を倒した。


「はぁ…はぁ…
もう、終わりにしましょう…」
「私たち魔法少女だって
救われていいはずなんですよ」


「何が救えるか…!」
「人は優しくなる…?
幻想よ…優しくなんてなれない!」


抗う魔法少女の姿を見ても、滅びを信じるみことの気持ちは変わらない。
''「私は数多の死を目撃して''
''その宿命と向き合ってきた!」''
''「たかが10代の青二才が''
''しょうもない理想を語らないで!」''


''「もしかしてあなたは、''
''みことさんじゃ…ない…?」''


「みこととして生きていたし
みことの魔女にも付き合った」
「付き合った…?」



自分の過去の姿を思い出そうとするみことは、黒い穢れの塊のような姿になってしまう。


''「ねえ、助けて…!''
''露を助けてやってよ!」''


穢れの塊から、大昔の神浜に生きていた魔法少女千鶴が現れた。
千鶴と共に救われない魔法少女の運命を嘆くみこと。
「魔法少女は誰ひとりとして
幸せにはならなかった」
「絶望か死で終わるすべての少女たちは
悲しみで終わりを迎えるしかない」


「助けることもできずアタシは何度も苦しむ
悲しみ続けるのはもう嫌なんだ」




「あなたは千鶴さんや周りにいる子の不幸を
自分のことのように感じて嘆いてる」
いろはは2人に向かって話す。


「でも塗りつぶされないで」
「何百何千何万の呪いや苦しみがあっても
私がそれを塗り替えていく」
「そして、喜びと希望で終わる未来を作るから
''これからの未来を信じて…」''
''「この戦いを終わらせて!」''


「数多の悲しみを無視しろっていうの…?」
「無視なんてしないし否定もしない!
向き合って受け入れて覆すの!」



''「じゃあ、証明してくれ''
''露を救えるかもしれないなら」''
''「そう、今ここで奇跡を見せてよ」''



''「私の力を貸してあげてもいいから''
''救われる魔法少女の姿を見せてよ!!」''
いろはに自らの魔力を託すみこと。
みことが見てきた魔法少女達の悲劇もいろはの中へ注がれた。
自分の運命が変わった瞬間を見たいろは。
魔法少女に希望があることを証明するため、いろはは...


''「みんなをウワサから魔法少女に戻すこと''
''それがみんなに送る奇跡です」''


''自動浄化システムを拡張しつつ自身の真の固有魔法、「巻き戻しの力」を使いウワサ化した魔法少女たちを救うことを決意した。''


(同時にやちよが固有魔法を使っても戦えていたり、みふゆのソウルジェムにヒビがもとに戻ったり、あの時かごめの葉っぱが過去にもどったのもいろはの固有魔法の効果であることが判明する。)



しかしそれは彼女たちの存在そのものに干渉する行為であり、魔法を使うことでいろはの魂も削られてしまう。


''灯花「魔力が足りたとしても、''
''自動浄化システムが残っても」''
''「擦りきれたお姉さまの存在が''
''曖昧になるかもしれないよ!」''


''「ふざけんなよ!''
''これからも一緒じゃねーのかよ!」''
悲しむ魔法少女たち。
それでもいろはの気持ちは変わらなかった。

「最初、鏡の魔女に負けた時
みんなは私に希望を託して死んでいった
その時に決めてたの」
「もしも私が犠牲になって未来が紡げるなら
その時はできることをして
みんなに未来を託していくんだって」


''私が消えたとしても安心して''


''これからおこす奇跡が''

''鏡の魔女に詰まった呪いを癒す光になって''

''未来の魔法少女を救う力に変わるから''



''だから、ごめんね...''



一度希望を託されたいろはの手によって、ウワサ化した魔法少女たちが元に戻っていく。
魔法少女たちはいろはの姿を見届ける。


''「私の記憶に留まるかぎり''
''あなたはこれからも存在し続ける」''


''「とりま好きなだけ旅をしてきなよ」''


''「あなたが帰ってくるまで私がみんなを守ってるから」''


''「私はあなたを笑って送り出してあげる」''


聞こえなくなっていくいろはの声。


やちよ達を魔法少女に戻した時には、姿が見えなくなってしまった。
''「ひでーよ…''
''オレたちと話す前に消えて…」''
''「…………」''
''「やちよ、なんで何も言わないの?」''
''「明日からいろはを探しに行くわ」''
''「ずるい、わたしも行く!」''
''「私も…また会うためなら、''
''なんだってします!」''
''「ういちゃんだって、''
''どこかにいるはずですし...!」''
''「ええ、みかづき荘の絆があれば絶対に見つけられる」''


そして...


''いきなりじゃなくていい''
''ゆっくり少しずつでいいから変わればいい''


''それが人と魔法少女を変えていって''
''みんなが未来を夢見られるような''
''優しい世界を作れる一歩になると思うから...''







いろははうい・灯花・ねむ・小さなキュゥべえと共に自動浄化システムを世界へ広げ、救いをもたらしたのだった。

◆Ⅱ部12章後編(エピローグ)

いろはたちは魔法少女を救った。
しかし代償としてその存在は曖昧なものとなり、はっきりと覚えているのは魔法少女だけになった。


鏡の魔女との最後の戦いが終わってしばらく経ち、未来へ歩みを進める各グループの魔法少女たち。


いろはを探すやちよたちは、今日も鶴乃やももこたちといろはの魔力を感じる場所である万年桜のウワサの結界に訪れていた。


''「今も見てるのかな...」''
''「なんだか、すぐ近くに''
''居るような気がしますね」''
''「な、オレもなんだかさ''
''そんな気がしてるんだよなー」''




''「見てるよ、みんな!」''
''「いろは、ういちゃん!」''



いろはとういがやちよ達の前に姿を見せる。
''「これからも時々''
''私たちはここに来ると思うわ」''
''「はいっ」''
''「まず今日は料理を持ち寄って''
''ピクニックをするつもりだから」''
''「一緒に参加してちょうだい」''
''「はい、もちろんです!」''


''「ま、まってお姉ちゃん!」''
''「灯花ちゃんとねむちゃんが怒ってるって''
''桜子ちゃんが言ってるよ」''
''「ええっ!?」''
''「また、たくさん魔法少女の記録が流れてきたから''
''まとめるの手伝って欲しいみたいだよ…」''
''「うぅ...どこかでかごめちゃんたちの''
''役に立てるかもしれないし…」''
''「うん…今日は諦めるしかないかなぁ…''
''ごめんなさいやちよさん」''
''「行っちゃうの…?」''
''「え…」''


''「ししょー、何かわかるの…?」''
''「なんだか、近くにあるものが''
''遠ざかる感じがして...」''
''「また、来てください''
''次は絶対に参加しますから」''


''やっぱり、私には足りない…''
''会いたいわ…いろは…''
''…っ''



''いつかはみんな回収されて''
''同じ私たちの所に行き着きます''


''どこにいけば...''
''あなたに会えるのかしら…''


''…………''


''魔法少女の記録が集う場所''
''マギアレコード''


''いつか世に出る魔法少女の本が''
''導いてくれるかもしれません''



''いろはは今も世界中から穢れと記録を集め紡ぎ管理している。''
''魔法少女の記録を人々に伝えるために...''


































彼女はかつての神のように消滅してしまったものの、あの日共に戦った魔法少女達の記憶に残り続け、そして世界に恒久的平和をもたらした-































ところがである!


彼女は神に等しい存在になったにも関わらずせっかくの平和をぶち壊す大戦犯をやらかしたのだった!














ピュエラ・ヒストリアにつづく




???マギア・レコード好評配信中!ロングランヒットしちゃうんだなあ!これが!




まあ、どうせまた第三部、開幕。とか言っていつか我々の前に再び姿を見せるだろう。叛逆の物語だってそうだったし。






[[アニメ版>マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(アニメ)]]のいろは

宝崎市に住む魔法少女。しっかり者な性格だが、まわりに気をつかいすぎてしまう面もあり、クラスでは少し浮いてしまっている。消えた妹を探すべく、とある噂を手掛かりに神浜市へ向かうことになる。(アプリ内プロフィールより引用、アニメver.)


宝崎で魔法少女の知り合いである''黒江''と魔女を追っていた際、偶然神浜市に辿り着きやちよと遭遇。
小さなキュゥべえとの遭遇でういのことを思い出し、ういを追って再び神浜へ向かった。
アプリでは分かりにくかった戦闘描写がアニメ化したことで映像として見ることができるように。
他の魔法少女とコネクトすることで、合体技も使用している。
またアプリよりドッペルの発動回数が増やされ、ドッペル自体が「強い依存性と副作用があり制御できないと暴走し、最悪乗っ取られる危険なモノ」として描写されている。


◆1st SEASON

13話(アプリ版6章ラストに相当)までの流れはメインストーリーⅠ部とだいたい同じ。
(ももこ・かえでとの出会いがやちよより後、5章相当の8~10話にまどか・ほむらが登場しないなど変更点はある)
13話(1stSEASON最終話)にてやちよと心を通じ合わせる*6が、その後のマミとの戦闘で崩落した記憶ミュージアムの穴に落下し生死不明になってしまう。
''「『死なない』って...約束したじゃない」''


◆2nd SEASON

いろは達を失いマギウスへの憎しみに駆られていたやちよは万年桜のウワサの中でいろはを発見する。しかしいろはは暴走した自身のドッペルに取り込まれてしまう。
やちよと黒江によって救出されたいろはは、マギウスに連れ去られた仲間を助けるため動き出す。
ホテルフェントホープへ乗り込み黒江の協力も得ながら羽根になっていたフェリシア・さなと再会し、ウワサと融合していた鶴乃を発見。
みたまの情報からやちよはコネクトで鶴乃を救出しようとするが、アプリ版同様一度は失敗してしまう。
鶴乃の苦しみを理解し、再度いろはとやちよがコネクトすることで鶴乃はウワサから解放された。
(なお、マミも鶴乃と同じ方法でまどか達に救出されている)


まどか達5人と別れ、ついに灯花とねむの元にたどり着く。

◆Final SEASON

真実を知っていたねむによって灯花が記憶を取り戻し、いろははういたちの過去を知る。これで灯花たちの計画は終わると思われたが、イブと化したういの願いを叶え、魔法少女を救うべく2人はイブを目覚めさせてしまう。



いろははねむによって小さなキュゥべえの中に閉じ込められ、探していた妹と再会する。
「ずっと…ずっと探してた」



うい「お姉ちゃん、私たちのことを止めて」
「エンブリオ・イブを…ねむちゃんと灯花ちゃんを止めて」


「なんとかして、お姉ちゃんを外に出してあげるね」


「ういも一緒に行こう!何処にいるの?うい」


「お姉ちゃんには、まだ誰かを助けることができるんだよ」
「私と違って、これから沢山の人たちの手を握らなきゃいけないの」


「お願い、姿を見せて!うい!」
ういによって目覚めたいろはは、目の前でドッペルを暴走させている黒江を発見する。
いろはは必死に黒江を助け出そうとするが
いろはが救い出そうとするほど、黒江は過去の罪に苦しめられる。



''「ねぇ環さん、私…いつまで魔法少女を続けなきゃいけないの?」''
ドッペルシステムの結界から外れた黒江は絶望し魔女と化してしまった。いろはの優しさが、黒江を殺してしまったのだ。



涙を流しナイフを振り上げたいろはは、魔女と化した黒江を倒した。


「私のせいで、絶望しちゃったの…?」
憔悴するいろはの前に現れたキュゥべえ。いろはのおかげで黒江が魔法少女として理想的な最期を迎えたと話す。


「君たちが希望を持ち、そして絶望することで僕たちは宇宙の寿命を伸ばすことができるんだ」
「君たちは本''ザシュッ''


話を続けるキュゥべえの顔面に矢を放って撃ち殺し*7、いろはは怒りを露にする。




「黒江さんも、ういも、どうして助けられないの…?」


「そんなの分かってるでしょ?」
「知らないくせに、分かったフリをしたからだよ」
いろはの中にいるドッペルが語りかけてくる。
「あなたがマギウスの邪魔をしたせいで、何人の魔法少女が魔女になると思う?」
「それは…私のせい?私が…」



絶望しかけるいろは。



「いろは…気づいて!」
「やちよさん…私、魔法少女になんか…」
「しっかりしろいろは!寝ぼけてんのか?」
「オレが行くまで諦めんじゃねぇ!」
「絶対諦めないよ!」
「返事してください!いろはさん!」


いろはが助けてきた、救ってきた仲間がいろはを助けてようといろはの元へ向かう。
「あなたの苦しみも失敗も、私たちに全部分けてちょうだい」


''「忘れらんねえ憎しみと」''
''「ひとりぼっちの孤独」''
''「焦りと不安」''
''「許せなかった自分」''
''「取り返せない失敗に」''


''「私たちの希望を込めて!!!」''




「みんな…ありがとう」
(ごめんね黒江さん。私…あなたのこと何も知らなかった)
5人の力を合わせたコネクトで作り出した乗り物で空を飛び、イブにワルプルギスの夜を喰らわせようとする灯花とねむを止めるため2人の元へ向かう。イブの前には神浜の魔法少女や黒羽根たちが集結し、イブに立ち向かっていた。



「2人とも…お姉ちゃんと一緒にいてよ」
いろはは2人へ自らの想いを伝え、灯花とねむを思いとどまらせることに成功した。
しかし、そこに現れたアリナが劇団イヌカレー発案「全人類魔法少女化計画」*8を実行しようと''ドッペルに自らを食らわせ、ドッペルに感染したイブと融合フュージョンしてしまう。''


ワルプルギスの夜を狙うアリナを止めるべく灯花とねむはドッペルでアリナに攻撃を仕掛け、その命を散らしてしまう。


気が付くといろはは、知らない場所でういの目の前に立っていた。


「お姉ちゃんは私といるとき、幸せだった?」


「幸せだったよ!ういがいてくれたから、お姉ちゃんどんなときでも幸せだった!」


再び目を覚ますいろは。巨大なアリナの体は半壊したもののまだ生きていた。


「だから言ったのに。知ろうとしたからこうなった」
「何も知らないままなら、こんな苦しみは無かった」


「それは違うよ」


「私、あなたのことが怖かった。理解したくもなかった。でも・・・今は知ったからこそ、一緒に悩める」
「一緒に苦しんで、手だって取り合える」
「だってあなたは、私だもの!」
「もう目を背けたりしない。それがどんな私だって」
「私、魔法少女になれてよかった!」


「これは、ういの…回収する力」
イブのような形に変化したいろはのドッペルで魔法少女達にコネクトし魔力を回収、やちよの魔力も込めてアプリ版同様に巨大な槍が出来上がった。
魔女と化した黒江の落としたグリーフシードを集まった光に重ねる。
「うい、灯花ちゃん、ねむちゃん、黒江さん」
「私、どんなに悲しんだり後悔しながらでも」
''「生きてみせる」''


いろはの一矢により、アリナは倒された。


神浜に平和は戻ったものの、イブがアリナごと倒されたことでドッペルシステムは消滅。
ういや灯花やねむ、イブが覚醒した際にドッペルを暴走させた魔法少女達を命と引き換えに救ったももことみふゆ、そして黒江といった''犠牲を出し、いろはは誰も救えない''アプリ版とは正反対の形で結末を迎えてしまった。
同じ頃、ほむらはまどかを救えなかったことで再び過去に戻ってしまい、この結末は原作アニメ正史ルートとして確定してしまった。
まあとはいえほむほむの時間遡行は正確には時間軸移動なのでギャグ時空へといっている可能性も否定できないためその後のことはほむほむ自身しか知ることはない。



「誰も知らない」
「それでも私は、絶対に忘れない」


''これは…誰も知らない、私たちの記録''





マギア☆レポートのいろは

マギアレコードの主人公。まどか先輩と共にゲームを解説するがリリース後はガチャにのめり込み次第に本性を現す。(ゲーム内アイテム「魔法少女シール#003」より)


やさしく控えめな性格のためかキツいツッコミはできないが口に出さない分が顔に出がち。(ゲーム内アイテム「魔法少女シール#004」より)


PAPA氏の手によって描かれた''「いろはちゃん」''として登場。決してえろはちゃんではない
CVはマギレコ本編と同様麻倉もも氏が担当。
まどか先輩と共に出てくることが多く、たまに見せる顔芸が特徴。
ガチャの引きは悪く、レアガチャでお目当ての星4魔法少女が当てられない。
神浜限定ご当地アイドル「カミハ☆マギカ」のメンバーの1人でもある。
2021年のマギレポイベント「神浜アルマゲドン」では神浜市中の星4を引けない絶望が集まったことでドッペルに近い実体に包まれ巨大な「至高(シュプリーム)いろは」と化してしまった。(イベントストーリー内で究極まどか先輩によって倒され元に戻っている)

◆出涸嵐マナ

''はーい出涸嵐でがらしマナです''
''今日はうっかり欠けちゃったソウルジェムをエポキシパテで補修してみまーす''



マギレポ2部182回にて初登場した「魔法少女系Vtuber」
生配信では「詰将棋百問クリアするまで絶食」など様々な企画を行っている。
神浜の魔法少女であること以外情報が不明だったが、182話のラストのコマに彼女の正体の候補が描かれ、ユーザーは考察に励んだ。



+ 正体候補一覧-
名前備考
いろはちゃん正体
由比鶴乃マナの配信に登場していたため除外(#202)
アシュリー・テイラー最後まで候補に残ったが正体ではなかった
千秋理子最後まで候補に残りマナの正体と一緒に登場(#209)
笠音アオ二木市の魔法少女であるため除外
宮尾時雨アシュリー、理子と共に最後まで候補に残りマナの正体を安積はぐむと目撃(#209)
リヴィア・メディロスマナの動画の視聴者であるため除外(#196)
篠目ヨヅルリヴィア同様マナの動画の視聴者であるため(ry
佐和月出里リヴィア同様(ry
佐鳥かごめマナ初登場時、まだ魔法少女ではない&マナの動画の視聴者であるため除外(#189)

''「90連目も変なメモリアばっかり!変なメモリアしか入ってない!」''
マギレポ2部209回にて中の人がいろはちゃん(ただしこの時は「暗黒いろは」の姿だった)であることが判明。(顔芸もいろはちゃんそのままである)


マギレポ内の「MagiTube」で活動していたためそれ以外の場所で姿を見ることはできなかったが、2022年4月1日にyoutubeにてまさかの「出涸嵐マナ生配信」が公開。
CV:麻倉もも''麻倉ももさんって誰ですか?''
期間限定で配信のアーカイブも閲覧できた。


配信では出し殻(リスナーの愛称)の見守る中レアガチャでピックアップされていた黒江引き当てチャレンジやミラーズでリスナーのデータと対戦するなどの企画を行った。ガチャの結果はお察しください。


''「もう私のこと忘れたなんて、エイプリルフールだけに、私への忠誠は嘘だったんですか!?」''
2022年9月17日に配信された「Magia day2022」でも登場。
再びミラーズの戦いに挑むが…?
「最近デビューしたばっかりのVtuberさんみたいで」
「本当に私も最近知ったんですけど本当に可愛くて、応援していこうと思っていますこれから」
(マナの出番の後、麻倉もも氏の発言)



環いろは語録

「あなたの力になりたいの!」
「それに、あの…パンツ見えちゃうよ…」
「相手の気持ちも考えずに何でもいうのは…誠実さなんかじゃない…!」
「こればっかりは私…何がなんでも貫かせてもらいます!」
「チームみかづき荘!がんばるぞー!」
「いくら考えられた方法でも…みんなを救いたかったとしても…やっちゃいけないことはあるよ…」
「マギウスが未来の魔法少女を救うって言うのなら
私は未来の人類を救う!」
「私自身が一本の矢になってういを救い出す」
「目玉焼きが生きてるみたい」
「私と一緒に、魔法少女になろう!」
「魔法少女は、誰かを助けるためにいるんじゃないの!?魔法少女なら、誰かを助けられるんじゃないの!?」
「もう1人にはならない。失敗しても、何度だって手を伸ばせる。声を…聞かせて!」




余談

いろはを演じる麻倉もも氏は、やちよ役の雨宮天氏・鶴乃役の夏川椎菜氏との声優ユニット「TrySail」としてアプリ版Ⅰ部のテーマソング「かかわり」や、アニメ1st SEASONのOP「ごまかし」、アニメ2nd SEASONのED「Lapis」などの曲を歌っている。




この追記・修正が、未来への道しるべとなりますように…
届けっ!まだっ!
''希望に導いて!アニヲータ・フトゥーロ!''


画像出典:マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(2017年8月22日~)より

©Magica Quartet/Aniplex・Magia record Partners


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  • アニメ版で展開が大きく変わったことには驚いた -- 名無しさん (2022-06-19 11:48:05)
  • ↑とはいえまどマギって本来犠牲出しまくって、それでも前に進んでく話だしな。ソシャゲはキャラロストできないからヌルいとも優しいとも言える展開になるが。 -- 名無しさん (2022-06-20 00:06:16)
  • 苗字の環は、円環の理が語源なのではないかと言われている。円の方は本編の主人公だし。 -- 名無しさん (2022-06-20 21:53:22)
  • アニメ版まさかのバットエンドで悲しかった。原作のようなハッピーエンドが見たかったんだよ -- 名無しさん (2022-06-22 22:34:58)
  • アニメ版の世界線はアルティメットまどかがアプリ版の世界線をコピーして円環で再現しようとした世界とイヌカレーが言ってたよ -- 名無しさん (2022-06-22 22:41:02)
  • アニメ版はこの作品がまどマギの外伝であることを視聴者に思い出させた展開とも言えるな。 -- 名無しさん (2022-06-24 22:22:07)
  • 目玉焼きが生きてるみたい!が今でも忘れられない -- 名無しさん (2022-06-24 22:29:42)
  • めちゃくちゃ詳しくて読み応えある良項目だと思うけど、環いろはでは無くてマギレコそのもののあらすじになってるところが多い気がする。 -- 名無しさん (2022-07-01 19:02:32)
  • アニメでは円環に導かれて、アプリはまどかと同じように概念になりそうでまどかに負けず劣らず本当可哀想な主人公だな -- 名無しさん (2022-08-20 22:33:09)
  • ↑しかも、それら以外の世界線(=魔法少女にならない世界線)では中学生の内に、交通事故で死んでしまうと言う運命。いろはが大事に想っているうい達は、言うまでもなく。 -- 名無しさん (2022-09-26 21:10:23)
  • ただ、それでも魔法少女達は希望に満ち溢れた未来を手にし、いろは達の事はちゃんと『記憶』に残っている。だから、本編及び反逆の物語の世界線よりも良い終わり方だと個人的にそう感じている。いろはは独りではないし、いつかどこかで必ず再会できるから。 -- 名無しさん (2022-09-26 21:19:43)
  • まどかと同じように世界を救うために人であることを捨てたいろは。アニメよりアプリの終わり方の方がまどマギらしい終わり方で好きだな -- 名無しさん (2022-10-08 22:38:03)
  • 最終章とインフィニットいろはについては書かないの? -- 名無しさん (2022-11-10 22:28:35)
  • アニメ版と比べるとアプリ版は上手く行きすぎてるなと思ったら二部で妹や仲間死んだり神様になったりとかなり可哀想だった -- 名無しさん (2023-02-09 22:29:33)
  • 8の注釈について追記。あれ以上コメを入れようとしても飛んでしまうため、ここに記しておきます。 -- 編集者randr (2023-04-09 13:11:55)
  • )と説明している。 -- 編集者randr (2023-04-09 13:13:24)
  • まどドラがどうなるか解らないけど登場したら結構キーパーソンになりそう… -- 名無しさん (2024-06-08 00:12:39)

#comment(striction)

*1 マギアレコードのリリース開始日。
*2 専用メモリアのイラストには「クルミと鶏の炒めもの」と「ユリ根のスープ」のレシピがあり、前者は食材、作り方が全て載っているためその気になれば再現も可能。
*3 コネクトの効果欄には書かれていない隠し効果。
*4 ただ、「もしも交渉が成立するようなら…?」と独白があり、交渉の内容が伝わる前に決裂したため、本当にこき使うつもりだったのか不明である。
*5 アオはカメラを壊すつもりで殺すつもりは無かった。
*6 やちよがいろはを名前で呼ぶようになる所も同じだが、そこでいろはが「初めて名前で呼んでくれましたね」と反応する描写が追加されている
*7 その後現れた個体も撃ち殺している。
*8 これについては公式ガイドブックvol.2にて「アルティメットまどかのように大規模なミラクルが起こせない場合全ての人々に手っ取り早く魔法少女の苦しみを強制的に味合わせる方法(意訳

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