登録日:2022/02/13 (日) 00:00:02
更新日:2024/06/17 Mon 13:57:08NEW!
所要時間:約 4 分で読めるわよ
▽タグ一覧
デリシャスパーティ・プリキュア ローズマリー 前野智昭 プリキュアキャラクター項目 プリキュア支援者個別 オカマ 濃すぎるキャラクター性 ナルシスト 愛すべきオカマ 愛すべきバカ 変人 有能 隊長 オネエ 顔芸 プリキュア マリちゃん ハイテンション 本編はおろか主人公より先に立った項目 大盛り オネエキャラ 人格者 司令塔 オカマ道(ウェイ) アドバイザー 名言製造機 弟子 真の主人公 漢 漢女 otona もう一人のヒーロー ツッコミ役 いい人 クッキングダム 愛すべきオネエ 特盛り お釜 マリッペ おいしーなタウンに舞い降りた一輪のバラ クックファイター ブルーの対義語
もぉ…こっちの世界ってば広さ大盛り~…
レシピボン…どこなのぉ…?
ローズマリーとは、『デリシャスパーティ・プリキュア』の登場キャラクターである。
概要
この世の料理を司る「クッキングダム」から来たレシピボン捜索隊隊長を務めるクックファイターの青年(?)で、自称「おいしーなタウンに舞い降りた一輪のバラ」。愛称は「マリちゃん」。華満らんからは「マリッペ」と呼ばれている。
クックファイター・グランデであるジンジャーの弟子であり、近衛隊長・フェンネルと、過去にレシピボンを盗んだ疑惑で追放されたクックファイター・シナモンは兄弟子たちにあたる。
全ての料理を独り占めしようと企む怪盗「ブンドル団」に盗まれた、様々な世界の料理のレシピが載っている本「レシピボン」の捜索を国王・クッキングから命じられ、託されたエナジー妖精たちと共に人間界へ赴く。
…が、おいしーなタウンにたどり着いた際に、空腹で上記の言葉を呟きつつ某少女漫画風の白目を剥いて行き倒れてしまっていたところを、エナジー妖精で最初に目覚めたコメコメに連れられた和実ゆいに助けられ、彼女と出会った。
ゆいの実家である「なごみ亭」にて食事をご馳走してもらい、文無しだった為に食器洗いで恩返しをする中で、ゆいが自分と同じように「おりょうり」の妖精「レシピッピ」が見えることを知り、彼女に「レシピッピは料理を大切に思っている人に見える」ことを教え、なごみ亭を後にする。
やがて、ブンドル団の団員・ジェントルー(実は洗脳されていた菓彩あまね)がオムライス屋にいたオムライスのレシピッピを強奪した際に、たまたまそのオムライス屋で幼馴染の品田拓海と食事に来ていたゆいと再会。
その騒動の中で、ジェントルーが召喚した怪物・ウバウゾーに捕らわれたゆいが、「レシピッピを守りたい」という強い思いから、コメコメと共にキュアプレシャスへと覚醒し、ウバウゾーを見事浄化するのを見届けた。
かくして、この物語は幕を上げるのだった。
一方で拓海は、マリちゃんの姿を見て「アイツ…?」とまるで見覚えがあるかのように呟いていたが…?
人物像
一人称は「私」。プリキュア支援者としてはおそらく初となるオネエキャラ。
涙もろく情に厚い性格で「○○盛り~!」*1が口癖。
また、前作のキャラ達に負けないぐらい顔芸の頻度も高い。ついでにツッコミにもキレがある。
第2話より、品田家のゲストハウス「福あん」で暮らすようになる。
クッキングダム出身故に料理に対する愛情が深く、なごみ亭にて出された定食を見て「なんて素晴らしい…!」と絶賛し、ゆいの母・あきほから「普通の定食だけど」と言われると…
何を仰るのぉ!?
この誇り高き香りが、いかに心を込めて作ってらっしゃるかを語っていてよ?
なのに私、お渡しするお金を持ってないなんて~!
と、自分が文無しであることを嘆きつつべた褒めしていたほど。また、ゆいが祖母・よねから言われたという「ご飯は笑顔」という言葉にも「まっ、ステキな言葉!」と感銘を受けており、いつしか数々の格言を残したよねに尊敬の念を抱くようになるも、第10話ではすでに故人であることを残念がっていた。後に第38話にてコメコメの力でタイムスリップした際に、20年前の本人と対面している。
調理器具も愛してやまず、ジェントルーがフライパンをウバウゾーに変化させた際には「フライパンちゃんに何てことしてくれんのぉ!?」と激昂している。
その一方で責任感は強く、レシピッピを助けようとして強引にデリシャスフィールドに入り込んできたゆいがウバウゾーに捕らわれ、ジェントルーから(ゆいを)傷つけられたくなければフィールドを解けと脅迫された際には、止むを得ず従おうとしていたり、第2話ではゆいをこれ以上戦いに巻き込ませたくないがためにコメコメを連れて失踪したこともあったほど。
なお、ゆいからどうしてレシピッピについてそんなに詳しいのか、プリキュアとは何か尋ねられた際には「それは…[[ヒ・ミ・ツ♡>バイス/仮面ライダーバイス]]」と変なポーズ付きではぐらかしている。
代わりに自身の美しさの秘訣を教えようとしていた。ゆいからは「それはいいかな?」とスルーされたが。*2
第14話より登場したクックファイター・ブラックペッパー(実は拓海)の姿に、シナモンの面影を重ねており、さらに第18話におけるあまねの話から「シナモンは冤罪ではないか」という疑惑を持つようになる。
そして第40話にて、シナモンこと品田門平と再会。あの時信じてあげなかった事を滝のような涙を流しながら謝罪し、門平もまたマリちゃんを許し和解を果たした。
その際に、門平が持っていたデリシャストーンは息子に預けていることを聞かされ、ちょうどそこへ帰ってきた拓海こそが門平の息子であり、ブラックペッパーその人であったことを知った。
やがて同話ラストにて、門平や拓海と共にスペシャルデリシャストーンを直す旅に出ることになり、ゆいに「貴女には潜在的な能力があるわ」「今度技を出す時、体の芯を意識して」とアドバイスし、一先ずおいしーなタウンを後にした。
続く第41話にてスペシャルデリシャストーンが復元され、突如としてプリキュアに牙をむいてきたフェンネルがゆい達にとどめを刺そうとしたところへ颯爽と駆け付けた。
そしてその際にフェンネルこそがブンドル団の団長・ゴーダッツその人であったことを知ったが、それでも最後までプリキュアと共にゴーダッツの野望を阻止せんと立ち向かい続けた。
最終回で明かされた、今まで言えなかった心中
戦いが終わり、次世代のクックファイターの育成という新しい役割に就くこととになったマリちゃんは、クッキングダムでの祝賀会が終わった後、ゆい達にこれまで隠していた心中を語る。
プリキュアには重大な使命が課せられていたこと、そんな重大使命をゆい達に背負わせ戦わせたことに後ろめたさもあったこと、だが同時に、憧れていたプリキュアと一緒に戦えて嬉しかったこと――全てを語った。
彼女らは決して特別な存在などでは無いが、マリちゃんにとってゆい達は、強くたくましく輝く唯一無二の伝説の戦士そのものであった。
そしてマリちゃんは、そんなゆい達にフェンネルを最後まで信じてくれたことに礼を言った。
最終回EDでは、ゆい達とスペシャルデリシャストーンで通信している様子が描かれている。
『映画プリキュアオールスターズF』では、歴代のプリキュア協力者たちやブラックペッパーと共にミラクルライトを振っていた。
アイテム
- スペシャルデリシャストーン
クックファイターが持つ宝石。これはその中でも師匠であるジンジャーによって作られた特別製で、近衛隊長のフェンネルも持っている。
後述するように、主に戦闘用アイテムとして使われるほか、クッキングダムとの通信に用いられる。
第1話での戦闘で亀裂が入ったことで、長らく通信機能以外の機能が使えなくなっていた。
第38話にて、20年前にタイムスリップした際当時のジンジャーに直してもらおうとするも、未来で作られた物は直すことはできず、「シナモンなら直せる」という助言を受けるに至る。
そして第41話にて、シナモンこと門平の手によって修理され、続く第42話では第1話以来に戦闘機能を披露した。
同回によると、これを与えられる以前は、一般クックファイターの物と同じデリシャストーンを使用していた模様。
終盤にて判明したこと
実は、第1話の戦闘において壊れてしまったのは、壊れるよう細工が施してあったからであったことが第41話における門平の調べで判明。
その細工を施したのは他でもないゴーダッツことフェンネルである。
また、これ自体は元々後のフェンネルの物と合わさっており、当初は2つ一緒にジンジャーからシナモンへ継承される予定であったが、それに嫉妬したフェンネルがレシピボンを盗んだ罪をシナモンに着せることで追放させ、自分が手に入れようと画策するも、やがてその力が一人に集中することを恐れたクッキングの判断により、二つに分けたうえでマリちゃんとフェンネルそれぞれに継承されることとなった。
この一件がフェンネルが闇堕ちする最大の要因となった。
能力
- デリシャスフィールド
両手を合わせて発生させる特殊な異空間。
奪われたレシピッピをブンドル団の本拠地へ連れていかれないように、ウバウゾーと団員を閉じ込めることができる。
しかし、ゆいには何故か強引に入り込まれ、どうしてこんなことができたのかはゆい自身でもわからなかった。
また、万が一部外者が入ってしまった時の為の出口を作り出すことも可能。
他にもスペシャルデリシャストーンの力で光のロープで敵を拘束したり、拳からエネルギー弾を発射することも可能だったが、第1話においてスペシャルデリシャストーンが破損してしまったことで、デリシャスフィールド以外の技は使用できなくなってしまっている。
その為、第2話以降は主に司令塔に徹するようになるが…
- 第21話でかき氷機+和菓子の木型モットウバウゾーにプレシャスが木型に閉じ込められ、そのままかき氷機の体内に入れられそうになった際、「やめなさ~い!かきプレシャスなんてダメよ~!」とモットウバウゾーに無謀にも生身で飛び掛かる。
- 第28話ではナルシストルー相手に格闘戦を行い、敗北した彼を取り押さえ捕縛する。
- 第30話ではプリキュア達を拘束していたゴッソリウバウゾーの光の縄を気合いで引きちぎる。
…などなど、所々でアグレッシブな部分を見せてくれる。クックファイターの名は伊達ではないといったところか。
余談
- 演じる前野氏は、プリキュアシリーズには『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院さつき役以来12年ぶりの出演となる。
- また、人間の男性の支援者は『魔法つかいプリキュア!』の校長以来6年ぶりの登場となった。
名前繋がりで19年前のニチアサ三大ヒールの異名を持つ彼女とは無関係である。
デリシャス追記修正~!
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- マリちゃん→カリちゃん→セッちゃんとちゃん付キャラ揃いのニチアサかあ -- 名無しさん (2022-02-13 00:21:18)
- のサポートキャラだからオカマってよくまあこのご時世に出来たよねってネタ -- 名無しさん (2022-02-13 00:23:24)
- ↑ごはんのが抜けてた -- 名無しさん (2022-02-13 00:23:42)
- オネェさん属性がインパクト強すぎて…ブルーの二の舞にだけはならないでくれよ… -- 名無しさん (2022-02-13 00:26:13)
- デパプリ最初の項目は彼か。果たして今後どう評価されるか気になるところ。 -- 名無しさん (2022-02-13 00:27:16)
- ローズマリーって名前を聞くと同じニチアサのあいつを思い出す……。 -- 名無しさん (2022-02-13 01:00:06)
- まあまずお前から項目建つのも納得だわ -- 名無しさん (2022-02-13 01:01:41)
- ↑x2それも乾巧ってやつの仕業なんだ -- 名無しさん (2022-02-13 01:11:36)
- ↑何だって?それは本当かい? -- 名無しさん (2022-02-13 01:14:15)
- 俺たちのヒーロークロコダインと中の人が同じという衝撃の事実よ -- 名無しさん (2022-02-13 01:15:59)
- まどか「どこかでお会いしましたか?」 -- 名無しさん (2022-02-13 08:12:51)
- ↑8逆にオネェ属性を付加することで拓海との軋轢を避けようとする狙いがあるのかも。しかし上司のCVが緑川光(ハトキャのラスボスデューン)ってマジ? -- 名無しさん (2022-02-13 09:11:46)
- モデルキャラはどんだけ~!のIKKO?って感じがする -- 名無しさん (2022-02-13 10:42:49)
- オービタル7や太公望と同じ声かよ…すげぇ… -- 名無しさん (2022-02-13 12:01:07)
- ↑あとクロコダインの声もやってるよ。 -- 名無しさん (2022-02-13 17:20:02)
- オネェキャラだからか中学生といても別に変な感じないのは狙ったんかな -- 名無しさん (2022-02-13 17:39:14)
- 戦闘力がプリキュアより低くとも、子ども任せにしようとしないのが好感持てる。校長とか岡田とかの系統かな -- 名無しさん (2022-02-13 21:56:52)
- ごはんがテーマのプリキュアだからオカマ(お釜)っていうのは盲点だった。 -- 名無しさん (2022-02-15 19:27:51)
- 拓海との関係が気になるな。拓海の両親がクッキングダム関係者なら何らかの形で過去に会っててもおかしくないし。OPでシルエットになってるブンドル団の幹部が拓海の父親でローズマリーとフェンネルと映ってたシルエットの人がどことなく拓海の母親に似てたのは流石に考え過ぎだろうけど… -- 名無しさん (2022-02-16 01:15:23)
- ↑ローズマリーの師匠はフェンネルさんだと思ってたけど拓海父って可能性もあるよな。拓海は父親からおとぎ話感覚でクッキングダムやブンドル団の事情を聞かされててローズマリーのことも写真で見てるもしくは覚えてないだけで昔会ってるとか。 -- 名無しさん (2022-02-16 01:25:54)
- ドラクエのシルビアの人と思ったら違った -- 名無しさん (2022-03-01 13:26:37)
- 話が進んだらクロコダインみたいな必殺技を引っ提げてプリキュア達のピンチを救ったりして(笑)もしくは中の人繋がりで、ウルトラダイナマイトっぽいのを使うとか? -- 名無しさん (2022-04-14 19:32:11)
- ↑3拓海の父が出てきたけど、今は別名だけど昔はクッキングダム所属の可能性が出てきたな。しかも衣装まで用意してあるし -- 名無しさん (2022-06-05 13:05:46)
- 番組始まった頃、単純に「オネエキャラ」と表現するのは嫌だけどそれ以外の言葉(ノンバイナリー、Xジェンダー)もしっくりこなくてモヤッてるって意見を見た。自分としては「マリちゃん=マリちゃん」でいいんじゃない?って思ってる。 -- 名無しさん (2022-07-02 14:22:37)
- 自分の泊まっているところがあの女のハウスなんて夢にも思うまい -- 名無しさん (2022-07-05 22:42:07)
- 1話のラストでクッキングダムから日本円が支給されたので、それ以降はちゃんとお金払っている。というか、最初から持たせておけと言う話だが -- 名無しさん (2022-07-08 21:43:55)
- オネエキャラに持っていかれがちだけど、指揮官としても大人としても有能なんだよな… -- 名無しさん (2022-07-24 08:49:13)
- 兄弟子のシナモン(門平)が39歳だから、ひょっとしてマリちゃんも30代半ばなのかな(同い年の可能性もあり)… -- 名無しさん (2022-12-18 14:57:40)
- 歴代随一のサポートキャラだったかもしれない。 -- 名無しさん (2023-01-29 09:03:55)
- 初回から最後まで物語に立ち会ったマリちゃんこそ、デパプリにおける狂言回し役なのかもしれない。これまで「プリキュアの活躍を見てきた大人」の視聴者を投影したキャラでもあるような? -- 名無しさん (2023-01-30 16:03:53)
- 終わってみれば、最初から最後まで善人かつ有能だった。 -- 名無しさん (2023-02-02 21:49:14)
#comment(striction)
*2 一方であきほは興味津々であった。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧